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2024年12月13日 05:05
令和6年度皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド1回戦が12日にAsueアリーナ大阪で行われた。 1回戦ではブロックラウンドを勝ち上がった16チームが激突。2回戦から昨シーズンのV1上位8チームがシードとして登場するため、V.LEAGUE(Vリーグ)のクラブや大学生のチームが中心に登場した。 第1試合から全日本バレーボール大学男女選手権大会(全日本インカレ)を制した筑波大学が登場すると、ここまでのVリーグにて6戦全勝で首位に立つブレス浜松をフルセットの末に撃破。前回大会優勝のNECレッドロケッツ川崎が待つ2回戦へと駒を進めた。 また、全日本インカレ準優勝の青山学院大学もVリーグ勢のフォレストリーヴズ熊本相手にフルセットで勝利。さらに東京女子体育大学もJAぎふリオレーナを下して2回戦進出を決めている。 皇后杯1回戦の結果と2回戦の対戦カードは以下の通り。2回戦は13日に行われる。 ◼︎令和6年度皇后杯1回戦試合結果 ブレス浜松 2ー3 筑波大学 (25ー23、19ー25、25ー19、20ー25、9ー15) 岡山シーガルズ 3ー1 龍谷大学 (25ー23、25ー21、26ー28、25ー17) 東九州龍谷高校 1―3 アランマーレ山形 (16ー25、25ー16、22ー25、20ー25) ヴィクトリーナ姫路 3ー0 札幌山の手高校 (25ー13、25ー10、25ー14) フォレストリーヴズ熊本 2ー3 青山学院大学 (22ー25、25ー23、18ー25、25ー16、12ー15) KUROBEアクアフェアリーズ富山 3ー1 今治精華高校 (22ー25、25ー18、25ー17、25ー19) カノアラウレアーズ福岡 2ー3 PFUブルーキャッツ石川かほく (10ー25、25ー23、25ー17、16ー25、6ー15) JAぎふリオレーナ 1ー3 東京女子体育大学 (14ー25、22ー25、27ー25、18ー25) ◼︎令和6年度皇后杯2回戦対戦カード ▼12月13日(金) NECレッドロケッツ川崎 vs 筑波大学 岡山シーガルズvs東レアローズ滋賀 デンソーエアリービーズvsアランマーレ山形 ヴィクトリーナ姫路vsクインシーズ刈谷 埼玉上尾メディックスvs青山学院大学 KUROBEアクアフェアリーズvs SAGA久光スプリングス Astemoリヴァーレ茨城vs PFUブルーキャッツ石川かほく 東京女子体育大学vs大阪マーヴェラス
2025年01月24日 18:40
24日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のサントリーサンバーズ大阪は、アウトサイドヒッター藤中謙也が右足首のクリーニング手術を受けることを報告した。クラブ公式サイトが伝えている。
藤中はシーズン開幕後、機会は少ないながらも主に途中交代で試合に出場しており、今シーズンはキャプテンとしてもチーム全体を支えていた。2024年12月に行われた天皇杯全日本選手権大会には出場していたが、その後のリーグ戦では、12月末から1月にかけて試合への出場はしていなかった。
2022年にも右足を負傷したことのある藤中だが、今回、右足関節靭帯損傷と診断され、1月31日(金)に右足首のクリーニング手術を受ける運びとなった。
藤中はクラブ公式サイトを通して、「シーズン中にこういった報告は残念ですが、1日でも早く復帰できるようにしていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します」
なお、手術後の試合への帯同は今後の状態を見ながら判断していくとしている。
2025年01月24日 15:42
24日、SVリーグは25日(土)、26日(日)にとり野菜みそ BLUECATS ARENAにて開催されるMUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWAの欠場選手を追加発表した。公式サイトで伝えている。
追加で欠場が決まったのは、TEAM NICHIKAに選出されていたNECレッドロケッツ川崎の佐藤淑乃で、体調不良による欠場となり当日の来場もしないということだ。
