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2024年12月13日 07:00
球の曲がりを抑えて真っすぐ打つためにはインパクト時の「手の位置」だけを考えればいい! そんな魔法のレッスンを紹介。 手の位置を変えればヘッドの向きは三次元的に回転する ここがスイングのキーポイント! クラブと体の中間点 球の曲がりを抑えるには、手元の位置を変えればいい。そんな都合のいい話はないと思うでしょうが、じつはとてもシンプルな現象なんです。 なぜなら、スイング中に腕やクラブの長さが変わらない以上、手元の位置がズレればヘッドの向きもズレる。これは物理的な必然なんです。 フェースがスクエアで当たるニュートラルな位置よりも手元が前(飛球線方向)にズレれば、ヘッドはプレーヤーから見て時計回りに回転しフェースが開きます。反対に手元が後ろにズレればヘッドは反時計回りし、フェースは閉じる。また、手元が上に浮けばクラブはプレーヤーから見て奥側に回転してフラットになり、下に沈めば手前側に回ってアップライトになる。 ヘッドの向きの変化は弾道を変化させるので、手元の位置をコントロールすれば弾道も変えられるというわけです。 インパクト時の手の位置はヘッドの位置や向きを決める! 手の位置後ろ⇒ヘッドが反時計まわりにヨコ回転 フェースは閉じる 手元がニュートラルな位置から飛球線反対の後ろに動けば、ヘッドはプレーヤーから見て反時計回りに回ってフェースが閉じる 手の位置前⇒ヘッドが時計まわりにヨコ回転 フェースを開く 手元がニュートラルな位置から飛球線方向に動いて前に出れば、ヘッドはプレーヤーから見て時計回りに回転しフェースが開く 手の位置低い⇒ヘッドが手前にタテ回転 クラブがアップライトに ニュートラルな位置から手元が下がるとヘッドはトゥ側が上がり、ヒール側が下がってアップライト方向に回転する 手の位置高い⇒ヘッドが奥にタテ回転 クラブがフラットに ニュートラルな位置から手元が上がればヘッドはトゥ側が下がり、ヒール側が上がってフラット方向に回転する 自分の弾道を知りそれを真っすぐに近づけよう 手元の位置の変化によってヘッドの向きが変われば、弾道は自然と変化します。 手元が前に出てフェースが開けばボールは右に打ち出され、反対に手元が後ろに下がってフェースが閉じるとボールは左に打ち出されます。 手元が上がってヘッドがフラットになれば、打点が変わってボールにかかるバックスピンの回転軸が右に傾くので球はスライスします。反対に手元が下がってヘッドがアップライトになれば回転軸は左に傾き、球は左にフックします。 これらを組み合わせることで、弾道は簡単に変えることができるのです。 そのために大事なのは、自分は今、どんな球を打っているか。球の曲がりだけでなく、打ち出し方向も重要です。それを「真っすぐ」に近づけるために、手元の位置を今よりどちらに動かすかを考えるのがポイントです。 まずは自分の弾道を知ることが大事 自分の球がどっちに打ち出され、どっちに曲がっているかを知ることが大前提。それをベースに調整していく case1右に出て右に曲がる フェースが開いてハンドアップ。つまり、手が前に出る&浮いた状態でインパクトしている case2右に出て左に曲がる フェースが開いてハンドダウン。手が前に出る&低い位置にある状態でインパクトしている case3左に出て左に曲がる フェースが閉じてハンドダウン。手元が後ろ&低い状態でインパクトしている case4左に出て右に曲がる フェースが閉じてハンドアップ。手元が後ろ&高く浮いている状態でインパクトしている 向きがズレているとカン違いしやすい! 打ち出し方向は「体の向き」に対する方向。アドレスの体の向きがズレていると、打ち出し方向をカン違いしやすいので注意しよう 「打ち出し方向」と「曲がり」を分けて考える 「打ち出し方向」はインパクト時のフェースの向き 左に出る(閉じている) 手が後ろ ボールが体の向きより左に打ち出されるのは、フェースが閉じてインパクトしているから。手元が後ろに下がっている人はこうなる 右に出る(開いている) 手が前 ボールが体の向きより右に打ち出されるのは、フェースが開いてインパクトしているから。手元が前に出ている人はこうなる 「曲がり」はバックスピンの回転軸の傾き 右に曲がる(右に傾いている) 手が高い ボールがスライスする=バックスピンの回転軸が右に傾くのは、ハンドアップでヘッドのトゥが下がった状態で当たっているから 左に曲がる(左に傾いている) 手が低い ボールがフックする=バックスピンの回転軸が左に傾くのは、ハンドダウンでヘッドのトゥ側が上がった状態で当たっているから 軸の位置で手元の前後は調節できる ちょっと極端に「明治の大砲」でもOKです 今より右に打ち出すには"右軸”で打つ! 右足と胸を結ぶ軸をイメージ 理屈がわかれば、あとは自分の弾道を真っすぐに近づけるために、手元の位置を調整するだけです。 打ち出し方向が右に出る人は、手元が前に出ているわけですから、今よりも手元の位置を後ろ寄りにしてインパクトしたい。