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2025年10月16日 17:27
日本サッカー協会は10月16日、11月14日に豊田スタジアムで開催されるキリンチャレンジカップにおいて、日本代表がガーナ代表と対戦すると発表した。 11月18日に国立競技場でボリビアと戦うことは決まっていたが、もう1試合の相手は未定となっていた。 FIFAランキングは日本が19位なのに対し、ガーナは75位。アフリカ予選を突破し、すでに北中米ワールドカップ出場を決めている。 今月14日にブラジルを3−2で初めて破った森保ジャパンは、年内締め括りとなる11月シリーズでも確かな結果を残せるか。 森保一監督のコメントは以下の通り。 「2022年のキリンカップで対戦したガーナ代表戦では我々が勝利しましたが、アフリカのチームらしく、身体能力の高さを生かしたプレーが印象的でした。今回対戦するガーナ代表はFIFAワールドカップ26アフリカ予選をグループ首位で通過し、実力は疑う余地がありません。今回も同様に非常に難しい戦いになると思いますが、我々もこれまでに積み上げてきたものに加えてさらにクオリティを高めたいと思います。 来年のワールドカップ本大会に向けて日本一丸でチャレンジしながら勝利をサポーターに届けたいと思います」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【記事】「日本はとんでもないチームだ」「本当に強い」マンUのブラジル代表FW、大逆転負けを喫した森保ジャパンに脱帽!“特に危険だった選手”は?「素晴らしいプレーをしていた」
2025年11月10日 06:42
パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、11月8日にミラン戦で左手を負傷した。
クラブは翌9日、「左手薬指と舟状骨の複雑骨折と診断された。選手は今後数日間、手術の可能性を含め、専門医による診察を受ける」と発表している。
この事態を受け、イタリアメディア『Rompipallone』は「大混乱。GKが負傷、悲報だ」と題した記事を掲載。次のように伝えた。
「パルマにとって悪い知らせだ。ミランとの引き分けを祝う間もなく、チームの今シーズンを覆すかもしれないニュースが飛び込んできた。昨夜の試合中、パルマのゴールキーパー、ザイオン・スズキが左手薬指を骨折したのだ。クエスタ監督率いるパルマにとってこれは大きな痛手であり、しばらくの間、スズキを欠くことになる。回復時期はまだ不透明だが。しかし、パルマはスズキを失うことに愕然としている」
同メディアは、「スズキを失うのは実に残念だ。ただの一選手の負傷ではない」と強調。「パルマにとって大きな問題となる可能性がある」と指摘した。
まだ、全治期間などは分からない。ただ、最悪の場合、ワールドカップ出場に影響が出る可能性もある。そうならないのを祈るばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2025年11月10日 06:40
U-17日本代表は、カタールで開催されているU-17ワールドカップのグループステージを首位で突破した。
モロッコに2-0、ニューカレドニアには0-0、そして、9日に行われたポルトガルとのグループステージ最終節には2-1で勝利。
ポルトガル戦では前半35分に和田武士が先制ゴールを決めると、前半45分には瀬口大翔が追加点を奪う。
その後、後半26分に長南開史が一発退場になり、後半35分に失点するも、1点差を守り切った。
この結果、日本は2勝1分で首位通過。2位は2勝1敗のポルトガル。3位モロッコは、9日にニューカレドニア相手に16-0というすさまじいスコアで勝利し、決勝トーナメント行きに望みを残した。
『SAPO』によれば、ポルトガルのビーノ監督とキャプテンのラファエウ・キンタスは、試合後にこう述べていたそう。
「難しい試合になることは分かっていた。最初からそれについて話し合い、選手たちをこのミッションに向けて準備させていた。
日本はポゼッションを失った後に非常にアグレッシブに反応した。我々は前半にいくつか致命的なミスを犯してしまった。
