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2026年01月13日 19:15
元ロッテの土居豪人投手(25)が13日、自身のインスタグラムを更新。「16年続けた野球を引退することに決めました」と記し、現役引退を報告した。 「自分自身まだ野球を続けたい気持ちはあるんですけどロッテを戦力外になり、トミージョン手術をして一年勝負と思い北海道に来たのですが肩を痛め思うような投球ができず悔しい結果に終わりました。色々考えた結果野球を辞めようと思いました」。そう決断理由をつづり、これまでの指導者やファンの応援に感謝し、「お父、お母」と呼びかけ「今までなに不自由なく野球をやらせてくれてありがとう!感謝してます!」と両親への思いも記した。 土居は愛媛県出身の土井は、松山聖陵から18年度ドラフト8位でロッテ入団。21年には14試合に登板した。23年オフに戦力外通告を受け退団。その後、同年末に右肘トミー・ジョン手術を受け、昨年2月に北海道独立リーグの石狩レッドフェニックスと契約。10試合に登板し4勝2敗、防御率3・24を残したが昨年12月に退団が発表されていた。
2026年02月17日 09:00
「ずっと目標にしていたので、これだけは変えたくない」。
ロッテ・山口航輝はプロ入りから毎年30本塁打を目標に掲げてきたが、今季こそクリアするつもりだ。
山口は3年目の21年にプロ初本塁打を含む9本塁打を放つと、翌22年には9月22日のオリックス戦で3打席連続本塁打を放つなど、同年はチームトップの16本塁打。23年も14本塁打を放ち、24年は2本塁打にとどまったものの、25年は8月にパ・リーグタイ記録となる4打数連続本塁打を放った。
30本塁打への思いについて「そこに向かってやっていく必要が絶対あると思うので、そこはブレずに追い続けたいと思いますね。ここでぶれたら本当に何のために野球をやってるんだ。今まで何を追っかけてきたんだというふうになってしまうと思う」と吐露。
「今までの数字を見て30本はなかなか言いにくいですけど、僕の目標でもあるし、入ってきた時からの目標があるので、そこは絶対にブラさず、誰に何を言われようがそこは変えたくないと思います」と力を込めた。
山口の課題は“継続性”。シーズン通して本塁打を打ち続けるために必要なことについて、「気持ちの面とかも大事になってくるのかなと思います。打ってる時はみんなそうだと思うんですけど、打ってる時は打てるんじゃないかと思うので、どこかで力みがあったり、どこかでやらなきゃいけないところを考えてしまう時はなかなかいい結果が出ないと思うので、いかに冷静に打席に立てるかが大事になってくるかと思いますし、あとは練習するだけかなと思います」と昨年、契約更改交渉後の会見で語っていた。
“気持ち”、“切り替え”の部分では、総合格闘家のヒロヤさんに会った際に、切り替え方について質問したという。そこで、ヒロヤさんから“人間誰もが落ち込むもの。その後の行動でどうしていくかというのが大事になるぞ!”とアドバイスをもらったそうだ。
1月の自主トレはZOZOマリンスタジアムなどでハードなトレーニングを行ってきた。2月の都城キャンプは「怪我なくいい感じに終えられたので、良かったです」と振り返り、「ここから実戦が入ってくるので、実戦の感覚をよくしていきたいと思います」と話した。2月15日のヤクルトとの練習試合では、0−1の9回無死走者なしの第4打席、荘司宏太が1ボールから投じた2球目のストレートを打った瞬間にそれとわかる、レフトへ特大な一発を放った。
本拠地をZOZOマリンスタジアムに移転後、日本人選手のシーズン最多本塁打は初芝清氏の25本塁打(95年・98年)。球団でシーズン30本塁打以上放った日本人選手は、86年に50本塁打を放った落合博満氏まで遡らなければならない。山口は瞬間的な活躍は何度も見てきており、そのパワーは誰もが認めるところ。コンスタントに長打が打てれば、目標である30本到達も夢ではない。
