©sports-topics.net 2024
2024年04月16日 16:36
「広島−DeNA」(16日、マツダスタジアム) 広島の秋山翔吾外野手が、ひとり親家庭の親子13組30人を招待した。試合前練習後にはチケットを手渡した。 この日は秋山自身、36歳の誕生日。チケットを手渡す際には、子どもたちからも「誕生日おめでとうございます」などど声をかけられ、笑顔で「ありがとう!」と返答。サインや記念撮影も行って、交流を楽しみ、「僕は(今日が)誕生日で36歳になりまして。皆さんとともに良い1日にしたいと思いますので、ぜひ最後まで応援してもらえたらなと思います。楽しんでいってください」と呼びかけた。 秋山は西武時代の2015年から、ひとり親家庭の招待を続けている。19年には積極的に社会貢献活動に取り組むプロ野球関係者に贈られる『ゴールデンスピリット賞』も受賞している。
2024年04月30日 06:00
ヤクルト9―0巨人(セ・リーグ=29日)――試合後、報道陣に囲まれた巨人の阿部監督は、大型連休中に足を運んだ4万人を超えるファンにわびた。
「今日しか見に来られない人もいるかもしれない。ぶざまな試合だったので、申し訳ない」。今季最多失点で、11試合ぶりの零封負けを喫し、連勝が止まった。
最大の誤算は、先発グリフィンだった。初回に一死から3連打で先制されると、二死後には下位の長岡、中村に連続適時打を浴び、いきなりの4失点。その後も立て直せず、三回に山田に浮いた変化球を左越え2ランとされるなど、四回まで毎回失点を重ねた。
4月6日のDeNA戦で腹筋に痛みを感じ、四回で降板した。「無理をしても、誰のためにもならない」と長期離脱を避けるため、自ら交代を申し出た。ファームでの調整と実戦登板を経て、「体調は問題ない」として戦列に復帰したが、被安打11で8失点はともに来日2年目でワースト。指揮官は「見切り発車させてしまったかなと、僕が反省した」と語った。
序盤で大差をつけられれば、攻撃に勢いが生まれないのも無理はない。ただ、寂しかったのは、その内容だ。9イニングのうち、10球以内での三者凡退が5度。初対戦のヤフーレに94球で完封を許し、岡本和は「いつもピッチャーに助けてもらっているので何とかしたかった」と悔しがった。
阿部監督は「あしたは、選手がどれだけ『切り替え力』を持っているか、という勝負だと思う」と奮起を期待する。完敗を引きずらず、いかに目の前の一勝をつかむか。長いシーズンを戦い抜く上で、重要になってくる。(財津翔)
2024年04月30日 05:00
「ウエスタン、阪神12−4オリックス」(29日、鳴尾浜球場)
快音が止まらない。阪神・中川勇斗捕手(20)がスタメンマスクをかぶり自身初の4安打。「結果が出てるんで、いい感じかなとは思う。気持ちの部分でガツガツいくっていうか、そういう気持ちで(打席に)立ってるんで」と振り返った。
初回2死一、三塁で右腕・芦田の直球を左前適時打。ここから中川の“打撃ショー”が始まる。三回1死は芦田の直球を捉えて右翼線二塁打。五回2死一塁は右腕・中田のスライダーを左前に運び、六回2死一塁も中田のツーシームを中前へ球を運んだ。直球と変化球を広角に打ち分けた。
高卒3年目で初の1軍スタートとなった今春キャンプは、2月8日に右下肢を痛めて離脱。開幕も2軍だったがウエスタンでは打率・481と絶好調。直近10試合で8安打も放っている。消極的だった気持ちも一転し、「ガツガツ」精神で「守備も(盗塁)阻止率も3割以上」と目標を口にした。
和田2軍監督は「勝負強いし、長打力もあるのでね。あとは捕手として配球やキャッチングを勉強してほしい」と期待。今季初の1軍昇格へ結果でアピールしていく。
2024年04月30日 05:00
阪神・原口文仁内野手(32)が29日、出場選手登録日数が7年に達して、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。