しかし、後半は我々が完全に試合を支配し、数的優位を活かして同点に追いつくことができたかもしれなかった。
日本は18回ほどのファウルがあった(実際は15)が、イエローカードは1枚も出ず、それが我々にとって多くの困難をもたらした」
「日本の攻撃は予想していた。彼らは非常にプレッシングの強いチームだと分かっていた。
僕らがボールを支配していたにもかかわらず、相手に多くの困難を強いられた。ビルドアップでの2つのミスから2点を奪われてしまった。
後半は全く違うものになった。僕らはミスを減らし、日本を押し込んだ。非常に重要なゴールを奪ったけれど、2点目は決められなかった。それでも、よくやったと思う。これがサッカーだ」
ファウル数はポルトガルが9、日本が15だったが、提示されたカードは、ポルトガルがイエローカード1枚、日本が長南へのレッドカード1枚。ビーノ監督はチリ人主審のジャッジを批判していたという。
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48チームが出場する今大会は、32チームが決勝トーナメントに進むが、日本の対戦相手はまだ決まっていない。
2025年11月10日 06:05
日本代表で背番号10を背負う堂安律。
今夏、ドイツ1部のフランクフルトに2100万ユーロ(37.3億円)ほどの移籍金で引き抜かれた。
27歳になったレフティは、8月の時点で4ゴールを記録していたが、チームのシステム変更の影響もあり、9月以降は得点から遠ざかっていた。
その堂安は、9日のブンデスリーガ第10節で佐野海舟と川粼颯太が所属するマインツと対戦すると、後半36分に値千金の決勝ゴールを叩き出した。
相手選手2人の間を巧みに突破して、ペナルティエリア内の深い位置に進入すると、コースを突く低いシュートを流し込んだ。
DAZNで解説した元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏は、堂安のゴールに脱帽していた。
「完全に個の力ですね。日本人選手がこのプレーできるのはすごいですね。このフランクフルトで、ブンデスリーガで。
シュートフェイントから、(相手が)ダブルチームを組んでいるですけど、その間を…シュートを選ぶところが堂安らしいですよね。
(ファーへのシュートは)インサイドキック。普通は弾丸(シュート)に逃げるんですよ、それをコースに狙う。
ちょっとすごいなぁ…堂安のゴールのなかでもトップクラスに入る。
ダブルチームを組んだ間を抜いて、身体を入れ込んで、完全にフリーの状態を作ったのは素晴らしい。あのシュートは相手GKはノーチャンスですね」
41歳のチョン・テセ氏は、日本生まれで、朝鮮大学校を経て、川崎フロンターレでプロになったストライカーで、ブンデスリーガでのプレー経験もある。
このゴールでフランクフルトが1-0で勝利。
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堂安は得点後にタックルを受けた足首を痛めるようなシーンもあったがフル出場している。また、佐野もフル出場、川粼は後半途中から出場している。
2025年11月10日 06:00
全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2025(地域CL)は9日、1次ラウンドの最終節が各地で行われた。
2025年11月10日 05:57
11月14日に豊田スタジアムでガーナ代表、同18日に国立競技場でボリビア代表と国際親善試合を戦う日本代表のメンバー26人が6日に発表された。
GK小久保玲央ブライアン、FW後藤啓介(ともにシント=トロイデン)、MF北野颯太(ザルツブルク)が初招集された一方で、長期離脱中の冨安健洋(無所属)、伊藤洋輝(バイエルン)、町田浩樹(ホッフェンハイム)に加え、三笘薫(ブライトン)、守田英正(スポルティング)らがコンディション不良で選外に。正守護神の鈴木彩艶(パルマ)は選出後に怪我で不参加となり、野澤大志ブランドン(アントワープ)は追加招集された。
