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2025年06月21日 16:30
近年のサッカー界を牽引し続けてきたリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド。 37歳と40歳になった二大巨頭は、キャリアの晩年を迎えている。 先日、ロナウドはメッシについて「僕らは15年もずっとライバル同士だった。彼は常に僕を大いにリスペクトしてくれたし、僕も彼をリスペクトしている」などと発言した。 また、メッシも『DSports』でロナウドについてこう述べたという。 「ロナウドと彼のこれまでと今後のキャリアに大きなリスペクトと敬愛を抱いている。なぜなら、彼はいまでも最高レベルで戦い続けているからね。 彼との争いはピッチ上でのものだった。僕らは互いにチームのためにベストを尽くそうとした。 当然だけど、すべてはピッチ上でのこと。ピッチ外での僕らは普通の人間だ。一緒に過ごしたことがないので、友達ではない。でも、お互いへの大きなリスペクトをずっと抱いてきた」 最も「アンチに嫌われた」スター5選 友人ではないものの、ライバルとしてロナウドを敬愛しているとのこと。
2025年07月16日 12:45
川崎フロンターレは16日、日本代表FW山田新が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため、本日7月16日(水)の活動をもってチームを離脱することになったと発表した。今後については、正式に決定次第、あらためて発表されるという。
山田は2000年5月30日生まれの25歳。川崎のアカデミーで育ち、同期には東アジアE-1選手権2025でともに日本代表デビューを飾ったヴィッセル神戸FW宮代大聖がいた。
宮代と異なりトップ昇格を果たせなかった山田だったが、桐蔭横浜大学を経て、2023年に川崎でプロ入り。類まれなスピードと強引さ、決定力を武器にプロ2年目の昨季は38試合19ゴールを記録していた。
山田は、本日16日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsにて開催される天皇杯3回戦のSC相模原戦後、ピッチにてサポーターへの挨拶を行うとのこと。
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移籍金150万ポンド(約2億9000万円)でスコットランド王者セルティックへの移籍が濃厚だと複数のメディアで報じられている山田。川崎にとってはトッテナム・ホットスパーへ移籍したDF高井幸大に続く日本代表クラスの離脱となる。
2025年07月16日 12:25
J1の鹿島アントラーズで活躍するFW鈴木優磨。
29歳のストライカーはゴリゴリのストライカーだったが、ベルギーのシント=トロイデンから復帰後は万能タイプなプレースタイルに変貌した。
その鈴木は、TBS系列の『KICK OFF! J』で、元日本代表FW柿谷曜一朗と対談。プレースタイルを変えた理由についてはこう説明していた。
「ベルギーに行く前は自分としてもストライカーだと思っていたんですけど。
(スイスでのプレー経験がある)柿谷さんも分かると思うんですけど、あっち(海外)に行くと僕より大きくて、僕より点がとれて、僕より強い選手がたくさんいるので。
そうなった時にストライカーとしてだけでは勝負できないと思って、色々できるようになっていかないと、勝てないと思って、万能じゃないですけど、そっちになっていったかなと思います」
また、鈴木はピッチ上で荒ぶることも多いが、試合になると人が変わるのか、試合で鈴木優磨を演じているのかについてはこう答えている。
「両方あって、演じている部分もある。ただ…相手のセンターバックが日本だと真面目で、そんなにちょっかいとかを出してこない選手と試合をすると気持ちの持っていき方がすごく難しくて。
全然自分の良さを出せないで終わった試合が結構あって。自分が悪いんですけど、(相手と揉めるような)きっかけを作りにいったり、演じるために…というのは多少あるかもしれないです」
柿谷は、この話に対して、そこまで自分をコントロールして試合に臨めているのは、考えられないくらいすごいと反応。さらに、「いつからそうなったのか」と聞くと、鈴木は、こんな話もしていた。
