2023年12月06日 21:49
◆新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2023」大会(6日、 佐賀・唐津市文化体育館、観衆907人)
新日最強タッグを決めるワールドタッグリーグ(WTL)Aブロック最終戦が行われ、メインイベントで激突の「バレットクラブ」の狂犬「WAR DOGS」(WD)のゲイブ・キッド、アレックス・コグリン組と「TMDK」のマイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト組が8日の鹿児島大会で行われる準決勝に駒を進めた。
試合は大荒れの展開の中、WDがFull Clipで勝利を収め、1位通過を決めたが、試合後も2人がかりでニコルスを暴行。激怒したヘイストは決勝戦でのリベンジを誓った。
「令和闘魂三銃士」タッグの海野翔太、成田蓮組はEVIL、高橋裕二郎の「ハウス・オブ・トーチャー」(HOT)の軍団総出のダーティーファイトの前に敗北。試合後、成田が突如、海野をKOし、「ストロングスタイル」を離脱しての「HOT」入りを宣言する衝撃の展開となった。
プロレスリング・ノアから参戦の清宮海斗、ノアで武者修行中のヤングライオン・大岩陵平組は2勝5敗の勝ち点わずか4でブロック敗退となった。
◆全成績
▽10分1本勝負
〇オスカー・ロイベ(4分40秒 逆片エビ固め)嘉藤匠馬●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇田口隆祐、永田裕志、鈴木みのる(8分16秒 ナパームサンダードライバー→片エビ固め)石森太二、バッドラック・ファレ、ジャック・ボンザ●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇鷹木信悟、辻陽太、サンドカン・ジュニア、BUSHI(9分22秒 パンピングボンバー→片エビ固め)ソベラーノJr.、アトランティスJr.、本間朋晃、タイガーマスク●
▽6人タッグマッチ20分1本勝負
〇マスター・ワト、ランス・アーチャー、アレックス・ゼイン(7分37秒 ベンダバール)エル・ファンタズモ、ヒクレオ、邪道●
▽8人タッグマッチ30分1本勝負
〇棚橋弘至、オカダ・カズチカ、後藤洋央紀、YOSHI―HASHI(14分28秒 ハイフライフロー→片エビ固め)SANADA、上村優也、タイチ、DOUKI●
▽「WORLD TAG LEAGUE 2023」Aブロック公式リーグ戦30分1本勝負
〇ビショップ・カーン、トーア・リオナ=2勝5敗・勝ち点4(11分34秒 フォール・フロム・ヘブン→体固め)清宮海斗、大岩陵平●=2勝5敗・勝ち点4
▽同
〇EVIL、高橋裕二郎=3勝4敗・勝ち点6(9分38秒 EVIL→片エビ固め)成田蓮、海野翔太●=3勝4敗・勝ち点6
▽同
〇グレート―O―カーン、HENARE=4勝3敗・勝ち点8(13分06秒 Streets of Rage→片エビ固め)矢野通、石井智宏●=4勝3敗・勝ち点8
▽同
〇ゲイブ・キッド、アレックス・コグリン=5勝2敗・勝ち点10(15分50秒 Full Clip→片エビ固め)シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルス●=5勝2敗・勝ち点10
2023年12月06日 21:30
新日本プロレス6日の佐賀・唐津大会で、「令和闘魂三銃士」の一角・成田蓮(26)がEVIL率いる「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に電撃加入した。
成田はともに「令和闘魂三銃士」と称される海野翔太との新世代コンビで「ワールドタッグリーグ」Aブロックにエントリー。しかし、すでに3敗を喫し、この日のEVIL&高橋裕二郎との最終公式戦を待たずして脱落が決定していた。
金丸義信、SHO、ディック東郷の3人をセコンドにつけるH.O.Tを相手に新世代コンビは奇襲を敢行。しかし、返り討ちにあうと、成田は場外で悶絶し、海野が孤立無援の戦いを強いられる。
