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2023年06月01日 05:00
(日本生命セ・パ交流戦、西武4−0阪神、2回戦、1勝1敗、31日、ベルーナD)おかわりパワーで意地を見せた。「4番・一塁」で先発した西武・渡部(わたなべ)健人内野手(24)が貴重な先制適時打。一回2死三塁から、阪神・西勇のチェンジアップを中前に運び「ランナー三塁だったので何が何でもホームにかえそうと打席に向かった」とうなずいた。5月27日に右外腹斜筋損傷のため、出場選手登録を外れた4番の中村に代わり、2年ぶりに1軍昇格。その後、4番に座る。その縁もあって、この日から登場曲として中村が愛用するヒップホップグループ、HOME MADE 家族の名曲「ムカイカゼ」を使用。「チームのみんなから『(登場曲を)中村さんのに変えちゃえよ』といわれて」。昇格後4試合で早くも2度目のお立ち台に立った通称「よくばり君」は、「中村さんのパワーをもらえました」と飛び切りの笑顔を見せた。 渡部の16歳上にあたる22年目の栗山もバットで見せた。18試合ぶりの先発で迎えた四回、先頭で右翼ポール際へ今季1号ソロ。プロ初本塁打を記録した2005年から19シーズン連続で一発をマークし「しっかり振りに行く。それだけです」と言葉少なに振り返った。116キロの大砲とベテランの活躍で、阪神の連勝を9で止めた。7勝16敗1分けと大きく負け越した5月を、勝利で締めくくった。(石井孝尚)
2024年01月31日 19:29
それでは、只今よりロベルト・オスナ投手、ならびにウイリアンス・アストゥディーヨ選手の入団会見を始めます。ロベルト・オスナ投手、背番号は「54」、ウイリアンス・アストゥディーヨ選手、背番号は「4」となります。まず最初に、今回の入団経緯に関しまして、三笠GMよりご説明させていただきます。ソフトバンク・三笠GMから入団経緯の説明皆さん、お集まりいただきありがとうございます。 今日、無事にですねオスナ投手とアストゥディーヨ選手のこうやって会見を開けることを大変、球団として嬉しく思っております。お二人の獲得経緯について簡単にご説明させていただきますと、オスナ投手に関しては皆さんご存知の通り本当に実績のある抑えのピッチャーで、昨年も我々やっぱりマリーンズでオスナ投手が出てくると大変苦労させられたというようなところもあって、ぜひホークスでプレーをするというチャンスがあるのであれば我々も来てほしいなと思っていたところでありました。ほかの会見でも申し上げておりますが、もちろん守護神として活躍をしてくれるというようなこととともに、抑えをしっかり全うしてくれることによって、他のピッチャー、他のポジションで先発に回ったりだとか、いうようなことで投手陣全体のレベルアップに相乗効果があるというふうに考えておりますので、本当に頑張ってもらいたいなと思っております。続きまして、アストゥディーヨ選手については、本当に我々も長年、デスパイネ選手・グラシアル選手とチームを支えてくれた選手に代わって入っていただくというようなことになるんですけども、映像を見ていただいた方はご存知だと思います。本当に元気あふれるプレーで、バッティングはもとより、守備も走塁もハッスルしてやってくれるというようなところが、持ち味の選手かなと思っています。バッティングを期待していますし、あとは複数のポジションをカバーしてくれるというようなところですので、従来パリーグでは、DHというポジションですねDH固定というよりかは長いシーズン、フィールドポジションと併用していろんな選手で回っていくみたいなことでチームのパフォーマンスを最大化できればというふうに思っていますが、そういう形でアストゥディーヨ選手の攻撃力だけではなく、複数ポジションできるというようなところも魅力として考えておりますので、そういう意味で攻撃力のより一層の増強ということで貢献してくれるんじゃないかなというふうに思っております。私の方からは説明は以上です。続きまして、代表質問の形で進行させていただきます。代表質問をKBC九州朝日放送・和田アナウンサーよろしくお願いします。KBC九州朝日放送・和田アナウンサーによる代表質問それでは、代表で質問させていただきますKBCの和田といいます、よろしくお願いします。まずは、お二人に同じ質問をさせていただきたいと思います。ーーオスナ選手からお答えいただければと思うんですけれども、ソフトバンクホークスの印象というのはどうでしょうか?