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2024年12月13日 04:38
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第6節が12日に行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は敵地でヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)と対戦した。 今季のELでは開幕から3戦連続ドローと躓いたものの、ルート・ファン・ニステルローイ暫定監督(現:レスター)の下でPAOK(ギリシャ)を2−0で破り、大会初勝利を飾ると、ルベン・アモリム監督新体制となって迎えた前節はボデ・グリムト(ノルウェー)との撃ち合いを3−2で制す。ここまで2勝3分と無敗をキープしているが、ここから白星の数を増やし、ラウンド16へのストレートインが可能な8位以内を目指したい。 プレミアリーグでは2連敗中と調子を落とすなか、今節は2勝3分の勝ち点「9」で並ぶヴィクトリア・プルゼニの本拠地に乗り込む。マンチェスター・ユナイテッドは直近のプレミアリーグ第15節ノッティンガム・フォレスト戦(●2−3)から5名を変更しており、ブルーノ・フェルナンデスやリサンドロ・マルティネスらは連続して先発に名を連ねた。 試合は序盤からマンチェスター・ユナイテッドがボールを保持。立ち上がりの5分には、ピッチ中央付近でカゼミーロからの縦パスを受けたジョシュア・ざーくツィーが、強引なドリブルでボックス内まで侵入するも、フィニッシュまでは持ち込めない。 時間が経過しても主導権を握ったのはマンチェスター・ユナイテッドだったものの、効果的に相手陣形を動かすシーンは少なく、結果的にチャンスの数も少ないまま時計の針が進む。それでも、31分にはこの日最初のビッグチャンスを作り出す。自陣中央で顔を上げたカゼミーロが前方へ繋ぐと、ザークツィーのポストプレーから、前を向いたB・フェルナンデスがスペースを前進。ペナルティエリア手前の位置から右足を振り抜いたが、ミドルシュートはGKマルティン・イェドリチュカに阻まれた。 スコアレスで後半へ折り返すと、意外な形で均衡が破れる。48分、マンチェスター・ユナイテッドは自陣左サイドでのパス回しから、最後尾でボールを受けたGKアンドレ・オナナがマタイス・デ・リフトへの縦パスを試みるも、狙っていたパヴェル・シュルツがインターセプト。中央への折り返しをマテイ・ビドラがダイレクトで沈め、ヴィクトリア・プルゼニが先手を取った。 主導権を握りながらも先手を取られたマンチェスター・ユナイテッドは56分、マーカス・ラッシュフォードを下げてラスムス・ホイルンドを投入。すると、このストライカーがチームを救う大仕事を果たした。62分、アマド・ディアロとのワンツーで自陣からボールを運んだB・フェルナンデスが右サイドへ預けると、同じく途中出場のアントニーが斜めのパスを付ける。ボックス右へ走り込んでいたディアロが左足で狙うと、ここは相手にブロックされたものの、こぼれ球をホイルンドが押し込む。試合を振り出しに戻した。 その後はホイルンドのようなターゲットがゴール前に加わったこともあり、マンチェスター・ユナイテッド攻撃陣の迫力が増加。77分にはボックス右で相手を引きつけたディアロが逆へ繋ぐと、走り込んだメイソン・マウントがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ここはGKマルティン・イェドリチュカがビッグセーブ。86分にもカウンターの場面でB・フェルナンデスが右サイドへ展開し、待っていたホイルンドがスペースへ流し入れると、縦へ走ったマウントが右足を振ったが、またも仕留めることはできない。 このまま後半アディショナルタイムに突入するかと思われたが、マンチェスター・ユナイテッドの“エースストライカー”は試合をこのまま終わらせなかった。88分、敵陣中央で得たフリーキックの場面、B・フェルナンデスは意表を突いてグラウンダーのスルーパスを送ると、ホイルンドが相手をブロックしながら強引に前を向き、左足でゴールネットを揺らす。土壇場でマンチェスター・ユナイテッドが逆転に成功した。 試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは公式戦3試合ぶりの白星を掴むとともに、ELでは3連勝を飾った。一方で、ヴィクトリア・プルゼニとしては、ホームで痛恨の逆転負けとなった。 