2023年09月19日 06:25
鎌田大地が所属するラツィオは20日にアトレティコ・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ初戦を迎える。開幕から全試合でスタメン起用されている鎌田だが、現地ではマッテオ・グエンドゥージとの起用法が話題になっている。マウリツィオ・サッリ監督は4-3-3システムを使っており、2枚のインサイドハーフは鎌田、ルイス・アルベルト、グエンドゥージ、マティアス・ベシーノらが起用されている。 これまで鎌田とグェンドゥージが同時に起用されたことはないが、サッリ監督は2人の共存は可能なのかと聞かれるとこう答えていた。ルイス・アルベルトが疲労昏睡になった時、2人が共存するチャンスがあるだろう(笑)グェンドゥージをレジスタで起用する?不可能だ。彼は私が低い位置に求める特徴を持っていない。ルイス・アルベルトを主軸として考えており、彼が起用できない場合には鎌田とグエンドゥージの同時起用がありえるかもしれないとのこと。
2023年09月29日 07:04
遠藤航が所属するリバプールは9月27日に開催されたカラバオカップの3回戦で2部のレスターと対戦。3−1の逆転勝利を飾った。 4−3−3でのアンカーで先発した遠藤は、0−1で迎えた48分にコディ・ガクポが決めた同点弾の起点となれば、70分には鋭い縦パスでドミニク・ソボスライの勝ち越しゴールをアシスト。2点に絡んだほか、激しいボール奪取など守備面でも活躍した。 リバプールの公式ホームページによれば、日本代表MFは試合後にスポーツメディア『The Athletic』に「とても楽しかった」と語った。 「他の試合よりもいい出来だったと思った。本来の自分を見せられて嬉しかった」 森保ジャパンのキャプテンは「守備面では適応しようとしている。ニューカッスル戦やヨーロッパ(リーグ)の試合(LASKで)でも今夜の後半と同じようにプレーしたかったけど、時間が必要だったのは理解している。90分間フルでプレーできて、とても気持ちよかったし、変化をもたらすことができたと感じた」と続けている。【動画】ズバッと縦パス! 遠藤航の絶妙アシスト
「後半と同じようなプレーを続ければ、プレミアリーグでもっとプレーできると願っている。準備はできていると感じる。どの試合でもそのようなパフォーマンスをしなければならない」 自身の役割については、「監督は、僕がディフェンダーの前にいるだけになるのを望んではいない。もっと高いところに行って、常にボールを奪おうとしないといけない」とコメントした。「ここではすべての試合に勝たなければならないけど、その結果としてプレッシャーは感じていない。僕は謙虚だけど、彼らが僕を信じてくれたからここにいると思っている。このチームに加われたのはエキサイティング。これは僕の夢であり、楽しんでいるよ。僕たちはこれまで素晴らしい成果を上げてきた」 出場時間の確保に向けて、手応えを掴んだ様子の遠藤。今後の活躍に注目だ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2023年09月29日 06:54
スペインの名門に激震が走った。 28日、バルセロナが贈収賄の疑いでスペインの裁判所に告発されたと、複数メディアが報じている。 『ESPN』の報道によると、バルセロナはジョアン・ラポルタ氏が会長に就任した初年度の2001年から2018年までの17年間に及び、審判技術委員会(CTA)の前副会長だったホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏が所有する会社に700万ユーロ(約11億円)以上もの金額を支払った嫌疑がかけられている。クラブとラポルタ会長はいずれもこの疑いを否定している。 また、バルセロナ前会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏ら複数の関係者も今回の件で起訴されているという。検察の発表した声明では「バルトメウ氏らはネグレイラ氏と極秘の口頭合意を結んでおり、バルセロナがプレーする試合でジャッジをバルセロナに有利にするようなアクションを実行しただろう」と明記されており、審判を買収したという主張がされている。 『ロイター』によると、UEFAは今年3月にバルセロナがこの件で初めて告発された際に独自の調査を行っており、7月には「2023−24シーズンのUEFAの主催する大会に出場することを認める」という決定をした。