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2023年09月19日 06:29
◆ 強烈な印象を残した3投手 今年は10月26日(木)に行われる『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。運命の日を約1カ月後に控え、この9月には各地で大学野球の秋季リーグ戦が幕を開けた。 2023年のドラフト戦線はかねてから“大学生投手”が大きな注目を集めており、秋を前にして行われた『侍ジャパンU-18壮行試合』においても、大学日本代表投手陣は後に『第31回WBSC U-18野球ワールドカップ』を制する“後輩たち”を相手に貫録の投球を披露している。 8−0の完勝となった試合の中で、投手陣は10人の小刻みな継投で侍ジャパンU-18代表の打線をわずか3安打に封じ込めた。特に強烈な印象を残したのが、武内夏暉(国学院大)と細野晴希(東洋大)、常廣羽也斗(青山学院大)の3人だ。 武内は先頭の緒方漣(横浜)を二ゴロに仕留めると、続く寺地隆成(明徳義塾)には6球ストレートを続け、最後は自己最速を更新する153キロで空振り三振に斬って取った。 さらに夏の甲子園でヒットを量産した橋本航河(仙台育英)に対してはカーブから入り、そこからストレートを2球続け、最後は鋭く落ちるツーシームを振らせて三振を奪う。 フォームは良い意味で動きが“静か”で、楽に腕を振ってリリースに力が集中している。打者からすると、腕の振りとボールの勢いの“ギャップ”は脅威。ドラフト1位指名に向けて視界は良好だ。◆ 圧巻の「158キロ」 続いて、投げている“ボールの質”という意味で圧巻だったのが、5回に登板した細野だ。 先頭の小林隼翔(広陵)は156キロ、続く知花慎之助(沖縄尚学)には157キロのストレートで連続三振。3人目の緒方は右飛だったものの、4球目のストレートは158キロと表示され、スタンドからは驚きの声が上がった。 細野本人は160キロを狙っていたため、この結果には悔しさが残ったとのことだったが、この「158キロ」という球速は、アマチュア野球の左投手で“歴代最速”である。また、1球だけ投じた、少しスピードを落としたスライダーの変化は素晴らしく、どの変化球も質が高かったという点も付け加えておきたい。 リーグ戦ではどうしても長いイニングを投げる必要があり、春のリーグ戦は特に力を抑えた投球が目立ったが、休養十分で力を入れた時のボールはプロ選手と比較しても上位クラスであることは間違いないだろう。 一方、9回から登板した常廣は最速155キロをマーク。1奪三振で三者凡退という好内容だった。 先頭打者に対してボールが3球続くなど、出だしこそ少しばらつくところもあったが、それでも四球を与えずにしっかり修正してくるところは見事だ。 筆者には、腕の振りはまだ100%の力というよりも、少し制御しながら投げているようにも見えた。それでもストレートの平均球速は150キロを超えている。体格的には武内や細野と比べてもまだ細く、体つきは高校生とはそれほど変わらない。にもかかわらず、これだけのボールを投げられるというところにもポテンシャルの高さが垣間見える。 プロ入りから数年後には、先発投手として“160キロ”をコンスタントにマークできるような剛腕投手への成長も期待できるだろう。◆ 明治大のドラフト上位候補が躍動! 最後に野手では、来年のドラフト上位候補である上田希由翔(明治大/3年)が圧倒的な存在感を示した。 第1打席では前田悠伍(大阪桐蔭)のアウトローへのストレートを左前に運び、第2打席では森煌誠(徳島商)の低めのストレートを引っ張って、あっさりマルチヒットを記録した。 そして長打が期待された第3打席。安田虎汰郎(日大三)の高めのストレートをとらえると、打った瞬間にそれと分かる一撃を右翼席へ。持ち前のパワーもしっかりと見せつけた。 打ったボールは全てストレート。140キロ台のスピードに全く力負けすることなく、どのコースにも対応していた。また、第2打席の安打の後にはすかさず盗塁を決め、第4打席の一塁到達タイム(結果は二ゴロ)では4.16秒をマークするなど、脚力があるところも見せた。 さらにもう一人、野手で活躍した選手を挙げるならば、来年のドラフト会議で超目玉として期待される宗山塁(明治大/3年)になるだろう。 「3番・遊撃」でフル出場すると、打っては3安打の猛打賞。遊撃守備でも6回に華麗なランニングスローを見せ、8回にはセンターへ抜けそうな打球を飛びついて捕球、素早いトスで一塁走者をセカンドでアウトにしている。大学生の遊撃手としては、鳥谷敬以来の大物と言われている逸材だけに、引き続き注目だ。 今年の大学日本代表の投手は、歴代と比べてもNo.1と言えるほどの実力者が揃っており、この日登板した10人全員がプロ入りすることも十分に考えられる。 一方、野手は上田や宗山以外にも、進藤勇也(上武大/捕手)や辻本倫太郎(仙台大/内野手)、宮崎一樹(山梨学院大/外野手)らも有力候補に名を連ねている。 彼らがどの球団に何位で指名されるのか、10月26日のドラフト会議ではぜひ注目してもらいたい。文=西尾典文(にしお・のりふみ)☆記事提供:プロアマ野球研究所