次節は2025年1月23日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはレンジャーズ(スコットランド)と、ヴィクトリア・プルゼニはアンデルレヒト(ベルギー)と、ともにホームで対戦する。 【スコア】 ヴィクトリア・プルゼニ 1−2 マンチェスター・ユナイテッド 【得点者】 1−0 48分 マテイ・ビドラ(ヴィクトリア・プルゼニ) 1−1 62分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド) 1−2 88分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)
2025年01月25日 00:13
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表FWアントニーが、ベティスへレンタル移籍することが決定的となった。複数のメディアが報じている。
現在24歳のアントニーは、2020年夏に母国のサンパウロからアヤックスへ加入。欧州上陸を果たすと、オランダの名門では2年間の在籍で公式戦通算82試合出場24ゴール22アシストを記録。エールディヴィジ2連覇に大きく貢献したのち、2022年夏にはアヤックス時代の恩師でもあるエリック・テン・ハフ監督に“連れられる”形で、マンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍加入を果たした。
移籍金総額1億ユーロ(当時のレートで約139億円)と大きな期待を寄せられたが、マンチェスター・ユナイテッドで安定したパフォーマンスを見せているとは言い難い。恩師のテン・ハフ監督が去り、ルベン・アモリム新監督が率いるようになったチームではベンチを温める機会も増加。今季はここまで公式戦14試合のピッチに立って1ゴールを挙げているものの、先発での出場機会はわずか3試合と限定されていた。
このような状況のなか、今冬の移籍市場では複数のクラブがアントニーに関心を示していると報じられてきた。イギリスメディア『スカイスポーツ』の情報によると、マンチェスター・ユナイテッドは完全移籍での売却には消極的な姿勢を見せつつも、アントニーの出場期間を確保させることを目的とした移籍であれば耳を傾けていたという。
そして、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアの報道によると、新天地はラ・リーガのベティスに決まりそうだ。ベティスは昨年12月よりマンチェスター・ユナイテッドとの粘り強い交渉を続けており、19日から20日にかけて交渉は大詰めを迎えたという。21日にはアントニーの代理人がベティスの本拠地であるセビージャを訪れ、最終的な条件を決定したとのことだ。
条件は今シーズン終了時までのレンタル移籍で、契約に買い取りオプションは付随していないという。レンタル移籍期間中、アントニーの推定200万ユーロ(約3億3000万円)とされる給与の一部をベティスが負担する模様。また、ベティスが来季のチャンピオンズリーグ(CL)、もしくはヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した場合、マンチェスター・ユナイテッドに対してボーナスが支払われるようだ。
契約には最低出場試合数等も明記されており、ベティスを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督は即戦力として期待を寄せているという。現地時間の23日中にアントニーはセビージャ入りし、近日中にメディカルチェックとサインが行われる見込みだ。
ラ・リーガ第20節終了時点で、ベティスは6勝7分7敗の成績を残し、勝ち点「25」で12位につけている。アントニーはベティスの上位浮上を助け、ラ・リーガで輝きを輝きを取り戻すことができるだろうか。
2025年01月24日 23:50
カイル・ウォーカーの退団が濃厚になっているマンチェスター・シティは本職の右SBが不足しており、直近のパリ・サンジェルマン戦は本来は中盤やWGでプレイするマテウス・ヌネスがコンバートされている。
身体能力は高いものの、本職ではないこともあってミスが目立っており、このコンバートは一時的なものとなりそうだ。
そんなシティは新たなSBとしてユヴェントスのアンドレア・カンビアーソの獲得を目指している。ユヴェントスは8000万ユーロ前後の移籍金を要求しているのに対し、シティは6500万ユーロのオファーを提示する予定で、1500万ユーロの差がある。