ようやく成田が自軍コーナーに戻ると、海野は窮地を脱してタッチを求める。しかし、何と成田はこれを拒絶して場外へ。悠然とイスに座ると、5人がかりのリンチにあう海野に冷たい視線を送り続ける。
このままでは終われない海野はたった一人でH.O.Tを蹴散らすと、EVILを捕らえてデスライダーの体勢に。するとここで成田が背後から近づき、裏切りのスリーパーホールドで捕獲。そのままEVIL(変型大外刈り)のアシストをして、海野が無情の3カウントを奪われた。
さらに成田は試合後のリングで海野にイス攻撃を見舞い、H.O.TのTシャツを着用。鈴木みのる、エル・デスペラードとともに「ストロングスタイル」を結成していた男が、よりにもよって極悪軍団に加入してしまった。
バックステージではEVILが「オイ、このバカ! 最初っからよ、話はできてたに決まってんだろ? 今日、この日が待ち遠しかったよ。改めて紹介してやるからありがたく思えよ、H.O.Tの成田蓮だ」と新メンバーを紹介。
成田は「翔太、地獄に落とされた気分はどうだ? 俺は今日この日をずっと楽しみにしていたんだ。今日のために、テメーとしたくもねえ握手をして、やってやったんだよ。俺は今、最高の気分だよ。そうだよ、これが成田蓮だよ」と決別宣言を繰り出していた。
2023年12月06日 20:58
全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」最終公式戦(6日、東京・後楽園ホール)で不仲コンビの諏訪魔(47)、鈴木秀樹(43)組が石川修司、綾部蓮組に敗れて優勝を逃した。
開幕からお互いを「バカだな」「お前がバカだ」などと罵倒しあい、「X」(旧ツイッター)の全日本オフィシャルアカウントでバカ×バカコンビ呼ばわれされるまでに至った2人。だが湘南藤沢市場特設リング大会での勝利者賞で食べた湘南野菜のおいしさに鈴木が心をほだされたり、誕生日プレゼントをもらった諏訪魔が喜んだりと妙な歩み寄りを見せ、ここまで5勝3敗の勝ち点10でなんと首位タイにつけていた。
勝てば優勝に一気に近づく一戦で2人は、その歩みを象徴するような試合を見せた。不仲の改善を見せつけるようにダブルのショルダーアタックを綾部に成功させて敵軍の石川から「なんで成功させてんだよ!」と突っ込まれる。さらに諏訪魔が石川をスリーパーでとらえれば鈴木が綾部を卍固めに捕獲してアシストだ。だが終盤、諏訪魔の「ヒデキ! いこうよ!」との号令で放った合体攻撃が空振りしてからペースを握られる。鈴木のドロップキックと諏訪魔のラリアートもそれぞれ誤爆。最後は諏訪魔が石川にカミゴェ、ファイヤーサンダーと畳みかけられて3カウントを聞いた。
不仲から奇跡の優勝とならなかった2人は試合後、ガックリ肩を落とす。鈴木が「なんで最初からちゃんとやらないんだよ、俺たち。バカすぎたんだよなあ…」と天井を仰げば、諏訪魔が「バカに始まりバカで終わっちゃって…」と歩調を合わせるように続く。その後、互いの誤爆を意図的だったと疑いあってから鈴木が「続けましょう」とまさかのタッグ継続を呼びかけると諏訪魔もうなずく。さらにかねて鈴木が話していた「優勝したらやりたいこと」を耳打ちで聞いた諏訪魔は「それはいい! やろう! それはすごい。そこを目指していきたい」と共鳴だ。
だが最後に思い出したかのように「でもバカだったね、最後まで。バカなんだよ、バカ!」と鈴木が罵声。これに「なんで最後までバカっていうんだよ! いい加減にしろ!」と声を荒げた諏訪魔は右手で乱暴にドアを開く。するとそれが自分の左ヒジにぶつかり「痛ってえ!」と悲鳴をあげるのだった。
2023年12月06日 18:37
ボクシングのフェニックスプロモーションは6日、来年4月から優勝賞金500万円の『アジア最強ライト級トーナメント』を開催すると発表した。
2023年12月06日 17:39
「邪道」大仁田厚が6日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。トレーニングジムでの“危機一髪”の出来事を明かした。
この日、「#絶体絶命」のハッシュタグのもと書き始めた大仁田。
