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2024年04月18日 15:43
「女子ゴルフ、フジサンケイレディース」(19日開幕、川奈ホテルGC富士C=パー71) ツアー通算13勝の成田美寿々(31)=ジェイテクト=が、今週からレギュラーツアーに本格的に復帰する。プロアマ戦の18日は、コースを回って調整を行った。 近年は不振に陥り、21年シーズンは賞金ランキング106位と低迷。9年連続で守っていたシードを喪失すると、22年末にはツアー休養を発表。昨季も1試合のみの出場に終わっていた。 それでも、休んでいた間にゴルフ熱はしっかり高まってきた。「去年1年間休んでいて本当に“ニート”していたので、その生活に飽きたというのもありましたし、放送とかを見て、この中でまたやりたいなというのがちょっとずつ沸き上がってきた」と成田。親友の青木瀬令奈から「そろそろ帰っておいでよ」と以前から復帰に向けて背中を押されており、2週前のステップ・アップ・ツアー「ヤンマー・ハナサカ・レディース」に出場すると、初日に電話で「試合に出てくれてありがとう」と感謝されたという。成田も「やっぱり瀬令奈とかスポンサーさんのきっかけや、パワーがすごく大きいというのが一番かな」としみじみ語った。 状態は「良くも悪くもないみたいな感じ。不安なところはありますけど、きょうのプロアマも楽しく回れた」とまずまず。「技術レベルに関しては(復帰前より)全部落ちてると思うし、自分が良かった頃には追いついていないと思っている。それでも、私らしいゴルフができないかと言われたらそうじゃない。堂々と自信を持って自分を演じられるようにしたいというのが一番」と胸を張り、持ち味のアグレッシブさを出していく。
2024年05月02日 06:10
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2021年覇者の西村優菜(23)=スターツ=が、プロアマ戦で憧れの宮里藍さん(38)との人生初ラウンドをかなえた。プロを志すきっかけとなった人との18ホールを終え「朝は右手と右足が一緒に出るくらい緊張していた。特別な一日。一緒にプレーできて夢のよう」。冷たい雨を忘れるくらいに、心は熱く高鳴った。
米国に主戦場を移して2年目。米ツアー9勝の先輩から海外での生活やメンタル面、米国の硬いグリーンへの対処法などについて助言をもらった。間近で見た藍さんのゴルフは「全部すごかった」の一言。「飛距離も私と同じか、前まで飛んでいた。アプローチも、いい意味で力が入っていない。すごく参考になった」と興奮しつつ卓越したショートゲームを目に焼き付けた。
グリーンが硬くて速いと選手が声をそろえる今年のセッティングも、望むところだ。「米国に行ってグリーン周りは鍛えた。そこは3年前から成長していると思う」。今季初参戦の日本ツアー。開幕前日に蓄えた“藍の力”で、3年ぶりのメジャータイトルを勝ち取る。
(高木 恵)
2024年05月02日 06:00
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップは2日から4日間、茨城・茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で行われる。1日は出場選手がプロアマ戦などで最終調整。大詰めの今夏パリ五輪代表争いの場ともなる大会で、通算8勝の米ツアー3年目・古江彩佳(23)=富士通=が、自身初となる五輪出場への足がかりにする決意を示した。
パリ五輪の女子の日本代表枠は現状「2」だ。古江は今大会でライバルたちとの激しい代表争いに挑む。
4月29日時点の世界ランクで五輪代表圏内の日本勢2番手の23位。獲得ポイントの大きい国内のメジャーは稼ぎ時だ。今大会でつばぜり合いの相手になるのが、28位の4番手で2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=になる。しかも山下とは予選2日間で同組。「ライバルより上にいくことで差もついていく」と“直接対決”に闘志をたぎらせた。
今季初の日本ツアーだ。当然、ビッグタイトル獲得にも燃える。帰国は4月30日の午前5時頃。そのままコースへ向かい、18ホールの練習ラウンドに臨み、この日は雨の中でプロアマ戦を回った。時差ボケや疲労の色も見せず、ラウンド中は笑顔。「楽しみながら自分のゴルフができるように集中して、優勝を目指したいので」と説明した。
21年東京五輪の代表争いは畑岡奈紗が1番手で代表入り。残る1枠の争いで古江は2番手につけていたが、直前で稲見萌寧に逆転されて落選。世界ランクで稲見が27位で古江が29位と僅差(きんさ)だった。その稲見は日本人初の銀メダル。悔し涙を流しただけに、五輪への思いは人一倍強い。古江は「本当に出たいと思っている。優勝すればジャンプアップもできる。(代表決定の)6月(24日)までに優勝を1つでもしたい」と意気込んだ。