今から8年前の12月4日に行われた新入団選手発表会で「ホームランも30本以上打って、ホームラン王を獲りたいです」と当時18歳だった山口は高らかに宣言した。あれから8年――。プロ野球という勝負の世界に身を置き、良いことも、悔しいことも、多くの経験を積んできた。今季こそ、目標を達成してみせる。
▼ ZOZOマリン移転後シーズン30本塁打以上放った選手
M.ホール(1993年 / 30本)
ボーリック(2001年 / 31本)
D.メイ(2001年 / 31本)
フェルナンデス(2003年 / 32本)
ベニー(2004年 / 35本)
李承菀(2005年 / 30本)
レアード(2019年 / 32本)
取材・文=岩下雄太
2026年02月17日 08:22
昨季はレッズで打撃不振も…2021年に打率.311をマーク
“悲報”の直後に素早く手を打った。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が16日(日本時間17日)に報道陣の取材に応じ、トミー・エドマン内野手が開幕戦に間に合わない見通しと説明した。すると、チームは元オールスター選手のサンティアゴ・エスピナル内野手を緊急補強。米ファンも「いい補強だ」と頷いている。
エドマンは2024年途中にチームに加入。勝負強い打撃と汎用性の高い守備で貢献してきたが、昨季は慢性的な右足首痛に苦しみ、シーズン後の11月に右足首の手術を受けた。ロバーツ監督は「今はまだ軽いジョギングや、ようやくスイングを始めた段階だ。野球ができる体に仕上げるには時間がかかる。最近、彼を急がせないという方針を明確にした」と現状を説明した。
その会見直後だった。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。ドジャースがエスピナルとマイナー契約を結んだことを伝えた。春季キャンプにも招待されるという。米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」もこの動きに注目。ロバーツ監督の会見後に加えたことを伝え、ロースター入りを果たせば、ミゲル・ロハス内野手やキム・ヘソン内野手と二塁手争いをする可能性があるとした。
エスピナルは2020年にブルージェイズでデビューすると、2021年には三塁の準レギュラーとして92試合に出場し、打率.311、出塁率.376をマーク。翌2022年には自己最多の135試合にプレーしてオールスターにも選ばれた。もっとも、近年は成績が下降。昨季終了後にレッズからマイナー降格を提示されたが拒否してFAとなっていた。
ドジャースといえば、このオフもカイル・タッカー外野手やエドウィン・ディアス投手ら超大物を補強してきた。エスピナル自体は目立ったムーブではないものの、「素晴らしい動き」「ドジャースがまたオールスター選手を加えた」「頑張ってくれ」「活躍するに違いない」とファンも注目している。(Full-Count編集部)
2026年02月17日 08:00
「広島春季キャンプ」(16日、沖縄)
剛球がミットに収まるバチンという快音が球場に響いた。スタンドの見物人が「お〜」とうなる。ドラフト2位・斉藤汰直投手(亜大)がプロ入り後2度目となるシート打撃に臨み、打者5人を無安打1四球。この日投げた9投手の中で最速の151キロをマークし、大器の片りんを見せた。
「もう段階を踏むとかではなく、アピールすることを考えていた」という中で立ったマウンド。同期の同1位・平川(仙台大)を直球で詰まらせての遊ゴロに仕留めるなど、球に力があった。「試合で投げられるくらいの気持ちの入れ方をした。なのでスピードは出たのかな」と実戦モードを強調した。
11日に登板したシート打撃では制球に苦しみ、投球フォームに意識を向けすぎていた点を反省した。今回は「キャッチャーミットにどんな球を投げていくかにフォーカスした」と語り、「それがいい結果につながったと思う」とうなずいた。