2024年01月31日 19:29
それでは、只今よりロベルト・オスナ投手、ならびにウイリアンス・アストゥディーヨ選手の入団会見を始めます。ロベルト・オスナ投手、背番号は「54」、ウイリアンス・アストゥディーヨ選手、背番号は「4」となります。まず最初に、今回の入団経緯に関しまして、三笠GMよりご説明させていただきます。ソフトバンク・三笠GMから入団経緯の説明皆さん、お集まりいただきありがとうございます。 今日、無事にですねオスナ投手とアストゥディーヨ選手のこうやって会見を開けることを大変、球団として嬉しく思っております。お二人の獲得経緯について簡単にご説明させていただきますと、オスナ投手に関しては皆さんご存知の通り本当に実績のある抑えのピッチャーで、昨年も我々やっぱりマリーンズでオスナ投手が出てくると大変苦労させられたというようなところもあって、ぜひホークスでプレーをするというチャンスがあるのであれば我々も来てほしいなと思っていたところでありました。ほかの会見でも申し上げておりますが、もちろん守護神として活躍をしてくれるというようなこととともに、抑えをしっかり全うしてくれることによって、他のピッチャー、他のポジションで先発に回ったりだとか、いうようなことで投手陣全体のレベルアップに相乗効果があるというふうに考えておりますので、本当に頑張ってもらいたいなと思っております。続きまして、アストゥディーヨ選手については、本当に我々も長年、デスパイネ選手・グラシアル選手とチームを支えてくれた選手に代わって入っていただくというようなことになるんですけども、映像を見ていただいた方はご存知だと思います。本当に元気あふれるプレーで、バッティングはもとより、守備も走塁もハッスルしてやってくれるというようなところが、持ち味の選手かなと思っています。バッティングを期待していますし、あとは複数のポジションをカバーしてくれるというようなところですので、従来パリーグでは、DHというポジションですねDH固定というよりかは長いシーズン、フィールドポジションと併用していろんな選手で回っていくみたいなことでチームのパフォーマンスを最大化できればというふうに思っていますが、そういう形でアストゥディーヨ選手の攻撃力だけではなく、複数ポジションできるというようなところも魅力として考えておりますので、そういう意味で攻撃力のより一層の増強ということで貢献してくれるんじゃないかなというふうに思っております。私の方からは説明は以上です。続きまして、代表質問の形で進行させていただきます。代表質問をKBC九州朝日放送・和田アナウンサーよろしくお願いします。KBC九州朝日放送・和田アナウンサーによる代表質問それでは、代表で質問させていただきますKBCの和田といいます、よろしくお願いします。まずは、お二人に同じ質問をさせていただきたいと思います。ーーオスナ選手からお答えいただければと思うんですけれども、ソフトバンクホークスの印象というのはどうでしょうか?オスナ投手: 自分のホークスに対する印象は、いつも勝っているチームだということに加えて、ここ2年間優勝できていないというところも自分としてわかっています。なので今回、この話をいただいたときにぜひ優勝に貢献したいという強い気持ちがあって、今回入団させていただきました。アストゥディーヨ選手: 自分も周りの人から強いチームであることを知っていましたし、また2年間優勝できていないということも聞いていたので、手助けができるように自分がその一員になれるということを嬉しく思いますし、それもあって今回入団しました。ーーありがとうございます。続いてもお二人にお伺いしたいのですが、ご自身の持ち味・長所・ストロングポイントを教えて下さい。アストゥディーヨ選手: 自分の長所は、バッティング・守備はもちろんですけれども、強い闘志を持ち勝利に対してどんどん前に行けることが自分の強さだと思いますし、そこが一番アピールしていきたいところだと思います。オスナ投手: 自分は投球ということはもちろんですけれども、相手に対して向かっていく強い投球を見てほしいです。また、クラブハウスや自分たちのチームメイトにも試合に向かっていく姿勢。鼓舞して行けるのも自分の強さだと思っています。ーーありがとうございます。