反対に左に打ち出している人は、手元が後ろでインパクトしているので前に出したい。 ただし、手元の位置をコントロールするには、手元自体を意識するよりも、腕の付け根である胸の中心の位置を意識するのがポイントです。 手元を前に出すには、右足と胸を結んだ右軸を意識してそれに沿って振る。手元を後ろに下げるには、左足と胸を結んだ左軸を意識してスイングしましょう。この軸は傾いていてもいいので、直線的に体を貫くようなイメージをもち、それに沿って体を回転させるのがポイントです。 Point!胸骨の位置を右に残してスイング ただ右に体重を残すのではなく、胸の中心の胸骨を右足の上に置いておくイメージで回転 ボールに届かせるために手元が前に出る 右軸なら手元が自然と前に出る 打ち出しが左の人は胸を右に残して右軸でスイング。体がボールから遠くなるので、手元が前に出てフェースが左を向かなくなる 突っ込むことを怖れずに左側で回転! 手の位置が前に出る 左足と胸を結ぶ軸をイメージ Point!胸骨を前に押し込んでスイング 胸の中心を左足の上までもってきて、左足と胸を結ぶ軸を意識。これによって手元が後ろに下がる クラブが余るので手元が自然と下がる 左軸なら手元が下がって前に出ない! 打ち出し方向が右の人は、胸を左に押し込んで左軸でスイング。これによって手元が後ろに下がり、フェースが閉じて当たる 胸の高さが変わればそれと連動して手元の高さも変わる 手の位置が下がる 打ち出した方向からボールが左右に曲がる場合は、手元の高さをコントロールすることでヘッドをトゥ・ヒール方向にタテ回転させて、ボールの回転軸を調節しましょう。 スライスして右に曲がる人は手元が上がっているので、今よりも手元を低く抑える。反対にフックして左に曲がる人は手元が下がっているので、今よりも手元が高い状態でインパクトすることを目指してください。 この場合も、手元だけでなく胸の位置と前後の体重配分を意識することで、手元の高さが変わるようにするのがポイントです。手元を下げるにはツマ先体重を意識して胸の位置を下げながらインパクト。手元を上げるにはカカト体重を意識して胸の位置を上げながらインパクトしましょう。 これによってインパクト時のヘッドの傾きが変わり、ボールの曲がりも変わります。 右曲がりを抑えるには"前体重”で打つ! アドレスではボールをトゥ寄りにセット 右曲がりを抑えるために手元を下げて打つには、ツマ先体重でインパクトするのがポイント。前のめりになって手元が低くなる Point!胸骨を下げながらインパクト 上体をボールに近づけるように、胸骨を下げながらダウンスイングするイメージをもつと手元も下がっていく 手の位置が上がる 左曲がりを抑えるには“後ろ体重”で打つ! アドレスではボールをヒール寄りにセット 左曲がりを抑えるために手元を上げるには、カカト体重でインパクトするのがポイント。伸び上がる動きが生じて手元が浮く Point!胸骨を上げながらインパクト 上体をボールから遠ざけるように、胸骨を上げる意識でダウンスイングすると手元が上がっていく いかがでしたか? 手の位置を上げたり下げたりしながらコントロールしましょう。 レッスン=アッキー永井 ●永井研史(ながい・あきふみ)/1987年生まれ、神奈川県出身。キャンバスゴルフアカデミー(千葉県)で多くのアマチュアを指導。形にとらわれず物理学や解剖学といった観点からスイングメカニクスを分析するレッスンが好評。YouTubeのキャンバスゴルフChの登録者数は2万人を超える。 構成=鈴木康介 写真=相田克己 協力=日神グループ平川CC
2025年01月24日 09:26
【プロキャディー25年 梅ちゃんのツアー漫遊記】#16
【前回】全国を巡ってきた僕がイチ押しの温泉は鹿児島県姶良市の重富温泉…望みをすべて叶えてくれる癒やしの施設
前回、プロの食事について少し触れましたが、その続きです。
トーナメントプロはいつ昼食をとるのか。女子の大会は「休憩」が入ることが多く、ハーフターンの時にキャディーマスター室の前やロッカールームに戻って食べる選手が多い。レストランにあがる人はほとんどいません。みんな、おにぎりやパンなどの軽食です。スタート時間が遅い選手は早くにお腹がすくのでプレー中におにぎりやバナナなどを食べています。
男子プロには「休憩」はありません。ハーフターンや前の組が詰まっている時、ティーショットを打ってセカンド地点に向かう時などに歩きながらパンやおにぎりを食べます。
肩でバッグを担いでいるキャディーも同じですが、栄養補助ゼリーなどを口にするか、菓子パンを急いでかじる程度。プロがまともな食事がとれませんからキャディーはなおさらです。
プロキャディーのスタートは1999年。藤田寛之さんの専属からです。大会時の朝食は、藤田さんとクラブハウスのレストランでいただいていました。当時のレストランは朝食を食べる選手でいつも満席。昔は女子プロもレストランで朝食をとっていたそうで、新人プロは、各テーブルを回って先輩プロに挨拶していたと聞きました。
