©sports-topics.net 2024
2024年05月01日 12:01
同点打を放ったタッカー、妻は有名女優
エンゼルスで開花することができるだろうか。コール・タッカー内野手は、4月29日(日本時間30日)のフィリーズ戦で同点適時打を放ち、連敗ストップに貢献した。有名女優の美人妻も「あれが私の旦那よ」と活躍を喜んだ。
タッカーは4月にエンゼルスとマイナー契約を結び、この日の試合前に昇格したばかりだった。早速「7番・指名打者」で起用されると、6回に同点に追いつく中前適時打を放ち、勝利に貢献した。
試合後にはグラウンドで地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」のインタビューに応じ「この場にいられることが本当に最高だよ。素晴らしい選手たちとともに、このような素晴らしいクラブハウスにいられることは栄誉なこと。メジャーリーグに戻って来て、野球をプレーするのがとにかく楽しいよ」と笑顔を見せていた。
タッカーの妻は「ハイスクール・ミュージカル」などで主演を務めた美人女優のヴァネッサ・ハジェンズ。昨年2月に結婚したことが報じられ、当時のタッカーはパイレーツをDFA(事実上の戦力外)となり、ダイヤモンドバックスへ移籍。その後ロッキーズとマイナー契約を結んでキャンプに招待選手として参加していた。
セレブ女優とマイナーリーガーの結婚に、当時は米ファンの間で「史上最も幸運な男だ」「羨ましい」「夢があるな」と話題となっていた。2人のSNSではラブラブぶりが伝わる2ショットが多く投稿されており、現在はヴァネッサさんは妊娠中。試合後にはインスタグラムのストーリーズでインタビューを受ける“夫”の写真を公開し、「あれが私の旦那よ」と付け加えた。
チームはマイク・トラウト外野手とアンソニー・レンドン内野手が離脱する緊急事態。苦しむチームを救う活躍を続けることができるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 11:43
「ハチの大群」に場内騒然…スタジアムに流された曲とは
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定も、バックネットに大量のハチが集まり、開始が遅れる珍事が発生。中断中、場内に流れたのはビートルズの名曲「Let It Be」で、ハチ(bee)にかけた演出にファンも沸いた。
試合開始直前、バックネットの上部に、100匹以上の大量ハチが発生。一部分に固まる形で、その周りにも数十匹のハチが飛び交っていた。試合開始は30分以上遅れ、駆除する作業員も登場。付近の観客は非難させられた。
観客がざわつく中、場内にふと流れたのは「Let It Be」で、「bee」にかけたジョークに気づいたネット上のファンは「ビートルズの『Let It Be』が流れてるんだが、きっと『Let It Bee』だよね」「蜂の巣映しながらlet it be流れてんのめちゃおもろい」「じわじわくる」「MLBはこういう粋な演出があるからいいね」「結構秀逸」「センスがいいな」と盛り上がっていた。
ベンチに座る大谷はリラックスした表情で、再開を待っていた。4試合ぶりとなる“ハチ号”に期待がかかる。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 11:34
◇ナ・リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2024年4月30日 フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手(29)が4月30日(日本時間5月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場する。しかし、ハチの大群がバックネット裏に集まったため、試合開始が遅れる珍事が発生した。バックネット裏の観客は避難させられ、駆除業者がハチの大群を取り除くまで試合開始を待つことが決まった。ダイヤモンドバックスは、2014年4月3日のジャイアンツ戦でもハチによって試合が遅延した例がある。
思わぬ珍客の襲来によって試合開始が遅れることになった。場内でも「ハチに気をつけてください」などとアナウンス。試合前練習の際にはハチは群れをなしていなかったが、試合開始直前に集まってきたという。ベンチでは大谷翔平や山本由伸がハチの大群を興味深く見つめる様子も映し出された。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はSportsNet LAのインタビューに対し「先発投手はどちらも準備ができている。ディレイが1時間も続いたら、先発投手を費やしてしまうことになる。ただ、安全が最も大切なことだ」とコメント。また「ミゲル・ロハスは数年前、(同じ状況で)マイアミで試合が中止になったことがあるという。どのくらいかかるのか、ハチはこのまま居続けるのか、どうするべきか見極めているところだ。ファウルボールが当たった時、ハチがどうなるのかもわからない」ともコメントした。
場内ではハチ(Bee)にかけてビートルズの「Let It Be」が流される粋な演出もあった。また米FOXスポーツは公式Xでハチの大群の映像とともに「unBEElievable...」(信じられない)とハチにかけて投稿するなど、ハチが思わぬ注目を集める形となった。
