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2025年02月10日 06:00
プロコーチのモンゴです。アマチュアゴルファーの方々が1番気になるのが、「ビジネスゾーン」「7割スイング」がある程度出来る様になったら「フルスイングにはどう作れば良いのか?」というお悩みです。 フルスイングにも当然ある程度の「型」がありますので、それを基準として1つずつクリアしていけば、ヘッドスピードが上がり、今よりも必ず飛ばせるようになります。 僕は常に、レッスンでも、YouTubeの動画でも、コースで結果が出続けるように「ミート率を高める」ことについて、話をしています。では、ミート率が上がり、芯を喰い続ける、正しいフルスイングの作り方はどうすればいいのか? 「飛距離アップに欠かせないタメ」はどう作ればいいか? スイング中、フェース面の芯は意識出来ていますか? まずは、ミート率を上げる為に、必要不可欠な「芯に当てる」を常に意識する事です。「芯に当てる」を具体的にお伝えすると、「フェースの芯とボールの芯に当てる事」です。なぜ「2つの芯に当てる」事が必要なのか?もう少し詳しく解説します。 まずフェースの芯、皆さんはご自分のクラブの芯がわかっていますでしょうか?レッスンでも必ず聞く事ですが、意外なほどなんとなくしか知らないパターンが多くあります。このままの意識で頑張って練習をしても、1番大切なインパクトのイメージが希薄なので、スイングの全体的な繋がりもあやふやになってしまいます。 ドライバーでよく言われている芯は、センターよりやや右上だと言われます。概ね、どのメーカーでも当てはまるとは思いますが、以下の方法で必ず確認しましょう。 アイアンでも、芯がどこにあるか調べましょう。 明確なインパクトのイメージを持つ為には、ドライバーのネック付近を持って、何度もボールをフェースにコンコンと当ててみてください。当てる時に、わざと芯を外したり、色んな方法で当ててみてください。 本当の芯に当たると、弾きが良かったり、手に伝わる感触が柔らかくなったりするポイントが必ずあります。そこが真芯になりますので、その場所をしっかりと覚えてください。 覚えられたら、ゆっくりのフルスイングでその真芯に当てる事だけを意識して、練習を行いましょう。コンコンと当てた時の感触と近い感触でインパクトが出来れば、上手く当てられているという事です。 あまりやらない人が多いですが、地味に効果が高いので、是非やってくださいね。 注意するべきポイントは? 最高のインパクト「ハンドファースト」は出来ていますか? それでは次は、「手を早く振る」に注意!について、1つのポイントをお伝えします。 ①クラブヘッドを遅らせる意識を持つ この1つを意識して、ゆっくりのフルスイングで練習を続ければ、正しいフルスイングの型が作れます。それでは①の「クラブヘッドを遅らせる意識を持つ」について、お話しをしていきます。 飛距離アップを目指して練習をすると、とにかく手を速く振れば良い!という話が出てきます。これは、半分正解で半分不正解です。 まず正解の方は、手を速く振れば、確かにヘッドスピードが上がり、飛距離アップに繋がります。ですが本来は、「速く振られる」が正解で、それと同時に不正解の動きをやりがちです。 どういう事か?ほとんどのアマチュアゴルファーの方は、手で速く振るをやると、ヘッドを速く振るに誤変換してやってしまうのです。ここで、最高のインパクトの形を思い出してみてください。インパクトの瞬間、ハンドファーストになっていますよね? ハンドファーストとは、インパクトの瞬間、フェース面は目標にスクエアで、ヘッドよりも手元が目標方向に先行している状態を言います。手を速く振るを頑張ってやっているのに飛距離が出ない方は、ハンドレイトインパクトになっています。 これも、ゆっくりフルスイングの素振りで、インパクトで止めた時、ハンドファーストになっていれば、第一段階クリアです。 次は、実際に打っていきましょう。打つと言っても、いつものスピードは出さないで、ゆっくり振ってください。 例えば、ドライバーで200yキャリーで飛ぶ方は、50yキャリーまでにしてください。キャリーのコントロールも、後々に効いてきます。最初はミスヒットが多く出るでしょうが、気にせずにやっていきましょう。 質の高い練習とは、やりたい動き、作りたい形を、1つだけ意識してやる事です。それが出来ていれば、例えミスヒットが出ても正解なのです。良い動きが出来れば、いきなり良い当たりが出ると思いがちですが、トッププロでも無理です。 そして、もう1つ覚えて頂きたいのは、何かを意識して練習をしてその時は当たっても、次の練習やコースで当たらないのは、基本がある程度でも身に付いていないか、練習量が少ないことが原因です。