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2024年04月17日 14:34
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC(6494ヤード、パー71)で行われる。開幕を2日後に控えた17日、第1ラウンドの組み合わせが発表され、前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は、前々週の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで初優勝した阿部未悠(ミネベアミツミ)、岩井ツインズの妹・千怜(ホンダ)と同組となった。 現在、ポイントランク首位の鈴木愛(セールスフォース)と同2位の小祝さくら(ニトリ)は、昨年の今大会でツアー初優勝を飾った神谷そら(郵船ロジスティクス)と同組で回る。 大会は賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円。日本有数の美しいコースで、熱戦が繰り広げられる。
2024年04月30日 13:29
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」(5月2日開幕、茨城GC東C=パー72)
前週のパナソニック・オープンでツアー初優勝を挙げた天本ハルカ=(25)=フリー=が開幕2日前の30日、公式会見で大会への意気込みを語った。
念願の初優勝を果たした日曜日から2日。「1勝目というのがすごくうれしいのと、少し時間が空いて実感が湧いてきている」と胸の内を明かした。男子ゴルフ元賞金王で師匠である伊沢利光に初勝利を挙げたことを電話で連絡すると、師匠はすでに酒の席だったという。「みんなで乾杯してる感じだったんですけど、『おめでとう』という言葉を頂いて、良い報告ができて私自身もすごくうれしかったし、これだけ喜んでいただけて『これからもがんばります』と伝えさせていただきました」とさらなる活躍を誓った。
2週連続優勝を目指す舞台は今季国内最初のメジャーだ。直近2年は西コースで行われていたが、今季から東コースに舞台代わりし、プロ3年目の天本にとっては初めて回るコースになる。「ラフの深さもあるのでしっかりピンポイントで止めないと。今週はグリーンも難しいと思っていますし、速さもある。きっちりとマネジメントをしていかないと、なかなかスコアが出ないという印象」とメジャーらしいコース状況を警戒した。
2024年04月30日 13:05
男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは5月2日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。開幕2日前の30日、予選ラウンド(2日、3日)の組み合わせが発表された。先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝した25歳の桂川有人(国際スポーツ振興協会)は、2010年大会最終日で58をマークして優勝した32歳の石川遼(CASIO)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦している22歳の杉浦悠太(フリー)と同組となった。
21年と昨年大会覇者の岩田寛(フリー)は、稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)、金谷拓実(Yogibo)と同組で回る。
賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円。1960年に第1回大会が行われた伝統の一戦は、今年も名古屋の名門コースで争われる。
2024年04月30日 12:50
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(30日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
5月2日に開幕する今季メジャー初戦の第1ラウンドの組み合わせとスタート時間が発表になった。3年ぶりに東コースで開催される今大会。注目の海外組は午前のインスタートに入った。
2021年大会覇者で今季初の国内参戦となる西村優菜は岩井千怜、イ・イェウォン(韓国)と午前7時40分にスタートする。
海外メジャー初戦のシェブロン選手権で9位に入った勝みなみは、小祝さくら、桜井心那と同7時50分に。
同じく今季初めて日本ツアーに臨む古江彩佳は22年大会優勝の山下美夢有、竹田麗央と同8時にティーオフする。
前週ツアー初優勝の天本ハルカは野沢真央、神谷そらと午後12時、岩井明愛は申ジエ(韓国)、佐久間朱莉と同12時10分、原英莉花は山内日菜子、脇本華と同12時20分に、いずれも10番から競技を開始する。
2024年04月30日 12:45
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(30日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
前週のパナソニックオープンで1998年度生まれ「黄金世代」で15人目のツアー優勝を達成した天本ハルカ(フリー)が公式会見に臨んだ。
2024年04月30日 09:00
「買ったクラブが合わない!」 「最初はよかったのにダメになってきた……」。
そんな残念な思いをしている人は 『そのクラブに合う振り方』をお試しあれ!