場内で「ハチ」と「なるようになるさ」の意味が込められてか、「Let It Be」が流された演出がSNS上で好評。「球場内でLet it Be♪を流すセンス笑」「さすがすぎて笑う」「会場にLet It Beを流すあたりなんだか粋というか、アメリカらしい」などと投稿された。
2024年05月01日 11:32
バックネット上部に集まったハチの大群…試合開始が遅れた
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定だが、開始前に珍事が起きた。
2024年05月01日 11:08
トラウトが離脱
米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が半月板損傷で左膝の手術を受けると、4月30日(日本時間5月1日)に複数の米メディアが報じた。本人が涙を堪えながら告白。主砲の離脱にチームメイトや指揮官も「吐き気がする」「残酷だ」などと落胆している。
トラウトはこの日の試合前に取材対応。米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者がXに動画を公開した。前日の本拠地フィリーズに出場し「3回の半分が終わったところでダグアウトに走っていった時に、深刻な感じではないけど、少し痛みと違和感を抱いた」「試合後に治療を受けた時はかなり痛かった」「夜は痛みで寝るのも大変だった。連絡して、半月板損傷と言われた」と説明。今後は手術を受けるという。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」はXに主砲離脱にコメントする選手たちの動画を公開。ローガン・オホッピーは「正直言うと、吐き気がするほどの気持ちになった。みんなわかっていないだろうけど、マイクが陰でどれだけ努力しているか、どれほど素晴らしいチームメートで、チームをリードしてくれているか」と失意を語った。
「彼の努力や気遣いを知っているのでこの状況を受け入れがたいよ。この2年の間に仲良くなってアニキのような存在になっている。彼の気落ちを考えるとどう言っていいのかわからないけど、みんなで彼の傍に寄り添って戻ってくるのを待つよ」
ミッキー・モニアックは「本当につらいよ。僕たちのキャプテン、僕たちの男、リーダーだから。彼が離脱するのはつらいけど、治って戻ってくるまで持ちこたえるしかない。残酷なことだね」と吐露。ロン・ワシントン監督は「マイクがいないと寂しくなる。みんな彼がこの組織にいる意味をわかっているから」とし、「出場機会を虎視眈々と狙っている選手にもチャンスがあるということ。その選手たちがどうするか見ものだね」と控え選手の奮起を期待した。
前日の試合は、4-4の7回2死二、三塁で相手投手が暴投。捕手と投手の送球ミスを突き、二塁走者のトラウトも一気に本塁を陥れた。一気に2点を勝ち越すビッグプレー。しかし、思えば生還直後に一度両手をパチンと叩いたものの、下を向き、足取りは重そうにベンチに向かっていた。6-5の勝利に貢献。負けていれば直近11戦10敗だったが、連敗を4で止める活躍だった。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月01日 11:05
中日は1日、5月15日の阪神戦の始球式にインフルエンサーとして活躍中の「ウンパルンパ」さんに務めることが決定したと発表した。
ウンパルンパさんは球団を通じて「この度はバンテリンドームでの始球式をお声掛けいただきありがとうございます!僕の地元愛知で、このような大役を任せていただき光栄ですし、感慨深いものがあります。 僕自身、サッカーをずっとやってきた身ではありますが、野球も小学生の頃少しやっていましたし、観るのは大好きですので、大変興奮しております!」とコメントした。
2024年05月01日 10:42
バックネット上部に「ハチの大群」…場内騒然
■Dバックス ー ドジャース(日本時間1日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間5月1日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場予定。しかし、試合開始時間を迎えたが、バックネットに大量のハチが集まり、開始が遅れる珍事が起こった。
バックネットの上部に、100匹以上の大量ハチが発生。一部分に固まる形で、その周りにも数十匹のハチが飛び交っていた。試合前には審判団から両軍ベンチに説明があり、試合開始が遅延。大谷も興味深く見つめていた。
珍事発生に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のジョー・デービス氏は「蜂がバックストップの上部に大量発生しているようです。この試合はおそらく定刻通りには開始とならないでしょう」と伝えた。
試合前の練習時にはいなかったものの、開始前に突如出現。ファウルボールがネットに当たった際などは危険だと判断された。レポーターのキルステン・ワトソンさんも「ロバーツ監督は審判団と話をしています。彼らは問題を解決しようとしています。ですが今のところ、試合は時間通りに始まらないようです」と話した。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 10:30