オスナ投手: 自分のホークスに対する印象は、いつも勝っているチームだということに加えて、ここ2年間優勝できていないというところも自分としてわかっています。なので今回、この話をいただいたときにぜひ優勝に貢献したいという強い気持ちがあって、今回入団させていただきました。アストゥディーヨ選手: 自分も周りの人から強いチームであることを知っていましたし、また2年間優勝できていないということも聞いていたので、手助けができるように自分がその一員になれるということを嬉しく思いますし、それもあって今回入団しました。ーーありがとうございます。続いてもお二人にお伺いしたいのですが、ご自身の持ち味・長所・ストロングポイントを教えて下さい。アストゥディーヨ選手: 自分の長所は、バッティング・守備はもちろんですけれども、強い闘志を持ち勝利に対してどんどん前に行けることが自分の強さだと思いますし、そこが一番アピールしていきたいところだと思います。オスナ投手: 自分は投球ということはもちろんですけれども、相手に対して向かっていく強い投球を見てほしいです。また、クラブハウスや自分たちのチームメイトにも試合に向かっていく姿勢。鼓舞して行けるのも自分の強さだと思っています。ーーありがとうございます。オスナ投手への質問なんですけれども、昨年の途中からマリーンズに加入して素晴らしい成績を残されたと思うのですが、1年間この日本球界で戦ってみて日本の野球のイメージというのはどうでしょうか?オスナ投手: 昨年途中から千葉ロッテに加入させてもらって、本当にロッテでの経験はかけがえられないものだと思います。ホークスに来て自分のできることにも挑戦していきたいですし、ホークス今年優勝できるチャンスがすごくあると自分でも思っているので、ぜひ優勝したいと思います。ーー本当に守護神としての期待もかかるとは思うのですが、ファンからの期待はどのように受け止めていますか?オスナ投手: もちろん自分のモチベーションになっているのは間違いないです。今回、ホークスに入団させてもらって優勝したいということは契約を始めた段階から話があったので、すごい高いモチベーションになっています。ーー去年、マリーンズで優勝ができなかったというところで、優勝への思いも強いですか?オスナ投手: どのチームに居てもそうなのですが、自分のメンタリティーとしては絶対に勝ちたい、優勝したいのはあります。去年も同じ気持ちでいけましたし、それが点差に関わらずそのシチュエーションが来たら自分がしっかり抑えに行くことは変わらないと思います。ーーもうすでに藤本監督からもクローザーというふうに指名があったと思うんですけれども、改めて守護神・クローザーというポジションについてのこだわりは?オスナ投手: すごく高いモチベーションではいますし、やはり9回まで自分たちの仲間が試合を繋いでくれていて、そこで投球することはすごく大きな意味を持ちますし、そこに対しても自分も努力していきたいですし、勝利に貢献したいという気持ちです。ーーありがとうございます。続いてアストゥディーヨ選手にもお伺いしたいんですけれども、まずこの日本の野球のイメージというのは何かお持ちですか?アストゥディーヨ選手: すごく高いレベルの野球をする印象もありますし、選手間でもやっぱり優勝したい、チャンピオンなりたいっていうモチベーションを持っている選手が多いと思います。ーーその中で打撃も売りで、そして走攻守というところで期待がかかると思うんですけれども、この日本で自分がどんなプレーをしたいですか?アストゥディーヨ選手: その日その日でやることは変わっていきますし、自分は走攻守すべてに対して良いパフォーマンスを披露したいのはありますが、自分の中で一番強い気持ちがあるのは優勝したい、チャンピオンなりたいことが一番だと思います。ーーメジャーではショート以外、8つのポジションを守ったという本当にびっくりするぐらいのユーティリティー性だと思うんですが、このポジションで勝負してみたいっていうのは具体的にあるんでしょうか?アストゥディーヨ選手: どこのポジションというのはありませんし、監督がここで行けというところで自分の100%を出してプレーをしたいと思います。ーーそれと、来日時のコメントで「トルトゥーガ(カメ)」という愛称というふうにご本人おっしゃってたんですけども、これについてちょっと詳しく聞いてもよろしいですか?