ユヴェントスは今冬にカンビアーソを手放すつもりはないようだが、万が一に備えて、フェイエノールトのダビド・ハンコ、ニューカッスルのロイド・ケリー、レンヌのケビン・ダンソを調査しているという。
シティはすでにオマル・マルムシュ含め3選手の獲得を発表している。移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、シティは今冬にさらに1人の新戦力を迎え入れる予定があり、それは前述したカンビアーソ、もしくはロドリの不在を埋められるMFだといわれている。
2025年01月24日 23:30
ACミランは今冬新たなDF獲得に動く可能性がある。
『Foot Mercato』のセバスチャン・デニス氏によると、ACミランは現在、今冬の移籍市場でチェルシーに所属する26歳のフランス代表DFアクセル・ディサシの獲得を検討しているという。
2023年8月にASモナコから4500万ユーロの移籍金でチェルシーに完全移籍を果たしたディサシ。デビューシーズンとなった昨季はマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の元でプレミアリーグ29試合に先発出場し、2ゴールを記録するなど主力として活躍。しかし、今季から新たに指揮官に就任したエンツォ・マレスカ監督の下では定位置確保に苦しんでおり、今季ここまではプレミアリーグの先発出場がわずかに4試合と出場機会が限定的になっていた。
そんなディサシにセリエA行きの可能性が浮上。同氏によると、27歳DFフィカヨ・トモリに退団の可能性があるACミランはその後釜としてディサシに興味を持っているとのこと。トモリの去就次第では獲得に動く可能性があるという。
ディサシにはACミランの他、ユヴェントスやニューカッスル・ユナイテッドも興味を示しているというが果たして今冬チェルシーを離れる決断を下すのだろうか。今後の動向から目が離せない。
Axel Disasi
Make the tackle
Celebrate the tackle #UECL | @ChelseaFC pic.twitter.com/NPQrd8gJRn— UEFA Conference League (@Conf_League) October 16, 2024
2025年01月24日 23:03
ミランに所属するブラジル人DFエメルソン・ロイヤルが負傷により戦線離脱を強いられることが決まり、今冬の移籍が破談となった模様だ。
2025年01月24日 22:50
今冬の移籍市場ではDFアヴドゥコディル・フサノフ、DFヴィトール・レイス、FWオマル・マルムシュの獲得に成功したマンチェスター・シティだが、肝心のMFの補強は手付かずのままだ。
『Times』によるとシティの第1ターゲットはアタランタのMFエデルソンだが、アタランタは放出に消極的で、獲得は来夏まで待つ必要があるという。
そこでシティはユヴェントスで出場機会を失っているMFドウグラス・ルイスに目を付けたが、ユヴェントスは完全移籍、もしくは買取オプションを付けた放出を望むのに対し、シティは買取オプションが付随しないドライローンを希望しており、こちらも思うように交渉は進められていない。
プランA、Bともに停滞しているシティはプレミア第23節チェルシー戦でDFジョン・ストーンズとDFマヌエル・アカンジをMFとして起用し、後半戦で彼らを継続してそのポジションで起用できるかのテストを行う予定だという。
これに成功した場合、MFの補強は来夏まで延期されるようだが、失敗に終わった場合は即座にMFの獲得に動くといわれている。
2025年01月24日 22:30
ACミランは今冬積極的な動きを見せている。
『Relevo』のマテオ・モレト氏によると、ACミランは今冬の移籍市場でフェイエノールトに所属する23歳のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの獲得を目指すという。
2022年7月からフェイエノールトに在籍するヒメネスは加入後公式戦通算104試合に出場し、64ゴールを挙げるなどエースとして活躍。今季もリーグ戦10試合の先発出場で7ゴール1アシストを記録しており、チャンピオンズリーグの舞台でも4試合で4ゴール1アシストとクラブの顔として活躍している。
そんなヒメネスにACミランが興味。同氏によると、ACミランはヒメネス獲得を巡って現在フェイエノールトと交渉が続いているとのこと。同クラブはすでに正式オファーを提出する予定で移籍金は3500万ユーロから4000万ユーロで合意する可能性があるという。
