2023年02月09日 17:56
国際自動車連盟(FIA)は8日、モハメド・ビン・スレイエム(Mohammed Ben Sulayem)会長がフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の日常的な運営から退くと発表した。 FIAの広報担当はAFPの取材に対し、ビン・スレイエム会長が各F1チームに宛てた手紙の中で、F1の日々の運営に関わらないと発表したことを認めた。 この計画は2021年の会長選出前に、FIA事務局長を指名して「透明性、民主主義、成長」に基づいたチームの下で「ガバナンス構造の見直し」を行うとしたマニフェストに、「明確に記載されていた」と広報担当は付け加えている。 FIAは先月、シングルシーターレース部門の見直しを発表し、その責任者にニコラス・トンバジス(Nikolas Tombazis)氏を任命していた。 この発表は、FIAとF1の興行主米リバティメディア(Liberty Media)が、ビン・スレイエム会長が関わった一連の問題で対立する中で行われた。 会長は先月、サウジアラビアの公共投資ファンドによる200億ドル(約2兆6200億円)でのF1買収が失敗に終わったという米通信社ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)の報道を「高騰した値札」と評し、リバティメディアといざこざを起こしていた。 報道によると、リバディメディアはF1とFIAに書簡を送り、この発言は商業的権利を害さないという取り決めに「容認できない」形で干渉していると伝えたという。■関連記事
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2023年02月07日 08:29
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)は6日、2023年シーズンの新車「FW45」を発表した。■関連記事
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2023年02月04日 09:48
米自動車大手フォード(Ford)は3日、世界王者レッドブル(Red Bull)との提携で、2026年からフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に復帰すると発表した。フォードのF1参戦は20年以上ぶり。少なくとも2030年まで、レッドブルとアルファタウリ(AlphaTauri)にパワーユニット(PU)を供給するという。 フォードがF1に参戦していたのはジョーダン(Jordan)とパートナーシップを組んでいた2004年が最後で、今回の復帰は米国でのF1人気が高まっているさらなる兆しとなる。 フォードは過去にコンストラクターズ選手権で通算10度、ドライバーズ選手権では通算13度のタイトル獲得に貢献しており、F1史上3番目に成功したエンジン供給元となっている。■関連記事
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2023年02月04日 08:36
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)は3日、米ニューヨークで、2023年シーズンの新車「RB19」を発表した。
2023年02月03日 12:18
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)でルノー(Renault)に初勝利をもたらしたフランス人ドライバー、ジャンピエール・ジャブイーユ(Jean-Pierre Jabouille)氏が死去したと、家族が2日にAFPの取材で明らかにした。80歳だった。 ジャブイーユ氏は現役時代、1975年から1980年にかけてF1で49戦に出走し、ルノー時代の1979年にフランスGP(France Grand Prix)で初優勝すると、翌年のオーストリアGP(Austrian Grand Prix)でも勝利を飾った。ポールポジションは6回を数えた。 また、ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)にも参戦し、4度にわたって3位を記録した。■関連記事
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2023年02月02日 10:51
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するマクラーレン(McLaren)は1日、ミック・シューマッハ(Mick Schumacher)をリザーブドライバーとして起用すると発表した。 ミックはすでにメルセデスAMG(Mercedes AMG)でも控えドライバーを務めることになっているが、マクラーレンは「メルセデスとの契約の一環として」、今シーズンはミックをリザーブドライバーとして起用できるようになると発表している。 7度の総合優勝を誇るミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏を父に持つミックは、2シーズンを戦ったハース(Haas F1 Team)を昨年末に離脱した。 また、ミックはミハエル氏がかつて在籍したチームの一つであり、アカデミーにも所属していたフェラーリ(Ferrari)との関係を絶ち、父が現役生活を終えたメルセデスにリザーブドライバーとして加入した。 メルセデスはマクラーレンにエンジンの供給を行っている。■関連記事
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2023年01月24日 10:50
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)唯一の黒人ドライバーであるルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、23日に配信されたポッドキャストの番組で、子ども時代にバナナを投げつけられたり、黒人への差別的表現である「Nワード」を繰り返されたりする人種差別に遭い、それが「トラウマ(心的外傷)になっている」ことを告白した。 英ロンドン近郊の街で育った38歳のハミルトンは、「自分にとっては学校時代が最大のトラウマになっていて、人生において最もつらい時期だった」と話し、「6歳のときにはもういじめられていた。特に学校ではたった3人しかいなかった有色人種の一人で、体が大きくて力が強いいじめっ子たちに常に振り回されていた」とつらい経験の詳細を明かした。 「何度も殴られたし、バナナとかそういったものを投げられた。Nワードを使ってかなり面白がっていた連中もいた。ハーフカーストと呼ばれて自分がどこに属しているのか分からず、それがつらかった」 さらに、世の中のシステムが自分にとっては不利で「いろいろなこと」から抑圧されていたとも付け加え、「家に帰ってから両親に、Nワードで呼ばれたとか、学校でいじめられたり殴られたりしたとか言う気にはなれなかった」といい、「自分が強くないと父さんに思われたくなかった」と語った。 F1で通算7度の年間優勝を誇るハミルトンは、恵まれない環境下にいる人々の生活を支援する慈善団体「ミッション44(Mission 44)」に加え、所属チームのメルセデスAMG(Mercedes AMG)と共同でモーターレースの多様性を改善する慈善活動「イグナイト(Ignite)」を立ち上げている。 通算17度目のシーズンと3月5日に決勝レースが行われる2023年シーズンの開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2023)を前に、ハミルトンは来月15日にチーム拠点の英シルバーストーン(Silverstone)で新型マシンを披露する予定となっている。■関連記事