「危なかった… エニタイムの最後の階段で足を踏み外してしまった 危機一髪」と、つづると、「膝の人工関節が砕けるところ受け身を取りまぬがれた ただそれだけの話だがあのまま膝から落ちたら さぁトレーニングやるか(笑)」と続けた。
大仁田は一度目の引退の原因となった1983年の左膝蓋骨粉砕骨折など過去の両ひざの大ケガのため、今年2月に引退した武藤敬司さん同様、両ひざの人工関節置換手術を受けている。
大仁田は今月17日、神奈川・鶴見青果市場で開催の自身の主宰団体FMWEの今季最終戦に出場の予定。メインイベントの「雷神矢口デビュー30周年特別試合 地獄のデスマッチ6 時間無制限1本勝負 北側有刺鉄線電流爆破+有刺鉄線地雷ボード爆破+電流爆破バット+邪道ロケット」で全日本プロレスの第97代世界タッグ王者・斉藤ジュン&斉藤レイの斉藤ブラザーズと対戦。この試合はFMW時代からの盟友・雷神矢口のレスラーデビュー30周年のメモリアルマッチとなる。
2023年12月06日 17:10
ボクシングの元5階級制覇のフロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)が5日、自身のインスタグラムを更新。「今年の正月は私たちと東京でお祝いしましょう!」と投稿し、今月31日の「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)と見られる試合出場をにおわせた。
メイウェザーは「モデルもシャンパンも用意しました!」と、セクシー美女とともに出演したシャンパンのど派手なCM動画を添え「ビッグなことがやってくるよ。乞うご期待!」とつづった。
大みそかの興行では、朝倉海とファン・アーチュレッタ(米国)のタイトルマッチや、サッカー元日本代表FW三浦知良の次男・三浦孝太と皇治の対戦などが予定されている。
SNS上では「メイウェザー、何しに来るんだろうか」「相手は誰や?」と推理戦が勃発。予想では、安保瑠輝也、平本蓮らの名前が挙がっている。
安保は、大みそかに予定されていた相手の木村“フィリップ”ミノルにドーピング検査で陽性反応が出て白紙になっている。コメント欄には「安保くらいしかいなくね?」「おそらくメイウェザーとやるのは、安保」「安保メイウェザーでいいよ」という声が多数寄せられた。また、メイウェザーの通訳を会見で務めたことがある平本も、自信のX(旧ツイッター)で専門誌の記事を引用。「ニヤリ」の顔マークを投稿した。
榊原CEOは、10月のカード発表で、メイウェザーや元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオをそれぞれ参戦させたい考えを明かしている。
2023年12月06日 16:57
人気格闘家・皇治が5日、インスタグラムを更新。元K−1王者・魔裟斗との2ショットを投稿した。
皇治は愛車、白のロールスロイスでドライブしている写真も公開。「魔裟斗さんと東京タワーデート」と、クレープを手に笑みを浮かべた。
皇治は青のニットにジーンズとラフな格好で、魔裟斗は黒地にストライプの入ったスーツを着用。ファンからは「スーパースター2人」、「街で出会いたい」、「カッコ良すぎ!」などの声が寄せられた。
2023年12月06日 12:43
「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」は、7日に後楽園ホールで行われる「力道山先生没60年追悼興行」で網倉理奈が負傷欠場となり第1試合、第3試合の対戦カードを変更すると発表した。
2023年12月06日 06:00
シャイなイケメンレスラーのディアマンテ改めルイス・マンテ(31)が、ドラゴンゲート最高峰王座に初挑戦することが決定した。
覆面レスラーだったルイスは、7月の神戸大会での「マスカラ・コントラ・マスカラ金網5WAYマッチ」で、極悪軍団「Z―Bratz」で行動を共にしたシュン・スカイウォーカーに敗れ、マスク剥ぎの憂き目に。5日の東京・後楽園ホール大会では元同門のKAIとシングルマッチで対戦した。