22日に行われたチャンピオンズリーグ第7節のバイエルン戦でも2ゴールを挙げてチームを勝利に導いたヒメネスだが、今冬ステップアップを決断するのだろうか。
Santiago Giménez's first #UCL goals pic.twitter.com/xSodrDDo30— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) October 30, 2023
2025年01月24日 22:23
ガンバ大阪は24日、2月14日に開催される2025明治安田J1リーグ第1節のセレッソ大阪戦に、スペシャルゲストとして『WEST.』の⼩瀧望さんが来場すると発表した。
今シーズンのJ1全体でも開幕の試合となる“金J”での“大阪ダービー”。小瀧さんは18時からのスタジアム内番組『HEAT UP TIME』に出演し、キックオフ前にレフェリーエスコートとしても参加する予定。
小瀧さんはG大阪所属FW林大地とは幼馴染で、幼少期に一緒にサッカーをしていた経験を持つ。昨年夏には林が自身のSNSにてパナソニックスタジアム吹田で再会したことを報告していた。
【画像】林大地と⼩瀧望のツーショット
地元大阪パナソニックスタジアムで久しぶりに望くんに会えました😍🏟️
いつ見てもかっこええ✨
また会えますように!🙏🏻@GAMBA_OFFICIAL @WEareWEST7 pic.twitter.com/XSR5zOKA0b— 林大地/Hayashi Daichi (@DaichiHayashi16) August 19, 2024
2025年01月24日 22:20
ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが怪我により再離脱となったウェストハム・ユナイテッドは新たなストライカー獲得に動いている。
2025年01月24日 22:10
ベンフィカで躍動するスペインの逸材は今冬ステップアップを果たす可能性がある。
『Diario AS』によると、レアル・マドリードは今冬の移籍市場でベンフィカに所属する21歳のスペイン人DFアルバロ・カレーラスの獲得を検討しているという。
現在21歳のカレーラスはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。2022年7月にマンUのトップチームに昇格した同選手だったが、マンUでは定位置確保に苦しみこれまでプレストン・ノース・エンドやグラナダ、ベンフィカとレンタル移籍を繰り返す形に。しかし今夏の移籍市場でベンフィカへ完全移籍を果たすと、ここまではリーグ戦15試合に先発出場し、2ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグでもここまで7試合に先発出場するなど21歳ながらクラブの主力として活躍している。
そんなカレーラスにレアル・マドリードが興味。同メディアによると、カレーラスには現在バルセロナやマンUが獲得に興味を示しており、その獲得レースにレアル・マドリードも加わったようだ。
左サイドバックを主戦場とするカレーラスだが、果たして母国のビッグクラブであるレアル・マドリード行きを決断するのだろうか。今後の動向から目が離せない。
Álvaro Carreras a marcar o nosso #SLBSCB • #TaçadaLiga pic.twitter.com/An8F3wK4X0— SL Benfica (@SLBenfica) January 8, 2025
2025年01月24日 22:09
王立ベルギーサッカー協会(RBFA)は24日、ベルギー代表の新監督にリュディ・ガルシア氏が就任することを発表した。契約期間は北中米で開催されるFIFAワールドカップ26終了時までだと伝えられている。
FIFAワールドカップカタール2022でグループステージ敗退という憂き目を見たベルギー代表は、同大会終了後の2023年2月、新たな指揮官としてドメニコ・テデスコ氏を招へい。ライプツィヒ時代の2021−22シーズン、DFBポカールを制してクラブ史上初のタイトルをもたらした若き指揮官の下、新たなスタートを切った。
EURO2024予選ではオーストリア代表やスウェーデン代表と同居するグループFを6勝2分と無敗で駆け抜けるなど好成績を収めたが、昨年夏に行われた本大会では、決勝トーナメント1回戦でフランス代表に0−1で敗れ、ベスト16敗退。昨年9月から11月にかけて行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)でも、フランス代表、イタリア代表、イスラエル代表と同組のグループA2で1勝1分4敗の3位と低迷していた。
