2022年08月18日 21:59
女子ゴルフの「CATレディース」は19日から3日間、神奈川・大箱根CC(6638ヤード、パー72)で開催される。メジャー大会出場から帰国後初めて日本ツアーに出場する西郷真央(20)=島津製作所=は18日、プロアマ戦に出て調整。移動便のロストバゲージで練習器具が手元に戻っていないトラブルを乗り越え、国内復帰戦で今季6勝目を狙う。今季日本ツアー出場11試合で5勝の西郷が戦線に復帰。「いつも通り全力でプレーしたい。やれることはやってきた」と決意を示した。 5月22日閉幕の「ブリヂストンレディス」で優勝後、6月の「全米女子オープン」からメジャー4試合に参戦した。この間、日本ツアー出場は7月に一時帰国して出た「ニッポンハムレディス」だけ。今週からは再び国内に腰を据える。「エビアン選手権」3位など結果も残した約3カ月の海外遠征から、11日に帰国した。英国へ移動の際に荷物が行方不明になるトラブルに見舞われ、愛用するパットの練習器具を紛失。帰国後、師匠の尾崎将司(75)には「災難だったな。そういう悪い経験も今後に生きる。よくはないけど、しておいてよかったな」と激励された。言葉通り糧にする。今季は残り15試合。「他の選手より突出して試合数が少ないので、結果を求めがちになってしまうと思う。それを意識せず、やるべきことに集中したい」と西郷。5月までの勢いを、再び日本で発揮する。(高橋朝香)
2024年04月27日 06:00
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の木戸愛(めぐみ、34)=フリー=が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの8アンダー、64で首位と1打差2位と好発進した。2012年7月のサマンサタバサレディース以来の通算2勝目なら、ツアー制後で最長となるブランクV記録。師事する尾崎将司(77)の長男・智春氏(52)にキャディーをしてもらい、好スタートにつなげた。蛭田みな美(26)=ユアサ商事=が大会コース記録を更新する63をマークし、9アンダーで単独首位に立った。
最終9番パー5。木戸は残り205ヤードから3ユーティリティーを握った。高く上がった打球は2メートルにピタリとつき、見事なイーグル締め。「(ピンを狙うには)ぎりぎりのクラブだった印象」と振り返るが、初めてキャディーをしてもらった尾崎将の長男・智春氏から「いけるよ」と背中を押され、決断した。
自己ベストタイ64のラウンドに「ショットもパットも良いリズムで回れて、100点満点です」と笑顔で声を弾ませた。シード復帰と、実に12年ぶりの2勝目を目指し、このオフから国内最多ツアー94勝の尾崎将に弟子入り。千葉市内にあるジャンボ邸に月曜日を中心に足を運び、復活を目指し懸命に球を打ち込む。
師匠からは先日、「チャレンジャーなんだから積極的にいけ」と助言を授かり、木戸も「しっかり(体の)前で振り切ることを素振りの時から意識している」と教えを実践。以前に比べ、飛距離も「伸びている実感がある」という。
昨年8月に結婚し、同12月には「キドクラッチ」などの技でプロレスラーとして活躍した父・修さん(享年73)を亡くした。生前はツアーに同行し、誰よりも自身を応援してくれた。心の支えだった父がいない今シーズンの心境を問われると、しばらく沈黙し「強い気持ちを持って頑張ります」と目に涙を浮かべながら、言葉をつないだ。
12年の初優勝は22歳だった。ツアー最長のブランク記録となる11年281日ぶりの優勝へ。「積極的なプレーを、残り2日間もやり抜きたい」と決意。ジャンボ魂を胸に、天国の父に2勝目を報告する。(岩原 正幸)
◆ブランク優勝記録 1988年のツアー制施行後では、2022年樋口久子・三菱電機レディスの金田久美子が11年189日ぶりに挙げた2勝目が最長。木戸が優勝すれば、11年281日ぶりでツアー優勝のブランク最長記録を更新する。
◆木戸 愛(きど・めぐみ)1989年12月26日、神奈川・横須賀市生まれ。34歳。10歳でゴルフを始め、宮城・東北高卒業後の2008年にプロテスト合格。11年に賞金ランク49位で初シードを獲得。12年7月のサマンサタバサレディースで初勝利。23年8月8日、男子プロの神農洋平と結婚。172センチ、56キロ。父は23年12月に死去した元プロレスラーの修さん。
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。第1Rの続きから再開され、日没のため4組11人が競技を終えられなかった。37位から出た佐藤大平が62をマークし、ヤニク・パウル(ドイツ)らに並んで首位に浮上。川村昌弘(30)=JCR Pharmaceuticals=は日没サスペンデッドとなっていた第1Rを4アンダーの6位、引き続きプレーした第2Rは4バーディー、2ボギーの68で回った。
欧州ツアーを主戦場とする川村が、暫定10位の好位置につけた。14番グリーンから第1Rを再開し、22ホール少々を回った一日に「終盤は疲れた。良くもなかったけど、悪くもなかった」とさばさばした表情で振り返った。
18年末に欧州ツアーのQT突破後、5年以上同ツアーで戦うパイオニア。直近1年で日本選手が3人も優勝していることに「移動や環境になじめば、日本の選手はゴルフがうまいので驚きはしない」と見解を示す。昨今の円安には「物価はいつも驚く。ご飯とかは安くてクオリティーが高い。そういう意味では日本は最高ですね」と世界中を股にかける“旅人”ならではの視点で話した。
