2024年02月23日 11:15
ディナモ・ザグレブのMF金子拓郎が、ベティス戦を振り返った。22日、クロアチアメディア『Index.hr』が伝えている。 ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・グループCを2位で通過したディナモ・ザグレブは、プレーオフラウンドで、ヨーロッパリーグ(EL)から回ってきたベティスと対戦。欧州大会の常連になりつつあるラ・リーガの強豪を相手にファーストレグで先勝に成功すると、セカンドレグでは一時的に追いつかれたものの、59分に左サイドで仕掛けたMFアルベル・ホッジャのクロスに合わせたMF金子拓郎がゴールネットを揺らした。これが次ラウンド進出に繋がる“決勝点”となり、2戦合計スコア2−1でベティスを撃破している。 ベティスとのセカンドレグに右サイドハーフとして先発出場し、75分までプレーした金子。試合後に得点シーンを振り返った同選手は「監督に、左サイドから攻撃するときはゴール前に入っていけ、と言われました。実際にその動きで、ボールが僕のところに来て、ゴールを決めることができました」と告白。さらに「カンファレンスリーグには簡単な相手はいませんが、ディナモはこの調子でいけば優勝できると思います」と自信を示している。 ラウンド16の抽選会は23日に行われるが、ディナモ・ザグレブの次なる対戦相手はどこになるのだろうか。
2024年11月14日 12:48
北中米ワールドカップのアジア最終予選でグループCの首位を走る日本代表は、11月15日にインドネシア代表、同19日に中国代表と対戦する。
ここまで前線の軸としてプレーしてきた上田綺世が怪我で離脱し、この11月シリーズは不参加となった。
その代役候補として1年ぶりに招集されたのが古橋亨梧だ。セルティックでは、エースストライカーとして得点を量産しているものの、森保ジャパンからは遠ざかっていた。
13日にインドネシアのジャカルタで行なわれた練習後に取材に応じた古橋は、代表復帰について、「率直に嬉しいですし、この代表のために、応援してくれている皆さんのために、何かを残せるようにしたい」と喜びを語った。
【画像】インドネシア&中国戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
セルティックで結果を残しながらも、なかなか声が掛からなかった点については、「率直に得点数のところもそうですし、代表も調子が良かったんで、その中で何か違いを作れる選手じゃないといけないと思う」とコメント。こう意気込んだ。
「もちろんずっと代表を追っていたので、この日を待っていましたし、だからこそ、もしプレーするチャンスがあるのなら、森保さんがやるサッカーをやりながら、自分の良さを出せたら」
その得点力を見せる時がやってきた。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年11月14日 12:43
現地時間11月15日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、日本とインドネシアがジャカルタで対戦する。
森保ジャパンがここまで4試合で3勝1分に対し、韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシアは3分1敗。未勝利ではあるものの、サウジアラビア、オーストラリアから勝点を掴んでおり、決して侮れない相手だ。
インドネシアの選手たちは「日本相手にもやれる」と鼻息を荒げているであろうなか、守護神のマールテン・パエスが、自信を深めている理由が興味深い。
韓国メディア『Sports Khan』が「インドネシアのGK、日本戦に自信のワケ」と題した記事を掲載。「インドネシアは最近、オランダ出身の帰化選手が相次いでメンバー入りし、戦力が上がり続けている。まだ組織力は完全ではないが、個々の能力が高く、ヨーロッパ出身の選手の加入でフィジカル面でも大きな強みがある。さらに彼らは大舞台での経験も多く、強豪を相手にしてもあまり怖がらないのも強みだ」と前置きしたうえで、こう伝えている。
【画像】インドネシア&中国戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