23日に発表された、女子のTEAM KOTONAのチャッチュオン・モクシー(ヴィクトリーナ姫路)、男子はTEAM MASAの髙橋藍(サントリーサンバーズ大阪)とTEAM TOMO宮浦健人(ジェイテクトSTINGS愛知)に続き4人目の欠場者となった。なお、チャッチュオンと髙橋の2名については、当日会場には来場する。
ファンにとっては残念なお知らせとなったが、しっかりと休養し体調を整えオールスター後のリーグ戦で再び元気にプレーする姿を見せてくれることを祈る。
【お知らせ】
いつもNECレッドロケッツ川崎を応援いただきありがとうございます。
この度、#佐藤淑乃 選手は、体調不良により『MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA』を欠場することとなりました。… https://t.co/NVDyE8aWvJ pic.twitter.com/dyL2dUXwKf- NECレッドロケッツ川崎 (@nec_rr_official) January 24, 2025
2025年01月24日 13:42
21日、カナダバレーボール連盟が、女子カナダ代表監督にイタリア出身のジョヴァンニ・グイデッティ氏(52)が就任することを発表した。
グイデッティ氏は、2008年から現在までトルコ女子リーグの強豪ハルクバングで監督を務め、その中でチームを数々のタイトル獲得に導いている。代表監督としては、ブルガリア、ドイツ、オランダ、トルコ、そして2023年から2024年まで指揮したセルビアと、ヨーロッパ各国の女子チームを指揮した経歴を持っているが、ヨーロッパ以外の国で女子代表監督に就任するのは今回が初めてとなる。
カナダ女子代表は、2021年にカナダ出身のシャノン・ウィンザー氏が監督に就任すると、2022年バレーボール女子世界選手権で10位、2024年ネーションズリーグでは9位と、どちらも過去最高の成績を収めた。そのネーションズリーグで争われた、2024年パリオリンピック(五輪)への出場獲得権はあと一歩のところで逃したが、現時点で世界ランキング8位と、確実に力をつけてきてるチームのひとつだ。
グイデッティ氏は監督就任にあたり、「ここ数年、カナダのバレーボールのプレーぶりにはいつも感心し、尊敬の念を抱いていた。世界ランキング8位は素晴らしい結果であり、ロサンゼルス五輪を目指す絶好のスタート地点だ。カナダにはトップレベルの国際的なプレーヤーがいるし、若い世代も有望だと思う」とコメントしている。
なお、前監督のウィンザー氏は新たにハイパフォーマンス・ディレクターに就任することが決まっており、「グイデッティ氏を女子代表チームの監督として迎えることをうれしく思う。彼の豊富な経験と最高レベルでの成功は、私たちがロサンゼルス五輪に向けて前進していく上で大いに役立つことになる。カナダの女子バレーボールにとって刺激的な時期であり、私たちは彼がプログラムに与える影響を見ることになる」と話した。
新たにグイデッティ氏を監督に、そして前監督のウィンザー氏がハイパフォーマンス・ディレクターに就任し、ロサンゼルス五輪に向けて始動する女子カナダ代表のさらなる躍進に期待がかかる。
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2025年01月24日 12:07
公益財団法人日本バレーボール協会が、2月22日(土)、23日(日)にエスフォルタアリーナ八王子で行われる第22回2025全日本ジュニアオールスタードリームマッチに出場する選手を発表した。
2025年01月23日 19:55
22日、V.LEAGUE MEN WEST(Vリーグ男子西)のクボタスピアーズ大阪は、2月22日(土)、23日(日)にAsueアリーナ大阪で行われる第17週大同特殊鋼レッドスター戦のホームゲームイベントを発表した。
射的や輪投げ、水中コイン落としなどの子供から大人まで楽しむことができる縁日を開催するほか、エレコム神戸ファイニーズチアリーダーズが試合前、試合途中にダンスパフォーマンスを実施する。
キッズエスコートや、キッズvsスッピ―(チームマスコット)、キッズインタビューなどの子どもたちが楽しめる体験型イベントが多数用意されている。また、サインボール投げ込みやファン参加型の集合写真撮影など大人でも参加できるイベントも実施される。