右腕の投球をスタンドから見つめていた阪神・千原スコアラーも「真っすぐが良くて、変化球もストライクが入る。コントロールで崩れる感じがない」と評価した。
ここまでのキャンプは平川、同3位・勝田(近大)、同6位・西川(神村学園伊賀)といった同期野手が猛アピール中だ。「本当、めちゃくちゃいい刺激をもらってる」と斉藤汰。次回の実戦登板に向けて、鼻息は荒い。
◇斉藤 汰直(さいとう・たいち)2003年12月7日生まれ、兵庫県出身。22歳。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。武庫荘総合−亜大を経て、25年度ドラフト2位で広島入り。角度のある速球と切れのあるフォークボールやカットボールで三振を積み重ねる。
2026年02月17日 08:00
「広島春季キャンプ」(16日、沖縄)
シート打撃にターノック、栗林、床田、森下、中崎、森浦、島内、ハーン、ドラフト2位・斉藤汰(亜大)、同5位・赤木(仏教大)が登板した。
2026年02月17日 08:00
「広島春季キャンプ」(16日、沖縄)
鋭い打球を次々と外野へはじき返した。広島の林晃汰内野手(25)がシート打撃で3安打をマーク。確率性向上を目指して鍛錬を継続する中での好結果に、一定の満足感をにじませた。
ターノックから中前打、森下から左前打を放つなど、柔軟性のある打撃が光った。左の大砲として期待を受け続けているが「確率よく捉えることが自分の課題」と認識。力まないスイングを「めちゃくちゃ意識している」と語る。
「試行錯誤する中で、今の形が一番しっくりきている」と進むべき道は定まっており、あとはそれを体現できるかに懸かっている。今キャンプは2軍スタートも14日から始まった沖縄1軍キャンプにメンバー入り。「1軍でずっと使ってもらえるように、アピールを頑張りたい」と力を込めた。
2026年02月17日 07:46
ダルビッシュの妻・聖子さんが感謝
野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿中にも“粋な計らい”を見せた。パドレスのダルビッシュ有投手の妻・聖子さんが15日(日本時間16日)、自身のインスタグラムを更新。ダルビッシュから旅行中にバレンタインプレゼントが届いたことを明かした。
ダルビッシュは13日から行われている侍ジャパンの宮崎合宿に参加中。子ども2人を連れ帰国しているが、他の子どもと妻の聖子さんは米国に残っていた。
聖子さんはインスタグラムで「パパが次男三男を日本に一緒に連れて行ってくれる事に」「2人をパパが連れて行けば私の負担も減るだろうと考えてくれたパパ」と感謝。続けて「私達もどこか行こうかとなり、した2人を連れて南の島にきました」と旅行したことを明かした。
そんな中、ダルビッシュから滞在先のホテルにバレンタインプレゼントが届いたそう。「ホテルを2回も変えたのに、バレンタインデーのギフトが届いたのは本当にビックリした」「ホテル変えた報告しては驚いてたのはそのためだったんだね」「ごめんね 落ち着きのない私で」と感謝と謝罪をしていた。
その後ストーリーズ機能でも「ママのテディベア(パパからの贈り物)は娘の物になりました」と投稿していた。(Full-Count編集部)
2026年02月17日 07:45
4点差を追う9回、1死満塁から走者一掃の二塁打を放った
日本ハムは15日、楽天との練習試合(金武)を9-9で引き分けた。4点を追う9回、矢澤宏太投手が放った“驚愕打球”にファンは口あんぐり。「今季の矢澤は一味違う」「覚醒しそう」と反応が寄せられている。
一振りで試合を変えた。5-9で迎えた9回、1死満塁で矢澤に打席が回った。カウント0-1からの2球目、日當直喜投手のフォークを一閃。ストライクゾーン低めに投じられたボールに、しっかり間を捉えて振り抜き、打球はもう少しで柵越えとなる当たりとなった。
走者一掃の3点二塁打をパーソル パ・リーグ公式SNSが投稿すると、「首位打者狙えるくらい力付けてる」「イチローみたい」「打球のノビ凄くない!?」「めちゃくちゃパワーついてね?」「今年は矢澤の年になるか?」「ガチで今季とんでもない数字残すぞ」「矢澤のスイングめっちゃ良くなってない?」などと期待感漂う声が殺到した。