「MLS最高のGKの1人として評価されているマールテン・パエスは、自分のキャリアに誇りを持っている。FCダラス所属で2024年のMLSオールスターメンバーに名を連ねた彼は、NECユース出身で、ユトレヒトでプレーし、オランダU-19、U-20、U-21代表にも選ばれた。
今年8月にインドネシアに帰化したなか、日本戦を前に自信を見せ、13日の記者会見で『リオネル・メッシとプレーした経験があるから、それほど緊張していない』と語った。インテル・マイアミに在籍するレジェンドとの対戦経験が大きな財産となったようだ」
『Sports Khan』は「オランダリーグと同国の世代別代表チームでも活躍したパエスは、恐怖の代わりに自信を持って初勝利に挑戦する」と締め括ったが、森保ジャパンはアメリカで声価を高める26歳の守護神相手にゴールを奪い、恐怖を与えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年11月14日 12:30
ローマに所属するレアンドロ・パレデスは、監督交代が繰り返されるクラブの状況に苦しい胸の内を明かした。
今シーズン、開幕から4試合で1敗3分とスタートダッシュに失敗したローマは、早々にダニエレ・デ・ロッシ監督を解雇し、後任にイヴァン・ユリッチ監督を迎えた。ところがわずか4試合でデ・ロッシ監督を解任した経営陣に対し、サポーターや一部のローマ所属選手、OB、また元サッカー選手などから不満や批判が向けられていた。その混乱が続く中、後任のユリッチ監督もチームを立て直すことができず、先日のボローニャ戦後に解任。そして現在、次期監督にはクラウディオ・ラニエリ氏の就任が確実視されている状況だ。
そんな中、パレデスが『ESPN』のインタビューで今シーズンのローマの混乱ぶりについて、胸中をこう明かした。
「もちろん、噂はたくさん耳にしましたが、私は自分のクラブのことしか考えていません。デ・ロッシが去るまではとても幸せでしたが、解任されてしまいました。そして今、私たちはまた監督が変わるのです」
パレデスは、デ・ロッシ監督と比べて、ユリッチ監督の指揮下で起用される頻度が激減。9月以降、セリエAで先発出場はなく、交代出場もわずか4回にとどまった。デ・ロッシ監督時代が幸せだったと語る心境も理解できる。
果たして彼にとって、次期監督の人事が吉と出てほしいものだ。今後のローマとパレデスの奮闘に注目だ。
2024年11月14日 12:25
サウサンプトンを率いるラッセル・マーティン監督が、日本代表DF菅原由勢について言及した。
2024年11月14日 12:21
ミランに所属するポルトガル代表FWラファエル・レオンが、一部批判に反論した。13日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
現在25歳のR・レオンは今季ここまで公式戦14試合に出場し、3ゴール5アシストを記録。5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節のレアル・マドリード戦では2点に関与するなど、3−1での勝利に貢献を果たし、パフォーマンスには賛辞が送られていた。
しかし、イタリアメディア『スカイスポーツ』で解説者を務める元イタリア代表DFアレッサンドロ・コスタクルタは、R・レオンが大きな試合でしか努力をせず、一貫性が乏しいため、世界のトップ選手100名には入らないと同選手を批判したことに注目が集まっている。
これを受け、ポルトガル代表の活動に合流しているR・レオンは「明らかに僕はそれに同意しない」と一部批判に反論をした。
「僕はミランで素晴らしいシーズンを送っているけど、他の皆と同じように浮き沈みがある。シーズンはまだ始まったばかりだ。自分が完璧な選手ではないことはわかっているし、もっとうまくやれることもある」
「この批判に動揺はしていない。僕には成長を助けてくれる人たちがいて、そういう人たちの言うことに耳を傾ける必要がある。この批判はピッチで反撃するやる気を起こさせてくれるだけだ」
2024年11月14日 12:20
サッカー指導者の内野智章氏が自身のYouTubeで、20歳のFW福田師王(ボルシアMG)への期待を語った。
現在J3・奈良クラブのテクニカルダイレクターとユース監督を兼任している内野氏。
2006年から昨年まで興国高校サッカー部の監督を務め、現日本代表FW古橋亨梧(セルティック)らを指導。同校をサッカー界の強豪校へと押し上げた。
