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2025年03月27日 22:00
このところサッカー界で大きな存在感を発揮しているサウジアラビア。クリスティアーノ・ロナウドを皮切りに、多くのスター選手を多額の資金で引き抜き、国内リーグを強化している。 今回は『Planet Football』から「今夏サウジアラビアへと移籍しそうなプレミアリーグの6名」をご紹介する。ダルウィン・ヌニェス クラブ:リヴァプール 国籍:ウルグアイ リヴァプールのウルグアイ人ストライカー、ダルウィン・ヌニェス。彼は以前アル・ナスルからオファーを受けていたが、当時はクラブが放出に前向きではなく、取引には至らなかった。 しかしながら今季のダルウィン・ヌニェスは期待ほどの活躍を見せられておらず、高額な給与を支払っていることもあって放出の可能性が高まっている。 まだ25歳ということもあってマーケットでの評価は高く、サウジアラビア側も夏には更に大きなオファーを準備するのではないかと言われている。ルイス・ディアス クラブ:リヴァプール 国籍:コロンビア ダルウィン・ヌニェスと同じリヴァプールに所属しているルイス・ディアスも、契約更新が今のところ行われていない選手の一人であり、移籍の噂が流れている人物だ。 ポルトガルから高額の移籍金で獲得した選手であり、今季も公式戦で13ゴール5アシストと結果は残しているが、契約更新されていないために給与額がかなり低く抑えられているという。 ファブリツィオ・ロマーノ記者も「サウジアラビアのクラブが彼を獲得しようとしていた」と説明しており、再び夏のマーケットでの動きが注目されそうだ。ケヴィン・デ・ブライネ クラブ:マンチェスター・シティ 国籍:ベルギー マンチェスター・シティの中盤の要であったケヴィン・デ・ブライネは、プレミアリーグ史上最高クラスの実績を誇る選手であるが、このところは怪我もあって出場機会が減少している。 クラブが契約を更新する可能性は低いとされており、キャリアの最終章に近づくための移籍先を探さなければならないだろう。給与額を考えても他の欧州クラブに移籍することは難しい。 以前にもサウジアラビアからは「生涯をかけるほどの大金」でオファーが来ていたとされており、デ・ブライネ自身も「魅力的な条件での移籍を検討したい」と発言したこともあった。ソン・フンミン クラブ:トッテナム・ホットスパー 国籍:韓国 ハリー・ケイン退団後、トッテナム・ホットスパーのエースとしてチームを支えてきたソン・フンミン。これまで100ゴール以上をクラブにもたらしてきたレジェンドであるが、このところは個人のパフォーマンスに疲労が見られる。 契約は2026年までとなっており、クラブも若手中心に再建を進めている状況。タイミングを考えてもこの夏にはおそらく移籍が検討されるだろうと伝えられている。 以前はサウジアラビアからの高額なオファーを断ったと伝えられているが、年齢やキャリアの段階を考えれば、最終的なプランとして中東行きが検討される可能性は高い。エデルソン クラブ:マンチェスター・シティ 国籍:ブラジル マンチェスター・シティの守護神を務めているエデルソン。昨年夏にサウジアラビアからのオファーがあったとき、ジョゼップ・グアルディオラ監督からの説得によって残留を決めた。 しかし今季はコンディションやフィットネスが整わないことが多く、再び退団の可能性が示唆されており、シティも新しい守護神を探していると言われる。 ポルトのジエゴ・コスタやパルマの鈴木彩艶などがその候補となっており、クラブ側としても後釜に目処がつけば取引を行う可能性が高い。レアンドロ・トロサール クラブ:アーセナル 国籍:ベルギー アーセナルで戦っているベルギー代表FWのレアンドロ・トロサールは、契約満了が近づいていることもあり、サウジアラビアからの関心が寄せられている。 チーム内での出場機会も比較的限られた状況にあり、クラブとしても彼が多額の資金をもたらしてくれるとすれば放出は厭わないであろう。 サウジ移籍を選んだことが「あまりに残念」な8名の選手たち ストライカー不足に悩んでいるアーセナルではあるが、来季に向けて新しいアタッカーが獲得できるならば、トロサールを高額で売れるチャンスは断りづらいものになるだろう。
2025年11月10日 05:55
エールディヴィジ第12節が9日に行われ、ゴーアヘッドとフェイエノールトが対戦した。
