2024年04月19日 05:00
新日本プロレスの高橋ヒロム(34)が、冬眠生活からの目覚めを予告だ。昨年度の「プロレス大賞」では内藤哲也とMVPの賞取りレースを展開したが、今年は1月4日東京ドーム大会でのIWGPジュニアヘビー級王座陥落からまさかの低迷。持ち前のスーパーポジティブ思考に説得力を持たせるためには、次期シリーズ(20日、町田で開幕)からの逆襲が義務づけられる。 王座陥落というショッキングなスタートを切った今年のヒロムは、結果を残せない日々が続いている。12日の米シカゴ大会でも元WWE戦士のムスタファ・アリに完敗。年間を通じてベルトを保持し、MVP投票で内藤に次ぐ票を得た昨年とは対照的な低空飛行だが、当の本人は気丈な振る舞いを崩さない。 「でも、自分はまだ今のところMVPじゃないかなと思ってるんですよ。逆パターンというか。逆転の高橋ヒロムですよ。逆にここから一気に来るんじゃない?と。嵐の前の静けさですよ」と謎の論理を展開した。 ともあれ、そこまで言うなら逆襲が不可欠だ。29日鹿児島大会ではBUSHIとのコンビでIWGPジュニアタッグ王者クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーへの挑戦が決まっており、「まだ一回も取れてないですし、最後のチャンスは大胸筋のケガで流れてしまっているんですよ。なので今度こそ取りたいなと」。2021年2月に自身の負傷で挑戦が流れてしまった同王座への思いを告白する。 「試合で夢中になってしまうと、我が出過ぎて周りが見えなくなってしまう傾向があって。シングルではそれでよくてもタッグではダメなので、今回は(バレットクラブ)ウォー・ドッグスが相手といえども、心を穏やかにしようかなと。仏のヒロムになった方がチャンスが出るんじゃないかと」と、キャリア14年目にして初のタッグタイトル取りを誓う。 さらにウォー・ドッグスとの抗争勃発により、23日の東京・後楽園ホール大会では敵軍リーダー、デビッド・フィンレーとのシングル戦も実現。「フィンレー戦から結果を残していかないとなと。オイシイ相手ではありますね。ここで勝ってしまえば、一気に自分の勢いというか、MVPへの道も開かれますし。もういっか、本気出そう、長らくお待たせしましたって感じです。このままMVPを取っても『何かよからぬ力が働いたよ』って思われてしまうので」と、ヘビー級トップ選手を踏み台にする決意を明かした。 念のため言っておくが、このままならヒロムが今年MVPを取れる可能性はゼロだ。いつまでも不発弾ではいられない。「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)の季節を前に、タイムボムが完全復活を果たす。
2024年05月02日 06:28
新日本プロレスは2日までに元IWGP世界王者のSANADAが体調不良のため、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(6日、日本武道館大会)を欠場することを発表した。
SANADAは体調不良で4・27広島大会から欠場しているがこのほど、帰京して病院で検査を受けることとなったため現在の「レスリングどんたく 2024」シリーズを全休。さらに「ALL TOGETHER」も欠場が決まった。
「ALL TOGETHER」は、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟」(UJPW)の設立を記念した大会。今大会には新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダムが参戦する。能登半島の復興を支援するチャリティ大会として行われ興行収益の一部を石川県へ寄付する。
5・6日本武道館でSANADAは第6試合でKAIと組んでザック・セイバーJr.、クリス・ブルックスと対戦予定だったが代わりにタイチが出場することになった。
5・6武道館の全対戦カードは以下の通り。
▼第1試合 30分1本勝負
丸藤正道、高木三四郎、棚橋弘至 vs 高橋裕二郎、成田蓮、“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼第2試合 30分1本勝負
拳王 vs 藤田晃生
▼第3試合 30分1本勝負
なつぽい、スターライト・キッド vs 天咲光由、AZM
▼第4試合 20分1本勝負
関本大介、石井智宏 vs マサ北宮、ジェフ・コブ
▼第5試合 30分1本勝負
箕浦康太、MAO、ニンジャ・マック、HAYATA、エル・デスペラード vs YAMATO、遠藤哲哉、アルファ・ウルフ、ドラゴン・ベイン、高橋ヒロム
▼第6試合 30分1本勝負
KAI、タイチ vs クリス・ブルックス、ザック・セイバーJr.
