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2024年12月13日 16:09
「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡) 亀田興毅ファウンダー(38)が13日、世界タイトルマッチを第1試合に組むという、仰天の決定を明らかにした。 この日、都内でIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を4位のレネ・カリスト(29)=メキシコ=と争う3位のウィリバルド・ガルシア(34)=メキシコ=が公開練習と記者会見を行ったが、同席した亀田氏は「この興行のオープニングファイトとして第1試合に入れることにした」と発表。メキシカン同士の一戦とあって、メキシコでのゴールデンタイムにESRNの生配信が行われるよう配慮したもの。 さらに「スタートから興行を盛り上げていただき、ファンにドアタマから見ていただきたい」と、スタートダッシュを決める役割も期待した。 ガルシアは漁師やトラック運転手などの職を転々とし、27歳でボクシングを始めた遅咲きボクサー。両親、祖父母、3人の息子ら20人の大家族を貧困から救い出すために戦っているという。 ストロングポイントは「パンチ力とボラート(メキシカン特有の右オーバーハンドパンチ)」だといい、「俺たちメキシカンの、ゲレーロ(戦士)のような熱いファイトを見てほしい。勝ったらWBC王者のジェシー・ロドリゲス(24)=米国=と統一戦がしたい。34歳でも衰えは感じていないので、40歳過ぎまで戦いたい」とアピールしていた。
2025年11月10日 06:00
ノアのニューキャプテンGHCヘビー級新王者のYoshiki Inamura(稲村愛輝=32)が、方舟シップをハッピーな船にしていく覚悟を見せた。稲村は8日の後楽園大会で、KENTAを破り至宝を初奪取。次期挑戦者に同王座の最年少戴冠記録保持者である清宮海斗(29)を指名した。ミスター清宮との因縁、そしてノアからリムーブしたいバッドな風潮とは…。
宮城・仙台サンプラザで行われる決戦(21日)を前に取材に応じた稲村は、出合い頭に大きな体で記者にハグ。「ミスター清宮はラビットで、ミーはタートルなんだよ」と寓話で口火を切った。
稲村にとって清宮は道場時代の先輩にあたる存在だ。そのシゴキは相当なものだったようで「まさにジーニアス。できない人の感覚をアンダースタンドできないんだ」と差を見せつけられた過去を明かした。
それでも一生懸命に努力を続けた稲村は「自分のアビリティーのリミットが見えた時に『ミーはじっくりやろう』と思ったんだ。彼を超える目標は常に持ちつつ、ハリー・アップはしなかったね」と笑顔。清宮との違いを強調した。
しかし、米WWE・NXTで武者修行をしている間に、目標としていた清宮は同じユニットだったOZAWAの反逆にあう。今年1月の日本武道館大会では、GHCヘビー級王座から陥落。ファンの支持も獲得したニュースターに、今年の話題の中心をさらわれてしまった。
キャプテンはこの状況に警鐘を鳴らす。「アナーキーで異分子な存在によって、ひたむきにプロレスリングを努力した選手がああやって追いやられる。ましてやニューイヤーのショーでは(清宮に)ブーイングがあったわけじゃないか。アイ・キャント・ウォッチ。あってはならないシチュエーションだったね」と首を横に振った。稲村が否定するのは真面目に努力した人間を認めない風潮だ。
「ミスターOZAWAがクールなのはわかる。でも、バッドなマインドをばらまくのは、これから先ノアとプロレス界を盛り上げるためには、ない方が良いとミーは思ったね」と断罪。だからこそ「ミーとミスター清宮のマッチを見た人は、ハッピーになってゴーホームしてほしいんだ」と力説していた。
稲村はテンガロンハットを指先で回しながら「もし勝ったら、次の挑戦者も指名させてもらうよ。誰かはトップシークレットだけどね」と唇に人さし指を当ててウインクした。9日に埼玉で行われた前哨戦では先勝を飾ったが果たして…。
2025年11月10日 05:01