アストゥディーヨ選手: とくに皆さんが好きなように呼んでもらえたら良いと思うのですが、「トルトゥーガ」ということを皆さん知ってもらってるので呼んでもらえたら、自分が受け入れてもらえていると印象を受けます。ーーということは、「トルトゥーガ」というふうにファンの皆さんは呼べばいいという感じでしょうか?アストゥディーヨ選手: はい、お願いします。ーーありがとうございます。それでツインズ時代の同僚でもある前田健太投手とも仲がいいというふうにも伺ったんですけれども、何かこの日本に挑戦するにあたって会話などはされたんでしょうか?アストゥディーヨ選手: 来日する前にInstagramのほうでちょっと話をしたんですけど、すごく仲の良い友人という感じです。ーー何かアドバイスみたいなのは受けたりしましたか?アストゥディーヨ選手: 一緒にいた時はそこまで話できなかったんですけど、自分の聞いた話では日本の野球はすごくいいよという話は聞きました。ーーありがとうございます。それとまたオスナ選手にお聞きしたいんですけれども、とてもラーメンがお好きというふうに伺ったんですが、福岡には美味しいラーメンもたくさんあるんですが、もう召し上がったりはされましたか?オスナ投手: 本当にラーメンは大好きです。昨日、たまたま機会があったのでラーメンを食べました。でも、日本の食事は全部好きなので、これからもいろいろと試していきたいなと思ってます。ーーこちらのラーメンは美味しかったですか?オスナ投手: 美味しい。ーーちなみにアストゥディーヨ選手はラーメンはまだ召し上がっていないですか?アストゥディーヨ選手: まだです。ーー本当に福岡には美味しいものがたくさんあるとは思うんですけれども、こちらにいらっしゃって何かこれを食べておいしかったというのは何かありますか?アストゥディーヨ選手: まずは、いろいろ食べてみないといけないかなというところですね。でも、美味しいものがあるんだろうなと思ってます。ーーありがとうございます。本当に多くのファンが優勝に向けて期待してるとは思うんですが、最後にそれぞれお二人からファンへ向けて一言メッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。アストゥディーヨ選手: 自分から言えることは、全力で応援していただきたいなということです。それと同時に自分たちも本当に100%でプレーしていきますので、絶対にチャンピオンになって一緒に喜びたいなと思ってます。オスナ投手: 本当に応援してもらっていることには感謝しますし、自分のところにもいろいろな方からメッセージっていうのも届きましたし、皆さんに本当に今年優勝するということは約束したいと思います。>会見動画
2023年09月29日 06:54
◆ 「気持ちが裏目に出てしまった」 ロッテは28日、日本ハムとの試合(エスコンF)に2−9で敗戦。先発の種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず7敗目を喫した。 先発の種市は1点リードの初回、二死三塁で4番・マルティネスを三ゴロに打ち取るも三塁手・ブロッソーが失策。同点とされてしまうと、2回には先頭・松本剛の安打をきっかけに二死二塁とされ、9番・田宮裕涼に適時打を浴びて勝ち越しを許した。 3回には二死一塁から4番・マルティネスに適時二塁打を浴びると、4回も二死からの7連打などで8点目を失ったところで降板。この日は3回2/3を11安打8失点(自責7)と試合を作れず。自己ワーストタイとなる8失点で今季7敗目を喫した。 11安打8失点と大乱調だった種市について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「少し力みもあったと思いますけど、勝負球が全部甘く抜けてきたり、肝心のストレートもシュート回転で真ん中に入ってくることが多かった。“俺が何とかしてやろう”という気持ちもあったと思いますけど、その気持ちが裏目に出てしまいましたね」とし、負けられない試合が続くなか、気持ちに空回りする部分があったのではと解説した。 また、同番組に出演した解説者の谷沢健一氏は「最近の種市は初球のストレートが高めに浮いてしまっていることが多いですね。簡単にストレートでストライクを取りに行くことが目立つので、その辺の“投球術”が課題だと思います」と言及。 今季は10勝を挙げて先発陣の勝ち頭だった種市が試合を作れず大敗を喫したロッテは、楽天がオリックスに勝利したため一日で4位再転落となった。☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』【動画】種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず…/9月28日:日本ハム−ロッテのハイライト