動画は、元日本代表MF鈴木啓太と行ったスペシャル対談の2本目。
内野氏は『成長を見越して日本代表に呼びたい選手』とのお題で、「衝撃やった。久々に見たな、こんなFW」として福田の名前を挙げた。
「海外のFWって体の無理が利くというか、例えば後ろにジャンプをしながらジャンプヘッドをしても『そこにヘディング決められるんや』みたいなのあるじゃないですか。それを久々に日本人で見たなと」
「例えばハーフウェーくらいからでもパンってシュートを打って決めちゃうんですよ。常にゴールも見てる。両足と頭でも。『そこからでも決められるんや』っていうのをいま言った3つ(両足と頭)で取れる」
「身体能力もあるし、スピードも5秒台というほど速くはないけどやっぱり速い。体も強い。無理が利くし技術もある」
内野氏の福田に対する称賛は、プレーだけにとどまらない。
興国高校は福田の母校である神村学園と仲が良かったらしく、内野氏は福田と接する機会もあったという。
「古橋とはまたタイプは違うんですけど性格がむちゃくちゃいいんですよ。チームメイトがなんていうかはわからないですけど(笑)。彼とは普通に挨拶以上のコミュニケーションがあるくらい人間的にも魅力的」
高校卒業後Jリーグを介さずにボルシアと契約を結んだ福田は、U-19、セカンドチームを経て現在はトップチームに合流している。
10代の怪物!高校卒業後ヨーロッパ1部の強豪クラブに加入した日本人9名
トップチームではまだなかなか出番を与えられない状況だが、内野氏は早い段階での日本代表入りを希望した。
「経験もそうですし『フル代表ってこういうプレッシャーを背負ってやるんや』とかを早いタイミングで知ってほしい」
2024年11月14日 12:05
ワールドカップ最終予選、唯一のアウェイ2連戦に臨む日本代表。
ここまでの成績は3勝1分、しかも15得点1失点と2次予選終盤から導入した攻撃的な3バックシステムがうまく機能している。
今回のインドネシア戦は最終予選10試合のうちの折り返し地点。今年1月のアジアカップでは3-1の勝利を収めた相手だが、当時よりも帰化選手が増えており、チームとしての地力も上がっている印象だ。
とくに最終予選から参戦した191cmのGKマールテン・パースを中心とした守備陣はどの試合でも集中した守りを見せている。
代表チームとしてはオランダ領東インド時代の1938年にワールドカップ出場経験を持つが、インドネシアとして独立した後は出場なし。アジア有数の熱狂的なサポーターを抱える国として、悲願のワールドカップ初出場を目指している。
そんなインドネシア戦のスタメンを予想する前に、前回のオーストラリア戦のスタメンを振り返っておこう。
■オーストラリア戦 スタメン
GK:鈴木彩艶
DF:板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹
MF:守田英正、田中碧、堂安律、三笘薫、久保建英、南野拓実
FW:上田綺世
この試合ではコンディション不良のキャプテン遠藤航に代わり田中碧が先発。遠藤はリヴァプールへ戻ったあと問題なく試合をこなし、今回も元気な姿を見せていることから先発復帰は濃厚だろう。
よって、11月に入って負傷離脱した谷口彰悟と上田綺世の“代役”が焦点となる。
というわけで、アウェイのインドネシア戦で予想されるスタメンがこちら!日本代表 インドネシア戦 予想スタメン
GK:鈴木彩艶
DF:橋岡大樹、板倉滉、町田浩樹
MF:遠藤航、守田英正、堂安律、三笘薫、南野拓実、鎌田大地
FW:小川航基
負傷明けにもかかわらずすぐさまA代表へ復帰させたように、高井幸大に対する森保一監督の評価が非常に高いことは間違いない。
ただコンディションがまだ上がりきっておらず、3バックの経験も乏しいことを考えると、ここで先発させる可能性は低いか。となれば、6月のミャンマー戦で3バックの右を経験している橋岡大樹の出番だろう。
これまで右の板倉滉はもともとクラブで3バックの際は中央を務めることが多く、立ち振る舞いは十分に心得ているはず。谷口の配球力は素晴らしいものがあったが、板倉も十分に役割をこなせるはずだ。
シャドーは最終予選ここまでのアウェイ2試合(バーレーン戦とサウジアラビア戦)と同様、南野拓実と鎌田大地の組み合わせ。先発でこそ生きる鎌田、途中出場でも流れを変えられる久保という違いも考慮した。