▼第7試合 30分1本勝負
辻陽太、鷹木信悟、内藤哲也 vs ゲイブ・キッド、デビッド・フィンレー、ジェイク・リー
▼第8試合 30分1本勝負
上野勇希、清宮海斗、海野 翔太 vs シュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也
2024年05月02日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、スターライト・キッド救出の真相を明かした。
4月27日の横浜BUNTAI大会でキッドは琉悪夏とのコンビで4WAYゴッデス王座戦に挑んだが、自身の誤爆により敗北。試合後、大江戸隊から集団暴行を受けユニットから追放された。そこに救出に現れたのはかつてSTARSで行動を共にした中野だった。
昨年9月の「5★STAR GP」でキッドと対戦した中野は、自身率いる「コズミック・エンジェルズ(CA)」に勧誘するような言葉を残すなど、何かと黒虎を気にかけていた。「キッちゃん(キッド)は根が優しいし、真面目だからどんなに悪ぶっても大江戸隊のスタイルには合わないと思ってたし、伸び悩んでいるのを感じていた。あの日の試合も心配で見ていたらボコボコにされていて。いてもたってもいられなくなって勝手に足が動いてました」と振り返った。さらに自身も2018年1月に大江戸隊を追放され、STARSの岩谷麻優に救出された過去があり「私も同じ状況になったことがあって。キッちゃんが当時の自分と重なって見えたんです」と明かした。
STARS時代には練習を共にし、遠征先の宿でも相部屋で悩みを相談するなど姉妹のような関係だったキッドとの再共闘は必然だったという。「復帰してからスターダムやCAのために戦ってきたけど、アジャコングと戦って自分のために戦いたいと思った。そのためにも今私にとってキッちゃんは必要な存在」とほほ笑んだ。
横浜大会後の大会ではキッドと約3年半ぶりにタッグを結成。「ちょっとずつ闇が削ぎ落ちてあのころのキッちゃんに戻ってきてくれてるように感じる。試合でもたむの動きを把握してくれて懐かしい気持ちになった」と語り「私はベストタッグが狙えるくらいの可能性を秘めたタッグチームになるんじゃないかなって。たむはキッちゃんと組みたいよ」と呼びかけた。キッドの選択に注目が集まる。
2024年05月02日 05:00
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
大相撲の大関霧島(27)=音羽山=が1日、新天地で本格始動した。陸奥親方(元大関霧島)の定年による部屋閉鎖に伴って4月2日に転籍した、東京都墨田区の音羽山部屋で初めて全体稽古に参加。ぶつかり稽古で胸を出すなどし「新しい雰囲気で、これから一緒にみんなで頑張っていきたいという気持ちになる」と明るい表情を見せた。
首を痛めていた春場所は5勝10敗と負け越し。体重も5キロほど減ってしまったという。現在は148キロに回復。「初優勝した時が147キロで、2回目が148キロだった」と“Vボディー”を取り戻した。夏場所は2度目のかど番となるが「初めての時は緊張したけど、ちょっと慣れた。そういうのを考えず、15日間ケガせずに相撲を取るのが目標」と冷静に場所を見据えた。
2024年05月02日 05:00
3月の大相撲春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を果たした尊富士(伊勢ケ浜)の凱旋パレードが1日、出身地の青森県五所川原市で行われ、地元・金木地区と市中心部の2カ所で計約5万5千人の市民らが大歓声で快挙を祝った。
2024年05月01日 22:23
鉄人小橋建太(57)が1日、自身のX公式アカウントでライブ配信を実施。プロデュース興行第9弾「Fortune Dream 9」(6月12日、後楽園ホール)に、女子プロレス界のレジェンド・長与千種が来場し、「橋本千紘&優宇VS彩羽匠&里村明衣子」の立会人と特別解説人を務めると明かした。
この一戦は、「INHERITANCE DREAM 長与千種を継ぐ者たち」というサブタイトルが付けられている。小橋は「長与さんに来てほしいと言ったら、快く『行きます』と言ってくれた」と笑顔。長与について「本当にかっこいい、男気のある人。四天王が試合をする時『ジャイアント馬場を継ぐ者』と言われるのと同じ。引退した今も女子プロレスといえば長与千種さんです」と称賛した。