原因を的確に分析して練習出来れば、ドライバーが今よりも確実に飛ばせます。 あなたも、必ずゴルフが上手くなります。 いかがでしたか? モンゴコーチのレッスンを参考に練習してみましょう。 モンゴ(森田安寛) ●もりた やすひろ/1975年奈良県出身。東京・千葉などでプロやアマチュアのマンツーマン指導のほか、YouTubeで「ゴルフリバイバーモンゴ」として配信。天城流湯治法の湯治士の資格もある異色コーチ。インスタで毎日ゴルフ上達の情報を配信中。地クラブ専門家がいるインドア練習場「wadogolf」(東京都中野区野方)にて主に活動。 Instagram:@mongo.golf
2025年03月27日 19:29
◆米国女子プロゴルフツアー フォード選手権(27〜30日、米アリゾナ州・ワールウィンドGC=6661ヤード、パー72)
米女子ゴルフツアーのフォード選手権が27日から4日間、米アリゾナ州のワールウィンドGCで行われる。
前週の国内ツアー、Tポイント×SMBCレディスで2位に9打差をつけて約2年ぶりの通算4勝目を挙げた吉田優利(エプソン)は、日米両ツアーを股にかけた2週連続の優勝を狙う。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「1試合1試合しっかり大事に、今週は特に大事に頑張っていきたい」と力を込めた。
◆吉田優利に聞く
―日本ツアーで優勝。コンディションは
「昨日でだいぶ良くなって、明日は午後スタートなので、朝までしっかり休めたらと思う」
―いい状態で今大会に入れる
「ゴルフ自体は本当にいい状態にあると思うので、あとはスコアメイクの部分だけ。スピン量やバウンドのコントロールだったり、しっかりできないといけないコースなのかなと思う」
―コースの印象は
「昨日回った感じだと、まだそんなにフェアウェーですごいはねる感じじゃなさそうだけど、乾いたらもっとはねるだろうし、グリーンも割と速いので、ショットである程度つけていけたらうれしいなと思う」
―フェアウェーは所々にバンカーがある
「バンカーがすごい効いていて、ティーショットでなかなか邪魔なところにある。ティーショットから神経を使っていかなきゃいけないと思う」
―グリーンのアジュレーション(起伏)や芽もある
「芽がすごい色が分かるので、しっかりライン読みに反映できたらと思う」
―意気込みを
「割とすぐ先週からの切り替えがうまくできてる。まだ私はリシャッフルなど、ポイントも考えなきゃいけない立場なので、1試合1試合しっかり大事に、今週は特に大事に頑張っていきたい」
2025年03月27日 18:52
◆米国女子プロゴルフツアー フォード選手権(27〜30日、米アリゾナ州・ワールウィンドGC=6661ヤード、パー72)
米女子ゴルフツアーのフォード選手権が27日から4日間、米アリゾナ州のワールウィンドGCで行われる。渋野日向子(サントリー)は約1か月ぶりとなる米ツアーで上位を狙う。
前週は日本ツアーのVポイント×SMBCレディス(千葉)に出場し、通算2アンダーで6位に入った。米ツアーは2月27日〜3月2日のHSBC女子世界選手権(シンガポール)以来、約1か月ぶりの出場となる。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「今シーズン4試合目だけど、まだまだ上の方で戦えてないので頑張りたい」と力を込めた。
◆渋野に聞く
―米ツアーのアジアシリーズ、ホンダLPGA(タイ)とHSBC女子世界選手権を振り返って
「すごく悔しかった。2週間お休みして、先週は日本で試合に出て、すごくいい刺激をもらったり、頑張れた1週間だと思う。アメリカに帰ってきて、頑張りたいと思う」
―前週は日本ツアーに出場した
「たくさんの方に応援していただけて、ギャラリーさんもたくさんいる中でプレーできてすごく楽しかった。個人的にはトップ10に入れたのは久しぶりだったので、すごくいい1週間だった」
―長距離移動で米国に戻り、コンディションは
「まだ眠たいけど、徐々に日に当たって慣れてくるといいなと思う」
―コースの印象は
「昨日はハーフしか回ってないけど、フラットめだし、グリーンも踏んだ感じは柔らかいかなと思ったけど、けっこうアンジュレーション(起伏)も多くて、かなり難しいなと思った。乗せるところによってはバーディーも多く取れるのかなと思うけど、そこのメリハリのところを頑張りたい」
―乾いてくると(ボールが)転がりそうな雰囲気がある
「ショットも転がりそうだなと思ったので、自分が思っているよりも距離が出そうだなとも思った。乾燥もしているので、グリーンを狙うショットも飛ぶんじゃないのかなという予想なんで、そこのアジャストもしっかりしたい。グリーンも速くなってきそうなので、しっかりタッチを合わせたり頑張りたい」