また、16日に天皇杯の準決勝を戦うFC町田ゼルビア、FC東京、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島の4クラブに所属する選手については招集しない方針を取ったため、10月の代表活動に参加していた相馬勇紀と望月ヘンリー海輝(ともに町田)、長友佑都(FC東京)、大迫敬介(広島)も外れている。
では、その26人のメンバーについて、現状の布陣と序列を考えてみたい。
前述の通り、1番手の鈴木彩と2番手の大迫が不在のGKはいわば緊急事態だ。初招集されたE-1選手権以降、代表に定着している早川友基(鹿島アントラーズ)、パリ五輪での活躍を経て、ついに声が掛かった小久保が1試合ずつ先発する可能性が高いか。緊急招集された野澤は、今回の活動を通して、アジアカップのメンバー入りを果たした実力を再びアピールしたいところだ。
故障者の多い最終ラインでは、前回は怪我で辞退した板倉滉(アヤックス)が復帰。ともに10月シリーズで活躍した渡辺剛(フェイエノールト)と鈴木淳之介(コペンハーゲン)とともに3バックを担う。
ブラジル戦で健在ぶりをアピールした谷口彰悟(シント=トロイデン)、10月シリーズは悔しい思いをした瀬古歩夢(ル・アーブル)と安藤智哉(アビスパ福岡)がバックアッパーで控える形だ。
引き続き守田を欠くダブルボランチは、キャプテンの遠藤航(リバプール)も不在だった前シリーズで、佐野海舟(マインツ)が台頭。シャドーと兼用の鎌田大地(クリスタル・パレス)もこのポジションで躍動したため、もはや絶対的な存在だった主将も安泰ではない。実力者の田中碧(リーズ)、クラブでの主力の藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)もおり、最も競争が熾烈なポジションと言えるだろう。
伊東と望月が選外となった右ウイングバックは、10番の堂安律(フランクフルト)が軸。10月は落選したものの、クラブでは好調だった菅原由勢(ブレーメン)は存在を再証明するチャンスだ。E-1選手権以来の選出となった19歳の佐藤龍之介は、限られた出場時間でインパクトを残せるか。
絶対的なレギュラーだった三笘が2か月連続でいない左ウイングバックは、中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)が好調を維持しているのは心強い。10月は怪我で離脱した前田大然(セルティック)を一歩リードしている。
2シャドーは、メキシコ戦で負った左足首の怪我からようやく回復した久保建英(レアル・ソシエダ)と南野拓実(モナコ)のコンビ。もちろん、ボランチの人選次第で鎌田が一列上がる可能性もある。久保が故障明けだけに、初招集された21歳の北野にもチャンスは巡ってくるだろう。
最後に1トップは、代表でもクラブでの絶好調の上田綺世(フェイエノールト)が中心となる。先のパラグアイ戦でミドルシュートを決めた小川航基(NEC)、クラブで結果を出し始めた町野修斗(ボルシアMG)が2番手の座を争っている。
20歳で初代表の後藤は、191センチの体躯を誇り、動き出しも巧み。他の3人とは違う特徴があるだけに、まずは短いプレータイムで結果を出し、スーパーサブとしての適性を印象づけたいところだ。
文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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2025年11月10日 05:55
エールディヴィジ第12節が9日に行われ、ゴーアヘッドとフェイエノールトが対戦した。
リーグ首位を走るフェイエノールトでは、日本代表コンビが攻守の要として躍動。エースストライカーとしての地位を確立した上田綺世は11戦13発と異次元の決定力を発揮して得点ランキング首位を君臨しており、先月には日本人初のエールディヴィジ月間MVPを受賞した。また、今夏に加入した渡辺剛はセンターバック(CB)の定位置を確保し、ここまで11試合中10試合にフル出場。安定したパフォーマンスでチームを後方から支えている。
上田と渡辺が揃って先発に名を連ねたフェイエノールトは、開始早々に上田も絡んで立て続けにチャンスを作るも決め切ることができず。12分にはレオ・ザウアーが自陣ボックス内でファウルを犯してPKを献上し、マッツ・デアイルに決められ先制を許した。