あなたのクラブの特徴や機能をフルに発揮する振り方を解説&レッスンします! 【起こりやすいミス】
クラブの重さを感じないと手打ちが強くなってしまう
クラブの重さを感じないと、 腕の力だけで振る手打ちになってしまう。
スイング軌道がアウトサイド・インのカット軌道になり、フォローで左ヒジが引けやすい。 20年以上にわたりゴルファーから支持されるブランド
2000年に登場した「ゼクシオ」は、多くのアマチュアゴルファーに支持され、近ごろは海外のユーザーも増えています。13代目となる「ゼクシオ」は、打点のブレに強い「バイフレックスフェース」を搭載して、さらに飛距離性能を高めています。
注意したいのは、以前の「ゼクシオ」と比べて軽量になっていること。クラブが軽いと手先で打ってしまいがちで、カット軌道でのスライス弾道が出てしまうこともあります。 【使いこなすポイント】
クラブの遠心力を意識して体全体で振る
手先で打ちがちな軽量ドライバーは、体を動かすことを強く意識しよう。
スイングはコンパクトでもしっかりと体を回し、クラブの遠心力を感じてフォローを大きくとる。 手打ち防止が軽量ドライバーのメリットを活かすコツ
「ゼクシオ 」のドライバーは、純正シャフトのフレックスだと総重量が281グラムと軽めになります。軽いドライバーはパワーがない人でも、ヘッドスピードが上がって飛ばせるメリットがありますが、うまく使いこなすには、積極的に体を使う意識をもつことが重要です。
軽いクラブを振るときに起こりがちな、手先だけで振るスイングはNG。バックスイングではしっかり胸を回し、クラブを加速させる切り返し以降は、ヘッドの重みを利用したクラブの遠心力を感じながら振りましょう。 【PICKUP GEAR】ダンロップ XXIO13 ドライバー
2000年に生まれた大ヒットブランドの13代 目。定評のある打感・打音のよさに加え、さらなる飛距離アップも追求された。 【POINT CHECK】
フェース外周部の剛性を最適化。打点がブレても高初速を生む「バイフレックス フェース」を搭載。
純正シャフトは、Rフレックスで35gという超軽量モデル ここに注目!空力効果でヘッドが安定
ゼクシオ13は空力効果も進化。クラウン部のNEW「アクティブウイング」は2段式になり、ダウンスイング前半はヘッドのブレを抑制。ダウンスイング後半からインパクトはフェース角と打点を安定させる。
いかがでしたか?石井プロの解説&レッスンを参考にゼクシオ13の機能を最大限発揮してみてください。
解説・レッスン=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。トラックマンを駆使したレッスンが人気のPGAティーチングプロ。YouTubeチャンネル「試打ラボしだるTV」が人気で、最新ギアはほぼテスト済み!
構成=コヤマカズヒロ
写真=田中宏幸
2024年04月30日 08:00
今月はツアープロがオフシーズンに取り組む〝スイング強化〞のための練習法を紹介。
開幕までに、もっと飛距離を伸ばす、もっと方向性を上げるためのドリルは、アマチュアにも効果大!
単に球を打つだけなく、目的をもった練習で春までにスイングを大きくレベルアップさせよう! 速く振るよりゆっくり振ったほうが前傾角度をキープしやすい ゆっくり振る! 足や背中などの大きい筋肉を使い、ヘッドで円を描くようにゆっくりスイングしよう
ボールをフェースの真芯でとらえて真っすぐ正確に飛ばすには、アドレス時の前傾角度をインパクトまでキープすることが必須。そこで僕は、足や背中の大きい筋肉を使って、ゆっくり振る練習をします。
ドライバーの場合、遠くに飛ばそうとして速く振れば振るほど、体が起き上がったり沈んだりしてミスが出る。反対に、あえてゆっくり振ったほうが「前傾キープ」がしやすく、正しいスイングが身につきます。手打ちも修正できるので、初・中級者にオススメですよ。 ゆっくり振れば前傾角度が崩れない 素振りでゆっくり振る感覚をつかんだら、通常の半分の飛距離を目安にして球を打ってみよう 体が上下動すると当たらない アマチュアは体が起き上がったり沈んだりしがち。ドライバーを持つとこの動きが顕著に現れてしまう 手打ちはNG 手や腕の小さい筋肉を使ってクラブを上げると、手打ちになり、ゆっくり振っても意味がない
いかがでしたか? スイングをするときにはゆっくり振ることを意識してみてくださいね!