2024年04月27日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーと日本ツアーの共催大会。第1Rの続きから再開され、日没のため4組11人が競技を終えられなかった。2月末からのアジアンツアー「ニュージーランド・オープン」でプロ初優勝を果たした幡地隆寛(30)=ディライトワークス=は第1R後半の8番から再開し、同Rは2オーバーの130位の出遅れ。第2Rは8バーディー、1ボギーの63で回り、暫定で17位に浮上する猛チャージをかけた。37位から出た佐藤大平が62をマークし、ヤニク・パウル(ドイツ)らに並んで首位に浮上した。
これが世界で戦う幡地のゴルフだ。順延から再開された第1R終了後、次の18ホールは63の大爆発で、130位の大出遅れから17位に急浮上。2月末からのアジアンツアー・ニュージーランドオープンを制した力は伊達じゃなかった。
昨季ツアー4位の平均309ヤードを誇る飛ばし屋。だが、この日はパターがさえた。「去年の秋に変えて、自信を持ってパッティングできるようになった」と、特注でセンターシャフトにしたスコッティキャメロンの「ファントムX」を武器に3番から圧巻の5連続。4番は20ヤードからのお見事チップインだったが、それ以外は3〜5メートルをきっちり沈めた。
ツアー唯一の日欧共催。元々海外志向が強い幡地の頭の中には、岡山・作陽高の後輩が開拓した欧州経由、米国行きの“久常ルート”もちらりと浮かぶ。ジュニア時代は米国での試合に出場し「コースの広さや難しさ、本当に何も歯が立たなかった」。22年には米下部ツアーのQTに出場するも出場権を得られず、「アメリカには悔しい思い出しかないので、やっぱりそこに挑戦したい」と力が込めた。
猛チャージで週末は面白い位置に飛び込んだとはいえ、首位とは5打差。「(優勝を)意識してもしょうがないんで、まずは明日も良いゴルフをできるように」。2日連続の大爆発で、夢につなげる欧州制覇を狙う。
◆幡地隆寛(はたぢ・たかひろ)1993年6月30日生まれ。広島県三原市出身。10歳からゴルフを始め、ゴルフ部のある岡山県作陽高に進学。同校の後輩には渋野日向子や久常涼らがいる。東北福祉大4年の15年には関東学生選手権を制し、同年12月にプロ転向。20〜21年シーズンには平均飛距離ツアー1位の313ヤードを記録した。188センチ、98キロ。
2024年04月26日 19:09
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
37位で出たツアー未勝利の佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギーで、この日のベストスコア62をマークし、通算10アンダーで暫定トップに立った。
2024年04月26日 19:08
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
2週連続優勝中の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は5バーディー、2ボギーの69で、3アンダーで首位と6打差の25位で発進した。
国内ツアーでの3週連続優勝は2007年の全美貞(韓国)、19年の鈴木愛の2人だけ。初優勝から3週連続Vなら史上初の快挙となる。この日は前半に3バーディーと快調にスコアを伸ばしたが、後半に入り12、14番とボギー。それでも終盤に15番パー5でバーディーを取り、最終18番パー3は2メートルを沈めてバーディー。「前半はすごく良かったが、後半はミスパットもあってもったいなかった」と振り返った。
それでも、最後は良い形で締めくくり「明日につながるかと思います」と気持ちは前向き。残り2日へ「トップも伸びていて、全体的にスコアが出ている。自分もそういう(伸ばす)チャンスがあると思うので、明日いいスコアで回れるように頑張りたい」と視線を上げた。
2024年04月26日 18:41
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(26日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、日没のためサスペンデッドで11人がホールアウトできなかった。3打差の37位から出た佐藤大平(クリヤマホールディングス)が9バーディー、1ボギー、62をマークし、通算10アンダーで暫定首位タイに浮上。サム・ベアストー(英国)、セバスティアン・ソーデルベリ(スウェーデン)、ヤニク・パウル(ドイツ)とともにトップに立った。
首位からスタートした吉田泰基(東広野GC)は15ホールを終え、8アンダーの5位。昨季日本ツアー賞金王で、今季欧州1勝の中島啓太(フリー)、川村昌弘(JCR Pharmaceuticals)はともに68で、6アンダーの12位から逆転を狙う。開幕戦を制した金谷拓実(Yogibo)は5アンダーの19位。蟬川泰果(アース製薬)は3アンダーで50位。
アマチュアの中野麟太朗(早大)は71と落とし、1アンダーの81位。石川遼(カシオ)は3オーバーの138位で予選落ちが確実となった。27日午前6時20分から競技再開が予定されている。
2024年04月26日 17:17
「男子ゴルフ、ISPSハンダ欧州・日本トーナメント・第2日」(26日、太平洋C御殿場C=パー70)