―ショットの感覚は
「まだ100%ではないけど、だんだんマシにはなってきてるかなと思ってるので、しっかり振っていけたらと思う」
―意気込みを
「今シーズン4試合目だけど、まだまだ上の方で戦えてないので頑張りたいと思う」
2025年03月27日 18:19
◆米国女子プロゴルフツアー フォード選手権(27〜30日、米アリゾナ州・ワールウィンドGC=6661ヤード、パー72)
米女子ゴルフツアーのフォード選手権が27日から4日間、米アリゾナ州のワールウィンドGCで行われる。
日本勢は竹田麗央(ヤマエグループHD)、吉田優利(エプソン)、渋野日向子(サントリー)、古江彩佳(富士通)、山下美夢有(花王)、岩井明愛(あきえ)、岩井千怜(ちさと、ホンダ)姉妹、勝みなみ(明治安田)、西郷真央(島津製作所)、笹生優花(アース製薬)、西村優菜(スターツ)、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、馬場咲希(サントリー)と13人が出場する。
米ツアー本格参戦1年目で、3週前に前戦のブルーベイLPGA(中国)で2勝目を挙げた竹田は2戦連続の優勝を狙う。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「しっかり4日間、ベストを尽くして頑張ります」と意気込んだ。
◆竹田麗央に聞く
―ブルーベイLPGAで2勝目を飾った
「いろんな方からメッセージをいただいたり、(地元の)熊本にも帰ったりして、すごくいい2週間だった」
―自信になった部分は
)
「優勝争いの中で最後に優勝することができたので、すごく自信になった」
―日本でのオフはリフレッシュできたか
「日本だと食べたいものも食べられるので、納豆ごはんとかも毎日食べられて幸せでした」
―コースの印象は
「ラフはそんなになくて、砂漠みたいな感じで…。でも、フラットなコースですごくいい感じかなと思う」
―バンカーも多い
「バンカーがティーショットで効いてたり、ドッグレッグで下が硬いので突き抜けてしまうことも練習ラウンドでけっこうあったので、気をつけてラウンドできればと思う」
―暑さ、乾燥すると転がる部分もある
「本当に下が硬くて、グリーンも硬くて止まりずらいので、しっかりフェアウェーから打って、止められるように頑張りたい」
―グリーンの芽
「見た目で分かる感じだけど、しっかり芽もあるので、パッティングもしっかりストロークできるように頑張る」
―今週の調子は
「調子はぼちぼちという感じで、試合になってみてどういう球が出るかしっかり確認しながら、ラウンドできたらと思う」
―意気込みを
「今週もしっかり4日間、ベストを尽くして頑張ります」
2025年03月27日 18:05
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 練習日(27日、宮崎・UMKCC=6538ヤード、パー72)
プロアマ戦は雷雲接近のため中止になった。
2025年03月27日 17:49
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 練習日(27日、宮崎・UMKCC=6538ヤード、パー72)
プロアマ戦は雷雲接近のため中止になった。宮崎出身でプロ2戦目の青木香奈子(マイナビ)はコースに姿を見せ、「地元ということもあるので、まずは予選通過をしたい。日曜日しか来られない方もいらっしゃるので、そこにまず残って、先週みたいに上位で争いたい」と意気込みを語った。
前週のVポイント×SMBCレディスは8位発進からの13位だった。「トップ10に入れなかったことがすごく悔しい。もったいない1打が数えればたくさんあった。先週のミスの記憶を生かして、今週は一打、一打、大切に戦っていきたい」。気持ちを新たにティーグラウンドに立つ。
高校卒業から2023年11月まで宮崎市のフェニックスCCで、研修生としてキャディーを務めながらゴルフを学んだ。「フェニックスのメンバーさんはお医者さんが多くて日曜日しか来られない。お医者さんのためにも、日曜日までプレーしたい」と言葉に力を込めた。
すでに9社のスポンサーがつくなど注目を集めている。デビュー戦となったVポイント×SMBCレディス後には、インスタグラムのフォロワーが1万5000増の7万5000人に達した。「すごく応援していただけたことを感じた。それをプレッシャーに感じず、プラスに考えている。目標は高く、10万人を目指して頑張りたい」と笑顔を見せた。