小橋は長与と長らく接点がなく、交流が始まったのは昨年の米国遠征から。「全日本女子の選手と付き合いがなかったので、まったく。あ、豊田真奈美さんとウワサにはなったんですよ。付き合ってるって。でもあの時(2017年のFDのトークバトルで)初めてお話ししたんです。そういう噂があったのは、豊田さんもご存じでした」とエピソードを披露。
また「接点といえば、僕の同期の菊地毅さんが、大学生の時にクラッシュギャルズのファンクラブに入っていた。『どちらのファンなのですか』と聞いたら、照れながら『長与さんです』と話していましたね」と裏話を公開していた。
2024年05月01日 20:57
「プロレス・ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜」(6日、日本武道館)
新日本の棚橋弘至社長、石川県の馳浩知事、昨年引退した武藤敬司氏が開催前のスペシャル対談を行い、1日、YouTubeで公開された。
馳知事は昨年末、新日本の社長に就任した棚橋に対し、開口一番「次、参議院選挙に出るって言ったじゃん」。棚橋は「覚えてます」と答え、かつて食事に誘われたことを明かした。
「まだ僕はチャンピオンになりたかったのでお断りさせていただきました」という棚橋に、馳知事と武藤氏は「チャンピオンにも社長にもなったんだからいいじゃない」と追い打ちをかけ、棚橋はタジタジ。
馳知事は「向いてるよ、だって。人を惹きつけたり、まとめる能力があるから社長をやってくださいって声かけていただいたんだから」と、棚橋の政治家としての資質を指摘し、「より大きな世界で挑戦し、勝負する時があると思いますから、期待しています」とハッパをかけた。
馳知事は能登半島の復旧状況について、今回の地震が三方を海で囲われた半島で起こったからこその厳しさを説明。幹線道路が崩落し通れなくなったこと、インフラがズタズタになったこと、多くの人が広域避難したことを話した。現在は広域避難した被災者向けの仮設住宅を建てていること、上下水道の配管修繕に時間がかかっていることなどを説明し、復旧・復興は長い道のりになることを示唆した。
第1回「ALL TOGETHER」は東日本大震災が起きた2011年に開催された。棚橋は「被災地の方を応援できた経験値が残っている。今回、能登の被災者の方へ、チャリティーの寄付であったりとかプロレスで被災地に注目をしてもらうとか、土地の品物を買うとか、いろんな応援の仕方があると思うので、そういった意識を皆さんに広めて伝えられたら」と思いを語った。
馳知事も、国民の関心が能登半島に向かうきっかけになることを歓迎するとともに、プロレスの歴史が戦後復興に合わせて始まり、時代に反映してつながってきているとし「間違いなく、元気と勇気と前向きな気持ちを与える最高のエンターテインメント」と期待。
「俺と武藤と(佐々木)健介が出たらチケット売れると思うよ」と冗談めかしつつ、「今は出るわけにはいかない。被災地の厳しい状況がありますから、なかなか石川県を離れることはできませんが、数年後に被災地が落ち着いたという認識が広まれば、その時にまた武藤ちゃんとタッグを組んで(参戦したい)」と話していた。
「ALL TOGETHER」はプロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟 United Japan Pro-wrestling(UJPW)」の設立を記念して行われ、新日本プロレス、ノア、大日本、ドラゴンゲート、スターダムの各団体が参戦。「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継される。
2024年05月01日 19:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」を率いるロッシー小川代表(67)が1日、決起集会を開いた。
同団体は4月30日の会見でスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を退団し、参戦を表明していた青野未来、皇希改め天麗皇希(あまれい・こうき)、澄川菜摘改め翔月なつみ、松井珠紗、後藤智香、CHIAKIの入団を発表。翌日、小川氏は元アクトレスの選手やスターダムを退団したジュリア、林下詩美ら所属選手13人の他にスタッフ、練習生を都内の飲食店に招集し決起集会を行った。