「自分のポジションに金崎夢生くんという強烈な人間がいて…。
ボールを出さなかったら、本当にキレ散らかして、ガツガツいって。なんかそれでチームに火がついてというか。
感情を出すのは全部が全部悪いことじゃないっていうのを自分も感じ取って。ちょっと良くない部分もだいぶ似ちゃったなと思っています(笑)」
かつて鈴木と鹿島でコンビを組んだ元日本代表FW金崎は強烈な個性の持ち主。彼からの影響も「大きい」とのこと。
柿谷も名古屋グランパスで金崎とプレーしたことがあり、「やっぱり!でしょうね(笑)誰かに気を遣ってプレーしてはいけないというのを強く僕も夢生くんに教えてもらったと思うし、今の鈴木選手を作ったのは、そういう先輩に出会えたからというのもありますよね」と納得していた。
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鈴木はJリーグでの実績は十分ながら、日本代表のピッチに立ったことはない。
その件については、「僕がこの年齢で代表に何かすることはないと思っている。その分、その力をこの鹿島に全部注ぎ込みたいっていうのが本当の思い。基本的には(代表のユニフォームは)着ることはないかなと思っています」とも語っていた。
2025年07月16日 12:21
森保一監督が率いる日本代表は、E-1選手権の3試合目で地元の韓国に1−0の勝利を飾り、2022年大会に続く優勝で連覇を果たした。
開始8分に、GK大迫敬介(広島)のフィードから垣田裕暉(柏)がポストプレーで絡み、川辺駿(広島)が左ワイドに展開すると、相馬勇紀(町田)がボールを縦に運んでから右足でクロス。ボックス内のジャーメイン良(広島)が左足でボールを捉えて、守護神チョ・ヒョヌが守るゴールに叩き込んだ。
大会5点目となるジャーメインのゴールで先制した日本は、前半を優位に進めたが、後半に韓国のホン・ミョンボ監督は193センチのFWイ・ホジェを投入し、ロングボールを起点に攻勢を強めてきた。
押し込まれる時間も増えるなかで耐える日本に対して、韓国はさらにイ・ホジェと同じ193センチのFWオ・セフンを入れて、高速ドリブラーのムン・ソンミンを併せた変則3トップで、パワープレーを仕掛けてきた。
すると森保監督は、キャプテンマークを巻いて奮闘していた相馬に代えて、DF植田直通(鹿島)を投入。その植田を左のセンターバックに、古賀を相馬のいた左ウイングバックに回した。
もともと右ウイングバックは192センチの望月ヘンリー海輝(町田)が担っていたため、190センチの安藤智哉(福岡)、186センチの荒木隼人(広島)、186センチの植田、183センチの古賀による平均187.4センチの“五枚の壁”が完成。彼らはサイズもさることながら、ポジションの取り合いやヘディングも強い選手たちだ。
その一角を担った安藤は「植田君を入れて、より高さを出して跳ね返してましたし、コミュニケーションはすごく取れてたので。みんなで粘り強く守れていた。オ・セフン選手みたいなタイプが2人出てきたので、よりボールにはっきり行こうというのはコミュニケーションを取って、セカンドだったりも共有できていたかなと思います」と振り返る。
5バックで構える局面もあるが、サイドにボールがある時には右の望月と左の古賀が前に出てプレッシャーをかけ、簡単にクロスを上げさせないようにしていたことも大きい。
韓国は終盤になるとイ・ホジェとオ・セフンを前線に並べる3−5−2にチェンジして、2列目からスピードのあるチョン・スンウォンとカン・サンユンが飛び出す形を取ってきた。しかし、日本はボランチの稲垣祥(名古屋)と宇野禅斗(清水)がセカンドボールの争奪戦で奮闘し、空中戦からの地上戦という相手の狙いを発揮させなかった。
韓国のビルドアップに対しては、宇野が前に出てプレスをかけ、稲垣が後ろに構える関係を作りながら、前線にロングボールを入れられたら、宇野が素早く下がって稲垣とセカンドボールを拾う。
植田と同時投入されていた宇野は「セカンドボールを拾うところは第一の仕事として、やらないといけない部分でしたけど、相手のちょっと下に落ちる選手にもちょっかいを出してほしいと言われてたので。そっちにも、ちょっかいを出しながら、セカンドを拾うことは意識しました」と語る。
