2023年03月26日 17:52
今シーズンがどのような結果に終わろうと、リバプールは夏の動きが注目される。 2015−16シーズン途中にユルゲン・クロップ監督が就任して以降、リバプールは翌シーズンからプレミアリーグでトップ4の座を確かにしてきた。だが、今季はすでに8敗を喫して6位につけている。 消化試合数の違いもあり、リバプールはまだ来季のチャンピオンズリーグ出場権を競っているところだ。だが、今季を受け、夏のチーム改革が注目されているのは変わらない。 補強をする上で常に魅力的なのは、フリーで獲得できる選手だ。『CAUGHTOFFSIDE』は3月25日、リバプールのターゲットになるフリーの9選手をピックアップ。今季でフランクフルトとの契約が満了となる鎌田大地もチョイスした。 同メディアは鎌田について、「中盤からダイレクトに攻撃しようとする傾向から、クロップが日本代表に関心を寄せた理由は完全に理解できる」と評している。 なお、そのほかにCAUGHTOFFSIDEが取り上げたのは、以下の選手たちだ。●エヌゴロ・カンテ(チェルシー) 「このリストでおそらく最も可能性がない。大きな負傷から戻ってきたところで、年齢からもクラブを熱狂させることはないだろう」●ユーリ・ティーレマンス(レスター) 「素晴らしい選手。リバプール中盤にダイナミックな補強となる」●ウセム・アウアー(リヨン) 「以前アーセナル移籍が噂され、マンチェスター・ユナイテッドとも噂されている。彼の未来はいずれにしても現クラブにはないだろう」●アドリアン・ラビオ(ユベントス) 「ユベントスの様々な問題から、移籍以外の選択肢はないかもしれない。まだ27歳、この経験豊富な選手にはまだまだ先がある」●マフムード・ダフード(ドルトムント) 「ドルトムントで好調、クロップが以前注目していたと言われる選手。だが、クロップのかつての雇い主はアプローチを歓迎するだろうか」●エバン・エヌディカ(フランクフルト) 「多くの欧州トップクラブが関心を寄せている様子のCB。フィルジル・ファン・ダイクが以前のようでなく、代役のCBが期待されるほど成功していないだけに、クロップが別の選手を狙うのは確かだ」●マルコ・アセンシオ(レアル・マドリー) 「カルロ・アンチェロッティ監督しか知らない理由で出場機会に恵まれず。その左足は絶対だ」●ダニ・セバジョス(レアル・マドリー) 「アーセナルでのレンタル期間に印象を残したもうひとりのレアル・マドリー所属選手。中盤でフィジカルとスキルをもたらす。かつてクロップがレンタルで獲得を狙った選手だ」構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】「うますぎやろ」「天才か」とファン驚愕!エリア外から右足ダイレクトで決めた鎌田の衝撃ゴラッソ
2024年03月29日 05:55
ラ・リーガは3月28日、3月の月間ベストプレーを発表。久保建英が絡んだレアル・ソシエダのゴ―ルが選出された。
受賞したのは、3月15日に行なわれたラ・リーガ第29節のカディス戦(2−0)でミケル・メリーノが決めた先制点だ。
28分、コーナーキックのキッカーを担当した久保は、相手の守備陣形が整う前にクイックリスタート。これをニアサイドで受けたミケル・オジャルサバルがヒールで流し、メリーノが右足で豪快なシュートを叩き込んだ。
【動画】久保が意表を突くCK!ラ・リーガ3月の月間最優秀プレー
ラ・リーガは、「レアル・ソシエダの選手たちは、カディスの守備陣の不意を突いたコーナーキックからの素晴らしいアクションで表彰を受けた」と紹介している。
久保らしいクレバーなプレーが、秀逸な連係弾を呼び込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:46
パリ五輪での活躍が期待されるシント=トロイデンのMF山本理仁が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。知られざるエピソードが明らかになった。
番組の冒頭、内田氏が「僕が引退して(日本サッカー協会の)ロールモデルコーチに就かせてもらって、(山本ら)一番初めの世代の選手たちがいまパリのオリンピック世代になった」と2人の関係を明かす。
山本が「U-20のミーティングで、(内田氏が)VARを作ってきたの、覚えてます? この(番組)セットを使って」と話すと、内田氏は思い出したようにこの説明した。
「5年後、(U-20の選手たちが)海外に移籍して、ワールドカップのメンバー発表をこのセットで私がしてます。5年後、そうなってほしいというのを見せた」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名SBが「理仁はどこのチームに入れてたっけ?」と尋ねると、22歳の俊英は「トッテナムです。めちゃくちゃ覚えてます(笑)」と返した。
