©sports-topics.net 2026
2026年07月22日 06:40
オリックス・岩嵜翔投手が、先発転向を視野に2軍で調整を進めている。
「まず先発でやらせていただきます。そのままできたらそれに越したことはないですが、長いイニングを投げられたらロング(の中継ぎ)が必要になった時に、使いやすいですし」。体感で40度を超える酷暑の中、大阪舞洲の球団施設で練習を終えた岩嵜が、ファームでのテーマを明かした。
昨シーズン途中に中日からトレードで移籍し、中継ぎとして37試合に登板。4勝1敗16ホールドでチームのAクラス入りに大きく貢献した。今季は、自主トレでのハードワークもあり左ひざを痛めて開幕1軍を逃したが、6月2日に昇格し中継ぎとしてブルペン陣を支えた。
しかし、7月16日の楽天戦(楽天モバイル)で2点リードの6回から登板し、安打と2四球の1死満塁から浅村栄斗選手に逆転満塁本塁打を許した。直近の3試合で計8失点、防御率も8.71と悪化し翌日に登録を抹消された。
不調の原因はわかっている。四球の多さだ。「去年より、明らかに四球の数が多いんです。制球の部分より、メカニック的な部分がしっくりときていないのです」。昨年のオリックスでの四球は34イニングで10個、与四球率2.65に対し、今季は10回1/3で9個、同7.84と大きく数字を落としている。「考えながら投げているからどこに行くかもわからない。ある程度のところには行くのですが、狙っているところには投げられない。狙いすぎて打たれてしまう」という悪循環だったという。「ボールだけを見たらそんなに悪くないと思われるかもしれませんが、投げていて苦しいというか、自分で自分を苦しめていたように思います」
先発転向は、自ら申し入れた。「リリーフで、何度もこういう経験はあります。(僅差の展開で)キチキチの状況で投げざるを得ないと、苦しくなることがあるんです。そんな時に、ファームで同じように(リリーフで)調整してよくなっても、上に行ったら打者のレベルも違うし、あまり結果は変わらないんです。1球も失敗してはいけない状況で投げるより、一度、リラックスした中で投げさせてもらって(投球感覚を)思い出させるんです」
先発投手不足というチーム事情も決断を後押ししたが、先発にこだわっているわけではない。「『(首脳陣には)負けていても気にしないでロングで使ってください』と伝えていたのですが、投げない状況が続きました。気をつかわせてしまっていたんで、長いイニングを投げられたら戻った時に使いやすいかなと思うのもあります」。36歳、19年目のベテランらしく、チームと自分を生かす道を知っている。
取材・文=北野正樹
2026年07月22日 06:30
◆ 「岡本攻略・広島攻略につながった」と評価
巨人は21日、広島と対戦し11−5と大勝。今季最多11得点で3連勝を飾った。
特に3点を挙げた初回の攻撃に対し、21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・真中満氏が「巨人の攻撃が素晴らしかった。初回からしっかり得点を重ねていった」と評価すると、解説の野村弘樹氏は「初回に丸佳浩まで7人、ファーストストライクを全部スイングした。これがこうやって結果にも出ているが、そういった積極性というのをすごく感じた初回だったし、それによって(相手先発)投手の岡本駿も、入り球に苦しむと思う。だからボールから入ることもあるが、そのなかで苦しくなってまたストライクを振られるという所で、初回からもうずっと巨人打線のペースになった。ファーストストライクのスイングが、岡本攻略・広島攻略につながったのかなという、そういう初回だった」と分析。真中氏は「ベンチからもおそらく指示が出ていたかもしれない」と推察した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月22日 06:41
ド軍、正捕手スミスが60日間のIL 球団発表
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間22日)
ドジャースは21日(日本時間22日)、ウィル・スミス捕手を60日間の負傷者リスト(IL)に移行させたと発表した。正捕手が長期離脱することになった。復帰は最短でも8月中旬以降となる。
スミスは首の炎症のため、6月11日からIL入りしている。今回の措置は、救援陣の入れ替えに伴う40人枠の確保を目的としたもので、傘下3Aオクラホマシティからチャーリー・バーンズ投手をメジャー昇格させた。これに伴い、前夜のフィリーズ戦で救援登板していたランドン・ナック投手は3Aへ降格した。
