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2025年03月27日 20:02
9日のオープン戦でボーク宣告、YouTubeで不満表明 DeNAのトレバー・バウアー投手が、9日のオープン戦でボークを宣告されたことに怒りが収まらない。背景には日米でのルールの違いがあるのだが、自身のYouTubeで「人生で一番ばかげている」と不満をこぼした。 問題の場面は9日に京セラドームで行われたオリックス戦で、バウアーにとっては日本復帰登板だった。2回2死三塁から西野真弘内野手に初球を投じた際、球審からボークを宣告されて2点目を許した。 バウアーは両手を広げて「Why?」と不満をアピール。球審は「投球動作の変更によりボークを宣告しました」と説明したが、バウアーは明らかに苛立った様子。その後もピンチを招いたものの、なんとか立て直して3回を5安打2失点(自責点0)だった。 この場面について、バウアーは25日に自身のYouTubeチャンネルであらためて不満を表明。「これまで人生で判定された中で一番ばかげたボークをとられました」と言及した。 問題の場面でバウアーは、右足をプレートにつけて左足を前にした状態で静止し、そこからワインドアップの動作に入ったためボークを宣告された。直前にバウアーはセットポジションではなくワインドアップポジションで投げることを球審に伝えるジェスチャーをしていた。だがメジャーリーグとは異なり、日本では「投球動作の変更」の自己申告が認められていないため、この判定となった。 動画でバウアーは「どうやら日本では、球審に自分が振りかぶって投げると合図したとしても、そして毎回まったく同じように振りかぶって投げても、走者がいる場合は振りかぶって投げる際のセットの仕方がセットポジションとみなされるようだ」と、一応はルールの違いを理解した様子だ。それでも「私はこれまでどのリーグでもそういうルールでやってこなかった。1度も、どのレベルで野球をしていた時も。まったく新しいことでしたが、どうやらそういう理由でボークを取られたようです」と皮肉を込めた。 とはいえ開幕前に問題を認識できたことは、バウアーにとっては不幸中の幸いだっただろう。元サイ・ヤング賞投手が2年ぶりの日本で、どのような投球を見せてくれるのか注目だ。(Full-Count編集部)
2025年12月12日 10:02
オリオールズに移籍するアロンソの妻・ヘイリーさんが感謝の投稿
夫婦の思い出が詰まったニューヨークへの思いが溢れた。オリオールズは11日(日本時間12日)、メッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手を5年契約で獲得したと発表。その直後、アロンソの妻・ヘイリーさんがSNSで溢れる感謝の思いを言葉にした。
ヘイリーさんは投稿で「私たちはニューヨークに恋に落ちて、マンハッタンに6年住みました。私たちはファンや彼らの情熱に恋に落ちたんです」と、支えてくれた街とファンに感謝。「時に熱烈、時に活気がありましたけどね(ウィンクの絵文字)。でも、それはいつも温かいものでした。私たちはこのチームが大好きでした」とメッツへの偽りなき思いを明かした。
「妻として言えるのは、ピートは毎日全力を尽くしてきたということです」と、メッツで7年間プレーしたアロンソの“陰の努力”にも言及。メッセージの最後は「全てにとても感謝しています。ピートを愛してくれてありがとうございました」と感謝の言葉でまとめ、アロンソを支えてきた球団とファンに溢れる思いを届けた。
このヘイリーさんの投稿に、メッツ地元放送局「SNY」が“粋な対応”。インスタグラムに綴られた思いを、公式X(旧ツイッター)で取り上げて拡散。ニュヨークを去る夫婦の門出を、メディアならではの方法で祝福した。
31歳のアロンソは、デビューした2019年に53本塁打でタイトルを獲得し新人王にも選出。2022年には打点王を獲得した。短縮シーズンの2020年を除いて毎年30本塁打以上を記録するなど、打線の中心的存在として活躍。メッツでの7年間は、ファンの記憶とともに、アロンソ夫妻の胸にもしっかりと刻まれたはずだ。(Full-Count編集部)