プロのバッグは平均18キロぐらいの重量があり、僕はそれ以上なら重く感じ、それ以下なら軽く感じます。バッグが重くなるのが嫌で、自分の食事をバッグに入れたことはなかったですね。
キャディーになったのは25歳。朝食をしっかり食べてもスタートまでに2時間くらいありますから、4番ホールぐらいでお腹がすいてくる。ろくに仕事ができないのにパンやおにぎりを食べるわけにはいきません。ティーイングエリアに設置されているドリンクボックスの水や清涼飲料水をガブ飲みしていました。
それでもお腹の虫が「グーグー」鳴く。この「鳴き声」は静かな時には周りに聞こえるもので、お腹を押さえても、へこましても効果なし。恥ずかしい思いをしたものです。
今はどうか。朝食は愛車の中でご飯を炊き、インスタント味噌汁が定番。もう一品は僕のYouTubeの視聴者さんからいただくご当地のレトルトカレーや前日にスーパーで購入したカツ煮や唐揚げ、だし巻き卵などが多いですね。野菜不足なので、たまにレストランに入ってサラダバーがあるとモリモリ食べます。
昨年50歳になり、肩で担いでいた選手のバッグは自分専用の電動カートに載せることが多くなりました。昼食のあんパンやドリンクは「重量」を気にすることなくカートのカゴに入れています(笑)。
(梅原敦/プロキャディー)
2025年01月24日 09:26
レジェンドが逝った。
追悼・プロゴルファー田原紘さん 多くのアマチュアに慕われた「レッスンの神様」
「和製べン・ホーガン」と称された陳清波プロが1月14日に死去。享年93歳だった。
台湾の名門・淡水GCでゴルフを覚え、1951年に初来日。54年から川奈ホテルGCで腕を磨き、その際、プロ入り前の杉本英世(国内14勝)を指導した。後に東京ゴルフ倶楽部(埼玉)の所属となり、ダウンブロー打法から繰り出すドローボールで国内ツアーは日本オープンを含む12勝、マスターズは63年から6年連続出場など一時代を築いた名手だ。
かつて陳プロのマネジャーを務めたことがある菅野徳雄氏(ゴルフジャーナリスト)が当時を振り返る。
「フリーのゴルフライターになった時、親しかった陳さんのマネジャーを2年くらいやった。ミズノ社とのクラブ契約の席にも立ち会いました。極東サーキット(後のアジアサーキット)にも同行し、いろんな話を聞いた。当時の日本人は身長が低く、手足も短いのでスライス系の弾道が全盛。後にトッププロになる杉本英世も師匠に教わった通りにスライス系の球を打っていたが、陳さんのドローボールを見て、真似るようになった。陳さんは温厚な性格でしたが、当時のプロとしては珍しく『聞けば何でも教えてくれた』と杉本は語っていた。その杉本は、『国内にフック打ちはいるが、落ち際にやや左に曲がるきれいなドローボールを打っているのは陳さんだけ』と言った。あの美しいダウンブローのスイングは私の目にも焼きついています」
菅野氏が続ける。
「東京GCの所属になった当時『4畳半のアパートに暖房がなく、冬はつらかった。早朝に起きて、体を温めるために練習するしかなかった』と言ってました。代名詞のダウンブローの取材をした時には、『打ち込む』という表現を嫌った。『非力な女性でもダウンブローに打てる。ヘッドを強く打ち込むことではない。ボールの中心線(赤道)より少し下に向かって、ヘッドの重さに任せてクラブを振り下ろすとボール左側の芝が削り取られる。その時、膝でリードして振り下ろしてくることが肝心』だと。天国でも新たな弟子に教えているんじゃないですか」
合掌。
2025年01月24日 08:00
手元の低さはHCの低さ!「手元が浮かないインパクト」のやり方を今田将星コーチにレッスンしていただきました。
インパクトがレベルアップすると、球がつかまる!飛距離が伸びる!スピンがしっかり入る!上級者の仲間入りを目指せます。 うまい人は例外なくインパクトで手元が低い インパクトで「手元」をアドレスの高さに戻せていますか?
私たちコーチが、アマチュアプレーヤーの腕前を判断するポイントのひとつに、インパクト時の「手元の高さ」があります。
手元の高さは手だけの問題ではなく、スイング中の前傾姿勢の維持や手首の使い方とも連動しているので、スイングレベルのバロメーターになるのです。
インパクトで手元が浮いてしまうとフェースが開きやすくなるため飛距離が出ませんが、手元を低い位置に保てれば、ハンドファーストにインパクトでき、球がつかまって飛ぶようになります。
基本的な手元の高さはアドレス時の位置が基準で、インパクトでもその高さを保ちたい。実際はクラブのトゥダウンが生じるぶん、インパクトより少しだけ高くなりますが、最低でも腰より低い位置に手元をキープできれば、上級者の仲間入りといえるでしょう。 手元が高いと球が飛ばない・つかまらない! 手首もほどけてダフリやすい!(画像左)
体が開く・クラブが落ちる・フェースが開く(画像右)
手元が浮くのは、体が開いたり、前傾が起き上がる、手首の角度がほどけるなどが原因。球がつかまらず、インパクト効率も悪いので飛ばない 当たりが厚くなって飛距離も伸びます!
