©sports-topics.net 2023
2023年12月06日 16:16
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は5日、2024年シーズンでスプリントを実施する6レースの内訳を発表し、新たにマイアミGP(Miami Grand Prix)と中国GP(Chinese Grand Prix)が追加された。
2年連続で6レースが開催されるスプリントだが、今年レースが行われたアゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix)とベルギーGP(Belgium Grand Prix)は除外となった。
追加された2会場以外では、オーストリアGP(Austrian Grand Prix)、サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix)、カタールGP(Qatar Grand Prix)、米国GP(United States Grand Prix)での開催が予定されている。
■関連記事
・メルセデス代表に利益相反の疑い、FIAが調査開始
・ウィリアムズF1、サージェントの来季残留発表
・フェルスタッペン19勝目、圧倒的なシーズン締めくくる アブダビGP
2023年12月06日 15:38
ロードレース世界選手権のMotoGPクラスから除外されたクリプトデータRNF(CryptoDATA RNF)に代わり、来年からトラックハウス・レーシング(Trackhouse Racing)が参戦することが5日、明らかになった。
すでに米ストックカーレース「NASCAR」に参戦するトラックハウスからは、今季RNFから出場していたミゲル・オリベイラ(Miguel Oliveira、ポルトガル)とラウル・フェルナンデス(Raul Fernandez、スペイン)の2人のライダーが出場する。
RNFは先月、選手権のイメージに影響を及ぼす「度重なる違反」を理由に2024年シーズンから除外されていた。
■関連記事
・クリプトデータRNF、MotoGP24年グリッドから除外 度重なる違反で
・ルカ・マリーニがレプソル・ホンダ加入 MotoGP
・元MotoGP王者ロッシ、24年WEC・LMGT3クラス参戦へ
2023年12月06日 11:26
国際自動車連盟(FIA)は5日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)のトト・ヴォルフ(Toto Wolff)チーム代表に利益相反の疑いがあるとして、調査を開始することを発表した。
この件では、F1の商業権を保有する関連会社フォーミュラワン・マネジメント(FOM)の人間からあるF1チームの代表へ情報が漏えいした疑いが持たれている。ヴォルフ代表の妻スージー(Susie Wolff)氏は、FOMの管轄する女性のみのレース「F1アカデミー」でマネジング・ディレクターを務めている。
FIAはプレスリリースを出し、個人名やチーム名は出さずに「メディアでうわさされている機密情報に関する疑いは把握している」と発表。連盟の「コンプライアンス部門がこの件を調べる予定だ」と続けた。
一方のメルセデスAMGは、チーム広報が「FIAがきょう出した、一般的な発表文について認識している。一つのメディアが報じた根拠のない主張を受けたものだ」と説明し、「この件について、FIAのコンプライアンス部門から連絡は来ていない」と話した。
■関連記事
・フェルスタッペン19勝目、圧倒的なシーズン締めくくる アブダビGP
・ハミルトンのレッドブル移籍話「あり得ない」 フェルスタッペン否定
・ミック・シューマッハ、来季もメルセデスでリザーブドライバー
2023年12月02日 12:44
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)は1日、米国人ドライバーのローガン・サージェント(Logan Sargeant)の来季残留を発表した。
2023年11月28日 15:40
ロードレース世界選手権に参戦するHRC(ホンダ・レーシング)は27日、ワークスチームのレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のライダーとして、ルカ・マリーニ(Luca Marini、イタリア)と2年契約を結んだと発表した。
MotoGPのレジェンド、バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)の異父弟であるマリーニは、チームを去るマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)を引き継ぐことになる。6度のMotoGP総合制覇を誇るマルケスは、弟のアレックス(Alex Marquez、スペイン)が所属するグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)に加入する。
2021年にMotoGPデビューを飾ったマリーニは、ムーニーVR46レーシングチーム(Mooney VR46 Racing Team)のライダーとして今季2度表彰台入りし、総合では8位に入った。またスプリントレースでは4度トップ3に食い込み、ポールポジションも2回獲得している。
来季のレプソル・ホンダは、マリーニとジョアン・ミル(Joan Mir、スペイン)がコンビを組むことになる。ミルは今季厳しいシーズンを過ごし、26ポイント獲得にとどまり総合22位に沈んでいた。またホンダも、コンストラクターズ選手権では2年連続の最下位に終わっている。
■関連記事
・元MotoGP王者ロッシ、24年WEC・LMGT3クラス参戦へ
・クリプトデータRNF、MotoGP24年グリッドから除外 度重なる違反で
・バニャイアがMotoGP総合連覇達成 バレンシアGP
2023年11月28日 11:10
ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するクリプトデータRNF(CryptoDATA RNF)が、選手権のイメージに影響を及ぼす「度重なる違反」を理由に2024年シーズンから除外された。MotoGP選考委員会が27日、明らかにした。
今季最終戦バレンシアGP決勝の翌日に出された発表文では、「MotoGP選考委員会は、2024年シーズンにRNFを選出しないことを決定した」と記された。その理由として、RNFに「MotoGPのパブリックイメージに影響を及ぼす度重なる違反と参加協定への違反」があったと説明されている。
アプリリア(Aprilia)のマシンを使用するRNFは、25日に財政難やレース撤退のうわさを否定しており、27日には新たなスポンサーとの提携を発表していた。
しかし、MotoGPの統括団体が下した今回の決定は、最終的なものになるとみられる。
一方、発表文では「24年MotoGPクラスのグリッドに加わる、アプリリアのマシンを使用する新しいインディペンデントチームの申請を、選考委員会が審査する」ことも補足されていた。
RNFの除外によって同チームに所属する2人のライダー、ミゲル・オリベイラ(Miguel Oliveira、ポルトガル)とラウル・フェルナンデス(Raul Fernandez、スペイン)は、代替チームが決まるのを見守る中で、宙に浮いた状態となる。
RNFはマレーシア人のラズラン・ラザーリ(Razlan Razali)氏が同国国営企業の石油大手ペトロナス(Petronas)の支援を受けて創設し、セパン・レーシングチーム(SRT)の名の下で2019年にMotoGPへ参戦を果たした。一昨年限りでペトロナスの財政支援を失った後、チームはラザーリ氏が引き継いでRNFと改名。2022年末には、ルーマニア企業のクリプトデータ(CryptoDATA)が大株主となっていた。
ラザーリ氏は前週末のバレンシアGP開幕時、チームからの離脱をソーシャルメディアで発表していた。
■関連記事
・元MotoGP王者ロッシ、24年WEC・LMGT3クラス参戦へ
・バニャイアがMotoGP総合連覇達成 バレンシアGP
・M・マルケス、グレシーニ移籍決定 MotoGP元王者
2023年11月28日 10:04
2024年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の暫定エントリーリストが27日に発表され、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスで通算7度の総合優勝を果たした伝説的ライダー、バレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)の参戦が明らかになった。
二輪から四輪に転向した44歳のロッシは、BMWとタッグを組むベルギーのチームWRT(Team WRT)のドライバーとして、LMGTEアマクラスに代わって新設されたLMGT3クラスに出走する計18台のマシンの一つを駆る。
来年6月15日から16日にかけて行われる第92回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2024)に出場すると見られているロッシは、そのサポートレースである今季の「ロード・トゥ・ルマン(Road To Le Mans)」でWRTのステアリングを握り、見事に優勝を果たした。
元レースドライバーであるビンセント・ボッセ(Vincent Vosse)氏が共同創設者に名を連ねているWRTは、24年シーズンのマシンとして最高峰のハイパーカークラスに「BMW M Hybrid V8s」、LMGT3クラスに「BMW M4 GT3」のそれぞれ2台ずつを投入する。ロッシのチームメート2人については、まだ明らかにされていない。
ロッシは「今季を過ごしてすでにクルマには慣れ親しんでいるけれど、三つの違うカテゴリーから3人のドライバーがそろうというフォーマットは、自分にとって初めてのことになる」とコメントした。
一方、元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のポーランド人ドライバーであるロベルト・クビサ(Robert Kubica)も、フェラーリ(Ferrari)からハイパーカークラスに参戦する。23年シーズンは、下部カテゴリーのLMP2で総合優勝を果たした。
F1の伝説的ドライバーであるミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の息子、ミック・シューマッハ(Mick Schumacher、ドイツ)も先日、アルピーヌ(Alpine)からハイパーカークラスに参戦することが発表されている。
■関連記事
・MotoGP元王者ロッシ、ルマン24時間サポートレースで優勝
・ロッシのゼッケン「46」が永久欠番に イタリアGPでセレモニー
・ロッシが四輪GTデビュー ピットインでミスも「楽しかった」
2023年11月27日 15:51
26日に行われた23F1最終第23戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023)で7位に入り、ドライバーズ選手権4位でシーズンを終えたアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、今年は2012年と並んで過去最高のシーズンだったと振り返った。
2023年11月27日 10:48
ロードレース世界選手権、最終第20戦バレンシアGPは26日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝を飾り、総合2連覇を達成した。
バニャイアは、タイトル争いの唯一のライバルであるプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が、レース序盤にクラッシュしたことで王座が確定した。
マルティンは6番グリッドから見事なスタートを切って2番手に上がりバニャイアにプレッシャーをかけたが、2周目に両者の接触があり、惨事を回避したもののマルティンは8番手に転落。するとその数周後、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)と接触したマルティンは今度は自身を守り切れずクラッシュし、リタイアとなった。