高さのある選手を最終ラインに並べるだけでなく、セカンドボールや中盤のプレスも意識した設計で相手の狙いを相殺する作戦が、短い準備期間でも機能するのは日本の強みだろう。
セットプレーの守備では、“五枚の壁”に182センチのジャーメインを含めた6人が、ゴール前で相手の長身FWや上がってくるセンターバックに力強く対応していた。
ジャーメインは「ヘディングの強さも攻守で生きるのは、広島で長い時間プレーさせてもらってる要因の一つなので。そこも自分の良さかなと思います」と語る。85分にはそのジャーメインに代えて、190センチの原大智(京都)がシャドーに入り、最後のパワープレー対策も含めて試合を締めた。
これまで日本はリードして終盤を迎えても、高さで勝負してくる相手に苦しむことが多かった。世界一を目ざしていくにあたり、高さ対策は避けては通れないが、今回は“国内組”がE-1選手権というステージで韓国を相手に見せたことで、“欧州組”がベースとなるフルメンバーの戦略にも、より組み込んでいく転機になりうる。
もちろんサッカーはサイズや高さだけでやるものではないが、26人の大会登録がスタンダードになってきているなかで、色々なシチュエーションを想定した時に、終盤のパワープレー対策やセットプレーの守備のプライオリティは高めに設定するべきものでもある。森保監督としても、そのイメージを強める格好の機会になったのではないか。
取材・文●河治良幸
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2025年07月16日 12:15
日本代表として活躍する中村敬斗。
2025年07月16日 12:05
東アジアE-1選手権で2連覇を果たした日本代表。
香港に6-1、中国に2-0、そして、15日の韓国戦にも1-0と3戦全勝となった。
一方、近年低迷が続く中国は、韓国に0-3で敗れ、格下の香港には1-0で辛勝。
そうしたなか、中国の『jfdaily』は、こう伝えていた。
「中国と日韓のサッカー格差はますます広がっている。
中国はE-1でも敗れた韓国とこれまで39回対戦し、2勝13分24敗と絶対的に不利な状況にある。
また、E-1で再び日本に敗れた後、27年間も日本に勝てないという屈辱が続くことになった。中国代表が最後に日本に勝利したのは、1998年のダイナスティカップだ。
ある関係者はこう認めた。
『総合力の差があまりにも大きかったため、中国が韓国と日本に敗れたことはほぼ不可逆的なものだった。
しかし、中国代表がさらなる悲劇を味わうことを直接防いだのは、まさに総合的な守備、特にGKの安定したパフォーマンスだった。少なくとも、0-7で負けるほど悲劇な結果ではなかった!』」
中国は昨年9月のW杯予選で日本に0-7の惨敗を喫した。
帰化して中国代表になった反則助っ人7人
日韓との差は広がるばかりながら、今回は7点差で負けるほどの悲劇的敗戦ではなかったととらえているようだ。
2025年07月16日 12:05
プレシーズンでのアピールに向け、上々のすべり出しだ。
サウサンプトンに所属する松木玖生は7月12日、5部との親善試合で後半開始から出場し、高い評価を得ている。新シーズンに向け、ウィル・スティル新監督に好印象を残した。
昨季、トルコ1部のギョズテペにレンタル移籍し、公式戦34試合で6得点、5アシストを記録した松木。サウサンプトンでの実戦デビューでは、攻撃的なMFとしてプレーし、積極的なところを見せた。ゴールにも迫ったが、得点をあげるには至っていない。
それでも、地元メディア『Saints Marching』は、採点記事で松木に8点とチーム2位タイとなる数字をつけた。寸評でも「非常にエネルギッシュなパフォーマンスで、監督の目を引いた」と称賛している。
「試合後、指揮官は『Saints Marching』で『エネルギッシュで、カウンタープレスと突破する走りで有益だった』と話している。1、2ゴールを決めて締めくくるべきだった」
格下相手の練習試合だけに、浮かれることはできない。だが、存在感を高めていきたい22歳にとっては、一つひとつの試合がチームへの生き残りを懸けたアピールの機会だけに、好発進できたのはポジティブだ。
なお、同じく後半開始から出場した菅原由勢について、Saints Marchingは6点の採点。「エネルギッシュで確実なパフォーマンス」と伝えている。