1点ビハインドとなったフェイエノールトはボールを握りながらチャンスをうかがうも、チャンピオンズリーグ(CL)含めた過密日程の影響からか精彩を欠いたプレーが続く。ゴーアヘッドに追加点こそ与えなかったものの、大きなチャンスを作ることができないまま前半を1点ビハインドで終えた。
後半に入り圧力を強めるフェイエノールト。61分、斜めのランニングでボックス内左へ抜け出したセム・スタインがアバウトに中央へ折り返し、ボールを収めた上田が反転から強烈なシュートを放ったが、惜しくもGKの正面へ飛んでしまう。69分にはマティス・スレイにDFラインの背後を突かれて絶体絶命のピンチを迎えたが、ここはGKティモン・ヴェレンロイターが鋭い反応を見せて追加点を許さない。
攻めあぐねる展開の中、フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督は渡辺をCBから最前列へ上げ、パワープレーで同点ゴールを狙いにいく。しかし、86分にカウンターからディーン・ジェームズに追加点を叩き込まれて2点差に。その3分後に渡辺がゴール前のこぼれ球を押し込み、エールディヴィジでの初ゴールをマークしたが反撃はここまで。敗れたフェイエノールトは首位PSVと「3」ポイント差の2位に転落した。
次節、ゴーアヘッドは22日にアウェイでヘラクレス、フェイエノールトは23日にホームでNECと対戦する。
【スコア】
ゴーアヘッド 2−1 フェイエノールト
【得点者】
1−0 13分 マッツ・デアイル(PK/ゴーアヘッド)
2−0 86分 ディーン・ジェームス(ゴーアヘッド)
2−1 89分 渡辺剛(フェイエノールト)
2025年11月10日 05:37
セルティックに所属する前田大然が、9日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第12節キルマーノック戦で、ゴールを記録した。
スコティッシュ・プレミアシップ5連覇を目指す今シーズン、セルティックは思わぬスタートを強いられている。前節終了時点での成績は6勝2分2敗。勝ち点「20」を獲得しているが、現在は消化試合数が1つ多いハーツに勝ち点差「9」をつけられ、2位に甘んじている状況だ。10月28日には、ブレンダン・ロジャーズ前監督が辞任を申し出ており、現在はマーティン・オニール氏が暫定監督としてチームを率いている。
今月2日に行われたスコティッシュ・リーグカップ準決勝では、延長戦までもつれ込んだレンジャーズとのオールドファームを3−1で勝利。その後、6日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第4節ではミッティランに1−3と屈していた。
リーグ戦で今季2度目の連勝を達成したい今節は、本拠地『セルティック・パーク』にキルマーノックを迎える。セルティックに所属する前田大然は右ウイングで、旗手怜央はインサイドハーフでスターティングメンバーに名を連ねた。山田新は2試合ぶりにベンチ入りし、稲村隼翔はメンバーから外れた。
試合は序盤の4分、ゴール前のセカンドボールにいち早く反応した前田が、左足でシュートを狙うが、ここはクロスバーの上へと外れる。この試合最初のチャンスは仕留め損なったが、セルティックは序盤の10分に先制に成功。ゴール前でパスを引き出そうと動いた旗手は味方と合わなかったものの、パスが相手に当たってこぼれたセカンドボールに反応し、マイナスへ折り返すと、最後はジョニー・ケニーが押し込んだ。
セルティックが1点をリードして後半へ折り返すと、立ち上がりの51分には、ペナルティエリア手前左寄りの位置から、キーラン・ティアニーがグラウンダーのミドルシュートを突き刺してリードを広げる。このまま終盤に入ると、85分、快速の日本人アタッカーがトドメを刺した。
背後への飛び出しでアルネ・エンゲルスからのスルーパスを呼び込んだ前田は、ファーストタッチでボックス内へ侵入すると、右足でグラウンダーのシュートを沈める。前田のリーグ戦4試合ぶり今季3点目、公式戦通算では今季4点目で、セルティックがリードを広げた。
