2024年04月17日 21:18
菊池雄星と“同僚”の友情に「いいチームメートだね」 ■ブルージェイズ 5ー4 ヤンキース(日本時間17日・トロント) ブルージェイズの菊池雄星投手が16日(日本時間17日)、本拠地で行われたヤンキース戦に先発登板し、6回4安打1失点、9奪三振の快投で今季初勝利を手にした。MLB公式のブルージェイズ番、キーガン・マシソン記者によれば「(5日・同6日の)ニューヨークでの勝利の後、ユウセイ・キクチはロッカーから日本の最高級ウイスキーのひとつである『山崎』のボトルを出した」とのことで、新しい“儀式”が生まれているようだ。 同記者は「これはトロントのクラブハウスにおける新しい伝統の一部である。キクチが先発してブルージェイズが勝つと、山崎が出てくるのだ」と言及。クラブハウスで披露される「山崎」は「もちろん、少量である。良い品だ」とも記されている。 同記者によれば「山崎蒸溜所は1923年に開設された日本初の商業蒸溜所で、ウイスキーの歴史としてはまだ浅い」と説明されている。そこから100年が経ち、「日本のウイスキーはゆっくりと成長し、最近では国際的な舞台で爆発的な人気を博している。その中でも山崎ウイスキーは最も切望される日本のウイスキーの1つだ」とされている。 菊池から注がれた「山崎」は、ダニエル・ボーゲルバック内野手にとって、新鮮なものだった。2人は2019年、2020年にマリナーズで同僚であり、親密な絆を育んできた。ボーゲルバックは「新しい国に移住することの難しさを、人々は十分に理解していないと思う」などと話し、菊池の背中を押している。 さらに、ボーゲルバックは「彼がここでの生活になじみ、そうした困難を克服して活躍しているのを見ると、居心地がよければ、人は能力を本当に発揮できるということがよくわかるよ」と語り、菊池の初勝利を喜んだ。 このことを知ったファンはSNS上で「いいチームメートだね」「こういうチームメートが必要だ」「3000ドル(約46万円)だって? キクチはパーティーの仕方を知っている! 僕もトライしてみたい」などの反応を見せ、盛り上がっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 18:49
本塁打王争いで2位浮上…走っては「100盗塁ペース」
■レッズ 5ー2 パドレス(日本時間30日・サンディエゴ)
2年連続のMVP、本塁打王への期待がかかるドジャース・大谷翔平投手の強力なライバルとなりそうだ。レッズのエリー・デラクルーズ内野手は29日(日本時間30日)、敵地のパドレス戦で8号ソロを放った。盗塁もすでに18個を決めており、米記者は“史上初の記録”と紹介した。
デラクルーズは昨季メジャーデビュー。身長196センチの体から、驚愕のパワーと送球を繰り出す。デビューからわずか15試合目でサイクルヒットを達成するという離れ業も見せた。他にも、遊撃の守備中に二塁ベース上で大谷翔平投手(当時エンゼルス)の左肘付近を“ツンツン”とつつき、大谷の笑いを誘ったことも話題となった。
今季はここまで打率.280、8本塁打19打点、18盗塁をマーク。本塁打は44本、盗塁は100個ペースだ。MLB公式のサラ・ラングス記者は統計を取り始めた1901年以降「1か月で8本塁打と17盗塁をマークした最初のプレーヤー」と紹介。このペースを維持すれば、昨年ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が記録した前人未到の「40-70」(41本塁打・73盗塁)を超えることになる。
本塁打数はリーグ2位タイで、1位に1本差に迫っている。ファンからは「健康であれば最高の選手になれる」「ワオ」「ペースを維持できるだろうか」「とんでもないスタート」「彼は怪物だ」「信じられないスターだ」と期待の声が上がっている。昨季は夏場以降に不調に陥ったが、デビューから2年目の今季は結果を残し続けることができるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 18:41
元プロ野球ヤクルト監督の古田敦也氏のユーチューブチャンネルで連載されていた、名捕手4人がドラフト会議を開き、現在の現役選手を対象に最強4チームを編成する企画「これが名捕手たちの選んだ最強チーム!【フルタの方程式ドラフト会議】」が、29日夜に最後の「7〜12巡目」指名が配信された。
古田氏、西山秀二氏、谷繁元信氏、里崎智也氏が参戦。各自がドラフト形式(重複した場合は抽選)で野手9名+投手3名を指名。
それぞれの1・2位は古田氏=ヤクルト・村上、オリックス・森。西山氏=巨人・岡本、オリックス・宮城。谷繁氏=ソフトバンク・近藤、西武・源田。里崎氏=DeNA・牧、ソフトバンク・柳田。次回配信でオーダーが発表される。