一方で、この決定はさらなる調査による結論が出されるまでの暫定のものであることも同時に発表していた。 こうした背景もあり、もし今回の起訴でバルセロナが有罪と判断された場合、UEFAはバルセロナのチャンピオンズリーグ(CL)を含む複数大会への出場資格をはく奪する可能性もあるという。 また、カタルーニャスポーツ裁判所の所長は、もしバルセロナが有罪となった場合ラ・リーガからの降格処分が科される可能性も指摘しており、スペインの名門を取り巻く状況は決して穏やかではない。 この件に関して、チームを率いるシャビ監督は、「私の意見は分かるだろう。クラブが有利なジャッジをされたと感じたことは一度もない。一度もだ。これ以上この話をする時間はない。私はピッチ上での問題にフォーカスしている」と述べ、贈収賄の疑いをきっぱりと否定している。 果たしてバルセロナは自分たちの無実を証明できるだろうか。裁判の行方に注目が集まっている。
2023年09月29日 06:53
ナポリは28日、ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンとの関係悪化を受け、クラブの公式声明を発表した。 先日、PKを失敗したオシムヘンを嘲笑するかのような動画がクラブ公式TikTokに投稿されたことをきっかけに、同選手との関係悪化が報じられていたナポリ。27日に行われたウディネーゼ戦ではチームの2得点目を記録したオシムヘンがゴールセレブレーションを拒否するなど、事態は深刻さを増していた。 こうした状況を受けて、クラブは28日に声明を発表し、渦中のオシムヘンとの関係について説明した。 「この問題のいかなる憶測や誤報を避けるため、SSCナポリはクラブの資産であるヴィクター・オシムヘンの気分を害したり、からかったりする意図がなかったことを明確に表明したい」 「夏の移籍市場で彼に対するすべてのオファーを拒否したことは、クラブの彼に対する評価の揺るがない証拠である」 「ソーシャルメディア、特にTikTok上では誇張された言語が愉快で遊び心のある方法で使用される。今回のケースではヴィクター(・オシムヘン)に対して嘲笑や愚弄する意図はなかった」 「もしヴィクターが気分を害したのであれば、それは全くクラブの意図するところではない」 選手との急速な関係悪化により、事態の火消しに追われるナポリ。オシムヘンには冬の移籍市場での退団の噂もささやかれる中、‟エース”との関係を修復することができるだろうか。
2023年09月29日 06:30
先日行われたカラバオ・カップのレスター戦で、リヴァプールの勝利に貢献するプレーを見せた遠藤航。
2023年09月29日 06:20
8月のフランス・リーグアン月間MVPに輝くなど好調を維持してきた南野拓実。ただ今週末のマルセイユ戦は欠場の可能性があるようだ。『Get French Football News』によれば、南野拓実は木曜に行われたモナコの練習を欠席していたとのこと。モナコを率いるアディ・ヒュッター監督は南野拓実の欠席について以下のように話していたとか。アディ・ヒュッター「昨日、彼は内転筋に少し痛みを感じていたんだ。だから今日は彼を練習から外すことにしたよ」
2023年09月29日 06:00
いわゆる「ネグレイラ事件」により、バルセロナが審判委員会への贈収賄容疑で裁判官から告発を受けたようだ。『Sport』によれば、バルセロナ裁判官のホアキン・アギーレ氏が木曜日にFCバルセロナなどの捜査対象者を告発したとのこと。その中にはジョゼップ・マリア・バルトメウ元会長やサンドロ・ロセル元会長も含まれていると伝えられている。問題になっている「ネグレイラ事件」は、バルセロナが18年にわたって730万ユーロ(およそ11.4億円)を支払ってきたというもの。 その支払い先は審判委員会の副会長であったホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラが保有する企業であり、これが違法な贈収賄に当たる可能性があると言われている。バルセロナと企業はこれらの支払いによって何らかの便宜が図られたことはなく、試合に関する資料やデータの提供であったと説明している。ただ、今回の告発においてはそれは関係がないと説明されているようだ。ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏が審判委員会副会長を辞めた際にバルセロナからの支払いが停止されていることから、『審判という立場に応じて支払いが行われた可能性が高い』と推測されている。また審判の技術委員会を管理しているスペインサッカー連盟自体が公共性を持つ団体であることを考慮すると、すでに証明されている支払いが行われているだけで贈収賄にあたると主張されている。