2025年12月12日 09:24
カージナルスのオブライエンがWBC韓国代表に意欲
カージナルスのライリー・オブライエン投手が、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に韓国代表として出場することに意欲を示した。韓国放送局SBSが11日に伝えた。
オブライエンは米シアトル生まれの30歳。2017年ドラフト8巡目(全体229位)でレイズ入りし、2021年にレッズでメジャーデビューした。2022年はマリナーズでプレーし、2023年11月にカージナルスへトレード移籍。2年目の今季は自己最多42試合登板で3勝1敗6セーブ、防御率2.06とブレークした。メジャー通算52試合登板で3勝2敗6セーブ、防御率3.55。
SBSによると、母が韓国人で、オブライエンの韓国名は「ジュニョン」。すでに韓国代表チーム関係者から連絡を受け、所属球団のカージナルスもWBC出場を支持していると言う。
前回大会で韓国代表としてプレーしたドジャースのトミー・エドマン内野手からもアドバイスを受けている。最速162キロのパワーシンカーを持つ右腕が正式参戦となれば、野球日本代表「侍ジャパン」には難敵となりそうだ。(Full-Count編集部)
2025年12月12日 09:16
オイシックスは12日、阪神から戦力外通告を受けていた渡辺諒内野手と合意したと発表した。
渡辺は2013年度ドラフト1位で日本ハムに入団。二塁のレギュラーとして活躍し、22年オフに高浜とともに2対2の交換トレードで阪神に加入した。移籍1年目の23年は59試合に出場し、オリックスとの日本シリーズ第1戦では山本から先制打を放ち、38年ぶりの日本一に貢献した。
昨季も67試合で打率・260、2本塁打。「若い選手が増えたので爆発的な成績を残さないといけない。スタメンで出られるように」とレギュラー奪回へ覚悟を語っていたが、今季は2軍暮らしが長く、移籍後最少の22試合出場にとどまっていた。
◆渡辺 諒(わたなべ・りょう)1995年4月30日生まれ、30歳。茨城県出身。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。内野手。東海大甲府高から13年度ドラフト1位で日本ハムに入団。14年10月2日・西武戦(西武ドーム)でプロ初安打。16年9月30日・ロッテ戦(札幌ドーム)で初本塁打を放った。22年オフに阪神へ移籍。1軍通算出場595試合、421安打、32本塁打、167打点、打率・252。
2025年12月12日 09:08
オイシックス新潟は12日、阪神を戦力外となった渡邉諒の契約合意を発表した。
2025年12月12日 09:00
10月のドラフト会議で、阪神から指名を受けた7選手(1〜5位・育成1、2位)の連載をお届けする。今回は育成1位の神宮僚介投手(22)=東農大北海道オホーツク=。努力でプロへの道を切り拓いた。
◇ ◇
2003年5月27日、神宮僚介が誕生した。「仲間に恵まれてほしい」という願いから、同僚の僚の漢字をとり名付けられた。「活発でお調子者でした」と父・肇さん(54)。よく喋る僚介は神宮家を照らした。
“ずる賢い”一面もあった。小学校低学年時のこと、神宮家ではクリスマスプレゼントにほしいものを書いた手紙を、自らの枕元に置くのが決まりだった。そこで頭がキレる僚介は、自分のに加え、同居する祖父母の枕元にも手紙を忍ばせた。合計3枚、別のプレゼントを要求する姿に母・香代子さん(54)は「あれは笑ったなー」と、なつかしそうに振り返った。
野球との出合いは、父と家の前でしていたキャッチボール。小学校時代は遊撃を中心に守り、2番手投手だった。中学では軟式野球部に所属。目立った活躍はできなかったが、スカウトされたこともあり「厳しい環境にいくのは当たり前だと思っていた」と桐生一高への進学を決めた。強豪校へ進む息子に母は「レギュラーになれなくてもいいの?」と尋ねたが、僚介の心は決まっていた。