リーグ首位を走るフェイエノールトでは、日本代表コンビが攻守の要として躍動。エースストライカーとしての地位を確立した上田綺世は11戦13発と異次元の決定力を発揮して得点ランキング首位を君臨しており、先月には日本人初のエールディヴィジ月間MVPを受賞した。また、今夏に加入した渡辺剛はセンターバック(CB)の定位置を確保し、ここまで11試合中10試合にフル出場。安定したパフォーマンスでチームを後方から支えている。
上田と渡辺が揃って先発に名を連ねたフェイエノールトは、開始早々に上田も絡んで立て続けにチャンスを作るも決め切ることができず。12分にはレオ・ザウアーが自陣ボックス内でファウルを犯してPKを献上し、マッツ・デアイルに決められ先制を許した。
1点ビハインドとなったフェイエノールトはボールを握りながらチャンスをうかがうも、チャンピオンズリーグ(CL)含めた過密日程の影響からか精彩を欠いたプレーが続く。ゴーアヘッドに追加点こそ与えなかったものの、大きなチャンスを作ることができないまま前半を1点ビハインドで終えた。
後半に入り圧力を強めるフェイエノールト。61分、斜めのランニングでボックス内左へ抜け出したセム・スタインがアバウトに中央へ折り返し、ボールを収めた上田が反転から強烈なシュートを放ったが、惜しくもGKの正面へ飛んでしまう。69分にはマティス・スレイにDFラインの背後を突かれて絶体絶命のピンチを迎えたが、ここはGKティモン・ヴェレンロイターが鋭い反応を見せて追加点を許さない。
攻めあぐねる展開の中、フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督は渡辺をCBから最前列へ上げ、パワープレーで同点ゴールを狙いにいく。しかし、86分にカウンターからディーン・ジェームズに追加点を叩き込まれて2点差に。その3分後に渡辺がゴール前のこぼれ球を押し込み、エールディヴィジでの初ゴールをマークしたが反撃はここまで。敗れたフェイエノールトは首位PSVと「3」ポイント差の2位に転落した。
次節、ゴーアヘッドは22日にアウェイでヘラクレス、フェイエノールトは23日にホームでNECと対戦する。
【スコア】
ゴーアヘッド 2−1 フェイエノールト
【得点者】
1−0 13分 マッツ・デアイル(PK/ゴーアヘッド)
2−0 86分 ディーン・ジェームス(ゴーアヘッド)
2−1 89分 渡辺剛(フェイエノールト)
2025年11月10日 05:37
セルティックに所属する前田大然が、9日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第12節キルマーノック戦で、ゴールを記録した。
スコティッシュ・プレミアシップ5連覇を目指す今シーズン、セルティックは思わぬスタートを強いられている。前節終了時点での成績は6勝2分2敗。勝ち点「20」を獲得しているが、現在は消化試合数が1つ多いハーツに勝ち点差「9」をつけられ、2位に甘んじている状況だ。10月28日には、ブレンダン・ロジャーズ前監督が辞任を申し出ており、現在はマーティン・オニール氏が暫定監督としてチームを率いている。
今月2日に行われたスコティッシュ・リーグカップ準決勝では、延長戦までもつれ込んだレンジャーズとのオールドファームを3−1で勝利。その後、6日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節ではミッティランに1−3と屈していた。
リーグ戦で今季2度目の連勝を達成したい今節は、本拠地『セルティック・パーク』にキルマーノックを迎える。セルティックに所属する前田大然は右ウイングで、旗手怜央はインサイドハーフでスターティングメンバーに名を連ねた。山田新は2試合ぶりにベンチ入りし、稲村隼翔はメンバーから外れた。
試合は序盤の4分、ゴール前のセカンドボールにいち早く反応した前田が、左足でシュートを狙うが、ここはクロスバーの上へと外れる。この試合最初のチャンスは仕留め損なったが、セルティックは序盤の10分に先制に成功。ゴール前でパスを引き出そうと動いた旗手は味方と合わなかったものの、パスが相手に当たってこぼれたセカンドボールに反応し、マイナスへ折り返すと、最後はジョニー・ケニーが押し込んだ。
セルティックが1点をリードして後半へ折り返すと、立ち上がりの51分には、ペナルティエリア手前左寄りの位置から、キーラン・ティアニーがグラウンダーのミドルシュートを突き刺してリードを広げる。このまま終盤に入ると、85分、快速の日本人アタッカーがトドメを刺した。