そして、上田不在のトップはこれまで控えだった小川航基がそのままスタメンに入ると予想。ただ、インドネシアの守備陣はスペースの管理が甘いため、先発に限らず古橋亨梧という選択肢も有効だ。
日本代表、10月に評価を下げてしまった3名の選手
さまざまなところに注目のインドネシア代表と日本代表の一戦は、日本時間15日(金)の21時にキックオフされる。
2024年11月14日 12:00
2023年からチームを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督とお別れをし、レスターからエンツォ・マレスカ氏を引き抜いたチェルシー。
2024年11月14日 11:51
日本代表や海外3か国での波乱万丈なキャリアが印象的な細貝萌(ザスパ群馬)。プロ20年のうち、12年はJリーグでプレーしている。浦和レッズ、柏レイソル、サズパ群馬の3クラブに対する思いは、やはり一言では語り尽くせないものがあるという。
「僕は(浦和に)2005年入団なんですけど、先輩たちがすごく厳しかったですね。オン・ザ・ピッチはもちろんのこと、オフ・ザ・ピッチもそうだった。浦和の時は、特に(田中マルクス)闘莉王さんが厳しかったかな。細かい要求は凄かったですし、3バックの一角に入った時なんかは、横にいて怒られた(笑)。常に高い基準を突きつけられました。
サイドバックには山田暢久さんがいて、前には鈴木啓太さんや阿部勇樹さん、長谷部(誠)さんといった偉大な先輩が陣取っていました。アレックス(三都主アレサンドロ)や田中達也さん、永井雄一郎さんら錚々たるメンバーにも囲まれ、毎日が必死でした。さらに、外国人選手もワシントンやエメルソン、アルパイとかですからね。ワールドクラスの突出した個の能力の重要性も目の当たりにさせられました。
そういう経験は欧州に行ってからすごく役立った。メンタリティ含めて世界基準が必要なんだと分かっていたんで、向こうに行ってからの適応の助けになったと感じています。
今のサッカークラブは『上下関係なく仲が良い』という印象で、それも善し悪しがありますけど、この20年間で選手たちの雰囲気は変わってきていますね」と、細貝はしみじみと思いを馳せる。
半年前に引退した長谷部も「自分のキャリアを振り返った時、1つ目のフェーズは浦和時代。プロ生活をスタートさせて、最初のクラブが浦和だったのは非常に大きいことだし、本当に幸運だった。ビッグクラブ、日本一のお客さんが集まり、キャラクターの濃い選手の中でプレーできて、タイトルも取れた」と語っていたが、細貝にとっての浦和での6年間も同じような位置づけだったのではないだろうか。
日本代表クラスの面々に囲まれた細貝は最初の3年間、出場機会をほとんど得られなかった。2006年までのギド・ブッフバルト監督体制ではCB、2007〜08年途中までのボルガー・オジェック監督体制ではCBやSB、ウイングバックでも起用されたが、基本的にはベンチにいることが多かったのだ。
それでも、2008年北京五輪代表にはコンスタントに呼ばれ、アジア予選、本大会を戦った。当時の反町康治監督は「細貝には才能がある」と口癖のように言い続けていたが、「他クラブへ行けば間違いなく主力を張れる人材なのにもったいない」という意見も数多く聞かれた。が、本人はレンタルという道を選ばず、偉大な先輩たちからポジションを奪うべく、真っ向からぶつかっていった。
長谷部のヴォルフスブルク移籍もあり、2008年以降は出場機会が増加。ゲルト・エンゲルス監督の下、本職のボランチで使われる機会が増え、2010年には尊敬する鈴木啓太からポジションを奪うことに成功。日本代表入りの道も開けたのである。
「鈴木啓太さんのことは人間的にもすごく尊敬していて、プライベートでもお世話になりました。『こういう人になりたい』とずっと思ってプレーしていました。その先輩とポジション争いをした経験を含めて、サッカー選手の基盤を確立することにつながった。やっぱり浦和時代は語り尽くせないほど重いものですね」と本人も改めて感謝を口にする。
2つ目のクラブ、柏レイソルには2017〜18年の2シーズン在籍した。海外から古巣・浦和復帰の話もないわけではなかったようだが、もともと小学校の卒業文集に「柏レイソルに入る」と書いたほど強い思い入れがあった。同じ群馬県出身のスター大野敏隆にも憧れを抱いており、彼が10番を背負って躍動していた姿も脳裏に焼き付いていたという。それが柏入りにつながったのだ。