プロ15年目で手にした権利に、「今まで使ってくださった監督、裏方さん、家族、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ケガもあったり、病気もしたり、そういった中で1軍で活躍することを目標にやってきて、1軍の戦力になれた証しだと思う」と話した。権利行使については「連覇へチーム一丸となって。そのことしか今は考えられない」とした。
2024年04月30日 05:00
阪神は29日、広島戦(マツダ)が今季初の雨天中止となり、先発ローテーションを再編。
2024年04月30日 05:00
阪神の岡田彰布監督(66)が29日、先発ローテーションの再編を明かした。
29日・広島戦(マツダ)に先発予定だった西勇について「西(勇)は巨人戦でいくよ」と語り、5月4日・巨人戦(東京ド)に回ることが決まった。同日に登板予定だった大竹については「広島に当てようかなと思って」と、6日・広島戦(甲子園)に先発させる考えを明かした。
「広島も嫌がっとるしな、大竹をな。ちょっと間隔を空けてもええわと思って。(登板間隔を)詰めるんちゃうんやからな」。岡田監督の言葉通り、大竹は昨季の広島戦は7試合に登板して6勝無敗、防御率0・57と圧倒的な成績を残した“広島キラー”だ。
今季は5試合に登板して3勝2敗、防御率4・30。13日・中日戦(バンテリン)では5回0/3を4失点で2敗目を喫したが、その後は2連勝と調子を上げつつある。中8日で今季初対戦となる広島戦に登板し、さらに弾みをつけさせたい。
2024年04月30日 05:00
「広島(降雨中止)阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神が28日に2連勝し貯金を今季最多「5」として首位を快走中だ。デイリースポーツ評論家の岡義朗氏が連覇へのキーポイントを挙げた。
◇ ◇
ここまでの阪神は、投手部門、野手部門で突出したチーム成績というわけではないながら、しっかりと貯金を作り、首位に立っている。
これは例えば先発、リリーフを任される投手陣が、期待通りの働きをしていること、野手で言えば近本、中野らチャンスメークすべき選手はそういう働きをする、という役割分担が機能していることが大きい。
加えて28日、ヤクルト戦での森下の好走塁に見られるように、打者・森下が出塁すれば、その時点で走者・森下として絶対に手を抜かない、こういう場面に応じた役割分担ができていることも阪神の強みだ。
こうした総合力で貯金を作っているのだが、さらに上積みも期待できる。
ここまで佐藤輝、大山あたりが打撃成績の面で苦しんでいる。大山は4番の重圧もあるのだろうが、少し強引な打席が目立つ。佐藤輝は波の激しさを減らしていきたい。まずはメンタルを整え、それぞれが場面に応じて最低限何をすべきか、と考えつつ向上を図ればいい。2人の調子が上がれば、阪神の歩みは加速度を増すだろう。
2024年04月30日 05:00
「ウエスタン、阪神12−4オリックス」(29日、鳴尾浜球場)
実戦復帰から約1週間。阪神のヨハン・ミエセス外野手(28)が放った大きな飛球は左翼フェンスを越えた。今季1号が決勝3ラン。“主役”をかっさらった。
「特に狙ってなくて、来た球を打てました。調子がいい感じで、いつもしっかりと練習してるので良かったです」
3−3で迎えた六回2死一、二塁。中田の高めに浮いたスライダーを一振りで仕留めた。3月下旬に痛めた右脇腹から23日に復帰し、「日に日に良くなっています」と手応え十分の一打だった。初回は左脇腹に死球を受けてヒヤッとした場面もあったが、「少し痛かったが問題なかったのでそのまま試合に出ました」と振り返った。
和田2軍監督から「きっかけにしてほしい」とさらなる奮起を促された助っ人。今季初の1軍昇格へ準備を進めていく。
