2024年04月18日 19:55
日本時間4月19日の朝4時からヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第2レグ、アタランタ対リバプールが行なわれる。 第1レグは、アタランタが敵地アンフィールドで3−0と大勝。リバプールが逆転で準決勝に進むためには3点差以上での勝利が必要となる。ちなみにアタランタは今シーズン、ホームで3敗しているが、いずれも1−2と2ゴール以上許していない。 そんな中、一部メディアによれば、今シーズン限りでリバプール指揮官からの退任を表明しているユルゲン・クロップ監督の後任候補として、アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の名前が急浮上してるという。 【動画】リバプールを襲ったアンフィールドの悪夢 試合前日会見で記者からその話を振られたガスペリーニ監督は、こう答えている。 「もちろん、クロップ監督の後任として名前が挙がるのは嬉しいことだが、わたしの焦点は試合にある。この種の噂に気を取られてはいけない。目の前の試合に集中することが大切だ」 大きなアドバンテージを持って第2レグを迎えるアタランタだが、ガスペリーニ監督は、難しい試合になると予想している。 「彼らは自分たちのアイデンティティーを持っている。可能な限り最高のリバプールを期待している。どんな状況でも勝利を諦めないチームなので、結果を得るために素晴らしい試合をしなければいけないだろう」 どちらが勝ち上がるのか注目が集まる。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年05月02日 07:01
U-23アジアカップの決勝、ウズベキスタン戦に向けてU-23日本代表の佐藤恵允が意気込みを語った。
日本は4月29日の準決勝でイラクに2−0で快勝。今大会の3位以上が確定し、パリ五輪の出場権を獲得した。ただ、まだ終わったわけではなく、5月3日には優勝をかけて決勝でウズベキスタンと対戦する。
「ずっと狙っていたことなので、ここまできたら優勝したい」
そう力強く語った背番号10は、決勝の相手、ウズベキスタンをこう分析した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
「ウズベキスタンは自分が思うに、今まで戦ってきたどのチームよりも一番戦ってくる相手だという印象がある。個人の能力も高いですし、サウジアラビアとの試合を見ても、すごく切り替えの速い、締まったゲームだったので、そういう意味では、一番レベルの高いチームだと思っています」
今大会、ここまで無得点の佐藤は、現状に悔しさを露わにしつつも、「もうちょっとゴールに直結したプレー、ゴールに向かうような、ボールを持った動きもそうですし、ボールを持たないところの動き、ゴールから逆算した動きを増やしていけば、得点に繋がる」とプレーの改善と、ゴールへの意欲を示した。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 06:50
月曜日に行なわれたU23アジアカップの準決勝で、インドネシアを撃破して勝利を収めたウズベキスタン代表。
この大会に入ってからグループステージで三連勝し、さらにサウジアラビアとインドネシアを撃破。無傷の全勝に加えて無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せている。
🏆AFC U23 #アジアカップ カタール2024
✨準決勝
📋試合結果
🇮🇩#インドネシア 0-2 #ウズベキスタン🇺🇿
🎥試合ハイライト#AFCU23 #IDNvUZBpic.twitter.com/xjdC2trs6u— #アジアカップ 公式 (@afcasiancup_jp) April 29, 2024
『thepeninsulaqatar』によれば、ウズベキスタンを率いているティムル・カパーゼ監督は試合について以下のように語っていたとのこと。
「この勝利をウズベキスタンの大統領、ウズベキスタンの国民、ウズベキスタンのサポーターに捧げるよ。
試合はとても厳しいものだったが、勝利することができた。ただあと1試合残っているので、それに向けてしっかり準備をしなければならない。
パリ五輪への出場権を獲得するという第一目標は達成できたが、次はカップを持ち帰るという第二の目標を目指さなければいけないからね。それによって本当に満足できる大会になるだろう」
ウズベキスタン戦で日本代表での運命が決まるかもしれない4名