植竹勇太
●うえたけ・ゆうた/1995年生まれ、北海道出身。163㎝、63㎏。正確無比なショットに定評があり、フェアウェイキープ率はつねに上位にランクイン。今季はツアー初優勝に期待。セガサミーホールディングス所属。
構成=小山俊正、鈴木康介
写真=田中宏幸、相田克己
2024年04月30日 07:00
創刊から32 年で、スイングとギアはどのくらい変わったのか? アニバーサリー号の年代を代表する選手とモデルを比較!
スイングは32年間の変遷を語らせたら、この人の右に出るものはいない、ゴルフ界の生き字引・タケ小山が徹底解説! 【2023年】原点回帰⁉最新スイングは”教科書的”! お手本はマキロイ!タイガーをアップデートした世代
中島啓太
●なかじま・けいた/2000年生まれ、埼玉県出身。177㎝、75kg。昨年プロ転向し、今季から国内ツアーに本格参戦。横浜ミナトChampionship、マイナビABCチャンピオンシップなど計3勝をあげ、新・賞金王誕生の期待がかかる。フリー。
ワッグル創刊からの節目の年を代表するトッププレーヤーのスイングを振り返ると、時代とともに変化してきた変遷が見えてきます。
現在(2023年)を象徴する代表的なスイングといえば、中島啓太選手でしょう。理路整然と整った教科書のような美しいスイング。ローリー・マキロイなど、タイガー・ウッズよりも少し下の世代の選手がお手本になっている印象です。
タイガーは試行錯誤しながらスイングをどんどん変えていった選手ですが、それゆえの遠回りもあった。中島選手の世代は、そういった回り道を避けるかのように、効率的に最適解を作ってきたスイング。効率を重視する最近の若者らしいですが、これが今後のスタンダードとなっていくでしょう。 【1992(創刊号)年】90年代前半は「教科書的」と「個性派」両タイプが活躍 教科書タイプのデービス・ラブⅢに対しカプルスは〝感性〟で育ったスイング
一気に時代をさかのぼって、創刊号が出た1992年。この年は、デビッド・レッドベターが名を馳せた時代で、スイングをコーチから学ぶことが一般的になりはじたころ。レッドベターの教え子、ニック・ファルドなどが活躍しました。
デービス・ラブⅢとフレッド・カプルスのペアがワールドカップで優勝した年でもあり、この2人は、まさに時代を象徴する存在でした。ラブはお父さんもプロゴルファーで、幼いころから英才教育を受けてスイングを身につけてきた選手。ゴルフをはじめたときから理論どおりにスイングを習得した最初の世代といっていいでしょう。
一方のカプルスは、ジュニア時代から自分の感性を頼りに自由にスイングを身につけてきた個性派。教科書どおりの優等生ではありませんが、いま見てもしなやかでカッコいいですね。
私はこのころに渡米し、レッドベターのアカデミーがあったフロリダ州オーランドのコースに所属しましたが、そのアカデミーはオーランド内の別のコースに移ってしまったため、マーク・オメーラの師匠であるリナ・リッツェンの指導を受けていました。それがいまだに私のスイングの土台となっています。
フレッド・カプルス
●1959年生まれ、アメリカ出身。180㎝、84kg。81年からPGAツアーに参戦し、83年に初優勝。92年にはマスターズを制して世界ランク1位、賞金王にも輝く。レギュラー15勝、シニア10勝をあげ「フレディ」の愛称で親しまれる人気選手。 【1999 (100号)年】真のアスリートタイガー・ウッズがゴルフを変えた! すべてのゴルファーのあこがれに!変化を恐れないのが一番のすごさ
第100号が出た1999年。この時代のゴルフ界はタイガー・ウッズ一色。翌年から01年にかけては「タイガー・スラム」も達成し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
タイガー・ウッズは、ゴルフ界に登場した最初の本格的アスリートといえるでしょう。科学的なトレーニングに取り組み、圧倒的なスピードと飛距離でツアーを席巻します。以後、すべてのゴルファーがタイガーにあこがれ、目標や手本となる存在に。彼の練習方法やスイングを見てマネする選手が増えるなか、スイングを壊してしまったり己を見失っていく選手も少なくはなったですね。