扇の要であり打撃でもチームを牽引するスミスの長期離脱が決まったことで、ドジャースはダルトン・ラッシング、エリエセル・アルフォンゾら若手捕手陣を中心とした運用を余儀なくされる。
バーンズはメジャー通算2シーズンで0勝4敗、防御率6.30。昨季途中に加入した30歳の左腕で、今季3度目のメジャー昇格となる。(Full-Count編集部)
2026年07月23日 05:25
世紀のファイナルからわずか5日、渦中のアルゼンチン代表MFが公式戦出場に意欲を示しているという。
現地7月19日、北中米ワールドカップ決勝でアルゼンチン代表とスペイン代表が対戦し、延長戦の末に前者が1−0の勝利を飾った。106分、スペインのフェラン・トーレスがゴールをこじ開けて値千金弾をゲット。前回王者に競り勝った無敵艦隊が4大会ぶり2度目の世界制覇を成し遂げた。
なんとも後味が悪かったのは、試合後に起きた大乱闘騒ぎのせいだ。アルゼンチンのDFナウエル・モリーナがスペインの主将MFロドリの胸部を殴打すると、ここから事態は急展開。アルゼンチンのMFレアンドロ・パレデスがスペインのDFエリク・ガルシアを強烈な“のど輪”で突き飛ばし、そのまま割って入ったMFガビにも2〜3発のパンチを浴びせる暴挙。パレデスには主審からレッドカードを提示され(英BBCがのちに撤回と報道)、世界中のメディアやファンから猛烈なバッシングを浴びた。
ボカ・ジュニオルスに所属する32歳のベテラン。英メディア『talkSPORT』は「ワールドカップ決勝での大乱闘騒動に関与してからわずか数日で、パレデスがピッチに復帰する可能性が浮上」と報じている。同メディアは「FIFA(国際サッカー連盟)から処分を受けるのは確実だが、そんななかでパレデスはすでに所属クラブへ合流し、過密日程の中で次戦に備えている」と伝えた。
アルゼンチンの名門であるボカは現地金曜日、南米第2のクラブトーナメントであるコパ・スダメリカーナでオイギンス(チリ)と対戦する。パレデスはワールドカップでおよそ700分間プレーしたにもかかわらず、アルゼンチンが決勝で敗れてからわずか5日後の試合に出場する公算が高まっているという。
同メディアは「パレデスは肋骨を痛めた状態でワールドカップを戦っており、ボカはその状態を考慮して起用すべきかどうか慎重に判断するだろう」としつつも、「アルゼンチン国内の報道によれば、元パリ・サンジェルマンのMF本人は、ワールドカップ決勝敗戦の悔しさを早く払拭したいとして、出場を強く望んでいるようだ。そのため、ボカのメディカルスタッフは今週いっぱい状態を見極めた上で、本拠地ラ・ボンボネーラで行なわれる一戦に出場可能かどうか最終判断を下す見込みだ」と追記している。
大会後にパレデスは公式インスタグラムを更新。「今日、私は重い心でこの言葉を書いています。祖国にふさわしい喜びを届けることはできませんでした。しかし、すべてを出し尽くし、再び祖国の旗を世界最高峰の舞台ではためかせることができたことを、心から誇りに思っています」と想いを寄せ、「この代表チームに関わったすべての人、このユニホームを背負い、すべての試合で最後の一秒まで戦い抜いた仲間たちに感謝します。史上最高のアルゼンチン代表の一員になれたことは、この上ない名誉でした」とコメント。暴力行為に対してはいっさい触れることがなかった。
パレデスの愚行にはサッカー界から批判の声が噴出しており、『talkSPORT』のコメンテーターである元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホール氏もそのひとりだ。「選手はピッチ上で安全だと感じられなければならない。だからこそ、二度と誰も同じことをしないような厳しい処分が必要なんだ」と切り出し、「サッカーでは負けて腹が立つこともある。でも敗者としての品格を持つべきだ。ケンカがしたいなら、そういう場所へ行けばいい。ピッチでガルシアに襲いかかるべきじゃない」と断じた。
そのうえで39歳の人気者は「それに、21歳の若者であるガビを乱暴に掴んで振り回していた。彼は誰かの息子であり、兄弟でもあるんだ」と話し、「まったくもって恥ずべき行為で、彼(パレデス)は卑怯者だよ。次のワールドカップ全大会から追放すべきだ」と痛烈に批判していた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】大乱闘騒ぎの発端となった決定的瞬間…モリーナが通り過ぎるロドリの胸部にパンチを見舞う!
