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2023年09月19日 06:00
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、元ワンダー王者の意地を見せた。 シングルの祭典「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦(19日、山口)で極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃と激突。両選手ともブロック突破の可能性を残していることから、激しいサバイバルが繰り広げられた。 入場時に背後から襲撃された白川は、セコンドの大江戸隊を介入させる渡辺に大苦戦。額からは鮮血が滴り落ち、顔面を狙われた。 さらに得意の足4の字に移行する際、今度はスターライト・キッドに妨害され、さらにバットを持ち込んだ渡辺に3連続の蒼魔刀を決められるが、3カウントだけは許さなかった。 最後は、大江戸隊・琉悪夏のボックス攻撃が渡辺に誤爆したところを見逃さなかった。電光石火のグラマラスコレクションMINAで渡辺を丸め込んだ。 これで4勝3敗の勝ち点8。ワンダー王者MIRAI、林下詩美、渡辺、安納サオリと並ぶ2位に浮上し、勝ち点9で首位に立つジュリアを追う展開となった。 残るは舞華との公式戦(23日、仙台)と安納との最終公式戦(30日、横浜)のみ。「ちょっと血の海を見せてしまいましたけど大丈夫です、プロレスラーなんで」と強調した白川は「いくらボコボコになっても、てっぺん行くぞ! 舞華、サオリにも勝つ!」と宣言し、気持ちを引き締めた。
2023年09月29日 06:00
燃える闘魂アントニオ猪木さん(享年79)が死去し、10月1日で1年を迎える。強烈な個性で人々を魅了し、最もモノマネされたプロレスラーだった。猪木さんは、自分を模倣する芸人とどう接していたのか。アントキの猪木(50)とアントニオ小猪木(52)から語られたのは、度量の大きいスーパースターの姿だった。 アントキの猪木が初めて憧れの猪木さんの前でモノマネを披露したのは今から30年前のこと。本格的にモノマネを始める直前の20歳のころ、加入していたファンクラブ「闘魂猪木塾」のイベントに参加した時だった。猪木さんは「こんなやつも出てきたのか。似てる」とニヤリと笑ったという。その後もイベントには一般会員として参加し、一ファンとして猪木さんと交流してきた。 「猪木さんは他のファンから『アントキの猪木ってモノマネをする人、知ってる?』と聞かれても、『知らない』って言ってたみたい。でも裏では本当によくしてくれた」。酒豪で知られる猪木さんと何度も酒を酌み交わした。「よく、白酒(中国の蒸留酒)を飲んだ。空になったらすぐ注がれてまた飲んで、のくり返し。結局2人で2本も空けたこともあった。とにかく楽しかった」と振り返った。 中でも忘れられない思い出は、自分の結婚記念日を猪木さん自らプロデュースしてくれたことだ。「ある年、レストランや旅館などを全てセッティングしてもらって、その通りにいろんなところに行った。全て高級なもので、お土産までつけてもらったんです。しかも行った先で支払いも全て済んでいた」。自分を受け入れ、豪快にもてなしてもくれた恩人に、アントキの猪木は「本当に感謝しかない」と思いをはせた。 アントニオ小猪木は「猪木さんが好き」という一心でモノマネを始めた。初めて酒席を共にした企業パーティーで、猪木さんの熱唱を聞いたことは強烈に覚えている。「僕の目の前で尾崎紀世彦さん(2012年に死去)の『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』を歌ってくれたことは忘れられない思い出」。猪木さんは歌手だった故快守さんを兄に持つが、歌唱力については「元気よく歌っていました!」と答えるにとどめた。 2人の共通する思いは、自分たちを温かく包み込んでくれた猪木さんの伝説をこれからも語り継ぐことだ。アントキの猪木は「これからの生き方という、永遠のテーマを掲げてくれる人。亡くなっても、猪木さんをなぞっていけば答えが出る」と、闘魂の継承を誓った。
2023年09月29日 06:00