2023年09月29日 05:39
レアル・ソシエダの久保建英は、ここまでラ・リーガでは出場6試合で4ゴールを奪取。古巣のレアル・マドリーが買い戻すのではないかという現地報道が後を絶たない。 その“白い巨人”はもうひとりのアジアのスターにも関心を抱いているようだ。スペインメディア『DON DIARIO』は9月28日、「戦略的契約、それはエムバペではない。クボとならアジア市場に革命を起こすだろう」と見出しを打った記事を掲載。「レアル・マドリーはトッテナムの韓国人FWソン・フンミンの獲得に動く」と伝えた。「マドリーはチームの強化を目ざして、たゆまぬ努力を続けており、チームのスポーツ界の運命を変えるだけでなく、アジア市場で商業革命を引き起こす可能性のある名前に注目が集まっている。『Fichajes.net』によると、トッテナムの韓国のスター、ソン・フンミンが攻撃ラインを強化するロス・ブランコスのターゲットになっている」 同メディアは、「彼の生まれ持ったゴールを決める能力、スピード、守備のバランスを崩す能力は、サッカー界全体で認められている。しかし、マドリーにとってこの移籍の可能性をさらに魅力的なものにしているのは、アジア市場におけるその絶大な影響力だ」と主張。「彼のサンティアゴ・ベルナベウへの到着は、スポーツ面でも商業面でも戦略的な動きとなるだろう」としている。【動画】見事なダイレクトシュート!久保が開始2分に決めた電光石火の先制弾
「スポーツの観点から見ると、マドリーの攻撃ラインを強化することになるが、クラブはこのポジションを国内外のコンペティションでの目標達成の鍵と考えている。ソンの多才さにより、攻撃面でさまざまなポジションでプレーすることができ、これはマドリーの(カルロ・アンチェロッティ)監督にとって貴重な資産となり、チーム内でより多くの戦術的オプションとより大きなローテーション能力を提供することになる」 記事は、「しかし、この移籍が本当に魅力的なのは、その潜在的な商業的影響だ。マドリーは、その世界的な展開とアジア、特に中国、韓国、日本などの国々における膨大なファンベースで知られています。ソン・フンミンの加入は、クボの復帰の可能性とともに、新たな市場への入り口を開き、アジアにおけるレアル・マドリーの存在感をさらに強化する可能性がある」と見解を示し、こう締め括っている。「ソン・フンミンのマドリーへの移籍の可能性は、サッカー界における単純な移動とは程遠い。これは、フィールドとアジア市場の両方に重大な影響を与える可能性のある戦略的措置だ。実現すれば、プレミアリーグ最高のストライカーの一人が世界最大のクラブに加わるのを目にするだけでなく、マドリーの世界的展開における新時代の誕生を目撃することになるだろう」 果たして、世界的ビッグクラブで日韓アタッカーの共演が見られるのか。実現すれば、小さくないサプライズだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2023年09月29日 05:36
レアル・ソシエダの久保建英が、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で紹介されたインタビューの中で、レアル・マドリー時代を振り返っている。
2023年09月29日 05:30