新日本プロレスは9日、都内で記者会見を開き、来年1月4日の東京ドーム大会で行われる棚橋弘至(48)の引退試合の対戦相手が、米AEWのオカダ・カズチカ(38)に正式決定したと発表した。団体によれば、シングルマッチでの対戦成績は棚橋の5勝9敗3分けだが、東京ドーム大会では2勝1敗。棚橋は、東京ドームでの引退試合としては1998年4月4日のアントニオ猪木以来、27年ぶりとなる勝利での有終を誓った。
“100年に一人の逸材”の現役最後の対戦相手がようやく決まった。現AEW統一王者のオカダは8日の新日本・安城大会に電撃登場し、引退試合の相手に名乗りを上げていたが、正式決定。棚橋は「相手を引き受けてくれて感謝」と謝意を述べ「(オカダが)レインメーカーとして凱旋(がいせん)したときから始まった物語で、借りも返していない。なかなか引退試合で勝って辞めていく選手は少ないが、僕は1人知っている」と、98年4月に東京ドームで行われた引退試合で勝利した団体創始者の猪木を引き合いに出した。
最後はゆかりの深い相手との一騎打ちを模索していたが、2010年代に何度も激闘を繰り広げた元ライバルなら不足はない。「(オカダは)全力を出し切れる相手。(観客から)まだまだできると思われて辞めるのか、もうボロボロだし仕方ないよなと思われて辞めるのか、後者にならないように最高のコンディションで臨む」と決意を込めた。
対戦成績では負け越しているものの、東京ドーム大会に限れば2勝1敗。「しっかり勝ちたい。(引退ロードで)僕を超えていった選手がいっぱいいて引導はもらいすぎて在庫はあるので、引導はもういらない」。冗談めかしながらも、26年間のプロレスラー生活の締めくくりとして勝利への執念をのぞかせた。
◇棚橋弘至(たなはし・ひろし)1976年11月13日、岐阜県大垣市出身。立命大在学中の98年2月に新日本の入門テストに合格し、卒業後の99年4月に入団。同年10月、真壁伸也戦でデビューした。2006年7月にIWGPヘビー級王座を初奪取し、通算8度戴冠は歴代最多。G1クライマックスは07、15、18年に優勝するなど、団体の低迷期から「エース」として“V字回復”をけん引した。23年12月に新日本の社長に就任。得意技はハイフライフロー。181センチ、103キロ。
◇オカダ・カズチカ 1987年11月8日、愛知県安城市出身。2004年に闘龍門に入門し、同年8月にメキシコでデビュー。07年8月に新日本に入団して08年に再デビューした。10年2月に米国武者修行へ出発し、12年1月に帰国すると「レインメーカー」を名乗り、同年2月に棚橋弘至を破ってIWGPヘビー級王座を初戴冠。同王座は計5度戴冠し、最多通算防衛記録も保持。G1クライマックスは4度優勝。24年1月に新日本を退団し、3月に米AEWと契約。191センチ、107キロ。
2025年11月10日 05:01
ボクシングの元世界4階級制覇王者・井岡一翔(志成)が9日、都内で取材に応じた。バンタム級に上げ5階級制覇を目指す中、WBA世界同級王者・堤聖也(角海老宝石)が12月のノニト・ドネア(フィリピン)との団体内統一戦を終えた後の展望で井岡戦を熱望したことに「うれしい。ぜひやりたい」と歓迎した。
この日は妻・恵美さんが手がけるベビーフードブランド「ILY BABY」の販促イベントに参加。自身の減量や育児も参考にした栄養価の高い離乳食で「大人が食べてもおいしい」とPRした。
2025年11月10日 05:00
1日に現役引退が発表された大相撲の元小結遠藤の北陣親方(35)=本名遠藤聖大=が9日、福岡市内のホテルで記者会見した。
2025年11月10日 05:00
1日に現役引退が発表された大相撲の元小結遠藤の北陣親方(35)=本名遠藤聖大=が9日、福岡市内のホテルで記者会見した。度重なるケガに苦しみながら真っ向勝負を貫き、晴れやかな表情で「本当に幸せな相撲人生」「悔いは一切ない」と、約12年半の現役生活を振り返り、感謝を口にした。低迷する大相撲人気回復に貢献。今後は追手風部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたる。