女子プロレス「スターダム」のジュリア(29)が、団体への不信感をあらわにした。 10月1日東京・後楽園ホール大会で行われる新日本プロレスのSTRONG女子王座戦で、王者のジュリアは壮麗亜美を相手に4度目の防衛戦に臨む。この一戦に「『会社は私たちの何を見てるの?』って正直ガッカリした。やる気になった壮麗もこれじゃ浮かばれない」と怒り心頭だ。 というのも20日大阪大会の真夏の祭典「5★STAR GP」ブルースターズ公式戦後、リーグ戦でわずか3勝5敗の壮麗に挑戦表明されたジュリアは「お前の熱い気持ちが伝わったら受けてやる」と条件提示。壮麗も「認めてもらうまでラブコールしてやる」と意気込んだ。しかし、団体は翌日にあっさり王座戦決定を発表。どこ見てんだよ!というわけだ。 荒ぶるジュリアは長期に及ぶリーグ戦のあり方にも苦言。「このリーグ戦って最強の称号を獲得するためなんじゃないの? これにかけてる選手もいるのに、間で最強を決めるタイトルマッチをやるとかブレる。来年はリーグ戦1か月とかにまとめた方がいいと思う」と提案した。 不満を抱えながらも「今回防衛して当たり前。会社とお客さんの期待に応えられるかは、壮麗、お前次第だ」とひとまず王座戦へ集中する姿勢を見せたジュリア。お騒がせ女がリング上で大爆発しそうだ。
2023年09月29日 05:00
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・SANADA(35)が、メンバー離脱に揺れる「Just 4 Guys(J4G)」に危機感を募らせている。金丸義信(47)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に移ったことで、10月9日両国国技館大会で控えるEVILとのランバージャックデスマッチ形式のV4戦は圧倒的不利な状況。戦略の見直しが不可欠との見方を示した。 両ユニットの仁義なき抗争は、24日神戸大会で新展開を迎えた。何と金丸がJ4Gを離脱し、H.O.Tに電撃加入。SANADAは「起こったことは仕方ないので現実を受け止めて前に進むしかないんですが、勢いが落ちてますね。このままだと終わっちゃうんじゃないかってくらい」と、浮かない表情でつぶやいた。 金丸からは「つまんないもん。客の支持を集めるために、必死でこびて」と痛烈な言葉も浴びせられた。これに対しSANADAは「人それぞれ考えありますからね。俺の中でこびてるって考えはなくて、求められてるところにいってるだけで。今までやってこなかった新しいことにトライしている感覚なので」と反論。 自身も今年3月にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退しただけに、金丸の決断を一方的に否定するつもりはない。だが「本当にやりたいことがあるなら、ですけどね。どうもEVILのやり方にだまされてるんじゃないかって気もしますね。ランバージャックの数合わせに利用されてるんじゃないかって」と指摘することも忘れなかった。 両国でのIWGP世界戦はセコンドがリングを取り囲むランバージャック形式が採用され、総力戦の様相を呈している。SANADAの提案に回答を保留していたEVILは、自軍が数的優位になった途端に受諾する策士ぶりを発揮。対照的にJ4Gはタイチが「本人の申し出により」欠場が続いており、現在も音信不通だという。王座戦でも不在となれば「3対5」の圧倒的不利となる。 SANADAは「タイチ兄やんがいつでも帰って来れるように、居場所は守らないといけない」と復活を信じる一方で「もしも間に合わない場合は3対5でもやってやるよと言いたいところですけど、現実的に考えると…。このままだとさすがに勝ち目はないでしょうから、対策を練りますよ」と宣言。果たして形勢逆転の一手はあるのか…。残された時間は決して多くはない。
2023年09月28日 23:09
タレントの野沢直子の長女で、「RIZIN」にも出場した総合格闘家、真珠・野沢オークライヤー(29)が28日、SNSを更新。
2023年09月28日 21:44