小川代表から指名されたビクトリア弓月が音頭を取り乾杯。和気あいあいとした雰囲気で各選手が交流を深めた。小川代表は「今まで元スターダム、元アクトレスとか元○○の集まりで、練習はしているけれど、知らない部分もあったと思うので、今回こういった会を開きました。これを第一歩としてそれぞれが知り合っていけばいい試合につながると思う。また節目節目で開催できたらいいなと思いますね」と笑顔を見せた。
会の途中では、この日誕生日を迎えた小川代表に選手からお祝いのケーキが贈られる場面も。小川代表は「みんなに祝ってもらえてうれしかったですよ」と語り「私自身も初めて面と向かって話をする選手もいたので、それぞれの素顔が垣間見えて少しずつ人となりがわかりました。これからこの材料をどう料理しようか。ワクワクしてますね」と胸を躍らせていた。
2024年05月01日 18:24
WWEで米プロフットボールNFLの超スーパースターが、まさかの介入を果たし、話題を集めている。
2024年05月01日 17:00
女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドとなつぽいが、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(6日、東京・日本武道館)に向けて異例の合同特訓を敢行した。
ハイスピード王座の戴冠歴があり、スピーディーな攻防を得意とする2人は同大会でAZM&天咲光由と激突する。4月27日横浜大会で極悪ユニット「大江戸隊」を追放され、失意のキッドはなつぽいに呼び出され、しぶしぶ都内の道場に現れた。
当然「今日、全然練習する気分じゃないんだけど。何なの?」と気分が晴れない様子。するとキッドのTシャツを着用したなつぽいは「ほら口角上げて! 今日はキッちゃんに言われてたタッグ名、考えてきたの。前に(雑誌)月刊ブシロードで『スターダムの中で彼女にするなら誰がいい?』っていう質問に、私たちお互いの名前を挙げてたの。だからうちらはチーム両思い! あとね、キッちゃんにプレゼントがある」と一方的に話し、なつぽいTシャツをプレゼントした。
難色を示しながらも着替えた黒虎は、今度はウオーミングアップとして四股を提案される。これまた嫌がりながら四股を踏み始めると、次第にやる気が出てきたのか、ノリノリになった。その後、ロープワークで体をほぐした2人は合体技を考えることに。「側転しようよ!」と言うなつぽいに、キッドは「何でそんなにノープランなの? 人任せじゃん」と文句を言いながら次々と合体技を編み出した。
1つ目は2人で同時にロンダートを決め相手を翻ろうし、ダブルのドロップキックを決める連係技だ。さらにキッドのその場跳びムーンサルトと、なつぽいのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を変型させた「その場フェアリアル」(側転からのボディープレス)を2人が同時に仕掛ける連係も考案した。
これで勢いづいたキッドは「やれるかはわからないけど、お互いの技を進化させるのはどう?」と主張。キッドが得意とする不知火を派生させ、コーナーを駆け上がるようになつぽいの足裏を踏み台にして炸裂させる変型不知火を開発した。さらになつぽいが武器とするスープレックスホールドを進化させ、互いの手をつないだ状態で決める合体スープレックスまで編み出した。
4種類の合体技を完成させると、なつぽいは「完璧じゃん! うちら、やっぱり合うね!」と大はしゃぎ。キッドも「意味もなく組まれたカードだったから嫌だったけど。今日、練習に誘ってくれて5・6に向けて気分は戻ってきたかな…」と少しだけ笑顔を見せた。
同大会では女子唯一の試合を任されている。最後にキッドが「SLK(キッド)ファンも楽しみにしてると思う。この連係を決めつつ、入場もいい感じに決めたいね」と呼びかけるや、なつぽいも「そうだね! 5・6みんな楽しみにしててね!」。注目のタッグチームになりそうだ。
2024年05月01日 16:47
「邪道」大仁田厚(66)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。FMW時代の“聖地”川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)への熱い思いを明かした。
この日、同スタジアム管理事務所を訪れた熱烈なファンがSNSにアップした93年5月5日、同所で「兄貴分」テリー・ファンクさんと史上初の「ノーロープ有刺鉄線電流爆破大型時限爆弾デスマッチ」を敢行した際の対戦カード表の写真を貼り付けた大仁田。
