2023年03月26日 19:23
明治安田生命J2リーグ第6節が25日と26日に各地で行われた。 前節終了時点で4勝1分、現在4連勝中と最高のスタートを切ったFC町田ゼルビアは、敵地で2連勝中のいわきFCと対戦。試合は前半からいわきが多くのチャンスを作る。後半に入ってもペースを握り、59分には左サイドから仕掛けた杉山伶央のクロスボールに有田稜が頭で反応するも、シュートはクロスバーの上へ。しかし、町田は87分に池田樹雷人の左足ロングフィードから決定機を作る。前線で味方が収めたボールから荒木駿太が左足ダイレクトでクロスボールを送ると、ペナルティエリア中央で黒川淳史がヘディングシュート。ここはGKに阻まれたものの、こぼれ球を自ら押し込んだ。最終的にこのゴールが決勝点となり、苦しみながらも町田が5連勝。首位をキープした。 2連勝中で前節終了時点では4位につけていた東京ヴェルディは、ホームに2連敗中のロアッソ熊本を迎えた。試合は序盤から東京Vが主導権を握ると、16分にゴール前のこぼれ球を深澤大輝が蹴り込み、先制に成功。73分にバスケス・バイロンの左足でのクロスボールから平智広がヘディングシュートを決めると、83分にはセットプレーのこぼれ球を平がボレーシュート。これを山越康平がコースを変えてゴールにねじ込んだ。試合はこのままタイムアップ。3連勝を飾った東京Vは2位まで順位を上げている。 今季ここまで4勝1分と町田と同様に好スタートを切った大分トリニータは、大宮アルディージャのホームに乗り込んだ。試合は立ち上がりの3分、クロスボールのこぼれ球を富山貴光が押し込み、大宮が先手を取る。大宮の1点リードで折り返した後半には、46分にアンジェロッティが3試合連続ゴール。52分に浦上仁騎の追加点で勝負あり。試合はこのままタイムアップを迎え、大分は今季初黒星を喫した。勝利した大宮は2試合ぶりの白星となった。 第6節の試合結果と順位表、そして次節の対戦カードは以下の通り。今節の清水エスパルスvsザスパクサツ群馬、ジュビロ磐田vs栃木SCはJリーグYBCルヴァンカップ開催の関係で、29日に行われる。■第6節結果 ▼3月25日(土) ベガルタ仙台 2−3 ツエーゲン金沢 大宮アルディージャ 3−0 大分トリニータ ジェフユナイテッド千葉 1−1 ファジアーノ岡山 徳島ヴォルティス 0−0 ブラウブリッツ秋田 V・ファーレン長崎 3−2 モンテディオ山形 東京ヴェルディ 3−0 ロアッソ熊本▼3月26日(日) いわきFC 0−1 FC町田ゼルビア レノファ山口FC 0−3 藤枝MYFC 水戸ホーリーホック 2−4 ヴァンフォーレ甲府▼3月29日(水) 19:00 清水エスパルス vs ザスパクサツ群馬 19:00 ジュビロ磐田 vs 栃木SC■J2順位表※()内は勝ち点/得失点差1位 町田(16/+10) 2位 東京V(13/+10) 3位 大分(13/+1) 4位 秋田(12/+3) 5位 甲府(11/+3) 6位 岡山(9/+3) 7位 大宮(9/+1) 8位 藤枝(9/−1) 9位 長崎(8/0) 9位 仙台(8/0) 11位 熊本(7/−1) 12位 いわき(7/−1) 13位 山口(7/−6) 14位 金沢(6/−3) 15位 山形(6/−3) 16位 清水(5/0)※1試合未消化 17位 磐田(5/−1)※1試合未消化 18位 栃木(5/−1)※1試合未消化 19位 群馬(5/−2)※1試合未消化 20位 千葉(5/−3) 21位 水戸(4/−5) 22位 徳島(3/−4)■第7節対戦カード ▼4月1日(土) 13:00 甲府 vs 清水 14:00 仙台 vs 長崎 14:00 秋田 vs 山口 14:00 大分 vs 磐田 15:00 東京V vs 大宮▼4月2日(日) 13:00 熊本 vs 徳島 14:00 山形 vs 水戸 14:00 栃木 vs 群馬 14:00 町田 vs 藤枝 14:00 金沢 vs 千葉 14:00 岡山 vs いわき
2023年05月31日 23:50