第1ラウンドは同じくルーキーの都玲華、吉田鈴(りん)と同組で、アウト第1組(午前8時)からスタートする。「鈴ちゃんも玲華ちゃんもアマチュア時代にめちゃくちゃ活躍された方たち。一緒に回れることが光栄。年下でもすごい選手。うれしい気持ちと、同じルーキーだからこそ絶対に負けたくない気持ちがある」。地元の応援を力に、上位を目指す。
2025年03月27日 15:44
◆女子プロゴルフツアー アクサレディス 練習日(27日、宮崎・UMKCC=6538ヤード、パー72)
昨年下部のステップアップツアーで6人目のアマチュア優勝を果たし、プロテストに4度目の挑戦で合格した注目ルーキーの都玲華(大東建託)が、デビュー戦を迎える。
「同期の香奈子ちゃんとか、りんりんとか、みんなが頑張っているのを見て自分も頑張らないとなって思った」。開幕戦で吉田鈴(りん、大東建託)が15位、前週は青木香奈子(マイナビ)が13位と奮闘した。28日の第1ラウンドは青木、吉田との注目ルーキートリオが同組になった。
「めっちゃおもろ! って思いました。めっちゃ楽しみ」とティーオフを待ちわびた。昨年のプロテストに合格した97期生は、切磋琢磨を続けながら今季のツアーを盛り上げている。「仲はいいけどライバルでもある。一番乗りで勝ちたいという気持ちはある」と言い切った。
この日は雷雲接近のため会場での練習はできなかったが、25、26日とコースを回り調整してきた。「デビュー戦で皆さん期待してくださっているので、期待に応えられるように頑張りたい。トップ10に入れたら最高」と目標を掲げた。オフはショートゲームを強化。早めに宮崎に入り、男子ツアー永久シード保持者の片山晋呉と練習を積んできた。
シーズン開幕前にはツアー外競技に出場。プロの自覚も芽生えてきた。「すごく1打の重みを感じている。1打でだいぶん賞金は変わるし、1打の重みを感じながらプレーしている」と語り、「お金好きだし稼ぎたいから」と屈託なく笑った。物欲はないが、キャスターつきのゴルフバックカバーだけはどうしても欲しい。「ちょっと高いんです。10万円弱ぐらい。今はそれが欲しいです」と狙いを定めた。
2025年03月27日 08:00
プロゴルファーの安田祐香プロが自身のInstagramを更新。来シーズンの相棒となる新車を披露した。 「外装はもちろん、内装もカッコいい」安田プロ大絶賛の新車を披露
安田プロは「サポートしていただいている、兵庫トヨタ様にヴェルファイアの納車式をしていただきました」とコメントして、写真を投稿。
ヴェルファイアはアグレッシブさと存在感を追求したスタイルで、力強い走りと優雅な乗り心地を両立させた車として高い人気を誇る高級車です。安田プロも実際にハンドルを握り、操作性を確認する写真も公開。「来シーズンも快適に移動できることが嬉しいです」「外装はもちろん、内装もカッコいいです」と絶賛しました
最後に「兵庫トヨタ様ありがとうございます!」とコメントして文章を締めた、安田プロ。この投稿には1.5万件以上の「いいね!」が寄せられました。
いかがでしたか? ぜひ安田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※oo_______yuka/Instagram
2025年03月27日 07:00
打球が曲がらなければ、飛距離は伸びる!しかし、寒い冬の時季は、体が思うように動かないせいもあってティーショットは右へ左へと大きく曲がってしまいがち。
2025年03月27日 06:00
肌寒い時期のゴルフ、いつものアプローチが通用せず苦戦していませんか?硬い地面と薄い芝に対応するには、打ち方を変えるのが正解!
ヘッドを滑らせる打ち方やトゥ側ヒットなど、プロも実践している方法を紹介します。 芯で打つよりもスピンが増える グリーンまわりの短いアプローチで頻繁に使います
冬のアプローチは芝だけではなく、グリーンも硬くなっていてボールが止まりにくいことも難易度を上げています。カチカチのグリーンで寄せるには、トゥ側で打つのがオススメです。
これはプロゴルファーが高速グリーンでよく使う技で、トゥ側で打つとボールのスピードが落ちるので、同じ振り幅でも飛距離を抑えられる。また、芯を外すことでスピンが増え、転がりすぎるミスを減らせます。 アドレスからボールはトゥ側にセット
トゥ側ヒットで打つときはアドレスからボールをトゥ寄りにセット。15ヤード以内のアプローチで有効 ボール半個トゥ側で打つ
極端にトゥ側で打とうとするとミスのリスクが高くなるので、センターからボール半個分(約2センチ)外すくらいにする 手の感覚が鈍くなって「強く握りがち」に注意
寒い時季は手の感覚が鈍くなるので、距離感を出すのが難しい。1番やってはいけないのは、感覚を出そうとしてグリップを強く握ること。強く握れば握るほど、アプローチは距離感が出せません。
