2024年04月19日 07:00
◆ “アイブラック兄弟"が活躍! 阪神が巨人に逆転勝ち。今シーズン初のサヨナラ勝ちで延長戦を制した。先発した西勇輝は2回に1点を失ったものの、8回まで投げ切り文句なしのHQSを達成。巨人先発の菅野智之の前に沈黙していた打線も、8回に森下翔太のタイムリーで試合を振り出しに戻すことに成功。さらに延長10回には、巨人の守護神・大勢から連打と故意四球で無死満塁のチャンスを作ると、5番の佐藤輝明がライト前にサヨナラヒットを運び、熱戦に終止符を打った。 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「まずこの森下が同点タイムリー打っているんですけども、大事なところで1本出てるような気がするんですよ」と勝負強さに注目すると、解説の仁志敏久氏も「ランナーを置いての思い切ったバッティングが非常に光ってますね」と同意。 もう一人の解説者・齊藤明雄氏も「やはりチャンスが来た時に、しっかり自分のバッティング、スイングができてると思うんです。だからその分いい結果が出てるんじゃないかなっていう感じはしますね」と分析した。 さらに「最後は佐藤輝明が決めましたし、ヤクルト戦でもホームランで決めたりしてるんですけど、佐藤も大山もまだ1割台。今日森下が2割に乗ったぐらいで、クリーンナップは確かに苦しんでるんですけど…」と野村氏が打率の低さに言及すると、仁志氏も「そうなんですよね。森下もそうですけれども」と同意。 しかし「ここでっていうところで打ってくれるので、外すに外せない選手なんです。 どこで大事な1本が出るかっていうのは、もちろん誰もわからないですけども、でもこういう時、頼むぞっていう時になんとかしてくれるバッターですよね」とコメントすると、齊藤氏は「岡田監督が4番の大山、3番・森下との5番・佐藤は動かさないで、お前らが任せてるぞっていう感じで試合に送ってるのかなと。その結果、打てない時もあるけど、こうやってサヨナラを打って、期待通りの働きをしてくれてるんじゃないかなっていう感じはしますけどね」と指揮官の信頼も鍵を握っているとした。 “アイブラック兄弟"が全打点を叩き出す活躍で勝利した阪神。持ち味の思い切りの良さと勝負強さは、今年も他球団にとって脅威となりそうだ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月02日 06:00
ヤクルト4―0巨人(セ・リーグ=1日)――ヤクルトが今季初の3連勝。
一回にオスナの3ランで主導権を握り、先発の吉村が7回無失点と好投。巨人は八、九回の好機を生かせず、初の同一カード3連敗。
◇
9連戦の勝ち越しがかかる一戦だった巨人。試合の流れをプレーボールからわずか数分のうちに失った。先発の赤星が捕まった。
一回、先頭の西川は初球、丸山和は2球目と、いずれも早いカウントから連打された。無死一、二塁。3番オスナには、フルカウントから投じたカーブが高めに浮き、左翼席に運ばれた。
三回には村上にソロを許し、5回4失点で降板。普段はあまり表情を変えない赤星も、「先頭から100%でいったつもりだったけど、安打を打たれてしまった。(一回の)本塁打の場面はフルカウントにする前に何とか抑えたかった」と目を赤くした。
前回登板した4月24日の中日戦でも一回に2ランを浴び、「立ち上がりを大事にいきたい。(ヤクルトは)本塁打もあるし、連打でつなぐこともできる」と強力打線を警戒していた。それでも、2試合続けて出はなをくじかれた。
赤星は昨季も試合の入りに苦しんだ。イニング別で見ると、一回の被打率は3割5分3厘と高く、7失点は最多だった。勝利を呼び込むために、乗り越えなければいけない壁だ。赤星は「しっかり反省して次に生かしたい」と語った。
9連戦は4勝5敗。他の先発陣が踏ん張って試合を作った収穫もある。阿部監督は「一つ負け越しちゃったけど、全部が全部、悪い試合ばかりじゃなかった」と前を向いた。どんな名投手にとっても、立ち上がりは難しい。悲観せず、今一度、足元を見つめたい。
(井上雄太)
2024年05月02日 05:00
「西武3−1日本ハム」(1日、ベルーナドーム)
日本ハムは粘り強く戦ったが、今季初のサヨナラ負け。連勝は2で止まった。劇的な幕切れでの1敗となったが、新庄監督は「サヨナラ負けって意外に切り替えられるんですよ」と表情は明るかった。
しびれる場面で大胆起用だった。同点の九回、昨年2月の右膝前十字靱帯断裂から復活し、移籍後初登板となった斎藤をマウンドに送った。ただ、2死二塁から若林に、この日2本目となる一発を浴び、試合が終わった。指揮官は「今日は若林君ですよ。斎藤君は苦しいリハビリをクリアして、投げられたことをおめでとうと言いたい」と右腕を責めることはなかった。