チャンピオンズリーグはベスト16でバイエルンに敗れる悔しい結果となったが、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシが今季見せたパフォーマンスは特別なものと言えよう。チームは苦戦しながらもリーグ・アンを制したが、メッシは27日のストラスブール戦でも得点を記録。これで今季パリでは40試合に出場して21ゴール20アシストの成績となり、41のゴールに関与したことになる。 リーグ・アン初挑戦となった昨季はリーグへの適応に少々苦労したところがあり、6ゴール14アシストの成績でフィニッシュしていた。メッシが一桁得点はちょっとした異常事態であり、一部では衰えを指摘する声もあった。ベテランになってから別のリーグへ挑戦するのは難しいとの見方もあっただろう。しかし、今季のメッシはそうした批判に結果で応えてみせた。1年でフランスの環境に適応してくるところは見事で、今季は得点数&アシスト数で昨季を大きく上回った。それも今季はシーズン途中にワールドカップ・カタール大会があり、アルゼンチン代表のエースとしてメッシはチームを優勝へ導いている。疲労は確実に溜まっていたはずだが、パリではそれを感じさせないパフォーマンスを見せてくれた。凄いのは得点数やアシスト数だけではない。今季のメッシは37試合を消化した段階で100回のドリブルを成功させている。これはレンヌFWジェレミー・ドク(89回)、リヨンMFラヤン・チェルキ(78回)ら注目の若手を抑えてリーグ・アン1位の数字である。チームメイトのキリアン・ムバッペでも72回となっていることを考えれば、やはりメッシのドリブルは特別だ。5大リーグ全体で見ても、メッシよりドリブルを決めているのはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール(108回)のみ。35歳を迎えているメッシは若い頃とはトップスピードも違ってきているはずだが、スピードだけに頼らないところにメッシの凄さがある。このドリブルはまだまだ抑えられないだろう。ワールドカップを制するなど充実のシーズンを過ごしたメッシ。今は移籍の話題が注目を集めているが、どの環境でも35歳メッシはまだまだサッカー界を盛り上げてくれることだろう(データは『WhoScored』より)。
2023年05月31日 23:48
今シーズン限りでの退団が決定している元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの後任を必要としているバルセロナとって、バイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒは現実的なオプションであると17日に報じたスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が、バルセロナのキミッヒ獲得は依然可能であると31日に一面トップで報じている。 キミッヒはバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン前監督を解任したことをよく思っていないとされていたが、さらに同クラブがリーグ11連覇を達成した直後のタイミングでオリバー・カーン高経営責任者(CEO)とハサン・サリハミジッチ・スポーツディレクターの解任を発表したことにより不快感を大きくしたと伝えられている。 キミッヒの友人であるロベルト・レヴァンドフスキやドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがバルセロナに溶け込んでいることも好材料で、バルセロナはバイエルンに対しキミッヒへの興味を示すため正式な手続を行うべく、6月の代表ウィークまでに具体的な提案を伝える予定だと同紙は言及している。 そのためにバルセロナはラ・リーガから財務面に関する承認を得る必要があり、キミッヒ獲得のみならず、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを復帰させるためにもラ・リーガを納得させる必要がある。 キミッヒ獲得のオペレーションが現実的だとする理由のひとつが、キミッヒがバルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督の提案を聞きたいと考えており、シャビ監督もキミッヒと打ち合わせを行う意向がある点だという。キミッヒ獲得はバルセロナにとって困難なオペレーションとなるが、来季のチャンピオンズリーグを見据え優先順位の高い案件だと見られている。 そして、キミッヒにとってシャビはアイドルであり尊敬の念を抱いているうえ、すでにバルセロナに所属している友人たちから多くの情報を得られることから、本件は具体的に動きうると同紙は結論づけている。財政的に厳しい状況の中でバルセロナがキミッヒ獲得ができるのか、今後の動向が気になるところだ。
2023年05月31日 23:30