「何度かボックス内に危険なボールを入れ、まずまずのシュートでポストも叩いた。オーバーラップはなかったが、ポジションを外れることもなかった」
昨季はプレミアリーグで苦しみ、史上最速の降格決定という不名誉な記録をつくることになったサウサンプトン。雪辱のシーズンに向け、松木や菅原の貢献に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2025年07月16日 11:58
[E-1選手権]日本 1−0 韓国/7月15日/龍仁ミルスタジアム
オール国内組で編成された森保ジャパンは7月15日、E-1連覇を懸けて韓国と敵地で対戦。8分に相馬勇紀(FC町田ゼルビア)のクロスにジャーメイン良(サンフレッチェ広島)が合わせて奪ったゴールを守り切り、1−0で優勝決定戦を制した。
見事にV弾をアシストした相馬は、主将の長友佑都(FC東京)が先発した中国戦を除き、2試合でキャプテンマークを巻いてプレーした。そして今回の韓国戦で77分にピッチを後にしてからは、長友と共にベンチの最前列で声を出す姿があった。
28歳のサイドアタッカーは『U-NEXT』のインタビューに応じた際、この行動に関して振られると、10歳上のレジェンドへの思いを次のように明かした。
「僕がゲームキャプテンを2試合を任せてもらった時に、チームキャプテンである佑都さんからすごい支えてもらったので、本当に嬉しくて、(優勝決定の瞬間に)自然と身体が抱きつきに行ってしまいました」
相馬は守護神の大迫敬介(広島)と共に、2019年の悔しさを知るメンバーでもある。
6年前の前々回大会では、最終戦で今大会と同じくホームだった韓国に0−1で敗北。優勝を逃しており、苦い記憶が残る地で見事にリベンジを果たした。
「あの時はアウェーの雰囲気に飲まれて、特に前半最初ですごく押し込まれる展開から失点してやられました。だから『今日はなんとしてもデュエルで最初、勝っていこう』って話があったので、得点も良い時間帯でできましたし、すごく良かったんじゃないかなと思います」
改めてJリーグ勢の力を示す結果ともなった。前回大会はMVPに輝いた“E-1男”は自信をさらに深めつつ、今後に向けて、優勝インタビューをこう締め括った。
「今回、僕らはJリーグから選ばれて、Jリーグのメンバーがこれだけ戦えるんだと証明できました。もっともっとJリーグを盛り上げようと思うので、ぜひ皆さん会場に足を運んでくれたら嬉しいです」
E-1経由でワールドカップへ。相馬はカタール大会に続いて、それを現実のものとできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2025年07月16日 11:50
韓国で開催された東アジアE-1選手権。
2025年07月16日 11:40
イングランドやイタリアの複数のクラブに加えてバイエルン・ミュンヘンも一時は獲得を検討するなど、フライブルク所属の日本代表MF堂安律は今年夏の移籍市場における注目選手の一人だったが、ドイツ紙『Bild』によればフランクフルトへの移籍を決断したようだ。
フランクフルトでは、今年初め頃からスポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏が堂安を獲得候補としてリストアップ。さらに同クラブのディノ・トップメラー監督も堂安を違いを作り出せるキープレイヤーとして高く評価し、既にマインツからの入団が決まったドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトとともに来季に向けた即戦力として獲得を熱望しているという。
フランクフルトは堂安に対して2030年までの長期契約を提示しているようだ。両者は契約内容の細部についてまだ話し合いを続けていて、この交渉が成立して個人合意に達した後、フランクフルトはフライブルクとのクラブ間交渉に入る予定であるとも『Bild』は伝えている。
クラブ間交渉に入った場合、移籍金で折り合えるかが焦点となる。フライブルクも堂安の移籍を容認する方針であるとされているが、チームの主軸を安売りするつもりはなく、移籍金として2700万ユーロ(約46億7000万円)を要求。これに対してフランクフルトが限度額として想定しているのは2000万ユーロ(約34億6000万円)程度であるため、この隔たりをどのように埋めるかが交渉の行方を左右することになるだろう。
