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2024年04月18日 21:14
明治安田J1リーグのサガン鳥栖は18日、これまでスポーツダイレクターを務めていた小林祐三氏の退任と、池田圭氏の同役職就任を発表した。 1986年10月20日生まれの池田氏は現在37歳。流通経済大学から2009年シーズンよりサガン鳥栖に入団すると、在籍した11年間で公式戦308試合出場46ゴールを記録するなど活躍した。2019年にはFELDAユナイテッドFC(マレーシア)へと期限付き移籍し、同年12月に現役を引退。以降は鳥栖で強化担当などを歴任してきた。 今回のスポーツダイレクター就任にあたって池田氏はコメントを発表。以下の通り意気込みを明かしている。 「ファン・サポーターの皆さま、いつも熱い声援ありがとうございます。池田圭です」 「2009年より11年間選手としてプレーし、2020年からフロントを務めてまいりました。この15年間はプロキャリアを過ごした時間の全てであり、サガン鳥栖のDNAを紡いできた時間でもあります。僕の目指すサガン鳥栖は、クラブに関わる全ての人たちがクラブを通じて人生が豊かになることです。それは、このクラブで長く過ごしてきた僕なりの結論でもあります」 「今我々がすべき事は歩みを止めず、常に最善の準備をする事です。次節ホームゲーム鹿島戦、クラブは17の誇りを胸にサガンティーノの皆さんと共に一岩となって戦います。熱いハートでゴールを揺らしましょう!」
2024年05月01日 21:14
アーセナルが今夏の移籍市場でブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを売却する可能性があるようだ。5月1日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
現在27歳のジェズスは2022年夏にマンチェスター・シティから推定4500万ポンド(約76億円)の移籍金でアーセナルに完全移籍加入。すぐさまミケル・アルテタ監督の戦術に適応すると、昨シーズンは負傷離脱がありながらも公式戦通算33試合の出場で11ゴール7アシストをマークし、“古巣”との熾烈な優勝争いを演じたチームを牽引した。
迎えた在籍2年目の今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で4ゴール3アシストをマークしている一方、リーグ戦ではここまで24試合の出場で4ゴール4アシストという成績に留まっている。年明け以降は昨年夏にチェルシーから加入したドイツ代表FWカイ・ハフェルツにセンターフォワード(CF)の定位置を奪われ、途中出場やウイング(WG)での起用が増加。チームの好調とは裏腹にジェズス自身は昨シーズンほどのインパクトを残すことができていない。
アーセナルとの現行契約を2027年6月末まで残しているジェズスだが、現時点では本拠地『エミレーツ・スタジアム』での将来は保証されていないようだ。この度『アスレティック』が報じたところによると、アーセナルは同選手の決定力やフィットネスを問題視しており、今後の移籍市場で他クラブからのオファーが届いた場合には耳を傾ける用意があるという。なお、現時点でジェズスへの具体的な関心は明らかになっていないが、今夏の移籍市場で欧州の複数クラブが獲得に乗り出す可能性もあると『アスレティック』は伝えている。
なお、アーセナルは依然として今夏の移籍市場でのCF補強を検討中とのこと。イギリス紙『ミラー』によると、現在はニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク、ライプツィヒ所属のスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ、スポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュらを注視しているようだ。
2024年05月01日 20:47
代表のAマッチウィークによる3月のプレミアリーグ中断が、例年以上に長く、そして無粋に感じられたのは、優勝争いがいつになく白熱していたからだ。
アーセナル、マンチェスター・シティ、リバプールの3チームがしのぎを削る三つ巴のタイトルレースは、史上稀に見る大混戦だ。これから佳境を迎えるそのときに、水をさしたインターナショナルブレイクは、どうにも味気なく、恨めしかった。
だから、待ちかねたように取材に飛び出した。ここロンドンを中心に入念に予定を組んだ。9日間で7試合という、むしろ嬉しい強行軍だ。
まず向かった先は、ブレントフォード対マンチェスター・ユナイテッド戦。優勝争いとは関係ないが、ユナイテッドはチャンピオンズリーグの最後の1枠を目指して必死の戦いを続けている。ただ、それ以上に、このカードには観るべき理由があった。ユナイテッドがアウェーに乗り込んだブレントフォード戦と言えば、例の「8マイル事件」があった試合だ。