苦悩と希望の狭間で、先天性多合趾症と戦うフットボーラーにスポットを当てた企画だ。身体的なハンデをものともせず、逞しく生きて、Jリーガーになるという夢を叶えた高吉正真(ギラヴァンツ北九州)の心情に迫る。今回は前編だ。--------◆--------◆-------- 大事に、大事にお腹の中で育ててきた命がついに誕生する。大きな泣き声とともに姿を現わした赤ちゃんを見た瞬間、自然と涙が込み上げてきた。これ以上ない感動。しかし、それからしばらくしてある事実に気付く。赤ちゃんの足が6本ある。なぜ、五体満足の子に産んでやれなかったのか。娘の二つにわかれている小指を見ると、いつもそう思ってしまう自分がいる。これは、ある友人の体験談だ。 先天性多合趾症とは、手足の先天異常のことで、簡単に言うと足の指が2本以上にわかれている症状を指す。原因不明で、1000人から2000人にひとりの割合でなるとされており、手術をすれば治るが(1歳以上から)、そう単純な話ではない。 我が子にメスを入れるのだ。親にとっては難しい決断になる。何かあったらどうしよう、この年齢で体力的に手術に耐えられるのか、大きな不安に襲われるなかで、先天性多合趾症と向き合わなければならないのはひと言でしんどい。 ただ、そうした困難を乗り越えてJリーガーになった選手がいる。ギラヴァンツ北九州の高吉正真だ。 今季大卒1年目のMFは開幕前、「私は先天性多合趾症(センテイセイタゴウシショウ)という生まれつき、足の指が6本ありました。私が今悩んでいることは、スパイクが合わず痛みを抱えながらプレイをしていることです。どなたか、足の幅が広くても履けるスパイクを知っている人がいれば、教えていただきたいです」と、SNSでそう発信して注目されたプレーヤーである。 どんな想いで、このメッセージを送ったのか?「正直、そういうことをやるつもりはありませんでした。ただ、本当にスパイクに困っていて、『こういうもの(SNSでの呼びかけ)をやってみても良いですかね?』と先輩に相談したら『まあ、良いんじゃないか』と後押しされて。それで決意しました」
高吉本人に抵抗がなかったと言えば、嘘になる。「SNSで発信したところで、『だから、何?』と反応される恐れもあります。嫌な言葉を投げかけられるかもしれないなとも思っていました」 ただ、それは杞憂に終わる。「いいスパイクを紹介します」など温かいメッセージが届き、高吉は感動した。「日本人の温かさ、SNSの拡散力の凄さを改めて感じました。それで今、自分は救われて、スパイクも見つかりましたし、関わってくれた皆さんにとても感謝しています」
今こそJリーグでプレーしているが、プロになるまでの道のりは決して平坦ではなかった。先天性多合趾症と付き合いながらプロを目指すわけだから、そこには間違いなく困難があった。「この症状を理解したのは小学生ぐらいです。当時は(どんな靴を履いても)そこまで気になりませんでしたが、中学生になると普通のスパイクも靴もサイズが合わなくなって」 好きなスパイクも履けない。高吉はそんな不満を両親にぶつける時もあった。「当時憧れていた選手がクリスチアーノ・ロナウドで、ロナウド・モデルのスパイクを履きたかったんです。両親に『サイズが合わないから、これにしなさい』と言われても駄々をこねて…」
両親は両親で苦悩を抱えていた。高吉の証言によればこうなる。「サッカーの試合に出ている時も自分だけスパイクの形が違うわけです。だから、両親は『これを見て他の人はどう思うだろう、他の保護者の方はどう感じているのだろう』と心配しながら見ていました」 ただ、高吉には“心強い味方”がいた。<後編に続く>取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)<選手プロフィール>
高吉正真(たかよし・しょうま)
2000年8月25日生まれ、神奈川県出身。176センチ、70キロ。川崎U-18育ちで、2023年に北九州に加入。地上戦、空中戦ともに強い屈強なボランチ。守備的なポジションならどこでもこなす器用さも魅力のひとつだ。パリ五輪を目ざすU-22日本代表、10月にメキシコ、アメリカと対戦! 大岩監督は「結果にこだわり、勝つための準備をする」
2023年09月29日 00:10
まだシーズン序盤とはいえ、リーガ・エスパニョーラの順位表に異変が起きている。7試合を消化し、首位に立っているのはジローナだ。先日まではレアル・マドリードがリードしていたが、レアルは先日ライバルのアトレティコ・マドリードに敗北。一方でジローナは6勝1分と無敗をキープしており、まさかの単独首位だ。昨季ジローナが10位でフィニッシュしていることを考えると、なかなか意外なスタートダッシュか。 興味深いのは攻撃力だ。守備を固めて耐え忍ぶサッカーではなく、ミチェルことミゲル・アンヘル・サンチェス・ムニョス率いるジローナは開幕7試合で18ゴールと攻撃的だ。この得点数はバルセロナと並んでリーグトップタイだ。