主戦場の米ツアーでは今季全10試合に出場。3位が最高で4度のトップ10入りをし、米ツアーのポイントランクも日本人最上位の6位。「パターで苦しんでいる」と言うが「ストロークができていなかったりするので、しっかり打っていきたい」と恐れはない。
サロンパスカップは21年以来の出場でコースは前回と同じ東Cだ。「今年もハヤカタ(速くて硬い)グリーンかなと思う。マネジメントを使ってパーセーブしていきたい」と古江。花の都パリにグッと近づく大会にしてみせる。
(富張 萌黄)
◆女子ゴルフのパリ五輪への道 6月24日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉同ランク15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。大会は8月7日から4日間、フランス「ル・ゴルフナショナル」で72ホールストロークプレーの個人戦で争う。21年東京五輪は畑岡奈紗と稲見萌寧が出場し、稲見が日本初のメダル獲得となる銀、畑岡が9位だった。
◆古江 彩佳(ふるえ・あやか)2000年5月27日、神戸市生まれ。23歳。兵庫・滝川二高を卒業後、19年10月の富士通レディースでツアー7人目のアマチュア優勝を果たしてプロ転向。日本ツアー通算8勝。20―21年統合シーズンの賞金ランク2位。米ツアーでは本格参戦1年目の22年7月スコットランド・オープンで1勝。憧れは歌手の浜崎あゆみ。153センチ、54キロ。家族は両親。
2024年05月02日 06:00
インパクトがぶ厚くなる、球筋をコントロールできるなど〝ボールがフェースに乗る〞アイアンショットの利点は多い。その打ち方をレッスンする前に、フェースに「乗る」と「乗らない」スイングを比較し、違いとポイントを紹介。「乗る」打ち方には、4つポイントがある!
2024年05月02日 05:00
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」(2日開幕、茨城GC東C=パー72)
女子ゴルフで今季国内メジャー初戦のワールド・サロンパス・カップは2日、茨城県つくばみらい市の茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕する。
2024年05月01日 22:49
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は1日、公式X(旧ツイッター)を更新。「名刺つくりました」として、ブライトナー4選手の写真を投稿した。
「女子プロゴルフの未来をもっと鮮やかに、もっと美しく輝かせるために活動中のJLPGA Brightener(ブライトナー) このたび名刺ができました!今後どこかでもらえるチャンスがあるかも…?」とつづった。
ツアーの代表としてSNSでのブランディング活動や、イベントに参加する広報的活動を担う今季のブライトナーのうち、原英莉花、青木瀬令奈、蛭田みな美、菅沼菜々がそれぞれの名刺を手に持った。
フォロワーからは「瀬玲奈プロの欲しい」「超欲しいです。」「英莉花姫のが欲しい…」「いいなぁ、欲しいです。いや、名刺交換して欲しいです。」「よーし、リコーカップでもらうぞーっ!」と反応があった。
2024年05月01日 20:10
人気女子ゴルファーの吉田優利が1日、インスタグラムを更新。「Bye−bye LA」と、滞在中だったロサンゼルスの思い出写真を公開した。
今季から米ツアーに挑戦している吉田。八村塁選手が所属しているレイカーズ戦を観戦している様子や、可愛らしい緑のワンピース姿のオフショットなども投稿した。
22日には、大谷翔平選手のドジャース戦の試合を観戦したことも報告している。
2024年05月01日 17:52
女子ゴルフの3月の「PLAY OF THE MONTH」に小祝さくらの「ワンバウンドでカップインするスゴ技アプローチ」が選ばれた。
Vポイント×ENEOS(3月15〜17日、鹿児島高牧CC)の第2ラウンド。小祝は17番パー3でグリーン右手前からカップが見えない打ち上げのアプローチでチップインバーディーを決めた。「まさか選ばれると思ってなかったので。今年初めてということでうれしい。あのアプローチで賞を取れるとはビックリ」
第1打をグリーン右手前に外したが、2打目地点からは意外とイメージはよかったといい「頑張れば寄せられる」とアプローチしたという。しかし、打った瞬間に「あ、強い」と感じるミスショットで「結構突っついちゃったんですけど、たまたま入ってくれて」と振り返った。
砲台グリーンなど、打ち上げでカップが見えないアプローチでは「何ヤードに落とすのかっていうのとイメージだけでやるしかない。自分の打つ高さだったりと意識している」という。大会前には第1打を今回の位置に外す想定で練習しており「思ったようには打てなかったけど、ナイスバーディーという感じでした」と話した。
