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2025年01月24日 04:39
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第7節が23日に行われ、AZ(オランダ)とローマ(イタリア)が対戦した。 EL・リーグフェーズの戦いもいよいよラスト2試合。AZはここまで2勝2分2敗の成績で20位と、リーグフェーズ突破のボーダーラインと言える位置につけている。一方のローマは、2勝3分1敗でAZよりも勝ち点を「1」多く積み上げており、順位は14位につける。安全圏と呼べるような状況ではないが、直近の公式戦6試合を4勝2分と無敗で駆け抜けている好調さを、ヨーロッパの戦いにも持ち込みたい。 AZに所属する毎熊晟矢はELでは7試合連続のスターティングメンバー入り。試合は序盤からAZがボックス内へ入っていくシーンが目立ち、両サイドのポケットをうまく使いながら攻略を試みる。だが、ローマ守備陣も中央を固める姿勢を緩めることはなく、ゴール前までは迫れど良い形でフィニッシュまで持ち込めるシーンは少ない。 対するローマもなかなか効果的にゴールに迫ることができず、チャンスと呼べるようなシーンは、29分にアルテム・ドフビクが放ったミドルシュートくらい。このままスコアレスで前半も終盤に差し掛かると、41分にはAZに好機が到来。左サイドから仕掛けたアーネスト・ポクが中央へグラウンダーのボールを送ると、ここはエヴァン・エンディカに先に触られたが、セカンドボールがメックス・メールディンクの前にこぼれる。左足を振り抜いたが、シュートは大きく枠を外れた。 後半に入ると立ち上がりの49分、ローマがチャンスを構築。ボックス左へ流れたボールを拾ったアンヘリーニョがラボーナで中央へ折り返すと、マイナスの位置でフリーになったパウロ・ディバラがダイレクトで左足を振り抜く。しかし、ここはクロスバーの上へ。その後もローマがサイドから攻撃へ転じるシーンを増やしたが、なかなかゴールを脅かすシーンは生み出せず、スコアレスで時計の針が進む。 後半のAZはなかなか敵陣でプレーする時間を増やせなかったものの、76分には毎熊がチームを勢いに乗せる。自陣右サイドでボールを受けると、ワンツーからスペースを前進。華麗な持ち上がりから右サイドへ展開すると、最後はゴール前まで走り込んでヘディングシュートを放ったが、ここはジャストミートせずGKにキャッチされる。続く77分にも右サイド深い位置で起点となり、スフェン・マイナンスがポケットに侵入するが、クロスボールはブロックされる。 この直後、遂に試合の均衡が破れる。80分、AZは毎熊が前方へ預けたボールから素早い攻撃へ転じる。ペナルティエリア手前でボールを収めたトロイ・パロットが左サイドへ振ると、ヨルディ・クラーシがわずかに触ってスペースへ流し、駆け上がってきたデイヴィッド・モラー・ウルフからの折り返しをパロットが押し込む。見事な攻撃を完結させ、AZが終盤に入って先制に成功した。 試合はこのままタイムアップ。AZがホームで貴重な白星を掴み、ELでは3試合ぶりに勝ち点「3」を積み上げた。攻守に存在感を放った毎熊はフル出場している。一方で、ローマはELでは5試合ぶり、公式戦では7試合ぶりの黒星。クラウディオ・ラニエリ監督就任後のELでは初黒星を喫した。 次節は30日に行われ、AZは敵地でフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)と、ローマはホームでフランクフルト(ドイツ)と、それぞれ対戦する。 【スコア】 AZ 1−0 ローマ 【得点者】 1−0 80分 トロイ・パロット(AZ)
2025年07月16日 13:28
川崎フロンターレは7月16日、山田新の海外クラブへの移籍を前提としたチームからの離脱を発表した。
桐蔭横浜大を卒業後の2023年に川崎でプロキャリアをスタートさせた山田は、ルーキーイヤーに27試合4得点、24年には38試合19得点を記録。今季はここまで21試合に出場して2得点をマークしている。
また日本が連覇を果たした東アジアE-1選手権では、A代表に初招集され、香港戦(6−1)で初出場を果たしていた。
なお、7月16日にUvanceとどろきスタジアムby Fujitsuで開催される天皇杯3回戦のSC相模原戦後に、25歳のFWはサポーターに挨拶を行なう予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本の3軍や4軍と同レベル」「日韓戦3連敗は中国の3位より屈辱的」中国記者が韓国を猛攻撃!ネット上での“E-1”勃発