「5年後にトッテナムに入ってくれるように。当時20歳ぐらい?グッと伸びて行ってほしい、海外に羽ばたいてほしいと言っていた」
現在はベルギーに研鑽を積む山本。パリ五輪での活躍次第では、一気にステップアップする可能性もなくはないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:30
DAZNの公式YouTubeチャンネルで公開された「リーグ・アンメディアツアー|モナコ潜入編」で、日本代表MFの南野拓実が、所属するモナコについて語っている。
昨季にリバプールからモナコへ加わった南野は、2シーズン目を迎えたチームについて次のように話す。
「サポーターたちは3位以内じゃないと納得しないですし、ビッグクラブ以外との対戦では負けたらダメだという雰囲気がチーム内外に漂います。強豪ならではの勝たなければいけないプレッシャーを感じますね」
【動画】モナコの魅力を紹介!南野拓実のインタビュー
さらに29歳のアタッカーは「15歳か16歳のときに2週間、ここで練習参加したんですよ」と、セレッソ大阪のアカデミー時代にモナコを訪れた過去を明かした。
「その時から自分の中で、いつか行ってみたいクラブだなと思っていました。だからこそ、縁があって今ここでプレーできているのは幸せです。街も最高ですし、言うことないですね」
願いが叶った29歳のアタッカーは、充実した日々を送っているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:14
今夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は加入当初、イングランドではほぼ無名の30歳だったため、懐疑的な見方もあった。
2024年03月29日 05:00
鹿島アントラーズのFWチャヴリッチが、クラブの公式YouTubeチャンネルに出演。ファンからの質問に回答した。
【動画】鹿島チャヴリッチがファンからの質問に回答!
母国のセルビア、ベルギー、デンマーク、スロバキアのクラブを渡り歩いてきたチャヴリッチは、今季から鹿島でプレー。ここまで4試合で2得点をマークしている。
そんな28歳は、欧州以外で初めてプレーする日本で「生活するうえで驚いたこと」という質問に、こう答える。
「もう完璧にすべてが違うことに驚いています。日本の人たちは、ものすごく温かい人が多いです。ヨーロッパと比べたら…。比べるものでもないかもしれないですけど、温かい人たちが多いです。それ以外に食べ物も好きです。また、トレーニングに取り組む態度だったり、姿勢も含めて色々と良い意味で驚かされることが多いですね」
日本食もさっそく気に入っているようだ。「日本の好きな食べ物は?」という質問にはこう答えている。
「全部。本当に何を食べてもおいしくて、寿司も元々好きでしたし、ヨーロッパでも食べていましたけど、寿司やすき焼きは一番好きですね。来る前から日本食に対して困ることはないと確信していました。実際に来てみたら、全てがおいしいです。全部好きです」
鹿島への加入を「正しい決断をした」と語る29歳のアタッカーは、私生活でも日本に好印象を抱いているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 00:00
サッカー選手の寿命は長くなっており、現在では30代になってもトップレベルのパフォーマンスを継続できる者が増えている。
今回は『Whscored』のデータから、「30代のセンターバックの中で最も今季レーティングが高い5名」をランキング化した。ジェームズ・タルコフスキ
現所属:エヴァートン
国籍:イングランド
年齢:31歳
Whoscoredのレーティング:7.07点
勝点が剥奪されたこともあって苦しい状況になっているエヴァートン。その最終ラインを支えているジェームズ・タルコフスキが平均レーティング7.07点で5位となった。
ここまで28試合に出場するなどそのタフさも素晴らしく、その中で1試合あたり1.5回のショットブロック、1.8回のインターセプト、4.5回のクリアを記録するなど、押される展開の中でも奮闘している。また空中戦でも1試合に3.8回勝利している。フランチェスコ・アチェルビ
現所属:インテル
国籍:イタリア
年齢:36歳
Whoscoredのレーティング:7.10点
若手のバストーニがブレイクするなか、36歳のベテランとなったフランチェスコ・アチェルビも今季は良い記録を残している。ここまでプレーしたのは20試合にとどまっているが、守備面だけではなく攻撃面でも良いスタッツが残っている。