新日本プロレス28日の埼玉・所沢大会で、鈴木みのる(55)がストロングスタイル論を熱弁した。 成田蓮、エル・デスペラードと「ストロングスタイル」を結成するみのるは今シリーズ、永田裕志、海野翔太、マスター・ワト組との「7番勝負」に臨んでいる。両軍はここまで3戦して1勝1敗1分けと一歩も譲らない戦いを繰り広げている。 この日の大会ではみのる組に中島佑斗、永田組に天山広吉をそれぞれ加えた8人タッグ戦で対戦。みのるは永田と激しい打撃戦を展開したが、最後は中島が海野のデスライダーに沈められチームは敗戦を喫した。 直近の7番勝負3戦目(25日、名古屋)では永田に直接ピンフォール負け。「この戦いを通じてストロングスタイルが何なのか、ヤツらにも考えさせてやりますよ」と強気なコメントを許していた。 これに対してみのるは怒りをあらわにする。「永田、お前…ストロングスタイルがどうとか、どの口が言ってんだよ。何一つ知らねえくせに。永田、そして今までストロングスタイルという言葉に振り回されて、呪いだ何だ言ってたヤツら。お前らが見てるのはストロングスタイルじゃない、アントニオ猪木だ。俺が見てきたもの全てが、ストロングスタイルだ。テメエらが思ってるたったこれだけの一部分の、それでストロングスタイルがどうとか、何語ってるんだ」と持論を展開。「お前らは一歩も出ずに新日本プロレスにずっといるかもしれない。けどお前たちは何一つ分かってない。猪木も坂口(征二)も星野勘太郎も、俺が(新日本に)いる時は全員現役だったんだよ。身をもって知ってるんだ。俺が見てきたもの全てがストロングスタイルだ」と豪語していた。
2023年09月28日 21:24
新日本プロレス28日の埼玉・所沢大会で、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」が「Just 4 Guys(J4G)」を蹂躙した。 両ユニットの抗争は、24日神戸大会で金丸義信がJ4Gを裏切りH.O.Tに電撃加入したことでさらに過熱。10月9日両国国技館大会でのランバージャックデスマッチ形式のIWGP世界ヘビー級王座戦(王者・SANADA対挑戦者・EVIL)を前に、H.O.Tが優勢となっている。J4Gはタイチが精神的ショックのためか「本人の申し出」によりシリーズ欠場となり、この日はEVIL、SHO、金丸組とSANADA、DOUKI、TAKAみちのく組による6人タッグマッチが行われた。 試合前にマイクを握ったSHOは「タイチ逃げたんだろ? お前たちも逃げたほうがいいんじゃねえか? お前たちはどっちみち俺たちには勝てねえんだよ。埼玉県民がどうあがいても千葉県民に勝てないように、お前たちは俺らには勝てねえんだ」と、古典的な埼玉あおりで大ブーイングを浴びる。さらに試合でも、セコンドのディック東郷と高橋裕二郎を介入させ、やりたい放題の展開が続く。 終盤にはSANADAとDOUKIがH.O.Tを排除し、SHOとTAKAと1対1の状況に。強烈なニーアタックで劣勢に追い込まれる場面も会ったが、レフェリーとTAKAを衝突させるとまたしてもセコンドが介入。東郷のスポイラーズチョーカー、裕二郎のケイン攻撃のアシストを受けたSHOが、ショックアローでTAKAを沈めた。 試合後はEVILがSANADAに急所攻撃を見舞い、H.O.Tがリングを占拠。「おうSANADA! お前よ、相変わらずリングに転がってるのが似合うな! いいかオイ、このベルトは俺のもんなんだよ。この会社は俺の会社なんだ。新日本プロレスはお前らみたいなクソみたいなチームは1ミリも認めてねえんだ。埼玉の田舎モンもそう思うだろ!」と、最後まで「翔んで埼玉」ばりの埼玉ディスが続いたため会場には怒号が飛び交い、何とも後味の悪いバッドエンドとなった。
2023年09月28日 18:36
「ABEMA」は28日、世界最大のプロレス団体WWEと契約を締結し、国内独占放送すると発表した。 WWEは、アメリカが誇る世界最高峰のスポーツエンターテインメントで、前身の団体を含めると半世紀を優に超える歴史をもつ。現在は世界165カ国で放送され、SNSの総フォロワー数は10億を超え、名実ともに世界規模となっている。WWEのメイン大会である『RAW』と『SMACKDOWN』を、日本初となる毎週無料放送が決定。『RAW』は、10月3日よりスタートし、毎週火曜、夜8時に放送する。 『SMACKDOWN』は10月7日よりスタートし、毎週土曜に放送する。アメリカでの放送終了後、日本時間同日の夜に日本語実況付きのオンエアを視聴できるほか、両大会はすべてアーカイブされ、いつでも好きな時に好きな場所で視聴できる。また、プレミアム・ライブ・イベント(通称:PLE)の放送も決定し、「レッスルマニア」をはじめ「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」といったPLEの中でも歴史のある大会を国内独占生中継。9月29日には、特別番組『緊急生特番!WWEが丸ごとABEMAにやって来る!』を放送する。番組には、ABEMAプロレスアンバサダーおよびWWE殿堂入りホール・オブ・フェーマーの武藤敬司氏が出演する。