そのウズベキスタンと決勝で対戦するのは、イラクを相手に勝利を収めた日本代表。2年前の大会では準決勝で同じカードが行なわれ、その際にはウズベキスタンが2-0で勝利を収めている。
ウズベキスタンも日本もその際はU-21のチームで大会に臨んでおり、今大会の多くのメンバーがそれを経験している。日本にとってはまさに「借りを返すリベンジマッチ」となる。
2024年05月02日 06:30
4月29日に行なわれたラツィオの練習を欠席したため、その状態が心配されていた日本代表MF鎌田大地。
しかし今回『laziopress』が伝えたところによれば、週末に行われるモンツァ戦には出場が可能な状況であるという。
鎌田大地は火曜日の練習で顔を見せなかったが、それについてはふくらはぎの張りがあったための予防的な休息であったという。
モンツァ戦までにはトレーニングセッションに戻ることができるとのことで、週末には先発出場することが可能になるかもしれないそうだ。
一時期は怪我人の続出に悩まされていたラツィオであるが、まだピッチに戻れていないのがマリオ・ヒラのみという状況にまで回復しているという。
重度の足首捻挫で離脱していたイヴァン・プロヴェデルも復帰しており、これからコンディションを整えていく段階にあるそうだ。
ラツィオは現在イタリア・セリエAで7位となっており、シーズンの残りは4試合。
ワクワクした!「日本人選手、最高の大出世移籍」10名
ヨーロッパリーグ出場権内である5位までは4ポイント差、チャンピオンズリーグ出場権内の4位までは8ポイント差となっており、現実的には5位ローマを上回ることが目標となる。
5月4日にはモンツァとのアウェイゲームを戦い、その後12日にエンポリ戦、19日にインテル戦、そして26日に最終節のサッスオーロ戦に臨む予定だ。
2024年05月02日 06:27
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年05月02日 06:09
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)で決勝に進出。8大会連続のオリンピック出場を決めた。
本大会に向けて、オーバーエイジの話題が活発になるなか、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『FOOTBALLIST』は、「羨ましい日本! オリンピックに久保+冨安+板倉など超豪華ヨーロッパ組招集の意志が固い」と見出しを打った記事を掲載している。
同メディアは、日本の報道として、パリ五輪のオーバーエイジ3枠の候補として冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、遠藤航(リバプール)などが挙がっていると紹介。こう綴っている。
「このように守備にオーバーエイジを集中させるのは、23歳以下のアタッカー陣の競争力は十分だという自信のためだと見られる。日本最高のスターの一人であるレアル・ソシエダの久保建英が招集対象だ。久保は大会参加意思が強いことが分かった」
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
同メディアは「さらに今シーズン、デンマークのブレンビーに移籍し、ヨーロッパ進出を成し遂げた23歳のアタッカー鈴木唯人にも期待が大きい。今シーズン8ゴール・5アシストを記録。ゴールの中で華やかなドリブルからのシーンが多く、ほとんどが最近に集中しており、上昇傾向が際立つ選手だ」と、U-23アジアカップでは不参加となった選手にも言及。こう続けている。
「このように豪華なメンバーがいるだけに、日本特有の大きな期待も受ける。目標はメダルだ。日本は1968年のメキシコシティ五輪で銅メダルを獲得し、アジア諸国の中で最初のメダルを獲得したが、その後56年間、偉業を再現できなかった。最近では2012年と2020年でベスト4に勝ち上がったが、銅メダル決定戦で敗北して4位に留まっている」
戦力の充実ぶりを羨望の眼差しで見ているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 05:46
リバプールの遠藤航に退団の可能性があるという報は、英国でも小さくない反響を呼んでいる。
現在はフェイエノールトを率いるアルネ・スロットがユルゲン・クロップの後任としてレッズの新指揮官に就任するのが濃厚になったのを受け、グレアム・ベイリー記者がリバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』の取材に対し、こう発言したのだ。
「もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではない。彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている。彼は大金をもらっているわけではないし、彼らも彼に大金を払ったわけではない」
この報道を受けて、リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』は「ファンのお気に入りが、衝撃的にリバプールをわずか1シーズンで退団する可能性」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じた。
「クロップ監督がシーズン終了後にリバプールを去り、フェイエノールトのスロット監督が彼の後任となる可能性が高いため、夏には選手たちの再編が行われるのは間違いない。しかし、エンドウの退団はほとんどの人が予想していなかったであろう」
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
同メディアは、今季の遠藤の活躍について、「シュツットガルトから1600万ポンドで加入した日本代表キャプテンは主力選手となり、全公式戦で41試合に出場し、1ゴールを決めた」と紹介。こう続けている。
「レッズがトップターゲットだったモイセス・カイセドとロメオ・ラビアをチェルシーに取られた後、彼の加入は失望の要素を持っていたにもかかわらず、彼はファンのお気に入りのような存在になった。今シーズンの遠藤はクロップにとって非常に貴重な存在だ。それでもベイリー記者は、31歳の遠藤の退団がカードにあるかもしれないと信じている」
記事は「同じベテランのチアゴ・アルカンタラとジョエル・マティプは契約満了に伴って退団がほぼ確実となっている一方、エンドウ移籍の根拠はそれほど有力ではない」とし、こう主張している。
「スロットの加入はほぼ確実であり、明らかにエンドウが中盤のホールディングの役割に対する長期的な解決策ではない。とはいえ、特に経験の重要性が無視できない過渡期においては、年齢だけを理由に選手を排除するのはおそらくほとんど意味がないだろう」
遠藤は必要な存在――。そう訴えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 05:04
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。練習後には、前日の4月30日に21歳の誕生日を迎えた松木玖生へ、選手からサプライズが行なわれた。
練習後、テレビの取材を受ける松木のもとに、高井幸大がハッピーバースデーを歌いながらケーキを持ってサプライズで登場。その直後に平河悠も現れ、2人で祝福した。
松木は最初、驚いた表情を見せるも、徐々に笑顔に。2人からの「おめでとう」の言葉に満面の笑みを浮かべながら「ありがとうございます!」と返していた。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
27日の練習後に、大畑歩夢が同じく誕生日のサプライズを受けた際には、顔面にケーキを押し付けられていたが、高井は「顔面禁止らしいんで笑」と告白。松木は「え、俺顔面禁止なの?」と驚いていたが、結局、受けることに。
高井が「自分でいく?」と言うと、松木は「いや、なんで自分でいくの!」とツッコミ。高井の「じゃあ一緒にいこうか」との合図で、平河とともに顔面に押し付け、ケーキまみれになった松木は「ありがとうございます!」と大爆笑だった。
21歳となった松木は、1年の抱負を訊かれ、「見られ方もまた変わってくると思うので、しっかりと個人でも結果を残していけるように頑張ります」と意気込んだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 04:57
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年05月02日 04:48
韓国Kリーグの名門である水原FCのチアチームに新たなメンバーとして招聘されたのが、台湾でトップチアとして活躍してきたチュアン・チュアン(壮壮)さんだ。Kリーグクラブで他のアジア出身チアが誕生するのは初とあって、韓国国内で小さくない注目を集めている。
【PHOTO】台湾の超人気チア、チュアン・チュアンの艶やか“美的ショット”を厳選でお届け!