2024年04月30日 05:00
「広島(降雨中止)阪神」(29日、マツダスタジアム)
打撃フォームを確認するように、丁寧にバットを振った。
2024年04月30日 05:00
「ロッテ6−8楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天は打線が今季最大4点差をひっくり返しての逆転勝ちで、2カードぶりの勝ち越し。今江監督は「打線が粘り強く、特に島内が打ったのはチームにとっても大きい。その中で勝ち切れたのはよかった」と振り返った。
不振にあえいだ男がこの日も仕事をした。4点を追う三回、島内宏明外野手(34)が適時打で反撃ののろしを上げると、1点差で迎えた六回1死満塁では2点適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。カード初戦でも決勝打を放つなど、3試合で5打点と大暴れ。「まだまだ貢献できていないんで、もう打たなくいいって言われるくらい打ちたい」と鼻息を荒くした。
打線の奮起もあり、5回4失点だった荘司にも今季初白星がついた。指揮官は「こういう試合は正直苦しいけど、なんとか勝ち越せてよかった」とチーム一丸での勝利をたたえた。
2024年04月30日 05:00
「ロッテ6−8楽天」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは先発・種市篤暉投手(25)が5回1/3を6安打5失点で、自身3連敗。六回には無死からの連続四球から小郷に右前適時打を許し、なおも1死満塁となったところで降板した。
吉井監督は「ダメな種市だった。(六回は)期待も込めて送ったけど、より悪い投球になっちゃった。そこは任せた私の責任です」と話した。
2024年04月30日 05:00
「東京六大学野球、慶大2−1法大」(29日、神宮球場)
3回戦2試合が行われ、いずれも延長戦までもつれる白熱した試合となった。慶大は、慶応高の昨夏甲子園Vを正捕手として支えた1年・渡辺憩捕手(慶応)が初出場初打席でサヨナラ弾を放ち、法大から勝ち点を獲得。早大は明大から5季ぶりの勝ち点を取った。
頂点をつかんだ底力はダテじゃない。先輩たちにもみくちゃにされ、満面の笑み。渡辺憩が衝撃のデビュー弾を放った。
「1年生で使ってもらったので、フレッシュな気持ちで、まず塁に出ようと打席に入りました。まだ夢の中みたいです」
1−1の延長十二回1死に代打で打席へ。カウント3−1となったが、「監督が“行け”と。直球を張ってフルスイングしました」と高め135キロ直球を振り抜いた。打った瞬間それと分かる一発に、打球を目で追わず崩れ落ちる法大ナインも。史上初となる1年生の初打席サヨナラ弾を左翼席へ運び決着をつけた。
ともに全国制覇を成し遂げた丸田は、一足先にリーグ戦デビュー。この日も1番を任され初盗塁を決めるなどしており、刺激を受けた。「いつかチャンスがくると準備していた。僕たちが活躍することで、チームも強くなる」。フレッシュな慶応旋風を神宮に巻き起こす。
2024年04月30日 05:00
「巨人0−9ヤクルト」(29日、東京ドーム)
本拠地が騒然とした。
2024年04月30日 05:00
「日本ハム1−0オリックス」(29日、エスコンフィールド)
ピンチの連続を守り切った。少ない好機を生かして1点を奪った。薄氷を踏むような勝利。日本ハム・新庄剛志監督は「しびれたー、しびれたね、しびれた」と興奮気味に話した。殊勲打の郡司裕也捕手(26)を「いや勝負強い。その前に打っていなくても、ああいうところで期待を持たせてくれる選手」とたたえた。
両軍無得点の八回2死二塁。郡司の一打は完璧な当たりではなかったが、大きく開いた三遊間をボテボテのゴロで抜く。二走・水野を決勝のホームに迎え入れて「チャンスで打つ係なんで」と笑った。