メキシコのリーガMXは29日にプレイオフ決勝2ndレグが行われ、グアダラハラとティグレスが対戦。試合は延長戦の末にティグレスが3−2で勝利を収め、優勝を果たした。このゲームはグアダラハラが先に2点をリードする展開だったのだが、後半より3点を奪ってティグレスが逆転。その口火となる1点目のPKを沈めたのは、長くティグレスでプレイする37歳の元フランス代表FWアンドレ・ピエール・ジニャックである。 2015年よりティグレスでプレイするジニャックは、とにかく一貫性あるパフォーマンスを見せてきた。今季もリーグ戦では得点ランク3位となる20ゴールを記録しているが、メキシコで過ごした8シーズンのうち20ゴールに届かなかったシーズンは3度しかない。ティグレスでは通算338試合で189ゴール46アシストと驚異的な成績を収めており、その勢いは37歳の今も衰える気配がない。年齢的には同じフランス代表でプレイしてきたミランのオリヴィエ・ジルー(36)、レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ(35)と近い世代にあり、ジルーとベンゼマも欧州5大リーグで活躍を続ける鉄人プレイヤーだ。それはジニャックも同じで、とにかく怪我が少ない。今季も筋肉系の故障で3試合を欠場したくらいで、ほとんどフル稼働だ。ジニャック本人もメキシコでの生活をかなり気に入っているようで、チームも今季はリーグ制覇を果たす充実ぶりだ。やや5大リーグを離れるのが早すぎたのではなんて声もあったが、ジニャックにとってメキシコ行きは大正解だったようだ。
2023年05月31日 23:10
フランクフルトMF鎌田大地のミラン入りに関する話題が浮上したことに加え、最近はセリエAを制したナポリがボルシアMG所属DF板倉滉、レアル・ソシエダMF久保建英の獲得に関心があるとの話も出るなど、イタリアで日本人選手の評価が上がっている。
2023年05月31日 23:00
現在多くのスター選手が集まるコンペティションとなったイングランド・プレミアリーグ。その一方で、アカデミー出身の若手がプレーできる枠は少なくなっている。今回は『Squawka』から「プレミアリーグのアカデミーを中退してからブレイクした選手たち」をご紹介する。ハリー・ケイン現所属:トッテナム・ホットスパーアカデミー時代に所属していたクラブ:アーセナル所属していたシーズン:2001〜2002 非常に有名な話の一つであるが、ハリー・ケインは元々トッテナム・ホットスパーのアカデミーでずっと育ってきた選手ではない。彼の家族は全員トッテナムのファンであり、グラウンドからわずか15分の場所に実家があったにもかかわらずだ。8歳の時にアーセナルのアカデミーに加入したものの、わずか1年で放出された。そのときには「ぽっちゃりしていて運動能力が低い」と評価されたという。その後トッテナムのトライアルで落選し、ワトフォードのアカデミーに加入した後に「トッテナムとの練習試合で活躍した」ことで引き抜かれたのだ。ついに愛するクラブに加入できた彼であるが、それでも最初は体も小さく速くもなかったため目立たないMFだったものの、U-15レベルで急激な成長を遂げたとか。デクラン・ライス現所属:ウェストハム・ユナイテッドアカデミー時代に所属していたクラブ:チェルシー所属していたシーズン:2006〜2014ロンドン生まれのデクラン・ライス。少年時代からチェルシーのアカデミーで育ったが、突如14歳で解雇されてしまう。父の証言によれば、デクランはあまりのショックにしばらく引きこもってしまったとのこと。ただその後「チェルシーを見返してやる」と一念発起し、ウェストハムのアカデミーに加入。その決意と粘り腰で急激な成長を遂げ、次年度にはプロ契約を結び、2017年にはトップチームに初選出。それからすぐにレギュラーを奪取した。この経歴もあるため、同じチェルシーのチームメイトとして長年ともに育っていたメイソン・マウントとは幼馴染の親友という間柄である。エリック・ダイアー現所属:トッテナム・ホットスパーアカデミー時代に所属していたクラブ:エヴァートン所属していたシーズン:2011〜2012珍しくポルトガルリーグでデビューした変わり種のイングランド人選手として知られているエリック・ダイアーであるが、実はエヴァートンのアカデミーに所属していたことがある。子供の頃に移住したポルトガルでスポルティングCPのアカデミーの中心選手となったが、2011年にエヴァートンへと移った。16歳のエリック・ダイアーはそこで18ヶ月を過ごし、U-18プレミアリーグの優勝も経験したものの、そのままスポルティングへと戻っていった。そして2012年夏にスポルティングでデビューし、2年後にはトッテナム・ホットスパーに引き抜かれることになった。