5月は悔しい敗戦スタートとなったが、下を向くことはない。「明日からもう一回粘り強い戦いをして、1点差を勝ち取る試合をしたい」と力強く話し、球場を後にした。
2024年05月02日 05:00
「築地地区まちづくり事業」の事業予定者決定に関する記者会見が1日、都内で行われ、読売新聞グループ本社代表取締役社長である巨人・山口寿一オーナー(67)らが出席した。
旧築地市場(中央区)の跡地に建設されるマルチスタジアムは約5万人収容の屋内全天候型施設(開閉式ではなく人工芝)。巨人の現在の本拠地・東京ドームは1988年の開場から、今年で36年であり老朽化が進むが、山口オーナーは「巨人軍の本拠地移転を前提に検討してきたものではない」と説明。ただ「魅力あるスタジアムは当然、使ってみたいという気持ちはあります」と本音とも受け取れる発言をした。
新スタジアムなどの施設は2032年度の竣工を予定。巨人は2034年に球団創設100周年を迎える。今後の動向に注目が集まりそうだ。
2024年05月02日 05:00
「巨人0−4ヤクルト」(1日、東京ドーム)
巨人は投打の歯車がかみ合わず完敗した。
2024年05月02日 05:00
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
七回から出場したロッテ・安田が逆転の適時打を放ち、勝利を決めた。
1−2の九回1死満塁で出番は巡ってきた。相手守護神・平野佳にカウント2−2と追い込まれながらも、「割り切って打席に立った」と、143キロの直球を逆転の左越え2点適時二塁打に。塁上で何度も拳を握り喜びを爆発させた。「もっとアピールして自分の居場所をつかみたい」と話した。
2024年05月02日 05:00
「オリックス3−6ロッテ」(1日、ほっともっとフィールド神戸)
勝利まであと3アウト。日本通算250セーブまであと1と迫っていたオリックス守護神・平野佳を投入したが、目を背けたくなるような光景が広がってしまった。守乱からの逆転負け。3連敗となった。
2点リードの九回。先頭の小川を二ゴロに打ち取ったと思われたが、この回から守備に入った安達がファンブル。失策で出塁し、角中、石川慎の連打で1点を返される。
なおも無死一、二塁でポランコを二ゴロに仕留めたが、ここでも安達が失策。その後安田に逆転2点適時打が飛び出した。なお2死満塁からも安達は失策して、1イニング3失策。パ・リーグの二塁手ではワースト記録の出来事だった。
上空から雨が降り注ぐ悪天候の中のプレーでもあったが、中嶋監督は「それはお互い様の話なので。ミスがあっても抑えてきたピッチャーですしね。攻める必要はないかもしれないですけど、(今日は)それができなかったという形じゃないでしょうか」と言及。まさかの敗戦となったが、切り替えて戦うしかない。
2024年05月02日 05:00
4月30日から2軍に合流している阪神・青柳晃洋投手(30)が1日、ウエスタン・くふうハヤテ戦(甲子園)に短いイニングで調整登板することが分かった。4日か5日のいずれかに投げる。4月19日の中日戦(甲子園)で今季初勝利を挙げたが、同26日のヤクルト戦では3回1/3を7安打5失点。登板間隔が空くこともあり、27日に出場選手登録を抹消された。
この日は「いつもの調整」とブルペンでは約40球を投げ「球自体はずっといいですし、状態的には問題ない」と順調。持ち球のスライダーを確認するため志願した登板は「最近曲がりが大きくてちょっと無意味な球になってたので。いつもと違う感覚だったので合わすために」と意図を話した。時間を有意義に使い、入念に準備を進める。
2024年05月02日 05:00
阪神・門別啓人投手(19)が1日、今季初先発予定の3日・巨人戦(東京ド)に向けて、マツダスタジアムのブルペンに入って調整した。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
勢いを途切れさせたくなかった。4番の先制打。チームに流れを呼び込む先制点を阪神・大山のバットがたたき出した。4時間36分の死闘の軍配はどちらにも上がらず。勝利はつかめなかったが、粘り、執念を体現した。
「次の1点を取りきれなかったのが、こういう試合になったと思う。追加点を取っていけるように。その辺はしっかり考えながらやっていきたいですし。負けなかったのは大きいですけど、やっぱり勝ちにいってるので、勝ちにいけるように頑張ります」