オスナ投手への質問なんですけれども、昨年の途中からマリーンズに加入して素晴らしい成績を残されたと思うのですが、1年間この日本球界で戦ってみて日本の野球のイメージというのはどうでしょうか?オスナ投手: 昨年途中から千葉ロッテに加入させてもらって、本当にロッテでの経験はかけがえられないものだと思います。ホークスに来て自分のできることにも挑戦していきたいですし、ホークス今年優勝できるチャンスがすごくあると自分でも思っているので、ぜひ優勝したいと思います。ーー本当に守護神としての期待もかかるとは思うのですが、ファンからの期待はどのように受け止めていますか?オスナ投手: もちろん自分のモチベーションになっているのは間違いないです。今回、ホークスに入団させてもらって優勝したいということは契約を始めた段階から話があったので、すごい高いモチベーションになっています。ーー去年、マリーンズで優勝ができなかったというところで、優勝への思いも強いですか?オスナ投手: どのチームに居てもそうなのですが、自分のメンタリティーとしては絶対に勝ちたい、優勝したいのはあります。去年も同じ気持ちでいけましたし、それが点差に関わらずそのシチュエーションが来たら自分がしっかり抑えに行くことは変わらないと思います。ーーもうすでに藤本監督からもクローザーというふうに指名があったと思うんですけれども、改めて守護神・クローザーというポジションについてのこだわりは?オスナ投手: すごく高いモチベーションではいますし、やはり9回まで自分たちの仲間が試合を繋いでくれていて、そこで投球することはすごく大きな意味を持ちますし、そこに対しても自分も努力していきたいですし、勝利に貢献したいという気持ちです。ーーありがとうございます。続いてアストゥディーヨ選手にもお伺いしたいんですけれども、まずこの日本の野球のイメージというのは何かお持ちですか?アストゥディーヨ選手: すごく高いレベルの野球をする印象もありますし、選手間でもやっぱり優勝したい、チャンピオンなりたいっていうモチベーションを持っている選手が多いと思います。ーーその中で打撃も売りで、そして走攻守というところで期待がかかると思うんですけれども、この日本で自分がどんなプレーをしたいですか?アストゥディーヨ選手: その日その日でやることは変わっていきますし、自分は走攻守すべてに対して良いパフォーマンスを披露したいのはありますが、自分の中で一番強い気持ちがあるのは優勝したい、チャンピオンなりたいことが一番だと思います。ーーメジャーではショート以外、8つのポジションを守ったという本当にびっくりするぐらいのユーティリティー性だと思うんですが、このポジションで勝負してみたいっていうのは具体的にあるんでしょうか?アストゥディーヨ選手: どこのポジションというのはありませんし、監督がここで行けというところで自分の100%を出してプレーをしたいと思います。ーーそれと、来日時のコメントで「トルトゥーガ(カメ)」という愛称というふうにご本人おっしゃってたんですけども、これについてちょっと詳しく聞いてもよろしいですか?アストゥディーヨ選手: とくに皆さんが好きなように呼んでもらえたら良いと思うのですが、「トルトゥーガ」ということを皆さん知ってもらってるので呼んでもらえたら、自分が受け入れてもらえていると印象を受けます。ーーということは、「トルトゥーガ」というふうにファンの皆さんは呼べばいいという感じでしょうか?アストゥディーヨ選手: はい、お願いします。ーーありがとうございます。それでツインズ時代の同僚でもある前田健太投手とも仲がいいというふうにも伺ったんですけれども、何かこの日本に挑戦するにあたって会話などはされたんでしょうか?アストゥディーヨ選手: 来日する前にInstagramのほうでちょっと話をしたんですけど、すごく仲の良い友人という感じです。ーー何かアドバイスみたいなのは受けたりしましたか?アストゥディーヨ選手: 一緒にいた時はそこまで話できなかったんですけど、自分の聞いた話では日本の野球はすごくいいよという話は聞きました。ーーありがとうございます。それとまたオスナ選手にお聞きしたいんですけれども、とてもラーメンがお好きというふうに伺ったんですが、福岡には美味しいラーメンもたくさんあるんですが、もう召し上がったりはされましたか?オスナ投手: 本当にラーメンは大好きです。昨日、たまたま機会があったのでラーメンを食べました。でも、日本の食事は全部好きなので、これからもいろいろと試していきたいなと思ってます。ーーこちらのラーメンは美味しかったですか?オスナ投手: 美味しい。ーーちなみにアストゥディーヨ選手はラーメンはまだ召し上がっていないですか?アストゥディーヨ選手: まだです。ーー本当に福岡には美味しいものがたくさんあるとは思うんですけれども、こちらにいらっしゃって何かこれを食べておいしかったというのは何かありますか?