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の主砲マイク・トラウト(Mike Trout)が、左膝の半月板損傷により手術を受けることになった。
2024年05月01日 10:15
4月末までの成績で指名打者のファーストチームに予想
ドジャースの大谷翔平投手は、4月最後のゲームを残し、ここまで打率.341、7本塁打19打点、OPS1.041の好成績をマークしている。MLB公式サイトでは、現時点でシーズン終了後に「オールMLBチーム」に選出されるであろう顔ぶれを予想し、ファーストチームの指名打者に大谷が選ばれた。
オールMLBチームは、シーズン終了後に専門家とファン投票によって選ばれ、リーグ関係なく先発投手5人、救援投手2人、野手の各ポジションから1人(外野は3人)、指名打者1人の16人が選ばれ、ファーストチームとセカンドチームの計32人が選出される。
大谷はこれまで、2021年から3年連続で同賞に選ばれている。2021年は先発投手でセカンドチーム、指名打者でファーストチーム、2022年は先発投手でファーストチーム、指名打者でセカンドチーム、2023年は先発投手と指名打者でファーストチームに選ばれていた。
MLB公式サイトは、大谷が放つ打球の驚異的な速度に注目。「オオタニは驚異的な数値を量産し続けている。4月23日(同24日)、彼は118.7マイル(約191.03キロ)の本塁打を放ち、その数字はスタットキャスト時代(2015年以降)においてドジャースでの最速弾だった」と紹介した。
セカンドチームにはヨルダン・アルバレス外野手(アストロズ、打率.275、7本塁打18打点)が選ばれた。「オオタニは4年連続オールMLBチームへの選出へ、着々と進んでいる」。年間で最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」も3年連続で受賞中の大谷。今年も戴冠に期待がかかる。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 10:04
シーズン中には復帰できる見込み
エンゼルスは30日(日本時間5月1日)、マイク・トラウト外野手を左ひざの半月板損傷のため10日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。今後手術を受ける見込みで、同日の試合前には取材に応じ、目を赤くしながら「とにかくイライラする」と話していた。
連敗を4で止めた29日(同30日)の試合では、同点の7回に投手の暴投で二塁から本塁に生還する激走を見せていた。しかし、同戦での3回に痛みを感じ始めていたようで、翌30日(同5月1日)にMRI検査を受けて負傷が発覚。トラウトは「いつ負傷したのかはわからない。3回終了後、走ってダグアウトに戻ったとき、少し痛みを感じた。昨夜はずっと痛みがあった」と話した。
米スポーツ局「ESPN」によると3日(同4日)に手術を受けるとされ、具体的な復帰時期は未定とされるもシーズン中には復帰できる見込みだという。
大谷翔平投手が抜けたエンゼルスに、またも悪夢だ。32歳トラウトはこれまでに3度のMVPを受賞。しかし近年は毎年のように故障に悩まされ、シーズンを通したプレーができていなかった。今季はここまでリーグトップタイとなる10本塁打をマークしていたが、無念の離脱となった。
主砲が抜けたエンゼルスは、通算107本塁打のケビン・ピラー外野手を緊急補強。また、マイケル・ステファニック内野手とチェイス・シルセス投手が60日間の負傷者リスト入りとなり、マイナー契約だったアミール・ギャレット投手とメジャー契約を結んだ。(Full-Count編集部)
2024年05月01日 10:00
● 巨人 3 − 4 ヤクルト ○
<4回戦・東京ドーム>
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏が、巨人の丸佳浩について言及した。
丸は4月19日の広島戦の第1打席から4月28日のDeNA戦の第1打席にかけて27打席連続無安打だったが、同日のDeNA戦で3安打。『1番・左翼』で先発出場した丸は30日のヤクルト戦、ロドリゲスが投じた1ストライクからのカットボールをライト前に弾き返す安打を放った。
佐々木氏は「丸は本当にこの間のベイスターズ戦から状態が上がってきました。今のも甘いボールをしっかり打てていますからね」と解説。
丸は2−2の5回無死走者なしの第3打席、星知弥が1ボール1ストライクから投じた3球目のストレートをライトスタンド中段に今季第1号となる本塁打を放った。佐々木氏は「インコースのシュート回転してくるボールですけど、本当にベイスターズ戦で3本打ってから、今日の第1打席もそうですが、状態が良くなっていますよね。きっかけ、修正点を知っていますよね」と評価した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月01日 09:32
◆ トラウトが左膝手術で戦線離脱
ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が左膝の手術を受けることとなった。
2024年05月01日 09:32
オリ宮城は4月30日のロッテ戦で8回1失点も…リーグワーストタイの3敗目
■ロッテ 1ー0 オリックス(30日・ほっと神戸)