後半アディショナルタイムにはエンゲルスがPKで4点目を奪い、試合は4−0でタイムアップ。セルティックが再び連勝街道に戻る1勝を手にした。前田、旗手はともにフル出場。山田に出番はなかった。なお、今節は首位のハーツが引き分けたため、セルティックは1試合消化が少ない状況で、勝ち点差を「7」に縮めている。
次節は22日に行われ、セルティックは敵地でセント・ミレンと、キルマーノックはホームでマザーウェルと、それぞれ対戦する。
【スコア】
セルティック 4−0 キルマーノック
【得点者】
1−0 10分 ジョニー・ケニー(セルティック)
2−0 51分 キーラン・ティアニー(セルティック)
3−0 85分 前田大然(セルティック)
4−0 90+3分 アルネ・エンゲルス(PK/セルティック)
2025年11月10日 05:30
「非常に苦しい」
2025年11月9日に国立競技場でのFC町田ゼルビア戦を1−0と制したFC東京の長友佑都は真情をそう吐露した。
2025年11月10日 05:25
ブンデスリーガ第10節が9日に行われ、フランクフルトとマインツが対戦した。
9試合で19失点と守備の脆さが目立ち、ここまで4勝2分3敗と今ひとつ波に乗り切れていないフランクフルト。そんなチームにおいて、今夏に加入した堂安律はここまで公式戦14試合に出場し4ゴール4アシストと、すでに攻撃の主軸として活躍している。一方、昨シーズン6位と躍進したマインツも今シーズンは苦戦が続き、ここまでわずか1勝で降格圏に低迷。佐野海舟は公式戦16試合出場1ゴール2アシストと奮闘しているが、チームとしては浮上の兆しが見えない状況だ。
堂安と佐野が揃って先発出場した一戦は序盤から拮抗した展開が続き、両チームがシュートを1本も打てないまま30分程が経過。大きなチャンスがないまま前半はスコアレスで終了した。
後半はフランクフルトが圧力を強め、堂安も右サイドから内側に絞ってボールを受けるシーンが増えていく。56分にはGKからのロングボールをヨナタン・ブルカルトが頭で逸らし、ジャン・マテオ・バホヤがドリブルで持ち上がったところからアンスガー・クナウフがシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができない。70分にはボックス手前やや左寄りの絶好の位置でFKを獲得したが、マフムド・ダフードのキックは枠の左へ外れた。
攻めあぐねていたフランクフルトだが、80分にようやく先制に成功する。ボックス右角付近でボールを堂安が対峙したDF2人の間を細かいタッチで突破しボックス内へ侵入。体勢を立て直すと、左足でグラウンダーのシュートをゴール左下へ流し込んだ。堂安は今シーズンのブンデスリーガ3ゴール目、公式戦5ゴール目となっている。
ビハインドを負ったマインツは87分に川颯太を投入するも追い付くことはできず、試合は1−0で終了した。次節、フランクフルトは22日にアウェイでケルン、マインツは21日にホームでホッフェンハイムと対戦する。
【スコア】
フランクフルト 1−0 マインツ
【得点者】
1−0 80分 堂安律(フランクフルト)
2025年11月10日 05:21
現地11月9日に開催されたブンデスリーガの第10節で、堂安律を擁するフランクフルトが佐野海舟と川粼颯太が所属するマインツと敵地で対戦。1−0で勝利を飾った。
この一戦で、値千金の決勝ゴールを奪ったのが堂安だ。
スコアレスで迎えた80分、右サイドでボールを受けると、マーカー2人を抜き去ってペナルティエリア内に侵入し、得意の左足でグランダーのシュート。鮮やかにネットを揺らしてみせた。
日本代表MFは、このゴラッソが今シーズン3点目となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】堂安律がマインツ戦で決めた圧巻のゴラッソ
2025年11月10日 05:00
“天皇杯準決勝の前哨戦”となったFC町田ゼルビアとのリーグ戦を1−0と制したFC東京。「最後のところはやらせなかった」と守備に手応えを感じていたひとりがサイドバックを担った室屋成だった。
室屋にとって、この一戦は特別なゲームだった。町田の黒田剛監督は青森山田高時代の恩師。試合後、室屋は「監督と初めて対峙する試合だったので、勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。