手元が低ければ前傾も手首の角度もキープでき、ハンドファーストにインパクトできる
いかがでしたか? インパクト時に手元を下げて、しっかり球を捕まえましょう!
レッスン=今田将星
●いまだ・しょうせい/1986年生まれ、熊本県出身。坂田塾でゴルフを学び、大学卒業後ミュージシャンとして活動したのち、再びゴルフの道へ戻り指導者へ。東京都の「Golf Academy Five elements」でレッスンを行なう。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸、田辺安啓
協力=日神グループ 平川CC
2025年01月24日 07:00
グリーンまわりまでスムーズにきても、アプローチでダフリやトップをしてしまうと流れが悪くなり、スコアも崩れてしまう。
2025年01月24日 06:00
2024年の女子ツアーで初優勝を飾った選手を2号にわたり解説。
今回ピックアップした3選手は、かねてより優勝が期待されていた実力派たち。
竹田麗央や岩井姉妹のように年間複数優勝をあげる強者たちを破って栄誉を手にしたスイングを、じっくりと見ていこう! バーディーを量産する1軸ストロングスイング アドレス~バックスイング Point
アドレス時の手首の角度が保たれている(画像右)
スタンスは少し広めで安定感があります。体重移動をしっかりするタイプの選手に多く見られるアドレスの傾向ですね。サンバイザーを見ると頭の向きが少し右を向いていますが、これはテークバック(始動)をしやすくするための工夫。
バックスイングでは上半身がやや右サイドへ寄っており、右足に体重をかけているのがわかります。腕とシャフトがなす角度がアドレス時と変わっておらず、クラブヘッドの重みを感じながらクラブを動かしているのでしょう。 トップ Point
バックスイングの勢いに崩されない強い体幹
肩は深く回ったトップですが、シャフトが地面と平行にはなっておらず、ここでもアドレス時の手首の角度がほぼキープされています。切り返しではクラブの勢いに引っ張られて体が反り上がったりしやすいですが、臼井選手にはそれがまったく見られません。
体格は華奢ですが、体幹がしっかりしているからこそ、この「締まったトップ」が作れるのです。 切り返し~ダウンスイング Point
左股関節が強く外旋している(画像左)
左足の外旋(地面に対して反時計回りの回転)が強く入りながら切り返しているので、一瞬ですが沈み込みながらヒザが体の外を向き、ガニ股になって見える。
ハーフウェイダウンでは胸は閉じたまま骨盤は開いている。これらは、クラブヘッドに遠心力をかけ、グリップエンドをずっと引っ張り続けている証拠です。 フォロースルー
きれいに腕が伸びたフォローは、手先の動きの少なさを示しています。この瞬間がもっとも体に遠心力がかかりますが、左ヒザが曲がって体が流れることもなければ、逆に伸び切るわけでもない「ちょうどいい状態」を保っている。柔軟性とパワーの両方が必要なので、彼女の“ワザ”のひとつといえます。バーディ率が高いのもうなずけますね。
いかがでしたか? 臼井選手を参考に安定感のあるスイングを身につけましょう。
臼井麗香
●うすい・れいか / 1998年生まれ、栃木県出身。158cm。18年のプロテスト合格から6年、待望の初優勝をアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2024で飾る。22年度シーズンから比べてバーディ率は50位以上のランクアップ。
解説=田中 徹
●たなか・とおる / 1988年生まれ、千葉県出身。「1兆個のドリルをもつ男」と名乗り、インスタグラムのリール(動画)が大人気。「Bull Golf」など都内でレッスンも行なっている。Bull Golf代表。
写真=ゲーリー小林
撮影トーナメント=ワールドレディス サロンパスカップ、ニチレイレディス、アース・モンダミンカップ
※選手の成績やデータは11月9日現在
2025年01月23日 10:42
豪州、アジアツアー共催のニュージーランドオープン(2月27〜3月2日、ニュージーランド)の出場選手が23日、発表された。日本ツアーからは通算20勝の石川遼(カシオ)や、昨年大会覇者の幡地隆寛(ディライトワークス)ら20人がエントリーした。
大会ホームページで石川は「ゴルフ界のアイコン」などと紹介された。初出場の一戦を前に「ニュージーランドを訪れ、ニュージーランドオープンという素晴らしい舞台でプレーすることをとても楽しみにしています」と石川はコメント。「ニュージーランドオープンや開催コースであるミルブルックリゾートについては、これまで出場したことのある選手たちからいろいろな話を聞いていて、そのすべてが興味深い」と早くも情報収集は万全なようだ。
2025年01月23日 08:00
“なっち先生”こと大谷奈千代が、コーチに転身して気づいた「プロとアマチュアの考え方の違い」は、スイングの改造や強化以上にスコアアップの効果がある。
そこで「頭と心の中を変えるレッスン」を毎月掲載! 決意と目標を決めて今年の終盤をラストスパート! 「今年を振り返るのは、年末や年明けを待たなくていいのです!」と大谷。決意や目標を立てるのは区切りのいいところではなく、思い立ったら吉日。きっかけがあったら都度、これまでを振り返り、新しい目標を決めてそれに向かって努力して、昨日より進化・成長した自分に上書きしていこう!