「川崎には俺たちの歴史が刻まれている」と書き出すと、「最初に川崎に進出した時のことだ サンボ浅子選手が『川崎球場の駐車場』ですか…と言うように無謀な賭けのように思われた」と回顧。
「新日が横浜アリーナ FMWが川崎球場 負けてたまるかインディー魂」と91年9月23日、初めて川崎球場に進出。旗揚げ2年目にして同日開催となった新日本プロレス横浜アリーナ大会の1万8000人を大きく上回る超満員札止めの観客3万3221人を動員した際の思いもまた語っていた。
大仁田はレスラーデビュー50周年を迎えた今年8月に富士通スタジアム川崎でのメモリアル大会をもくろんでいる。
2024年05月01日 12:58
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
清宮は22日の新宿FACE大会でジェイク・リーとの挑戦者決定戦を制しワグナーとのタイトルマッチにたどり着いた。
清宮を迎え撃つワグナーは「海斗と初めて1対1で闘ったのは3年半前の後楽園ホール、その時は彼が僕に勝ちました」と切り出し「あの時の僕はまだNOAHに来て間もない頃でしたあれから数年が経ち僕は変わった。家族のためにも必死で努力を重ねてきました。そしてここ日本でチャンピオンになりました。タッグ王者となりナショナル王者にもなった。今はこうして最高のベルトを持っています」と胸を張った。
そして清宮へ「あなたがどれほど素晴らしい選手なのか知ってます。NOAHを盛り上げている選手なのもわかってます。だけど今この瞬間僕はまだベルトを守らなくてはいけない。あなたはこのベルトを高めてくれただけどワグナーがより高いレベルに上げて行くあなたは最高のライバル、若くて素晴らしい選手。もう何年も一緒に闘っているから知ってます」と称え「でも今は僕の時代。5月4日の両国でもワグナーの時代は続く。三世代目として日本で闘い誰よりも上を行くチャンピオンを目指します。5月4日を楽しみにしています」と防衛を約束した。
会見は「NOAH公式YouTubeチャンネル」などで公開されている。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
※他の参戦選手、対戦カードは当日発表
2024年05月01日 12:56
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
2024年05月01日 08:43
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
会見では、各選手に背番号がつくことが発表。今後、背番号がトレードマークになる。
背番号は以下の通り。
1:ビクトリア弓月
3:林下詩美
7:高橋奈七永
8:桜井麻衣
9:天麗皇希
10:ジュリア
11:風香AP
13:ゼイダ・スティール
17:MIRAI
23:大平ひかる(リングアナ)
24:マイラ・グレース
28:翔月なつみ
31:ホジラ
33:松井珠紗
39:青野未来
51:後藤智香
64:ロッシー小川社長
70:石川奈青
86:鈴木八郎取締役
89:CHIAKI
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。プロレス界で背番号といえば、ジャパンプロレスを退団し1987年に新日本プロレスへUターンした「長州軍団」がジャージーに背番号を付けていたことが思い出される。
昭和時代の人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号も思い起こさせる「背番号」にロッシー氏は「背番号はね、背番号で覚えてもらうっていう。だから、もう今サインにも背番号を書くように言ってるんですよ。『何番は誰々だ』って覚えてもらって、背番号のTシャツが欲しいとか、グッズが欲しいとか。なんか野球はそれが当たり前じゃないですか。野球とは違うんですけど、そういうイメージが付いたらなと思って」と狙いを明かした。
背番号は全員の希望で決まったことを明かし「MIRAIは、17 番だったんです。大谷翔平の。岩手県出身ってことで。まだエースナンバーの18番は空いてますよ?(笑)」と告白していた。