ジローナは13ゴールを奪った昨季のチーム得点王バレンティン・カステジャーノスが今夏に退団しているが、代わりにウクライナのドニプロからウクライナ代表FWアルテム・ドフビクを獲得。これがヒットしており、ドフビクは早くも3ゴール2アシストをマークしている。他にもトロワからレンタルで加えた19歳のブラジル人FWサヴィーニョも2ゴール4アシストと躍動しており、新戦力が当たっている。特にブラジル世代別代表でプレイしてきたウイングのサヴィーニョは注目する価値のある選手だ。まだ序盤戦で、あくまで中堅クラブのジローナが今のペースを維持するのは厳しいかもしれない。ただ、今の攻撃力はなかなかに興味深い。昨季も10位でフィニッシュしながら、ミチェルの下で58ゴールを挙げていた。これはリーグで4番目に多い数字だった。今季もその流れは続いており、次節は30日に2位レアル・マドリードをホームに迎える。序盤とはいえ、首位攻防戦だ。今の勢いならばジローナが勝つ可能性も十分に考えられるはずで、ジローナの勢いがどこまで続くか注目される。
2023年09月29日 00:00
今年も新たなバージョンが発表された「フットボールマネージャー」シリーズ。世界各国のサッカーリーグや選手がデータとして再現されており、プロのスカウトも参考にするという。『Planet Football』から、今回は2013年秋に発売されたフットボールマネージャー2014の「伸びなかった最強若手選手」をご紹介する。ベルナル所蔵したクラブ:シャフタール、エヴァートン、アル・シャルジャなど 現所属:パナシナイコス国籍:ブラジル164cmという小柄な体格ながらも非常に豊かな俊敏性とスピードを備え、巧みなドリブルとパスによって相手ディフェンスを恐怖に陥れた天才。ゲームが発売された2013年末にはアトレチコ・ミネイロからシャフタール・ドネツクへと移籍したばかりだったが、メディアでは「南米最高クラスのヤングスター」と評価された。ただ2018年にシャフタールとの契約満了で退団した後はエヴァートンであまり活躍できず、その後UAEのアル・シャルジャを経てギリシャへと移籍している。アドナン・ヤヌザイ所蔵したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド、ドルトムント、レアル・ソシエダなど現所属:セビージャ国籍:ベルギー2013年の夏にマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンツアーに帯同し、香港ではゴールを決めるなど好プレーを見せたアタッカー。香川真司とのポジション争いでも存在感を示し、世界屈指の若手と評価された。まだその頃は18歳であったがアレックス・ファーガソンにも「バランスが良くて加速力があり、非常に優れたテクニカルな選手」と評されていたが、ファン・ハール監督の下で出番を失ってしまった。その後はドルトムントやレアル・ソシエダ、セビージャなどで一定の活躍は見せたものの、最初のインパクトが大きすぎたことで残念な部分は大きい。ラヴェル・モリソン所蔵したクラブ:マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、ラツィオなど現所属:DCユナイテッド国籍:ジャマイカマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育ち、すごい才能を持つ天才として評価されていたラヴェル・モリソン。2012年にトップチームでのプレーを求めてウェストハム・ユナイテッドへ移籍し、それからバーミンガム・シティへと貸し出された。そして2013年夏にウェストハムへと復帰して活躍を見せたこともあり、その冬に発売されたフットボールマネージャーではかなり伸びる選手になっていた。しかしながらその時から何度も脅迫や暴行で逮捕されるなどトラブルメイカーとなってしまい、ピッチ内でも一貫性が乏しい選手に。結局ほとんど成功を収められずに「才能を無駄にした」と評価されている。フェデリコ・カルタビア所蔵したクラブ:バレンシア、デポルティーボ、ブラガなど現所属:アル・シャバブ国籍:アルゼンチンロサリオ・セントラルから若くしてバレンシアへと移籍し、ユース年代で実績を作ったカルタビア。2013年のプレシーズンマッチでトップチームに昇格し、それからすぐにリーガでもデビューを果たした。