2023年09月28日 18:24
ボクシングのWBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(26)=ワタナベ=が28日、都内の所属ジムで練習を公開した。
2023年09月28日 17:00
世界最大プロレス団体「WWE」(米国)の国内放送が、1年10か月ぶりに復活する。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」は28日、WWEと契約を締結し、10月から2大ブランドの「ロウ」「スマックダウン」を国内独占放送すると発表した。「ロウ」は10月3日から毎週火曜日午後8時に、「スマックダウン」は10月7日から毎週土曜午後8時に日本語実況で放送される。両ブランドとも米国内での放送後、わずか半日以内に日本語実況で無料放送される画期的な試みとなった。 また、PLE(プレミアム・ライブ・イベント)の国内独占生中継も決定し、プロレスの祭典「レッスルマニア」をはじめ、「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」などWWE伝統の大会も放送される。 現在のWWEマットではキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔、WWE女子王者のイヨ・スカイ、明日の女帝アスカ、戸澤陽の日本人スーパースターが活躍。今回の契約締結に伴い、ロウ所属の中邑は「ABEMAでスマックダウン、ロウ、そしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので、応援をよろしくお願いします」とコメントした。
放送開始に合わせ、9月29日午後9時からは、特別番組「緊急特番! WWEが丸ごとABEMAにやってくる!」が放送される。
WWEは日本国内で長年、スポーツ専門チャンネル「Jスポーツ」で放送されてきた。中継では日本語字幕が評判を呼び、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の呼称「ロック様」を定着させたことでも知られるが、2021年限りで「ロウ」「スマックダウン」などのWWE番組は放送終了となった。それ以来、約1年10か月ぶりの国内放送復活。新たなムーブメントを起こせるか、注目が集まる。
2023年09月28日 15:25
RIZINは28日、10月1日の「RIZIN LANDMARK 6」(ドルフィンズアリーナ)で実施を調整していたスダリオ剛−トッド・ダフィーについて、ダフィーが当日までに日本への渡航が難しくなったことから欠場。代わりにイム・ドンファンと対戦することが発表された。 スダリオ剛−ダフィーは当初、24日のRIZIN.44で実施予定だったが、ダフィーのパスポートトラブルで、10月1日の実施で調整されていた。ダフィーは大会を通じてコメントを発表。「パスポートが盗まれ、大会までに再発行が間に合わず、日本に行くことができず欠場する事になってしまった」と、説明した。
2023年09月28日 14:36
ボクシングの東日本新人王ミドル級決勝進出を果たした元プロボクサーで俳優の赤井英和の長男・英五郎(29)=帝拳=と、決勝で対戦するマッチョパパ一基(34)=協栄=が28日、都内で会見し、意気込みを語った。 赤井は大会参加資格最後となる3度目の挑戦で決勝にコマを進めた。「4回目はないので、崖っぷちでやっている気持ちでいる。練習でやっている以上のものは出せない。チームにも言われたことを出せれば勝てる」と意気込んだ。今月22日の29歳の誕生日には父の英和さんも祝福。「ダブルジャブ、ダブルジャブ」と、アドバイスをもらい「強くなりたい一心でボクシングに取り組んでいる。1試合目よりも2試合目、3試合目で強くなっている。また、強くなる自分をみせていきたい」と決意を込めた。 対戦相手のマッチョパパ一基は肉体美を競うフィジークから30歳でボクシングに転向した異色の経歴。昨年7月のプロデビュー戦では赤井に2回TKO負けを喫している。因縁の再戦に「よろしくお願いしまマッチョ。デビュー戦で赤井英五郎選手に倒されて、そこからなんの運命か決勝でまた、リベンジできる舞台をいただけたのは、すごくうれしく思ってます。1年かけて変わってきたところを見せたいと思います」とユーモアを交えて、意気込んだ。