「チーム古田のツボに入った時の破壊力が凄そう」「見てる方も楽しい」「本当に面白い企画」「クセ強のメンバーの中で西山さんが良い味出してるわあw」と反応するコメントが集まっている。
4チーム計48人の内訳は、ソフトバンクが野手8人が選出され最多。セ・リーグは広島が6人で最多で、最少はロッテの1人となっている。
2024年04月30日 18:37
4月14日パドレス戦で着用したユニのオークション開始…5月9日正午まで受け付け
ドジャースは29日(日本時間30日)、大谷翔平投手が今月13日(同14日)の本拠地・パドレス戦で着用したユニホームのオークションを開始した。最初の入札が2万ドル(約314万円)で、現在は2万1000ドル(約330万円)の値がついている。
大谷はこの試合に「2番・指名打者」で出場。2打数無安打ながら、2四球1盗塁を記録。犠飛を打ち上げ、勝利に貢献した。試合ではヘッドスライディングも敢行しており、胸部分に土が付着している“お宝”だ。
オークションは米国東部時間の5月8日午後11時(日本時間9日正午)まで受け付けている。ちなみに2021年にオールスターに出場した際のサイン入りユニホームは13万210ドル(約2043万円)、昨年3月のWBCで着用したユニホームは12万6110ドル(約1979万円)で落札されている。今回はどんな値がつくだろうか。
また、山本由伸投手のサイン入りオーセンティックユニホームも出品されており、こちらは500ドル(約7万8500円)から入札がスタート。現在は600ドル(約9万4000円)の値をつけている。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 18:31
「ウエスタン、阪神2−2オリックス」(30日、鳴尾浜球場)
阪神は先発の津田が今季最長の6回を5安打2失点自責0。
2024年04月30日 18:18
「オリックス−ロッテ」(30日、ほっともっとフィールド神戸)
ロッテが先発・佐々木朗希の失点危機を中継プレーで救った。
佐々木は初回先頭の西川に四球を与えると、2番の森に左中間へ完璧に運ばれた。左翼の荻野がスライディングキャッチを試みたが、打球はグラブには当たったものの捕球できず二塁打に。それでもすぐにボールを拾った荻野から遊撃・茶谷を中継し、本塁へ返球。一塁走者の生還を許さなかった。
佐々木は後続の紅林を二ゴロ、セデーニョを空振り三振に仕留め、初回の失点を免れた。
SNSでも「荻野→茶谷ナイス中継プレー!!」「ロッテの中継プレー上手かった。」「中継プレーでよくアウトにした」と賛辞が寄せられた。
2024年04月30日 18:17
「広島−阪神」(30日、マツダスタジアム)
広島の秋山翔吾外野手が今季1号となる初球先頭打者本塁打を放った。
0−0で迎えた初回先頭で打席に入ると、相手先発・村上の144キロ直球を強振。打球はカープファンの待つ右翼スタンドに吸い込まれていき、価値ある先制弾にもなった。「村上投手から全然点をとっていなかったので、今日は腹をくくって初球から思い切っていきました」とコメントした。
秋山はオープン戦でも一発はなく、これが今年初アーチ。一発は昨年9月23日・巨人戦以来となった。
秋山自身、先頭打者本塁打は西武時代の2019年8月4日・オリックス戦(京セラ)以来、約5年ぶり。自身22発目の先頭打者弾で、野村謙二郎を抜いて歴代9位タイに浮上した。
2024年04月30日 18:16
「中日−DeNA」(30日、バンテリンドーム)
中日・小笠原がアクシデントに見舞われた。
初回、2死二塁で牧が放ったピッチャー返しのライナーが小笠原の左肘の付近を直撃。打球は跳ねながら一、二塁間に飛び、二塁走者が生還した。
小笠原は表情を変えずにプレーを見届けたが、大塚投手コーチがマウンドへ。球場は騒然となったが、治療を経て、そのまま続投した。小笠原の左上腕にはテーピングがグルグル巻きで、二回も無失点に抑えた。
2024年04月30日 17:36
「広島−阪神」(30日、マツダスタジアム)
阪神は佐藤輝が2試合ぶり、木浪が3試合ぶりにそれぞれスタメンに復帰した。
2024年04月30日 17:20
◆ 今季初のスタメンで2シーズンぶりの1試合3安打をマーク
レギュラーシーズンでスタメンコールされるのは、実に昨年の7月以来だった。
28日のスワローズ戦に「6番・三塁」での出場を告げられたのも試合当日。それでも、タイガースの糸原健斗の心は、1ミリも揺らぐことはなかった。
「準備してるんで。いつも通り試合に入るだけでした」
その言葉を裏付けるように、第1打席から快音を響かせた。
スコアレスで迎えた2回無死一・二塁での好機。先発・小澤怜史の外角低めに落ちるフォークに「食らいついた」という打球は中堅手の前で弾んだ。先制点奪取。何より、背番号33が叩きだした1点に満員の甲子園はどっと沸いた。