◇ ◇
−率直な心境は。
「まだ引退したという実感はない。これから感じていくのかな」
−引退への経緯は。
「手術をして、もう一度土俵に戻るつもりでリハビリしてきたが、だんだん気持ちが変わった」
−師匠の追手風親方(元幕内大翔山)からは。
「『よく頑張った』『お疲れさま』と言ってもらった」
−家族の反応は。
「家族と一緒に決めた。『いいね』と言っていた」
−ケガで思うような稽古ができなかった。
「手術せずにうまく付き合っていく。覚悟はしていた。当時から本当にいっぱいいっぱいだった」
−昨年1月1日に故郷の石川県で能登半島地震が発生した。被災地にも何度も訪問した。
「今も大変な状況が続く中、前を向いて必死に生きている姿を見て、逆に元気をもらった」
−何が支えだったか。
「名前を読み上げられ、歓声があり、土俵に上がって勝てば、鳥肌が立つような声援をもらった。もう一回、あの歓声を聞くんだという気持ち」
−入門してすぐに人気力士になった。
「ガラリと環境が変わった戸惑いもあったが、それ以上に幸せだった」
−後輩の石川出身力士へ。
「震災があり、どこか心の中で(故郷への)気持ちを持って土俵に上がっていると思う。変わらず精いっぱい相撲を取ってほしい」
2025年11月10日 05:00
新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で、米国・AEWのレインメーカーオカダ・カズチカ(38)が、棚橋弘至(48)の引退試合の相手を務めることが9日に正式発表された。試合順は未定だが、オカダは本紙の取材にメインイベントでの試合を主張。中邑真輔(45=WWE)や内藤哲也(43=フリー)ら他のライバルたちではなく、自身が棚橋の最後の相手となった理由とは――。
オカダは8日の愛知・安城大会で電撃登場し、棚橋の引退試合の相手に名乗り。9日の会見で正式決定し「天龍(源一郎)さんと引退試合した時は『昭和のプロレスが終わったな』と感じましたけど、棚橋さんと東京ドームで何回もやっていた時は平成でしたので。平成のプロレスを終わらせていきたいと思います」と高らかに宣言した。
オカダと棚橋は年間最大興行1・4ドームのメインで13、15、16年大会と3度も対戦。数々の名勝負を繰り広げ、団体の人気復興を象徴する黄金カードだった。今大会の試合順は未定だが、オカダは希望を問われると「まあメインイベントですね。僕もずっとIWGPはメインだと言ってきましたけど、これだけは話が違うというか。『(相手が)俺だったらメインでしょ』って」と不敵な笑みを浮かべる。
同大会では、IWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とIWGP GLOBALヘビー級王者・辻陽太のダブル王座戦も決定済み。しかしオカダは「棚橋さんも新日本の功労者ですし、その後に(他の選手が試合を)やるのはかわいそうだと思います。その後にやってウンともスンとも言わないメインを経験するのも、IWGPがメインじゃないという経験も、どっちもいい経験だと思います。それは竹下、辻両選手には生きてくる経験かなと思いますね。(ファン)投票してもいいし」と持論を展開した。
棚橋の引退試合の相手を巡っては、さまざまなレスラーたちの名前がファンの間で挙がっていた。終生のライバルと呼ばれた中邑がWWE日本大会(10月、両国)で「愛してま〜す!」とマイクアピールしたことで、2人の対戦を望む声もあった。これに対しオカダは「そういう人たちがいるのは分かってますし、俺も見たい。でも一番ふさわしいのは、俺だと思います。みんなそれぞれ見ていた時代のことを思って(希望のカードが)あるじゃないですか。逆に中邑さんをあまり知らないからオカダがいいという人もいるだろうし、内藤(哲也)さんがいいって人もいるだろうし、そこは正解はないと思うんです」と胸中を告白。その上で「新日本プロレスが一番いい時代にやっていたのが俺と棚橋さんの戦いで、どれだけお客さんを呼んで、どれだけカネの雨を降らせてきたかと考えたら。俺がいるんだから、俺でしょって」と言い切り、その舞台に立てないレスラーたちの思いを背負って戦う決意を明かした。