「天皇杯のことは個人的にあまり意識していなくて、このリーグ戦で町田に勝ててないと聞いていて、『俺が出て勝ちたい』と思っていましたし、黒田さんにも勝ちたいという気持ちでした」(室屋)
“恩師”黒田監督も試合後、「安斎(颯馬)の成長をピッチ上で目の当たりにしましたし、また室屋成も奮闘していて、教え子が対戦相手に2人いるというのはすごく感慨深い」とコメント。これを伝えると、室屋は「ありがとうございます」と柔らかい笑みを浮かべた。
「自分をここまで押し上げてくれた恩師なので感謝しかないです。高校時代は監督とともに国立を目指してやっていたのが、今日、こうして国立で試合をするのは感慨深いというか、特別な時間でした。その感覚を次の天皇杯でも味わいたいです」
試合後に黒田監督と話す機会があったのか尋ねると、室屋は少し言いにくそうに再会の舞台裏を明かしてくれた。
「挨拶をほんの一瞬だけしました。おそらく監督は(負けて)機嫌が良くなかったと思うので(苦笑)」
監督との短いやりとりも含め、室屋にとってこの日の国立は忘れがたい時間となった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「やはり日本はすごい」「アジア最強だ」アフリカ王者に快勝した日本に韓国驚嘆!「日本だけがアジアで成長しているようだ」【U-17W杯】
2025年11月10日 04:57
来年の北中米ワールドカップでも着用する日本代表の新ユニホームが好評だ。
2025年11月10日 04:53
シント・トロイデンに所属する後藤啓介が、9日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第14節スタンダール・リエージュ戦でゴールを記録した。
前節終了時点で6勝3分4敗の成績を残すシント・トロイデンが、5勝2分6敗を記録するスタンダール・リエージュをホームに迎えたゲーム。シント・トロイデンのスターティングメンバーには、11月のキリンチャレンジカップ2025を戦う日本代表に招集されたGK小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、後藤啓介に加えて、畑大雅、山本理仁、伊藤涼太郎と6名の日本人選手がスターティングメンバーに名を連ねた。松澤海斗はベンチから出番を待つ。
前半はスコアレスで終了すると、後半に入った立ち上がりの56分に試合が動く。シント・トロイデンは連動した敵陣へのプレッシングで、スタンダール・リエージュのビルドアップのミスを誘うと、ペナルティエリア手前で相手のパスをインターセプトしたアルブノール・ムジャが左足を振り抜く。相手DFにブロックされたボールが後藤に当たって跳ね返ると、ゴール前にこぼれたボールにいち早く反応し、左足で流し込む。日本代表に初選出されたストライカーの4試合ぶり今季4点目で、シント・トロイデンが先手を取った。
試合はこのまま終盤へ向かうと、76分には松澤がピッチへ送り出される。84分には、山本とのパス交換から伊藤が縦パスを差し込み、ペナルティエリア左の位置でボールを受けた松澤が細やかなタッチのドリブルで相手守備陣を切り裂くと、自ら右足でフィニッシュを狙う。こぼれ球に反応した山本の左足での反転シュートはGKマシュー・エポロに阻まれたが、さらに詰めていた後藤が押し込む。後藤に2点目が生まれたかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、直前の場面で松澤がパスを受けたポジションがオフサイドと判定され、得点は認められなかった。
試合はこのままタイムアップ。この結果、シント・トロイデンは3試合ぶりの白星を手にした。GK小久保、谷口、畑、山本、後藤はフル出場し、伊藤は87分に途中交代した。
次節、シント・トロイデンは23日に敵地で大南拓磨と明本考浩が所属するルーヴェンと、スタンダール・リエージュは21日にホームでズルテ・ワレへムと、そそれぞれ対戦する。
【スコア】
シント・トロイデン 1−0 スタンダール・リエージュ
【得点者】
1−0 56分 後藤啓介(シント・トロイデン)
【ゴール動画】後藤啓介、チームを勝利へ導く一撃
これがストライカー
こぼれ球を逃さない