欧州ツアーを主戦場とする川村昌弘(30)=JCR Pharmaceuticals=が、日没サスペンデッドとなっていた第1Rを4アンダーの6位。引き続きプレーした第2Rは4バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーで暫定10位付近につけた。
午前6時半からの競技再開に、「なんせ朝が早くて眠たかった」。1日22ホールと少々をラウンドする長丁場で、第2Rは伸ばし切れなかっただけに「何も良くなかったけど、めちゃくちゃ悪くもなかったので。終盤は疲れてアイアンもピンに絡まなかった」と話した。
2018年の欧州ツアーQT突破後、同ツアーのシードを6季連続で維持。年間20試合以上を戦う中でも母国開催は年に1度で、ファンにとってはプレーする姿を見られる貴重な機会。「日本で応援してくれる人にとっては、もう渾身(こんしん)の試合。自分も本当に祈る気持ちで『ここだけは頼むぞ』という感じなので」と普段よりもプレッシャーが掛かる一戦で、まずは上位で予選を通過できたことにホッとした表情を浮かべた。
ここ1年は欧州ツアーでの日本選手の活躍も目立つ。昨年9月のフランス・オープンを制した久常涼や星野陸也、中島啓太が勝利を挙げた。ただ、先に長く同ツアーでプレーする川村は「移動とか環境になじめば、日本の選手はゴルフがうまい。全然驚きはしないですし、『普通にそうだよね』という感覚です」と後輩たちの活躍を見ている。
ただ、海外で活躍するには必要なことがあるという。ひとつは世界のコースへの対応力。「国が変わるとコースが変わる。日本だったら(コースの特色に大きな差があるのは)北海道と沖縄くらいかなと思うんですけど」。
もうひとつは「ゴルフ以外のことに“グッと”来ちゃうと難しい」。食事や生活面など、コース以外での対応力が必要なのだという。「好き嫌いがある子だったら(食事を)探すのも大変だと思う。自分は楽しめてますけど。若いうちに来れば楽しいと思いますよ」とひょうひょうとした表情で語る。
実際、3月のヒーロー・インド・オープンを制した中島啓太は、世界で戦うためにゴルフ以外にも努力と苦労を重ねていた。今週もDPワールドツアーのテレビインタビューには通訳を介さず答えているが、「自分でやっていかないといけないところ」と、さも当然な表情。優勝したインドの大会期間中には「毎晩お腹を壊した」と体重を3キロ落としたが、「でもちゃんと食事は取っていたんですよ」と体力を必死に維持しているようだった。
世界での戦いには過酷な側面があることは間違いない。それでも、欧州で優勝した3人は「楽しめてると思いますよ」と川村は見る。「やっぱりあとはゴルフするだけになっちゃえば、みんなゴルフはうまい」と本領を発揮できているからこそ、後輩たちの勝利にはおどろかなかったわけだ。
2024年04月26日 17:03
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、6位発進だった川村昌弘は4バーディー、2ボギーの68で回り、通算6アンダーでホールアウトした。
2024年04月26日 16:43
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
第1ラウンドが終了し、ツアー1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの63で単独首位を決めた。自己ベストを2打更新し、大会コース記録も塗り替えた。木戸愛(めぐみ、フリー)が1打差2位で追いかける。
22日の全米女子オープン予選を首位で突破した尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)、初優勝を目指す天本ハルカ(フリー)が66で回り、3位につけている。河本結(リコー)ら4人が67で5位。
ツアー史上初の初優勝から3週連続Vを目指す竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は69で25位からのスタートとなった。連覇を狙う穴井詩(らら、ゴルフ5)は35位。
2024年04月26日 16:06
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の蛭田みな美(ユアサ商事)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの9アンダー、63で単独首位でホールアウトした。約1時間前にプレーを終えた木戸愛(フリー)の64の大会コース記録を塗り替えるともに、自己ベストも2打更新した。
2つ伸ばして迎えた9番パー5で7ウッドの第2打を2メートルに運んでイーグルを奪うと、後半も5バーディー。「下からのラインに多くついてくれた。これまで(の最少が)7アンダーだったので、うれしい」と喜んだ。
今季はアクサレディス宮崎で4位、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで3位と好成績がある一方、ここ2戦続けて予選落ちを喫していた。「ドライバーのフェースに傷がついていて、先週終わってからヘッドを交換した」。新しいヘッドで安定性が増したという。以前のものは、昨年ツアー初制覇したCATレディースでも使用していたため「優勝したヘッドだから、なかなか替えられなかった。情があって…」と苦笑い。今週勝てば、新ヘッドのドライバーが大事な一本となるため「(2勝目へ)頑張ります!」と意気込んでいた。