このような状況を受けて、RBFAは今月17日、「赤い悪魔(代表の愛称)は期待されたような結果を残せなかった」として、テデスコ監督の解任を発表していた。
後任については選定中とのみ伝えられていたが、24日付で、リュディ・ガルシア氏の就任が発表された。フランス国籍のリュディ・ガルシア氏は、これまでリール、マルセイユ、リヨンといった母国リーグ・アンのクラブで指揮官を歴任し、ル・マン時代には元日本代表MF松井大輔氏と共闘した。その他、ローマ、ナポリといったセリエAのクラブも率いており、2022−23シーズンにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ナスルで監督も経験。2023年11月にナポリを離れて以降はフリーの状態が続いていたが、このタイミングで監督業への復帰が決まり、自身初のナショナルチームを指揮することが決まった。
就任に際し、RBFAのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるヴァンサン・マンナート氏は、新監督としてリュディ・ガルシア氏を選定した理由を次のように説明している。
「我々は十分な国際経験を持ち、過去にトップレベルで素晴らしい結果を残しながら、なおかつ勝者のメンタリティを伝えられる監督を探していた。我々がそのような能力を見出した人物こそリュディ・ガルシアである。彼とともに、“レッド・デビルズ”に新たな原動力をもたらすことを約束する。チーム内に若さと経験の適切なバランスを見つけ、ファンと選手の距離を再び縮めた上で、2026年のワールドカップの出場権を獲得したい」
また、リュディ・ガルシア氏もRBFAを通して次のように意気込んだ。
「複数回にわたって集中的な話し合いの場を持ち、私はワールドカップに向かう“レッド・デビルズ”を指導する機会を得られた。非常にうれしく思っている。私はチームとRBFAからの期待について明確なイメージを持っている。才能あるグループと仕事を始め、良い結果を残し、再び代表チームがベルギー国内を団結させることができると確信している」
ベルギー代表は3月20日と23日、UNL・リーグA/Bプレーオフでウクライナ代表とのホーム&アウェイでの戦いを控えているが、リーグA残留を懸けた大一番よりリュディ・ガルシアが指揮を執る。その後、チームはFIFAワールドカップ26・欧州予選に向かっていく。
2025年01月24日 22:00
バルセロナでプレイするブラジル代表FWハフィーニャ(28)は今シーズン大ブレイクを遂げている選手の1人だ。
2022年夏にリーズからバルセロナに加入したハフィーニャはこれまで公式戦50試合で10ゴール12アシスト(22-23シーズン)、公式戦37試合で10ゴール13アシスト(23-24シーズン)と2年に渡って安定した数字を残していたが、移籍市場が開く度に財政難に悩むクラブの売却候補として報じられてきた。
しかし、ハンジ・フリックが新監督に就任した今シーズン、ハフィーニャは覚醒中。ここまで公式戦30試合で22ゴール11アシストと圧巻の成績を残しており、ロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマルとともに欧州最強クラスのトリデンテを形成している。
そんなハフィーニャを絶賛しているのが、バルセロナとブラジル代表のレジェンドであるリバウド氏だ。同氏はスペイン『Relevo』にて古巣で躍動する後輩を讃えながら、ブラジル代表でもその力を発揮することを期待している。
「ハフィーニャはブラジル代表チームのリーダー像を築きつつある。バルセロナではすでにキャプテンであり、チームにとって欠かせない選手だ。彼は個性を発揮しながら非常にうまくプレイしており、それは代表チームでも大いに役立つだろう」
「これほど自信に満ちた選手がいることは、特にワールドカップを控えたブラジルにとって素晴らしいことだ。彼に加え、ブラジルにはヴィニシウスという常に好パフォーマンスを見せる選手がいる。さらに良い状態で復帰できるネイマール、そしてロドリゴがいれば、ブラジルは非常に強力な攻撃力を発揮するだろう」
バルセロナではすでに中心的存在となったハフィーニャに次はブラジル代表でも攻撃を牽引する「リーダー」になってほしいと期待を寄せるリバウド。代表チームでは所属先のクラブでのパフォーマンスに及ばない選手が多いと批判を浴びることもあるブラジルだが、ハフィーニャはそんなセレソンでも絶対的地位を築けるか。
2025年01月24日 22:00