アストゥディーヨ選手: まずは、いろいろ食べてみないといけないかなというところですね。でも、美味しいものがあるんだろうなと思ってます。ーーありがとうございます。本当に多くのファンが優勝に向けて期待してるとは思うんですが、最後にそれぞれお二人からファンへ向けて一言メッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。アストゥディーヨ選手: 自分から言えることは、全力で応援していただきたいなということです。それと同時に自分たちも本当に100%でプレーしていきますので、絶対にチャンピオンになって一緒に喜びたいなと思ってます。オスナ投手: 本当に応援してもらっていることには感謝しますし、自分のところにもいろいろな方からメッセージっていうのも届きましたし、皆さんに本当に今年優勝するということは約束したいと思います。>会見動画
2023年09月29日 09:02
現役生活18年、会見中に訪れた2度の長い沈黙と涙… 巨人の松田宣浩内野手が28日、都内のホテルで引退会見を行った。17年間活躍したソフトバンクを昨季限りで退団し、巨人で1年間プレー。今季1軍では11試合、打率.071にとどまっており、通算1832安打のうち、巨人ではわずか1安打(28日現在)に過ぎないが、それでも松田の“プラス1年”には大きな意義があった。 会見中、何度も声を震わせ涙を流した。昨オフの巨人入りの経緯を振り返った際、「約1年前、原監督さん、球団関係者の皆さんとのご縁で、読売ジャイアンツの一員になることができました。その時に原監督さんから『ムードメーカーではなく、戦力として考えている』という……」と言ったきり絶句し、12秒間沈黙。うつむいたまま、ハンカチで目頭を押さえた。 その後、「戦力として考えていただけているという温かいお言葉をいただいて、ジャイアンツに飛び込んできました」と続け、「結果を出せなかったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と無念さもにじませた。 2度目の沈黙は、「野球少年の頃は家族みんながジャイアンツファンで、みんなでテレビの前で応援していました」と振り返った時だった。「それくらいジャイアンツのことが好きでした。だから最後……こういう……」と声を震わせ、17秒間絶句。その後「ジャイアンツのユニホームを着て野球生活を終えられることは、本当によかったと思います」と言葉を絞り出した。 長年チームの顔として活躍したソフトバンクで、野球人生のピリオドを打つ選択肢もあった。あえて新天地を求めた最大の理由は「40歳までプレーしたい」という強い思いがあった。「昨年途切れるかという時に、チャンスをくださったのがジャイアンツ。感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。今年5月17日の誕生日で目標の40歳に到達した。2軍で積極的にアドバイス、若手の活躍が「自分のことのようにうれしく」 今季は2軍暮らしが長かったが、ドラフト1位ルーキーの浅野翔吾外野手、同2位の萩尾匡也外野手ら若手へ、積極的にアドバイスを送る姿が見られた。松田は「特に(引退を決意した)9月に入ってからは、若い選手がヒット、ホームランを打って喜んでいる笑顔を見て、自分のことのようにうれしくなっている僕がいました」と胸の内を明かす。“見守り、教える立場”を経験したことは近い将来、指導者となった時に生きるのではないだろうか。 会見の最後にはサプライズで、巨人・坂本勇人内野手と、ソフトバンク時代の同僚・内川聖一氏が登場し花束を贈呈した。通算2000安打も通過した後、あえて現役最後の2年間(2021、22年)をヤクルトで過ごした内川氏には、1歳下の松田の現在の心境がよくわかる。「もちろん1球団で通す現役生活も素晴らしいと思いますが、僕は『やり切った』と納得して辞めることが一番大事だと思っています。試合に出られたか出られなかったかは、結果に過ぎない。そういう意味で、僕を最後に受け入れてくれたヤクルト球団に感謝していますし、マッチ(松田)もジャイアンツに感謝していると思います」とうなずく。 内川氏はヤクルトでの2年間では、計45試合、打率.217(69打数15安打)、0本塁打3打点に終わったが、「多くの学びもありました。実は同じNPBでも、球団によって“当たり前”が違い、それぞれ違う良さがあります。それに気付けたことで、見識を広げることができましたし、将来“伝える立場”になった時に役立つと思っています」と語る。昨季限りでNPBを引退した後も、今年1年間、故郷の九州アジアリーグ・大分B-リングスでプレーした。 もちろん、野球選手の中で「やり切った」と納得するまで需要があり、現役を続けられるのはほんの一握り。そういう意味で、松田の現役生活は非常に幸せだったと言えそうだ。「“野球界の松岡修造さん”という風な、熱い人間になることを目標に次のステップに入っていきたい」と語る第2の人生は、ファンにとっても楽しみだ。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2023年09月29日 08:00