2025年07月16日 11:32
7月15日に龍仁ミルスタジアムで開催されたE-1選手権(東アジア選手権)の第3戦で、ここまで2連勝の日本代表はホスト国の韓国代表と対戦。ライバルを1−0で下し、連覇を達成した。
開始8分に、左ウイングバックの相馬勇紀のピンポイントクロスを、ジャーメイン良が左足のボレーで合わせて先制した日本は、後半は押し込まれながらも、身体を張った守備で防ぎ、虎の子の1点を守りきった。
この一戦を、対戦した韓国の記者はどう見たのか。『スポーツ東亜』のペク・ヒュンギ記者は、こう語った。
「今日の試合は非常にパワフルな試合でした。とてもタフな試合になりましたね。日本代表は力強く、テクニックも高かった。特に左ウイングバックの相馬と右ウイングの望月ヘンリー海輝が凄まじい選手ですね。とてもスピーディーで、韓国は抑え込めなかった」
同記者は「日本を防ぎきれなかった。ハイプレッシャーにも苦戦しました。それが一番のポイントです」と続けた。
とくに、日本の両ウイングバックには驚かされたようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介! 最高点は絶品アシストの7番とピンチを救った頼れる守護神
2025年07月16日 11:30
レスターは15日、新監督にマルティ・シフエンテス氏を招へいしたことを発表した。なお、契約期間は2028年6月30日までの3年となる。
2024−25シーズンのレスターは2年ぶりにプレミアリーグの舞台に戻ったものの、前年度のチャンピオンシップ(イングランド2部)でチームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ元監督がチェルシーに引き抜かれたことで、スティーヴ・クーパー元監督の下でスタートを切った。しかし、開幕直後から苦しい戦いを強いられ、昨年11月にクーパー元監督は解任された。
その後、ルート・ファン・ニステルローイ前監督が就任したものの、降格圏に沈んでいたチームを立て直すことはできず。チームはプレミアリーグで18位に終わり、1年での降格が決定し、先月27日にファン・ニステルローイ前監督との契約解除が発表されていた。
そんななか、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すレスターは、スペインやオランダ、デンマークのクラブなどで監督経験があり、2023年10月から先月まではクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の指揮官を務めていた現在44歳のシフエンテス氏を新監督に迎え入れたことを明らかにした。
新監督に就任したシフエンテス氏はレスターのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「レスターの監督に任命されたことはとても光栄なことだ。このクラブは誇り高い歴史を持つ素晴らしいクラブであり、新たな章を刻む役割を担うことをとても光栄に思う。今後数週間、数カ月の間に、選手たちと知り合って、サポーターや街の人々と交流を深めていくことを楽しみにしている。ここは情熱が溢れていて、一緒にこの旅を始められることをとても嬉しく思っているよ」
2025年07月16日 11:30
日本代表は、15日に行われた地元韓国との東アジアE-1選手権に1-0で勝利し、大会2連覇を決めた。
2025年07月16日 11:19
日本代表は7月15日、東アジアE-1選手権の最終戦で韓国代表と対戦。1−0で勝利し、これで3連勝を達成。2大会連続3度目の優勝を果たした。
この一戦で日本では唯一、中国戦(2−0)に続いて先発フル出場したのが望月ヘンリー海輝だ。3−4−2−1の右ウイングバックで、果敢な突破や自慢の対人守備を披露した。
“宿敵”との激闘後、23歳のDFは「厳しい試合になるのは分かっていました。それを想定したうえで入った試合でした」と振り返る。
右サイドでは、町田でチームメイトのナ・サンホとマッチアップ。「サンホさんのスピードとかキックの上手さも分かっているので、そこは警戒しながらやることができました。サンホさんは、やりにくかったのではないでしょうか」と述べる。