高校は自宅から通った。始発で家を出て、家に帰るのは23時。疲れ果てて食事中に寝てしまうこともあった。野球ではなかなかうまくいかず苦しんだが、2年冬に主将に任命された。父は「あのときは多少弱音を吐いた」と振り返るが、僚介は「周りを見ることで自分に余裕を持てた」と投球に好影響をもたらした。
努力が実を結び、3年春、夏と背番号1を背負った。大学は関東圏内を希望したが、プロ野球選手になるため、東農大北海道オホーツクを選択した。大学2年春に指導者の助言をもとにサイドスローへ転向。全国の舞台でも登板し、明確にプロを意識した。
ただ、順風満帆にはいかず。肘を痛め、大学3年夏にトミー・ジョン手術を受けた。ドラフトまで約1年。父は「(プロは)社会人をへてからかな」と諦めかけていたが、僚介は強かった。リハビリ中にも弱音を吐かず、黙々とトレーニングに打ち込んだ。
奇跡的な回復を見せ、4年秋のリーグ戦で復帰。育成指名ながら、夢だったプロの扉を開いた。両親は「高校で立てなかった甲子園で活躍してほしい。日本シリーズで投げてくれたら」と期待。不屈の男は、背番号3桁からはい上がってみせる。
【神宮僚介(じんぐう・りょうすけ)アラカルト】
◆生まれ 2003年5月27日生まれ。群馬県吉岡町出身。
◆サイズ 178センチ、81キロ
◆血液型 A型
◆投打 右投げ右打ち。最速148キロ
◆家族構成 両親、姉
◆球歴 小学3年時に吉岡ジュニアファイターズで野球を始め、吉岡中では軟式野球部に所属。桐生一高では2年秋からベンチ入り。甲子園出場経験はなし。東農大北海道オホーツクでは1年秋からベンチ入り。大学通算4度全国大会で登板。
◆好きな食べ物 焼肉
◆好きなアーティスト NiZiU
◆好きなタレント 桜田ひより
◆好きな言葉 人生に意味のない経験などない(トミー・ジョン手術を受ける際の後押しになった言葉)
2025年12月12日 09:00
本人の要望で開発、ワコールが2026年2月発売へ
異例の発売だ。株式会社ワコールは12日、同社のコンディショニングウェアブランド「CW-X」から、ブランドアンバサダーであるドジャース・大谷翔平投手のために開発した肘用サポーター「CW-X Arm Brace」を、プロ野球選手およびメジャーリーガー限定で発売すると発表した。専用ウェブストアにて2026年2月2日から展開される。
商品は、大谷が2023年に受けた2度目のトミー・ジョン(TJ)手術後、投打のパフォーマンス維持に向けたサポーターを模索する中、「肘の内側を守り、調節機能を備えたものをつくってほしい」というリクエストから開発がスタート。2025年シーズンの実戦で使用された後、その着用感を踏まえて「同じ悩みを抱える選手にも役立てたい」と大谷が提案し、商品化が決定した。
「CW-X Arm Brace」は、長年培ってきたテーピング技術に加え、ミリ単位で伸展度合いを調整できる独自のワイヤー構造を採用。肘の可動域を制御し、投球動作をサポートする。初回購入時にはサイズ測定と商品説明が行われ、最適なフィッティングを確認したうえで購入する仕組みとなっている。
近年、メジャーリーグでは投手の約4人に1人がTJ手術を経験しているとされ、日本でも増加傾向にある。大谷は「今シーズン、投手として復帰するにあたり、コンディショニングやパフォーマンス向上のために様々な工夫を重ねてきました。このCW-X Arm Braceもその一つで、現場で感じたことをCW-Xチームに伝えながら試作や調整を続けてきました。マウンドに立つときに“安心して投球に向き合える”と感じられるアイテムです。今後も必要とする選手の力になればうれしいです」とコメントしている。
自身の投打二刀流復活を支えた“秘密兵器”を野球界に還元する。大谷らしいスケールの大きな試みとなる。(Full-Count編集部)
2025年12月12日 08:45
「ZOZOマリンスタジアムで投げ合いロッテファンのすごい応援で弟を圧倒し、勝利投手になります!」。
ロッテのドラフト5位・冨士隼斗(日本通運)は、弟で西武の育成・冨士大和と一軍の舞台で投げ合い、勝利することを誓った。