目立った数字はそれほどないものの、パス数や成功数はこのトップ5の中で2番目に多く、ロングボールも1試合平均3.6回を送っている。ステファン・デ・フライ
現所属:インテル
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.11点
アチェルビとともにインテルのオランダ人DFステファン・デ・フライもランクイン。ここまでの出場は14試合に留まっており、1188分しかプレーしていないものの、平均レーティングでは7.11を記録している。
スタッツにおいてはアチェルビ以上に目立ったポイントはないものの、強さを見せているインテルの最終ラインで安定したパフォーマンスを見せる。ダニーロ
現所属:ユヴェントス
国籍:ブラジル
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.12点
かつてはサイドバックとしてプレーしていたものの、ユヴェントスでセンターバックにコンバートされたダニーロ。現在はキャプテンマークを巻いて多くの試合に出場している。
19試合でプレーして平均レーティングは7.12。パスの点では1試合平均0.9本のキーパスを出しているほか、平均タックル勝利数が2.3回、平均タックル数も2.8回と極めて素晴らしい数字を記録している。フィルヒル・ファン・ダイク
現所属:リヴァプール
国籍:オランダ
年齢:32歳
Whoscoredのレーティング:7.30点
続け遠藤航!30代でプレミアリーグに「初挑戦」し活躍した5名
30代のセンターバックとしては最も高い平均レーティングを記録したのはフィルヒル・ファン・ダイク。32歳で26試合に出場し、総プレー時間は2278分。
スタッツの中ではもっとも目立つのが空中戦勝利数で、1試合平均4.3回。これはトップ5の5人のうち最高で、30代のセンターバックとしては世界4位の数字となっている。
2024年03月28日 23:52
ミランに所属しているフランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、今シーズン限りで“ロッソネロ”のユニフォームを脱ぐ決断を下すのだろうか。
母国のモンペリエで得点を量産し、アーセナルやチェルシーなどプレミアリーグを舞台に活躍したジルーは、2021年夏にミランへ完全移籍した。加入直後からセンターフォワードの軸に君臨し、若き才能が数多く集まっていた当時のミランにおいては、ベテランとしても影響力を与えた。加入初年度は公式戦38試合の出場で14ゴール4アシストをマーク。セリエAに限定しても29試合出場11ゴール4アシストを記録し、クラブにとって11シーズンぶりとなる“スクデット”に大きく貢献した。
翌シーズンも最前線で存在感を放ち、公式戦47試合の出場で18ゴール7アシストを記録。チャンピオンズリーグでは全12試合のピッチに立って5ゴール2アシストを記録し、ベスト4入りに貢献していた。クラブとの契約を1年延長して迎えた今シーズンは、ここまで公式戦36試合に出場し、14ゴール9アシストを記録。37歳となった現在もパフォーマンスに衰えは見られず、フランス代表でも中心選手として活躍している。
そんなジルーは今月に入ると、イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のメディアによって、今季限りで満了を迎えるミランとの契約を更新しない可能性が報じられた。『スカイ・イタリア』も「6月限りでミランに別れを告げる可能性は非常に高い」と伝えている。また、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ミランはジルーの後釜として、ボローニャ所属のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー、ライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ、フェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスらに関心を示しているという。
このような状況の中、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が27日、ジルーの去就に言及。MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFCが、ジルーの完全移籍加入について選手側と口頭合意に達したと報じた。