運はないが勝負強い。打率・225に対し得点圏打率は・375。この日も初回の会心の一打が左直になるなど、ここ数試合はいい当たりも安打にならなかった。「とらえたら外野の正面に行く。芯を外した方がいいかもしれないですね。日頃の行いが悪いのかな?」と自虐的に話した。
1−0での勝利。5つ目の完封勝利はリーグトップ。そして昨季は17勝31敗と大きく負け越した1点差試合は、これで6勝1敗となった。新庄監督はバッテリーの関係強化と守備力の向上をその要因に挙げる。前日は3失策があったが、昨秋から取り組んだ守備強化の成果の表れに「大きいねえ。めちゃくちゃ大きいですよ」と目を細めた。
しびれる試合を重ねて、これで3、4月は13勝9敗1分。1試合残して新庄政権月間最高勝率も確定した。郡司は「ピッチャーの好投と守備の粘りがすごい感じだと思いますね」と言う。今年の日本ハムはひと味違う。
◆新庄政権月間最高勝率が確定 日本ハムはこの日の勝利で今季3、4月の勝敗成績を13勝9敗1分け、勝率・591とした。新庄監督就任初年度の2022年から昨年までの最高月間勝率は23年5月(14勝11敗)と8月(14勝11敗1分け)で・560。日本ハムは30日・西武戦で敗れても13勝10敗1分けで勝率・565となるため、新庄政権月間最高勝率が確定した。
2024年04月30日 05:00
「春季高校野球兵庫大会・準々決勝、東洋大姫路5−1報徳学園」(29日、姫路ウインク球場)
準々決勝4試合が行われ、東洋大姫路が5−1で今春センバツ準Vの報徳学園を下して2年ぶりの春4強入りを果たした。須磨翔風は神戸学院大付に延長十一回タイブレークの末に5−3で勝利、明石商は神戸国際大付にサヨナラ勝ち。社は育英に七回表時点で3−2とリードするも悪天候で打ち切りとなり、1日に明石トーカロ球場で継続試合が行われる。
東洋大姫路が今春センバツ準V校を投打で圧倒した。夏を見据えての戦いであることは前提であるものの、付け入る隙を一切与えず。ゲームセットの瞬間、雨中でナインの笑顔がはじけた。
背番号「10」の最速145キロ右腕・中島賢也投手(3年)が先発し、9回3安打1失点で公式戦初完投。二回2死三塁の遊ゴロ間に失点しただけで適時打も許さず、13奪三振と躍動した。「気持ちで負けないことは決めていた。強気で攻められた」。打線は二回に5安打を放つ打者一巡の猛攻で一挙5得点。2年生6人が先発に名を連ね、下級生中心のメンバーで勝ち切った。
報徳学園は最速151キロ右腕の今朝丸裕喜投手(3年)、主将・間木歩投手(3年)と主戦投手を温存。2022年4月から同校の指揮を執る岡田龍生監督(62)は「飛車角抜きでやってもらいました。まだ勝ち方を知らない」と小技のミスが出たことなどを指摘し、手綱を緩めなかった。
「春勝たないと夏に結びつかない」と指揮官。19年夏に履正社を甲子園優勝に導いた名将の指導が、着実にチームに浸透してきている。
2024年04月29日 23:51
元近鉄、中日の佐野慈紀氏(55)が29日、自身のXを更新。30日に56歳の誕生日を迎えることを受け、「夜になりました。55歳が終わります。入院生活の1年。新たな人生どうなることやら」と、思いをつづった。
佐野氏は昨年4月に自身のブログで「重症下肢虚血」を患い、足裏を手術。「処置が遅れると足の切断もしくは命にも関わる状態だった」と綴り、長期入院したことをつづっていた。その後も入院が続いていたようで、17日にはブログで緊急手術を行ったことを報告。「のたうち回ったし、叫んだ。今まで尿管結石が1番痛かったけど超えたね。ということでまだまだ入院は続く」とつづったが、19日にはXで「また緊急オペに。。」と報告。24日には「診察終わり 辛い決断となった。何とか粘ってはみたけど仕方がないよな。ありがとう。よくがんばりました。俺の右手」と、綴っている。