昨シーズンの2節だった。ブレンドフォードに0-4とこっぴどくやられたその翌日、テン・ハーフ監督は選手を走らせた。その距離8マイル(約13)。いわゆる“罰走”だった。8マイルは試合での走行距離の差。ユナイテッドはブレントフォードに8マイル走り負けたから、勝つためにはそれだけ走る必要があるんだという、それがテン・ハーフのメッセージだった。テン・ハーフが立派だったのは、選手と一緒に自分も走ったこと。ユナイテッドはそこから巻き返して、3位でシーズンを終えたのは周知の通りだ。
あれから1年半が経って、ユナイテッドは良くなるどころか悪くなっていた。とくにパッとしない戦いぶりで、1-1の引き分け。クラブの体制も大きく変わり、テン・ハーフは今シーズンで終わりだろう。悪い監督ではないが、ユナイテッドは彼にはちょっと器が大きすぎたのかもしれない。
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この翌日がいよいよ本番、マンチェスター・シティとアーセナルのショーダウン(天王山)だ。でも、結論から言えば、ゲームとしては凡庸だった。期待が大きかった分、余計に肩透かしを食らった感じがしたな。どっちも負けないようにという慎重な振る舞いで、いささかダルなスコアレスドローだった。
理解はできる。優勝争いがここまで熾烈だと、勝点を失うことはあまりにも大きな痛手だ。アルテタにしても、ペップにしても、納得ずくの痛み分けだろう。
ただ、どうなんだろう。リバプールはそれでもアグレッシブに戦い続けているからね。諸般の事情でこの7日間のスケジュールに組み込めず、TV観戦となったユナイテッド戦も、2-2の引き分けで勝点3を逃したとはいえ、アグレッシブに攻めて、エキサイティングに戦い抜いた。個人的には、こういうチームが勝つべきだと思う。
ロンドンに戻って、ここからウェストハム対トッテナム、アーセナル対ルートン、チェルシー対ユナイテッドとウィークデーのナイトゲーム3連戦。 ウェストハムとスパーズは、あの「ラザニアゲート」が有名な因縁の対決だ(編集部・注/詳しくはワールドサッカーダイジェスト本誌24年2月1日号を参照)。
スパーズはトップ4争いの真っ只中で、ウェストハムもまだヨーロッパ行きの可能性を残している。しかし、平日夜という舞台設定もあってか、ゲームは淡々と進み、1-1で淡々とタイムアップ。終了を待たずに席を立ち、帰宅の途に就く観客も多かった。翌週にレバークーゼン戦(ヨーロッパリーグ準々決勝)を控えたウェストハムのファンは、もうそっちに気持ちが向いていた。
アーセナル対ルートンは、アーセナルの2-0で順当そのもの。シティとの大一番から中2日で、心身ともに難しいはずだった試合をきっちり勝ち切ったアーセナルには、とくに精神的な成長を感じた。シティ戦からスタメンを5人入れ替えて、サカやライスを休ませながらのこの勝利は、優勝に向けて価値ある1勝だ。
ルートンでは、1月に加入した橋岡大樹が3バックの右CBで先発。不慣れなポジションだということもあるのだろう、前半終了間際にオウンゴールを献上したのは残念だった。
寂しかったのがチェルシーとユナイテッドの一戦だ。一昔前ならそれこそタイトルショーダウン(優勝が懸った大一番)だったのに、いまは覇権の行方に何の影響も及ばさない、しがない中位対決。ミッドウィークのナイトゲームという扱いが、両チームの現状を物語っているだろう。4-3で決着するスリリングなシーソーゲームで、幕切れも劇的だったのに、むしろしんみりしてしまった。
次に向かったのはブライトン対アーセナル戦、結果は3-0でアーセナル。もう少し接戦になるかという予想、いや希望があっけなく打ち砕かれたのは、ブライトンに三笘がいなかったからだろう。ブライトンと対戦する相手が最も恐れ、警戒し、対策に頭を悩ますのが三笘だ。その不在は、相手にとって何よりのアドバンテージとなる。
シーズン序盤は無敵を思わせたブライトンが下降線を辿ったのは、デ・ゼルビ監督の身辺が騒がしくなったからだろう。去就をめぐる噂話がチームを掻き乱したのは間違いない。
最後のトッテナム対ノッティンガム・フォレスト戦では、再確認したことがある。それはソン・フンミンの人気ぶりだ。スパーズ・ファンのほぼ全員が7番のユニホームを着ていて、クラブご自慢の大型ビジョンには試合前からソン・フンミンが大写し。アップするその一挙手一投足を専用カメラが追うんだから驚きだ。
ぎゅっと詰め込んだ取材行を振り返り、総括のようなことを述べるなら、改めてプレミアリーグの魅力を感じた「9日間・7試合」だった。
ロンドンのスタジアムで度々目にしたのが、アメリカからの観戦客だった。何人かと話をすると、彼らは異口同音に言った。プレミアリーグこそ世界最高のスポーツイベントだと。僕は深く頷いた。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
Steve MACKENZIE