年末には年間ベストプレーもある。「あのアプローチが今年1位になるとはちょっと思えない」と謙遜して笑い「でも、またこれ以上の良いプレーを出せるように頑張りたい」と話した。
「PLAY OF THE MONTH」は女子ツアーで飛び出したスーパープレーの中からファンと選手による投票で選出し、毎月表彰。各月の受賞プレーから年間ベストプレーも選出し「BEST PLAY OF 2024」としてJLPGAアワード2024で表彰する。
2024年05月01日 16:57
男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは2日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。
2024年05月01日 16:24
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
通算16勝の上田桃子(ZOZO)がプロアマ戦で最終調整した。直近は3週連続予選落ちと、苦しい状況が続いている。「いい形で入ってきたいと思っていた。不安もあるが、日曜日に練習していたので、悔しさを今週にぶつけられれば」と現在の心境を語った。
今年は3年ぶりに東Cでの開催となる。2021年大会は、第2ラウンドで大会コース記録に並ぶ65をマークするなど、見せ場を作るも7位に終わった。それでも、15年には2位に入るなど、好相性を誇るコース。「いい記憶の方が多い。それを今日、ラウンドしながら感じた」と優勝争いを繰り広げた当時を思い起こしたという。
調子が上がらない中でも、発見があったという。「高すぎる点数を求めると、集中力が出ないと先週気づいた」。難セッティングとなる今大会へ向けて、予選2日間は「大きなミスをしないように、60点でいいなぐらいのマネジメントと期待でいけると、空回らずに済むかな」と耐えながらも、上位を目指すと話した。これまでメジャーには57度出場も、手が届いていない。“58度目の正直”へ向けて、上田の挑戦が始まる。
2024年05月01日 16:23
男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは2日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。2010年大会最終日で58をマークして優勝した石川遼(CASIO)は1日、プロアマ戦終了後「あの時はまだ10代(18歳)でした。それから14年、もうそんなにたったか、という感じですね。いい思い出を更新したい」と笑顔を見せながら話した。
石川は今大会と相性がいい。一昨年は第3日の7番で、昨年は第3日に4番でホールインワンを達成している。「ホールインワンは技術があっも入らない。運に恵まれています」と率直に話す。同一大会で3年連続ホールインワンを達成すればツアー史上(詳細な記録が残る1985年以降)初の快挙となる。
今季、石川は開幕戦の東建ホームメートカップが41位。先週の先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントは137位で予選落ちを喫した。予選ラウンド(2日、3日)は、先週に優勝し25歳のた桂川有人(国際スポーツ振興協会)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦して8位、7位と好調の22歳の杉浦悠太(フリー)と勢いのある若手と同組で回る。「明日(2日)は焦らずに、アグレッシブにプレーしたい」。衝撃的な優勝から14年が過ぎ、32歳となった石川は冷静、かつ、意欲的に話した。
2024年05月01日 16:17
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
今季2勝でメルセデス・ランク1位の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が雨の中で行われたプロアマ戦で最終調整後、公式会見に臨んだ。2度目の出場となる今大会へ「体調も良くて、ゴルフの調子も悪くない。今年初のメジャーで、優勝したい気持ちもある。自分のプレーに4日間集中して、優勝争いしたい」と言葉に力を込めた。
竹田は4月のKKT杯バンテリンレディス、フジサンケイレディスで2週連続優勝を飾り、前週のパナソニックオープンでも最終日に65をマークして5位と好調をキープする。ツアー優勝する前と後での心境の違いについて「優勝する前は、初優勝のことばかり考えていた。2週連続で勝てたので、次はメジャーで優勝したい気持ちです」ときっぱりと言った。
今季の主要部門スタッツでも、平均ストローク1位(69・3267)、パーオン率1位(77・78%)、平均飛距離3位(258・56ヤード)、平均パット数4位(1・7521)と充実ぶりが表れている。今季の活躍ぶりを自身では「ショートアイアンがいいので、バーディーチャンスに付いている。パッティングもいいので、バーディーが取れていると思う」と分析した。