試合ではZ―Bratzから奇襲をかけられ、激しい場外戦を展開。豪快なラリアートで敵軍を排除すると、特大のプランチャを発射。最後はKAIをウラカンラナで仕留め、3カウントを奪った。
試合後、マイクを手にしたルイスは「シュン! カモン!」とKAIのセコンドに就いていたシュンを呼び出し「私が一番強い!」と豪語。シュンから「おい! 金網の中でやられたルイス・マンテ、勘違いするなよ! このリングで一番はシュン・スカイウォーカー。お前はディアマンテとして死んだんだよ。ルイス・マンテは死体だよ」と挑発されても「私が一番!」と言い張った。
2人が言い争っていると、団体最高峰王座「オープン・ザ・ドリームゲート」を保持する菊田円がリングに登場。5月にシュンからベルトを奪い、3度の防衛に成功した菊田は「なに2人で一番とか言ってんだよ」と2人の間に割って入り、シュンに向かって「お前が負けてベルト落としたのは誰だよ。この俺だろ。強さの象徴は俺だ!」と絶叫した。
リング上は大混乱に陥り、斎藤了GMが登場するも止まらず。収拾がつかない状況を見かねた菊田が「GM。俺がベルトを持っているんだ。こいつら2人とこのベルトかけて試合しますよ」と3WAYでの王座戦を提案。2人も受諾し、斎藤GMは年内最後のビッグマッチとなる24日の福岡国際センター大会での王座戦を正式決定した。
最後はにらみ合い、リングを後にした3人。果たして大一番の結末は――。
2023年12月06日 06:00
だったら無観客だ。ノアのGHCヘビー級王者・拳王(38)が来年1月2日東京・有明アリーナ大会のメイン問題に対し、思いをぶちまけた。同大会では征矢学(38)とV1戦を戦うが、団体がゴールデンスターこと飯伏幸太と丸藤正道との初シングル戦を同大会のメインと発表し、ファンの賛否を呼んでいる。収まる気配のないこの事態に、当初から異論を唱えてきた拳王は爆弾を投下した。
「丸藤VS飯伏」のメイン抜てきにファンから疑問の声が上がる中、拳王も自身のユーチューブチャンネルで「GHCヘビーのベルトって、そんなに軽いベルトだったっけ?」などと怒りを表明。こうした状況を受けてノアを統括するサイバーファイトの武田有弘取締役が4日に団体公式「note」で、メインは自ら決めたと発表。さらに11月の音声配信サービス内で「5年後には引退する」と明言した丸藤の功績に敬意を表し「今回の有明アリーナ大会は間違いなく『丸藤正道の最終章』の分岐点となるはずです」と力説した。
これを見た拳王は「ノアの選手は全員、GHCのベルトを目指してるんだ。でもあのnoteを見る限り、会社はベルトよりも丸藤君の引退ロードの方が大事だと思っているってことになるよな」と指摘する。
今年元日の日本武道館大会でも当時の王者・清宮海斗に挑戦する形でGHC王座戦を戦ったが、メインは今年2月に引退した武藤敬司の化身グレート・ムタと中邑真輔の一戦に譲った。これを踏まえ「今年のは百歩譲ったとしても、5年後の引退ロードを来年のメインにもってくるのは違うだろ」と糾弾。その上で「ただ、丸藤君はこれから大変だよな。noteを読むと、つまりこれから5年間のビッグマッチは全て丸藤君がメインってことになるもんな。頑張れよ」と皮肉を込めた。
さらに今年もリング内外で積極的に活動してきた自負があるからこそ「1年間、俺は丸藤君よりも忙しく、ほぼ休みなしで仕事をしてきたつもりだ。それでも、丸藤君の貢献度にはかなわなかったってことだからな。モチベーションが低くなって当然だろ?」と自嘲。自身の試合順がダブルメインかセミか、それ以外かも注目されるが「ファン投票とかありきたりなことをしてもつまらないだろ。どうせなら、ダークマッチ…いや、ここまでファンの声を無視するなら、いっそのこと開場前にノーピープルマッチでやればいい」とまさかのトンデモプランをぶち上げて高笑いした。
波紋を呼ぶメイン問題は一体どう着地するのか。
2023年12月06日 06:00
全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を保持する中嶋勝彦(35)が、暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」にともに出場している大森北斗(28)とまさかの「初合同練習」を行った。