いきなりのチャンスは初回だ。先頭の近本が右前打で出塁。その後、2死二塁の好機で打席が巡ってきた。「とにかく先制点が欲しいと思っていました」。カウント2−2から大瀬良が投じた外角カットボールに反応。鋭い打球は左前に弾む先制の適時打となった。試合前まで今季、大山が打点を挙げた試合は7連勝中。勝てなかったものの、結果的に無傷は継続となる一振りだった。
チームは4月を終えた時点で、15勝9敗3分けの首位と好発進。一方、個人としては思うような成績を残せていない。4月19日の中日戦で75打席目に待望の今季1号をマーク。翌20日の同戦では2試合連続の3安打を記録するなど、徐々に状態も上がってきた。
個人の成績よりもチームの勝利を求める4番。もちろん、自らが打てば勝機を高めることも十分承知だ。雨天中止となった今カード初戦の4月29日の試合前練習では、室内練習場で主力メンバーが引き揚げる中、黙々と最後まで打ち込んだ。
勝利へ向けて懸命に仕事を果たした。先頭で打席を迎えた同点の九回には、全力疾走で奪う内野安打で出塁。2試合ぶりのマルチ安打でチャンスメークした。さらに、延長十一回には1死一塁から四球を選んだ。得点には結びつかなかったが、好機を広げた。
シーズンはまだまだ序盤。負けなかったことが、最終的に大きな意味を持つかもしれない。球団史上初の連覇へ向けて。一丸となり前進するだけだ。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
苦しみながらも、5月初戦は4時間36分の激闘の末、ドロー決着となった。阪神・岡田彰布監督(66)は七回の失点につながる四球に苦言を呈したものの、結果として今季の延長戦負けなしは継続。これで2位・巨人とは3ゲーム差となっただけでなく、セ界の貯金を独り占め。2日の移動日を挟み、3日からは敵地での巨人3連戦に挑む。
中堅前方に舞い上がった飛球を近本が滑り込みながらグラブに収めた。延長十二回を戦い抜き、4時間36分に及んだ熱戦は今季4度目の引き分けに終わった。今季6度目の延長戦でいまだ負けなしで貯金6をキープ。ただ、岡田監督に満足感はみじんもなかった。
「リリーフ粘ってないやんか。フォアボール2つも出して。あそこだけや。引き分け言うても追い付かれてるからな。あっこのフォアボール2つやろ。結局、加治屋の」
岡田監督がやり玉に挙げたのは1点リードで迎えた七回だ。3番手で登板した加治屋は先頭の菊池を簡単に打ち取ったが、続く野間、堂林に連続四球を与えた。1死一、二塁となったところで指揮官はたまらず桐敷を投入。切り札の“スペードのエース”は小園にカウント3−1から投じた149キロの直球を左前に運ばれ、同点とされた。
桐敷は同点の八回もマウンドに上がり、三者凡退で切り抜けたが、今季初のイニングまたぎとなる思わぬ誤算。虎将は「だからフォアボール2つ出すからやん、そんなの。最初から2イニングいかすつもりないよ」と渋い表情で振り返った。
5月初戦は鮮やかな速攻劇から幕を開けた。初回に先頭の近本が出塁し、2死二塁から大山の左前適時打で先制。二回には先頭のノイジーが来日初の5打席連続安打で出ると、1死一、二塁で木浪の左前適時打で追加点を奪い、試合の主導権を握ったかに見えたが、延長戦では決め手を欠いた。十一回は先頭の中野が四球で出塁し、1死から大山も四球を選んだ。勝ち越しの絶好機だったが、ノイジーが痛恨の併殺に倒れた。
先発の伊藤将が1失点でしのいだことには「そら(1点で)済んでるほうよ、あれは」と振り返ったほど。終盤の、何よりも嫌う余分な四球がドロー決着につながった形だが、2位・巨人と3位・中日が敗れたため、セ・リーグで貯金を保持するのは阪神だけとなった。貯金の独り占めは2019年3月30日以来で、5月以降では15年7月6日以来のこと。移動日を挟み、3日から敵地で巨人3連戦。連覇を勝ち取るために、細部にまで“岡田野球”を徹底していく。
◆セ界の貯金独り占め 巨人と中日が敗れたため、セ・リーグで貯金を有する球団は阪神のみとなった。阪神の貯金独り占めは、最近では2019年3月30日。5月以降では15年7月6日以来。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
阪神は敵地で引き分け。貯金6をキープした。巨人と中日が敗れたことでセ・リーグの貯金独占となった。初回に大山、二回に木浪が適時打。七回に加治屋の2四球がきっかけで同点とされたが、リリーフ陣がリードを許さなかった。岡田監督は「漆原はランナー出したけど一番、安定して抑えとる」と称賛した。岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−引き分けに持ち込んだ。
「追いつかれてるからな。四球2つやろ。結局、加治屋の」
−審判の判定も辛かった。
「そらわかれへんよ。そんなのは」