快投も白星には結びつかなかった。オリックスの宮城大弥投手が4月30日のロッテ戦(ほっと神戸)に先発し、8回13奪三振1失点の力投も0-1で敗れ、リーグワーストタイの3敗目を喫した。打線の援護なく敗れる形になったが「実力不足です」と、敗戦の責任を背負いこんだ。チームは13勝14敗1分けで3、4月の戦いを終えた。
初回に自己最速の155キロをマークするなど、同世代のライバル・佐々木と見応えある投手戦を演じた。両チーム無得点で迎えた5回は2死一塁から荻野に先制二塁打を浴びるも、それ以上の失点は許さなかった。6回は再びギアを上げ3者連続三振。8回にもこの試合で3度目となる3者連続三振と、まさに気迫あふれる投球だった。
これで4試合連続ハイクオリティスタート(HQS=7回以上自責2以下)を達成し、リーグ4位の防御率1.408と、エースの責任を果たしながらも2勝3敗。開幕から5試合に登板しクオリティスタート(QS=6回以上自責3以下)率100%を達成している4投手(西武・今井、日本ハム・伊藤、山崎)の中で唯一人、黒星が先行している。
白星に恵まれない状況にも本人は「内容としてはいい試合あったが、まずはチームが勝つことが大事。すでに3敗しているわけですし。もっと実力があれば無失点、もっと長いイニングと。もっとできたと反省するところもあるので実力不足です」と、自らを責めた。
打線は初回に無死一塁から森が左中間へ二塁打を放つも、一気に本塁を狙った一走・西川が憤死。1点を追う8回には2死一、三塁の好機を作るもセデーニョが左直に倒れ無得点。ここ4試合で3度の完封負けと打線は湿りがちだ。
3、4月の負け越しは2021年以来で、開幕ダッシュはならず。西野、中川、山下、東と主力を欠きながらも、リーグ3位をキープする中嶋監督は「いつも我慢ですけどね。どっちにしろ我慢の時は必ずありますし。今、その時でしょうし」と口にする。リーグ4連覇を目指すチームに我慢の時が続く。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
2024年05月01日 09:00
30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた佐々木主浩氏が、ヤクルトの村上宗隆について言及した。
佐々木氏は村上について「三冠王とった時のような感じではないですよね」と指摘し、「ちょっと振りすぎと僕は思うんですよね。強い打球を打ちたいという感じのスイングですよね」と続けた。
佐々木氏は「三冠王をとって昨年から率が下がった。WBCで大谷の打球を見たから、そこから(打撃が)狂ってるんじゃないかなと僕個人的には思っているんですよね」と自身の見解を述べ、「イメージがああいうのを打ちたいという憧れじゃないけど、それまでは振ってないですよね」と話していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月01日 09:00
昨季オフに安樂智大投手(27・現メキシカンリーグ レッドデビルズ)のパワハラ問題が発覚し、球団イメ―ジを損なってしまった楽天が開幕から苦戦している。カード勝ち越しゼロのまま迎えた4月19日の西武戦の試合前、首脳陣の配置転換が発表された。
「永井怜投手コーチ(39)がブルペン担当になり、それまでブルペンを担っていた青山浩二投手コーチ(40)がベンチに回りました。打撃コーチにもメスが入り、後藤武敏コーチ(43)、川島慶三コーチ(40)の担当が、それぞれ入れ替えになった。開幕して20試合も消化しない状況での配置転換は異例中の異例」(球団関係者)
今江敏晃監督(40)は「流れを変えるという意味でも。何が正解かは分からないが、チームとしていろいろ試行錯誤しながら、いいものを見つけていこうということ」と説明したが、前出の球団関係者は「今江監督の意思ではないでしょう。球団トップ、三木谷浩史オーナー(59)の指示だとしか考えられない」と俯(うつむ)いた。
「かつて、三木谷オーナー自らスタメンを組んでファクスで監督に指示していたことが報じられましたが、監督の休養やコーチの配置転換もオーナーが指示していたといわれています。現場では『また始まったか……』という嘆きにも似た声が上がっていますよ。開幕から結果が出なくてさぞイライラしているんでしょうけど、それにしたってテコ入れが早過ぎます」
チームに浮上の兆しが見えず、このまま負けを重ねるようだと「とんでもない人事が断行される」と球団内で危惧する声が上がり始めている。
「借金10がデッドラインで、そこを超えたら今江監督が『休養させられる』のではないかという声が一部の選手、関係者の間で噂になっています。後任についても『渡辺直人一軍ヘッド(43)が内部昇格する』と具体的で……。そもそも、今江監督を監督に据えたのは予算不足で大物を招聘できなかったからだといわれています。彼の推定年俸は激安の4000万円だそうですから。安いだけに、ちょっとでも意にそぐわなければサッサと切り捨ててしまおうと考えているのかもしれない。今江監督が気の毒ですが……」(球団OB)
今回の配置転換を機に「選手が首脳陣の顔色をうかがい始めている」という声もある。
「誰が次の監督になるのか、誰が選手起用を決めるのか……気になる選手が出てくるのは仕方のないこと。今季はロクな戦力補強をしていないので、優勝は望めない。惨敗に終わって、オフに大ナタが振るわれる可能性は少なくない。少しでも実績を残しておかねばクビが寒くなりますから」(別の球団関係者)
新体制が早くも瓦解となれば、選手はもちろん、ファンにとっても不幸でしかない。