最終ラインとボランチのあらゆる場所をこなす応用力で非常に重宝される存在に。エベレチ・エゼ現所属:クリスタル・パレスアカデミー時代に所属していたクラブ:アーセナル、フラム所属していたシーズン:2006〜2011今回のインターナショナルマッチウィークでイングランド代表に選出されている24歳のアタッカー。ナイジェリア人の両親の下、ロンドンで生まれた人物だ。彼はアーセナルでサッカー選手を目指したものの13歳で放出され、フラム、レディング、そしてミルウォールのアカデミーに所属したものの、2016年に退団。大学で勉強しながらQPRでデビューした。そして2020年にクリスタル・パレスに引き抜かれ、初のプレミアリーグでレギュラーを奪取。次年度にはイングランド代表に初選出され、さらに今季は38試合で10ゴールを決めるなど大ブレイクを果たした。ジェイドン・サンチョ現所属:マンチェスター・ユナイテッドアカデミー時代に所属していたクラブ:マンチェスター・シティ所属していたシーズン:2015〜2017十分に知られている事実であるため説明の必要もないが、ジェイドン・サンチョはマンチェスター・シティの下部組織で期待された選手である。ロンドンで育ち、ワトフォードのアカデミーでプレーし、リース・ネルソンとは友達で、チェルシーのファンだった。14歳の時にマンチェスター・シティのスカウトを受けてアカデミーに加入したものの、契約の内容でクラブと揉めたことがきっかけで関係がこじれ、2017年夏に喧嘩別れすることに。その後彼はドイツに渡ってボルシア・ドルトムントに加入し、そこで大ブレイク。2021年にマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれている。ジャマル・ムシアラ現所属:バイエルンアカデミー時代に所属していたクラブ:サウサンプトン、チェルシー所属していたシーズン:2010〜2011、2011〜2019サウサンプトンはイングランドでも屈指の育成能力を誇っているクラブだ。そのアカデミーに所属していた経験を持っているのが、ドイツ代表のジャマル・ムシアラだ。7歳でイングランドへと移住した彼はサウサンプトンに加入し、そして1年後にはチェルシーへ。長い間イングランドの年代別代表チームでプレーした後、16歳でドイツへと渡ることを決めた。そして2020年にトップチームで最年少デビュー記録を更新。今季は33試合で12ゴールと中心的な存在に成長し、ワールドカップでもドイツ代表の中心選手となった。ペドロ・ゴンサウヴェス「ポテ」現所属:スポルティングCPアカデミー時代に所属していたクラブ:ウォルヴァーハンプトン所属していたシーズン:2017〜2019現在スポルティングCPで守田英正とともにプレーしている24歳のアタッカー、ペドロ・ゴンサウヴェス。子供の頃はぽっちゃりして小さかったことから「ポテ」と呼ばれるようになった。シャヴェス、ブラガ、バレンシアのユースで活躍したあと、2017年にウォルヴァーハンプトンのアカデミーに移籍。イングランドでもすぐに結果を残したものの、2年後にはホームシックのためにポルトガルに戻ることになった。
2023年05月31日 22:58
バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がスペインのテレビ番組『Gol a Gol』に出演し、同クラブ監督就任後の2年間を振り返った。 シャビ監督が就任して2年目となる今季、バルセロナは4シーズンぶり通算27度目のラ・リーガ制覇を達成した。クラブとの契約延長に向けた交渉が順調か問われた同監督は「イエス」と答え、「遅かれ早かれ、お互いに理解しあえるはずだ。彼らができる限りの努力をしてくれることは承知しているし、何の問題もないだろう」とバルセロナとの将来について自身の考えを明かしている。 また、リーグタイトルを獲得した今シーズンについては「素晴らしいシーズンだった。特に我々がどこから戻ってきたかを考えると。私は2021年11月にバルセロナが9位のタイミングで就任し、チームは半ば憂鬱な状態だった。人々は今季のようなシーズンを求めていたんだ」とクラブの立て直しに成功した今季を評価した。 さらに同クラブを率いて数多くのタイトルを獲得するなど、黄金期を築いた現マンチェスター・C指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督について「ペップ・グアルディオラの姿は、監督として私に重くのしかかっている。それはフェアではないと思う。私が選手だった頃にもあったことだ。誰もが前に進まなければならない」と、4年で14タイトルを獲得した当時と比較されることは公平ではないと述べ、過去に囚われすぎないことが重要だとコメントしている。 加えて「監督というのは、良いことも悪いことも3倍の激しさを抱えて生きている」と監督業の辛さを語り「私はバルサの新聞やスポーツ番組を見ている1人だが、スタッフに対する非常に激しい批判を目にしてきた」と周囲から激しいプレッシャーを受けてきたことを明かした。