−漆原、浜地はこういう展開は初めて。
「漆原なんかランナー出したけどな。一番、安定して抑えとる」
−今後はいい場面でも。
「そら当然やわな」
−最後は近本もよく捕った。
「前進守備やから、打った瞬間センターフライ思ったけどな」
−時間を使ってベンチから細かく指示も。
「余裕がないんやろな、サインが分からへんいうのはな。バッターを抑えるだけじゃないからの。いろんなことをチームとしてやらなあかんことがあるわけやから」
−伊藤将は粘った。
「球数も5回で100いくと思ったら、やっぱりいったよなあ」
−よく1点で。
「そら(1点で)済んでるほうよ、あれは。もうないやろ(笑)。(試合が)長くて。明日試合ないからええけど」
2024年05月02日 05:00
昨年6月に受けた「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」からの完全復活を目指す阪神の高橋遥人投手(28)が1日、3日から行われるウエスタン・くふうハヤテ戦での甲子園3連戦に登板する見込みとなった。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
猛虎が誇るリードオフマンらしく、プレーボール直後に電光石火で先制劇をお膳立てした。阪神・近本が初回、大瀬良の初球145キロ直球を右前にはじき返して出塁すると、1死からリーグ単独トップとなる今季5個目の盗塁をマーク。「なかなかスタート切れないので、勇気だけだと思ってるので」と快足を生かしてチャンスメークすると、4番の一撃で先制のホームを踏んだ。
守備では延長十二回2死二塁。中前に落ちそうな坂倉の打球をスライディングで好捕して、ゲームセットを迎えた。ドローを決定づけたビッグプレーに「バットの先で、カーブで、(打球が)ああいう変化になると思ってなかったので、自分でもビックリしてます」。走攻守でらしさを発揮して、チームに黒星をつけることはなかった。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
内角球に腕をたたみながら、華麗に安打ゾーンへ打球を運んだ。阪神・木浪が貴重な適時打。「いいところに落ちてくれました」。2試合連続での先発起用に応え、4月24日・DeNA戦以来のタイムリー。ドロー決着だっただけに、この一打には価値があった。
1点リードの二回1死一、二塁。大瀬良の直球に詰まりながらも、白球は左翼線にポトリと落ちた。「1点じゃなくて、2点ってところが大きかったと思う」。相手右腕の立ち上がりを攻め、流れを呼び寄せた。
ただ、守備では痛いミスもあった。五回先頭の代打・宇草のゴロを失策。手前でイレギュラーしたのもあったが、反撃のきっかけを与えてしまった。同26日のヤクルト戦では3失策を犯したばかり。守備では悔いが残ってしまった。
それでも、チームは引き分け。延長十二回2死からは左前打で同19日・中日戦以来のマルチ安打も記録した。「監督も言うように負けないことが大事だと思う。こういう試合で負けなかったのが一番良かった」。4月の悔しさをバネにして、5月は攻守で躍動する。
2024年05月02日 05:00
「広島2−2阪神」(1日、マツダスタジアム)
阪神は延長12回の末、今季4度目のドローに終わったが、セ界の貯金を独り占めにした。デイリースポーツ評論家の西山秀二氏は「ドローの中でもタイガースのすごみを感じる試合だった」と評した。
◇ ◇
ドローの中でもタイガースのすごみを感じる試合だった。岩崎とゲラのダブル守護神を中心としたリリーフ陣は、やはり盤石だといえる。中盤から終盤にかけて、いつ流れを持っていかれても不思議ではない展開の中、引き分けまで持ち込める投手力を改めて示したゲームとなった。
ビジターゲームで表の攻撃。それでも同点で迎えた九回にゲラを投入できるリリーフ陣の厚さがある。一方の岩崎は秋山や菊地といった好打者が回る延長十一回に。力のないチームなら負けていただろう。2人を中心に構成されたリリーフ陣があるからこそ2点でしのげた。価値のある引き分けだったと言っていい。
先発・伊藤将はプレーボールから切羽詰まったような投球に映った。まず顕著だったのは初回の1番・秋山に対して。初球から外角の際どいコースを突く投球を続けた。
最初から厳しく攻めてカウントを作っていくと、次第に相手打者の目は慣れて勝負球を甘く感じるものだ。実際、この日は相手打者を追い込んでからファウルで粘られる場面が目立った。
その一方で三回2死満塁での小園には、今後も参考として良い攻め方。内寄りのツーシームから入り最後は低目のカットボールで二ゴロに打ち取った。伊藤将は制球の良い投手。高低を意識させてゴロを打たせる『らしさ』の出た場面だった。