2024年04月26日 15:56
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、142位発進だった石川遼(カシオ)は6バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの70と伸ばせず通算3オーバーでホールアウトし、予選落ちが確実となった。「スコア直結のミスが多かった。スイングのブレが、許容範囲に収まっていなかった」と振り返った。
第1R終了時点でカットラインを4打下回っており、バーディーを先行させたい展開。前半11番でドライバーショットを右林に入れ、4オン2パットのダブルボギーを喫してつまずいた。12番で5メートルのパーパットをねじ込み耐え、13番パー3では2メートル半のチャンスをものにする場面もあったが、総じてアイアンショットの精度を欠いた2日間だった。
「序盤からアイアンの距離感が合わせられなかった。左につかまり気味でオーバーというのが多かった」と反省点を挙げ、「今週はショートアイアンで全くチャンスを作れなかった。ピッチングで打ったショットが何回かグリーンを外れたくらい、かなり悪かった。アイアンがしっかり幅に収まってくるようにしないと」と課題を口にした。
2024年04月26日 15:10
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第2日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、130位発進だった幡地(はたぢ)隆寛が5連続を含む8バーディー、1ボギーの63をマークし通算5アンダーとし、大きく順位を上げ、決勝R進出を決めた。
2024年04月26日 14:16
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第1日(26日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー1勝の木戸愛(めぐみ、フリー)が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの8アンダー、64で単独首位でホールアウトした。64ストロークは、19年の鈴木愛、イ・ミニョン(韓国)の65を1打更新する大会コースレコードとなった。
10番から出ると、前半に4バーディー。さらに2つ伸ばして迎えた9番パー5で残り205ヤードから3ユーティリティーでピン2メートルにつけ、イーグル締めした。「ショットもパッティングもいいリズムでできた。100点満点です」と声を弾ませた。
このオフから、国内最多ツアー94勝の尾崎将司に弟子入り。先日は師匠のジャンボから「積極的に。チャレンジャーなんだから」と言われたそうで、「しっかり振ることを大事にして」飛距離の伸びも実感しているという。
今季は最終予選会6位の資格で、前半戦の出場権を持つ。「浜野GCは好きなコース。(残り2日へ)今日やれた積極的なプレーを、残り2日間もやり抜きたい」と12年ぶりVに向け、言葉に力を込めた。
2024年04月26日 11:47
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第1日(25日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第1ラウンドが行われ、西郷真央(島津製作所)が2バーディー、2ボギーの71で回り、首位と7打差で日本勢最上位の37位スタートとなった。中継局のWOWOWの取材に応じ、「前半は思ったようなプレーができたが、後半はショットのミスでスコアを落としてしまい、もったいなかった」と振り返った。
5番でバーディー先行とし、7番でも伸ばした。だが9番でスコアを落とすと、耐える展開となった。「前半の最後にティーショットのミスで、流れが止まってしまった。その中でも最低限のスコアでは回れた」とコメント。ポアナ芝に対しては「ショットはすごく対応できていた」と納得した表情を見せた。
第2ラウンドはトップスタートとなる。風やグリーンがこの日よりいい状態でプレーできることが予想される。「朝イチで(コース)コンディションと自分の感覚が一致できるように、早めにコースにアジャストできるようにしたい」と上位浮上へ意気込んだ。
2024年04月26日 11:19
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 第1日(25日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
第1ラウンドが終了し、西郷真央(島津製作所)が2バーディー、2ボギーの71で回り、首位と7打差で日本勢最上位の37位スタートとなった。吉田優利(エプソン)は72で60位につけている。
2年前に同コースで米ツアー6勝目を挙げた畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は73で82位。古江彩佳(富士通)と渋野日向子(サントリー)は74の99位。稲見萌寧(Rakuten)は76をたたき、128位と出遅れた。
グレース・キム(オーストラリア)が64をマークし、単独首位に立っている。出場5試合連続優勝中のネリー・コルダ(米国)は出場していない。