10月に「センコーグループ LADY GO CUP」というペアマッチに参加させていただきました。女子プロ30名が出場し、私のペアの結果は15組中6位でしたが、チーム戦は個人競技の試合と違ってプロ同士でもお互い迷惑をかけられないという気持ちになる。しかも、テレビ放送があったのでプレッシャーは倍増でした。
出場が決まってからは「ナイスショットの再現性を高めよう」と、練習にも熱が入りましたが、みなさんもコンペやクラブ競技など大切なラウンド前は緊張感や意識が高まりますよね。しかし、その想いが空回りしてしまうがありませんか?
練習はウソをつかないといいますが、考えてやらないと、ウソみたいな結果になってしまうのです。そこで私は、最近の自分のラウンドを思い出し、後半になると疲れから足が動かず手打ちになってしまう。それを改善するために「体力をつける」という結論に達しました。
課題が見つかれば「いつまでに」「なにを」「どうやって」といった、具体的な数字や方法を設定していくと、明確な目標が決まります。体力の向上が必要な私の場合、「試合までの1カ月以内に」「筋力・持久力・柔軟性を」「ヨガやランニングなどで上げる」といった具合です。
その目標に向かって、1日1時間取り組んだ日もあれば、体調がすぐれず5分しかできない日もありましたが、とにかく毎日目標を実行し、三日坊主になってしまうことだけは避けました。すると、私なりには満足いくフィジカルとパフォーマンスが整ったと思います。
目標は内容が具体的であればあるほど実現の可能性が増えるし、決意が強ければ、モチベーションが高まり行動の質も上がります!これから年末にかけて、みなさんもコンペなどが増えるでしょう。今年も残すところ数カ月ですが、今年のゴルフを振り返りながら、もう1度決意と目標を決めて取り組むと「いい1年だった」と思える年末が過ごせるはずですよ!
いかがでしたか? 大谷コーチのレッスンを参考にしてみてください!
大谷奈千代
●おおたに・なちよ/1984年生まれ、兵庫県出身。05年のプロテストに合格。ステップアップツアー2勝、11年には賞金シードを獲得。現在はレッスンにやりがいを感じ、コーチに転身。アマチュアやプロの卵を精力的に指導している。
2025年01月23日 07:00
ツアープロの復活優勝や初優勝に貢献し、注目を集める柳橋章徳が中心となり“ゴルフスイングの本質に迫る”チームを結成!
体やクラブの使い方の原理原則を追求し、個人の潜在的な能力の限界を突破(ブレイクスルー)するメソッドを毎月紹介しよう。
2025年01月23日 06:00
長寿連載の通称「プロヒン」には、2024年もツアープロが30個のヒントを伝授してくれた。
このコーナーではそのなかから、2つのテーマを設けてベストヒントを選出。練習では「スイング強化」を、ラウンドでは「トラブル脱出」をヒントにスコアアップを目指そう! 同じ位置で同じ形を再現するようにスイングする ダウンで体が早く開いたりクラブがインから入りすぎると同じ形を再現できない(写真左)
バックスイングの二等辺三角形(写真右)
右ヒジが曲がりきれいな二等辺三角形にはならないが形をイメージするだけでOK
ドライバーならではのミスといえば、振り遅れですよね。シャフトが長いぶん、体が早く開きやすくなるので、私は手と両肩を結んだ「二等辺三角形」をイメージ。バックスイングの腰の高さでこの形を作ったら、ダウンスイングでもう1度再現するように振り下ろします。
同じ位置で同じ形を再現すれば、スイングプレーンが安定し、ダウンスイングで体が開きません。クラブが寝たり、インから入りすぎるミスもなくなりますよ。
いかがでしたか? 手と両腕で結ぶ形に注目しましょう。
永嶋花音
●ながしま・はなね/2001年生まれ、東京都出身。157cm。イントループ所属。
2025年01月22日 09:26
【羽川豊の視点 Weekly Watch】
【羽川氏コラム】ワイアラエCCで見せ場をつくった平田憲聖は1打の重みを実感して夢をかなえてほしい
「ゴルフの未来はどうなるのか」
そんなことを考えたのは、バーチャルとリアルを融合させた、新しいゴルフリーグが米国でスタートしたからです。
この新リーグは屋内スタジアムが舞台。ドライバーやアイアンは巨大スクリーンに向かって打ち、50ヤード以内のショートゲームは実際にプレーする。既存のシミュレーションゴルフをワイドに進化、発展させたもので、T・ウッズやR・マキロイ、松山英樹ら、PGAツアーの24選手が6チームに分かれ、1日1マッチ(残り4チームはオフ)を行う。試合開始から終了までは約2時間とスピード感が求められる時代に合ったフォーマットで若いファンを獲得する狙いもあるようです。
ゴルフ界に若い人を引き込みたいのは日本も同じです。今年はゴルフ市場を支えてきた団塊世代が全員75歳以上となります。数年前から「ゴルフ業界の2025年問題」としてマスコミが取り上げ、競技人口の急激な減少が懸念されてきました。