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2023年01月23日 15:43
世界ラリー選手権(WRC 2023)開幕戦、ラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2023)は22日、最終日が行われ、8度の総合優勝を誇るトヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が、史上最多9度目となる大会制覇を果たした。
2023年01月20日 17:51
元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバーのジャン・アレジ(Jean Alesi)氏(58)が、爆竹を使った悪ふざけで妹の元パートナーの事務所の窓を損壊した事件で、仏ニーム(Nimes)の裁判所は19日、同氏に無罪判決を言い渡した。 アレジ氏と息子のジュリアーノ(Giuliano Alesi)氏(23)は2021年12月19日、アレジ氏の自宅があるビルヌーブレザビニョン(Villeneuve-les-Avignon)で事件を起こし、「家族同士のいさかいで、人に危害が及ぶ可能性のある手段による器物損壊罪」に問われていた。 アレジ氏は事件当初、「悪い冗談」のつもりだったと話していた。19日の公判では、事件の全責任は自分にあるとして、「謝罪する。人生において、このような恥ずべき状況を経験したことは一度もなかった。ばかなことをした」と述べつつ、「爆発の威力には本当に驚いた。ただの冗談のつもりだった」と釈明した。 弁護人のティボー・ドモンブリアル(Thibault de Montbrial)氏は、アレジ家では喜ばしいことがあった時に爆竹を鳴らす伝統があったと説明し、「ジャン・アレジ氏はあの晩、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のせいで数か月間離れていた息子との再会に有頂天になっていた」と述べた。 検察側も「悪い冗談」だったとの主張を認め、アレジ氏による損害賠償の支払いも済んでいるとした。 アレジ氏は現役時代、フェラーリ(Ferrari)などからF1に13シーズン参戦し、グランプリ1勝を挙げた。■関連記事
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2023年01月18日 15:09
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は17日、中止になった中国GP(Chinese Grand Prix)の代替開催地を見つけられなかったものの、今季は史上最多となる全23レースを開催すると発表した。 昨年12月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の問題が継続していることを理由に、中国GPは4年連続で中止が決定。過去に開催経験のあるポルトガルやトルコが代わりの開催地になる可能性が取りざたされていた。 しかしF1はこの日、日程が23戦のままになると発表。4月2日の第3戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2023)から4月30日の第4戦アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2023)までの大きなギャップが残されることになった。 開幕戦は3月5日のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2023)となっている。 2023年シーズンの日程は以下の通り(日付は現地時間の決勝開催日)。第1戦:バーレーンGP(3月5日)第2戦:サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2023、3月19日)第3戦:オーストラリアGP(4月2日)第4戦:アゼルバイジャンGP(4月30日)第5戦:マイアミGP(Miami Grand Prix 2023、5月7日)第6戦:エミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2023、5月21日)第7戦:モナコGP(Monaco Grand Prix 2023、5月28日)第8戦:スペインGP(Spanish Grand Prix 2023、6月4日)第9戦:カナダGP(Canadian Grand Prix 2023、6月18日)第10戦:オーストリアGP(Austrian Grand Prix 2023、7月2日)第11戦:英国GP(British Grand Prix 2023、7月9日)第12戦:ハンガリーGP(Hungarian Grand Prix 2023、7月23日)第13戦:ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2023、7月30日)第14戦:オランダGP(Dutch Grand Prix 2023、8月27日)第15戦:イタリアGP(Italian Grand Prix 2023、9月3日)第16戦:シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2023、9月17日)第17戦:日本GP(Japan Grand Prix 2023、9月24日)第18戦:カタールGP(Qatar Grand Prix 2023、10月8日)第19戦:米国GP(United States Grand Prix 2003、10月22日)第20戦:メキシコシティGP(Mexico City Grand Prix 2023、10月29日)第21戦:サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix 2023、11月5日)第22戦:ラスベガスGP(Las Vegas Grand Prix 2023、11月19日)第23戦:アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023、11月26日)■関連記事
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・FIA、モータースポーツにおける「政治的発言」を禁止
・F1中国GPが中止 コロナ理由に4季連続
2023年01月16日 16:17
ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は15日、最終第14ステージが行われ、四輪部門ではトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)が2年連続5回目となる総合優勝を達成した。二輪部門はレッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のケビン・ベナバイズ(Kevin Benavides、アルゼンチン)が逆転で2回目の総合優勝を飾った。 区間3勝を挙げたアルアティアは、バーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)に1時間以上のタイム差をつけて全行程を終えた。第3ステージで総合トップを奪い、1週目に大量リードを築くと、後半戦は安全第一の作戦で乗り切った。 ローブは昨年に続く総合2位。オーバードライブ・レーシング(Overdrive Racing)のルーカス・モラエス(Lucas Moraes、ブラジル)がダカール初出場で総合3位に入った。 大会期間中に34歳の誕生日を迎えたベナバイズは、同僚のトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)に43秒差で競り勝ち、2年ぶりの総合王座を獲得した。 今ステージ開始前には、優勝2回の実績を持つプライスが12秒差でトップに立っていたが、ベナバイズは見事な走りで区間優勝を果たし、プライスに55秒差をつけて逆転に成功した。前日の第13ステージで、マシンを止めて他選手を救護する優しさを見せたベナバイズの優勝は、今後も高く評価されるとみられる。■関連記事
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・【今日のダカールラリー】ローブ5連勝 アルアティアは首位堅守
・【今日のダカールラリー】ローブ4連勝 アルアティアは総合V前進
2023年01月15日 17:37
ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は14日、第13ステージが行われ、四輪部門ではバーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が大会新記録となる区間6連勝を達成した。
2023年01月14日 15:53
ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は13日、第12ステージが行われ、四輪部門ではバーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が5連勝で今大会6回目の区間優勝を果たした。 通算9度の世界ラリー選手権(WRC)制覇を誇るローブは、これで総合2位に浮上。5日連続のステージ優勝は1989年のアリ・バタネン(Ari Vatanen、フィンランド)に並ぶ最長記録となった。 大会連覇を目指すトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)は、ローブと3分31秒差の3位でフィニッシュ。総合では2位に1時間27分の大差をつけて首位を維持している。 二輪部門では、モンスターエナジー・ホンダ(Monster Energy Honda)のホセ・イグナシオ・コルネホ(Jose Ignacio Cornejo Florimo、チリ)がステージ優勝。レッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)は3位に入り、総合トップを奪取した。 ハスクバーナ・ファクトリー・レーシング(Husqvarna Factory Racing)のスカイラー・ハウズ(Skyler Howes、米国)が28秒差の総合2位に後退し、KTMのケビン・ベナバイズ(Kevin Benavides、アルゼンチン)が2分40秒差で同3位に続いている。 今回で45回目を迎えたダカールラリーは、昨年12月31日の開幕から残すところあと2日間となり、15日にサウジアラビア東部のダンマム(Dammam)で幕を閉じる。■関連記事
・【今日のダカールラリー】ローブ4連勝 アルアティアは総合V前進
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・ダカールラリーで観客の死亡事故、レース車両と衝突
2023年01月13日 17:14
ケニア検察は12日、ラリー選手のマクシーン・ワホメ(Maxine Wahome)が、交際相手で同じラリードライバーのアサド・カーン(Asad Khan)選手(50)が死亡した事件をめぐり、殺人罪で起訴される可能性があると明かした。 ワホメは昨年12月にカーン選手を二人の自宅で襲撃したとされており、治安判事は同日、暴行罪から殺人罪に引き上げて捜査が行われることになったと話した。 ワホメは罪を全面的に否定しており、昨年12月14日には10万ケニア・シリング(約10万円)を支払って保釈されている。 ワホメは昨年6月、世界ラリー選手権(WRC)の下部カテゴリーであるWRC3のサファリ・ラリー(Safari Rally Kenya 2022)をケニア人女性ドライバーとして初めて制し、称賛を集めた。■関連記事
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・【写真】WRCサファリ・ラリーの様子
2023年01月13日 15:05
ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は12日、第11ステージが行われ、四輪部門ではバーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が4連勝。トヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)は5度目の総合優勝に近づいた。 今大会も残り3日間となる中、この日5位でステージを終えたアルアティアは、総合2位で追随するオーバードライブ・レーシング(Overdrive Racing)のルーカス・モラエス(Lucas Moraes、ブラジル)に1時間21分差をつけてトップを堅持した。 通算9度の世界ラリー選手権(WRC)制覇を誇るローブは、2位と約9分差の総合3位。これが今大会5勝目となったが、1週目にパンクを繰り返したり横転を喫したりした代償で総合争いからは脱落しており、すでに優勝は絶望的となっている。 二輪部門では、ハスクバーナ・ファクトリー・レーシング(Husqvarna Factory Racing)のルシアーノ・ベナバイズ(Luciano Benavides、アルゼンチン)がステージ優勝を飾った。 一方、2021年の総合覇者でレッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)に所属する兄のケビン・ベナバイズ(Kevin Benavides、アルゼンチン)は、総合首位で今ステージに臨んだものの、弟から約6分遅れの10位で終えた。 この結果、ステージ4位に入ったハスクバーナのスカイラー・ハウズ(Skyler Howes、米国)が総合トップを奪還し、KTMのトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)を28秒差の2位、ケビン・ベナバイズを2分44秒差の3位に抑えている。■関連記事
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