日本体育大から二刀流で活躍し、2022年ドラフト1位指名で日本ハムに入団。プロ入り後も投打でプレーしたが、昨季は野手に専念して86試合に出場。打率.247、1本塁打、18打点、11盗塁を残した。今季もメインは打者が見込まれるが、早くも覚醒を感じさせるプレーを見せている。(Full-Count編集部)
2026年02月17日 07:15
「日本人の今のやり方でやっていけば海外でも十分通用する」
来月にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を控える野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿が14日から始まった。
2026年02月17日 06:56
球団発表…NPB通算503登板で173ホールド
ソフトバンクから戦力外通告を受けていた又吉克樹投手が16日(日本時間17日)、メキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約を結んだと同球団が発表した。
又吉は2013年ドラフト2位で中日に入団。2014年から3年連続で60試合以上に登板するなど、リリーフとして活躍。2021年オフにFA宣言し、ソフトバンクに移籍した。移籍1年目から3年連続で30試合以上に登板していたが、12年目の昨季は1軍での登板はなく、9月30日に戦力外通告を受けた。
NPB通算503試合登板で47勝32敗173ホールド11セーブの数字を積み上げた鉄腕は、11月に行われた12球団合同トライアウトにも参加した。年が明けても新天地がなかなか決まらなかったが、この日ついに新たな居場所を見つけた。
ライオンズ球団公式X(旧ツイッター)は「日本最高峰であり、世界屈指のレベルを誇るNPBにおいて、通算592イニングで防御率2.84という卓越した成績を収めた日本人投手、カツキ・マタヨシがユカタンへとやってくる。国際舞台で実証済みのその右腕は、我々の投手陣を確実に強化することになるだろう」と歓迎している。(Full-Count編集部)
2026年02月17日 06:50
三沢高を牽引した太田幸司氏が振り返る甲子園
青森県立三沢高のエースだった太田幸司氏(元近鉄、巨人、阪神、野球評論家)は1969年夏の甲子園準優勝右腕だ。延長18回0-0再試合となった松山商との決勝戦は伝説だが、その夏に向かうまでには試練もあった。春の東北大会でまさかの1回戦負けを喫して「あれで引き締まりました」。当時日大4年だった佐藤道郎投手(元南海、大洋)の指導も受け、気合を入れ直したという。
1969年春の選抜に出場した三沢高は2回戦で敗退した。浪商と延長15回の激闘を繰り広げたが、2-4で涙をのんだ。太田氏は「サヨナラでウチが勝てるチャンスはあったんですよ。満塁かなんかで小比類巻(英秋捕手)がセカンドランナー。1点取ればいいので、セカンドランナーは関係ない。サードランナーさえ還れば勝ちってところで、ちょろちょろちょろって、小比類巻が牽制でタッチアウトを食らって、結局その回ゼロで終わって……」と振り返る。
「大阪代表の浪商と互角に渡り合えたんで、自信というか、手応えをつかみました。でも小比類巻は負けたことに責任を感じて、試合が終わった後、『野球を辞める』って言い出してね、大変でした。何とかなだめましたけどね」。春の選抜でマスクを被った主将の河村真捕手が椎間板ヘルニアで離脱、以降、太田氏はこの小比類巻捕手とバッテリーを組んで伝説の夏を戦ったが、それは、そんな“騒動”を経てのことでもあったわけだ。
さらにチームにとってショックだったのが、春の東北大会1回戦で仙台工に0-2で敗れたことだった。「下馬評も“三沢高校のための東北大会、もう負ける相手はいない”と言われていたし、僕らも当然、負ける気はなかった、それが1回戦ですよ。今の楽天本拠地の宮城球場で……。仙台での開催だったので、宮城県からは3チームが出ていて、仙台工は宮城の優勝チームでもなかった。だから、もう左うちわで勝てるだろうと思っていたら、あれあれって感じで……」。