冬こそ、超ゆるゆるグリップがオススメ!とくに右利きの人は右手の力を抜く。右手は親指をグリップにそえるくらいにする。右手とグリップの間にスペースができると指で握れるので、距離感を出しやすくなります。 強く握ると距離感がバラつく
ヘッドのスピード感を感じにくくなってしまうので、距離感が合わなくなる 親指は先端しかグリップにつけない
右手の親指をそえるだけにして親指を浮かせると、小指、薬指、中指の「指で握るグリップ」ができる 右手でグリップエンドを詰めんで左手で素振りをする感覚と同じ
右手でグリップエンドをつまんで左手で振る素振りは、手とヘッドの動きが同調する。この感覚を得てから打つとミスが減り、距離感が合いやすくなる。
いかがでしたか? このレッスンを参考に、アプローチの精度を上げていきましょう。
レッスン=高橋佑弥
●たかはし・ゆうや/1997年生まれ、宮城県出身。東北高校ゴルフ部時代に全国大会で団体優勝。中央学院大学を経て、プロゴルファーに。イトマンスポーツスクエア南柏店などでレッスン活動を行なっている。
構成=野中真一
写真=小林司
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
2025年03月26日 13:01
女子プロゴルフのアクサレディスは28日から3日間、宮崎・UMKCC(6538ヤード、パー72)で行われる。第1ラウンドの組み合わせが26日に発表になり、昨年大会で悲願のツアー初優勝を果たした臼井麗香(フリー)は山内日菜子(ライク)、脇元華(GMOインターネットグループ)の宮崎県勢と午前10時10分に1番からスタートする。
開幕から2戦連続で2位に入り、地元・宮崎に帰ってきた19歳の菅楓華(ニトリ)は、ツアー11勝の小祝さくら(ニトリ)、2019年大会覇者の河本結(リコー)と午前10時30分に1番からティーオフ。
昨年下部のステップアップツアーで6人目のアマチュア優勝を果たし、11月のプロテストに合格した都玲華(大東建託)がデビューを迎える。同じくルーキーの青木香奈子(マイナビ)、吉田鈴(りん、大東建託)とともに、アウト(1番)第1組(午前8時)から出る。
06年賞金女王でツアー18勝の大山志保(大和ハウス工業)も主催者推薦で出場。青木瀬令奈(リシャール・ミル)、佐藤心結(ニトリ)と午前9時10分にアウト(1番)コースからスタートする。
2025年03月26日 08:00
ソフトバンクはプロゴルファーの山下勝将・吉田鈴とスポンサー契約を結んだことを発表しました。 期待のルーキー2人が新たにスポンサー契約を締結 山下勝将プロ 吉田鈴プロ
山下勝将プロは国内ツアー13勝の山下美夢有プロを姉に持ち、2022年の下部男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」で史上7人目のアマチュア優勝を達成。24年のプロテストではトップ合格を果たした実力派です。
吉田鈴プロはアメリカツアーを主戦場にする吉田優利プロを姉に持ち、2024年のプロテストに合格。同年末の予選会(QT)を36位で通過し、第1回リランキングまでのツアー出場権を獲得。今後が期待される、若手ゴルファーです。
今後は同社のロゴが入ったウェアやキャップを着用してプレーするとのこと。また、ソフトバンクは2024年からサポートをしている星野陸也プロ、吉田優利プロとの契約更新も合わせて発表しました。
今回の契約について、山下勝将プロは以下のようにコメントしています
「今シーズンからプロゴルファーとしてツアーに参戦することになりますが、そのスタートを、日本を代表する企業であるソフトバンクにサポートしていただけることを、とても心強く感じています。失敗を恐れず高い壁に挑み続けるソフトバンクと共に、私自身も No.1 という目標に常に挑戦し続け、見る人をドキドキワクワクさせるプロゴルファーになれるよう頑張ります」
今回の契約について、吉田鈴プロは以下のようにコメントしています
「このたびソフトバンクにサポートしていただくことになりました。ソフトバンクとスポンサー契約を結ぶ選手の仲間入りができてうれしく思います。ルーキーイヤーであるスタートラインから、このような素晴らしい企業と共に戦えることを心強く、誇らしく感じると同時に気持ちが引き締まる思いです。プロゴルファーとして、ソフトバンクのように挑戦し続ける姿をファンの皆さまにお届けできるように、初優勝を目指して頑張ります」
いかがでしたか? ぜひ山下勝将プロ・吉田鈴プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
2025年03月26日 07:00