このころタイガーは、ブッチ・ハーモンに師事していましたが、その後、コーチを変えるたびにスイングも大きく変えていきます。そのなかには成功とはいえないケースもありましたが、最強であってもさらに高みを目指して変えることを恐れない姿勢こそが、タイガーの最大のすごさではないかと思います。
99年は日本ではJGTO発足の年。私はアメリカで解説業をしながら、ミニツアーに参戦していたころでした。
タイガー・ウッズ
●1975年生まれ、アメリカ出身。185㎝、84kg。PGAツアー歴代1位の通算82勝 (うち4大メジャーで15勝)をあげ、日本でも2勝。度重なるケガや故障に見舞われるが、少しずつツアー復帰しており、完全復活が待たれる。 【2007(200号)年】パーシモンを知らない世代スイングに大きな変化が 15 歳で勝てた理由のひとつは体の成長とクラブの進化のマッチング
第200号は、2007年。石川遼選手が15歳でアマチュア優勝し、日本のゴルフ界はその話題で持ちきりでした。
私は07年から日本に戻りプレーしていたので、よく覚えています。石川選手のおかげで報道番組などにも出演する機会が増えて、翌年からはMCを務めるラジオ番組「グリーン・ジャケット」もはじまりました。
当時の石川選手のスイングはまだジュニア特有の雰囲気が強く、全身をダイナミックに使って強振していました。しかし、前出のフレッド・カプルスなどと異なるのは、ゴルフをはじめたときからメタルのドライバーで、パーシモンを使ったことがない世代だということ。スイング中に余計なことをしなくてもクラブが飛ばしてくれるオートマチックさが根底にあり、クラブの進化の恩恵を大きく受けています。
彼が若くして活躍できたのは、クラブの進化と自身の肉体的成長のバランスがちょうどいいタイミングだったのが要因のひとつで、とくに飛んで曲がりにくくなった当時の最新ギアの性能の向上にスイングがマッチしていたことは間違いありません。
石川選手はこの後、身体的な成長に合わせてスイングをアップデートしていきます。
石川遼
●いしかわ・りょう/1991年生まれ、埼玉県出身。175㎝、75㎏。07年にマンシングウェアオープンを15歳でアマチュア優勝。09年には18歳で最年少賞金王を獲得。13年から16年には米ツアーにも挑戦。ツアー通算18勝。CASIO所属。 【2015 (300号)年】シャットフェース全盛の時代到来!再び個性派が輝く タイガーを見て育った世代の台頭。スタック& チルトの影響が強い
第300号が出た2015年。私はというと、翌年の日本シニアオープン挑戦に向けて、練習量を増やしていたころでした。
この年はジョーダン・スピースがマスターズで初優勝した年で、ほかにも新しい世代の選手たちが数多く台頭してきました。スピースのスイングは、左ヒジを曲げて使うなど少し個性的。同世代のジャスティン・トーマスやリッキー・ファウラーなどもあまり教科書的でなく、このころは個性派スイングの持ち主が多いように思います。
彼らはタイガー・ウッズにあこがれてプロを目指した世代ですが、タイガーがスイングを固定せずにあれこれ改造を繰り返してきたのを見ているので、1つのお手本にこだわらないマインドももった世代だと感じています。
彼らのなかで目立つのは、「スタック&チルト」の左1軸的なメソッドと、それにともなうシャットなフェース使い。「スタック&チルト」はタイガーの影響が大きいでしょうが、まさに当時の流行りでしたね。
こうやって32年の歳月をスイングとともに振り返ってみるといろいろな傾向が見えてきます。次の時代はどうなるか、いまから楽しみです。
ジョーダン・スピース
●1993年生まれ、アメリカ出身。185㎝、84㎏。アマチュア時代から活躍し、12年にプロ転向。15年にはマスターズ、全米オープンに勝ち、フェデックスカップも制して賞金王・世界ランク1位に。メジャー3勝を含むPGAツアー13勝。
解説=タケ小山