2026年07月23日 05:05
22日(土)、ネーションズリーグ(VNL)2026女子の決勝ラウンドが開幕。準々決勝2試合が行われた。
6月に開幕したVNL2026女子。3週にわたって行われた予選ラウンドを終え、開催国の中国代表を含めた8ヵ国が決勝ラウンドに進出した。
準々決勝の第1試合では、前回大会女王でFIVBランキング1位のイタリア代表がオランダ代表と対戦。主力メンバーを外していたこともあり予選ラウンドは2位通過だったイタリアだが、準々決勝では盤石の強さを発揮した。エースのエカテリーナ・アントロポワの攻守にわたる活躍もあり、ストレート勝利でベスト4進出一番乗りを決めた。
第2試合では予選ラウンド最終戦でギリギリ決勝ラウンド進出を決めた6位通過の日本代表が2位通過のブラジル代表と対戦。予選ラウンドではセットカウント1-3で敗れていた日本、第1セットこそデュースを制し先取するも、そこから反撃を許しこの試合もセットカウント1-3で敗れた。
この結果、25日(土)に行われる準決勝でイタリアとブラジルの対戦が決まっている。
23日(木)は準々決勝の残り2試合。アメリカ代表(1位)vs 中国代表(開催国)、トルコ代表(4位)vs カナダ代表(5位)が行われる。
■VNL女子2026 7月22日開催分結果
イタリア 3-0 オランダ
(25-21、25-16、25-16)
日本 1-3 ブラジル
(26-24、22-25、16-25、20-25)
2026年07月23日 05:01
「西武4−3日本ハム」(22日、ベルーナドーム)
日本ハムは今季2度目のサヨナラ負けで、同5度目の延長戦で初黒星。3点を先行も、三回に中堅・吉田が目測を誤って頭を越される三塁打で失点。流れが変わった。新庄監督は「うまい選手でもああいう正面の判断ミスはある」と責めず。
先発の伊藤も「リードしたまま帰ってくるのが理想。そこの悔しさは残ります」と、その後に追いつかれたことを悔やんだ。
2026年07月23日 05:01
「ソフトバンク22−2オリックス」(22日、みずほペイペイドーム)
オリックスは今季ワースト26安打22失点の歴史的大敗を喫し、自力優勝の可能性が消滅した。
2026年07月23日 05:01
「巨人1−6広島」(22日、東京ドーム)
巨人は初回の1点以降、追加点を奪えず9連戦の最後を落とした。橋上監督代行は「もっとも避けなきゃいけない試合になってしまいましたね」。吉川、門脇の主力2人が故障で離脱。急きょ昇格させた石塚を3カ月ぶりにスタメン起用したが、打線はつながらなかった。
連勝が3でストップし、首位から陥落。「次への課題は見えましたので残り試合、満足な戦いができるようにしたい」と阪神戦を見据えた。
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広陵5−3崇徳」(22日、電光石火きんさいスタジアム三次)
準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指す広陵は崇徳を逆転で下し、準決勝に駒を進めた。2−3の九回2死一、三塁から主将・曽根丈一郎内野手(3年)の左越え2点適時三塁打で逆転した。昨夏決勝の再戦。2年連続で最終盤で試合をひっくり返した。広島商は主将の中本拓志内野手(3年)が2安打2打点の活躍で、呉港との接戦を制した。26日の準決勝は広島商−広陵、呉−福山の組み合わせでマツダスタジアムで行われる。
何度も拳を握った。土壇場で見せた広陵の底力、そして主将の意地。2−3の九回2死一、三塁。曽根が逆転の左越え2点適時三塁打を放つ。「自分が決めてやるという気持ちだった」。集中力を研ぎ澄まし、大会ナンバーワン左腕の徳丸を攻略した。
はじき返したのは、左腕の決め球スライダーだった。大会前からチーム全体で、打撃マシンで外角スライダーの軌道を脳裏に焼き付ける“徳丸対策”を徹底した。昨夏の対戦は4打数無安打2三振。並々ならぬ覚悟で、この日に備え、最高の結果を残した。
二回に3点を先制され追いかける展開。それでも、曽根には揺るぎない自信があった。「負けるイメージはなかった」。強靱(きょうじん)なメンタルの裏には、1年前の強烈な経験がある。