Vリーグ西地区で2位につけ、上位争いをしているクボタはホームゲームでもたくさんのイベントを実施し、バレーボールを楽しみながら応援してもらえる環境づくりに取り組んでいる。そんなクボタのホームゲームに足を運んでみてはいかがだろうか。
2025年01月23日 19:45
22日、V.LEAGUE MEN WEST(Vリーグ男子西)のきんでんトリニティーブリッツが2月1日(土)に開催される近畿クラブスフィーダ戦にて実施するイベントを発表した。12時に試合開始だ。
キッチンカーの出店や岸和田市の高校生との交流試合が実施予定となっている。観客席での飲食が可能なため試合を観戦しながらキッチンカーグルメを楽しむことができる。そして岸和田市の高校生との交流試合は一般観客、ファンクラブ会員問わず観戦可能である。また、岸和田市内在住、市内勤務、市内在学者に限り無料招待も実施する。
現在リーグ4位に位置しており、上位2チームが出場できるプレーオフ進出をかけた戦いをしているきんでんはホームゲームで地元のファンとともに勝利を掴むことができるだろうか。
2025年01月23日 19:35
23日、SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路は、宮部藍梨(26)がアミューズスポーツエージェンシーに所属することを発表した。クラブ公式SNSとアミューズスポーツエージェンシー公式サイトが伝えている。
宮部は金蘭会高等学校時代に全日本高等学校バレーボール選手権大会(春高バレー)優勝も経験。2022年から日本代表に継続的に選出されるようになると、2024年のネーションズリーグでの銀メダル獲得に貢献。パリオリンピックにも出場した。また、2022年に加入したヴィクトリーナ姫路でもSVリーグ3位と躍進するチームの主力として活躍している。
アミューズスポーツエージェンシーは、国内外で培ってきているエンターテイメントの知見やプロヂュース力のノウハウをベースに宮部が世界で一層活躍できるようマネージメント業務を行っていくとのことだ。また、その例としてオフィシャルサイトやサポーターズクラブの準備を進めていると発表した。
宮部はアミューズスポーツエージェンシーを通してコメントしている。
「この度、アミューズスポーツエージェンシーとマネージメント契約を締結させていただくことになりました。いちアスリートとして高みを目指すことはもちろんのこと、併せて、バレーボールの枠を越えた新たなチャレンジ、そしてクリエイティブな活動を通して少しでもバレーボールの魅力や良さを多くの方に知って頂けるよう精進してまいります」
宮部のバレーボール選手としてだけではなく、バレーボールの枠を越えたチャレンジやこれからの活動に注目だ。
2025年01月23日 19:25
22日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のサントリーサンバーズ大阪は、髙橋藍が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のスペシャルサポーターに就任することを発表した。
2025年01月23日 19:15
23日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)に所属する大阪ブルテオンは、SVリーグ第14節GAME2の広島サンダーズ戦に、吉本興業所属のお笑い芸人”女と男”が来場することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
パナソニックアリーナにて2月2日(日)14時5分試合開始予定の広島TH戦のGAME2。女と男の2人は、応援練習への参加や第2セットと第3セットのセット間ライブイベントなどを実施する予定となっている。
現在リーグ首位の大阪Bの試合をお笑いとともに楽しんでみてはいかがだろうか。
2025年01月23日 19:05
23日、V.LEAGUE MEN EAST(Vリーグ男子東)の埼玉アザレアはアウトサイドヒッターの森田凌雅(26)の負傷を発表した。クラブ公式Xが伝えている。