ロサンゼルスFC側は昨年10月よりジルーに関心を示しており、今週に入って初めて具体的な動きを見せたとのこと。前述の通り、ミランとジルーの契約は今季限りで満了を迎えるため、移籍金は発生しない。契約期間は2025年12月までの約1年半となる見込みだ。
なお、現在のロサンゼルスFCには、ともにFIFAワールドカップカタール2022を戦った元フランス代表GKウーゴ・ロリスが在籍している。昨季までは元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ、元メキシコ代表FWカルロス・ベラ、一昨シーズンまでは元ウェールズ代表FWガレス・ベイルが所属していたことも記憶に新しい。現在のチームは将来が嘱望される若手選手も多く、ジルーの加入が彼らの成長の手助けとなることも期待される。
また、『スカイ・イタリア』もジルーのMLS行きが濃厚であることを報じている。一方で、サウジアラビアの複数クラブもジルーの獲得を諦めておらず、ここから“追い上げ”を見せる可能性もあると示唆。いずれにせよ、ミランに残留する可能性は低くなってきた。
今夏にはEURO2024の開催が控えており、ジルーは同大会をもってフランス代表を引退する可能性も取り沙汰されている。果たして、ジルーのヨーロッパでのキャリアは今季限りで終焉を迎えるのだろうか。
2024年03月28日 23:40
チェルシーは今季のリーグ戦11位と失意のシーズンを送っている。
2024年03月28日 23:30
国際親善試合で対戦したスペイン代表とブラジル代表の一戦は、大きな盛り上がりを見せ、両チーム3点を奪い合い、3-3で幕を閉じた。
レアル・マドリードの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウで行われたこの試合。スタジアムを大いに沸かせたのは2人の若者だった。スペイン代表の右サイドでスタメン出場したラミン・ヤマルと後半から出場したブラジル代表FWエンドリックだ。2人は16歳と17歳であるが、ヤマルはこの試合1アシストとPK獲得、エンドリックは1ゴールを決め、2試合連続ゴールをマークした。
バルセロナでプレイするヤマルとレアル・マドリードに内定しているエンドリックの2人が躍動したこともあり、英『Daily Mail』はこの2つのクラブの顔であり、激しいバトルを繰り広げてきたリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人に姿を重ね、「またしても、時代を超えたライバル関係を築こうとしている。このスター選手たちがレアル・マドリードとバルセロナの運命を形作る」と綴った。
エンドリックは2006-07シーズンの直前に生まれ、ヤマルはその約1年後に生まれた。ロナウドが2009年にレアル・マドリードにやってきてから、メッシVSロナウドのライバル関係が構築されていったため、2人が生まれて間も無くして世界最高のサッカー選手2人による長い戦いが始まったのだ。そして時を経て、2人の逸材がそのライバル関係を再び構築しようとしている。同メディアは、エンドリックが18歳になった7月にレアルに合流するため、2人のスター選手が相見える来シーズンからの期待も伝えている。
「2人は大胆不敵で、スペイン2大クラブの運命を左右するライバル関係に乗り出そうとしている。マドリードとバルセロナは長い間、ロナウドとメッシを意味していた。来季はエンドリックとヤマルの対戦となるだろう」
メッシ、ロナウド共にヨーロッパを離れてしまったが、再びバルセロナとレアル・マドリードの間に新たなスター選手同士のライバル関係が生まれようとしている。ヤマルとエンドリックがサンティアゴ・ベルナベウを沸かせたあの試合は、ここから長く続くライバル関係の序章だったのかもしれない。
2024年03月28日 23:00
ブラジル代表(0-1)、ベルギー代表(2-2)との親善試合を行ったイングランド代表。EURO2024のメンバー入りに向けた重要なアピールの場であったが、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードはそのチャンスを十分に掴むことができなかった。
長らくガレス・サウスゲイト監督が率いるイングランド代表の中心メンバーの1人であったラッシュフォード。今シーズンは昨シーズンに比べ、パフォーマンスを落としていたが、今回の代表には選ばれていた。しかし、出場したのは初戦のブラジル戦のみで、75分からの出場だった。
続くベルギー戦では出場がなかったため、およそ15分の出場のみで終わってしまったラッシュフォードだったが、サウスゲイト監督はベルギー戦で起用しなかった理由について、今回初招集でインパクトを残したニューカッスルのFWアンソニー・ゴードンを見たかったためだと語った。