入団が決まってから富士は弟・大和と連絡をとったそうで、「おめでとうというところと、自分も早く支配下上がって兄弟対決できるようにという話はしました」とのこと。「弟は早く支配下に上がって自分と対決できるように。弟には身長で負けているので、それ以外で負けないように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
◆ DeNA戦で自信
冨士は大宮東高、平成国際大、日本通運を経て、ロッテからドラフト5位指名された。社会人時代の2年間で「制球力が大学の時は悪かったので、制球力。変化球のコントロールを社会人ではこだわってやっていました」と制球力の向上を図った。
今年10月8日には横浜スタジアムで行われたDeNAとの練習試合に先発。DeNAは巨人とのCSファーストステージ前ということもあり、牧秀悟、佐野恵太、筒香嘉智といった主力メンバーが出場していた。その中で、冨士は「少し自信にもなりましたし、とてもいい経験をさせていただいたなという気持ちがあります」と、DeNA打線を5回2失点に抑えた。
「バッターボックスの立っている時のオーラ、バッターの構えの対応の仕方というのは、全然違うと感じました」とプロとアマチュアの打者の違いを肌で体感。
「まっすぐを少し初回とか投げて、どこまで自分のまっすぐが通用するかなというところもあったんですけど、少しファウルが取れたりしたので、精度というところを上げていければ、少し通用するかなというのはあります」と、本気モードのDeNA打線を5回2失点に抑えたことが自信になった。
右バッターのインコースのスライダーが良い。スライダーに関して、「自信を持って投げている部分もあるので、プロ入る前のDeNAとの練習試合があったんですけど、結構いい感じで投げられたので、そこは自信を持っています」と話した。
また、来季から本拠地となるZOZOマリンスタジアムでの登板も経験済み。「今年投げることができて、とてもいい経験ができましたし、とても投げやすかった球場です。そこで自分の良いピッチングができました。良いイメージで終わっているので、プロに入ってからもそのイメージで投げられたらなと思っています」。
プロ1年目の来季に向け、「開幕一軍を目指してやるのと、弟が支配下に上がったら、弟と投げ合って勝ちたいなと思います」とキッパリ。一軍の舞台で弟と投げ合うことを今から心待ちにしている。
▼ 冨士隼斗
背番号:46
生年月日:2002年3月10日生
守備位置:投手
身長 / 体重:180センチ / 86キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:大宮東高−平成国際大−日本通運−ロッテ(ドラフト5位)
取材・文=岩下雄太
2025年12月12日 08:38
ロッテ・角中勝也外野手が11日、インスタグラムを更新。
2025年12月12日 08:33
アトランタ・ブレーブスは現地時間11日、FAのロベルト・スアレス投手(34)を獲得したことを発表した。契約は3年総額4500万ドルとされている。
ベネズエラ出身のスアレスは2016年に来日し、ソフトバンクと阪神で計6年間プレー。2022年からパドレスに加入し、MLB通算206試合に登板している。4年目の今季は自己最多の70登板で4勝6敗、ナ・リーグ最多の40セーブ、防御率2.97の活躍を収め、2年連続でオールスターゲームに出場。今季終了後に残り2年1600万ドルの契約を破棄し、パドレスからFAとなっていた。
ブレーブスは守護神ライセル・イグレシアスとの再契約に続き、ブルペン陣の強化に成功。イグレシアスが引き続きクローザー、スアレスはセットアッパーを務めることが見込まれている。
2025年12月12日 08:22
「ESPN」記者が伝えたグラスノー移籍の可能性
米スポーツ局「ESPN」は11日(日本時間12日)、ドジャースのタイラー・グラスノー投手がトレード要員として名前が挙がっていると伝えた。同局のオールデン・ゴンザレス記者は「ドジャースは放出に反対していないようだ」と、球団の思惑について語った。