🇯🇵後藤啓介 リーグ戦4ゴール目
🇧🇪ベルギーリーグ第14節
🆚シント=トロイデン×リエージュ
📺#DAZN LIVE配信中 #だったらDAZN pic.twitter.com/diVV7gsUgl— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 9, 2025
2025年11月10日 04:33
NECに所属する佐野航大と塩貝健人が、9日に行われたエールディヴィジ第12節フローニンゲン戦で、ゴールを記録した。
NECは今季開幕3連勝と好スタートを切ったものの、現在は3戦連続ドローの後で、前節のユトレヒト戦を0−1で落としており、4戦未勝利という状況。前節終了時点で4勝3分4敗となった中で、今節は6勝1分4敗の成績を残すフローニンゲンをホームに迎えた。
NECに所属する小川航基と佐野航大がスターティングメンバーに名を連ね、塩貝健人はベンチスタートとなった一戦は、前半はスコアレスで終了。後半に入ると、小川との交代で塩貝がピッチに送り出される。
試合が動いたのは後半の立ち上がりだった。51分、NECは左サイドから攻撃へ転じると、ボールキープしたバサル・オナルから、駆け上がってきた佐野がボックス手前でボールを引き取る。自らドリブルでペナルティエリア内へ侵入し、左足でグラウンダーのシュートを突き刺した。
佐野の今季初ゴールでNECが先手を取ると、61分にはもう1人の若き日本人が続く。敵陣左サイドでボールを奪ったブライアン・リンセンがドリブルでスペースを前進し、右足アウトサイドでGKと最終ラインの間にグラウンダーのボールを流し入れると、ファーサイドへ走り込んだ塩貝がダイレクトで流し込む。塩貝の10試合ぶり今季3点目で、NECがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、NECはエールディヴィジで5試合ぶりの白星を手にした。佐野はフル出場を果たしている。
次節は23日に行われ、NECは敵地で上田綺世が所属するフェイエノールトと、フローニンゲンはホームでズウォレと、それぞれ対戦する。
【スコア】
NEC 2−0 フローニンゲン
【得点者】
1−0 51分 佐野航大(NEC)
2−0 61分 塩貝健人(NEC)
2025年11月10日 04:27
ラ・リーガ第12節が9日に行われ、マジョルカとヘタフェが対戦した。
マジョルカは前節終了時点で2勝3分6敗の成績で勝ち点「9」の獲得にとどまっている。今節を既に消化したジローナが勝ち点「3」を積み上げたため、試合前の時点では降格圏の18位に沈んでいる状況だ。今節は、5勝2分4敗の成績を残し、試合前の時点では7位に位置するヘタフェと激突。マジョルカに所属する浅野拓磨はベンチから出番を待つ。
試合は序盤の14分に動く。マジョルカはサム・コスタからの浮き球スルーパスで左サイドから攻撃へ移ると、背後へ抜け出したホアン・モヒカがダイレクトでグラウンダーのボールを折り返す。最後はヴェダト・ムリキがワンタッチゴールを奪い、“エース”の今季ラ・リーガ6点目でマジョルカが先手を取った。
このままマジョルカの1点リードで後半へ折り返すと、ヘタフェがより多くの時間帯でボールを握り、シュートチャンスも作ったが、同点弾は挙げられない。73分にはマジョルカが後半最大の決定機を構築。ムリキからのスルーパスでアントニオ・サンチェスが右サイドを抜け出し、ファーサイドへ折り返すと、相手にブロックされたものの、こぼれ球にセルジ・ダルデルが反応。ゴール正面から右足で狙ったものの、ここはうまく距離を詰めたGKダビド・ソリアに阻まれ、追加点とはならなかった。
1点をリードして終盤へ入ると、82分には浅野がピッチへ送り出される。試合はこのままタイムアップを迎え、マジョルカはラ・リーガで3試合ぶり今季3勝目を記録。12位に浮上した。一方、ヘタフェは今季初の3連勝とはならなかった。
次節、マジョルカは22日に敵地でビジャレアルと、ヘタフェは23日にホームでアトレティコ・マドリードと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マジョルカ 1−0 ヘタフェ
【得点者】
1−0 14分 ヴェダト・ムリキ(マジョルカ)