前年(1968年)秋以降で、東北地区の学校に初めて負けた試合だった。油断があったし、調子に乗っていた。「ちょっと気が緩んでいました。負けた時は悔しかったけど、あれでまたチームがまとまったというか、ふんどしを締め直して夏に行こうぜって、また違うテンションになって……。振り返ってみれば、いい薬でした。ある意味、負けてよかったのかもしれない。高校野球って何があるかわからない。そういうことも経験できたのでね」。
それまで、ほぼストレート1本で勝負していた太田氏は最後の夏に向けてカーブの練習も本格的に取り組んだという。「青森大会は真っ直ぐだけで行けても、やっぱり甲子園はそうはいかないと思ったのでね」。加えて、三沢ナインは日大の河内忠吾監督や佐藤投手にも指導を受けたという。「当時、三沢は日大とつながりがあって、以前から時々、教えてもらっていたんですけど、最後の夏の時も来ていただいたんですよ」。後のドラ1右腕から激アツ言葉のオンパレード
太田氏は1969年のドラフト会議で近鉄に1位指名されて入団するが、日大・佐藤投手も同じ年の南海ドラフト1位で、1970年のプロ1年目からリリーフとして大活躍してパ・リーグ新人王に輝く。そんな4歳年上の大学生右腕から太田氏は何度も気合を注入されたという。「『高校野球は何があるかわからんからな。どんな相手でも絶対手を抜くな! そういう手を抜いた試合をやると次に影響が出るから、とにかく目一杯行け!』とか言われました」。
激アツな言葉のオンパレードだった。「佐藤さんはよく言っていました。『俺は真っ直ぐでグイグイ押すタイプじゃないけど、ピッチャーは気持ちだぞ! 球に自分の気持ちは絶対乗り移るから、弱気になったら駄目だ! 迷ったら強気で攻めろ!』ってね。そういう精神面のことも、いろいろ話をしてもらいました。最後の夏には、それも大きかったですよ」。太田氏が常に前を向き、ひたすら腕を振り続けたのも、そんな教えを受けたからでもあった。
「佐藤さんに『俺はもう間違いなくドラフトにかかる。多分、お前もかかるだろうから、今度はプロで顔を合わせて頑張ろうぜ』みたいなことを言われたのも覚えています。佐藤さんは体がでっかくてね。で、練習用の上下真っ白のユニホームを『これやるわ』って渡されたんです。『僕にはブカブカですよ』と言ったら『いいじゃないか。これが着れるくらい、デカくなれ』って。今でも、そのユニホーム、大切に持っていますよ」
選抜後の東北大会1回戦負けのショックから、太田氏も、三沢ナインも気合で立ち直った。誰もが技量もアップさせた。「日大の河内監督からは守備のフォーメーションとか、作戦とか、頭を使う部分も教わりました。それまでは、そんなもの何にも習っていませんでしたからね」。そして1969年高校3年の夏、最後の夏、集大成の夏がやってきた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月17日 06:20
◆ 内山が怪我で離脱も「いい調整をしてもらえれば、まずは実戦で見てみたい」
昨季セ・リーグ最下位からの巻き返しを図るヤクルト。16日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、内山壮真と長岡秀樹の二遊間コンビに注目が集まった。
解説の真中満氏は、二塁・内山について「すごく期待していたが、怪我をしてしまった。でもこの時期で開幕には間に合うと思うので、ファンの方はそこまで心配しなくてもいいのかな。やはり内山は打撃が良いので、打てる選手が二塁に入ると、打線はすごく組みやすくなると思う。そういった意味ではまずは二塁に挑戦してもらって、まだ若いから本来は固定して出ることが一番いいが、チーム内のバランスの中ではいろんなポジションにちょっといったりするものやむを得ないかなと思う」と評価。もう1人の解説・館山昌平氏は「内山の身体能力を生かすためにも、やはり打てる二塁手になってほしい。怪我して二軍に行ってしまったが、張りというだけなので無理をさせていないというニュアンスでいいのかなと思う。いい調整をしてもらえればまたすぐに戻ってくるので、早い段階でまずは実戦で見てみたい」と期待を寄せた。