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーターだ。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で手掛け出版した。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年5月2日号の記事を加筆・修正
2024年05月01日 20:39
スペインメディアの『ABC』は4月30日、ベティスとセビージャがバルセロナ所属のブラジル代表FWヴィトール・ロッキをレンタルで補強することを検討していると報じた。
現在19歳のロッキはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。身長は172cmと小柄ながら、駆け引きや俊敏性、ゴールへの嗅覚に優れ、サッカー王国の“新たな神童”とも謳われる逸材だ。名門クルゼイロの下部組織で育ち、2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセで活躍。同クラブでは公式戦通算81試合の出場で28ゴール11アシストを記録した。
当初ロッキはバルセロナには2024年夏から加入予定だった。だが、昨年11月に行われたEURO2024予選のジョージア戦で重傷を負ったガビが長期離脱したことから、バルセロナはガビの給与枠を使用し今年の1月にロッキを前倒し加入させていた。
しかしロッキはバルセロナに加入後、公式戦に13試合に出場し(うち先発は2試合)、合計310分のプレーで2ゴールと出場機会が限定されている。そんななか、同選手がより多くの出場機会を得て、ヨーロッパやスペインのサッカーへの適応を進めた上でバルセロナに復帰できるよう、来季はレンタルで別クラブにてプレーする可能性が浮上。バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督も同選手のレンタル移籍の可能性を排除しない旨の発言をした。
そんななか、ベティスとセビージャが来季に向けロッキをレンタルで補強する形でリストアップしたと、スペインメディアは説明している。
2024年05月01日 20:36
ブレンビーの鈴木唯人に注目が集まっている。
2024年05月01日 20:24
北海道コンサドーレ札幌は5月1日、「トップチーム、移動時のファンサービスについて」と題した声明を発表した。
「トップチームの遠征移動時におきまして、ファン・サポーターの皆様へお願いがあります」として、「現在、トップチームのアウェイゲームへの遠征などチームの移動時に、公共交通機関(空港や駅)やホテル等の施設で、選手がファンサービス(サインや写真撮影)を求められるケースが増えております」と報告。
【PHOTO】札幌ドームでの開幕戦に駆け付け、選手を後押しし続けた北海道コンサドーレ札幌サポーターを特集!
そして、「チーム移動の妨げになってしまう他、公共交通機関・宿泊施設をご利用される他のお客様や、施設にもご迷惑となってしまいますので、安全面に配慮し、上記の場などでの対応はお断りさせていただきます」と伝えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 20:08
日本サッカー協会(JFA)は5月1日、U-23日本代表が2−0で勝利したイラク戦のPlayer of the Match(POM)に、藤田譲瑠チマが選ばれたと発表した。同賞はファン投票によって選出される。
大岩剛監督が率いる日本は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準決勝でイラクと対戦。勝てば8大会連続の五輪出場が決まる一戦を2−0で制した。
藤田は4−3−3のアンカーで先発し、28分に細谷真大、42分には荒木遼太郎の得点をアシスト。決定的な仕事以外でも、巧みなパスワークでリズムを生み、献身的にセカンドボールを回収するなど、攻守に躍動した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
そんな藤田のPOM選出を伝えたJFAの日本代表公式Xには、「ワイも藤田選手に投票したで」「要所、要所で輝いていました」「チマちゃんおめ」「間違いなくチマが1番やばかった」「チマくんおめでとうございます」といった声が上がった。
大岩ジャパンの立ち上げからチームを支えてきた男が、パリ行きの切符が懸かる大一番で特大の輝きを放った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 20:00