一方で、コロナ禍以降、若者の中でもとくに女性ゴルファーが急増し、雑誌やテレビでも関連情報が増えました。
ライフスタイルの多様化が進み、スポーツの「時短化」もあって、プレースタイルやスタート時間も変わってきました。すでにアマチュアの間ではキャディーなしのセルフプレーや、早朝や薄暮ゴルフは全国に浸透しています。
アウト・インの2ウエースタートでハーフ終了後にランチを挟む従来の形式は残るものの、早朝や薄暮にナイター、休憩なしのスループレーなどを求めるゴルファーがこれまで以上に増えてくれば、ゴルフ場の対応も問われることになります。
そうなれば、プレー時間のスピード化は拍車がかかるはずです。
先日、都内在住のアマチュアからこんな話を聞きました。
「今は関東のゴルフ場へ宅配便でバッグを送ると往復で4000円以上もかかります。だから最近はキャディーバッグを担いで電車に乗る人が増えている」そうです。
それなら、14本のクラブは要らないでしょう。練習場に持っていくような小型のバッグに、ドライバー、ユーティリティー、7I、PW、パターの5本でいい。残り距離でクラブの選択に迷うことがなく「時短」にも寄与する。距離の打ち分けは、ロフトを立てたり、寝かしたりして対応できる。コース攻略は緻密になり、クラブの使い方を工夫することで腕も上がります。
毎日ニュースを見れば、計り知れないSNSのパワーに圧倒される日々ですが、柔軟な発想と「時短」が当たり前の若者が、「ゴルフの常識」を変える日がくるのではないか。
(羽川豊/プロゴルファー)
2025年01月22日 08:00
有村智恵プロの連載第十弾。24年シーズンはツアー生活を休み、4月に双子の男の子を出産、そして育児に専念しながらも、自身が発起人でもあるLADY GO CUP運営など精力的に活動を続けていた有村プロ。ツアー復活はあるのか?25年シーズンへの抱負を語っていただきました。 新しい”プロゴルファー有村智恵”をつくる
こんにちは、プロゴルファーの有村智恵です。
2024年は産休をとらせていただいたので、試合には出場していませんでしたが、YouTube配信へのコメントやイベントで、ファンの方々から変わらない応援をたくさんもらって本当に感謝しています。おかげさまで楽しく育児ライフを過ごさせてもらっていますが、やはりプレーで恩返ししたい気持ちが日に日に強くなってきています。出産直後は、しばらくゆっくりしていたのですが、今年はLADY GO CUPも4試合できましたし、ツアー転戦中にはできないお仕事を、たくさんこなせた1年になりました。
思えば、2~3年前にスポンサーさんとお会いしたとき、「これから先、結婚、出産、育児を経験することになったら、選手としてのレベルを維持できても、1年をとおして全国各地を移動しなければならないツアー転戦は難しいかもしれない」と心配を口にしたことがきっかけで動き出したプロジェクトが、”LADY GO CUP”でした。もちろん、結婚して出産して、家族や友人たち、何より子供と、楽しい時間をすごしていきたいと思っていますが、私たちツアープレーヤーは、子供のころからたくさんの時間を練習に費やして、やっとの思いで自分の夢を叶え、トーナメントの舞台に立っています。ですから、たとえ出場できる試合数が減ったとしても、ゴルフを通じて自分を表現できる場所がほしいですし、お世話になった人への恩返しは、やっぱりプレーでお返ししたいと思っています。そして今は、選手として頑張っている自分を子供に見てもらえるまで頑張りたいなとも思うようになりました。そんな選手たちの思いに応えるためにも、単発で出場できるLADY GO CUPのような試合が増えていくことは必要だと考えています。おかげさまで今年は4試合の開催ができました。来年以降も少しずつ増やしていき、最終的には年間10試合くらい開催できればと思っています。来年は、私も選手として出場しますよ!
でも、まだまだ産後のブランクは感じています。少しづつ球を打つ時間を増やしていますが、出産前に出来ていたことが本当にできなくなりました。体格はもともと小さいですが、体幹の強さには自信がありましたので、そこを生かしてフェードボールを中心にプレーを組み立てていました。でも、特にドライバーショットのような長いクラブを振るとき、前よりも意識的にヘッドを走らせないと振り遅れてしまうようになったので、クラブを短くして、リストを使ってドローボールを打つように調整しています。私の生命線ともいえるアイアンショットを軸にスイングやクラブのセットを決めていく点は変わっていませんが、前とくらべてヘッドが走りやすいセッティングへチェンジしました。春先には所属先の主催トーナメントがありますので、そこを目標に練習を積んでいます。正直、今は目標を言えるほどの自信がありません。まずは、4日間歩きながら戦える体に戻して、開幕前には自信をもって、目標を口にできる状態まで上げたいと思います!
いかがでしたか? 有望な若手プレーヤーが多い女子ツアーですが、有村智恵プロが復帰すれば、さらに盛り上がること間違いないですね!