27日にニッポン放送で放送された日本ハム−ロッテ戦(STVラジオの制作)で解説を務めた高木豊氏が、日本ハム・根本悠楓について言及した。 高木氏は根本について「根本は加藤を見ているみたいですよね。コツを掴めば加藤みたいになるでしょうね。低めにボールを集めるというね。いいお手本になるような先輩がいますよね」とコメント。 「スライダーでいいですから、スライダーの出し入れができるようになると、ものすごく幅が広がるでしょうね。加藤だったらあのスライダー投げさせたら100%ストライク取る。それぐらいの精度をもてば(根本も)10勝は間違いないです」と期待を寄せた。(提供=STVファイターズLIVE)
2023年09月29日 08:00
阪神のファームを特集する企画「熱鳴−鳴尾浜情報−」。
2023年09月29日 08:00
広島は28日、一岡竜司投手(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。一岡は巨人へFA移籍した大竹の人的補償として13年オフに広島へ移籍。力強い直球と鋭く落ちるフォークを武器に台頭し、16〜18年のリーグ3連覇をセットアッパーとして支えた。今季最終戦となる10月1日の阪神戦(マツダ)で会見と引退セレモニーに臨む。 一岡がユニホームを脱ぐ決断を下した。「12年の集大成」と位置づけて臨んだ今季。1軍登板なしに終わり、球団に現役引退を申し入れ、了承された。 右腕は球団を通じ「ジャイアンツから移籍してカープで10年間お世話になり感謝しかありません。カープファンの熱い声援も忘れることはない。周りの方々に恵まれた12年間のプロ野球生活でした。ありがとうございました」とコメントした。 16〜18年のリーグ3連覇をセットアッパーとして支えた。伸びのある直球とフォークが代名詞だ。速球派として存在感を示してきたが、19年以降は直球に本来の力強さを欠くようになった。若手の台頭も重なり、徐々に登板数は下降線をたどった。 輝きを取り戻すため21年からモデルチェンジ。カットボールやツーシームを使い、横の揺さぶりで勝負した。「今までと違うことをしているから難しい」。ゴロを打たせる投球に戸惑いながらも、自身と向き合いマウンドに上がってきた。 “イッチー”の愛称で親しまれた右腕。大瀬良、21年に現役引退をした今村と顔が似ていることから「カピバラ3兄弟」として親しまれたことも忘れられない。 引退セレモニーは今季最終戦の10月1日の阪神戦。背番号30の最後の姿を誰もが目に焼き付ける。 ◆一岡 竜司(いちおか・りゅうじ)1991年1月11日生まれ、32歳。福岡県出身。179センチ、87キロ。右投げ右打ち。投手。藤蔭高から沖データコンピュータ教育学院を経て、2011年度ドラフト3位で巨人入団。プロ初登板はリリーフで12年5月16日・オリックス戦(東京ドーム)。14年にFAの人的補償で広島に加入。17年から2年連続59試合登板。17年から3年連続2桁ホールドを記録するなど16年からのチームの3連覇に貢献。
2023年09月29日 08:00
広島は28日、マツダスタジアム内で今秋のドラフト会議に向けたスカウト会議を開き、大学生投手を1位で指名する方針を固めた。この日は大学・社会人41人を最終評価し、映像でも確認。1位候補選手を7〜8人に絞った。 会議を終えた白武スカウト部長は「くじになるかもしれないが、(1位指名は)基本は即戦力の投手」と話した。 候補になるのは青学大・下村海翔投手(21)と常広羽也斗投手(22)、中大・西舘勇陽投手(21)、専大・西舘昂汰投手(21)、桐蔭横浜大・古謝樹投手(22)らだ。 5投手とも150キロを超える直球が武器の本格派。さらに下村は制球力に優れる。常広、西館勇、西館昂は三振が奪えるフォークが魅力的だ。古謝は球の出所が見えにくいフォームから投げ込み、高い奪三振率を誇る。 今秋は大学生投手に注目が集まっている。「現場も先発がほしいんじゃないかと思う」と同スカウト部長。今季は大瀬良、九里、床田、森下がローテの中心を担い、森や玉村、遠藤らが続いた。来季を勝ち抜くためには、先発陣のさらなる底上げが必要と判断した。 10月中旬に行われる次回会議で1位指名選手を決定する可能性もある。
2023年09月29日 07:40