2023年09月29日 06:50
葛城育郎氏は1試合に飛球を2度落球…仰木監督の言葉で気が楽になったという オリックス、阪神で活躍した葛城育郎氏(株式会社葛城代表取締役、報徳学園コーチ)にとってプロ入り当時の監督・仰木彬氏は忘れられない人だ。1999年のドラフト2位(逆指名)でオリックス入りしたが、獲得を猛プッシュしてくれたのが仰木氏だった。2000年、2001年の2シーズンだけの“関係”だったが、何かと気にかけてくれたという。仰木マジックと言われた元祖・マジシャン指揮官との思い出。鉄板焼き店と監督室での出来事は特に印象深いそうだ。 イチロー氏がマリナーズに移籍した2001年シーズン、プロ2年目の葛城氏は130試合に出場し、規定打席に到達し、打率.268、14本塁打、53打点の成績を残した。結果的にこれがキャリアハイだったが、この年に嫌でも覚えているのは守備での失敗だという。「近鉄戦でライトを守っていて、1試合に2度も落球したんですよ。1発目は礒部(公一)さんのライン際の球をポロっと落として、2発目は吉岡(雄二)さんの高く上がったフライを普通に構えて落として……」 自身も原因が分からなかったという。「人生で落球なんてほぼほぼなかったんです。悔しくて試合中に泣いちゃいました。2つ目をやった時に。自分が不甲斐なくて……。なんでこんなことをやっているんだろうって」。ショックは大きかった。「もう一人暮らししていたんですが、すぐ帰っても嫌やなと思って、鉄板焼き店にひとりでご飯を食べに行ったんです。そしたら、そこに仰木さんが来られたんですよ」。 仰木監督は葛城氏を見つけるや、すぐに近づいてきた。「監督に僕は“カツ”って呼ばれていたんですけど、『カツ! おお、落球王』ってめちゃめちゃ軽い感じで声をかけられたんです」。これで気持ちが楽になったという。「トップの方がこんなふうに言ってくれて、本当はしゃべりたくない、顔も見たくない選手だったと思うんですよ。それを普通に。次の日は無茶苦茶練習しましたけど、その時にあった仰木さんの一言が自分を救ってくれたというのは覚えています」と葛城氏は話した。オリックス時代の背番号は3…仰木監督が進言「1桁をやれ」 監督室での出来事は、その年の後半戦になってからだった。「仰木さんに呼ばれて『カツ! 勝負しようか』と言われたんです。『何ですか』って聞いたら『後半ホームランを10本打ったら、100万あげるわ、打てんかったら、お前、10万出せよ』って。後半、もっと打てよという意味。発奮材料というかそういうのをやってくれた方でした」。葛城氏は後半10本をクリアできなかったが、10万円を仰木監督は受け取らなかった。これも仰木流の操縦術だった。「仰木さんにうまく使ってもらったと思います」。振り返れば、プロに入る時も仰木監督が獲得を進言してくれたことが大きかった。オリックスでは背番号3をつけた葛城氏だが「もともとは24番だったんです。スカウトの人に24と26のどっちがいいかと聞かれて、24って高橋由伸さんとか左バッターのイメージがあったので、24でお願いしますって、そしたら後になって仰木さんが1桁をやれ、3番が空いているやろって言ってくれて3番をもらったんですよ」。 仰木監督は2001年シーズン限りで退任した。その後、2005年に復帰したが、葛城氏は阪神へ移籍していたため、監督と選手の関係は2000年と2001年の2シーズンだけだった。しかしながら、思い出は尽きない。葛城氏はとても感謝している。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2023年09月29日 06:44
◆ 「若さを感じました」 オリックスは28日、楽天との試合に(楽天モバイル)に5−9で逆転負け。
2023年09月29日 06:00