内山と長岡の二遊間コンビの呼称・”そまひで”が紹介されると、真中氏は「いわゆるね、最近そう呼ぶらしいよね」とコメント。さらに「長岡は昨年故障があって全試合に出ることはできなかったが、その前の年は最多安打も獲っていて守備も安定感があるので、絶対に1年間頑張らなくてはいけない選手。しっかりやってくれると思う。本人もこのキャンプは足の状態も非常に上手く入ってこられているので、心配ないですと言っていた。ぜひ期待したい」と語ると、館山氏は「長岡はかなり下半身が大きくなった。特に腿、内転筋まわりがしっかりしていた。昨年は膝の大きな怪我があったが、オフシーズンのしっかりとしたリハビリを経て、1年間守れる体力ももちろんある。本来の反対方向へ流す打ち方プラス今年はテーマが引っ張りと言っているので、打撃のさらなる進化という所も期待しつつ、彼が引っ張ってくれるのではないか」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月17日 06:10
◆ 両打ちの大型新人に解説陣が熱視線!館山氏「スイングスピードが1人抜けていた」
広島のドラフト1位・平川蓮が11日、紅白戦に紅組の「3番・指名打者」で出場。
2026年02月17日 06:00
「広島春季キャンプ」(16日、沖縄)
広島の栗林良吏投手(29)が16日、“先発完投調整”で汗を流した。今春2度目のシート打撃登板後、ブルペンに直行。約20球を1セットとして計6セット、126球を投げ込んだ。先発を務める上で目指すのは、最後の瞬間に、マウンドに立っていること。9回を投げ抜く力を養いながら、開幕ローテ争いを勝ち抜く決意だ。
誰もいないブルペンのマウンドに、栗林が上がった。直前に、シート打撃で33球を投げたにもかかわらずだ。「完投」を見据えた、自らへの挑戦状。126球の熱投だ。
「やっぱり、もっと長いイニングを投げるために、というところで。すごく良い練習ができた。充実感もあります」。笑みがこぼれた。
当初から予定していた。ブルペンでは、1回を約20球と想定。投げ終えると少しの休息を挟み、再び腕を振った。6セットをこなし、球数は100球を超えた。
今年から先発に転向する。最後の瞬間までマウンドに立ち続けるため、体にムチを打った。「やっぱり先発をやる以上、最後までいけるに越したことはない。最後まで投げきれる投手こそ、先発として信頼されている証拠だと思う」。球数が増えることで、自らの現在地を確認することができた。
「最後の20、30球は出力を上げようと思ってもなかなか上がらなかった。体力不足」
シュート回転する球があったり、体が横振りになることで、腕が上がりきっていないときがあった。それでも100球以上を投げたあとの疲労感を取り除く方法も、経験が必要。「本当に良い時間だった」。見えた課題を、あとは克服していくだけだ。
昨季は、床田の6完投が両リーグトップタイの記録だった。分業制が進んだ現代において、完投する投手は決して多くない。「長い回を任せてもらえるようになりたいと思って練習している」。高みを目指す決意を、あらためて言葉に変えた。
シート打撃では打者10人に33球を投げ、2安打4奪三振だった。三振は、いずれも伝家の宝刀フォークで決めた。
新井監督は「フォークで、あれだけ空振りを取れるのは、ここ数年あまり見ていなかった」とうなずいた。右腕も「空振りを狙いに行ったときに空振りが取れた。ゾーンを狙ったときでも打者が空振りしてくれた。本当にフォークは良かった」。126球の熱投の心地よい疲労感と充実感を覚えながら、振り返った。