2025年07月16日 13:25
森保一監督が率いる日本代表は7月15日、E-1第3戦で韓国代表と対戦。開始8分にジャーメイン良が挙げた1点を守り抜き、1−0で勝利した。この結果、2大会連続3度目の優勝を果たした。
注目を集めた日韓戦で、決勝点の場面で効果的なプレーを見せたのが、3−4−2−1の1トップで先発した垣田裕暉だ。
相馬勇紀が左サイドでキープした際、ニアに走り込み、相手DFを引き寄せる。これにより、ボックス内で有利なポジションを取ったジャーメインが、相馬のクロスからボレーシュートを決めた。
献身的なフリーランだった。垣田は「誰かがあそこでニアに走らないと、ゴールは生まれない」と振り返る。
目に見える結果こそ残せなかったが、「今、自分がやっていることは出せた」としつつ、「まだまだ足りない部分も浮き彫りになった」と課題も口にする。
具体的には「ワンタッチの落としだったり、前を向いてのプレーだったり。そういったのが、もっと精度高くプレーできれば、もう1つレベルが上の選手になれる」と語った。
そして「足りない部分も分かったので、そういう部分をJリーグでまた成長しながら、もっと良い選手になれるようになりたい」と意欲を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本の3軍や4軍と同レベル」「日韓戦3連敗は中国の3位より屈辱的」中国記者が韓国を猛攻撃!ネット上での“E-1”勃発
2025年07月16日 13:18
日本代表MF田中碧が所属するリーズが、ニューカッスルに所属するイングランド人MFショーン・ロングスタッフの獲得に迫っているようだ。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』や同『アスレティック』などが伝えている。
現在27歳のロングスタッフは中盤を本職とするニューカッスルの下部組織出身選手で、2度のレンタル移籍の経験があるものの、2018年8月にトップチームデビューしてからは同クラブ一筋でプレー。2024−25シーズンはプレミアリーグで25試合に出場するなど、トップチーム通算では公式戦214試合出場で16ゴール11アシストを記録してきた。
そんなロングスタッフの現行契約は2026年6月30日までと残り1年となっているなか、プレミアリーグ残留を目指すリーズが同選手に関心を寄せていることが明らかになっていた。
これまで3回のオファーが拒否されてきたリーズだが、今回の報道によると、ついにリーズは1200万ポンド(約24億円)に300万ポンド(約6億円)の追加オプションが付随する移籍金でニューカッスルと合意に至ったという。
なお、3シーズンぶりにプレミアリーグに昇格したリーズは今夏の移籍市場ですでに、ベルギー代表DFセバスチャン・ボルナウ、ドイツ人FWルーカス・ヌメチャ、スロベニア代表DFジャカ・ビヨル、スウェーデン代表DFガブリエル・グドムンドソンを獲得しており、ロングスタッフの加入が決定すれば5人目の新戦力となる。
2025年07月16日 12:45
川崎フロンターレは16日、日本代表FW山田新が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため、本日7月16日(水)の活動をもってチームを離脱することになったと発表した。
2025年07月16日 12:25
川崎フロンターレは16日、日本代表FW山田新がチームを離脱することを発表した。
発表によると、山田が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため、本日(7月16日)の活動をもってチームを離脱することになったという。今後については正式に決定次第、あらためて発表されることになるが、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスコットランド紙『ザ・スコティッシュ・サン』などでは日本代表FW前田大然や同MF旗手怜央、さらには今夏アルビレックス新潟から加入したDF稲村隼翔が在籍しているセルティックに加入することが見込まれている。
なお、本日(7月16日)開催される天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会3回戦のSC相模原戦の試合終了後に、山田よりサポーターに向けた挨拶が行われることも明らかになっている。