左ふくらはぎへの死球から2試合に欠場した広島・秋山翔吾外野手(35)が28日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。29日・中日戦(マツダ)からのスタメン復帰へ問題のないところをアピールした。DeNAの勝敗次第ではきょうにもCSの本拠地開催が決まる。秋山がカープファンに吉報を届ける。 秋山は死球禍の影響をまったく感じさせない動きを見せた。スパイクを着用しての打撃練習では左右に打ち分け快音を連発。外野に場所を移してのダッシュや打球を追う姿にもいつも通りのキレを見せていた。 「まったく怖さがないわけではないですけど。あれぐらいのことは動いても怖さはない。きょうの確認作業は滞りなくできた。安心材料ですね」 これにより29日・中日戦からのスタメン復帰へ支障はなくなった。チームにとっては朗報だ。 23日・巨人戦(東京ド)で本塁打を放った次の打席で今村から左ふくらはぎに死球を受け途中交代。大事を取って2試合を欠場した。 シーズンも残り3試合となった。DeNA次第ではきょう29日にも2位が確定、CSの本拠地開催権を得る。 「もちろん出たい。やっぱりビジターは戦いづらさがある。ホームで戦って勝っていけば勢いも違う。どこの球場へ行ってもやっぱり赤は目立ちますから。そういう人たちが多ければ多いほど僕らも励みになる」 一時は苦しんだ打撃も復調に手応えを感じている。 「ヤクルト戦の四球を取れてから打席の感じが変わりました。ファーストストライクを打たなきゃいけない、三振をしたくないというのが消えました」 14日・ヤクルト戦(神宮)の八回に代打で石山から選んだ四球がきっかけだったと話す。確かに次の試合から4試合連続安打。四球から糸口をつかむとは日米通算1633安打の男ならではだろう。 「野間みたいに(ボールを)見ていくこと、出塁への執着心は(故障離脱で)いなくなってからも頭の中にイメージがある。いいものを見せてもらったなと思います」 前を打っていた野間は簡単に手を出さなかった。ファウルで粘り、四球でもなんとか出塁しようという姿勢が、かつて西武時代には最強の1番として躍動していた自分を思い出させてくれた。足に不安もない。打撃職人がラストスパートをけん引する。 ◆広島2位確定は最短29日 広島は最短29日に2位が確定する。同日は広島は中日、DeNAは阪神と対戦。条件は広島○、DeNA△か●。もしくは広島△、DeNA●。広島○で残り2戦全敗だと74勝65敗4分け。一方、DeNA△で残り3戦全勝だと、広島と同じ勝敗成績で両チームとも勝率.53237となるが、勝率と勝利数で並んだ場合、セ・リーグでは当該球団間の対戦勝率が高い方が順位優先となるため、広島が今季DeNA戦で勝ち越していることから上位となる。
2023年09月29日 05:19
15日の再昇格後は打率.135、3本塁打、6打点 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは28日(日本時間29日)、ジャレッド・ウォルシュ内野手をマイナー降格させたと発表させた。コルトン・イングラム投手も降格。チェイス・シルセス投手とミッキー・モニアック外野手を負傷者リストから復帰させた。 30歳のウォルシュは開幕前から頭痛と不眠に苦しみ、今季はマイナーで開幕を迎えた。メジャーとマイナーを行ったり来たりし、14日(同15日)にメジャーへ再昇格。37打数5安打の打率.135、3本塁打、6打点だった。今季は39試合出場して打率.125、4本塁打、11打点となっている。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 05:00
阪神の岡田彰布監督(65)が28日、新大阪駅で取材に応じ、不調にあえぐ森下翔太外野手(23)に「突貫工事」を施す考えを明かした。ポストシーズンでも主軸を託すルーキーの不振脱却へ、甲子園で「打ち込み」をさせる考えも示した。チームは29日・DeNA線(横浜)に向けて横浜へ移動した。岡田監督の一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ −明日(29日)は青柳が先発する。 「相性ええからな。まだ分からへんからな。クライマックス(シリーズで投げるか)も」 −見極めはまだ続いているか。 「いやいや、もうほとんど、あれや。(30日)広島で門別が投げるけど、門別の見極めしてもまだ一緒やろ、お前(笑)来年、再来年とな。まだまだの選手やから」 −門別はいけるところまで。 「そんなんイニングは、あれや。もう最低でも5回はな、投げさす」 −マツダを経験しているから投げさせる。 「いやいや、そこしかなかったんよ(笑)まだな、甲子園のあの大観衆は、まだ早いな(笑)来年に取っとこ」 −(最多安打を争う)中野を1番で使う可能性はあるか。 「いやいや、(調子が)おかしなったらどうすんの。(2番なら)そんなに変わらへんやん」 −森下は監督直々に指導も。 「いや、それは分からんけど」 −この3連戦で安心させてほしい。 「いや、それは無理やわ、そんなん。こんだけ崩れとったらそんな急にようならんわ。あいつもいろいろ考えてやってるやろ、いくら何でも。ただ漠然とはやってないやろ。ただ何考えてるかはわからんけど(笑)その辺はなあ、実戦での積み重ねやろな、まだ1年目やからな」