「冬のアプローチは、滑らせる打ち方がカギ!」硬い地面でもミスを防ぐ冬用テクニックをマスターしよう。
2025年03月26日 07:00
国内女子プロゴルフツアーの今季第3戦、アクサレディスは28日から3日間、宮崎・UMKCC(6538ヤード、パー72)で行われる。昨年、4度目の受験でプロテストに合格し、プロデビュー戦に挑む注目ルーキー・都玲華(21)=大東建託=がスポーツ報知のインタビューに応じ、大好きな歌手・長渕剛(68)の楽曲をパワーに変え「新人賞と1勝」を1年目の目標に掲げた。(取材・構成=星野 浩司)
キュートな笑顔が魅力の注目ルーキー、都がいよいよプロデビュー戦を迎える。
「ワクワクです! プロとして初戦なので、思い切ってプレーしたい。ドライバーが曲がらないこと、ショートアイアンでピン横にビタっとつけるのは自分の武器なので見てほしい。今年は新人賞と1勝を目指したい」
国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司(78)、女子ツアー通算20勝の鈴木愛(30)ら男女の名ゴルファーを輩出してきた徳島県で生まれ、8歳でゴルフを始めた。生光学園高時代は競技をやめたい時期もあった。
「ゴルフがつまらなくて、高校の友達と楽しい生活がしたい気持ちが強かった。キャビンアテンダントやペットショップ店員になりたいと本気で言っていて、高校の監督も頭を抱えていた。その気持ちの割に、(19年四国ジュニア選手権優勝など)成績はよくて矛盾もあった」
プロを志す決め手の1つは父・英樹さん(54)の言葉だった。
「父に『プロになれる人はひと握り。チャンスがあるなら頑張ったら?』と言われた。高3の春、行きたい大学や仕事もないし、自分にはゴルフしかないかな、と。やめなくてよかった。今は生まれ変わってもゴルフがしたいくらい大好き」
プロテストは初挑戦の21年は第4腰椎疲労骨折で途中棄権。昨年、4度目の挑戦でついに合格した。
「今までで一番緊張せずに挑めた。めっちゃ寝て、食べて、キャッキャ笑って、鼻歌を歌いながらラウンドした。やっと合格できて、迷惑をかけてきた方も多いので恩返ししたい」
今オフはタイで合宿を行い、ショートゲームとコースマネジメントを磨いてきた。ドライバーやアイアンなどギアも一新。米ツアー2勝の竹田麗央(21)や国内5勝の川崎春花(21)ら同じ03年度生まれの「ダイヤモンド世代」のライバルに負けない活躍を誓う。
「皆、先にプロで頑張っていて追いつき、追い越せで頑張る。麗央ちゃんは私が米ツアーに行かないと会えない。いつか日本で一番になって海外に行きたい」
意外な推し歌手の長渕にも大きなパワーをもらっている。
「めっちゃ好き! コーチの車で流れてて聴き始めた。好きな曲は『しゃぼん玉』と『とんぼ』。歌詞もめっちゃいいし、勇気と元気をもらえる。お風呂場やプロテストでも鼻歌したし、ピンチの時によく歌う。優勝したら? それは恥ずかしいけど、歌いたいですね」
今季もダイヤモンド世代がゴルフ界を盛り上げていく。
◆都 玲華(みやこ・れいか)2004年2月18日、徳島市出身。21歳。8歳の時に父・英樹さんの影響でゴルフを始める。小学校時代は水泳、サッカーも。徳島・生光学園高卒。24年4月に下部ツアーの大王海運レディスでアマチュア優勝。同年11月に4度目挑戦でプロテスト合格。ドライバーの平均飛距離250ヤード。好きな食べ物はチョコ、焼き鳥。167センチ、60キロ。血液型AB。家族は両親と弟、妹。愛犬「ココ」はヨークシャーテリア、「スリ」はトイプードル。
取材後記 「私、犬と話せる時期があったんです」。都が真面目な顔で明かした“特殊能力”に驚かされた。徳島の実家で飼う愛犬「ココ」と「スリ」を溺愛。「高校の時は『のどがかわいた』とか話してきて以心伝心だった。今も『あいつ、帰ってこないな』とか言ってそう」。今は話せなくなったが、初優勝を報告したら祝福の言葉が返ってくるかも…。
プロで賞金の使い道を聞くと「本当に物欲がない」と都。夢の1つに保健所の犬や猫を保護する仕事を挙げ、「頑張って稼いだら、そのお金で犬を助けるのも目標」と言う。プロ1年目だが、昨年までアマチュアでレギュラーツアーに多く出場と実績十分。長渕剛好きの渋〜い一面とともに、この上ない動物愛が勝利への原動力になる。(星)
2025年03月26日 06:00
「先週のラウンドは良かったのに今日は絶不調…」こんな悩みを抱えたことのある人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、日替わりの「好・不調」をなくすためのレッスンをご紹介します! アプローチ不調の原因は
「スイングスピード」と「出球」のイメージの不一致だ!