●小山武明(こやま・たけあき)/1964年生まれ、東京都出身。89年にアメ リカのツアーに参戦。帰国後はゴルフ解説者や国内のレギュラー・シニアの両 ツアーに出場。現在はテレビ出演やラジオ・インターFMの「Green Jacket」と 「SUNDAY FINISHING LINE」でパーソナリティを務める。
2024年04月30日 06:00
寒い季節に出がち! 出るとスコアが崩れてしまう!この冬しっかり直したい!”チーピン病”対策レッスン 「左から左に曲がる」はじつはスライサーに出やすいミス
左に出て左に曲がる引っかけ球、通称「チーピン」はコントロール不能な球でOBになりやすい最悪のミスショット。
2024年04月29日 14:59
男子ゴルフ米国ツアーのダブルス戦、チューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2024)は28日、ルイジアナ(Louisiana)州アボンデール(Avondale)のTPCルイジアナ(TPC Louisiana、パー72)で最終日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)/シェーン・ローリー(Shane Lowry、アイルランド)組がプレーオフを制して優勝を飾った。
フォアサム(二人が交互にショットを打つ)形式で行われた最終日はまず、首位と7打差から出たチャド・レイミー(Chad Ramey、米国)/マーティン・トレーナー(Martin Trainer、フランス)組がスコア「63」をマークして9ストローク伸ばし、暫定トップでホールアウトした。
これによって通算25アンダーが目標となった終盤の各グループにはかなりのプレッシャーがかかり、五輪のアイルランド代表やライダーカップ(Ryder Cup)の欧州選抜でともにプレーしているマキロイ/ローリー組だけがそのスコアに到達した。
その後、ホールアウトから3時間を経て18番ホールでのプレーオフに臨んだレイミー/トレーナー組は、その影響が表れているように見えた。トレーナーのティーショットがフェアウエーのバンカー奥に落ちると、レイミーの第2打はフックし、トレーナーのチップショットもショート。レイミーのグリーン外からのパットも外れた。
これにより同組は最高でもパーという状況になる中、マキロイ/ローリー組はローリーのアプローチがグリーン脇のバンカーに捕まったが、マキロイがそこから安全にグリーンオンし、バーディーと優勝の機会が生まれた。
それでも、このところパットに苦しんでいるというローリーが約2.1メートルのバーディーパットを外し、レイミー/トレーナー組にも次のホールへ勝負を持ち越すチャンスが転がり込んだが、トレーナーがこのパットを外し、優勝を明け渡した。
これでマキロイは米ツアー25勝目、ローリーは2019年の全英オープン(The 148th Open Championship)以来となる同3勝目を挙げている。
■関連記事
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・マキロイ 辞任した米ツアー方針委員会への復帰に前向き
・シェフラーが今季4勝目 マスターズから連勝 RBCヘリテージ
2024年04月29日 11:33
女子プロゴルファー・小祝さくらの公式スタッフインスタグラムが29日、新規投稿され、バーベキューで特大の貝を網焼きにし、周囲に振る舞う姿がアップされた。
軍手を装着し、大きな貝を手に満面の笑みを浮かべる小祝。スタッフは「みんなに貝を焼いてくれる小祝さん」とつづり、バーベキューで自ら焼役を務めて周囲に振る舞った模様だ。
ゴルフ場では見られない意外な姿に、ファンからは「ワイルドだろ〜」「さくらちゃんが焼くとめっちゃ美味しそうに見えるよ」「すげえ可愛い」と反響の声が多く挙がった。また誕生日会と竹田麗央の祝勝会を兼ねたパーティーの様子もアップされ、ピカチュウのケーキ持った小祝とフルーツ盛りだくさんのケーキを手に笑みを浮かべる竹田。小祝がオリックスのTシャツを着ていたことから「オリ姫?」と指摘するファンもいた。
2024年04月29日 10:14