ポールポジションからスタートしたバニャイアは、前週の第19戦カタールGPを制したグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Fabio Di Giannantonio、イタリア)のチャレンジを受けたものの、冷静にフィニッシュを迎えて今季7勝目を挙げた。
2位にジャンアントニオ、3位にはプラマックのヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)が続いた。
自身のタイトルについてバニャイアは「夢だ。本当にうれしい」と喜んだ。
9月の第11戦カタルーニャGPでクラッシュし、足を負傷していたバニャイアは続けて、「バルセロナ(カタルーニャGP)の足のけがで本当に大変だったけれど、素晴らしいシーズンだった。レースに勝ってタイトルを勝ちとることを夢見てきた。今シーズン見事な仕事をしてくれたチームに敬意を表したい」と述べた。
■関連記事
・バニャイアが総合連覇へ前進、優勝はジャンアントニオ カタールGP
・バスティアニーニがマレーシアGP制覇 バニャイアは総合リード広げる
・マルティンがタイGP優勝 バニャイアは2位繰り上がり
2023年11月27日 09:11
23F1最終第23戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023)は26日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が最多記録を更新するシーズン19勝目を挙げ、おなじみの形で記録破りのシーズンを終えた。
フェルスタッペンは今季ただ一人全ラップ完走を果たし、1000周以上をトップで走行。また、1963年にジム・クラーク(Jim Clark)が残したトップ周回率の最高記録も更新している。
「素晴らしいシーズンだった」と振り返ったフェルスタッペンは、自身の初期F1キャリアで師事し、今季限りでアルファタウリ(AlphaTauri)の代表を退任するフランツ・トスト(Franz Tost)氏にも敬意を表した。
また、アルファタウリの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は、上位勢がピットに入る中でコースにとどまって18周目でラップリーダーとなり、チームとトスト代表の記憶に残る瞬間をもたらした。日本人ドライバーがトップで周回するのはF1史上2度目となっている。
フェルスタッペンは、2位に入ったフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)に17秒993差をつけて勝利。3位にはメルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が続いた。
コース上ではレッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が2番手でフィニッシュしたものの、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)との接触により5秒ペナルティーを科されたため4位に降格。これによりコンストラクターズ争いではメルセデスが3ポイント差でフェラーリを抑えて2位に入った。
ノリスとオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)のマクラーレン勢が5位、6位に入り、アストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が7位、アルファタウリの角田が8位、メルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が9位、アストンマーティンのランス・ストロール(Lance Stroll)が10位に続いた。
■関連記事
・ハミルトンのレッドブル移籍話「あり得ない」 フェルスタッペン否定
・F1ラスベガスGPに対しファンが集団訴訟、フリー走行ほぼ見られず
・アルファタウリのトスト代表、今季限りで退任
2023年11月26日 10:32
23F1最終第23戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023)は25日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がポールポジションを獲得した。
総合3連覇をすでに決めているフェルスタッペンは、ここまではセッティングの問題に苦しんでいたが、予選では1分23秒445の最速タイムをマークし、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)を約0.1秒上回った。マクラーレン(McLaren)のオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が3番手に入った。
フェルスタッペンはこれで今季12回目のポールポジションで、アブダビGPでは4年連続。通算32回は1992年の年間王者ナイジェル・マンセル(Nigel Mansell)と並んだ。
メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が4番手、マクラーレンのランド・ノリス(Lando Norris)が5番手となり、アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)が6番手に入った。
以下はアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、ハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、アルピーヌ(Alpine F1)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が続いた。
フェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)は予選Q1敗退、メルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)はQ2敗退に終わった。
■関連記事
・フェルスタッペン18勝目 スリリングな展開のラスベガスGP制す
・ハミルトンのレッドブル移籍話「あり得ない」 フェルスタッペン否定
・レッドブルF1代表、ハミルトンからの接触を否定
2023年11月25日 15:44
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表は24日、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)からレッドブル加入に関して接触を受けたことはないと明かした。
2023年11月24日 12:04
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)の世界王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は23日、チームが通算7度の選手権制覇を誇るルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と自身の夢のタッグを検討しているという報道を否定した。
英メディアでは今週、レッドブルのクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表の話として、ハミルトンのマネジメントチームから何度か「接触」があり、「今年初めには関心があるかどうかの問い合わせがあった」と伝えられた。
しかし、フェルスタッペンは今季最終戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023)を今週末に控えたこの日の会見で、ハミルトンがメルセデスAMG(Mercedes AMG)から移籍するとの臆測について、「あり得ない」と一蹴。「ルイスに限った話にはしたくない。他にも多くの偉大なドライバーがいるが、そういうふうにはいかないこともある」と話した。
ハミルトンも、メルセデスとの契約延長に合意する前に「接触があった」とのホーナー氏の話について、「クリスチャンの発言なのは知っているが、彼が何を言っているのか分からない。自分が把握している限り、こちらのチームは誰も彼と話していないし、自分自身もクリスチャンとはもうずっと言葉を交わしていないから」と否定した。
その一方で、フェルスタッペンと対等のマシンで勝負してみたい気持ちもあると認めたハミルトン。レッドブルはドライバーなら誰もが一緒に戦いたくなるような素晴らしいチームだとしつつ、「あまり良くないクルマから勝てるクルマに乗り換えるのは、夢とは言えないというのが自分の見方だ」とし、「夢というのは、(メルセデスの)現状から積み上げて勝つことだ。だから、自分はメルセデスにとどまっている」と語った。
■関連記事
・ミック・シューマッハ、来季もメルセデスでリザーブドライバー
・F1ラスベガスGPに対しファンが集団訴訟、フリー走行ほぼ見られず
・エンタメ・スポーツ界のセレブがサーキットに登場、ラスベガスGP
2023年11月23日 10:07
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)は22日、ミック・シューマッハ(Mick Schumacher、24)が来季もリザーブドライバーとしてチームに残留すると発表した。
F1で7度の年間優勝を誇るミハエル(Michael Schumacher)氏を父に持つシューマッハは、昨季限りでハース(Haas F1 Team)のシートを失って以来、メルセデスでリザーブドライバーを務めている。
2シーズンを過ごしたハースでは43戦に出走したが、2回の入賞にとどまった。来年はアルピーヌ(Alpine)からFIA世界耐久選手権(WEC)にも参戦する。
■関連記事
・AIでシューマッハ氏のインタビュー記事作成 家族が独誌を提訴検討
・シューマッハ氏の容体は「プライベート」 事故から3年も詳細はわからず
・ミックが大クラッシュ、マシンは真っ二つに モナコGP
2023年11月21日 16:12
世界ラリー選手権(WRC)で2連覇を達成したトヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は20日、来季はスポット参戦に絞ることを発表した。
23歳のロバンペラは10月に総合連覇を達成し、19日に最終日が行われたラリー・ジャパン(Rally Japan 2023)でシーズン終了を迎えた。
トヨタが発表した声明の中でロバンペラは、「私はすでに15年間という長い間ラリーを続けており、2022年、2023年は私にとって特に素晴らしい年となりましたが、同時に精神的にも体力的にも非常に過酷な生活が続いていました。そこで、来年一年間は心身の充電期間とし、再びフルアタックで選手権に挑むべく戻ってきたいと思っています」と述べた。
ロバンペラは8歳の時に、元ラリードライバーだった父親ハッリさんとともにラリーを始めている。
WRC史上最年少王者となったロバンペラはまた、トヨタと新たに複数年契約を結んだ。
来季のトヨタはロバンペラとスポット参戦3年目となるセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)、今季総合2位に入ったエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)、新シーズンからフル参戦となる勝田貴元(Takamoto Katsuta)のラインナップで選手権に挑む。
■関連記事
・トヨタのエバンスがラリー・ジャパン優勝 勝田は5位
・トヨタのロバンペラ 世界ラリー選手権総合2連覇
・WRCのブリーン選手、テスト中に事故死