東コースでは田仁智(韓国、15年)、レキシー・トンプソン(米国、16年)、渋野日向子(19年)ら飛距離のある選手が歴代覇者に名を連ねる。ツアー屈指の飛ばし屋である21歳は「18番などロング(パー5)で2オンを狙えるホールが多いので、飛距離を生かせる」と見据えた。難コース攻略に向け「セカンドショットも(ピンを)デッド(に狙う)というより手前から。グリーンに止められるようにイメージして打ちたい」と話した。
2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」では川崎春花、神谷そらに続く3人目のメジャー制覇を目指す。予選ラウンドは米ツアーから帰国参戦する古江彩佳、22年大会覇者の山下美夢有(みゆう)と同じ注目組で回る。
2024年05月01日 15:04
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2021年大会覇者で、日本ツアー今季初戦の西村優菜(スターツ)が会見に応じ、「すごく楽しみにしている大会。
2024年05月01日 15:03
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
今季、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでツアー5勝目を挙げた岩井千怜(ちさと、ホンダ)は「今週もいつもと変わらない気持ちで、上位争いできるように頑張りたい」と意気込みを語った。
前週のパナソニックオープンは今季2度目の2位。メルセデス・ランクも4位と好調で「先週も全力を尽くして、最後まで諦めずにやった結果だったので。良いプレーはできた」と前向きに話した。
この日は雨が降る中、プロアマ戦をプレーし「グリーンが今年回ってきた中で一番速いかなという印象。途中に木があり、戦略性が問われるようなコースだと思う」と、自身初メジャー制覇へ難コースを警戒した。
2024年05月01日 14:53
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
ツアー3勝で初のメジャー制覇を目指す岩井明愛(あきえ、ホンダ)は雨の中で行われたプロアマ戦で最終調整後、大会へ意気込みを語った。
「調子は悪くない。今日は雨だったから(距離が)長く感じた。コースの印象は、そんなに広くはないのでティーショットがカギになると思う。思い切って振っていければいい」と見据えた。「ラフに入った時は、手前から(攻める)という感じになると思う。そういうマネジメントであったり、自分が思うようなプレーがしっかりできたら」と攻略を描いた。
メジャーらしく難しいコース設定での戦いが予想されるが、「セッティングは毎年難しい。この中で試合ができるというのがうれしい」と、開幕を心待ちにした。
2024年05月01日 14:42
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
ツアー通算7勝で米ツアー参戦3年目の古江彩佳(富士通)がプロアマ戦で最終調整した。ラウンド後に公式会見に臨み、「楽しみながら自分のゴルフができるように集中して、優勝を目指したい」と初のメジャー制覇へ意気込みを語った。
日本ツアー参戦は今季初。前週も米国でプレーをし、4月30日の午前5時に帰国した。そのままコースへ向かい、18ホールの練習ラウンドを実施。「忙しくすることで時差(ボケ)が治りやすい」と疲労の色を見せなかった。今季は米ツアーで全10試合に出場。1週間の空き週と重なり、今大会への出場を決めた。「タフなスケジュールにはしているが、試合がしたい」と米国での休養よりも、国内メジャーでのプレーを選択した。
今年と同じく東Cで開催された2021年大会は、8位と好成績を残した。だが、自身は「さっき8位で終わったというのを聞いて、まあまあ良かったんだなと。全然覚えてないです」と自然体で今大会に臨んでいる。「パターで最近苦しんでいる。気持ちの面だったり、ストロークができていなかったりするので、しっかり打っていきたい」とグリーン上が課題だと話した。メジャーの難セッティングへは「マネジメントを使ってゴルフをしたり、パーオンできなかったときに寄せてパーセーブしていきたい」と上位争いへのポイントを挙げた。
今夏のパリ五輪代表にも強い思いを口にした。「本当に出たいと思っている。優勝すればジャンプアップもできる。(代表決定の)6月末までに優勝を1つでもしたい」。現状2つの代表枠を巡り、激しい争いが続いている。古江は4月29日時点の世界ランクで日本勢2番手の23位。代表圏内に位置しているが、3番手の笹生優花、4番手の山下美夢有(みゆう)との差はわずかだ。「ライバルより上にいくことで差もついていく」と上位フィニッシュへ燃えている。米ツアーポイントランク6位と好調の23歳が、日本で強さを示す。