2000年5月30日生まれで現在25歳の山田は川崎FのU−15や同U−18、桐蔭横浜大学を経て2023年に川崎Fのトップチームに加入。2024シーズンはリーグ戦全38試合出場で19ゴールを挙げ、得点ランキングで3位タイに名を連ねる活躍を見せたものの、今シーズンはここまでリーグ戦20試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。
それでも、準優勝に終わったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でもチームに貢献を果たしたほか、東アジアE-1サッカー選手権2025では日本代表に初招集され、初戦のホンコン・チャイナ代表戦(○6−1)で後半開始から途中出場して代表デビューを果たしていた。
2025年07月16日 12:25
J1の鹿島アントラーズで活躍するFW鈴木優磨。
29歳のストライカーはゴリゴリのストライカーだったが、ベルギーのシント=トロイデンから復帰後は万能タイプなプレースタイルに変貌した。
その鈴木は、TBS系列の『KICK OFF! J』で、元日本代表FW柿谷曜一朗と対談。プレースタイルを変えた理由についてはこう説明していた。
「ベルギーに行く前は自分としてもストライカーだと思っていたんですけど。
(スイスでのプレー経験がある)柿谷さんも分かると思うんですけど、あっち(海外)に行くと僕より大きくて、僕より点がとれて、僕より強い選手がたくさんいるので。
そうなった時にストライカーとしてだけでは勝負できないと思って、色々できるようになっていかないと、勝てないと思って、万能じゃないですけど、そっちになっていったかなと思います」
また、鈴木はピッチ上で荒ぶることも多いが、試合になると人が変わるのか、試合で鈴木優磨を演じているのかについてはこう答えている。
「両方あって、演じている部分もある。ただ…相手のセンターバックが日本だと真面目で、そんなにちょっかいとかを出してこない選手と試合をすると気持ちの持っていき方がすごく難しくて。
全然自分の良さを出せないで終わった試合が結構あって。自分が悪いんですけど、(相手と揉めるような)きっかけを作りにいったり、演じるために…というのは多少あるかもしれないです」
柿谷は、この話に対して、そこまで自分をコントロールして試合に臨めているのは、考えられないくらいすごいと反応。さらに、「いつからそうなったのか」と聞くと、鈴木は、こんな話もしていた。
「自分のポジションに金崎夢生くんという強烈な人間がいて…。
ボールを出さなかったら、本当にキレ散らかして、ガツガツいって。なんかそれでチームに火がついてというか。
感情を出すのは全部が全部悪いことじゃないっていうのを自分も感じ取って。ちょっと良くない部分もだいぶ似ちゃったなと思っています(笑)」
かつて鈴木と鹿島でコンビを組んだ元日本代表FW金崎は強烈な個性の持ち主。彼からの影響も「大きい」とのこと。
柿谷も名古屋グランパスで金崎とプレーしたことがあり、「やっぱり!でしょうね(笑)誰かに気を遣ってプレーしてはいけないというのを強く僕も夢生くんに教えてもらったと思うし、今の鈴木選手を作ったのは、そういう先輩に出会えたからというのもありますよね」と納得していた。
敵なら悪魔…味方にしたら神!「世界最恐の愛憎スター5人」
鈴木はJリーグでの実績は十分ながら、日本代表のピッチに立ったことはない。
その件については、「僕がこの年齢で代表に何かすることはないと思っている。その分、その力をこの鹿島に全部注ぎ込みたいっていうのが本当の思い。基本的には(代表のユニフォームは)着ることはないかなと思っています」とも語っていた。
2025年07月16日 12:21
森保一監督が率いる日本代表は、E-1選手権の3試合目で地元の韓国に1−0の勝利を飾り、2022年大会に続く優勝で連覇を果たした。
開始8分に、GK大迫敬介(広島)のフィードから垣田裕暉(柏)がポストプレーで絡み、川辺駿(広島)が左ワイドに展開すると、相馬勇紀(町田)がボールを縦に運んでから右足でクロス。ボックス内のジャーメイン良(広島)が左足でボールを捉えて、守護神チョ・ヒョヌが守るゴールに叩き込んだ。
大会5点目となるジャーメインのゴールで先制した日本は、前半を優位に進めたが、後半に韓国のホン・ミョンボ監督は193センチのFWイ・ホジェを投入し、ロングボールを起点に攻勢を強めてきた。
押し込まれる時間も増えるなかで耐える日本に対して、韓国はさらにイ・ホジェと同じ193センチのFWオ・セフンを入れて、高速ドリブラーのムン・ソンミンを併せた変則3トップで、パワープレーを仕掛けてきた。
すると森保監督は、キャプテンマークを巻いて奮闘していた相馬に代えて、DF植田直通(鹿島)を投入。その植田を左のセンターバックに、古賀を相馬のいた左ウイングバックに回した。