現地4月30日に行なわれたFCソウルとのホームゲームでさっそく本拠地デビュー。その様子を複数の動画と画像で紹介した32歳のパイオニアは「緊張しっぱなしでしたが思い出に残る素晴らしいデビューでした」と綴り、「もっと早くいろんなことを学ばなきゃ。水原のサポーターのみなさんの優しさに感謝です」と続けた。
投稿をチェックしたフォロワーからは漢字だけでなくハングルでの賛辞も殺到。「女神じゃないか!」「水原へようこそ」「笑顔に癒されるね」「やっぱりオーラがある」「もうファンになっちゃいました」などなどコメント欄は大盛況だ。水原FCチアチームのエース格で、国内で絶大な人気を誇るアン・ジヒョンさんとの初共演も果たした。
チュアン・チュアンさんはチアリーダーだけでなく、台湾では歌手やタレントとしても活躍する有名人。中国語と英語に加えて、日本語もたしなむというバイリンガルだ。インスタグラム84万、フェイスブック78万のフォロワー数を誇る。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 00:53
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、VAR (ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関する意見を語った。1日、イギリスメディアの『スカイ・スポーツ』などが報じた。
VARを巡っては4月下旬に、スウェーデン1部リーグが導入を拒否する方針を発表。以前からVARに批判的な意見を表明していたポステコグルー監督は、2日に行われるプレミアリーグのチェルシー戦の前日記者会見で、その件について質問を受けると、「スウェーデンに引っ越すよ」とジョークを飛ばしつつ、あらためてVAR無しのサッカーを好む立場を示した。
その後、ポステコグルー監督は今後プレミアリーグでVARが中止される可能性に関して意見を求められると、「VARが取り除かれる可能性はないだろう」と話し、「VARは導入当初に想定しなかった方向にサッカーを変えてしまったと思う」とコメントした。
そして、28日に行われたアーセナルとの“ノースロンドンダービー“の判定にも言及し、「私は週末(アーセナル戦)にPKを得るべき場面があったと思ったが、他の人たちはPKがないと考えた。ミッキー・ファン・デ・フェンのオフサイドについてはよく分からなかったが、他の人たちはオフサイドだと言っている」とコメント。
ただ、VARに批判的な立場をとりつつも、「試合に影響を及ぼさない最善の意思決定プロセスが何なのかは、彼ら(プロ審判協会/PGMOL)が見つけ出すことだ。監督とは何の関係もないこと。私はチームをマネジメントしている」と冷静に語っていた。
【ハイライト】トッテナムvsアーセナル
2024年05月02日 00:00
今シーズンのイングランド・プレミアリーグも大詰め。今回は『Football Faithful』から「今季のプレミアで最もペナルティキックを決めた選手ランキング」をご紹介する。アーリング・ハーランド、ブルーノ・フェルナンデス、カールトン・モリス、ジョアン・ペドロ、ドウグラス・ルイス
ペナルティキックでのゴール数:4回
4位はあまりにも多い5名。今シーズンのプレミアリーグで4回のペナルティキックを決めた選手はこれだけいる。
アーリング・ハーランドをはじめとして数多くの選手がこれを得点につなげている。特にジョアン・ペドロはこれまでのキャリアでペナルティキックを奪うことも決めることも得意としている選手であり、13回のシュートをすべて決めており、1度も失敗したことがない。
ちなみにアーリング・ハーランドはこれまで47本のペナルティキックを担当して42回成功、5回失敗という成績であるが、なんと「彼がPKを失敗した試合は一度も負けていない」というとても珍しい記録を持っている。
またドウグラス・ルイスは今季になるまでペナルティキックをほとんど担当しておらず、2019年のブラジル代表でのアイルランド戦で失敗してから実に4年ほど蹴っていなかった。今季はUEFAカンファレンスリーグも含めて5本を担当し、成功率は100%だ。モハメド・サラー、ブカヨ・サカ、アレクサンデル・イサク
ペナルティキックでのゴール数:5回
同率2位となったのはリヴァプールのモハメド・サラー、そしてアーセナルのブカヨ・サカ、そしてニューカッスルで大ブレイク中のアレクサンデル・イサクだ。
モハメド・サラーは今季ボーンマス戦とニューカッスル戦でペナルティキックを失敗しており、あまり成功率は高くなかったが、その中でも5ゴールを決めてきた。