ウインターミーティングを取材したゴンザレス記者は「複数の話題(トレード話)でタイラー・グラスノーの名前が挙がっている。ドジャースは放出に反対していないようだ」と記事で言及。「契約はあと2年6000万ドル(約93億5600万円)、そして2028年シーズンは球団オプション3000万ドル(約46億7800万円)か、選手オプション2160万ドル(約33億6800万円)が付随している」と、5年1億3650万ドル(約212億8600万円)契約の詳細にも触れた。
「投球の質は業界幹部を魅了し続けているし、健康を維持できるので(契約を引き継ぐ)価値があると考えるチームが複数いることは間違いない」と、ドジャースに移籍した2024年からの2年間で防御率3.37をマークするなど、先発として活躍を続ける右腕の“価値の高さ”を強調した。
続けて、グラスノー移籍の裏にあるドジャース球団の思惑にも言及。「もしかしたらタリク・スクーバル(タイガース)を獲得するためのトレードの駒になるかもしれない。(実現させるには)長い道のりだが、(ウインターミーティングで)それよりも驚くべきことは(既に)起きている」と、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた左腕獲得に向けた動きを示唆した。
ドジャースのスクーバル獲得に向けた動きについては、ドジャース専門メディア「ドジャース・ビート」のコディ・スナベリー記者も自身のX(旧ツイッター)で言及。「カリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・ヴァセイ氏によると、タイガースはフアン・ソトがナショナルズからパドレスに移籍した時と同じようなパッケージを求めている。メジャーリーガーとマイナーリーガーが含まれたパッケージで、間違いなくドジャースはそれに応じることができる」と、受け入れ体制ができていることを示した。
9日(同10日)には複数の米メディアが、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手が、ドジャースとの契約に合意したと報道。通算253セーブの“最強守護神”に続く大物補強となるか。今後の動向に注目が集まる。(Full-Count編集部)
2025年12月12日 08:15
ヤクルトは4番・村上宗隆がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指しており、来季に向け野手陣に不安な部分があるが、それ以上に投手陣の立て直しも急務だ。
特に先発陣はかなり苦しい状況が何年も続いている。直近10年で規定投球回に到達した投手を見ると、小川泰弘と既に退団しているブキャナンの2人のみ。ブキャナンが17年と18年に規定投球回到達と、21年以降の5年間で規定投球回に到達した投手は小川しかいない。21年は規定投球回到達者なしでリーグ優勝を達成し、翌22年も規定投球回に到達したのは小川のみだったが、リーグ連覇を達成した。23年から3年連続で規定投球回に到達した投手は誰もいないのが現状だ。
チーム先発防御率は12球団ワーストの3.89。吉村貢司郎、奥川恭伸、高橋奎二といった期待の中堅はいるが、先発の頭数は少なく、今年のドラフトでも1位、2位に指名したのはいずれも内野手。若手、中堅の台頭に新外国人の補強がなければ、かなり苦しいのは事実である。
リリーフ陣はというと、決まった勝利の方程式を固定することはできなかったが、今季チーム最多の50試合に登板した大西広樹が防御率1.17、45試合に登板した新人王の荘司宏太が防御率1.05、広島から現役ドラフトで加入した矢崎拓也が45試合に登板して防御率1.93、終盤抑えを務めた星知弥が44試合に登板して防御率1.67、シーズン途中故障で離脱した石山泰稚も42試合に登板して防御率2.21の成績を残している。
ただ、矢崎はシーズン序盤不安定、荘司、石山が離脱した時期があり、年間通して活躍できなかった。彼らに加えて木澤尚文、田口麗斗、清水昇といった実績のある投手もいる。やり繰りをうまくできれば、リーグ屈指のリリーフ陣を形成することも可能だ。