ファン、同僚、コーチ…みんなが糸原の献身、目の前の1打席に懸ける思いを知っている。第2打席も内角のボールを逆方向の左翼前に落とす芸術的なバットコントロールでマルチ安打を記録。第4打席も再び左前に運び、2シーズンぶりの1試合3安打をマークした。
「1打席しかないぐらいの気持ちで4打席立って、それが良い結果につながったと思いますね」
岡田彰布監督は昨年、前年までレギュラー格だった糸原を左の代打の「切り札」としてベンチに置いた。
「代打」と簡単には言っても、実情は違った。
「その1打席で1日が終わる日だってあるし、出番が巡ってこない日だってある。準備をしっかりしておかないと結果は出ない」
プレーボールの瞬間にグラウンドへ飛び出す先発メンバーと違って、準備の仕方も違う。当初は戸惑いながらも代打で無類の勝負強さを発揮してきた先輩の原口文仁も参考に新たな仕事へ順応。チーム18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
◆ 「絶対にチャンスは来る」
ただ、糸原の中で「レギュラー」への思いは消えていない。いや、むしろ強くなっていた。
「1年間同じメンバーで戦えることは難しい。絶対にチャンスは来る」
自身と同じようにベンチスタートの後輩選手にもそんな言葉をかけながら出番をずっと待っていた。
開幕から三塁で起用され続ける佐藤輝明が極度の不振に陥るなかで、糸原は24日のベイスターズ戦から代打で3打席連続安打。
指揮官も「最近の内容を見ていていつか(スタメンで)いこうかという感じだった」とタイミングをうかがってきた中での今季初スタメンだった。
試合後、球場の熱気とは対照的に淡々と言葉をつないだ仕事人だったが、久々の三塁守備につき攻守のリズムを感じた1日について聞くと少しだけうなずいた。
「久しぶりに超満員の甲子園で守備について4打席立てたんで。それで良い結果も出て良かった」
先発出場した充実感と、競争を欲する闘争心が垣間見えた瞬間だった。
文=チャリコ遠藤(スポーツニッポン・タイガース担当)
2024年04月30日 17:19
2022年途中にエ軍からフィリーズへ…マーシュが語る現在地
2022年途中までエンゼルスでプレーしたフィリーズのブランドン・マーシュ外野手が精彩を放っている。29日(日本時間30日)終了時点で打率.281、6本塁打、OPS.855をマーク。強力打線の一角として活躍している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の記事によると、フィリーズ移籍で「選手としても人間としても人生が変わった」と述べている。
フィリーズはこの日から敵地でエンゼルスとの3連戦。マーシュは1年9か月ぶりにエンゼルスタジアムに戻って来た。「フィラデルフィアに来て、選手としても人間としても人生が変わったよ」と語る。
2016年ドラフト2巡目でエンゼルスに入団し、2021年にメジャーデビューした。2022年途中にローガン・オハッピー捕手とのトレードでフィリーズに移籍するまで、エンゼルスでは計163試合で打率.239、10本塁打をマークした。大谷翔平投手と仲が良かったことでも知られる。フィリーズ移籍後は同年が41試合で打率.288、3本塁打。昨年は133試合で打率.277、12本塁打、60打点で、今季はさらなる飛躍が見込めるスタートを切った。
「(今とは)違う奴に見えるよ」。マーシュはこうエンゼルス時代を振り返る。「まだ僕は若いけど、あの頃は本当に子どもみたいだった。自分の役割が何なのか、何をするためにそこにいるのか分かっていなかった。何の目的もなく、ただプレーしていたんだ」。
さらに「今は毎日が安定している」と語る。「それは経験とともに得られるものなんだ。自分の居場所がここにあるということを知っている。謙虚な意味で、自分がこのメンバーとともにフィールドに立つべき存在だと思っている。『もし悪いプレーをしたら、1週間ベンチに入れられるのかな』と思いながら、フィールドに来ることはもうない。アナハイムでは少しはそういう気持ちがあったから」と自信を口にした。フィリーズへの移籍により「選手としても人間としても変わった気がする。野球観も人生観も全て良い方向に向かった」と振り返る。
左打者のマーシュにとって、エンゼルス時代からの“懸念材料”は左投手対策だ。フィリーズは今季、最初の26試合で左腕の先発投手11人と対戦し、マーシュはそのうち4試合に先発している。2023年は左腕の先発が51試合あった中で、15試合しか先発していなかった。今後は左投手相手でも、より出場機会が増えると見込まれている。