背後への飛び出しでアルネ・エンゲルスからのスルーパスを呼び込んだ前田は、ファーストタッチでボックス内へ侵入すると、右足でグラウンダーのシュートを沈める。前田のリーグ戦4試合ぶり今季3点目、公式戦通算では今季4点目で、セルティックがリードを広げた。
後半アディショナルタイムにはエンゲルスがPKで4点目を奪い、試合は4−0でタイムアップ。セルティックが再び連勝街道に戻る1勝を手にした。前田、旗手はともにフル出場。山田に出番はなかった。なお、今節は首位のハーツが引き分けたため、セルティックは1試合消化が少ない状況で、勝ち点差を「7」に縮めている。
次節は22日に行われ、セルティックは敵地でセント・ミレンと、キルマーノックはホームでマザーウェルと、それぞれ対戦する。
【スコア】
セルティック 4−0 キルマーノック
【得点者】
1−0 10分 ジョニー・ケニー(セルティック)
2−0 51分 キーラン・ティアニー(セルティック)
3−0 85分 前田大然(セルティック)
4−0 90+3分 アルネ・エンゲルス(PK/セルティック)
2025年11月10日 05:30
「非常に苦しい」
2025年11月9日に国立競技場でのFC町田ゼルビア戦を1−0と制したFC東京の長友佑都は真情をそう吐露した。
日本代表の森保一監督が11月の代表メンバー選考において「天皇杯の準決勝を戦う4クラブ(FC東京、町田、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸)から招集しない方向」とコメントしたとおり、長友佑都は今回の代表活動に呼ばれなかった。
代表活動と天皇杯開催の時期が重なる現状について聞かれた長友は「森保(一)監督も言っているように、代表と天皇杯がかぶるのは痛いです」と本音を覗かせた。
「もちろん日本代表でアピールしないといけないし、とはいえ天皇杯でFC東京にタイトルをもたらしたい気持ちもあります。非常に苦しいです」
ただ、代表に呼ばれなかった以上、やることは明確だ。
「FC東京に全てを捧げたいです」
クラブでの活躍が代表に繋がる。その基本中の基本を長友は肝に銘じている。
「FC東京での活躍が代表に繋がるはずです。森保さんもみてくれていると思うので、戦力として代表に必要だというところを示したいです」
構成●サッカーダイジェストWEB編集部
【記事】「やはり日本はすごい」「アジア最強だ」アフリカ王者に快勝した日本に韓国驚嘆!「日本だけがアジアで成長しているようだ」【U-17W杯】
2025年11月10日 05:25
ブンデスリーガ第10節が9日に行われ、フランクフルトとマインツが対戦した。
2025年11月10日 05:21
現地11月9日に開催されたブンデスリーガの第10節で、堂安律を擁するフランクフルトが佐野海舟と川粼颯太が所属するマインツと敵地で対戦。1−0で勝利を飾った。
この一戦で、値千金の決勝ゴールを奪ったのが堂安だ。
スコアレスで迎えた80分、右サイドでボールを受けると、マーカー2人を抜き去ってペナルティエリア内に侵入し、得意の左足でグランダーのシュート。鮮やかにネットを揺らしてみせた。
日本代表MFは、このゴラッソが今シーズン3点目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】堂安律がマインツ戦で決めた圧巻のゴラッソ
2025年11月10日 05:00
“天皇杯準決勝の前哨戦”となったFC町田ゼルビアとのリーグ戦を1−0と制したFC東京。「最後のところはやらせなかった」と守備に手応えを感じていたひとりがサイドバックを担った室屋成だった。
室屋にとって、この一戦は特別なゲームだった。町田の黒田剛監督は青森山田高時代の恩師。試合後、室屋は「監督と初めて対峙する試合だったので、勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。
「天皇杯のことは個人的にあまり意識していなくて、このリーグ戦で町田に勝ててないと聞いていて、『俺が出て勝ちたい』と思っていましたし、黒田さんにも勝ちたいという気持ちでした」(室屋)
“恩師”黒田監督も試合後、「安斎(颯馬)の成長をピッチ上で目の当たりにしましたし、また室屋成も奮闘していて、教え子が対戦相手に2人いるというのはすごく感慨深い」とコメント。これを伝えると、室屋は「ありがとうございます」と柔らかい笑みを浮かべた。