アトレティコ・マドリードがスロベニア代表GKヤン・オブラクの売却を検討しているようだ。5月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在31歳のオブラクは2014年夏にベンフィカからアトレティコ・マドリードへ完全移籍加入。すぐさま守護神に定着し、現在に至るまでディエゴ・シメオネ監督率いるチームの堅守を支えている。ここまで外国籍選手として歴代最多の公式戦通算441試合に出場し、203のクリーンシート(無失点試合)を記録。ラ・リーガやヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献し、リーグで最も失点が少ないGKに贈られるサモラ賞を5度も受賞している。
この度『アス』が報じたところによると、そんなオブラクに今シーズン終了後のアトレティコ・マドリード退団の可能性が浮上しているようだ。クラブは来たる2024−25シーズンに向けたスカッド再編を今夏に行うべく準備を進めており、複数選手の売却を検討しているとのこと。これまで“非売品”という位置付けだったオブラクについても、約1000万ユーロ(約17億円)というチーム内でも最高クラスの給与を受け取っていることから、他クラブのオファーに耳を傾ける可能性があるという。
なお、仮にオブラクを売却することになった場合、アトレティコ・マドリードはバレンシア所属のジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリの獲得に乗り出す可能性が高いとのこと。現在23歳の同選手は既にバレンシアで正GKとして活躍しており、今シーズンもここまで公式戦33試合に出場している。現行契約は2027年6月末までとなっており、バレンシアは移籍金として最低2500万ユーロ(約42億円)を要求しているようだ。
アトレティコ・マドリードと2028年6月末までの契約を締結し、違約金は1億2000万ユーロ(約202億円)とも報じられているオブラク。果たして獲得に乗り出すクラブは現れるのだろうか。
2024年05月01日 20:00
2023-24シーズンも最終盤を迎えている欧州サッカー。
2024年05月01日 19:40
少しステップアップが早すぎたか。昨夏にフランクフルトからパリ・サンジェルマンへ移籍したフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの1年目はほろ苦いものとなっている。
ここまで全コンペティション合わせて9ゴールは決めているものの、PSGはコロ・ムアニ獲得へ7500万ユーロ+ボーナス1500万ユーロの移籍金を費やしたとされているため、この移籍金額に見合う結果ではないだろう。
最近は出番も限られていて、チャンピオンズリーグ準々決勝のバルセロナ戦は1stレグと2ndレグ合わせても2分間しか出番がなかった。センターフォワードでは絶対的エースのキリアン・ムバッペに加え、同じく夏に加入したゴンサロ・ラモスもいる。ウイング起用も可能だが、そこにはウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラがいる。
仏『Foot365』によると、サンテティエンヌやレンヌでプレイしたフレデリク・ピキオンヌ氏はFW5番手くらいまで序列が変わってしまったと現状を不安視している。
「残念なことに、コロ・ムアニは完全に自信を失いつつある。例えばバルコラのような選手とは異なり、今季の彼は進歩していない。残念なことに、彼は現在PSGのアタッカーの中では5番手くらいだ。チームのスーパーサブになる可能性はあるけど、先発は難しい」
コロ・ムアニは2022年の夏にフランスのナントからドイツのフランクフルトへ移籍し、そこでのブレイクからフランス代表入り。2022年のワールドカップ・カタール大会では大会途中より貴重な戦力となり、アルゼンチンとの決勝にも出場した。
そこから昨夏のPSG移籍が実現しており、驚くほどのスピードでステップアップを果たした。それだけのポテンシャルはある選手だが、PSGでは出番確保に苦戦している。2022年からの大ブレイクにブレーキがかかってしまい、今季はやや我慢のシーズンか。
2024年05月01日 19:39
ラツィオにおける鎌田大地の株は右肩上がりだ。来季の残留を望む声も増え続けている。
夏に鎌田は今季いっぱいまでの1年契約を結んだ。しかし、選手が行使可能な延長オプションがついており、決断が注目されている。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会に恵まれず、退団は不可避とも言われていた。だが、イゴール・トゥドール監督が就任してからは状況が一変。先発出場が続き、チームの中心的な役割を担うようになった。指揮官から絶賛されているのは周知のとおりだ。
クラブのクラウディオ・ロティート会長は、トゥドール監督が鎌田を「将来への支え」にしたとして、「彼がラツィオに残ると決めなければならない」と、選手に決断をうながした。
イタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』も4月30日、来季に向けてラツィオは改革していく予定と報じ、「それだけに、カマダ残留で中盤を確保することは、ひとつ問題を少なくして未来を計画するために重要」と伝えている。