2025シーズンの開幕が近づいてきたオフシーズン。
2025年01月24日 21:30
バルセロナとCBのロナルド・アラウホは2031年6月までの新契約を発表した。6シーズンに及ぶ長期契約にサインしたアラウホは『X』の公式アカウントにて「こんにちは、クレ(バルセロナのファン)のみんな。契約更新出来てとてもうれしいよ!これからもずっと一緒に上を目指そう!」とメッセージを送っている。
今季のアラウホは、今夏に開催されたコパ・アメリカ2024でハムストリングを負傷したことで長期の離脱を強いられ、1月18日に行われたヘタフェ戦でようやく復帰することが出来た状況だ。復帰までの間、アラウホにはユヴェントスをはじめとするビッグクラブからオファーが届いたとされているが、クラブの首脳陣はなんとか引き留めに成功した。
2018年にバルセロナBに加入したアラウホはこれまでトップチームで155試合に出場。今季は第二キャプテンを務めており、チームから厚い信頼を勝ち取ってきた選手の一人だ。現在25歳でこれから選手として全盛期を迎えるアラウホだが、契約を全うすることになれば32歳までバルセロナでプレイすることになる。
2025年01月24日 21:23
バイエルンは24日、同クラブに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの負傷状況を報告した。
A・デイヴィスについては、22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第7節のフェイエノールト戦にスタメン出場していたものの、同試合の前半アディショナルタイム、左太ももの辺りを抑えてピッチへ倒れ込む。最終的には歩いてピッチを後にしたものの、プレー続行は不可能で、元ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロとの交代を余儀なくされていた。
同試合の2日後、バイエルンはデイヴィスの負傷状況を報告。クラブのメディカル部門による検査の結果、左太もも裏の筋繊維を断裂していることが確認されたという。全治までに要する期間等は明かされていない。
なお、A・デイヴィスについては12月初旬にも同じ箇所である左太もも裏の筋繊維断裂に見舞われていたものの、公式戦で欠場した試合は2試合のみと、長期離脱には至っていなかった。現地メディア『スカイ・ドイツ』によると、今回の負傷はこのケガの再発である可能性が高いとのことだ。
現在24歳のA・デイヴィスは今季もバイエルンの左サイドバックの主力に君臨。ここまで行われた公式戦25試合のピッチに立って、1ゴール3アシストを記録している。
なお、前述のフェイエノールト戦は、日本代表FW上田綺世にゴールを許すなどして、バイエルンは0−3と完敗。現在CLでは4勝3敗の勝ち点「12」で15位につけている。ラウンド16にストレートインできる8位以内に入るため、29日に控えたリーグフェーズ最終節のスロヴァン・ブラチスラヴァ戦では勝利が求められるが、同試合は左サイドの韋駄天を欠いた状態で臨むこととなりそう。2位のレヴァークーゼンに勝ち点差「4」をつけて首位を走るブンデスリーガでは、25日に日本代表MF堂安律を擁するフライブルクとのアウェイゲームが控えているが、同試合にもA・デイヴィスは間に合わないと見られる。
【ハイライト動画】バイエルン、上田綺世らにゴール許し3発完敗
2025年01月24日 21:00
ワールドカップまで残り約1年半となった中、大会出場を目指す各国は多種多様なルーツを持つ多重国籍の若手タレントを自国代表へ引き入れるために火花を散らしている。
過去に多重国籍と無縁と思われた日本代表もかつて酒井高徳(現J1ヴィッセル神戸)のブンデスリーガでの活躍により、アメリカ、ドイツが代表招集に向けて興味を抱いたという報道が出るなど、各国は才能の発掘に尽力している。
複数の国々が代表入りに向けて動いているとされる多重国籍の若手タレント5選手をピックアップした。強豪3カ国が注視するフィジカルモンスタークリスティアン・モスケラ
国籍:コロンビア、スペイン、フランス
ポジション:センターバック
バレンシアの下部組織で育ったモスケラは、コロンビア人の両親の下で生を受けた。スペイン・バレンシア州アリカンテ県出身のモスケラは育成年代のスペイン代表で活躍し、東京五輪の予備メンバーに選出されるほどの才能を見せた。
身長191センチの高身長と優れた身体能力を生かした空中戦の強さはラ・リーガ屈指の強さを誇り、裏への対応もスピードに乗った相手アタッカーにすさまじい速さで追いつく。フィジカルの強さも一級品であり、右サイドバックもこなせるポリバレントな才能を持ち合わせる。