アプローチの不調は、自分の「スイングスピード」に対して「ボールの出球のイメージ」がズレたときに起こります。
ラウンド中、ライや景色など小さな要因の積み重ねで構えやスイングに乱れが出てくると「このくらいで振ればこういう打球が出る」という自分のイメージよりもボールが強く出たり、反対にやわらかく出たりというズレが生じてきます。
それに反応して無意識に調整してしまうことが動きやリズムを阻害し、距離感が合わなくなったり最終的には大きなミスが出るような悪循環につながるのです。 「嫌がって逆」のパターンもあるので注意!
重心位置がズレたり、軌道が乱れてインパクトロフトが狂うと出球のイメージがズレてくる。それを嫌がって反対の要素を無意識に加えるなど、問題が複合的になることも多い。 イメージより「速い」「強い」「低い」 イメージより「遅い」「弱い」「高い」 スイングの前に“判断”を疑え!
“不調”の原因の半分は「ライが読めていない」こと! 自ら不調にハマるきっかけになりやすい
アプローチの不調は「状況判断のミス」も原因のひとつ。これは本来の意味での不調とは違いますが、コースで「どうもミスが続く」というときはここに原因があるケースも多いのです。
ライが薄いのに球を上げようとしたり、傾斜に逆らった球を打とうとするなど不適切な判断でアプローチした結果うまくいかず、それを技術的な不調だと思ってしまう。そしてスイング自体には問題がないのに不要な考えすぎに陥り悪循環を生んで本当に調子を落としてしまうことが多々あるのです。
これは、普段からライを正しく判断し、状況に応じた打ち方を選択することが大事。自分の入射角の傾向を知ることも予防に役立ちますよ。
ライがよくなければ球は高く上げられない
難しいライから無理な打ち方を選択した結果ミスし、「不調」とカン違いするケースは多い
打ち方が限定されるライもある
ライに応じた適切な打ち方を選択し、余計なミスを減らすことが、好調維持にはとても重要 ボールのライによってできることは決まる 浮いている(左上)、沈んでいる(右上)、
ボール下に空間がある(左下)、逆目(右下)
ラフに沈んでいたり逆目のライでは、鋭角な入射角が求められ、球を上げるのは難しい。逆にボールの下に空間があるときは、打ち込むとミスしやすく、ゆるやかな入射角のほうが適している。この見極めが大事。 打つ前に素振りでチェック! 自分の入射角の傾向を知っておこう!
自分の入射角の傾向を知っておけば、判断を誤りにくい。打ち込む傾向の人は、沈んだライを苦にしないが、払い打ちの人は浮いたライのほうが得意。ボールの前後にテープを貼って打ち、奥がはがれる人は打ち込み、手前がはがれる人は払い打ち系だ。
桂川有人
●かつらがわ・ゆうと/1998年生まれ、愛知県出身。167㎝、70㎏。2020年にプロ宣言、21年に初優勝。24年には欧州ツアーで優勝した。国際スポーツ振興協会所属。 左肩が上がればヘッドは落下する 頭と左肩を少し下げながらバックスイングし、ダウンスイングではそれを上げながら
打つようにすると、ヘッドが落ちて入射角が鋭角になる
イメージよりもボールの勢いが弱いとか高く出てしまう、またヘッドが横から入って沈んだライからうまく打てないといった不調時は、少しヘッドを上から入れる動きを加えることで調子を上向かせましょう。体の上下動を意識的に使い、バックスイングで少し沈み込み、それを引っぱり上げながら打つイメージです。
ダウンスイングで頭や左肩が上がれば、反対にヘッドは落下して鋭角に入りやすい。ボールに近く立ち、フェースの開閉を抑えてフェース向きをシャット気味に使ってください。
右手を少し上から握るようにグリップし、親指を下に向けるのがポイントなので、ラウンド中の微修正なら、まずはここからはじめるといいでしょう。 シャットフェースで“真っすぐ”振る感覚
フェースを開かず(×)、フェース面を下に向けたシャットフェースでヘッドを真っすぐ引いていく(○) 親指を下に向けてボールの近くに立つ
親指を上ではなく(×)、下に向けてハンドアップ気味に(○)。ボールの近くに立ち、ボール位置は真ん中、手元は左股関節前で、少しハンドファーストで構える。 ロフトを少し立てて構えます! 【ラウンド中の対処】「右手フック」でグリップしよう
右手を上から少しかぶせるように、グリップを握ると、親指や手のひらが下を向くイメージが出る。ラウンド中は上の写真のように、両手を「ハの字」にした状態で振る感覚も有効だ。 転がすイメージを増幅させよう フィニッシュで胸が目標方向を向くらいしっかり体を回すことで