「自分をここまで押し上げてくれた恩師なので感謝しかないです。高校時代は監督とともに国立を目指してやっていたのが、今日、こうして国立で試合をするのは感慨深いというか、特別な時間でした。その感覚を次の天皇杯でも味わいたいです」
試合後に黒田監督と話す機会があったのか尋ねると、室屋は少し言いにくそうに再会の舞台裏を明かしてくれた。
「挨拶をほんの一瞬だけしました。おそらく監督は(負けて)機嫌が良くなかったと思うので(苦笑)」
監督との短いやりとりも含め、室屋にとってこの日の国立は忘れがたい時間となった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「やはり日本はすごい」「アジア最強だ」アフリカ王者に快勝した日本に韓国驚嘆!「日本だけがアジアで成長しているようだ」【U-17W杯】
2025年11月10日 04:57
来年の北中米ワールドカップでも着用する日本代表の新ユニホームが好評だ。
「HORIZON(水平線)」をコンセプトにした新キットは、胸の中央部分に、日本を囲む海と空が交わる水平線を想起させるグラフィックが複数施されているのが特徴となっている。
海外メディアからの評価も両国だ。開催国アメリカのメディア『Sports Illustrated』は、各国の新ユニホームを紹介する記事のなかで、「日本はクオリティの悪いシャツを決して出さない」と称賛した。
「日本は美しいサッカーシャツ以外に何かをリリースしたことがあるか? 答えは、断固としてノーだ。日本代表の最新ホームユニホームは、伝統的な深いブルーを基調に、胸元を横切る淡い白線の波模様と中央のエンブレムが鮮やかに彩っている。襟の後ろには、予想通り国旗があしらわれている」
この新たなユニホームを着用した日本代表の戦士たちが、ワールドカップの舞台で大暴れする姿をファンは心待ちにしているはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本は高評価!世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
2025年11月10日 04:53
シント・トロイデンに所属する後藤啓介が、9日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第14節スタンダール・リエージュ戦でゴールを記録した。
2025年11月10日 04:33
NECに所属する佐野航大と塩貝健人が、9日に行われたエールディヴィジ第12節フローニンゲン戦で、ゴールを記録した。
NECは今季開幕3連勝と好スタートを切ったものの、現在は3戦連続ドローの後で、前節のユトレヒト戦を0−1で落としており、4戦未勝利という状況。前節終了時点で4勝3分4敗となった中で、今節は6勝1分4敗の成績を残すフローニンゲンをホームに迎えた。
NECに所属する小川航基と佐野航大がスターティングメンバーに名を連ね、塩貝健人はベンチスタートとなった一戦は、前半はスコアレスで終了。後半に入ると、小川との交代で塩貝がピッチに送り出される。
試合が動いたのは後半の立ち上がりだった。51分、NECは左サイドから攻撃へ転じると、ボールキープしたバサル・オナルから、駆け上がってきた佐野がボックス手前でボールを引き取る。自らドリブルでペナルティエリア内へ侵入し、左足でグラウンダーのシュートを突き刺した。
佐野の今季初ゴールでNECが先手を取ると、61分にはもう1人の若き日本人が続く。敵陣左サイドでボールを奪ったブライアン・リンセンがドリブルでスペースを前進し、右足アウトサイドでGKと最終ラインの間にグラウンダーのボールを流し入れると、ファーサイドへ走り込んだ塩貝がダイレクトで流し込む。塩貝の10試合ぶり今季3点目で、NECがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、NECはエールディヴィジで5試合ぶりの白星を手にした。佐野はフル出場を果たしている。
次節は23日に行われ、NECは敵地で上田綺世が所属するフェイエノールトと、フローニンゲンはホームでズウォレと、それぞれ対戦する。
【スコア】
NEC 2−0 フローニンゲン
【得点者】
1−0 51分 佐野航大(NEC)
2−0 61分 塩貝健人(NEC)
2025年11月10日 04:27
ラ・リーガ第12節が9日に行われ、マジョルカとヘタフェが対戦した。