ベルギー戦で起用しなかったのはラッシュフォードが怪我をしていたからなのかと、聞かれたサウスゲイトは「いいえ、アンソニー・ゴードンをもう一度見たかったからだ」と語った。さらに続けて、「彼は初戦で素晴らしいインパクトを残したと思うし、(ジェイムス・)マディソンがあのエリアに入ってくれば、少しは状況が開けると思ったんだ」と語った。
ゴードンは初戦でスタメン出場を飾り、75分までプレイすると、ベルギー戦では80分から出場した。この2戦で大きなインパクトを残した選手の1人であり、現地メディアでもEUROのメンバー入りに向けたいいアピールになったと称賛されている。
左ウイングにはラッシュフォードの他にも今回は怪我で召集されなかったジャック・グリーリッシュもいる。この2人はこれまでイングランドの中心的な選手だったが、ゴードンが結果を残したことで、序列は変わりつつあるかもしれない。
ラッシュフォードやグリーリッシュといえどもEUROのメンバー入りは確実ではない状況になっている。ゴードンはこの2戦でもインパクトを残したが、再び代表でのポジションも確立させるためには、ラッシュフォードもグリーリッシュも所属先のクラブで結果を残すことが求められる。
2024年03月28日 23:00
元日本代表の城彰二が自身のYouTube(『Joチャンネル』)でレアル・マドリーの聖地サンティアゴ・ベルナベウの秘密を明かした。
26日に公開した動画でスペインのバジャドリー時代を振り返った城。大部分はカンプノウで対戦したバルセロナ戦についてだったが、最後にサンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリー戦についても言及した。
試合は2000年5月18日のリーガ最終節。当時のレアルは“銀河系軍団”と呼ばれる前だったが、それでもカシージャス、イエロ、ロベルト・カルロス、グティ、ラウール、モリエンテスなどそうそうたるメンバーを擁するスター軍団だった。
城はその相手に先発出場。バジャドリーは前半にビクトルが得点をきめ、敵地で1-0と勝利している。 レアル・マドリーの先発:カシージャス、イバン・カンポ、エルゲラ、カランカ、ミチェル・サルガド、ロベルト・カルロス、レドンド、マクマナマン、サビオ、ラウール、アネルカ
両チームの力関係を考えれば歴史的な勝利といえるが、城にとってはほろ苦い思い出となった。
カンプノウでのバルセロナ戦はチームが大敗ながら「それなりにやれた」と語っていたが、このレアル戦はチームは勝ったものの「全く活躍できなかった」という。
その理由の一つがピッチにあったようだ。
「レアル戦は裏(話)があって。ベルナベウってさ。グラウンドの真ん中が一番高くなってて端っこが斜めになってるの。山みたくなってるの、(そういう)作りになってるの。なんか立ってて気持ち悪いな、動いてて気持ち悪いなと思って」
城によればピッチがまっ平ではなく中央からベンチ側に向かって斜めになっていたのだとか。実際、試合が終わった後に関係者に聞いてみたところ「水が溜まらないように斜めになっている」という話を聞いたのだという。
このことで「感覚がおかしくなってしまった」という城は、72分に途中交代。シーズン終了後にバジャドリーを退団し横浜F・マリノスに復帰することになったため結果的にこれがスペインでの最後の試合となった。
サッカーファンが「ヨーロッパの旅で訪れるべき13のスタジアム」
当時を懐かしみながら語った城は、動画の最後に「(スタジアムに)観光に行った人はぜひ見に行ってほしい。(ピッチが斜めになっているのは)今でもたぶん変わってないと思う」と呼び掛けていた。
2024年03月28日 22:30
リヴァプールはフランクフルトに所属するエジプト代表FWオマル・マルムシュ(25)の獲得に興味を持っているようだ。
2024年03月28日 22:30
昨夏にチェルシーからACミランに移籍を果たしたアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチはここまで充実したシーズンを送っている。
チェルシーに加入した1年目の2019-20シーズンこそ、公式戦11ゴール10アシストを記録したプリシッチだったが、その後は怪我の影響などもあり、徐々に存在感は薄くなっていった。
再起を誓って移籍を決断した今シーズン、ここまで公式戦39試合に出場し、12ゴール8アシストをマークしている。再び輝きを取り戻した同選手は、米『Fox Sports』のインタービューでイタリアでの新生活を振り返っている。