昨夏の崇徳との決勝戦。九回2死から同点とし、延長十回タイブレークの末に優勝旗を勝ち取った。2年生ながら中心選手としてグラウンドに立っていた曽根は当時を振り返る。
「去年の方が負けるんじゃないかという不安が、すごくありました。それを経験したからなのかは分からないけど、きょうは本当に自信満々でバットを振ることができました」
極限状態を乗り越えた昨夏の成功体験が2年連続逆転勝利というドラマを生み出した。
プロ注目の左腕を相手に積極的なスイングも目立った。相手に合わせるのではなく、自分たちの強さを前面に押し出すのも広陵スタイルだ。
松本健吾監督(35)は「素晴らしい投手なので甘い球は来ない。最後は気持ち。スタンドの応援が届き、全員でやっていこうという一体感にもつながった」と、一丸でつかみとった白星に何度もうなずいた。
曽根主将は「ここで喜んだだけで終わってはいけない。次へ向けてしっかり準備したい」と前を向いた。学校史上2度目の大会4連覇まであと2勝。劇的勝利で弾みをつけた広陵が、準決勝の広島商戦へ向かう。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
阪神・伏見寅捕手が快音を連発し、チームの勝利に貢献した。甲子園初のお立ち台では、前の試合でヒーローになった同じく新加入の元山に習い自己紹介。「キャッチャーの人こと伏見寅威です」と笑いを誘った。球場360度の大歓声を浴び「すごい気持ちよかったです」と白い歯を見せた。
難敵を打った。1点を追う三回2死満塁で、藤浪から右前へ同点適時打。森下、大山と右打者が苦労する中で、右腕から2安打。「立ち向かう気持ちです。いいバッティングができた」と果敢に挑み、結果につなげた。1点を追う六回には、岩田から内野安打を放ち、移籍後初の猛打賞を記録。一時逆転の口火を切った。
今季新加入ながら、開幕から主に高橋とバッテリーを組むなど、ベテランらしい安定感でチームを支えてきた。ただ、6月に腰部のコンディション不良で約3週間離脱。復帰後もなかなか当たりが出ていなかったが「いい調整をしたいと思って練習してきた。その結果が出た」とうなずいた。
お立ち台では、入団当初からいじってもらい、チームになじませてくれた近本、大山とともに登壇。「いいメンバーで上がれて、本当にうれしかったです」と笑顔。「ワンチームの中に入ってます」とすっかり猛虎軍団の一員だ。
苦しい9連戦で光った新加入選手の活躍。勝負の後半戦も、伏見は攻守でチームの力になっていく。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
これぞ虎不動のリードオフマンだ。
2026年07月23日 05:01
「ロッテ10−2楽天」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・小島が141球を投げきって今季チーム初完投勝利を飾った。自身24年7月19日の日本ハム戦(ゾゾ)以来2年ぶりの完投。「球数が増えましたけど、少しでもチームに貢献出来ているのであれば、ピッチャー冥利に尽きる」と振り返った。
「途中からビオレの“スースーするやつ”を身体に振りかけてから良くなった」と冷感スプレー効果を実感。「夏の相棒を見つけました」とニヤリ。
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広陵5−3崇徳」(22日、電光石火きんさいスタジアム三次)
準々決勝4試合が行われ、4連覇を目指す広陵は崇徳を逆転で下し、準決勝に駒を進めた。2−3の九回2死一、三塁から主将・曽根丈一郎内野手(3年)の左越え2点適時三塁打で逆転した。昨夏決勝の再戦。2年連続で最終盤で試合をひっくり返した。
三塁側の応援席前。崇徳・徳丸凜空投手(3年)は、人目をはばからず泣き崩れた。「1年間、ここで勝つために準備してきた。去年と同じような負け方をしてしまった。自分の力不足」。あと1アウトで勝利を逃し、春夏連続となる甲子園出場の夢は断たれた。
3−2の九回2死一、三塁から曽根に三塁打を浴び、続く熊高にも二塁打を打たれて3点を失った。体はもう限界に近づいていた。暑さの影響もあり、八回途中から左足にけいれんが起こり始めていた。水分補給などを行ったものの、劇的な改善には至らなかった。