楽天・小郷がホームラン性の打球をキャッチ、打った森も天を仰いだ■楽天 9ー5 オリックス(28日・楽天モバイルパーク) 楽天・小郷裕哉外野手が場内を沸かせる好捕を見せた。28日に本拠地で行われたオリックス戦の9回、森友哉捕手が放ったホームラン性の打球に対して、フェンス手前でジャンプしてスーパーキャッチ。このビッグプレーに「よう捕ったわ」「ドンピャだぜ!」と、称賛の声があがっている。 4点リードで迎えた9回、守護神・松井裕樹投手はオリックスの1番・森と対峙した。1ボールから投じたストレートを森はフルスイング。打球はグングンと伸び、そのままライトスタンドに着弾すると思われた。右翼の小郷は打球を追い懸命にダッシュ。フェンス手前から、全力でジャンプして左手を伸ばすと、ギリギリのところでボールをキャッチ。打った森も本塁打を確信するほどの当たりだったが、それを“強奪”する形に。森も天を仰いで、苦笑いを浮かべた。 この様子を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが動画で公開すると早速、「普段の守備は危なっかしいけど時々信じられないスーパープレーを見せてくれる」「これはさすがの森も笑うしかないw」と、極限の場面で生まれた好守を絶賛するコメントが集まった。 また、小郷が背番号「51」なことから、「エリア51」「これは背番号51にふさわしい」と、同じ右投げ左打ちで「51」を背負い、数多くのビッグプレーでファンを沸かせたイチロー氏を重ねる声もあった。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 07:30
ロッテ益田は27日に12年目で700登板を達成も…引退試合の谷内へ気遣い ロッテの益田直也投手は、27日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦で、史上最速となるプロ12年目での700試合登板を成し遂げた。
2023年09月29日 07:30
レギュラーシーズンの本拠地最終戦を終えて一夜明けても、甲子園はフィーバーしていた。甲子園駅前の球団公式グッズショップ「チームショップアルプス」で優勝記念グッズが発売されたが、開店前には400人以上が列をつくった。朝から取材に訪れた虎番・織原祥平は阪神ファンの熱気を改めて感じていた。「僕は開店の1時間前くらいに着いたんですが、既に200〜300人が並んでいました。先頭の人は前夜の11時から待っていたそうです。まだ残暑が厳しくて、途中に通り雨もありましたが、みなさん平気な顔をして並んでいてすごいですよね」 前夜の中日戦を観戦後、近くのホテルに泊まって早朝から並んでいた人や、自宅から始発に乗ってきた人といったさまざまなファンに織原は取材したほか、ショップの店員さんにも話を聞いた。「17日に発売された『パインアレ』は30分で完売しましたが、今回はそのときより行列が長かったと、ショップの方はおっしゃっていました」。阪神ファンにとっては、それだけ待ちに待った優勝記念グッズの発売だった。あまりにもとんとん拍子で18年ぶりのアレを決めたため、記念グッズの準備が14日のリーグ制覇に間に合わず、ようやく24日に阪神百貨店で発売開始。そのときは梅田本店に約2800人という長蛇の列ができた。なんでもインターネットで買える時代に、こんなに行列ができるのは阪神タイガースだけじゃないだろうか。そういえば、阪神ファンは正月にも行列をつくる。阪神百貨店梅田本店の初売りセールでは8階にあるタイガースショップに大勢の虎党が詰めかけることが恒例。毎年、タイガース福袋を買うために○○人が並んだというニュースが流れる。開店が1時間以上、前倒しされることはざらだ。2014年は8800人が長蛇の列をつくり、約6000人が並んだ17年は500個の福袋が史上最速の10分で完売している。翌18年からは整理券配布制度に変更されたが、今度は整理券を求める列ができ、争奪戦が行われていることには変わりない。今回、優勝記念グッズの中には既に完売となった商品もある。買いたくても買えなくてがっかりしているファンもいると思うが、織原がそんなファンにとって希望の光となる情報をおしえてくれた。「甲子園球場の搬入口に優勝記念グッズがいっぱい積み上げられているのを発見しました。クライマックスシリーズで追加販売されるものなんですかね」。まだ買うチャンスが残されているかもしれない!?チームはレギュラーシーズン残り4試合。きょうからはクライマックスシリーズで戦う可能性があるDeNA、広島との前哨戦が行われる。しっかりと相手を分析してファイナルステージにつなげてもらいたい。さて、29日は中秋の名月。光り輝く満月を眺めてお団子を食べながら、岡田阪神のアレに感謝しつつ、38年ぶりの日本一への祈りをささげましょう!!