これまでは年代別スペイン代表を選択してきたが、両親の母国であるコロンビアやフランスも食指を伸ばしている状況だ。
スペインはロビン・ル・ノルマンやエメリク・ラポルトらフランス出身選手がセンターバックに名を連ねるなど、外国出身、自国出身選手が激しい競争を繰り広げている。ポジションを確保するため、モスケラが他国にくら替えする可能性は十分にある。フランスの神童に忍び寄る魔の手アイユーブ・ブアディ
国籍:フランス、アルジェリア
ポジション:セントラルミッドフィールダー
エデン・アザールに続く才能と称されるリールアカデミー出身の17歳は、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグのクラクスヴィーク戦(フェロー諸島1部)で、先発フル出場を果たしてプロデビューを飾った。16歳と3日での出場は、UEFA主催の国際大会最年少出場記録となった。
プレーの最大の特徴は、落ち着きと冷静な判断力。主に中央のミッドフィルダーとしてプレーするセントラルミッドフィルダーだが、センターバックとしても多く起用されている。視野が広く、パスワークとゲームメイクに優れており、その若さからは想像もできない成熟したスタイルは攻守に隙がない。
昨秋からブアディがモロッコ代表を選択したとフランスの複数メディアが報じた。2025年アフリカ・ネーションズカップ予選のモロッコ代表メンバーに選出される見込みだというが、フランスはこの若き才能を手放してしまうのだろうか…。北欧2カ国が火花を散らす守護神フィリップ・ヨルゲンセン
国籍:デンマーク、スウェーデン
ポジション:ゴールキーパー
チェルシーで才能を見せつつあるスウェーデン・ロンマ出身の守護神は、デンマーク人の両親から生まれた。スウェーデンの名門マルメの下部組織からスペインへ渡り、マジョルカ、ビジャレアルの下部組織で経験を積んだ。
190センチの長身と幅広いウィングスパンでゴールに鍵をかけるスタイルに定評があり、空中戦やグラウンダーのシュートに対しても強さを見せる。昨季はイエローサブマリンの正守護神を務め、卓越したセービングと飛距離があるロングフィードでチェルシー行きの切符を勝ち取った。
世代別代表ではU-16、U-17代表はスウェーデンを選択していたが、U-21代表は両親の母国であるデンマークを選んだ。このままデンマーク代表入りが既定路線と見られているが、宿敵に天塩をかけて育てた才能を強奪されかけている状況に怒り心頭のスウェーデンも代表招集に動いているといわれている。東欧の強豪が狙うセンターバックヤレク・ガシオロフスキ
国籍:スペイン、ポーランド
ポジション:センターバック
先述したモスケラとバレンシアのディフェンスラインを守るガシオロフスキはポーランド人の父とスペイン人の母の下、バレンシア州ポリニャー・デ・シューケルで誕生した。スペインの世代別代表常連の選手であり、今年1月で20歳を迎えた青年と思えない落ち着きを持っている。
創造性にあふれる左足を持っており、トランジションが切り替わる瞬間や相手の隙を突いたロングパスでチャンスを創造する。192センチの高身長を生かしたカバーリングを持ち味としており、相手のチャンスシーンを長い足でブロックする。
スペインが丹精込めて育てている才能だが、父親の母国であるポーランドがガシオロフスキの招集に動いているという。センターバックの競争が激しいスペインから、ポーランドへのくら替えはあるのだろうか。無限の可能性を秘める侍チェイス・アンリ
国籍:日本、アメリカ
ポジション:センターバック
アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ神奈川県横須賀市出身のチェイスは、福島・尚志高時代から超高校生級と騒がれた逸材だ。3歳のときに渡米してテキサス州で9年間過ごし、中学から帰日してサッカーキャリアを開始した。
高校卒業後はドイツの名門シュトゥットガルトに加入し、リザーブチームで経験を積んだ。今季はトップチームでリーグ戦12試合に出場するなど、ドイツ1部でその優れた身体能力をいかんなく発揮している。
インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名
日本の未来を背負うセンターバックだが、アメリカ代表が動向を注視し続けている状況だ。これまでアイスランド、デンマーク、ドイツ、イングランドと才能あふれる若手選手を強奪してきたアメリカなだけに、このままサムライブルーに招集しなければ貴重な才能を奪われるかもしれない。