天龍の引退試合は同年のプロレス大賞ベストバウトを獲得した。「(棚橋戦も)そうなったらうれしいですよね。胸を張れるいい引退ができたと思ってもらえるでしょうし。俺も『さすがオカダ・カズチカだね』ってものは見せていかないといけないし、後悔のない棚橋弘至と戦いたいので。最高の状態で来てくれたらと思いますね」。世界の舞台でさらに大きな存在となったオカダが、再び一時代を築いた名レスラーの時代に終止符を打つ。
2025年11月10日 05:00
人気ユーチューバーでタレントのフワちゃんが、プロレスラーとして再始動することが大きな反響を呼んでいる。7日の女子プロレス「スターダム」の後楽園大会に電撃登場し、プロレスラーとして再スタートを切ることを宣言。12月29日の両国国技館大会で再デビューが決定した。スターダムの岡田太郎社長が、フワちゃんのプロレス復帰の舞台裏を明かした。
フワちゃんは昨年8月、X(旧ツイッター)にタレントのやす子に対して不適切な内容を投稿。その後謝罪し、活動休止に追い込まれた。復帰が待たれる中、新天地として選んだのは2022年10月にデビューを果たした女子プロレス「スターダム」のリングだった。
後楽園大会で電撃登場し「これから死ぬ気で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。フワちゃんの再出発は、プロレス界だけでなく世間からも注目を集めた。反響の大きさについて、岡田社長は「エネルギーの総量が想定していたものよりもはるかに上回っていたのでびっくりしていますし、正直ちょっとたじろいでます。これがうねりになればいいなと思ってます」と語った。
実は今年4月のスターダム米国大会にフワちゃんが来場し、初めて顔を合わせた。その後、話し合いを重ねプロレス復帰が決定したという。「海外でお仕事や勉強をされているのは存じておりました。夏ごろに『プロレスをやりたい』ということでお話をさせていただいて、過去のスターダムでの実績や、当時のお話など何回か会話を重ねた上で過去は変えられないので、これからの今と未来を見て一緒にやりましょうという決断に至りました」と説明した。
プロレス復帰を発表することで、応援の声もある一方で「これでプロレスが軽く見られる」や「プロレスがマイナスに見られる」など批判の声も上がっている。だが岡田社長は「単純に考えて、触れない方が波風は立たない存在ですし、もちろん弊社は上場企業ですので、イメージなども考えて上にも話しました」と明かした。その上で「ですが、本人は全くプロレスを軽く見てないですし、今回でプロレスやスターダムを知らない人は、存在を知るきっかけになったと思います。フワちゃんが真面目にプロレスをやれば、マイナスな意見は全く問題ないと思っていますし、一人でも多くの人がスターダムやプロレスを好きになって見てもらえる機会になればいいと思っています」と期待を寄せた。
フワちゃんの参戦を受け入れたのも、選手への信頼があるからこそだ。「こういったサプライズがあるからこそ、スターダムのプロレスの内容は一番じゃなきゃいけない。そこは今の選手たちに全幅の信頼を置いているので、選手の不調や手術などで欠場しても、お客さまに絶対面白いものを提供できると思っています。選手には選手生命を伸ばすような選択肢を提案していますし、フワちゃんも受け入れられました」。
フワちゃんの再デビュー戦は日本中が注目する一戦になる。
2025年11月09日 22:03
プロレスラーのアレクサンダー大塚(54)のデビュー30周年記念大会が12月21日に大阪・世界館(大阪市港区)で開催される。
2025年11月09日 20:45
米国・AEWの「AEW COLLISION」が8日(日本時間9日)に放送され、AEW統一王者のオカダ・カズチカ(38)が「ドン・キャリス・ファミリー」のTNT王者カイル・フレッチャーに協力を申し出た。