ブカヨ・サカは100%の成功率を持っているものの、アーセナルはマルティン・ウーデゴール、ファビオ・ヴィエイラ、ジョルジーニョ、カイ・ハヴァーツもキッカーを務めたため、彼が蹴る機会はそれほど多くはなかった。
イサクは先週末のシェフィールド・ユナイテッド戦でPKを決めて滑り込み。ウィレムIIでプレーしていた2018-19シーズンにはPKだけでハットトリックを決めたこともある。コール・パーマー
ペナルティキックでのゴール数:9回
今覚えておくべき!「プレミアのアカデミーから出てきた超新星」10名
今季のプレミアリーグで最もペナルティキックでの得点数が多い選手はコール・パーマーだ。任された回数もトップである。
エンソ・フェルナンデスが8月のウェストハム戦で失敗したあと、10月にコール・パーマーがバーンリー戦で初挑戦。それからはパルマーが1番手、2番手がエンソという立場になった。
21歳という若さであるがその冷静さは驚異的なものであり、古巣マンチェスター・シティとの試合でもアディショナルタイムにペナルティキックを成功させた。
またマンチェスター・ユナイテッド戦でのハットトリックのうち2ゴールがペナルティキックによるものであった。これまでのプロキャリアで9回PKを蹴って全部成功させている。
2024年05月01日 23:50
パリ五輪出場権を懸けたU-23アジアカップ・準決勝でU-23イラク代表を撃破し、無事にパリ五輪出場を勝ち取ったU-23日本代表。
2024年05月01日 23:01
レアル・マドリードがウクライナ代表GKアンドリー・ルニンとの契約延長に近づいているようだ。5月1日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
現在25歳のルニンは母国のFCドニプロやFCゾリャ・ルハーンシクを経て、2018年夏にレアル・マドリードへ完全移籍で加入した。その後はレガネスやバジャドリード、レアル・オビエドへのレンタル移籍を経て、2020年夏に復帰。長らく控えGKという位置付けだったものの、正守護神を務めるベルギー代表ティボー・クルトワが長期離脱を余儀なくされた今シーズンは、ここまで公式戦29試合に出場している。
シーズン開幕直前に大ケガを負ったクルトワの不在を補うべく獲得したスペイン代表GKケパ・アリサバラガを抑え、レアル・マドリードのゴールマウスを守っているルニン。今回の報道によると、クラブは2025年6月末までとなっている同選手の契約期間を延長するべく、3月から代理人のジョルジュメンデス氏との交渉に臨んでいたとのこと。交渉は既に最終段階に到達しており、2028年6月末までの契約延長で近日中に合意する見込みと報じられている。
なお、契約更新の一環としてルニンの給与も増額となる見通しだ。クルトワの復帰に伴い再び控えに降格することも予想されるが、レアル・マドリードとしてはルニンが来シーズン以降も残留し、今後のプロジェクトの一員となることを希望しているという。
スペイン国内の一部メディアでは今夏の移籍市場での退団の可能性も報じられていたルニンだが、来シーズン以降も“白い巨人”の一員としてプレーすることになりそうだ。
2024年05月01日 23:00
関東社会人1部南葛SCは4月27日に、ヴェルフェ矢板戦(28日、4-0)に向けた練習を都内で公開した。この日風間八宏監督は選手たちを鼓舞しつつ、矢板戦に向けてコンディションを高めるようにチームを調整していた。
昨年11月に南葛SCの監督とテクニカルダイレクターに就任。川崎フロンターレを指揮し、常勝軍団の礎を築いた名将はキャリアで初めて関東1部リーグに挑戦している。
風間監督は「手応えは1日1日、毎日あるよ。毎日あるけど、選手はどんどん変化していく。これをやってこうするという形ではない。どんどん自分たちが上に行けば行くほど基準が変わっていく。基準というのは数字だから。数字というのも『速さ』。それが変わってくる。そういう意味では、もちろん手応えもあるけど、それがいいということでもない。まだまだいろんなことが変化していくなというところです」と現状のチームビルディングの手応えを口にした。選手を指導する風間監督(左)
風間監督は筑波大卒業後にジョイフル本田を経て、1984年にドイツ1部バイヤー・レヴァークーゼンに入団した。同チームはシャビ・アロンソ監督の指揮下で今季ブンデスリーガ初優勝を飾った。