2023年09月29日 07:20
昨年は“オリ姫”として何度も京セラドームで観戦していたSARAさん オリックスのリーグ3連覇を支えた、総勢14人で構成される公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」。Full-Countでは、選手と共に「We can do it!」を合言葉に奮闘するメンバーの素顔を取り上げていく。第7回は“オリ姫”からPerformerへ、華麗な転身を遂げたSARAさんにスポットをあてる。 パ・リーグでは21世紀初のリーグ3連覇。9月20日、京セラドームで行われたロッテ戦でパフォーマンスを披露したSARAさんの目からは自然と涙がこぼれた。昨年もリーグ優勝を見届けたが、今年の景色は一味違った。 「この瞬間をグラウンドで見れることができて、本当に幸せいっぱい。必死になって努力したことが報われた気がしました」 弟が野球をやっていた影響で、野球の魅力にどっぷりハマった。兵庫県出身で阪神、オリックスの試合に何度も足を運んだ。昨年は可愛らしいグッズに身をまとい“オリ姫”の一員としてスタンドから声援を送る日々。当時は会社員として働いていたが、「やっぱり野球が好き。BsGirlsがカッコよくて。あの一員になりたい」と覚悟を決めた。 ダンス経験は中学生の3年間だけ。期待と不安のなかオーディションを受けると、書類選考を突破。「周りは経験者ばかり。グラウンドやTVで見ていたメンバーの方もいて緊張しかなかった」。2次審査からは実技も加わり、周囲のレベルの高さに圧倒された。 それでも、審査員からポテンシャルの高さを評価され、見事に合格。憧れのグループに仲間入りを果たした。加入してからは日々の練習以外にも、自宅に戻れば自主練を欠かさず必死に食らいついた。 先輩や同期らの支えもあり、今では胸を張って「BsGirlsの一員」と言えるようになった。控室では関西人らしく「鋭いツッコミとワードセンス」でメンバーを楽しませることも。努力と根性で掴んだ夢舞台。連続日本一に向け最高のパフォーマンスをファンに届けていく。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
2023年09月29日 07:10
日ハムの万波がファウルフェンス際で見せた“ノールックキャッチ”■日本ハム 9ー2 ロッテ(28日・エスコンフィールド) 日本ハム期待の23歳、万波中正外野手が好守で球場を沸かせた。28日、本拠地でのロッテ戦で見せた“ノールックキャッチ”に「華があるね」とコメントが寄せられた。 この日、「1番・右翼」で出場。2安打1打点と打席で好結果を残しただけでなく、9回には守備で見せた。先頭・佐藤都の打球はファウルゾーンのフェンス際に上がった。懸命に打球を追うと、フェンス手前でジャンプ。フェンスにボールが当たりそうだったこともあり、最後は少し顔を背けて“ノールック”でキャッチした。観客からは拍手とどよめきが起こった。 今季はリーグトップタイの25本塁打を放つなど、ブレークを果たした万波。成功と失敗が紙一重の美技に、解説を務めていた球団OBの岩本勉氏も「神業やないか!」と大興奮だった。「パーソル パ・リーグTV」の公式X(旧ツイッター)が動画を公開すると、「華があるね」とさらなる活躍を期待するファンの声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2023年09月29日 07:05
松田の入団時、エースだった斉藤和巳コーチ、第一印象は「大丈夫?」 心配してしまうほどの第一印象だったから、今でも忘れられない。
2023年09月29日 07:04
◆ 「完璧な投球でした」 オリックスは28日、楽天との試合(楽天モバイル)に5−9と逆転負けを喫したものの、6回から登板した小木田敦也が2イニングを無失点に抑える好リリーフを披露した。 4−4と同点の6回からマウンドに上がった小木田は、2つの三振を奪って無失点の危なげない投球を見せると、イニングまたぎの7回は代打・阿部寿樹、9番・村林一輝、1番・小深田大翔を三者連続三振と付け入る隙を与えず。2回を32球、無安打5奪三振と完璧なリリーフを披露した。 これで9月は7試合に登板し、2勝2ホールドで防御率0.00と抜群の安定感。チームのブルペンを支えている。 完璧な救援を見せた小木田について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「ストレートにもキレがあり、フォークも低めに制球されていて完璧な投球でしたよね。試合には負けましたけど、小木田の投球は褒めてあげたいですね。今後はもっと大事な場面で起用されてくると思いますよ」とその投球を大絶賛。 同じく番組に出演した解説者の江本孟紀氏も「真っ直ぐでストライクを取って、最後はフォークで決めるそういうピッチャーだと思いますけど、そのフォークが本当に素晴らしいですよね。フォークは捕手がショートバウンドで取るくらいじゃなきゃダメなんですけど、小木田はそこへしっかりと投げれていますね」と小木田のフォークを高評価した。 オリックスは今季リリーフとして53試合に登板している山崎颯一郎がここに来て故障で離脱。クライマックスシリーズへ向けて、リリーフ陣の整備が課題となっている。 9月は未だ無失点と抜群の安定感を誇る小木田敦也がポストシーズンにどのような働きをするのか、注目して見ていきたい。☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』【動画】勝利には結びつかずも…小木田敦也が存在感/9月28日:楽天−オリックスのハイライト