2023年09月29日 05:00
阪神の岡田彰布監督(65)が28日、新大阪駅で取材に応じ、不調にあえぐ森下翔太外野手(23)に「突貫工事」を施す考えを明かした。
2023年09月29日 05:00
偉大な大先輩だった。阪神・大竹耕太郎投手(28)が28日、現役引退を発表した巨人・松田への思いを明かした。 「強いホークスの象徴というか、あの人を中心に回っていた。その影響力というか、すごいなと思います」 チームメートだったソフトバンク時代5年間を振り返り、「サードからいつも声をかけてもらって、サードから香水のめちゃくちゃいい匂いがしたら、あーなんか1軍に来たなっていうのがあって」と思い出を明かした。 1軍でも2軍でもアップから先頭に立って声を出していたという松田。「そういうのはすごく勉強になった」と“熱男”の姿勢から多くのことを学んだ。タマスタ筑後での松田の退団セレモニーは超満員だったといい、「自分もやめる時にこういうファンに惜しまれる選手になりたいなと思った」と目指すべき存在でもあった。 大竹はこの日、甲子園での投手指名練習に参加。「4日です。そこに向けて準備している感じです」と最終戦の10月4日・ヤクルト戦(神宮)での登板を示唆した。
2023年09月29日 05:00
「東北楽天ゴールデンイーグルス9−5オリックスバファローズ」(28日、楽天モバイルパーク) チーム全員で執念の1勝をもぎ取った。楽天はシーソーゲームを制して、1日で3位に返り咲いた。これで試合のなかった2位・ソフトバンクとも0・5差に迫った。 誰も諦めていなかった。1点を追う八回、先頭の小郷が「塁に出れば、なにか起こると思った」と右前打で出塁。そこから無死満塁の絶好機を作ると、岡島は「うまく体が反応した」と右前へ同点の適時打を放った。 つかんだ流れは離さない。続く辰己が右手一本で犠飛を放ち、逆転。球場のボルテージが最高潮に達した瞬間だった。このイニング打者11人の猛攻で、一挙5得点。石井監督も「みんな集中して打ってくれた。まだまだっていう気持ちを出してくれた」と選手の粘りをたたえた。 苦しい試合だった。先発の藤平が2回3失点でKO。2番手の内が3回無失点の力投で試合を立て直し、打線の反撃を呼び込んだが、六、七回とリリーフが続けて失点。リードを許す展開だった。 それでも2度のビハインドをはね返して、つかんだ大きな1勝。石井監督は「いいゲームだったと思います」と納得の表情。お立ち台に上がった岡島はチームを代表し「僕らはもう落とせない。勝つしかないので、前向いてやっていきます」とCS進出へ強い覚悟を示した。
2023年09月29日 05:00
29日・DeNA戦(横浜)で先発する阪神・青柳晃洋投手(29)が28日、甲子園で最終調整。クライマックスシリーズで対戦する可能性があるベイ打線に、“虎アレルギー”を植え付ける考えを示した。シーズンラスト登板を、「少しでも『タイガース嫌だな』と思ってもらえる投球ができたらいいかな」とポストシーズンにつなげる。 DeNAからは今季5勝をマークして好相性だが、「僕自身、完璧に抑えて勝ったっていうのはほとんどないので。チームが打ってくれてるから、勝ちがついてるだけで」と控えめ。「僕はCSで投げるかどうかは知らないですけど、いつでも行く準備はしようと思っているので」と先の戦いを見据えた。
2023年09月29日 05:00
「東北楽天ゴールデンイーグルス9−5オリックスバファローズ」(28日、楽天モバイルパーク) 敗戦の中にも光はあった。
2023年09月29日 05:00