170cmと決して大柄ではないものの鋭いプレーができるウインガーとして活躍が期待されたものの、2013-14シーズンは結局25試合でノーゴールに終わり、それからはローン生活を送ることになった。2019年にUAEのアル・シャバブへと移籍し、それからずっと中東でキャリアを重ねているものの、そこでもあまり目立った活躍ができていない。ヘセ・ロドリゲス所蔵したクラブ:レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ラス・パルマスなど現所属:コリチーバ国籍:スペインミュージシャンとしてはそこそこ成功してるヘセ・ロドリゲスであるが、サッカー選手としては尻すぼみの状況が続いている。レアル・マドリーの下部組織で活躍したあとにトップチームへ引き上げられたが、このゲームが発売された数カ月後に前十字靭帯を断裂。さらにパリ・サンジェルマンへの移籍で成功できず、私生活でもトラブルが相次いだ。
2023年09月28日 23:50
昨季もエールディヴィジで3位に沈み、タイトルを逃したアヤックス。
2023年09月28日 23:30
27日、コンサドーレ札幌に所属するMF小野伸二が今季限りでの現役引退を表明した。小野は日本サッカー界屈指の天才プレイヤーであり、そのテクニックは日本だけでなく世界をも魅了してきた。小野の引退表明に反応したのは、小野の古巣フェイエノールトだ。今でこそ海外組も珍しい存在ではなくなったが、小野がフェイエノールト移籍を決断した2001年はまだまだ海外で活躍する日本人選手は少なかった。しかも小野は2001-02シーズンにフェイエノールトの主力としてUEFA杯(現ヨーロッパリーグ)制覇に貢献している。フェイエノールトにとってはレジェンド的存在なのだ。 当時のチームには若かりし頃の元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー、ピエール・ファン・ホーイドンク、元デンマーク代表FWヨン・ダール・トマソンら各国の代表選手が揃っていた。決勝ではドルトムントを撃破しており、小野はこのゲームでも85分まで出場している。SNSではフェイエノールトのサポーターから、「レジェンドに銅像を」、「スタジアムでそのスキルを見てきた」、「英雄だった」など、小野の現役生活を称える声が寄せられている。2021-22シーズンには新設されたカンファレンスリーグで決勝まで進んだフェイエノールトだが、決勝ではローマに敗れた。欧州カップ戦を制したのは小野が在籍した2001-02シーズンのUEFA杯が最後となっており、そのチームの中心的存在だった小野がレジェンドと評価されるのも納得だ。当時の柔らかいパスはエールディヴィジでも大いに話題を呼ぶことになり、日本サッカー界の扉を開いた選手の1人だ。
2023年09月28日 22:30
J1首位ヴィッセル神戸はリーグ2位横浜F・マリノスと29日午後7時にアウェー・日産スタジアムで天王山を迎える。神戸の首位を攻守に渡ってきた初瀬亮は今季目覚ましい活躍を見せている。今季は左サイドバックで28試合1得点7アシストとサイドバックではDFでは最多アシストを記録している。背番号19の起点作りや正確なクロスが神戸の生命線となっている。今回はリーグ屈指の超攻撃型サイドバックの実力に迫る。 開花し切れなかった若手時代ガンバ大阪のアカデミー出身の初瀬は、ユース世代では有望視されたサイドバックだった。ジュニアユース時代の2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成し、ユース時代も卓越したサッカーセンスで注目される存在だった。トップチームに昇格後は2017年に公式戦4試合連続アシストや東京世代では最速となるEAFF E-1サッカー選手権2017に臨む日本代表に初選出(出場は0試合)など飛ぶ鳥を落とす勢いで存在感を見せた。ただ安定感が欠けるプレーや守備の軽さなどの課題があったため、G大阪ではなかなか主力に定着できないでいた。優れた攻撃センス、幅広い視野と洞察能力、キック精度と攻撃面で光るものはあったが、この時点では才能を開花し切れずにいた。