「何を期待されているかわかって球場に来ている」「アナハイムの時とは、少し状況が違う。(エンゼルスでは)ここ(フィリーズ)ほどは勝っていなかった。ここにはプランがある。プロセスがある。誰が打つのか、誰がプレーするのかはわかっている」とマーシュ。「すべてが良い方向に変わったよ」「すごくハッピーだし、恵まれているよ」とも語っている。新天地で光り輝く26歳。今後の飛躍が期待される。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 16:58
DeNAは30日、7月15日(祝・月)〜17日 (水)対広島を対象に開催される『キッズSTAR☆NIGHT 2024 Supported by J:COM』の特別企画として、「第4回横浜DeNAベイスターズオリジナルチームウェアデザイン募集」を行うことを発表した。
最優秀賞に選ばれたデザインは実際にチームウェアとなり、『キッズSTAR☆NIGHT 2024 Supported by J:COM』当日に選手や監督・コーチが実際に着用して練習を行う。
▼ 「第4回横浜DeNAベイスターズオリジナルチームウェアデザイン募集」概要
【お題】
今年のテーマは「ベイスターズとあなたの夢」。
※当日着用するのは、全選手同じデザインのチームウェアとなります
【応募受付期間】
2024年4月30日(火)〜5月19日(日)まで ※当日消印有効
【応募資格】
全国の幼児・小学生
【応募資格】
・応募用紙はA4またはA3サイズの用紙に印刷してください(両面推奨)
・デザインは応募用紙を『横』にして描いてください
・チーム着用デザインに適するものを描いてください
・使用する画材は絵の具・クレヨン・クレパス・色鉛筆など自由です
・応募は一人一枚とし、未発表の作品に限ります。合作(二人以上で描いた作品)は審査対象外となります
・規定サイズや用件を満たさない作品は、審査の対象外になる場合があります
【賞について】
MVP(最優秀賞)に選ばれたデザインのウェアを『キッズSTAR☆NIGHT 2024 Supported by J:COM』当日の練習時に選手が実際に着用します。『キッズSTAR☆NIGHT 2024 Supported by J:COM』試合開始前に表彰式を行う予定。
その他、詳細は球団公式HPをご確認ください。
https://www.baystars.co.jp/news/2024/04/0430_02.php
2024年04月30日 16:53
米誌が大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスの友情について特集
今季からドジャースでプレーするテオスカー・ヘルナンデス外野手は明るい性格で、チームの盛り上げ役にもなっている。
2024年04月30日 16:20
巨人は30日、フォスター・グリフィン投手と井上温大投手の出場選手登録を抹消。今村信貴投手と京本眞投手が昇格した。
グリフィンは前日のヤクルト戦で4回8失点の大炎上。井上は3番手で登板し、2回1失点だった。
グリフィンは右腹直筋筋損傷で8日に登録抹消となり、前日の試合が復帰戦。本調子には遠く、阿部監督は「見切り発車させてしまったかなと思って。僕が反省してます」と語っていた。
2024年04月30日 16:19
ソフトバンクは30日、牧原大成内野手が佐賀市内の病院を受診してMRI検査を受けた結果、右内腹斜筋損傷と診断されたと発表した。競技復帰まで1〜2カ月かかる見通し。この日からリハビリ移管となった。
牧原は28日の試合前練習中にアクシデントがあり、同日中に出場選手登録を抹消されていた。
2024年04月30日 16:17
巨人の3年目・京本は3月に支配下登録されていた
30日のプロ野球公示で、巨人は京本眞投手を出場選手登録した。3月に支配下選手登録された3年目の20歳右腕は、ここまでイースタン・リーグで11試合に登板し、防御率0.00の数字を残していた。今村信貴投手も昇格した。
京本は明豊高(大分)から2021年の育成ドラフト7位で入団。3年時の選抜大会では準優勝に貢献、春夏連続で甲子園に出場した。昨季は2軍で15登板、76回1/3を投げて5勝4敗、防御率2.36をマークした。今春キャンプでは紅白戦で150キロ台マークするなど猛アピール。3月6日に高卒2年目の中田歩夢内野手ともに支配下登録された。
また、巨人はフォスター・グリフィン投手、22歳の井上温大投手を抹消。フォスターは前日29日のヤクルト戦では初回に4失点を喫するなど、4回11安打8失点で降板。今季は1勝1敗、防御率5.65の成績だった。
京本についてはSNS上でファンから「とうとうきたか」「予想できてた」「密かに期待」と待望の声が上がっていた。一方でグリフィンに対しては「あまりに悪すぎ」「絶望スタイル」「調子悪すぎ」などと厳しい声が寄せられていた。(Full-Count編集部)