具体的な対応策については「サンホさんはカットインが怖いので、完全に中を切りながら、縦に誘導して左足でプレスとか、そういうイメージでプレーしていました」と明かした。
今回の日本代表はオール国内組で構成されており、海外組は不在。右のウイングバックでは伊東純也や堂安律といった攻撃的な選手が揃っている。そのなかで、望月は自分に求められることを明確に認識している。
「そういう選手たちは攻撃を得意にしています。自分は攻撃よりも守備で貢献していくべき選手だと思う」
強力なライバルたちとの競争に挑む。「ここで試合に出たことで、距離は縮まったとは思いますけど、今回メンバーに選ばれてない人のレベルと自分を比べたら、足りないものがある」と、自分の足もとをしっかりと見つめながら、さらなる成長を期す。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本はもの凄い王者だ」「中国や香港とはレベルが違う」韓国の10番が森保ジャパンに脱帽!「本当に素晴らしい」と驚嘆した選手は? ジャーメインでも相馬でもなく…【現地発】
2025年07月16日 11:18
E-1選手権の連覇がかかる大一番となった7月15日の韓国戦。ご存じの通り、日本代表は開始8分、今大会で大ブレイクしたFWジャーメイン良(広島)の自身5点目となる先制弾が生まれ、いち早くリードすることに成功した。
けれども、ここからは韓国が一気に反撃に転じ、日本は長時間、守勢に回る苦境を強いられた。特に後半は相手の攻めが加速。クロスやセットプレーからのハイボールを次々と蹴り込まれ、防戦一方となってしまった。
そこで奮闘したのが守備陣だ。守護神の大迫敬介(広島)、3バック中央の荒木隼人(広島)、左の古賀太陽(柏)とともに身体を張ったのが、右の安藤智哉(福岡)。191センチの長身を活かし、競り合いで存在感を発揮。数々のピンチを救ったのである。
相手の左サイドにはナ・サンホ(町田)、ムン・ソンミン(FCソウル)というキーマンが陣取り、日本を脅かしたが、これを右ウイングバックの望月ヘンリー海輝(町田)とともに阻止したことも特筆すべき点だろう。
ナ・サンホにポスト直撃のシュートシーンを作られ、1対1の対応で後手に回るシーンがあったのも確かだが、彼なりに崩れることなく修正し、堅守を貫いたのは大きかった。
「一発やられてしまいましたし、ああいうシーンを作られてはいけないポジションですけど、立て直すことができたので、自分もそこはポジティブに捉えたいなと思います」と本人も前向きにコメントしていた。
長身FWイ・ホジェ(浦項)やオ・セフン(町田)が入ってきた終盤はスクランブル状態となったが、安藤は制空権を制圧。圧倒的な競り合いの強さは見る者の目を引いた。
「(競り合いには)もともと自信がありました。より高い相手に勝てたっていうのはデカいし、潰しに行くシーンも多く作れた。攻撃参加も自分なりには出せたので、そこは良かったと思います」と安堵感を吐露した。
結局、日本はクリーンシートで逃げ切りに成功。1−0で競り勝った。
今回のE-1で日本代表に初選出された安藤。韓国との死闘で、これだけの仕事を遂行し、勝利の原動力になったのは確か。そのことはポジティブに評価するべきだろう。
そもそも安藤はJ1でまだ半年しかプレーしていない選手である。ここまでのプロキャリアを改めて振り返ってみると、2021年に愛知学院大学から当時J3のFC今治に加入。23年にJ2の大分トリニータにステップアップしたが、1年目は下平隆宏監督からすぐさま信頼を勝ち取ることができず、序盤は出られない時期もあった。
フル稼働したのは片野坂知宏監督体制の24年。そこでの活躍が認められて、今季からアビスパ福岡へ赴き、目下、金明輝監督に鍛え上げられている真っ最中なのだ。
26歳にしてようやく日の丸を背負い、E-1連覇に貢献した男の成長曲線は凄まじい。まだまだ粗削りではあるが、ポテンシャルの高さを森保一監督も再認識したはず。1年後の2026年北中米ワールドカップへの道もかすかに見えてきたのではないか。
「自分の意識は変わりましたし、国際舞台の難しさも痛感しました。相手は一瞬の隙を突いてきますし、Jリーグにはない違ったクオリティを目の当たりにした。国際経験をもっと積みたいという思いも強まりました」