自然と体主体のスイングになり、入射角をゆるやかにすることができる
ボールがイメージより強く、低く出ている場合や、浮いたライでフェースの上めに当たってしまうような不調時は、入射角をゆるやかにすると調子が上向いてきます。
手首のコックを抑えてボールを横から払い打つイメージをもちたいので、フォローで胸が目標方向を向くまでしっかり体を回しましょう。バックスイングで体を回そうとするとスエーしたり、大振りになってゆるみやすいので、意識するのはフォロー側だけ。体を回す以外に、ヘッドを走らせたり、フェースを返す感覚は不要です。
番手を上げて転がすイメージをもつと、自然とイメージが整いやすいと思います。 小さいバックスイングでもフォローはしっかり回す
バックスイングはあまり意識せず、フォロー方向に体を回すことに専念するとバックスイングも自然とスムーズになる。 ノーコックのイメージで横からボールをヒットする
手首のコックは使わず、左肩からヘッドまでの形はアドレス時の状態を保ったまま振るボールを横からヒットする感覚で打とう。
手首を大きく使ってスイングすると入射角が鋭角になりやすいので注意 フェースターンを抑えて体で振る
体が止まるとヘッドが走りフェースも返りやすい(×)。手元もヘッドも体の正面に保ったまま体だけ動かす(○)。 ボールは真ん中、手首は自然に 手首の曲げすぎはNGです
ボール位置はスタンスの真ん中でOK。手首の角度は自然でいいが、ハンドダウンになりすぎないように注意。 【ラウンド中の対処】番手アップで小さく振ろう
番手を上げてロフトが立ったクラブで転がすと、自然と横からヒットする感覚が生まれる。コースでは思いきって番手を上げて、小さく振って転がしで寄せるのがオススメだ。
いかがでしたか? 是非参考に練習してみてくださいね!
レッスン=目澤秀憲
●めざわ・ひでのり/1991年生まれ、東京都出身。日大ゴルフ部を卒業後、指導者の道へ。アジア人初のマスターズ制覇を支えたコーチとしてブレイク。現在も、桂川有人や永峰咲希、清本美波など多くのトッププ
ロを指導する。
構成=鈴木康介
写真=相田克己、中野義昌
協力=ザ・ジャパン・カントリークラブ
7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説
2025年03月25日 21:26
男子ゴルフで日米通算13勝の丸山茂樹が主宰するジュニア大会「丸山茂樹ジュニアファンデーション」が25日、埼玉・嵐山CCで行われた。大会後、丸山が取材に応じ、今季の男子ゴルフ界を占った。
日本ツアーは4月10日からの東建ホームメイトカップ(三重)で開幕する。現在の国内男子ツアーは「追い風が吹いてるとは思えないし、非常に厳しい状況」という。逆境をはねのけるには個性が重要だと強調した。「スポーツ選手として成績はもちろんのこと、キャラクターもしっかりできないと世の中には認められない。自分だけじゃなくこれからの男子ゴルフ界のために何かを見つけてかなきゃ。みんな個々の力が必要なんで、そこを突破口として頑張ってもらえたらうれしい」と語った。
昨季賞金王の金谷拓実は米ツアー、ランク2位の平田憲聖は米下部ツアーに主戦場を移した。新勢力として注目する選手には、日本ツアー2勝の河本力と初優勝を目指す清水大成を挙げた。「飛ばすことを世の中の人たちに植え付けて、なおかつ世界でも活躍できるところを見せないと。日本に残っている子たちも負けないように、パフォーマンスを見せてもらいたい」と人気回復の救世主として期待を寄せた。
米ツアーでは松山英樹が開幕戦で優勝。その後は思うような成績を残せていないが、「今は流れが悪いだけ。そんなに気にすることじゃない」と冷静に分析。国内開幕戦と同週にはメジャー初戦、マスターズが行われる。「あそこにいるのが当然のごとくいる。期待しちゃ悪いけど期待してしまう。いいゴルフを見せてもらいたい」と21年大会覇者でもある松山の4年ぶりメジャー制覇を渇望した。
長年、日本男子のトップを走り続ける松山。ポスト松山の存在には、23年日本ツアー賞金王で、欧州ツアー1勝の中島啓太の名前を挙げた。昨年は初めて五輪に出場。丸山は監督としてそばでプレーを見続けた。「練習ラウンドの雰囲気をそのまま本番で出せていたら、全然引けを取らないようなゴルフをしていた。あのパフォーマンスを常にしっかりできれば、啓太の存在はやっぱり大きいんじゃないかな。今はヨーロッパで修行して、PGA(米ツアー)に昇格できると思う」。中島は前週の欧州ツアーで1打差2位。今週は昨年制したヒーロー・インディアンオープンに参戦する。