マジョルカは前節終了時点で2勝3分6敗の成績で勝ち点「9」の獲得にとどまっている。今節を既に消化したジローナが勝ち点「3」を積み上げたため、試合前の時点では降格圏の18位に沈んでいる状況だ。今節は、5勝2分4敗の成績を残し、試合前の時点では7位に位置するヘタフェと激突。マジョルカに所属する浅野拓磨はベンチから出番を待つ。
試合は序盤の14分に動く。マジョルカはサム・コスタからの浮き球スルーパスで左サイドから攻撃へ移ると、背後へ抜け出したホアン・モヒカがダイレクトでグラウンダーのボールを折り返す。最後はヴェダト・ムリキがワンタッチゴールを奪い、“エース”の今季ラ・リーガ6点目でマジョルカが先手を取った。
このままマジョルカの1点リードで後半へ折り返すと、ヘタフェがより多くの時間帯でボールを握り、シュートチャンスも作ったが、同点弾は挙げられない。73分にはマジョルカが後半最大の決定機を構築。ムリキからのスルーパスでアントニオ・サンチェスが右サイドを抜け出し、ファーサイドへ折り返すと、相手にブロックされたものの、こぼれ球にセルジ・ダルデルが反応。ゴール正面から右足で狙ったものの、ここはうまく距離を詰めたGKダビド・ソリアに阻まれ、追加点とはならなかった。
1点をリードして終盤へ入ると、82分には浅野がピッチへ送り出される。試合はこのままタイムアップを迎え、マジョルカはラ・リーガで3試合ぶり今季3勝目を記録。12位に浮上した。一方、ヘタフェは今季初の3連勝とはならなかった。
次節、マジョルカは22日に敵地でビジャレアルと、ヘタフェは23日にホームでアトレティコ・マドリードと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マジョルカ 1−0 ヘタフェ
【得点者】
1−0 14分 ヴェダト・ムリキ(マジョルカ)
2025年11月10日 03:58
セリエA第11節が9日に行われ、ローマとウディネーゼが対戦した。
ローマは前節終了時点で7勝3分を記録し、勝ち点「21」を積み上げている。今節を既に消化したミランは勝ち点「1」の獲得にとどまり、ナポリは勝ち点を伸ばせなかったため、勝利すればインテルの結果次第で首位に浮上できる。そんな今節は、本拠地『スタディオ・オリンピコ』に、4勝3分3敗の成績を残すウディネーゼを迎えた。
試合はスコアレスで時計の針が進んだものの、30分にはローマがチャンスを構築。敵陣左サイドでボールを奪ったロレンツォ・ペッレグリーニが前方へ繋ぎ、ボールを引き取ったアルテム・ドフビクが左足を振るも、シュートは相手にブロックされる。だが、ペナルティエリア手前でブライアン・クリスタンテがこぼれ球に反応。右足でミドルシュートを狙ったが、ここはディフレクションの末にポストに嫌われる。
このまま前半も終盤へ向かったが、42分にスコアが動いた。クリスタンテからの浮き球パスでジャンルカ・マンチーニが右サイドを抜け出し、クロスボールを送ると、これがハッサン・カマラの手に直撃。OFR(オンフィールドレビュー)を経て、ローマにPKが与えられると、キッカーを務めたペッレグリーニがゴール右下にシュートを沈めた。
ローマの1点リードで後半へ折り返すと、61分には追加点をゲット。ペッレグリーニとのパス交換からマヌ・コネが敵陣中央を前進し、右サイドへ展開すると、ゼキ・チェリクがマンチーニとのワンツーから、右足で冷静に流し込む。ローマ在籍4年目の右サイドバックが、セリエA初ゴールを挙げ、ローマがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、前節のミラン戦を0−1で落としていたローマが、セリエAで2試合ぶりの白星を手にした。試合終了直後の暫定順位では首位に浮上。今節の全日程が終わった時点で首位に立てるか否かは、インテルの結果次第となる。対するウディネーゼは2試合ぶりの黒星となった。
次節、ローマは23日に敵地でクレモネーゼと、ウディネーゼは22日にホームでボローニャと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ローマ 2−0 ボローニャ
【得点者】
1−0 42分 ロレンツォ・ペッレグリーニ(PK/ローマ)
2−0 61分 ゼキ・チェリク(ローマ)
2025年11月10日 03:28
プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦がエティハド・スタジアムで行われた。
2025年11月10日 03:28
現地11月9日に開催されたプレミアリーグ第11節で、遠藤航が所属するリバプールがマンチェスター・シティと敵地で対戦した。