2023年05月31日 22:40
フランス1部のパリ・サンジェルマンとキットサプライヤーのNikeは31日、2023-24シーズンで着用する新ホームユニフォームを発表した。今回の新ユニでは左半身に垂直トライプを走らせるデザインが久々に復活している。Paris Saint-Germain 2023-24 Nike Homeパリ・サンジェルマン 2023-24 Nike ホーム ユニフォーム23-24新ホームユニフォームは、以前からの噂通りの片側ストライプデザインが登場。近年のPSGファンには新鮮なスタイルに映るであろうこのストライプは、2000年代前半の一時期で使用したホームキットを想起させる。 グラデーションで消えゆくストライプは、パリの夜に浮かぶスカイライン(建造物の輪郭線)に光が溶け込む様子をイメージしたものだ。背面首元にはフランス国旗のトリコロールを配し、フランスを代表するクラブチームとしての誇りを背負う。過去には4つしかないネイビーカラーの片側ストライプもそうだが、ホームキットに赤いスウッシュ(Nikeロゴ)も実は珍しい。Nikeが初めて手掛けた1989-90シーズンのキットを含め、最初期は赤いスウッシュが定番だった。前述の通り、PSGは過去4つ(2001-02、02-03、03-04、04-05)のネイビーカラーのホームキットで、今回と同じ左ストライプデザインを採用していた。ニコラ・アネルカやロナウジーニョがいた時代だ。今回はその時代以来の復活となる。ちなみに、現在に続くネイビーのホームキットは01-02モデルが原点で、それ以前はもう少し明るいブルーだった。近年のPSGでは異端の片側ストライプだが、かつてホワイトのホームキットを着用していた70年代や80年代では「赤青の片側ストライプ」が定番だった時代もある(白ユニに赤青の左ストライプは19-20シーズンのサードで復活した)。
2023年05月31日 22:37
去就に注目が集まっているパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは来季、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテルマイアミからのレンタルで、バルセロナでプレーすると31日、フランス紙『レキップ』が報じた。
2023年05月31日 22:20
元日本代表MF橋本英郎が、浦和レッズFW興梠慎三の“読み方”を知らなかったと明かした。橋本は27日に行われた京都サンガ対浦和レッズの試合で解説を担当。試合後、視聴者から興梠慎三の発音が独特であることを指摘された。それに対し、橋本は「実はお恥ずかしながら…」と以下のように返信した。実はお恥ずかしながら…興梠選手の読み方をずっと「こおろぎ」やと本気で思ってました(代表では慎三とずっと呼んでいたため)。 本当は「こうろき」やったと、昨日の中継前に知りまして。。。間違えないよう変に意識していたら、つい変な発音に。。これから気をつけます!すみません…!🙇♂️ https://t.co/HfOhxSoRYW
— 橋本英郎 (@hideohashi1979) May 28, 2023興梠慎三の正しい読みは「こおろき・しんぞう」だが、橋本はずっと「こおろぎ」だと思っていたようだ。二人は同じクラブでプレーしたことはないものの、橋本は2007年〜2010年に、興梠は2008年〜2017年に日本代表に選ばれており、代表チームでは一緒にプレーした経験がある。ただ代表では「慎三」と下の名前で呼んでいたため、その間違いに気付かなかったという。中継前にこの事実を知り、意識してしまったことで変な発音になってしまったようだ。44歳にして新たな事実を知った橋本は「これから気をつけます!すみません…!」と戒めていた。
2023年05月31日 22:13