◆米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 最終日(28日、米カリフォルニア州・ウィルシャーCC=6258ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、6打差21位から出た西郷真央(島津製作所)が6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算3アンダーで日本勢最上位の8位に入った。2差6位からスタートした畑岡奈紗(アビームコンサルティング)はバーディーを奪えず、74と崩れて2アンダーの13位に終わった。
古江彩佳(富士通)は2つ落として、1アンダーの25位。2週連続予選通過の渋野日向子(サントリー)は71で回り、7オーバーで73位だった。ハナ・グリーン(オーストラリア)が12アンダーで大会連覇を果たした。
2024年04月29日 09:00
寒い季節に出がち! 出るとスコアが崩れてしまう!
この冬しっかり直したい!”チーピン病”対策レッスン 「左から左に曲がる」はじつはスライサーに出やすいミス
左に出て左に曲がる引っかけ球、通称「チーピン」はコントロール不能な球でOBになりやすい最悪のミスショット。
2024年04月29日 08:00
ドライバーはミスヒットが多く、曲がるほど飛距離も落ちるクラブです。芯を外さないためには、軸がズレないスイングが重要。頭を動かさないレッスンをクレイジー先生が解説します。 「頭を動かさなければ」どんなに長くてもミートできる!
大きく振りながらミートするポイントはふたつ。ひとつめは、軸は左でも右でもなく「真ん中1軸」です。これは振り子と同じ。頭を固定したセンター軸で振り子運動を行なえば、どんなに長いシャフトの先のヘッドも入射角と最下点は必ず安定します。
そのために大事なのがふたつめのポイントで、軸は不動の真ん中でもスイングの支点は左ワキ。左ワキを締めて腕、シャフト、ヘッドまでを1本にして動く、振ることを意識してください。前出で説明した「クラブを積極的に大きく動かす」と頭の位置がズレやすくなりますが、クレイジー理論では頭を動かさないことが必須条件。体重移動も腰や肩も回す必要はありません。左ワキを締めてヘッドまでを1本にして振るイメージをもてば、頭の位置と軸がキープできるのでミート率は簡単に上がります! 軸がズレない、傾かなければボール位置に自然に戻ってくる
グリップエンドを支点に振り子運動を行なったときに、ヘッドがつねに一定の位置を通るのは、軸と支点が固定されているから(写真左)。ゴルフスイングに置き換えれば、軸が動いたり傾いたりすると、ヘッド軌道は不安定になり、ボール位置からズレてしまう(×)。 左ワキからヘッドまでがワンピース
ヘッドを低く、遠く、高く動かすと大きく振れるが、そのときに“左ワキからヘッドまでを1本”にして、左ワキを支点に振ると頭の位置がズレにくくなる。「実際はヘッドの重みや勢いでコックが入り、左ワキからヘッドまでは完全な1本にはなりませんが“1直線で動かす”は終始イメージしてください」(クレイジー) 左ヒザを伸ばしてカカト体重でインパクト
クレイジー理論でもうひとつ大事な頭の固定の仕方が「左ヒザを伸ばして打つ」動き。左ヒザを伸ばしてカカトに体重を乗せることで、左の壁ができて頭が固定される 。これは地面反力(地面を蹴る動き)の正しい使い方にもなる。
軸も1本、クラブと腕も1本デス
いかがでしたか。クレイジー先生のレッスンをぜひ試してみてください。
レッスン=FUNKY CRAZY Haru
●ファンキー・クレイジー・ハル/的確でわかりやすいレッスンに定評がある人気コーチ。YouTubeチャンネル「FUNKYCRAZY GOLF★HALチャン(ネル)」は登録者数6万人を超え、ほぼ毎日配信中。
写真=相田克己
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)
2024年04月29日 07:00
今月はツアープロがオフシーズンに取り組む〝スイング強化〞のための練習法を紹介。
開幕までに、もっと飛距離を伸ばす、もっと方向性を上げるためのドリルは、アマチュアにも効果大!