6月から「ドン・キャリス・ファミリー」に加わったが、ファミリーを支えてきた新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とは、緊張関係が続いている。フレッチャーは22日(同23日)のPPV「FULL GEAR」(ニュージャージー州ニューアーク)で、反則OKルールでマーク・ブリスコの挑戦を受ける予定。ドン・キャリスは「ブリスコが負けたらファミリー加入」の条件を課している。
これについてフレッチャーがルネ・パケットのインタビューを受けているところで「カイル!」と言って、笑顔のオカダが割って入ってきた。続けて「残念だけど、竹下は君のサポートに来れない。だけど俺が来た。俺と君はドン・キャリス・ファミリーのキャプテンだ。『FULL GEAR』でマーク・ブリスコを倒した後も、俺たちは2人ともチャンピオンのまま。俺たちはプロトオカダになるんだ!」と言ってのけた。
フレッチャーはオカダの加入前からファミリーで竹下と共闘してきた。そのフレッチャーのニックネームはザ・プロトスターだが、竹下に代わってオカダがフレッチャーの相棒となり、プロトオカダとして活動していきたいという。オカダもファミリーのため「FULL GEAR」のフレッチャー vs ブリスコ戦に介入するということか。フレッチャーもオカダの申し出にまんざらでもない表情で「プロトオカダ…なかなかいい響きだ」と笑みを浮かべた。
新日本の来年1月4日東京ドーム大会では、棚橋弘至との引退試合の相手に決定。9日の会見では、中指を立てた上に「AEWでは好き放題にやらせてもらってます」と語っていたが、その言葉通りで勝手気ままに動きまわっている。
2025年11月09日 18:45
ノア9日の伊佐沼大会で、GHCヘビー級王者のYoshiki Inamura(稲村愛輝=32)が、清宮海斗(29)と激しく火花を散らした。
稲村は前日8日の後楽園大会で王者KENTAとの激闘を制し、GHC王座を初獲得。試合後にV1戦の相手に清宮を指名した。その後、21日の宮城・仙台サンプラザホール大会での対戦が決定。この日は清宮と前哨戦の6人タッグ戦で激突した。
先発した稲村は、ド迫力のタックルで清宮を吹っ飛ばすと、ボディーアタックをキャッチして叩きつけるなどパワフルな動きで観客をわかせる。さらに同じく前夜にGHCタッグ王者となった味方のハンク・ウォーカー&タンク・レジャーの好連係も受け、試合を有利に進めた。
その後、意地を見せる清宮からドラゴンスクリュー、閃光魔術弾などで意地の反撃も受けたが、3カウントは譲らず。最後は晴斗希を無双からDIS CHARGEとつないで3カウントを奪った。
試合後、ハンク&タンクと小躍りして勝利を喜んだ稲村は「GHCヘビーウェイトチャンピオンでキャプテン・オブ・方舟シップのYoshiki Inamuraです!」と胸を張る。続けて「トゥデイ(今日)はメニー・メニー・ア・ロット、たくさんのお客さんが来てくれてアイム・ソー・ハッピーです!」と駆けつけた観客に感謝した。
さらに清宮に「ユーとミーとなら、必ず方舟シップのフューチャーを見せる戦いができると僕は確信しています。このシチュエーションをウェイトして(待って)いたのはアナタだけではありません。ミー、トゥーです!」と仙台決戦へ鼻息を荒くした。
2025年11月09日 18:12
新日本プロレスは9日、都内で記者会見を開き、来年1月4日の東京ドーム大会で引退するエースで社長の棚橋弘至(48)の対戦相手が、米AEWのオカダ・カズチカ(38)に正式決定したことを発表した。現AEW統一王者のオカダは8日に地元で行われた新日本安城大会に電撃登場し、棚橋最後の相手を名乗り出ていたが、約2年ぶりに古巣マットに上がることが決まり「しっかりとカネの雨を降らせて、(棚橋が負けて)涙の雨もたくさん降らせていただく」などと不敵発言を連発した。
オカダは会見に登場すると、ポーズは取らずに報道陣のカメラに中指を立て、ふてぶてしく笑って挑発。「AEWのオカダ・カズチカです。(15年11月に)天龍(源一郎)さんと引退試合をしたときは昭和のプロレスが終わった感じがしたが、棚橋さんと東京ドームで何回もやっていたのは平成だったので、平成のプロレスを終わらせていきたい」と、かつてのライバルの介錯に自信をのぞかせた。