プロキャリアを始めたチームの初栄冠について風間監督は「そりゃめちゃくちゃ嬉しいし、やっぱり『プロとは何ぞや』をどういうものかと自分の頭ができたのはそこの1年だから。やっぱり全てのスタートはここにあるかなという気がしている、非常にお世話になったチーム」と笑顔を見せた。優勝を喜ぶイレブンとシャビ・アロンソ監督(中央)
今季のレヴァークーゼンはリーグ戦25勝6分無敗と圧倒的な戦果を挙げており、国内カップ戦、ヨーロッパリーグでも黒星はついておらず、公式戦45試合無敗と類を見ない快進撃を見せている。
「(自身がいたころは)まだ新興チームだったから、すごくいいチームでそのときは(デットマール・)クラマーさんもいた。そこで全てを教えてもらった。だからすごく(優勝が)嬉しい。スタジアムだってあんなじゃなかった。なおかつ今回は見ていて非常に面白いサッカーで、勝っただけではない。いままでの歴史の中でレヴァークーゼンはもちろん最初はお金があるチームであるんだけど、すごく堅実に選手を集めてきたり、監督をしっかり呼んできたり、色々なことをしながら(クラブを)作ってきたことが非常によくわかる。それがみんなに人気のある『サッカーで勝った』ということが僕はすごく嬉しかったです」と古巣のリーグ戦優勝を心から祝福していた。
「日本を過小評価すべきでない」ドイツ人指揮官フィンク監督独占インタビュー
ドイツ国内では企業チームとしてやり玉に挙げられるチームだったが、長年努力を重ねて挑戦者としてブンデスリーガ初栄冠を勝ち取った。日本で先進的な挑戦を続ける南葛SCは風間監督の指揮下で今季どのようなサッカーでファンを驚かせるのか。名将の新天地の挑戦から目が離せない。
2024年05月01日 22:30
7月から開幕するパリ五輪。基本的に男子サッカー競技は23歳以下(2001年1月1日以降の生まれ)の選手によって行なわれるが、1チーム3名のみ「オーバーエイジ」と呼ばれる年齢制限のない選手が登録できる。
今回は現在メディアで噂されている「パリ五輪に出場するかもしれない世界的スーパースター」をご紹介する。キリアン・エムバペ
代表:フランス
クラブ:パリ・サンジェルマン
パリ五輪のホスト国となるフランス。その代表チームを率いているのはあのティエリ・アンリである。
予選にあたるUEFA U-21選手権では準々決勝でウクライナに1-3と敗れてしまい期待外れの結果に終わったが、その大会後にシルヴァン・リポルに代わってティエリ・アンリがチームを引き継ぐことになった。
そのフランスU-23代表のメンバーに入りたいという希望を明らかにしているのがキリアン・エムバペだ。
もちろんフランスはEURO2024にも出場することからA代表監督のディディエ・デシャンは「非常に難しいことだ」と話しており、ティエリ・アンリ監督も「クラブ次第だ」としか語っていない。
ただエムバペ自身は故郷で行なわれる歴史的なオリンピックでトリコロールのユニフォームを着ることを熱望しており、アンリ監督による招集を待っているようだ。モハメド・サラー
代表:エジプト
クラブ:リヴァプール
2021年夏に行われた東京五輪への出場を希望していたものの、リヴァプールからの許可が出なかったことから断念せざるを得なかったモハメド・サラー。
それから3年が経ち、今回のパリ五輪では改めて彼が招集される可能性があると言われている。U-23エジプト代表の監督を務めているロジェリオ・ミカレ氏は昨年からメディアに対して「サラーを招集したい」と宣言している。
ただ、モハメド・サラーはこの1月にもアフリカ・ネーションズカップのためにリヴァプールを離れていた時期がある。
その際には大会の途中にハムストリングの怪我を負ってしまったことから途中離脱しており、チームもベスト16で敗退している。
サラーはこの夏リヴァプールを退団する可能性があると言われており、サウジアラビアへと移籍するというウワサも。彼が五輪でプレーできるかどうかはクラブ次第と言えるため、去就もパリ五輪の出場可否に大きな影響を与えそうだ。リオネル・メッシ
代表:アルゼンチン
クラブ:インテル・マイアミ
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
アルゼンチンU-23代表を率いているのはあのハビエル・マスケラーノ。彼は南米予選を突破したあとも「リオネル・メッシを招集できるなら…」と親友の名前をあげていた。
U-23アルゼンチン代表の中心選手であるティアゴ・アルマダも、「メッシがオリンピックに出てくれることを願っている、それは夢のようだね」と語っていた。
ただ、アルゼンチン代表は今夏コパ・アメリカ2024を控えていることから、インテル・マイアミは「両方に出場させたくはない」という立場であるという。