野手陣も不安だが、それ以上に投手陣の立て直しが上位進出へカギとなる。
2025年12月12日 08:00
広島・会沢翼捕手(37)が11日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円以下は25%)を超える3000万減の年俸5000万円でサインした。
2025年12月12日 07:45
今季のセパのリーグ最多安打はセ・リーグが岡林勇希(中日)の168安打、パ・リーグが村林一輝(楽天)の144本だった。2010年代は140本台、160本台での最多安打はなく、一番少ない安打数の最多安打を見ても、17年の丸佳浩(当時広島)、ロペス(当時DeNA)の171安打だった。20年代は170安打以上の最多安打を獲得した選手は、178安打で最多安打を放った21年の近本光司(阪神)のみとなっている。
3割打者が少なくなっている中、シーズンの安打数でも170安打が難しくなっている時代。ここでは、各球団の最後の『170』安打以上を見ていきたい。
セ・リーグは各球団直近10年以内で『170安打以上』マークした選手はいたが、パ・リーグはというと、令和に入ってから『170安打以上』放っている球団は2019年に秋山翔吾が179安打放った西武のみ。意外なのは、日本ハムが最後に170安打以上放った選手がいたのは2010年まで遡っていること。
楽天に至っては、22年に島内宏明(161安打)、24年に辰己涼介(158安打)、そして村林と20年代は3人の選手が最多安打に輝いているが、『170安打以上』放った選手は球団の歴史上誰もいない。もっともシーズンで安打を放ったのは、08年に163安打放ったフェルナンデスとリックの2人となっている。
【各球団最後のシーズン170安打以上】
▼阪神
178 近本光司(2021年)
▼DeNA
175 宮崎敏郎(2018年)
▼巨人
173 坂本勇人(2019年)
▼中日
174 大島洋平(2019年)
▼広島
171 丸佳浩(2017年)
▼ヤクルト
195 川端慎吾(2015年)
183 山田哲人(2015年)
▼ソフトバンク
182 柳田悠岐(2015年)
▼日本ハム
193 田中賢介(2010年)
177 小谷野栄一(2010年)
▼オリックス
175 坂口智隆(2011年)
▼楽天
なし
▼西武
179 秋山翔吾(2019年)
▼ロッテ
178 角中勝也(2016年)
2025年12月12日 06:55
2023年前回大会は2番・近藤、3番・大谷が原動力に
ソフトバンクの近藤健介外野手が11日、福岡市内で行われた「TEAM AMAGIトークショー2025―福岡遠征―」に参加した。来春に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、すでに参戦を表明している大谷翔平投手(ドジャース)との共闘を熱望した。
ブランディングデザイン会社「HarboR」が主催したイベントで、近藤のほか藤岡裕大内野手(ロッテ)、西川龍馬外野手(オリックス)、石川亮捕手(同)、大盛穂外野手(広島)森敬斗内野手(DeNA)、現役ドラフトでオリックスに移籍した平沼翔太外野手、今オフに阪神から戦力構想外通告を受けた渡邉諒内野手が参加した。今回集まった8人は2026年1月初旬から鹿児島県・徳之島天城町で自主トレを行う予定だ。
2023年の前回WBCは2番・近藤、3番・大谷のタッグが大きな原動力となり、侍ジャパンとして3度目の世界一に輝いた。「期間が短すぎるくらい、つい最近のことに感じますね」と笑みを浮かべつつ、「本当に世界ナンバーワンのプレーヤーですし、前回よりもすごさを増していると思うので。単純に一緒にプレーできる楽しみもありつつ、連覇に向けて一緒に頑張れればいいなと思います」と同じグラウンドに立つことを強く望んだ。