2019年に神戸へ完全移籍。出場数は古巣時代より増加するも、ここでも思ったような成長曲線を描けずにいた。ただ年を追うごとに緩やかに成長はしていた。今季に入ってからプレースキック、ビルドアップの起点つくりの関与、後方からの攻撃参加、機を見たサイドチェンジの精度が高まり、守備も安定性が出てきた。中村俊輔を目指した超高精度プレースキック今季J1第10節ホーム・湘南戦前半21分に左足で鋭いドライブ回転がかかったフリーキックでゴール右隅に先制点を突き刺した。左足のキック、弾道、球威、球速は横浜FMやスコットランド1部セルティックなどで活躍した元日本代表MF中村俊輔さんのフリーキックを彷彿とさせるものだった。#初瀬亮 狙いすました直接FK💥🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第10節
🆚 神戸vs湘南
🔢 1-0
⌚️ 21分
⚽️ 初瀬 亮(神戸)#Jリーグ#神戸湘南 pic.twitter.com/UMT5IX8tah
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) April 29, 2023初瀬は小学生時代に憧れだった中村さんのキックを真似るように何度も左足からのプレースキックを練習した過去があったという。もともと右利きだったが、左足の精度も向上したためセットプレー時にキッカーを任されれば左足でボールを蹴っている。今季はコーナーキック、フリーキックで多くのチャンスを演出している。先月18日のJ1第24節ホーム・柏レイソル戦では0-1の後半37分に初瀬はフリーキックでFW大迫勇也の頭に合わせるようにピンポイントでボールを送り同点のヘディング弾をアシストした。初瀬選手のフリーキックに大迫選手がヘッドで合わせてゴール左隅に流し込む!⚽ハイライトは @DAZN_JPN 📺
登録は⏩https://t.co/P80XKwItyQ#visselkobe #ヴィッセル神戸 #神戸柏 @hatsuseryo pic.twitter.com/X9iFQlEYtD
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) August 19, 2023プレースキッカー不在といわれる日本代表で初瀬のキック精度は魅力あるオプションの一つになるだろう。今季は残り少なくなったが、初瀬のプレースキックからどのようなゴールが生まれるのかに注目だ。圧倒的な攻撃センスはリーグ屈指今季の初瀬はプレースキック以外にもビルドアップの攻撃構築、局面の流れを一気に変えるサイドチェンジ、超高精度ロングフィードなど流れの中でもゲームメイクやチャンスメイクに大きく関与している。その中でもJ1第26節京都戦でパトリッキが挙げたゴールとJ1第28節C大阪戦の佐々木が決めたゴールをアシストを挙げた初瀬のロングフィードは、似たような形からラインブレイクを誘発しているため、話題となった。今月のホーム2試合⚽
9/3(日)🆚京都 ジェアンパトリッキ選手
9/23(土)🆚C大阪 佐々木大樹選手(@daijusasaki)2人のゴールが奇跡のシンクロ度合い👏#visselkobe #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/5iXqdRmKse
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) September 24, 2023サイドから攻撃を形成できる司令塔型サイドバックは、世界でもヨシュア・キミッヒ、ジョアン・カンセロ、オレクサンドル・ジンチェンコと重宝されている。偽サイドバックなどの戦術的なタスクは負ってはないないが、中盤との関わり方も上手いため、相手からすれば初瀬の攻撃参加は脅威となっている。実際に7アシストという結果が物語っている。
2023年09月28日 22:24
U-22日本代表は現地9月28日、中国の杭州で開催されているアジア競技大会のラウンド16でミャンマーと対戦。7−0で勝利を収めた。 大岩剛監督が率いる日本は、前半だけで5得点。佐藤恵允と鮎川峻がそれぞれ2ゴールを挙げ、角昂志郎もネットを揺らした。
【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返る!(1992-2023)
迎えた後半、内野航太郎、日野翔太が加点。最後まで攻撃の手を緩めず、ミャンマーを圧倒した。 8強入りを果たした日本。ベスト4進出をかけて、10月1日に北朝鮮と相まみえる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部