単に球を打つだけなく、目的をもった練習で春までにスイングを大きくレベルアップさせよう! 3つのステップを踏んでから同じ感覚でドライバーを打つ 腰の高さの振り幅からスタート!
僕が高校生のころからやっているのが「小さい振り幅で目いっぱい飛ばす」という練習です。まずはショートアイアンを使用し、腰の高さの振り幅で最大の飛距離を出す。これにより、ムダな動きが取り除かれ、体が効率よく動きます。
次は、その体の動きを必要最小限にしたまま、肩の高さの振り幅に。そして最後にフルスイングを行なう。この3つのステップが重要で、これができたら同じ感覚でドライバーを打ちます。以前の僕はオーバースイングでしたが、今はコンパクトなトップになり、ミート率が向上。飛距離だけでなく方向性もよくなりました。 「この練習のおかげでオーバースイングが直りドライバーの精度がよくなりました」(大岩) どのような振り幅でも、手と体の同調性を高めて、体の正面で球をとらえる 振り幅を手先で調節すると、手が体から外れやすくなるので注意しよう Step1 腰の高さ バックスイングは腰の右側、フォローは腰の左側の高さ。この振り幅のなかで最大の飛距離を出す Step2 肩の高さ 体の動きを必要最小限にしたまま、右肩から左肩の高さに振り、球を目いっぱい飛ばす Step3 フルスイング クラブの遠心力で手が高く上がるだけで、体の動きは肩の高さのスイングとほぼ同じ
いかがでしたか? 「小さい振り幅で目いっぱい飛ばす」ことを意識して練習してみましょう!
大岩龍一
●おおいわ・りゅういち/1997年生まれ、千葉県出身。182㎝、92㎏。21年に初シードを獲得。翌年は4度のベスト10入りを記録し、賞金ランキング28位。23年シーズンはハナ銀行インビテーショナル8位。フリー。
構成=小山俊正、鈴木康介
写真=田中宏幸、相田克己
2024年04月29日 06:25
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 最終日(28日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
3打差8位から出た、所属契約を結ぶ大会ホストプロの桂川有人(25)=国際スポーツ振興協会=が7バーディー、ボギーなしの63をマークし、通算17アンダーで逆転優勝を飾った。日本勢の欧州制覇は青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也、中島啓太に続く6人目となった。昨季は米下部ツアーに挑戦したが、シード権を獲得できずに日本で再出発。10月までの今季残りを含めて3季分の欧州シード権を勝ち取り、再び世界に打って出る。
* * * *
桂川の勝利は、少し早い母の日の贈り物になった。観戦に訪れた亜紀さん(44)に感謝の思いを届け、「初めて母の前で勝てたのでうれしい」。一段と優しい表情になった。母子家庭で育った。中学卒業後にフィリピンへのゴルフ留学を決断したのは、苦しい経済事情を知っていたから。知人の紹介で、日本と比べてお金がかからない土地へ渡り、鍛錬を積んだ。
亜紀さんは愛知の自宅から、日帰りで応援に駆けつけた。「初優勝のときはテレビの前でウルウルしていたけど、今日は平気でした」と笑顔で見届けた。「昔からとても優しい子」で、契約しているウェアの女性ものをわざわざ購入してプレゼントしてくれるなど、いつもさりげなく気遣ってくれる。「私から見ても、遠い届かない所にいってしまったような不思議な気持ち」。息子の雄姿を横目に、喜びに浸った。(高木 恵)