「こっちのライフスタイルは、間違いなくロンドンとは違う。すべてが少しゆっくりに感じられるんだ。明らかに天気が良くなったし、それは私にとって大きな変化だった。私がロンドンにいたときは、すべてが時速160マイルのような速さで動いていた。そしてフットボール文化はクレイジーだった。ここでは私もゲームから離れて、ライフスタイル、文化、食べ物を楽しむことができた。とても気に入っているよ」
さらにプリシッチは指揮官のステファノ・ピオリ監督に対して、感謝の言葉も述べている。
「彼は本当に約束を果たしてくれた。ただプレイすることが分かっているだけでなく、以前から私に本当に話しかけてくれて、本当に来てほしいと思ってくれていた人がいたということなんだ。彼は私に、私が知っている最善の方法で、自分らしくプレイする機会を与えてくれた。そして、チームにとってベストな形で機能している」
イタリアでの生活や、自身のことをよく理解してくれる存在がいることがプリシッチの今シーズンの活躍に繋がっているようだ。昨シーズンが1ゴールに終わってしまったプリシッチにとってACミランへの移籍は大正解だったと言えるだろう。
2024年03月28日 22:03
ヴァンフォーレ甲府は28日、同クラブに所属するMF遠藤光がテゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍することを発表した。両クラブの発表によると、移籍期間は2025年1月31日まで。契約により、期間内に両クラブが対戦する公式戦に出場することはできない。
遠藤は2000年6月5日生まれの現在23歳。三菱養和SCユース、専修大学を経て、2023年に甲府へ入団した。ルーキーイヤーとなった昨シーズンは公式戦での出番は得られず、今季もここまで2024明治安田J2リーグ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ともに出番がなかった。
今回の期限付き移籍の決断を受けて、遠藤は甲府を通してコメントを発表。「この度、テゲバジャーロ宮崎に期限付き移籍することになりました。選手として成長すること、自分を変えたいという思いからこの決断に至りました。ここでの悔しい気持ちを活力に変えて、強い覚悟を持って頑張りたいと思います」と胸の内を明かした。
また、新天地となる宮崎を通しては「テゲバジャーロ宮崎に加入することになりました、遠藤光です。チームのJ3優勝、J2昇格に向けて自分の最大限の力で貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」と意気込んだ。
今シーズン、甲府は2024明治安田J2リーグ第6節終了時点で3勝2分1敗で勝ち点「11」を積み上げ、現在4位につけている。一方、宮崎は2024明治安田J3リーグ第6節を終えた段階で、2分4敗と未勝利が続いており、現在は20位と最下位に沈んでいる。
【ハイライト動画】甲府はJ2最新節で長崎と上位対決
2024年03月28日 22:00
EURO2024に向けた重要なテストマッチとしてブラジル代表、ベルギー代表と試合を行ったイングランド代表。結果は0-1、2-2となり、勝つことはできなかったが、収穫の多い2試合となった。
そんななか、イングランド代表の中心人物となるMFジュード・ベリンガムは先輩であるベテランのMFジョーダン・ヘンダーソンからアドバイスをもらっていると、英『Sky Sports』にて語った。
ベリンガムは。2020年のEUROや2022年のワールドカップなど、あと一歩のところで優勝に届かないイングランド代表の挫折から何かを学んだかと聞かれると、「はい、今もチームに残っている選手の中には、そういう経験をしてきた選手もいると思う。もし望むなら、彼らの痛みから学ぶことができる」と語り、チームメイトのヘンダーソンについて語った。
「私がとても親しくしているヘンドと話すと、彼はこのような良い環境にあるこのチームにいることがどれほど幸運であるかを教えてくれるが、彼が最初にプレイしていたときは少し違っていた。彼は私にとってロールモデルなので、彼の話をよく聞くようにしているんだ。そして彼は私がこのチームに入るのを助けてくれて、その期待と責任を管理する手助けをしてくれた」
ベリンガムは世界最高の選手への階段を着実に登っているが、まだ20歳だ。近くに多くの経験をしてきたヘンダーソンのようなベテランがいるのは心強く、勉強になっているのだろう。
ヘンダーソンは、昨夏にサウジアラビアのアル・イテファクに移籍。今冬にはアヤックスに移籍し欧州に復帰したが、リヴァプール時代の輝きを取り戻せていない。イングランド代表招集に疑問の声も挙がっているが、ベテランとしてチームを支えている。
ヘンダーソンは今回の2試合は出場がなかったが、ベリンガムは2試合ともスタメンに名を連ね、ベルギー戦ではチームを救う同点ゴールを決めている。