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2024年11月14日 11:48
日本代表は11月15日にインドネシア代表、同19日と中国代表と北中米ワールドカップのアジア最終予選を戦う。
今回、約1年間ぶりの代表復帰を果たしたのがセルティックのFW古橋亨梧だ。
4年目を迎えたスコットランド王者では、149試合で79ゴールと得点を量産しているものの、日本代表では21戦5発に留まっている。
ただ、MFの鎌田大地は「(代表でも)点を入れているイメージもある。本当、点を取るのはヨーロッパのどこのリーグだろうと本当に難しいことだと思う」と話す。
「あれだけ点を取れる日本人というのは、本当にすごいことだといつも思っている。リスペクトはもちろんしているし、代表で活きてないと思ったことはない。わりと点を入れているイメージ」
【画像】インドネシア&中国戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
代表に定着できていない点についても、「自分もヨーロッパリーグで優勝した年に選ばれなかったりとかそういうのはあるので。選ぶのは監督だし、やりたいサッカーもあるし。彼が良い選手なのは間違いない」と強調した。
上田綺世が怪我で選外となっただけに、鎌田も驚嘆する古橋の得点力に期待が懸かる。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年11月14日 11:45
インドネシアとの対戦を控える日本代表。13日の練習後には、およそ1年ぶりに代表へ復帰したFW古橋亨梧(セルティック)が取材に応じた。
話を聞いたのは『DAZN』で解説者を務めている元日本代表の佐藤寿人。直前でそれに気づいた古橋が「おぉ」と驚きの声をあげる場面もあった。
冒頭、佐藤から「おかえりなさい」と言われ、「ありがとうございます」と深々と頭を下げた古橋。
復帰については「率直に嬉しいですし、今いい調子にあると思います。その調子の流れを変えないように、いい勢いをもっていけるように自信をもって来ました。プレーすればゴールを決められるように頑張りたいです」と喜んだ。
インタビュアーの佐藤は、Jリーグ通算220得点をあげた稀代の点取り屋。小柄ながらライン際で勝負するスタイルは古橋に通じるところがある。
それだけに佐藤は、「『嬉しい』という言葉がありましたが、同じFW出身として1年ぶりの招集に悔しさもあったんじゃないかと思います」と思いを重ね、「ヨーロッパでこれだけの結果を残してきてなかなか代表に呼ばれない。そういった悔しさ、それをエネルギーに変える思いがあれば聞かせてください」と質問を投げかけた。
すると古橋は「そうですね」と反応し、率直な思いを口にした。
「言っていただいた通り、さっきは『嬉しい』と言いましたけどもちろん毎回毎回選ばれなかったのは悔しい想いもありました。
それが頑張る糧になったというか、出ている選手たちを見てすごく刺激をもらっていました。(それで)僕の中で『また選ばれたい』『またみんなと一緒にプレーしたい』という気持ちがより強くなったので。いい刺激だったなと思います」
招集外はおよそ1年に及んだ。外から日本代表をどう見ていたかとの問いには「厳しい戦いが続く中で出ている選手と出ていない選手が一つになって勝ちにいく姿勢はすごく刺激になりました。やり方を変えながらも結果を残しているのはすごいなと思っていました」と返答。
今回どんなプレーを見せたいかとの質問には「僕はFWなので。ゴールに向かう姿勢だったり、相手がブロックを敷いてきた時に狭いスペースでも駆け引きをしてゴールを狙える存在だと思う。そこを見てほしいなと思います」と自信をのぞかせていた。
最後に佐藤から「素晴らしいゴールを期待しています」とエールを送られると、古橋は「ありがとうございます。頑張ります」と固い握手をかわしながら何度も深々と頭を下げていた。
なぜ?日本代表、森保監督が頑なに呼ばなくなった5名
15日に行われる試合は『DAZN』の独占配信となるが、カジュアルに試合を楽しみたい方向けのライブ配信「FanZone」は無料開放される。
2024年11月14日 11:30
アーセナルに所属するイングランド人DFベン・ホワイトに戦線離脱の可能性が浮上しているようだ。