広陵との再戦。昨夏もバッテリーを組んだ主将の新村瑠聖捕手(3年)のミットを目がけて、全力で腕を振り128球を投げ込んだ。「新村のミットは、これまでにないくらい大きく見えた。頼もしかったし、感謝しかないです」。すべてを出し切ったエースの夏が終わった。
2026年07月23日 05:01
阪神の石井大智投手(28)が22日、尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでライブBPに登板した。今春キャンプ中に「左アキレス腱の断裂」と診断されてから、初の実戦形式のマウンドとなった。打者4人に計24球を投げ、安打性は2本。最速は140キロ台後半をマークしたようで順調な回復ぶりを見せ、8月中の実戦復帰もありそうだ。
石井がマウンドに帰ってきた。スタンドに観客はいない。当然、拍手もない。でも、ここまでたどり着けたことに意味がある。「明日の状態も見ながらですけど、とりあえず何事もなく終われて良かった」。左アキレス腱の断裂から約5カ月、大きな一歩を踏み出した。
最高気温35度。立っているだけで汗が落ちるほどの暑さだった。豊田に対し、初球は外角のストレート。無人だからこそミットの響きで球の重さが伝わった。粘られながら、最後は中堅の定位置より前の飛球。育成の川崎、井坪には安打性の打球を打たれたが、結果よりも内容だ。
真っすぐは最速で140キロ台後半が出ていたようだ。ブルペンやライブBPでの球速は気にしないというが「想定通りです」と、いきなりこの球速を出せるのだから末恐ろしい。最後は戸井に二塁へのゴロを打たせ、計24球の“復帰戦”を無事に終えた。
春季キャンプ中の2月11日に紅白戦で負傷。その後大阪府内で手術を受け、同20日に退院した。5月1日には本格的なキャッチボールを再開。6月28日には立ち投げで、術後初めて屋外ブルペンを使って投球した。7月18日には捕手を座らせ、4度目の本格的なブルペン入り。今後はライブBPなどでの登板を重ねながら、早ければ8月中の実戦復帰もありそうだ。
今の戦況もテレビで見守っている。「投打のバランスも整っているチーム」と首位争いの巨人の強さを分析。「巨人だったり、他のチームもそうですけど、強打者を抑えていくのが仕事になる。抑えていくためには自分の状態、パフォーマンスを上げていかないといけない」。優勝のピースになるため、現状の課題と向き合っている。
工藤や木下という若手の台頭、岩崎やドリスの奮闘を改めて感じながら「負担をかけて申し訳ない」と謝罪する。中継ぎは新外国人のセベリーノを獲得したが、まだ少し不安が残る状況だ。「自分のできることをやって戻れたらいいなと思います」。石井が再び戦いの場に戻ってくる日が、刻一刻と近づいている。
【石井の経過】
◆2月11日 キャンプ紅白戦の三回、ホームのカバーに走って向かうと、転倒。そのまま病院へ運ばれた。
◆同12日 帰阪し検査を受けた結果「左アキレス腱損傷」と診断結果を発表。WBCへの辞退も決まった。
◆同21日 球団は「左アキレス腱断裂縫合術」を終え、20日に退院したことを発表した。
◆同27日 松葉杖(づえ)をついてSGLに現れ、リハビリを開始。
◆3月3日 SGLの室内練習場で、座った状態でのキャッチボールを行った。
◆4月29日 SGLで歩行訓練を開始。外野のポール間を2往復し、約25分汗を流した。
◆5月1日 ギプスや装具を取り外し、30メートル離れたトレーナー相手に30球程度のキャッチボール。
◆6月20日 室内のブルペンで、数分間ながら投球を行った。
◆7月18日 捕手を座らせて、故障後4度目のブルペン投球を行った。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
6回2失点という数字だけを見れば、役割は十分に果たした。
2026年07月23日 05:01
「阪神5−4DeNA」(22日、甲子園球場)
懐かしい風を受けながら、DeNA・藤浪は腕を振った。2021年4月16日のヤクルト戦以来1923日ぶりの甲子園白星はならなかったが、4回2/3を5安打1失点。降板時、虎党からは温かい拍手が注がれ「すごい歓声をいただいていたので、うれしかったというか。甲子園にいた全てのファンに感謝したいなと思います」と言葉を紡いだ。