もともと右ウイングバックは192センチの望月ヘンリー海輝(町田)が担っていたため、190センチの安藤智哉(福岡)、186センチの荒木隼人(広島)、186センチの植田、183センチの古賀による平均187.4センチの“五枚の壁”が完成。彼らはサイズもさることながら、ポジションの取り合いやヘディングも強い選手たちだ。
その一角を担った安藤は「植田君を入れて、より高さを出して跳ね返してましたし、コミュニケーションはすごく取れてたので。みんなで粘り強く守れていた。オ・セフン選手みたいなタイプが2人出てきたので、よりボールにはっきり行こうというのはコミュニケーションを取って、セカンドだったりも共有できていたかなと思います」と振り返る。
5バックで構える局面もあるが、サイドにボールがある時には右の望月と左の古賀が前に出てプレッシャーをかけ、簡単にクロスを上げさせないようにしていたことも大きい。
韓国は終盤になるとイ・ホジェとオ・セフンを前線に並べる3−5−2にチェンジして、2列目からスピードのあるチョン・スンウォンとカン・サンユンが飛び出す形を取ってきた。しかし、日本はボランチの稲垣祥(名古屋)と宇野禅斗(清水)がセカンドボールの争奪戦で奮闘し、空中戦からの地上戦という相手の狙いを発揮させなかった。
韓国のビルドアップに対しては、宇野が前に出てプレスをかけ、稲垣が後ろに構える関係を作りながら、前線にロングボールを入れられたら、宇野が素早く下がって稲垣とセカンドボールを拾う。
植田と同時投入されていた宇野は「セカンドボールを拾うところは第一の仕事として、やらないといけない部分でしたけど、相手のちょっと下に落ちる選手にもちょっかいを出してほしいと言われてたので。そっちにも、ちょっかいを出しながら、セカンドを拾うことは意識しました」と語る。
高さのある選手を最終ラインに並べるだけでなく、セカンドボールや中盤のプレスも意識した設計で相手の狙いを相殺する作戦が、短い準備期間でも機能するのは日本の強みだろう。
セットプレーの守備では、“五枚の壁”に182センチのジャーメインを含めた6人が、ゴール前で相手の長身FWや上がってくるセンターバックに力強く対応していた。
ジャーメインは「ヘディングの強さも攻守で生きるのは、広島で長い時間プレーさせてもらってる要因の一つなので。そこも自分の良さかなと思います」と語る。85分にはそのジャーメインに代えて、190センチの原大智(京都)がシャドーに入り、最後のパワープレー対策も含めて試合を締めた。
これまで日本はリードして終盤を迎えても、高さで勝負してくる相手に苦しむことが多かった。世界一を目ざしていくにあたり、高さ対策は避けては通れないが、今回は“国内組”がE-1選手権というステージで韓国を相手に見せたことで、“欧州組”がベースとなるフルメンバーの戦略にも、より組み込んでいく転機になりうる。
もちろんサッカーはサイズや高さだけでやるものではないが、26人の大会登録がスタンダードになってきているなかで、色々なシチュエーションを想定した時に、終盤のパワープレー対策やセットプレーの守備のプライオリティは高めに設定するべきものでもある。森保監督としても、そのイメージを強める格好の機会になったのではないか。
取材・文●河治良幸
【画像】日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は絶品アシストの7番とピンチを救った頼れる守護神
2025年07月16日 12:15
日本代表として活躍する中村敬斗。
2025年07月16日 12:05
東アジアE-1選手権で2連覇を果たした日本代表。
香港に6-1、中国に2-0、そして、15日の韓国戦にも1-0と3戦全勝となった。
一方、近年低迷が続く中国は、韓国に0-3で敗れ、格下の香港には1-0で辛勝。
そうしたなか、中国の『jfdaily』は、こう伝えていた。
「中国と日韓のサッカー格差はますます広がっている。
中国はE-1でも敗れた韓国とこれまで39回対戦し、2勝13分24敗と絶対的に不利な状況にある。
また、E-1で再び日本に敗れた後、27年間も日本に勝てないという屈辱が続くことになった。中国代表が最後に日本に勝利したのは、1998年のダイナスティカップだ。
ある関係者はこう認めた。
『総合力の差があまりにも大きかったため、中国が韓国と日本に敗れたことはほぼ不可逆的なものだった。
しかし、中国代表がさらなる悲劇を味わうことを直接防いだのは、まさに総合的な守備、特にGKの安定したパフォーマンスだった。少なくとも、0-7で負けるほど悲劇な結果ではなかった!』」
中国は昨年9月のW杯予選で日本に0-7の惨敗を喫した。
帰化して中国代表になった反則助っ人7人