有村智恵
●ありむら・ちえ/1987年生まれ、熊本県出身。159cm。通算14勝(メジャー1勝)4月に双子の男の子を出産。
構成=岡田豪太
写真=田中宏幸
協力=スターツ笠間ゴルフ倶楽部、エースゴルフ赤坂、LADY GO CUP
2025年01月22日 07:00
苦手にしているゴルファーも多いはずのフェアウェイウッド。
2025年01月22日 06:00
ピンの新作「G440」シリーズのキーワードは「飛び」だ。
「安定感」「寛容性」というこれまでのピンの考えが「ブレた!」。伝統的なコンセプトは継承しつつ「飛び性能」を強化、「飛んで曲がらない」最強のドライバーが誕生した。すでにホアキン・ニーマン選手がアジアツアーで実戦投入して優勝するなど、早くもその真価を発揮している。
ピンの歴代クラブの変遷を知り尽くしている鹿又芳典が、進化のポイントなどを詳しく試打・解説する! 「飛び重心」PING史上もっとも低重心設計で飛距離性能を高める (左から)G440 HL MAX、G440 SFT、G440 LST、G440 MAX
待望のピンの新作「G440」の最大の特徴は、ピンが求めてきた理想の重心位置へ近づけられたことによる“衝撃の飛び性能”だ。ボールにエネルギーを最大効率で伝達できる理想的な重心位置を示す線を、ピンでは「重心ライン」と呼び、このラインに重心が近づくほど、インパクト時のエネルギー効率はよくなり飛距離性能が向上する。
今作「G440」では、ピンのドライバーの伝統的特性である「深重心」はそのままに、「重心ライン」に重心を極限まで近づけることに成功し、ピン史上もっとも低重心に。「寛容性」「安定感」という“ピンらしさ”を残したまま、ブレないだけでない、飛距離性能が大幅に上がった“最強”のドライバーが完成した。 3つのテクノロジーが最大飛距離を生む「飛び重心」を実現
余剰重量をヘッド後方のウエイトに。深低重心で高打ち出し・低スピンの弾道が誕生 1:カーボン・フライラップ・テクノロジー (左から)G430、G440
前 作よりもクラウン部分を約34%軽量化。「MAX」と「SFT」 にはカーボンクラウンを初採用。「LST」においてもクラウン部分にあったブリッジをなくして、接合部の軽量化を実現 2:フリーホーゼルデザイン
ヘッド内部のホーゼル(ネック部分)固定部を空洞化。耐久度を保ちながらも、前作から約13%の軽量化に成功した 3:極薄フェース
フェースを極薄化し、たわみ性能をアップ。フェースが薄くなり、前作より約7%軽量化することで深・低重心化にもつなげている
※数値はPING調べ 【鹿又’s impression】プレーヤーの感性に訴えかけるヘッド形状も魅力
鮮やかなブルーのカラーリングが、精悍さとともに「スピード感」も感じさせます。スタンダードモデルである「MAX」のヘッド形状は、フルサイズの460ccながらも前作「G430」よりも少しすっきりとした形状に。今でもファンの多い名器「G410」を彷彿とさせるような形状です。
球筋をイメージしやすく、アドレスした瞬間から「振りやすそうだな」という印象を受けますね。
カーボンクラウンによる低重心化やサウンドリブによる打音向上など機能性についても、前作を完全に超えた仕上がりになっています。そのなかでも私が特筆したいのが「フリーホーゼル」です。ホーゼル(ネック部分)固定部を空洞化しても耐久度を維持できているのが本当にすごい! メーカーさんの努力をひしひしと感じます。 もう「ブレないだけ」とはいわせない
球がねじれずぶっ飛ぶ「強弾道」を体感せよ G440 MAX
まず、初速の速さがこれまでのシリーズとはまったく違います。私は大げさではなく2m/秒ほど速くなって驚きました。
慣性モーメントが高いドライバーにありがちなダウンスイングでのもたつきがいっさいなく、インパクトでスクエアに戻しやすい。まさに“曲がらず飛ばせる”ドライバーです。 G440 LST
「球筋を自分で操作したい」「左のミスを消したい」という人にオススメです。
「MAX」と比較すると、フェースがみずから返ってこようとする動きは少なく、思い切り叩くことができます。かといって、スピンが“少なすぎる”ことはないので、安定したボールを打ち続けることができます。 G440 SFT
インパクトの瞬間にしっかりとボールをつかまえてくれるので、「球がすべる」という感覚はまったくない。「MAX」と比べるとスピンが入りやすく、よりやさしさに振ったモデルです。
「ボールをつかまえたいけどスピン量は抑えたい」という人は、新たに追加されたロフト9度を試してください。 G440 HL MAX
ヘッドスピードが遅めの人に向けた軽量モデルですが、こういったモデルにありがちな「頼りなさ」はなく、オフセンターヒットにも強い。スイング中にヘッドがどこにあるかも感じやすいので、結果としてミートしやすい。
HLには、さらにつかまえてくれるSFTの軽量ドライバーもあります。 【鹿又’s impression】飛び、安定感、打音、形状。すべてがハイレベル
まず、感じたのはその初速性能の高さ。どのモデルを打っても自分が想定しているよりも断然速いボールスピードで飛び出していきます。ですが、球が暴れることはなく、ピンらしい「安定感」「曲がりづらさ」はそのまま残している。考えに考えられた重心の位置がこの両立を可能にしているのでしょう。