最強タッグの開幕前、中嶋は「俺は一人だ」と異例の単独エントリーを宣言した。しかしタッグ結成を熱望する北斗と組んでの出場を全日本から発表され、「勝手に変えやがった」と激怒。当初はゴング前に中嶋が北斗を足蹴にしてリング下に落とすなど、完全なる不仲状態だった。それでも開幕5連勝と首位を独走したこともあってか、「マイナスがゼロになった」(中嶋)というほどには関係が改善。だが、そこから北斗が相手の攻撃に屈する展開が多くなり、まさかの3連敗で首位ながらも諏訪魔、鈴木秀樹組と斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ)に並ばれてしまった。
そして迎える運命の最終公式戦(6日、東京・後楽園ホール)では因縁の宮原健斗、青柳優馬組と対戦する。ほかの首位2組の勝敗にもよるが、勝てば優勝の可能性がある大一番だ。その前夜となる5日、寒風吹きすさぶ上野公園に2人の姿が。かつてあれほど北斗を拒絶していた中嶋がロックアップなど基本の練習に付き合ったのだった。
中嶋は「今日? 北斗から稽古をつけてくれて言われたから。彼の熱い気持ちというかまっすぐな気持ちは伝わったから、それには応えようと」と心変わりの理由を明かす。基礎練習を行いアドバイスも送ったとして「基礎はできているからね。あとはやり方次第で伸びしろはあると思う。まあ、あとはリング上でどう変わるかじゃない?」と続けた。
さらに、最終戦を前にした宮原から本紙を通じて「何やりたいのか分からない」「化けの皮をはいでやる」と改めて宣戦布告されたことに、「健斗は俺を超えたいの? 分からないけど」とニヤリ。そして「まあ、俺のことを飲み込めるなら、飲み込んでみろよ」と上から目線で言い放った。
タッグ結成後初の合同練習で連敗を止めて優勝なるか。
2023年12月06日 00:00
ドラゴンゲートが来年1月でデビュー30周年を迎える望月マサアキの記念大会を開催することを発表した。
2023年12月05日 22:46
WWEのキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔(43)が、アメリカン・ナイトメアコーディ・ローデス(38)とシングル戦で激突することになった。
世界ヘビー級王者セス・ロリンズ、リコシェとの抗争を経て、先週のロウでは「次のいけにえ」はコーディだと明かした。故ダスティ・ローデスの息子には顔面に真っ赤な毒霧を浴びせて、宣戦布告していた。
4日(日本時間5日)のロウ(ニューヨーク州オールバニ)では、コーディがリングに登場。子供のころにグレート・ムタの毒霧噴射を見て「怖かった」と明かした上で、「このリングに上がり俺に釈明するか、ここに来て今すぐ戦うか」と中邑に呼びかけた。ところが…大型ビジョンに現れた中邑は「コーディ! コーディ〜コーディ!」と叫び、例によって日本語の英語字幕付き動画でメッセージを送った。
「1週間前、俺はお前の目を潰した。だが、今夜はお前の目を開いてやる。お前がまだ見てないものを見せてやる。俺たちがたどった道筋は、まさに同じ物語ということを。俺もお前と同じようにてっぺんを目指した。お前と同じように、すぐそこに。お前と同じように滑り落ち、奈落の底に落とされた。コーディ、俺たちは同じ屈辱を味わったんだ」
中邑は2018年1月のロイヤルランブル戦を制し、最高峰王座への挑戦権を獲得。同年4月の祭典「レッスルマニア」でWWE王者AJスタイルズに挑んだが、ベルトを奪えなかった。コーディも今年のロイヤル・ランブル戦優勝から祭典でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズに挑戦するも、最高峰王座を手にできなかった。
続けて「栄光から失墜し、物語は書き残され、心の中で悪魔がささやく。お前はもう二度とそこには戻れない。だが、お前は俺を目覚めさせた。奮い立たせた。そして今、俺はお前を解放するためにここにいる。お前に代わって物語を手放し、終わらせてやる。俺の物語は未完成…。だが、お前の物語は俺が終わらせてやる」と不気味に宣告した。