ここまでリーグ戦11試合に出場しVリーグ男子東地区の個人ランキング上位にも複数ランクインするなど活躍していた森田だが、1月18日(土)に行われたレーヴィス栃木との試合で右足首を負傷。その後の検査で右足外側靭帯損傷と診断された。
チームは一日も早く復帰できるようサポートしていくとコメントしている
2025年01月23日 18:54
23日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズは、川野琢磨(18)が公益財団法人日本バレーボール協会より強化選手に選出され、セリエAのヴェローナへ海外派遣が決定したことを発表した。クラブ公式サイトが発表している。
駿台学園のエースとして1月に行われた第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)でもチームの3連覇に貢献し、最優秀選手賞も受賞した川野。高校卒業後は早稲田大学へ進学予定となっているが、2024年11月に強化育成選手として東京GBに入団することが発表されていた。
東京GBとしてはシーズン後半に向けて新加入選手とともにさらに強化を図るタイミングではあるものの、この海外派遣が川野や日本バレーボール界の発展につながると判断し、今回の海外派遣へ送り出すことにしたと発表している。
なお、派遣期間は2025年1月25日(土)から3月31日(月)までを予定している。
川野と東京GBのカスパー・ヴオリネン監督はクラブ公式を通じてコメントしている。
・川野琢磨
「今回、海外派遣への選手に選んでいただいたことを光栄に思います。東京グレートベアーズへ入団したばかりではありますが、クラブにも快く送り出していただき、海外挑戦させていただけること、感謝しています。また、先週のホームゲームではたくさんのご声援をありがとうございました。みなさまの前で初めてご挨拶させていただき、新人の私たちを快く受け入れてくださる雰囲気を感じ、非常に嬉しく思いました。イタリアでは現地のバレーを体験することで、サーブやブロックを重点的に磨き、成長した姿で日本に戻ってきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします」
・カスパー・ヴオリネン監督
「川野選手は、日本の高校バレーボール界で活躍してきた若き才能のある選手です。グレートベアーズはこれまで若い才能を積極的に採用してきたチームであり、川野選手はその中でも、最年少の加入選手となります。彼は非常に興味深い選手で、多くの分野で大きな可能性を秘めています。また、非常に前向きで明るい性格の持ち主でもあります。私たちクラブは、選手一人ひとりを大切にし、若い選手たちに長期的な視野で個人に合わせたプランニングを心掛けています。川野選手の場合、異なる環境やバレーボールを経験するため、ヨーロッパへの遠征をサポートすることを決定しました。この経験が彼を選手として、また人としての成長に繋がることを期待しています。これからもクラブ全体でともに成長し、バレーボール界の未来を明るいものにしていきます」
高校3冠を果たした駿台学園のエース川野は、東京GBに強化育成選手として入団し、そして海外派遣へと次々にステップアップしている。これからの日本のバレーボール界を担っていくであろう川野の今後に注目だ。
2025年01月23日 18:40
23日、SVリーグは25日(土)、26日(日)にとり野菜みそ BLUECATS ARENAにて開催されるMUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWAの欠場選手を発表した。
2025年01月23日 12:10
「MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川」の男子大会は1月26日(日)に「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」で開催される。
女子と同様に選手やキャプテン、ヘッドコーチの選出に関して“ファン参加型”がとられ、最終的にキャプテンに選ばれた柳田将洋(東京グレートベアーズ)と小川智大(ジェイテクトSTINGS愛知)がドラフト会議を実施して、選手たちの振り分けが決定した。