前夜の安城大会では新日本時代の入場テーマ曲で登場し、かつてマネージャーを務めた外道とともに“レインメーカー”としてリングに立ったが、「昨日は過去の入場曲だったり外道さんがいたりもしたが、(懐古的な)エモさは終わり。AEWでは好き勝手やっているので、新日本時代のレインメーカーのイメージは昨日でおしまいかなと。金的(攻撃)しちゃうかもしれないし、金的から丸め込んで3カウントで情けなく終わってしまうかもしれない。AEWでこの1、2年やってきたものを見てもらえればいい」と不敵に笑った。
2010年代に名勝負を繰り広げた元ライバルとは過去シングルマッチでオカダの9勝5敗3分けながら、東京ドーム大会では2勝1敗。「東京ドームの棚橋弘至は手ごわいので気を引き締める」とうなずきつつ、「自分の中でのベストバウトというか、一番忘れられない試合が東京ドームで棚橋さんに勝った試合なので、それを上回れるようにいい試合をして楽しみたい。いろんな意味で皆さんを泣かせたいなと。引退が寂しいんじゃなく、『もうオカダやめてあげてよ』ってくらいボコボコにしたい」と言い放った。
一方、ようやく引退カードが決まった棚橋は「相手を引き受けてくれたオカダに感謝してます。ありがとう」と謝意を述べ、「(オカダは)全力を出し切れる相手なので、まだまだできるぞと思われて辞めるのか、棚橋もうボロボロだし仕方ないよなと思われてやめるのか、後者にならないように最高のコンディションで臨みます。しっかり勝ちたい」と決意を込めた。
2025年11月09日 18:10
新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会の追加対戦カードが9日に発表された。
2025年11月09日 17:55
ノア9日の伊佐沼大会でシングルトーナメント戦「ノアジュニアGP2025」1回戦が行われ、AMAKUSAが政岡純(34)を下し2回戦に駒を進めた。
序盤から敵意むき出しの政岡に攻め込まれたAMAKUSAだが、場外の政岡に天船で飛んで反撃ののろし。徐々に盛り返すと、最後は開国で舞って3カウントを奪った。試合後、政岡に握手を求めたAMAKUSAは「思いは人の数だけござりまする。政岡殿の思い、深くは存じませぬが受けとらえて頂きました。しかし、過去にとらわれては先に進めぬこともあります。そなたには、光の道がよく似合う。ノアジュニアの光となって、我と共に歩みませぬか?」と共闘を呼びかける。
これに政岡からは「佐藤…いや、AMAKUSA…いや、AMAKUSAさん。お前のいう光の道、信じていいんだな?」。AMAKUSAは「その問い、愚問ではござらぬか?」と返し共闘が決定的になった。
この日行われたほかの1回戦ではHAYATAが菊池悠斗に、タダスケがダガに、Eitaが大原はじめにそれぞれ勝利。2回戦の対戦カードは「Eita VS HAYATA」(15日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)、「タダスケ VS AMAKUSA」(16日、大阪・梅田スカイビル ステラホール)に決定した。
2025年11月09日 17:49
新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で、米国・AEWのレインメーカーオカダ・カズチカ(38)が棚橋弘至(48)の引退試合の相手を務めることが9日に正式発表された。
オカダは2024年1月に新日本を退団するまで、団体、そしてプロレス界のトップ・オブ・トップに君臨。現在はAEW統一王者を保持するなど米メジャー団体で活躍している。8日に自身の地元愛知・安城大会に電撃登場すると「棚橋さん、引退おめでとうございます。そして、お疲れさまでした。2026年1月4日、よかったら、僕がやりますよ。それまで疲れるんじゃねーぞ、このヤロー!」と、かつて何度も名勝負を繰り広げた好敵手の引退試合の相手に名乗りをあげていた。