遠藤はベンチスタートとなったリバプールは序盤から猛攻を受ける。9分、自陣ボックス内でのミスからボールを奪われると、GKママルダシュビリがドクを倒してしまいPKを献上。しかしハーランドのキックをジョージア人GKが自らセーブしてピンチを凌いだ。
その後はにらみ合いの展開が続いたなか、29分に先制点を許す。ヌネスのクロスからハーランドにヘディングシュートを叩き込まれた。
ビハインドを負ったアウェーチームは38分にチャンスを創出。サラーのCKに反応したファン・ダイクが頭で合わせてネットを揺らすも、GKドンナルンマの前に立っていたロバートソンがオフサイドを取られて得点は取り消された。
すると45+3分追加点を献上。ペナルティエリア手前からニコのミドルシュートがファン・ダイクに当たってそのままゴールに吸い込まれた。このまま0−2で前半を終える。
迎えた後半、反撃に出たいリバプールは50分、フラーフェンベルフのスルーパスに抜け出したサラーがチャンスを迎えるも、シュートまでは持ち込めない。59分には右サイドを突破したブラッドリーの鋭いクロスに途中出場のガクポがダイレクトで合わせたが、決めきれなかった。
ゴールを奪えずにいると63分に失点。ボックス手前の右寄りからドクに鮮やかなコントロールショットを突き刺された。
76分、敵陣ペナルティエリア手前の右寄りからソボスライが強烈なミドルを放つも、GKドンナルンマの好守に阻まれる。その3分後にはサラーが決定機を迎えたが左足のシュートは枠を捉えられなかった。
このまま試合は0−3で終了し、完敗を喫したリバプールはリーグ戦2試合ぶりの黒星。遠藤には最後まで出番が訪れなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】国内でガーナ&ボリビアと対戦!年内最後の親善試合に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
2025年11月10日 03:27
プレミアリーグ第11節が9日に行われ、マンチェスター・シティとリヴァプールが対戦した。
近年プレミアリーグの覇権を激しく争ってきた2チームが今シーズン最初の直接対決に臨む。王座奪還を目指すマンチェスター・シティは開幕直後こそ躓いたものの、直近7試合で5勝1分1敗と好調を維持。前節はボーンマスとの上位対決を3−1で制して2位に浮上した。一方、今夏に大型補強を敢行し、連覇への期待が膨らむリヴァプールは開幕5連勝と最高のスタートを切ったが、その後はまさかの4連敗。それでも、前節はアストン・ヴィラに完封勝利を収め、一気に3位まで順位を上げている。「1」ポイント差で迎えた上位対決。勝利の女神はどちらのチームに微笑むのだろうか。
開始早々の9分、左サイドでボールを受けたジェレミ・ドクが独力でボックス内深くまで侵入すると、GKギオルギ・ママルダシュヴィリと接触して転倒。VARが介入した結果PKが与えられたが、アーリング・ハーランドのキックはGKママルダシュヴィリにセーブされた。決定機を逃したマンチェスター・シティだが、その後もドクがチャンスを創出。26分にはハーランドのポストプレーを受けて左からボックス内へ侵入して左足を振り、GKママルダシュヴィリを脅かす。
攻め続けるマンチェスター・シティは29分、巧みなパス交換でプレスを回避し敵陣右サイドでボールを保持。マテウス・ヌネスが上げた柔らかいクロスにハーランドが頭で合わせて先制に成功した。ペースが掴めないリヴァプールは39分、モハメド・サラーの右CKからフィルジル・ファン・ダイクがヘディングシュートを叩き込んだが、シュートコース付近にいたアンドリュー・ロバートソンのオフサイドを取られ、同点ゴールは認められなかった。
事なきを得たマンチェスター・シティは45+3分に追加点を挙げる。ショートコーナーからボックス手前中央のニコ・ゴンサレスへ繋ぐと、右足で放たれたミドルシュートがファン・ダイクに当たってゴールイン。前半を2点リードで終えた。
2点を追うリヴァプールは56分にコーディ・ガクポとミロシュ・ケルケズを投入。その2分後には左から右へ揺さぶり、サラーのパスでボックス内右へ抜け出したコナー・ブラッドリーが中央へ折り返したが、ガクポのシュートは枠を捉えられない。すると63分、N・ゴンサレスの大きな左サイドへ展開し、ニコ・オライリーを経由してボールを受けたドクがカットインから右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅へ突き刺さり、リードを3点に広げた。