阪神ドラフト2位・門別啓人投手(19)が30日・広島戦(マツダ)でプロ初先発することが28日、決まった。甲子園で行われた投手指名練習に参加した左腕は、同じ広島が相手だった15日のプロ初登板の経験を生かし、鯉党の“声援封じ”を画策。広島打線も沈黙させて、球団では1983年の御子柴進以来40年ぶりとなる、高卒新人初先発初勝利を目指す。 15日に広島戦(マツダ)の中継ぎで、1軍デビューを果たした門別。3回3失点ながら収穫も多かったマウンドから半月、次は先発としてチャンスが巡ってくる。「前回は先発じゃなかったけど失点してしまったので、今回は失点しないで終えるように頑張りたい」と反省も踏まえて、力を込めた。 初登板では最速150キロを計測したが、「真っすぐで押せなかった。真っすぐで押して、自分の持ち味を最大に出しきれるように」と課題を説明した。22日のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)では、上での学びから修正を加えて先発6回無失点。「ランナーが出てからコースをしっかり狙っていくというところを、もうひと段階意識して無失点。そういうところを1軍につなげていければ」と初星への戦略を練った。 投球術以外にも、初登板から感じ取ったことがあった。「(広島の)打線というよりは応援がすごかった。雰囲気にのまれた部分もあるし、応援で打線に火が付いた感じもある」。赤く染まるであろう敵地での心構えはできており、「応援も打線も封じ込めるピッチングをしたいなと思います」と好投でマツダを黙らせるつもりだ。 新人に先発を任せる岡田監督も「そら、もう期待感よ」とニンマリ。前回はリリーフで3回だったが、「先発で自分がゲーム作るとゆうかな、そういうピッチングをなあ。もう最低でも5回はな、投げさす」と明言した。 高卒新人がプロ初先発初勝利を挙げると、球団では御子柴以来、40年ぶりの快挙となる。「登板するからには初勝利を?」と聞かれた左腕も「はい」を3度繰り返して、勝ちへの渇望を示した。シーズン最終盤で訪れた見せ場。18年ぶりのリーグ制覇を支えた分厚い投手陣に、近い将来割って入る可能性を示して、ルーキーイヤーを締めくくる。 ◆門別 啓人(もんべつ・けいと)2004年7月10日生まれ、19歳。北海道出身。183センチ、86キロ。左投げ左打ち。投手。東海大札幌から22年度ドラフト2位で阪神入団。今季ウエスタンは12試合で2勝2敗2セーブ、防御率2.78。1月の入寮時は他界した妹の名前を刺しゅうしたグラブを持参。
2023年09月29日 05:00
「育成の虎」を推進し、黄金時代を作り上げる−。阪神は28日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、10月26日のドラフト会議に向けて、指名候補選手の情報交換や絞り込みなどを行った。 球団は17年度のドラフトから6年連続で1〜2人の育成選手を指名している。岡田監督も就任以来、高校生の育成に意欲を見せるなど、長期的な視野に立って生え抜きでチームを強化する必要性を訴えており、球団の方向性とも合致している。 阪神は25年2月に2軍施設を現在の鳴尾浜(西宮市)から尼崎市に移転させる。メイン球場の観客席は鳴尾浜球場の7倍以上となる約3600席と、練習環境のさらなる充実を図る。新たな“虎の穴”の完成で今後は育成の強化をさらに加速。早ければ今秋にも育成選手の指名を増加させていく可能性もある。 今季の阪神は新外国人ノイジーを除いて、スタメンに生え抜き野手が並んだ。中軸を担う森下、大山、佐藤輝はいずれもドラフト1位で獲得した選手。「ドラ1クリーンアップ」は後半戦の阪神打線で“顔”となった。ただ、高卒野手がレギュラー獲得に至っておらず、今後の課題とも言える。継続的な戦略で無限の可能性を秘める若虎を発掘し、常勝チームを築き上げていく。
2023年09月29日 05:00
阪神の岡田彰布監督(65)が28日、優勝を表す“アレ”に代わって日本一を示す“新語”について「別に『アレのアレ』でもええやんか、何でもええわ」と苦笑いした。 18年ぶりのリーグ優勝を決めた14日のインタビューでは「“アレ”を決めたのは優勝までだったんでね、日本一は言葉を決めてない。だからもし、何かいい言葉があれば教えて」と語っていた。監督が新たな言葉を募集するまさかの展開に、虎党も盛り上がった。 SNSでは「アレの次はソレ」「アレの向こう側」「アレのアレ」などといった投稿も。26日・ヤクルト戦(甲子園)のお立ち台では守護神・岩崎が「『本当のアレ』に向かって突き進んでいきます」と、日本一を「本当のアレ」と表現した。 “アレ狂騒曲”は収まる気配がないが、当の岡田監督は「そんなん俺は決めてないわ。なんかもう誰かがちゃんとええのを決めてほしいわ」。騒動について、どこ吹く風と笑い飛ばした。