一夜明けたこの日は都内の記者会見に出席。AEWで「ドン・キャリス・ファミリー」の一員として暴れまわるオカダは登場直後に中指を立てて笑みを浮かべる場面も。2015年11月に天龍源一郎の引退試合の相手を務めたこともあることから「天龍さんと引退試合した時は『昭和のプロレスが終わったな』と感じましたけど、棚橋さんと東京ドームで何回もやっていた時は平成でしたので、平成のプロレスを終わらせていきたいと思います。東京ドームの棚橋弘至を倒すのは手ごわかったですからね。しっかり気を抜かずにやっていきます」と豪語した。
安城大会では旧入場曲の「RAIN MAKER」で、かつてのマネジャー・外道とともに姿を現していた。しかしオカダは「エモさというのは昨日で終わりかなと。次はしっかりAEWのオカダ・カズチカを見せたいと思いますし。AEWでは好き放題にやらせてもらってますので、また違うオカダ・カズチカもお見せできるのかなと。金的しちゃうかもしれないですし。そんなAEWで僕がこの2年弱くらいやってきたものを見てもらえたらと思います」と、本番当日は現在進行形の姿で臨む意向を明かした。
100年に一人の逸材の最後の相手という大役にも「まあ『俺しかいないよね』っていう感じでしたし。本当に棚橋さんと戦いたかった人はたくさんいると思うんですよ。日本だけに限らず、AEWにもたくさんいますし、その人たちの分も、代わりではないですけど、しっかり棚橋弘至を倒したいなという感じですね」と絶大な自信をのぞかせた。「自分の中でのベストバウトというか、絶対に忘れられない試合は(2016年1月4日に)東京ドームで棚橋さんに勝った試合なので。それを上回れるように、しっかりいい試合をしてですね。お客さんも来てくれると思いますし、いろんな意味で皆さんを泣かせたいなと。引退がさみしいじゃなくて、オカダやめてあげてっていうくらいボコボコにしたいですね」と不敵に言い放ったレインメーカーが、また一つの時代を終わらせる戦いに打って出る。
2025年11月09日 17:44
新日本プロレスは9日、都内で記者会見を開き、来年1月4日の東京ドーム大会で引退するエースで社長の棚橋弘至(48)の対戦相手が、米AEWのオカダ・カズチカ(38)に正式決定したことを発表した。団体によれば、過去シングルマッチの対戦成績は棚橋の5勝9敗3分けで、うち東京ドーム大会では2勝1敗。現AEW統一王者のオカダは8日に地元で行われた新日本・安城大会に電撃登場し、棚橋の最後の相手を名乗り出ていたが、退団した24年2月以来約2年ぶりに古巣マットに上がることが決まった。
オカダは会見に登場すると報道陣のカメラに中指を立て、ふてぶてしく笑って挑発。「AEWのオカダ・カズチカです。無事に26年1月4日、棚橋さんとの引退試合が決まった。(15年11月に)天龍(源一郎)さんと引退試合をしたときは昭和のプロレスが終わった感じがしたが、棚橋さんと東京ドームで何回もやっていたのは平成だったので、平成のプロレスを終わらせていきたい」と介錯に自信をのぞかせ、「まあ東京ドームでの棚橋弘至は手ごわかったので、気を抜かずにやっていきたい」と不敵に言い放った。
一方、ようやく引退カードが決まった100年に1人の逸材は「まず、引退試合の相手を引き受けてくれたオカダに感謝してます。ありがとう」と謝意を述べた。2010年代に名勝負を繰り広げてきた元ライバルとのラストマッチに向けては「ここ数年、ずーっと(直接対決では)負けて、4連敗しているので、そして何より(オカダが)レインメーカーとして凱旋してきたときのレインメーカーショックから始まった物語なので、借りも返してない」と因縁を振り返りつつ、「なかなか引退試合で勝って辞めていく選手は少ないかな。でも僕は1人知ってますので。(オカダは)全力を出し切れる相手なので、まだまだできるぞと思われて辞めるのか、棚橋もうボロボロだし仕方ないよなと思われてやめるのか、後者にならないように最高のコンディションで臨みます」と決意を込めた。
オカダの平成プロレス終焉(しゅうえん)発言を受けては、「平成を背負ってたんだなと。そういう風に言ってくれてうれしい」と意に介さず、「(引退ロードで)僕を超えていった選手がいっぱいいて引導はもらいすぎたので、在庫はあるので引導はもういらないですね」と冗談めかしながらも、最後の東京ドームに向けてボルテージを高めた。