厳しい展開となったリヴァプールは76分、ケルケズが左サイドのスペースへ抜け出し、クロスのこぼれ球に反応したドミニク・ソボスライがチームとして初の枠内シュートを放ったが、GKジャンルイジ・ドンナルンマが好セーブ。その直後にはケルケズのクリアボールに抜け出したサラーに決定機が訪れたが、シュートを枠に飛ばすことができなかった。
試合はこのまま3−0で終了。リヴァプールに所属する遠藤航はベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。次節は22日に行われ、マンチェスター・シティはアウェイでニューカッスル、リヴァプールはホームでノッティンガム・フォレストと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・シティ 3−0 リヴァプール
【得点者】
1−0 29分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
2−0 45+3分 ニコ・ゴンサレス(マンチェスター・シティ)
3−0 63分 ジェレミ・ドク(マンチェスター・シティ)
【スタメン】
マンチェスター・シティ(4−1−4−1)
GK:ドンナルンマ
DF:ヌネス、R・ディアス、グヴァルディオール、オライリー
MF:N・ゴンサレス、シェルキ(53分 サヴィーニョ)、フォーデン、B・シルヴァ、ドク(74分 マルムーシュ)
FW:ハーランド
リヴァプール(4−2−3−1)
GK:ママルダシュヴィリ
DF:ブラッドリー(83分 J・ゴメス)、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン(56分 ケルケズ)
MF:フラーフェンベルフ、マック・アリスター(74分 C・ジョーンズ)、サラー、ソボスライ、ヴィルツ(83分 キエーザ)
FW:エキティケ(56分 ガクポ)
2025年11月10日 02:12
ラ・リーガ第12節が9日に行われ、レアル・マドリードは敵地でラージョ・バジェカーノと対戦した。
レアル・マドリードは前節終了時点で10勝1敗を記録。ラ・リーガで敗れたのは第7節アトレティコ・マドリード戦(●2−5)のみで、現在は勝ち点「30」を積み上げて首位を走っている。今月4日にはチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節でリヴァプールに0−1で敗れており、公式戦2連敗は避けたい中、今節は4勝2分5敗の成績を残すラージョ・バジェカーノの本拠地『エスタディオ・デ・バジェカス』に乗り込む。
試合は序盤からレアル・マドリードがより多くのシュートシーンを作り出す。3分にアルダ・ギュレルがこの試合のファーストシュートを放つと、その後はヴィニシウス・ジュニオール、ラウール・アセンシオ、アルバロ・カレーラスらが次々とゴールに迫るが、決め手を欠く。対するラージョ・バジェカーノも20分、右サイドを駆け上がったアンドレイ・ラティウが右足でニアサイドを狙うが、GKティボー・クルトワに阻まれて得点とはならない。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ってもなかなかスコアは動かない。レアル・マドリードは55分、ロングボール1本でボックス左に侵入したジュード・ベリンガムが角度のないところからシュートに持ち込んだシーンに加え、60分には、現在ラ・リーガで8戦連発中のキリアン・エンバペが、ボックス左から巻き込んだシュートを試みるが、枠を捉えることはできない。69分にはゴール前のセカンドボールに反応したフェデリコ・バルベルデが思い切り良く右足を振ったが、シュートはGKアウグスト・バタージャに弾きされる。
最終的には、決定的なシーンの数は少ないまま、0−0でタイムアップ。この結果、レアル・マドリードのラ・リーガでの連勝は「4」でストップした。『エスタディオ・デ・バジェカス』では3シーズン連続のドロー、4年続けて白星に見放されている。ラージョ・バジェカーノは首位チームを相手に勝ち点「1」を積み上げることに成功した。
次節は23日に行われ、レアル・マドリードはエルチェと、ラージョ・バジェカーノはオビエドと、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
ラージョ・バジェカーノ 0−0 レアル・マドリード
【得点者】
なし