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)により延期されていた、明治安田生命J1リーグ第11節が31日に行われ、浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦した。 前節終了時点で6位に付ける浦和が、4位の広島をホームで迎えた上位対決は、序盤から激しい攻防が展開される。7分には、右サイドからの大きなサイドチェンジでボールを受けた広島の東俊希が、ハーフライン付近からドリブルで駆け上がりアーリークロスを供給。松本泰志がニアサイドで合わせるが惜しくも枠を外れてしまう。 31分にもCKの流れから茶島雄介がクロスを上げると、ボックス内で広島DF荒木隼人と浦和DFアレクサンダー・ショルツが競り合い、セカンドボールがナッシム・ベンカリファへと渡る。しかし、シュートはミートせず浦和のGK西川周作が左手で弾き出した。 両チームともにネットを揺らせない前半だったが、後半序盤にスコアが動く。左サイドで縦パスを受けたドウグラス・ヴィエイラが、相手を背負いながらワンタッチで川村拓夢へ繋ぐと、ペナルティエリア内に侵入し右足でシュートを放つ。ゴールマウスをとらえた一発は、GK西川によって防がれたが、こぼれ球に反応した森島司が押し込み広島が先制に成功する。 対する浦和も72分、右サイドの深い位置でボールを保持しながら美しいパスワークで広島を翻弄すると、伊藤敦樹がペナルティエリア内に侵入してきた右サイドバックの酒井宏樹へパスを送る。これを受けた酒井がダイレクトでゴール左に流し込み同点弾を奪った。キャプテンの今季2得点目で『埼玉スタジアム2002』の雰囲気は最高潮に達する。 浦和は逆転へ向けて攻勢を強めると、後半アディショナルタイムにゲームをひっくり返す。ピッチ中央でボールを受けた酒井が浅い位置からクロスを放ると、途中出場のブライアン・リンセンが頭で折り返し、ゴール前で待っていた伊藤が左足で合わせスコアを2−1とした。 試合はそのまま終了し上位対決を制した浦和が、広島とセレッソ大阪を抜いて4位へ浮上。次節、浦和は6月4日にホームで鹿島アントラーズと、広島も同日にホームで京都サンガF.C.と対戦する。【スコア】
浦和レッズ 2ー1 サンフレッチェ広島【得点者】
0ー1 50分 森島司(広島)
1ー1 72分 酒井宏樹(浦和)
2ー1 90+2分 伊藤敦樹(浦和)
2023年05月31日 22:00
スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ウェイン・ルーニー、リオ・ファーディナンドなど一時期のイングランド代表は今にも劣らないスター選手揃いだった。スヴェン・ゴラン・エリクソンやファビオ・カペッロ、ロイ・ホジソンなど数々の名将が率いたイングランド代表だが、国際大会でのタイトル獲得まで及ばなかった。その理由の1つとしてライバルのクラブ間同士の対立の強さがあったと、『Mirror』にてジェラードは語っている。選手としてのキャリア後、監督を経て、現在はイングランド・プレミアリーグなどを放送している『BT Sport』にて解説などをしているジェラードはリオ・ファーディナンドとの関係についてコメントしている。 「当時イングランド代表として会うときは、相手が好きだというふりをするが、自分のキャリアも終わり、相手のキャリアも終わったとき、本当の友情が始まる。トップクラブでプレイした選手としてのリオには尊敬しかない。生涯を通じて、彼は良い奴でもあるし、私も彼と一緒に『BT』での役割を楽しんでいる」当時、ライバル関係であったリヴァプールとマンUの選手たちの間では同じ代表のメンバーだったとしても本当の友情ではなかったとジェラードは振り返っている。ファーディナンドも同じ趣旨のコメントをしており、当時のライバルクラブの選手には、クラブに何かしらの情報を持って帰られることを恐れ、代表という場であっても心を開いていなかったのだという。あまりにも同じ国内でのライバルチームが多かった当時のイングランド代表では真の結束力を発揮できず、それが代表を弱体化させた、と当時の選手らはコメントしている。国際大会で後一歩のところで結果を出せなかったイングランド代表の裏側にはライバルクラブ間の対立があったようだ。
2023年05月31日 22:00
V・ファーレン長崎が、5試合ぶりとなる勝利の美酒に酔った。
2023年05月31日 21:50
浦和レッズは5月31日、延期分のJ1第11節でサンフレッチェ広島と対戦。2−1で勝利を収めた。 50分に先制されるも、試合をひっくり返してみせる。鮮やかな逆転勝ちでハイパフォーマンスを見せたのが伊藤敦樹だ。 72分、ボックス内で関根貴大の横パスを受けると、丁寧なラストパスで酒井宏樹の同点弾をお膳立て。さらに90+2分、リンセンの折り返しに左足ボレーで合わせてネットを揺らす。
【動画】伊藤敦樹、圧巻の1ゴール・1アシスト!