感覚的な側面では、ヘッド形状と同様に打音もかなり“締まった”音になりました。低く短い打音は、しっかりと振り切っていける印象をプレーヤーに与えてくれます。
標準シャフト「ALTA J CB BLUE」との相性もとてもグッド。軽量モデル「HL」はHS38m/秒以下のゴルファーが、飛距離を最大化できるように作られている 標準シャフトのバリエーションも“ピンならでは”
シャフトとヘッドのベストマッチングで飛ばせ! Newシャフト「ALTA J CB BLUE」から試してほしい
ピンといえば、標準シャフトの多さも特徴のひとつ。フィッティングを重要視しているピンだからこそ、自社でこれだけのバリエーションを用意しようというマインドをもち続けられるのだと思います。
まず、新しく登場した「ALTA J CB BLUE」のクオリティがとても高い! 46インチと長尺ですが、カウンターバランスの効果で振りづらさを感じません。しなり感があるのに振り遅れず戻ってきてくれるので「G440」との相性は最高です。試打する際は、まずこれからトライしてください。
そこで違和感があれば、中元調子で剛性感の強い「TOUR 2.0 CHROME」、手元調子でシャフト全体にハリ感のある「TOUR 2.0 BLACK」を試しましょう。どちらも中弾道から低弾道が出やすいシャフトですが、このふたつで悩んだときはシンプルに「振りやすいほう」を選んでいいと思います。
さらに高さで飛ばせる軽量の「SPEEDER NX GREY」もあり、幅広いゴルファーに選択肢を用意してくれています。 ヘッドとシャフトの「ベストマッチング」をフィッティングで見つけよう
上述したようにシャフトの基本特性はありますが、ヘッドとの相性やロフト選択、クラブ選びには判断しなければならない要素がほかにもたくさんあります。これらのピースがピタッとハマったとき、真の最大飛距離を得ることができる。しかし、アマチュアが自分で“正しく判断する”のはとても難しいですよね。
そこで利用してほしいのが、専門家による「フィッティング」です。ピンはフィッティングを強く推奨しており、 直営店はもちろんのこと、全国のPING取扱店にも「PING認定フィッター」が数多くおり、自分自身の「ベストマッチング」を客観的に判断してもらうことで、クラブに対する“迷い”をなくすことができます。
ちなみにピンの標準シャフトは、どれを選んでも追加料金ゼロ!ぜひ自分に合ったクラブで、さらなる飛びを体感してみてください。
SPEC:G440 ドライバー
●ロフト角/9、10.5度(MAX、LST、SFT)、12度(MAX)
●長さ/46インチ(ALTA J CB BLUE装着時・標準長)
●シャフト/ALTA J CB BLUE、PING TOUR 2.0 CHROME、PING TOUR 2.0 BLACK、FUJIKURA SPEEDER NX GREY
●重さ(MAX・シャフト・フレックス)/約301g(ALTA J CB BLUE・SR) ●価格/10万7800円
いかがでしたか? PINGの新作「G440シリーズ」をぜひ試してみてください。
解説・試打=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。各メーカーの新作クラブをほぼすべて試打し、時代ごとのトレンドを熟知している。その評価を参考にするアマチュアは多い。
●商品の問い合わせ/ピンゴルフジャパン clubping.jp
構成=石川大祐
写真=相田克己
協力=ジャパンゴルフスクール
2025年01月21日 20:12
人気女子ゴルファーのセキ・ユウティンが18日、インスタグラムを更新。ビーチで浮輪に乗った水着姿を公開し、反響を集めた。
ピンクがかった金髪のウェーブヘア、パールが散りばめられた水着を着用。ユニコーンの浮輪に乗り、カメラ目線の写真を3枚公開した。
雰囲気激変の姿にファンから驚きの声が止まらず。「ディズニーシーのショーに出られます」「誰が見てもマーメイド」「いつからそんな髪色に」「ユニコーンに乗った美女」などの声が寄せられている。
2025年01月21日 19:11
日本プロゴルフ協会は21日、男子レギュラーツアー通算12勝の陳清波(ちん・せいは)さんが14日に敗血症のため死去したと発表した。93歳だった。台湾出身。21日に家族葬を行い、後日お別れの会を開く予定。
台湾北部の淡水生まれで、実家の裏にあった淡水GCで10代から働き腕を磨いた。1951年に来日。川奈ホテルGC(静岡)でゴルフを学び、59年に東京GC(埼玉)所属となり、活動の場を日本に移した。同年の日本オープンで初優勝を飾ったのを皮切りに多くのタイトルを獲得。60年代の日本ゴルフ界をリードし、64年には関東プロ選手権、日本シリーズなど3勝を挙げた。
海外メジャーのマスターズに63年から6年連続で出場し、15位を最高に全て予選通過。シニアでも活躍した。ダウンブローの名手で、理論書「近代ゴルフ」は多くに影響を与えた。78年に日本国籍を取得し、現姓名は清水泰行(しみず・やすゆき)さん。2014年に日本プロゴルフ殿堂入りした。