2023年09月29日 06:54
◆ 「気持ちが裏目に出てしまった」 ロッテは28日、日本ハムとの試合(エスコンF)に2−9で敗戦。先発の種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず7敗目を喫した。 先発の種市は1点リードの初回、二死三塁で4番・マルティネスを三ゴロに打ち取るも三塁手・ブロッソーが失策。同点とされてしまうと、2回には先頭・松本剛の安打をきっかけに二死二塁とされ、9番・田宮裕涼に適時打を浴びて勝ち越しを許した。 3回には二死一塁から4番・マルティネスに適時二塁打を浴びると、4回も二死からの7連打などで8点目を失ったところで降板。この日は3回2/3を11安打8失点(自責7)と試合を作れず。自己ワーストタイとなる8失点で今季7敗目を喫した。 11安打8失点と大乱調だった種市について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「少し力みもあったと思いますけど、勝負球が全部甘く抜けてきたり、肝心のストレートもシュート回転で真ん中に入ってくることが多かった。“俺が何とかしてやろう”という気持ちもあったと思いますけど、その気持ちが裏目に出てしまいましたね」とし、負けられない試合が続くなか、気持ちに空回りする部分があったのではと解説した。 また、同番組に出演した解説者の谷沢健一氏は「最近の種市は初球のストレートが高めに浮いてしまっていることが多いですね。簡単にストレートでストライクを取りに行くことが目立つので、その辺の“投球術”が課題だと思います」と言及。 今季は10勝を挙げて先発陣の勝ち頭だった種市が試合を作れず大敗を喫したロッテは、楽天がオリックスに勝利したため一日で4位再転落となった。☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』【動画】種市篤暉が4回途中8失点と試合を作れず…/9月28日:日本ハム−ロッテのハイライト
2023年09月29日 06:50
葛城育郎氏は1試合に飛球を2度落球…仰木監督の言葉で気が楽になったという オリックス、阪神で活躍した葛城育郎氏(株式会社葛城代表取締役、報徳学園コーチ)にとってプロ入り当時の監督・仰木彬氏は忘れられない人だ。1999年のドラフト2位(逆指名)でオリックス入りしたが、獲得を猛プッシュしてくれたのが仰木氏だった。2000年、2001年の2シーズンだけの“関係”だったが、何かと気にかけてくれたという。仰木マジックと言われた元祖・マジシャン指揮官との思い出。鉄板焼き店と監督室での出来事は特に印象深いそうだ。 イチロー氏がマリナーズに移籍した2001年シーズン、プロ2年目の葛城氏は130試合に出場し、規定打席に到達し、打率.268、14本塁打、53打点の成績を残した。結果的にこれがキャリアハイだったが、この年に嫌でも覚えているのは守備での失敗だという。「近鉄戦でライトを守っていて、1試合に2度も落球したんですよ。1発目は礒部(公一)さんのライン際の球をポロっと落として、2発目は吉岡(雄二)さんの高く上がったフライを普通に構えて落として……」 自身も原因が分からなかったという。「人生で落球なんてほぼほぼなかったんです。悔しくて試合中に泣いちゃいました。2つ目をやった時に。自分が不甲斐なくて……。なんでこんなことをやっているんだろうって」。ショックは大きかった。「もう一人暮らししていたんですが、すぐ帰っても嫌やなと思って、鉄板焼き店にひとりでご飯を食べに行ったんです。そしたら、そこに仰木さんが来られたんですよ」。 仰木監督は葛城氏を見つけるや、すぐに近づいてきた。「監督に僕は“カツ”って呼ばれていたんですけど、『カツ! おお、落球王』ってめちゃめちゃ軽い感じで声をかけられたんです」。これで気持ちが楽になったという。「トップの方がこんなふうに言ってくれて、本当はしゃべりたくない、顔も見たくない選手だったと思うんですよ。それを普通に。次の日は無茶苦茶練習しましたけど、その時にあった仰木さんの一言が自分を救ってくれたというのは覚えています」と葛城氏は話した。オリックス時代の背番号は3…仰木監督が進言「1桁をやれ」 監督室での出来事は、その年の後半戦になってからだった。「仰木さんに呼ばれて『カツ! 勝負しようか』と言われたんです。『何ですか』って聞いたら『後半ホームランを10本打ったら、100万あげるわ、打てんかったら、お前、10万出せよ』って。後半、もっと打てよという意味。発奮材料というかそういうのをやってくれた方でした」。葛城氏は後半10本をクリアできなかったが、10万円を仰木監督は受け取らなかった。これも仰木流の操縦術だった。「仰木さんにうまく使ってもらったと思います」。振り返れば、プロに入る時も仰木監督が獲得を進言してくれたことが大きかった。オリックスでは背番号3をつけた葛城氏だが「もともとは24番だったんです。スカウトの人に24と26のどっちがいいかと聞かれて、24って高橋由伸さんとか左バッターのイメージがあったので、24でお願いしますって、そしたら後になって仰木さんが1桁をやれ、3番が空いているやろって言ってくれて3番をもらったんですよ」。 仰木監督は2001年シーズン限りで退任した。その後、2005年に復帰したが、葛城氏は阪神へ移籍していたため、監督と選手の関係は2000年と2001年の2シーズンだけだった。しかしながら、思い出は尽きない。葛城氏はとても感謝している。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)