前回大会以降、大谷は2023、24年にメジャーで2年連続となる本塁打王を獲得し、今季は自己最多の55本塁打をマーク。投手としても復活し、4度目となるMVPを受賞するなど、プレーヤーとして一回りスケールが大きくなった。一方で、前回よりも世界中から注目を浴びる存在になったともいえる。
ともに高卒で日本ハムに入団し、大谷より1学年上の近藤が口にしたのは、スーパースターだからこそ抱える“苦悩”だった。「本人のプレッシャーは、僕らが感じられないくらいすごいと思うので。そこはやっぱり『大変な域で野球をしているな』っていうのは思いますね」。
公私で仲のいい後輩だが、悩みや苦しさを相談されたことはないという。「そんなことを打ち明ける人間じゃないので。大変だと思っていてもですね」。近藤が強調したのは、大谷の“人間的な強さ”だった。「以前はやることなすことが『すごい』ってなっていましたけど、今はもう当たり前のようにすごいことをしているので。そこは本当に異常だと思います」。
大谷がSNSで参戦を表明したのは「ネットニュースで見ました」という近藤。「びっくりしたというよりも、もう出てもらわないと。あれだけ海外のスーパースターが揃うので。『出ないとな』っていう感じですよね」。3か月後に迫る世界との闘い。最強タッグの再結成が今から楽しみだ。(長濱幸治 / Kouji Nagahama)
2025年12月12日 06:47
ウインターミーティングで動いた市場…日本人3選手の評価は
MLB各球団の幹部が集まるウインターミーティング(WM)が11日(日本時間12日)に終了した。FA市場が大きく動き出し、日本人選手の去就も近日中に動きがあるとみられる。
今回のウインターミーティングはフロリダ州オーランドのホテルで実施された。球団幹部や代理人たちがミーティングルームなどを使って直接交渉するため、移籍市場が活発に動く。2日目の9日(同10日)にはカイル・シュワーバー外野手のフィリーズ残留が決定。ドジャースがエドウィン・ディアス投手を獲得することが分かった。
気になるのは日本人選手の動きだ。注目どころでは、村上宗隆内野手は22日(同23日)、今井達也投手は1月2日(同3日)、岡本和真内野手は1月4日(同5日)がポスティングの交渉期限となっている。
FA市場は、まず大物から動き出すことが多い。そして獲得を逃した球団が次点の選手獲得へ動き出す流れだ。10日(同11日)には一塁手で通算264本塁打のピート・アロンソ内野手をオリオールズが獲得。交渉期限が残り約10日となった村上の去就もいよいよ決まりそうだ。
各関係者の話を総括すると、村上は言わずもがな長打力が高評価。一方で三塁の守備については懸念されており、一塁か指名打者として起用する見方が強い。岡本については三塁の守備も一定の評価を受けており、三塁手を補強したい球団の注目を集めている。
アロンソが流出したメッツは、村上か岡本獲得の候補の一つになりそうだ。スターンズ編成本部長は「素晴らしい選手だ。パワーも抜群で、メジャーでどんなキャリアを築くか楽しみ」と高評価だった。岡本については、アンソニー・レンドン内野手の復帰が不透明なエンゼルスも興味を示している。三塁手についてはMLBで実績のあるアレックス・ブレグマン、エウヘニオ・スアレスがいるため、岡本の去就決定はその後になりそうか。
先発投手市場では、すでにディラン・シーズ投手をブルージェイズが獲得。ウインターミーティングの最中に大きな動きはなかった。今井に加えてフランバー・バルデス、レンジャー・スアレス、ザック・ギャレンらが残っている状況だ。スコット・ボラス氏によると岡本と今井は近日中に渡米して各球団との交渉の席につくという。
今井を巡っては、ウインターミーティング前にジャイアンツが撤退と米メディアが報道。また、資金力のあるフィリーズのドンブロウスキー編成本部長は、先発投手補強は「優先事項ではない」と慎重姿勢だった。パドレスのケプラーGMは交渉に前向きだが、オーナー交代で資金面が苦しくなるとみられ、1億ドルは超えるとされる大金を投入できるか。ヤンキース、メッツなど東海岸の球団中心の争奪戦となりそうで、敏腕ボラス氏を含めた“マネーゲーム”にも注目が集まる。(上野明洸 / Akihiro Ueno)