その柳田が率いる「TEAM MASA」はファン投票において最多となる55,208票を獲得したミドルブロッカーの小野寺太志(サントリーサンバーズ大阪)が“入団”。またアウトサイドヒッターの髙橋藍(サントリー)をはじめオポジットの西田有志やリベロの山本智大(ともに大阪ブルテオン)、ミドルブロッカーの髙橋健太郎(STINGS愛知)と近年の男子日本代表で主力を務めた選手たちが名前を連ねる。
そんな豪華絢爛な顔ぶれはもちろんだが、この「TEAM MASA」の魅力は何といっても圧倒的火力にある。オールスターゲームを前にした時点で総得点、アタック決定率、サーブ効果率で個人ランキング1位に輝いているオランダ代表オポジットのニミル・アブデルアジズ(ウルフドッグス名古屋)、波に乗れば手がつけられなくなるアメリカ代表アウトサイドヒッターのトリー・デファルコ(STINGS愛知)という今季のSVリーグに“襲来”した外国籍アタッカーのプレーは破壊力満点の一言。
そうした強力攻撃陣を操るのは昨季のリーグ最高殊勲選手賞のセッター大宅真樹(サントリー)か、身長192㎝が魅力の永露元稀(大阪B)か。安定したサーブレシーブが売りのリベロ備一真(VC長野トライデンツ)やアウトサイドヒッターの池田幸太(ヴォレアス北海道)が起点をつくり、攻守双方で高いポテンシャルを備える台湾籍の蔡沛彰(ツァイ・ペイチャン/日本製鉄堺ブレイザーズ)や激しい感情表現が代名詞の西本圭吾(東レアローズ静岡)らミドルブロッカーを絡めながら、得点を演出していくだろう。
なお、「TEAM MASA」のヴァレリオ・バルドヴィン監督(WD名古屋)は、永露にとって昨季まで同じチームで戦っていた間柄、さらには西田がイタリア・セリエA時代を過ごした際の指揮官でもある。そんなつながりも見どころの一つだ。
対する「TEAM TOMO」はこちらも国内最高峰の実力派メンバーがそろった。何よりまずはレシーブ力の高さが光る面々ばかり。現在サーブレシーブ返球率リーグトップのリベロ森愛樹(日鉄堺BZ)を筆頭に、アウトサイドヒッター陣も水町泰杜と高梨健太(ともにWD名古屋)、後藤陸翔(東京GB)に新井雄大(広島サンダーズ)と各チームのエース級がそろっており、「TEAM MASA」の強力サーバー陣にそうやすやすとポイントは許すまい。
その彼らがしっかりと返球すると次はセッターの出番。名実ともに日本を代表する司令塔である関田誠大(STINGS愛知)と経験豊富な新貴裕(東レ静岡)のセッター陣が攻撃を展開する。そうして最後は、リーグ屈指のハードパンチャーでうならせる宮浦健人(STINGS愛知)と張育陞(ヴォレアス)のオポジットたちが豪快にフィニッシュを飾るだろう。
当然、サイドアタッカーだけでなく、ミドルブロッカー陣も高い決定力を備える。山内晶大(大阪B)や傳田亮太(WD名古屋)はベテランの域に入ってなおプレーに磨きがかかり、三輪大将(広島TH)や波佐間泰平(VC長野)も所属先のチームではムードを高める1点を何度も決めてきた。
アタックにレシーブ、ブロック、それにサーブと総合的にバランスがとれた編成の「TEAM TOMO」を指揮するは、東京2020五輪優勝の名将ロラン・ティリ監督(大阪B)。戦況を見極めながら繰り出す見事な采配は、これまで見るものをうならせてきた。このメンバーに対してどのような手腕を発揮するか。スタメンのオーダーから、見逃せない場面が続く予感がする。
“世界最高峰”を目指してスタートしたSVリーグの体験指針「ATTACK THE TOP」のとおり、トップレベルのプレーが石川の地で披露されるだろう。
2025年01月23日 12:05
「MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川」の女子大会は1月25日(土)に「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」で開催される。
今回はファン投票とリーグ推薦によって出場選手28名が決定し、次にキャプテンとヘッドコーチについてもファン投票を実施。その結果、キャプテンは山田二千華(NECレッドロケッツ川崎)と林琴奈(大阪マーヴェラス)という今や“リーグの顔”の2名が務めることになった。なおチーム名はそれぞれ「TEAM NICHIKA」と「TEAM KOTONA」だ。