OBからも残留希望の声が届いた。
【動画】復活した鎌田が7か月ぶりに絶妙のアシスト
ジャンカルロ・オッディは『Radiosei』で「(鎌田のことは)とてもうれしい」と述べている。
「ようやく本物の選手であると示してくれた。様々な適応の問題を抱えたが、彼のことはその経歴だけでも分かる。ラツィオに残るなら、私はうれしいね」
一方、『cittaceleste』によると、オジェニ・オナジも『Tag24』で「トゥドールの就任以降、カマダはよくやっている。監督は彼をとてもあてにしていると思う」と話した。
「日本人ミッドフィルダーには残留を決断してほしい。今の彼は試合に出ており、自信があって、素晴らしい成長ぶりだ。クラブと合意しなければいけないのはもちろんだが、残ると決めることもあり得るだろう」
トゥドールの下で鎌田が生き生きとしているのは誰もが認めるところだ。来季以降も水色のユニホームを着る彼を見ることはできるのか。決着のときが迫りつつある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 19:10
ミランの新指揮官候補にブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が浮上しているようだ。4月30日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
2019年に就任したステファノ・ピオリ監督の下、2021−22シーズンに11年ぶりにスクデットを獲得し、翌シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出を果たすなど“名門復活”を印象付けたミラン。しかし、迎えた今シーズンはCLで決勝トーナメントに残れず、ヨーロッパリーグ(EL)でもベスト8敗退。セリエAでは2位につけているものの、先月下旬に行われたミラノ・ダービーにて“宿敵”インテルの優勝を見届けるという屈辱を味わった。
このような現状を受け、チーフスカウトのジョフレイ・モンカダ氏、アドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏、ジョルジョ・フルラーニ会長らクラブ上層部は、今シーズン終了後の指揮官交代を検討。ピオリ監督との契約を1年前倒しで解消し、来シーズンに向けて新指揮官を迎える可能性が高まっていると報じられている。
新監督の筆頭候補とされているのがフレン・ロペテギ氏。かつてポルトやスペイン代表、レアル・マドリード、セビージャ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)などを率いた57歳は、既にミラン側との会談を行なっており、年俸400万ユーロ(約6億7000万円)の3年契約で口頭合意に達したとも伝えられている。しかし、ミランファンの一部は同氏の招へいに消極的な模様。今回の報道によると、SNS上では「#Nopetegui」のハッシュタグが出現しており、ロペテギ氏就任に反対するオンライン上の嘆願書には多くの賛同が集まっているという。
こうした現状を鑑み、ミランはロペテギ氏以外の候補者への関心を強めている模様。かねてから名前が挙がっているボローニャのチアゴ・モッタ監督やロイヤル・アントワープのマルク・ファン・ボメル監督に加え、ブライトンを率いるデ・ゼルビ監督の招へいにも興味を示しているという。同氏は現役時代にミランの下部組織に所属し、指導者転身後もパレルモやサッスオーロを率いるなど、セリエAとは縁がある人物。ブライトンとの現行契約は2026年6月末までとなっており、違約金は1500万ユーロ(約25億円)程度に設定されているようだ。
また、かつてローマを指揮し、現在はリールを率いているパウロ・フォンセカ監督もミランの新指揮官候補に浮上しているようだ。
2024年05月01日 19:08
サンフレッチェ広島で就任3年目を迎えたミヒャエル・スキッベ監督の手腕について、MFの川村拓夢は次のように述べていた。
2024年05月01日 19:00
アイスランドサッカー協会(KSÍ)とキットサプライヤーのPumaは3月、アイスランド代表の新ユニフォームを発表した。インターナショナルマッチウィーク後の発表ため、現時点でA代表まだ試合で着用していない。Iceland 2024 Puma Home
アイスランド代表 2024 Puma ホーム ユニフォーム
2024新ホームユニフォームは、アイスランド伝統のブルーを基調色に、“うねり”のような独特なデザインが特徴的。襟部分や袖口にレッドとホワイトの2色を配し、ユニフォーム全体がアイスランド国旗の3色で構成されている。
この独特なグラフィックはアイスランドの風土を表現したもの。「火と氷の国」と呼ばれるアイスランドだが、“氷”とは国土の約11%を覆う氷河を意味する。