日韓との差は広がるばかりながら、今回は7点差で負けるほどの悲劇的敗戦ではなかったととらえているようだ。
2025年07月16日 12:05
プレシーズンでのアピールに向け、上々のすべり出しだ。
サウサンプトンに所属する松木玖生は7月12日、5部との親善試合で後半開始から出場し、高い評価を得ている。新シーズンに向け、ウィル・スティル新監督に好印象を残した。
昨季、トルコ1部のギョズテペにレンタル移籍し、公式戦34試合で6得点、5アシストを記録した松木。サウサンプトンでの実戦デビューでは、攻撃的なMFとしてプレーし、積極的なところを見せた。ゴールにも迫ったが、得点をあげるには至っていない。
それでも、地元メディア『Saints Marching』は、採点記事で松木に8点とチーム2位タイとなる数字をつけた。寸評でも「非常にエネルギッシュなパフォーマンスで、監督の目を引いた」と称賛している。
「試合後、指揮官は『Saints Marching』で『エネルギッシュで、カウンタープレスと突破する走りで有益だった』と話している。1、2ゴールを決めて締めくくるべきだった」
格下相手の練習試合だけに、浮かれることはできない。だが、存在感を高めていきたい22歳にとっては、一つひとつの試合がチームへの生き残りを懸けたアピールの機会だけに、好発進できたのはポジティブだ。
なお、同じく後半開始から出場した菅原由勢について、Saints Marchingは6点の採点。「エネルギッシュで確実なパフォーマンス」と伝えている。
「何度かボックス内に危険なボールを入れ、まずまずのシュートでポストも叩いた。オーバーラップはなかったが、ポジションを外れることもなかった」
昨季はプレミアリーグで苦しみ、史上最速の降格決定という不名誉な記録をつくることになったサウサンプトン。雪辱のシーズンに向け、松木や菅原の貢献に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2025年07月16日 11:58
[E-1選手権]日本 1−0 韓国/7月15日/龍仁ミルスタジアム
オール国内組で編成された森保ジャパンは7月15日、E-1連覇を懸けて韓国と敵地で対戦。8分に相馬勇紀(FC町田ゼルビア)のクロスにジャーメイン良(サンフレッチェ広島)が合わせて奪ったゴールを守り切り、1−0で優勝決定戦を制した。
見事にV弾をアシストした相馬は、主将の長友佑都(FC東京)が先発した中国戦を除き、2試合でキャプテンマークを巻いてプレーした。そして今回の韓国戦で77分にピッチを後にしてからは、長友と共にベンチの最前列で声を出す姿があった。
28歳のサイドアタッカーは『U-NEXT』のインタビューに応じた際、この行動に関して振られると、10歳上のレジェンドへの思いを次のように明かした。
「僕がゲームキャプテンを2試合を任せてもらった時に、チームキャプテンである佑都さんからすごい支えてもらったので、本当に嬉しくて、(優勝決定の瞬間に)自然と身体が抱きつきに行ってしまいました」
相馬は守護神の大迫敬介(広島)と共に、2019年の悔しさを知るメンバーでもある。
6年前の前々回大会では、最終戦で今大会と同じくホームだった韓国に0−1で敗北。優勝を逃しており、苦い記憶が残る地で見事にリベンジを果たした。
「あの時はアウェーの雰囲気に飲まれて、特に前半最初ですごく押し込まれる展開から失点してやられました。だから『今日はなんとしてもデュエルで最初、勝っていこう』って話があったので、得点も良い時間帯でできましたし、すごく良かったんじゃないかなと思います」
改めてJリーグ勢の力を示す結果ともなった。前回大会はMVPに輝いた“E-1男”は自信をさらに深めつつ、今後に向けて、優勝インタビューをこう締め括った。
「今回、僕らはJリーグから選ばれて、Jリーグのメンバーがこれだけ戦えるんだと証明できました。もっともっとJリーグを盛り上げようと思うので、ぜひ皆さん会場に足を運んでくれたら嬉しいです」
E-1経由でワールドカップへ。相馬はカタール大会に続いて、それを現実のものとできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介! 最高点は絶品アシストの7番とピンチを救った頼れる守護神
2025年07月16日 11:50
韓国で開催された東アジアE-1選手権。
2025年07月16日 11:40
イングランドやイタリアの複数のクラブに加えてバイエルン・ミュンヘンも一時は獲得を検討するなど、フライブルク所属の日本代表MF堂安律は今年夏の移籍市場における注目選手の一人だったが、ドイツ紙『Bild』によればフランクフルトへの移籍を決断したようだ。