「毎日毎日、目標を持ってやっていきたい。結果でアピールするしかない」。横一戦の開幕ローテ争いを勝ち抜き、真っさらなマウンドに上がるため、栗林は腕を振る。
2026年02月17日 05:00
第3クールを終えた阪神キャンプを、デイリースポーツ評論家の福原忍氏がチェック。8日の練習試合対日本ハムで150キロ超えを連発した木下里都投手に注目した。
◇ ◇
第3クールを少し見させてもらいましたが、まず個人的にも残念だったのが、石井投手のアクシデントです。チームとしても痛い離脱だと思いますが、右のリリーフというところで、出てきてもらいたい選手の一人が木下投手です。
今回、少し話すタイミングがあって、どういうイメージで練習しているのかを聞きました。「ストレートの質にこだわってやっている」ということを話していて、良いことを言うなと。彼の一番の魅力は、やはりストレートで、そのこだわりを持ち続けてもらいたいですよね。
あれだけ力のあるストレートというのは、誰もが投げられるわけではなく、持って生まれたものもあるので。そのストレートを磨いて、バッターを圧倒できるようになれば、より変わってくるはず。真ん中高めでもファウルを取れる、もしくは空振りを奪えるようなボールであれば、少し制球をミスしたとしてもカウントを稼げるので。ボールの質やベース盤での強さ。そのレベルアップですよね。
14日の楽天との練習試合では1回無失点。内容としては、シュート回転のボールがあったりと、ちょうどキャンプの中盤で疲れが出てくる時期なのかなという感じでした。今後、疲れが抜けてその辺りが改善されれば、面白い存在になってくると思いますし、非常に楽しみですね。
2026年02月17日 05:00
1軍のニュースだけでなく“虎の穴”具志川で奮闘する選手たちの気になる現在地を徹底取材する阪神2軍発の新企画。今回は福島圭音外野手(24)を取り上げる。育成契約3年目。勝負の1年へ、俊足を使った走塁と打撃技術に磨きをかけて、残り5枠ある支配下登録を目指している。
◇ ◇
非凡な走力と高い身体能力、努力の跡は福島のプレーを見ていれば誰もが感じることができる。それでも支配下登録に至らないのはなぜか。
課題は明確だ。昨季はウエスタンでチーム最多の111試合出場を果たしたが、打撃では打率・231、53安打と決め手に欠ける成績に落ち着いた。ただ、前半は打率1割台で推移したが、後半に持ち直していた。
要因がある。「後半戦から監督が何を求めているかっていうのは考えるようになった。自分に何を求めているか、この点差で、この試合状況で、打席に立って何を求めるかということです」。セーフティーバントのサイン一つとっても、走者次第で送りバントを優先するような転がし方をする。早打ちをやめてみるなど、状況に応じた打席を送るようになった。きっかけは盗塁王が射程圏内に入り、出塁率を向上させるための対策を考えたこと。「そういうの(意図)を敏感にくみ取れるようになりたい」。“考える打者”になることで、打席でのアプローチの幅は格段に広がった。
具志川スタートとなった今春キャンプでは実戦機会に恵まれている。14日の楽天戦(宜野座)では代走から出場。2打席に立ち無安打だった。「自分の体も進化している中で、感覚と体が一致していない。考え方も進化しなくちゃいけない」とさらなる向上を誓う。
今季は巧打のドラフト3位・岡城(筑波大)や俊足が武器でタイプが似ている育成ドラフト2位の山崎(関西独立リーグ兵庫)ら、外野手のライバル2人が入団した。ここで負けるわけにはいかない。3月にはオープン戦が控える。支配下へ、絶好のアピール機会だ。「意識はしないようにしてますけど、上に呼んでもらえたら意識してしまうものなので、冷静にいきたい」と燃えている。
今年は育成選手にとって一つの節目となる勝負の3年目。昨年11月の契約更改の際には「今まで指導してくださったコーチの方々のためにも、一日でも早くいい報告ができるようにしたい」と覚悟を語っていた。支配下は残り5枠。「勝負できると思う。気持ちで負けないように」。ケインらしいプレーで、今春こそチャンスをつかみ取る。