勝点3を手繰り寄せる1ゴール・1アシスト。DAZNの公式ツイッターが、この2つの決定的な仕事を公開すると、SNS上では「やっぱ伊藤敦樹すげえわ」「過去最高の出来だったのでは?」「いいゴールだったなー!」「今、浦和の最高のMFだよホント…」「代表呼ばれない意味がわからない!」「まさに代表に呼ぶべき選手の一人」といった声が上がった。 浦和はこの勝利で勝点を27に伸ばし、4位に浮上した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2023年05月31日 21:40
プレミアリーグは第38節を終了し、2022-23シーズンの全ての日程を終了した。来季からはバーンリー、シェフィールド、ルートン・タウンの3クラブが昇格する。
3位に入って昇格プレイオフを勝ち抜いたクラブがルートン・タウンだ。サンダーランドとの準決勝では1stレグを1-2と落とすものの、2ndレグで2-0と逆転して勝ち抜く。決勝ではコヴェントリーにPK戦の末、勝利してプレミアへの切符をつかんだ。
悲願のプレミア初昇格となったルートンは、10年前の2012-13シーズンにはナショナルリーグ(5部相当)に所属していたクラブだ。そこから10年間で4度の昇格争いを勝ち抜き、ついにプレミアまで上がってきた。
特にコヴェントリーとの決勝にも先発出場したMFペリー・ラドック・ムパンズは、ウェストハムから2013年に当時5部だったルートンへ加入する。そこから成長して主力となったイングランド人MFは4度の昇格を経験。英『Sky Sports』によれば、同選手はノンリーグ(5部以下)から同じクラブでプレミアまで昇格した初めての選手だという。
5部から4部へと昇格した2013-14シーズンから今季まで在籍していたのはムパンズだけであり、5部時代を知っている唯一の選手だ。ジェイミー・バーディなど、ノンリーグから個人昇格を果たした選手はこれまでにも数名いるが、今回はクラブごと昇格するという非常に稀有な存在となった。
2023年05月31日 21:30
AFCアジアチャンピオンズリーグ決勝で浦和レッズに敗れ、サウジ・プロフェッショナルリーグでも4位で終了するなど悔しいシーズンとなったアル・ヒラル。来季に向けて助っ人選手を一新するかもしれない。
大きな噂となっているのが、リオネル・メッシだろう。今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了となるメッシに対して巨額オファーを提示。仏『Foot Mercato』によれば、約6億ユーロという破格の年俸を提示しており、獲得する可能性が高いとされている。
さらにアル・ヒラルはレアル・マドリードのエースにも狙いを定めている様子。英『Independent』によれば、アル・ヒラルはカリム・ベンゼマに対して1億ユーロの年俸でオファーしており、ベンゼマ自身も真剣に検討しているようだという。
今季限りで契約が満了となるベンゼマだが、同メディアはレアル側ももう1年残留するように説得したいと考えており、1年延長オファーを出す見込みだと伝えている。メッシとベンゼマの2枚獲りは実現するのだろうか。