2023年09月28日 14:00
女子プロレス界にひそかな熟女ブームが到来している。
2023年09月28日 12:07
プロレスラー、蝶野正洋が27日、都内で還暦を祝うパーティーを開催した。会には新日本プロレス時代の先輩となる藤波辰爾、長州力、さらに同期入門で「闘魂三銃士」の武藤敬司氏らが出席した。 9月17日に60歳の誕生日を迎えた蝶野は、今後の夢を師匠のアントニオ猪木さんの影響を受けて取り組んでいる社会貢献活動を「次につなぐ人間を育てたい」と明かした。さらにプロレス界にも「どの辺まで貢献できるかはありますけどサポートできることはサポートしたい」と後進の育成を掲げた。 パーティーでは「BIG4対談」と題し、蝶野、藤波、長州、武藤がステージでトークを展開した。4人にとって師匠となるアントニオ猪木さんが昨年10月1日に79歳で亡くなり、まもなく命日を迎える。蝶野は社会貢献活動で猪木さんの遺志を継承。藤波は猪木さんについて「リングに上がるとどこかで見られているような気持ちがある」と明かせば、武藤は生前、「猪木さんから怒られてばっかりだった」としのんだ。 そして、長州は「月に10日ぐらいは会長に会っている」と告白。この発言に蝶野が困惑すると、その真意を長州は、月に10日ほど練習に訪れる世田谷区野毛にある新日本プロレスの道場で猪木さんのパネル写真が掲げられるようになったことを明かし「だから、そこで会長に」と写真の猪木さんへ練習の前後に頭を下げて感謝をささげていることを告白していた。 新日本道場の猪木さんのパネル写真は昭和時代から掲げられていたが、猪木さんが2006年に新日本の筆頭株主ではなくなった翌年の07年に取り外された。しかし、今月12日に横浜市内の総持寺で営まれた一周忌法要で棚橋弘至が10月6日に公開される映画「アントニオ猪木をさがして」の撮影を機に再び道場に設置されたことを明かしていた。
2023年09月28日 10:29
プロレスラー蝶野正洋が27日、都内で「還暦パーティー」を開催した。会には新日本プロレス時代の先輩となる藤波辰爾、長州力、さらに同期入門で「闘魂三銃士」の武藤敬司氏らが出席した。 9月17日に60歳の誕生日を迎えた蝶野は、パーティー終了後の取材で今後の目標について、師匠のアントニオ猪木さんの影響を受けて取り組んでいる社会貢献活動として「次につなぐ人間を育てたい」と明かした。さらにプロレス界にも「どの辺まで貢献できるかはありますけど、サポートできることはサポートしたい」と後進の育成を掲げた。 また、報道陣からリング復帰の可能性を聞かれたが、2年前にせき柱管狭さく症の手術を行った影響から慎重な姿勢を見せた。ただ、今年2月21日に東京ドームで行われた武藤の引退試合で最後に「オレと戦え!」と指名され、リングに上がったことに触れ「前みたいに武藤さんにムチャぶりされたら上がらざるをえないので、そういう状況にならないと上がる気にはなんないでしょうね」と明かし「逆指名してんです武藤さんを。どっかで自分が最後のラストでリングに戻るってなった時に」と断言。いつか訪れる自身の引退試合では武藤を指名することを予告していた。
2023年09月28日 05:00
「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(11月15日、両国国技館) WBA世界バンタム級王者・井上拓真とWBA世界フライ級タイトルに挑戦するユーリ阿久井政悟が27日、都内で会見を行い、井上拓は初防衛、ユーリは王座奪取を誓った。また、アンダーカードでは、54・5キロ契約8回戦で日本バンタム級11位・与那覇勇気(32)=真正=と辰吉寿以輝(27)=大阪帝拳=が対戦する。 兄・尚弥に続く4団体統一への第一歩にする。4月に王座を奪取した井上拓は「自分自身ここからがスタートだと思っている。兄に続けるように。統一チャンピオンになりたいと頑張っているので、ここをしっかりクリアしたい」と初防衛戦へ意気込んだ。 アンカハス戦へ向け気合を入れた。相手はIBF世界スーパーフライ級を9度防衛した実力者。「今まで戦ってきた中で一番、強いと思う」と言うが、ここまでは井上尚弥、いとこの井上浩樹とジム内合宿を行って調整は順調に進んでいる。「過去一の最高の仕上がりをして、しっかり倒したい」とKO勝ちを誓う。 兄・尚弥からは「相手は強いから、何が何でも勝てよ」とゲキを飛ばされた。世界戦で初めてのメイン。「今まで以上に熱く盛り上がる試合を、しっかり務めていきたい」と表情を引き締めた。