前面のデザインは、ヴァトナヨークトル氷河、ラングヨークトル氷河などをモチーフに、アイスランドという国の特徴を描いたものだ。Iceland 2024 Puma Away
アイスランド代表 2024 Puma アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームはアッシュグレーを基調とし、各部に配したチャコールとオレンジで「火と氷の国」の“火”を意味する火山とそのエネルギーを表現したデザイン。偶然にもこのユニフォームの発表直前に、アイスランド南西部の街で大規模な噴火が発生した。
予選敗退のため、6月に開幕する欧州選手権(EURO2024)への出場は叶わなかったアイスランド。
今回発表となった新ユニフォームのA代表初着用は、6月に行われるフレンドリーマッチ2試合(イングランド戦、オランダ戦)となる可能性が高い。そして9月から始まるUEFAネーションズリーグより本格的に着用開始となる。
40年超えも!PUMAと「90年代以前から」契約が続く3つの代表チーム
「火と氷の国」を表現したアイスランドの2024新ユニフォームは、各国のPumaオンラインストア他で販売中。
2024年05月01日 18:30
今年1月にリヴァプールのユルゲン・クロップ監督が今季限りでの退任を発表して以降、様々な人物の名前が後任候補として挙がっていたが、ここへ来てフェイエノールトのアルネ・スロット監督の就任が有力視されている。
もしもスロット監督が本当にリヴァプールで指揮を執ることになった場合、リヴァプールのシステムは現在の[4-3-3]から同監督がフェイエノールトで採用している[4-2-3-1]に変わると多くのイギリスメディアは予想している。そして、この指揮官交代に伴うシステム変更は、日本代表MF遠藤航のチーム内での立ち位置にも影響を及ぼす可能性がある。
遠藤は、昨年夏にシュツットガルトからリヴァプールに加入。昨年11月頃からアンカーと呼ばれる中盤の底の位置で先発出場する機会が増え、今季はここまで公式戦40試合に出場している。
しかし、イギリス紙『THE Sun』は、アレクシス・マクアリスターとトレント・アレクサンダー・アーノルドの組み合わせがダブルボランチ採用時のファーストチョイスになると予想し、遠藤については「アンカーとして今季は印象的な働きをしているが、システム変更でダブルボランチになったら外される選手の一人かもしれない」としている。
また、イギリス衛星放送『SKY』のピーター・スミス記者も同メディアのウェブページ上に掲載した記事の中で、遠藤が来季も引き続きリヴァプールで主力として活躍できるかどうかは定かではないと指摘している。
「リヴァプールのアンカーは、今季のこのクラブに関する大きな話題の一つだった。エンドウとマクアリスターがこの役割をシェアしてきたが、スロットはダブルボランチをよく採用するし、エンドウがこのポジションについての長期的な解決策なのかという疑問もある。守備的なミッドフィールダーが今夏の移籍市場でのターゲットになるだろう。」
今季は多くの試合で先発出場しているが、誰が監督をやってもレギュラーとして起用されるほどの確たる地位はまだ築いていない。それが遠藤に対する現地メディアの評価なのかもしれない。
2024年05月01日 18:23
サンフレッチェ広島が9年ぶりのJ1制覇を果たすために何が必要か。その質問に対し、GK大迫敬介は「失点を減らすこと」と即答した。
「今季の広島は必ず点を取ってくれるので、後ろがゼロに抑えれば勝点3を獲れます。どんなに上手くいかないゲームでも後ろ(最終ライン)が崩れないことが何より大事です」
大迫と同期の川村拓夢は「自分たちにベクトルを向けること」と話す。
「僕たちのサッカーができれば、良い結果がついてくるはずです。それはチームのみんなが理解していることなので、ブレずにやるだけです」
自分たちのサッカーは、彼らに言わせれば「ハードワーク」(大迫)「アグレッシブ」(川村)になる。大迫は言葉を継ぐ。
「守りに入るというよりは攻める。相手のスタイルに合わせて自分たちを変えるのではなく、どこと戦ってもどんどん前から奪いに行くスタイルを貫きたいです」
今年は新スタジアム(エディオンピースウイング広島)元年で、優勝への想いは強い。「スタジアム元年は今年しかないので、J1制覇できれば嬉しい。ホームで結果を出し続ければリピーターが増えるので、そういうのを繋げていけば優勝に辿り着けます」とは大迫のコメントだ。
一つずつ結果を残す重要性は川村も理解している。
「まずは目の前の試合に勝つ。その先に大きな結果がついてくると思うので」
過去2シーズンはいずれもJ1リーグで3位。継続路線で臨むミヒャエル・スキッベ体制3年目、完成度の高いサッカーを見せる広島がそろそろ頂点になってもおかしくないはずだ。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?