2024年11月14日 11:30
先月28日(現地時間)に行われた今年のバロンドールではマンチェスター・シティのロドリが選ばれた。フランスのサッカー雑誌『France Football』が主催する同賞は、個人賞としてはサッカー界最高の栄誉とされていて、世界各国100人のスポーツ記者による投票で受賞者が決まる。
今年に関しては当初レアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールが受賞の最有力候補と目されていたが、実際の投票ではロドリがわずかにヴィニシウスを上回って初受賞。ヴィニシウスはじめレアルの関係者はこの結果に納得が行かず授賞式をボイコットし、その行動は大きな波紋を呼んだ。
しかし、ボイコットの善し悪しについての議論の前に、そもそもレアルの関係者は一体どうやって事前に投票結果を知ることができたのだろうか。
このことについてスペインメディア『Relevo』は、『France Football』内で投票に関わっている担当者の中にレアルの某選手と以前から付き合いのある人物がいて、これが投票結果をリークしたと伝えている。
この選手がチーム関係者に投票結果を知らせ、それが巡り巡ってフロレンティーノ・ペレス会長の耳にまで届き、同会長はボイコットを決断したというのが真相のようだ。また、同メディアはヴィニシウスではなくロドリが選ばれることを少なくとも48時間前にレアルの関係者は知っていたとも報じている。
『Relevo』は投票結果を一番最初に聞いたレアルの選手の名前を明らかにしていない。しかし、フランス出身の選手やフランスのクラブに所属していた選手に疑いの目が向けられるのは必至だろう。今年のバロンドールをめぐる新たな問題に発生する可能性もある。
2024年11月14日 11:30
熱戦が繰り広げられてきた第103回全国高校サッカー選手権大会予選。今週末にはいよいよ出場48校が出揃う。
唯一2校が選手権への切符を手にする東京都予選も残すは決勝戦のみ。AブロックとBブロックの決勝は16日(土)に駒沢陸上競技場で開催される。
11:00キックオフの第1試合は東京A決勝「帝京vs國學院久我山」、13:15キックオフの第2試合は東京B決勝「堀越vs実践学園」だ。
この中で、帝京は過去6度の選手権優勝を誇るも、最後に出場したのは2009年度大会。ただ最近は強さを取り戻しつつあり、15年ぶりの選手権出場を果たせるか注目が集まる。
なお、選手権でお馴染みの「東京A」「東京B」だが、地域で分かれているわけではない。1次予選を勝ち上がると、2次予選では前年出場校などのシード校を混ぜ、東京AとBのブロック分けが行われる。
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このブロック戦で優勝した2チームが、東京A代表と東京B代表。そして、抽選により1チームに選手権を東京都のスタジアムで戦える権利、もう1チームには開幕戦を戦う権利が与えられる(※後者も初戦は東京の国立競技場だが2回戦以降が他県)。
2024年11月14日 11:26
レアル・ソシエダは13日、フットボールディレクター(FD)を務めるロベルト・オラべ氏が、今シーズン限りで退任することを発表。後任には、エリック・ブレトス氏(現:スカウト部門)が就任することを併せて伝えている。
2018年3月にレアル・ソシエダのフットボールディレクターに就任すると、近年の躍進を担うことになる選手を続々と獲得。アレハンドロ・レミロ、マルティン・ウーデゴーア、ダビド・シルバ、アレクサンデル・イサクらの他、3年間に渡って切望し続けたと言われるMF久保建英との契約締結にも尽力した。
スビエタ出身のMFマルティン・スビメンディやFWミケル・オヤルサバルを始め、“自前で育てる”という伝統を踏襲しつつも、レアル・ソシエダの土壌にあった“新しい風”を加えることでチームを強化してきたオラべ氏。2018−19シーズンから2024−25シーズンの7年間において、ヨーロッパリーグに4度、チャンピオンズリーグに1度出場。2021年4月には、33年ぶりとなるコパ・デル・レイ(コロナの影響で決勝戦が1年延期)優勝を果たすなど、成功の立役者であることは明白だ。
なお報道によると、現行契約を2026年夏まで残しているオラべ氏だが、昨夏の時点で退任する意向をホキン・アペリバイ会長に伝えていたとされる。