また、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦の全カードを今月5日に発表することを明言。ロッシー氏は「もう全部できてます。我々も含めてプロレスファンもそうですが、アクトレスガールズはあまり見たこと無いと思うんですよね。だから、新しいスターが誕生するのかどうかっていうのも 1つの楽しみじゃないですか?何の予備知識も少ないんで」と話した。記者からは「さらなる隠し玉はあるでしょうか?」と聞かれ「ロッシー「いや、それで行きますよ。……今、何人だ?あぁ、また今後も参戦に名乗りを上げる選手も出るかもしれないんでなんとも言えないですけど」と煙幕を張った。
2024年05月01日 07:39
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。風香APは、入団の経緯を「アクトレスで限界を感じていたりとか、プロレスラーになりたいと悩んでいた選手から相談があって。そのタイミングで小川さんの新団体はスターダムから来た5人しかいないっていうのを聞いて、ちょっとビビビッと来たところがあって相談させていただいて。小川さんの方からは、簡単に『来たら?』という話ではなくて、本当にアクトレスにとって良いような提案もしてくださったので、それを持ってアクトレスガールズに相談に行こうと思ったところ……ちょっと話し合いが決裂してしまって。それで、もう完全にこっちの所属になった感じです」と打ち明け、アクトレスの坂口敬二代表と話し合ったことも明かした。
この発言を受けたロッシー氏は「私も実はこの前の会見の後に(坂口代表と)会って話をしているんですよ。とりあえず穏便に話は進みまして。その結果とかも報告できればなと思っています」と話した。記者からは「いわゆる“引き抜き”では無かったと」と聞かれ、風香APは「全然そういう感じではなくて。どこまで言って良いのかアレなんですけど、小川さんはアクトレスにいたままダブル所属という形で『プロレスをこっちで預かっていいんじゃない?』というみんなが良くなる提案をしてくださったので、その相談をしに行きたかったんですけど、その段階で『今の体制のままではやっていけないです』と言ったところで、『じゃあ解散や!』という話になって話ができなくなってしまって。その後私も冷静に話す機会があったので、今はもうわだかまりも無いんですけど、あの時点ではお互いどうすることもできなかったなと思うので。いろんな憶測もあるけど、多分真実はそれとは全然違うところにあるし、私も悩んだけど、選手はもっともっと苦しんでいたと思うので。もしかしたら今後いろんなことが表に出るかも知れないけど、それまでは憶測で誹謗中傷をしないで待って
てほしいなと思います」と打ち明けていた。
また記者からは「アクトレスガールズでは、あらかじめ決めている試合展開をリハーサルをしたものをエンタメとして見せて来ました。それは通常のプロレスとはまた違った技術が問われていたのでしょうか」と聞かれた風香APは「女子プロレスって闘いなのでアドリブの部分があると思うんですけど、その部分をなくして、本当に全部台本で決めてプロレスみたいなことをやっていて。だから、全然違うかって言ったら、技とかも同じだし、ロープワークも同じ、受け身も同じなので全然違うわけではないです。けど、相手がなにするかわからない緊張感っていうのは今まで味わったことがないと思うので、そこはこれから順応するのが難しいのかなと思うけど、全然別物ではなかったと思うので」と告白し「プロレス」への適応を「楽しみです!」と期待していた。
2024年05月01日 07:19
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
続けてロッシー氏から各選手へ団体のジャージーが贈呈された。会見で青野は「私が輝くためにここに来ました。リングの上で認めてもらえるように頑張りたいと思います。マリーゴールドの象徴になれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
翔月も「私は本気でプロレスに向き合ってきたからこそ、大きな決断をここでしました。あとはリングで見てもらうしか無いと思っているので、今できることを精一杯して旗揚げ戦に挑みたいと思っています」と明かし、松井は「私はこのマリーゴールドで最高のプロレスラーになります!」と決意。天麗は「私が一番に、ここでトップになります」と意気込み後藤も「旗揚げ戦で必ずいい試合を見せます」と掲げCHIAKIは「21世紀最強のプロレスラーを目指して頑張りたいと思います!パッション!」と燃えていた。
マリーゴールドは今月20日に後楽園ホールで旗揚げ戦を行う。前売りチケットは完売状態でファンの期待と注目が高まっている。