コーディも黙っていない。「シンスケ、俺を襲った理由を説明してくれてありがとう。だが、知っておいてほしい。俺はお前を評価も、尊敬もしてない。闘いから逃げることは俺の物語にはない。俺たちが同じというなら証明してみろ!」と対戦要求を受けて立った。
これにより次週のロウで中邑vsコーディの一騎打ちが決定。中邑は自身のX(旧ツイッター)で「何を証明してほしいんだ? お前が俺より恵まれてるってことか?」と挑発した。果たして、再び「奈落の底」に落ちるのは中邑か、コーディか? 注目のシングル戦が実現する。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2023年12月05日 22:22
朝倉未来が社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、作家の“アウトローのカリスマ”瓜田純士が5日、自身のXを更新。先月のBD10で対戦した元アウトサイダーで年商30億円の実業家でもある萩原祐介からプレゼントが届いたことを明かした。
瓜田は4日に44歳の誕生日を迎えていた。「萩原から凄いプレゼントが届いた 麗子と行ってくるけど刺青言われないかな…。ありがとうな」と、感謝をつづった。太っ腹な贈り物は、超高級ホテル・旅館の宿泊カタログのようで、掲載されている日本全国20カ所の施設から好きなところを選べるもの。コメント欄では「素敵な関係ですね」と男2人の友情への好感や、刺青について「確かに心配ですよね」、「部屋風呂なら問題ないですよ」、「萩原さんもタトゥー入ってるし、そこまで配慮された贈り物だと思う。個室温泉付きだったら夫婦水入らずで利用できると思いますよ」との声が寄せられていた。
瓜田と萩原はBD10で対戦。開始17秒で萩原の右カウンターが瓜田のアゴをとらえ、壮絶KO決着となったが、試合後はお互い健闘をたたえ合っていた。
2023年12月05日 17:20
ボクシングのWBC世界ミニマム級王者の重岡優大とIBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(ともにワタナベ)が5日、品川区役所を表敬訪問した。10月に兄弟同日世界王者奪取を果たし、森沢恭子区長と対面した。
兄の優大は「品川区に住んでいて、プロでボクシングを続ける限りは品川区で頑張っていきます」と話、弟の銀次朗は「やっと夢が叶って、次は子どもたちに、選手として頑張って少しでも、お力を与えられるような選手になりたい」と決意を込めた。
今後に目標を森沢区長に訪ねられた重岡兄弟は優大は「一つの階級(ミニマム級)にあと2つベルトがあるんですよ。2つ僕と弟が持っているので、あと2人のチャンピオンを僕たちで倒したいです」と兄弟でミニマム級の4団体統一目標を明かした。ミニマム級が適性階級という銀次朗は「防衛回数を行けるところまでいきたい。具志堅用高さんが、最終的な小さい頃からの目標です」と、13回の防衛回数超えへの思いを明かした。
また、優大は先日、インスタグラムのストーリーズを使って世界戦のファイトマネーがまだ振り込まれていないことに不満を漏らしていたが、4日までに振り込まれたことを明かした。「色々ありましたけど。俺、仕事をちゃんとして欲しいんですよ。俺らは本気でやってるだけに、適当にやられるのが腹立つので。それにちょっと怒ったけど、別にそれ以外に不満はないです。ワタナベジムに良くしてもらってるのは事実で、不満はないけど、ワタナベジムに問題があると思うので、僕がもう言わないと動かないなと思っちゃったので、言ったんですけど。お金のことは適当にできないので」。その後は、渡辺会長とも話をしたことを明かし「もう解決したので、不満はないです」と円満解決を強調した。
渡辺会長は経理上の問題で支払いが遅れたことを反省。「選手はすぐに欲しいのは分かるし、支払時期ですよね。源泉(徴収)だなんだで、時間がかかって、うちの経理の体制がのろかった。事務的な問題と選手の気持ちですよね。これを私がもうちょっと把握できなかった。これをいいきっかけに迅速にしていきたい」と話した。