5四死球を与えながらも粘り強く抑えた。「リリーフを2日間使っていたので最低でも5回、6回と投げていきたかった」と反省を口にしながらも「ゲームを崩さなかったことは及第点」とした。「日本のトップクラスのバッター」と評する佐藤輝から2三振を奪い、元チームメートとの初対決に全力で挑んだ。
前回登板の11日の巨人戦では3回3失点、6四球。「あの試合の後は、悔しくて眠れなかった」ほどだったが、古巣での登板の舞台が巡り「監督、コーチ陣、球団が自分にもう1試合かけてくれた。意気に感じて、その思いに応えたい」と話していた。相川監督は「5つの四死球は、また改善の余地があると思う。ただ、ゾーン近辺にしっかり自分の投球はできているとは感じる」と一定の評価を与えた。
2026年07月23日 05:01
阪神の石井大智投手(28)が22日、尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでライブBPに登板した。今春キャンプ中に「左アキレス腱の断裂」と診断されてから、初の実戦形式のマウンドとなった。打者4人に計24球を投げ、安打性は2本。最速は140キロ台後半をマークしたようで順調な回復ぶりを見せ、8月中の実戦復帰もありそうだ。石井の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−ステップを踏めたことが収穫か。
「そうですね。実戦に少しずつ近づいていくという中で。まだまだやることが多いので、トレーナーのプログラムに従いながら、一つずつクリアして消化していきたいなと思います」
−確認したかったことは。
「一つの目標としては全球種を投げるということだったので、それは確認できました。どういう感覚かというのもある程度、想定内だった。次の投球だったり、実戦だったりに入ってきた時にしっかり修正できるようにしたい」
−球速はどれぐらい。
「102キロぐらいです(笑)。あんまりブルペンとかライブBPとかの球速って、僕の中で当てにならないので。試合と負荷もやっぱり違いますし。でもできるだけ試合に近づいていける、その負荷にしっかり耐えられるようにトレーニングしていきたいです」
−相当、早い復帰なのかと思うが。
「普通ぐらいじゃないですかね。それか僕の中ではちょっと遅いぐらいというか。僕は『行けますよ』と言ってるけど、トレーナーさんが『今はやめとこう』と止めてくれている。本当に慎重に僕の中では結構、余裕を持ってリハビリを進めてもらっている。だからこそ、今日もね、何も問題なく終われたと思う。今後もそういうのを続けていって、トレーナーさんとしっかり話し合いながら、強度を上げていくという感じです」
2026年07月23日 05:01
「高校野球広島大会・準々決勝、広島商5−3呉港」(22日、ぶんちゃんしまなみ球場球場)
ベスト4をかけた大一番で主将のバットがチームに勇気を与えた。打球が右前で弾むと、広島商・中本は「感情が出ちゃいました」と、力強く右拳を握りしめながら雄たけびをあげた。強敵の出はなをくじく執念の一振りで、試合の主導権を握った。
春の県王者・呉港との一戦。初回に3四球でつくった2死満塁の先制機で6番・中本が打席を迎えた。「力が入りやすいところだと思うんですけど、力を抜いて逆方向を意識していた」と、コンパクトに振り抜いた。今大会チームトップタイの5打点目となる2点右前適時打。技ありの一打で先制点をもたらした。
4月に高校日本代表候補の強化合宿に参加。広島商の大黒柱として臨んでいる最後の夏だが、4回戦までは「良い打球が一つもなかった」と打率・200。苦しみながらも主将として「とにかく1点ずつと考えていた」と前を向き続けた。そんな苦境の中で飛び出した決勝打を振り返り、「良い流れがつくれた」と笑みがこぼれた。
準決勝では夏の広島大会4連覇を目指す広陵と激突する。「広商の野球を全員が徹底してできれば、勝利は見えてくる。集中して堅実にやっていきたい」と中本。頼れる主将がチームを7年ぶりの夏の甲子園へ導いていく。