そうして両キャプテンによるドラフト会議によって、メンバーが振り分けられた。
まず「TEAM NICHIKA」は山田を筆頭に、天真爛漫なキャラクターがそろった印象。特にアウトサイドヒッターの黒後愛(埼玉上尾メディックス)、佐藤淑乃(NEC川崎)、野中瑠衣(Astemoリヴァーレ茨城)、中島咲愛(SAGA久光スプリングス)、オポジットの白岩蘭奈(群馬グリーンウイングス)らは、その笑顔で多くのファンを魅了する面々である。
さらにリベロの池谷優佳(PFUブルーキャッツ石川)は内なるガッツを笑顔に変えてプレーし、松岡芽生(東レアローズ滋賀)も陽気な性格の持ち主だ。
そんな彼女たちを指揮するのが、現役時代から明るい人柄で人気を博し、相手を励ます“ペップトーク”にたけた齋藤真由美監督(群馬)なのだから、「TEAM NICHIKA」は明るいムードで満たされること間違いなし。
もちろんパフォーマンスに目を向ければ、パワフルなアタックで得点を重ねるブラジル代表オポジットのロザマリア・モンチベレル(デンソーエアリービーズ)や、ミドルブロッカー陣にも昨季はブロック賞とスパイク賞の個人二冠を獲得した蓑輪幸(大阪MV)、クイックだけでなくライト方面から鋭いアタックを放つ平山詩嫣(SAGA久光)の名前が。彼女たちの攻撃力をセッターの安田美南(KUROBEアクアフェアリーズ)と栄絵里香(SAGA久光)がいかに引き出すだろうか。
そして黒後と学生時代から交流を持ち、ときにはライバルとして競ってきた宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路)は今回の「TEAM NICHIKA」で念願の(?)チームメートに。2人の掛け合いにも注目したいところだ。
対する「TEAM KOTONA」は、各ポジションでファン投票の上位を獲得した選手がずらり。これはファンの“パフォーマンスが見たい”思いの表れであり、今回のオールスターゲームでは期待に応える質の高いプレーを披露してくれるだろう。
オポジットはベテランの長岡望悠(SAGA久光)、昨年は女子日本代表でも活躍が光った和田由紀子(NEC川崎)がポジション別で1、2位の票を獲得。ミドルブロッカーも同1位の山田が対戦相手のキャプテンになったことを除けば、2位の荒木彩花(SAGA久光)、3位の小川愛里奈(大阪MV)が、セッターでは岩崎こよみ(埼玉上尾)、リベロも西村弥菜美(SAGA久光)とそれぞれファン投票1位の顔ぶれが「TEAM KOTONA」には並んでいる。
そこに、力強いアタックが代名詞のエース金田修佳(岡山シーガルズ)、チャッチュオン・モクシー(姫路)とタットダオ・ヌクジャン(PFU)というタイ代表勢、昨季最優秀新人賞のセッター髙佐風梨(クインシーズ刈谷)や高卒2季目で奮闘中のリベロ工藤真帆(アランマーレ山形)という年代や国籍を超えた実力派メンバーがそろう。まさに色とりどりの“オールスター”チームで、金子隆行監督(NEC川崎)がどのような采配を振るうかは気になるところだ。
また「TEAM KOTONA」には会場をホームアリーナとしてプレーする川添美優(PFU)や、石川県出身の瀬戸杏華(デンソー)といった開催地にゆかりある面々もいる。当日は出場選手たちによる地元の子どもたちを対象にしたバレーボール教室や、令和6年能登半島地震の被災地支援を目的とした募金活動が企画されている。「強く・広く・社会とつなぐ」というSVリーグが掲げるミッションが具現化する一日となるだろう。
2025年01月22日 19:10
サントリーサンバーズ大阪は22日、セリエAのペルージャとパートナーシップ契約を締結したことを発表した。
ペルージャは、昨シーズンのスーペル・コッパ、セリエA、コッパ・イタリア、世界クラブ選手権で優勝し4冠を達成した世界最強の呼び声高いチーム。今シーズンから日本代表の石川祐希もプレーしている。
サントリーはそのペルージャとパートナーシップ契約を締結し、チームオペレーションにおける情報交換・人材交流、ビジネスオペレーションにおける情報交換、エキシビションマッチの開催を行うという。
エキシビションマッチについては、2025年は日本、2026年はイタリアでの開催を予定しており、2025年は東京の有明アリーナにて10月7日(火)と8日(水)の2日間行われる。