本人は目を輝かせたが、すでに複数クラブから引き合いが来ていると噂されており、今夏の海外移籍もないとは言い切れない状況だ。ここからの1年間で成長曲線をさらに引き上げることができれば、ひょっとするかもしれない...。そんな感触を残したのも事実である。
森保ジャパンの主軸DF陣の状況に目を向ければ、冨安健洋は長期離脱中で新天地が決まっておらず、伊藤洋輝(バイエルン)も復帰が11月以降にズレ込むと言われている。谷口彰悟(シント=トロイデン)も今後のパフォーマンスが気になるところだし、町田浩樹(ホッフェンハイム)や高井幸大(トッテナム)は新たな環境でコンスタントに出番を得られるか未知数だ。
となれば、屈強な外国人選手を相手に高さと強さで渡り合える違った人材が求められるはず。安藤はその枠に滑り込める可能性を示したと言っていい。
「自分はまだまだレベルアップしていかなきゃいけないところも多いし、逆に通用したところもある。この大会を経験だけに終わらせずに、アビスパに持ち帰ってレベルアップできるように自己分析だったり、そういうこともやっていきたいと思います」とJ3から這い上がってきた男は慎重なスタンスを崩さない。
加えて、長友佑都(FC東京)、相馬勇紀(町田)らW杯・海外経験者らとの共闘によって、新たな野望を抱いたのは間違いない。
9月以降の代表活動で、遅咲きの大型DFはコアメンバーの一角に名を連ねるのか。今後の身の振り方を含め、安藤の動向を興味深く注視していきたいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【画像】日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は絶品アシストの7番とピンチを救った頼れる守護神
2025年07月16日 11:00
2024年のEUROで優勝し、欧州王者に輝いたスペイン。
そのスペイン代表で活躍するニコ・ウィリアムズは、所属するアスレティック・ビルバオとの契約を2035年まで延長した。
市場価値7000万ユーロ(120億円)を誇る23歳のウィンガーは、バルセロナへの移籍が噂されていたが、31歳の兄イニャキも所属するビルバオとの契約延長を決めた。
そのニコ・ウィリアムズには、「私は自分がいたい場所、我が家にいます。大切なのは心です。」との日本語が入ったアニメ風イラストが贈られていた。 ❤️ #AthleticWIN
Athletic significa familia.
#NicoWilliams2035 #AthleticClub 🦁 pic.twitter.com/6DMQmrGDz3
— Athletic Club (@AthleticClub) July 15, 2025
イラストを受け取った彼は嬉しそうな様子…。🎁 El regalo de los amigos de @willliamsssnico
Con las inscripciones en chino del mensaje que lanzó el día de su renovación y el spray que usó para plasmar el WIN 2035 en el muro. #AthleticWIN #NicoWilliams2035 🦁 pic.twitter.com/6vzK6ME7q6
— Athletic Club (@AthleticClub) July 15, 2025
クラブ公式は「中国語のメッセージ」と伝えていたが、漢字だけでなく平仮名も含まれているので日本語のはず。
そんなニコ・ウィリアムズはフォロワー数599万人のInstagramのプロフィール画像を、アニメ『俺だけレベルアップな件』のキャラクターにしており、実はアニメ好き。
彼は冨樫義博さんによる漫画『HUNTER HUNTER』が好きだと公言しており、ゴールセレブレーションで登場人物ヒソカのポーズをしたこともある。
そのため、現地では「スペイン代表ニコ・ウィリアムズはオタク。アニメ好きとして注目」とも伝えられている。なんでも、『ジョジョの奇妙な冒険』のポーズをしたこともあるとか。
タトゥーまで彫る!日本アニメが大好きすぎる世界のスター6人
ちなみに、『俺だけレベルアップな件』の原作は韓国だというが、日本代表MF遠藤航の同僚であるリヴァプールDFイブラヒマ・コナテとMFライアン・フラーフェンベルフも見ており、海外でも人気のようだ。