フランクフルトでは、今年初め頃からスポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏が堂安を獲得候補としてリストアップ。さらに同クラブのディノ・トップメラー監督も堂安を違いを作り出せるキープレイヤーとして高く評価し、既にマインツからの入団が決まったドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトとともに来季に向けた即戦力として獲得を熱望しているという。
フランクフルトは堂安に対して2030年までの長期契約を提示しているようだ。両者は契約内容の細部についてまだ話し合いを続けていて、この交渉が成立して個人合意に達した後、フランクフルトはフライブルクとのクラブ間交渉に入る予定であるとも『Bild』は伝えている。
クラブ間交渉に入った場合、移籍金で折り合えるかが焦点となる。フライブルクも堂安の移籍を容認する方針であるとされているが、チームの主軸を安売りするつもりはなく、移籍金として2700万ユーロ(約46億7000万円)を要求。これに対してフランクフルトが限度額として想定しているのは2000万ユーロ(約34億6000万円)程度であるため、この隔たりをどのように埋めるかが交渉の行方を左右することになるだろう。
2025年07月16日 11:32
7月15日に龍仁ミルスタジアムで開催されたE-1選手権(東アジア選手権)の第3戦で、ここまで2連勝の日本代表はホスト国の韓国代表と対戦。ライバルを1−0で下し、連覇を達成した。
開始8分に、左ウイングバックの相馬勇紀のピンポイントクロスを、ジャーメイン良が左足のボレーで合わせて先制した日本は、後半は押し込まれながらも、身体を張った守備で防ぎ、虎の子の1点を守りきった。
この一戦を、対戦した韓国の記者はどう見たのか。『スポーツ東亜』のペク・ヒュンギ記者は、こう語った。
「今日の試合は非常にパワフルな試合でした。とてもタフな試合になりましたね。日本代表は力強く、テクニックも高かった。特に左ウイングバックの相馬と右ウイングの望月ヘンリー海輝が凄まじい選手ですね。とてもスピーディーで、韓国は抑え込めなかった」
同記者は「日本を防ぎきれなかった。ハイプレッシャーにも苦戦しました。それが一番のポイントです」と続けた。
とくに、日本の両ウイングバックには驚かされたようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介! 最高点は絶品アシストの7番とピンチを救った頼れる守護神
2025年07月16日 11:30
レスターは15日、新監督にマルティ・シフエンテス氏を招へいしたことを発表した。なお、契約期間は2028年6月30日までの3年となる。
2024−25シーズンのレスターは2年ぶりにプレミアリーグの舞台に戻ったものの、前年度のチャンピオンシップ(イングランド2部)でチームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ元監督がチェルシーに引き抜かれたことで、スティーヴ・クーパー元監督の下でスタートを切った。しかし、開幕直後から苦しい戦いを強いられ、昨年11月にクーパー元監督は解任された。
その後、ルート・ファン・ニステルローイ前監督が就任したものの、降格圏に沈んでいたチームを立て直すことはできず。チームはプレミアリーグで18位に終わり、1年での降格が決定し、先月27日にファン・ニステルローイ前監督との契約解除が発表されていた。
そんななか、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すレスターは、スペインやオランダ、デンマークのクラブなどで監督経験があり、2023年10月から先月まではクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の指揮官を務めていた現在44歳のシフエンテス氏を新監督に迎え入れたことを明らかにした。
新監督に就任したシフエンテス氏はレスターのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「レスターの監督に任命されたことはとても光栄なことだ。このクラブは誇り高い歴史を持つ素晴らしいクラブであり、新たな章を刻む役割を担うことをとても光栄に思う。今後数週間、数カ月の間に、選手たちと知り合って、サポーターや街の人々と交流を深めていくことを楽しみにしている。ここは情熱が溢れていて、一緒にこの旅を始められることをとても嬉しく思っているよ」