©sports-topics.net 2024
2024年04月19日 09:53
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72) 古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの1アンダー、71で18位で発進した。首位とは5打差。開始の10番で3メートル強を沈め、バーディー発進した。12番で2メートルのパーパットが外れボギーも、15番で1・5メートルのバーディー。後半はイーブンで71とまずまずの初日となった。 プレー後はWOWOWのインタビューに答え、「今日は落ち着いたゴルフができた。うまくショットがついたところで、バーディーが取れた。前半はバーディーチャンスが多かった」と振り返った。 グリーンも硬くなる状況に、クラブや風のジャッジに関しては「今日は間のクラブが多かったので、そこのジャッジが難しかった。後半あまりピタっと寄せられなかった。(風が)吹いたりやんだりしていたので、そこ(の判断)は難しかった」と話した。後半組でスタートする第2日へ「うまく集中しながらスコアを伸ばせたら」と見据えた。 今季はトップ10に4度入り、ツアーでポイントランク3位と好調。世界ランクでは畑岡奈紗(18位)に続く、日本勢2番手の22位で、パリ五輪出場圏内にいる。「今年の目標はまず五輪出場というのがある。それに向けてもすごく大事なメジャーの1つ」。こう意気込んでいた古江が上位を狙っていく。
2024年05月02日 09:52
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第1日(2日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝した桂川有人(国際スポーツ振興協会)、2010年大会最終日で58をマークして優勝した32歳の石川遼(CASIO)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦している22歳の杉浦悠太(フリー)の注目組が前半の9ホールを終了した。
10番からスタートし、石川が12番パー4で、杉浦が13番パー3で、桂川が14番パー4で、それぞれバーディーを先行させた。
石川は難しい18番パー4でもバーディーを奪い、前半を2アンダーで折り返した。石川らの組がハーフターンした時点で、首位と1打差の2位と好スタートを切った。
杉浦は前半1アンダーで5位。桂川は18番でボギーをたたき、前半をイーブンパーで13位で折り返した。
首位は5ホール消化時点で3アンダーまで伸ばした小木曽喬(フロンティアの介護)。
今大会の賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円。1960年に第1回大会が行われた伝統のトーナメントは、今年も名古屋で最も格式が高いとされているコースで争われている。
2024年05月02日 09:00
ゴルフウエアは機能性だけではなく、ファッションとして楽しみたい方も多いのではないでしょうか。スイング良し・スコア良し・オシャレに決められる自分良し!と気分も上がります。
今回は、「パーリーゲイツ」から登場したゴルフウエアを紹介しましょう。 PGG ダンボール千鳥 フルジップブルゾン ●素材/ポリエステル100%●サイズ/4、5、6 ●価格/4 万8400 円
今年で35年目を迎える老舗ゴルフウエアブランド、パーリーゲイツ。多くの支持を集める同ブランドが2020年に発表したコレクションがPGGだ。ゴルフなどのスポーツシーンだけでなく、タウンユースにも映えるアイテムを多数展開している。
そんなPGGの今シーズンのテーマは"DIAMOND"。モノトーンを基調にしたモダンなラインナップで、今月紹介するのは、今シーズンを象徴するダイヤモンドパターンを全面にプリントしたブルゾン。リフレクター(反射材)のライン使いがスポーティーな印象を与える一方で、生地の組織を千鳥格子にすることで、立体感を生み、高級感を出している。
素材には高伸縮機能糸・TEXBRIDを採用。ストレッチ性が高く、軽量でしわになりにくいため、スポーツウエアとしての性能も申し分ない。さまざまなアイテムとの組み合わせで春まで使える汎用性の高いウエアだ。
いかがでしたか? ファッション性や機能性を備えた、パーリーゲイツのゴルフウエアを手に取ってみてください!
問 PGG ☎ 03-5771-9070
2024年05月02日 07:00
ゴルフはスポーツのなかでも、とくに意図した動きができないといわれる。
その原因が「細胞や脳に関係する」とわかり、自身も素早く100切りを達成した研究結果をレポート。
レベルアップを目指すゴルファーに新しい上達のヒントをもたらす!
※「MOS」とは「memory of the senses」の略で、距離感やフェースの状態などを具体的な感覚量として“小脳で記憶”すること。高い再現性を得ようという新しい理論 フェースの方向に球が飛び出すのは本当か? 9種類の弾道分類の真価が発揮されるのは、恐らく、なぜ意図しない結果になってしまったのか見当がつかないビギナーだろう。しかし、結果を見てスイングを部分修正しても本当の解決にはならない。必要なのは絶対に狙ったところに打つという意思とインバースキネマティックスによる正しいフェースコントロールだ。
話が複雑になるため詳しい説明は避けていましたが、出球の方向はフェース方向であるという話をしてきました。しかし、実際はフェースをターゲット方向に向けてインテンショナルスライスを打ったときは、出球方向はやや左に出て右に戻ってくる弾道になります。では、フェースの方向に打ち出されるのは間違っているのかというと、物理法則としてフェースの法線方向に垂直に打ち出されるのは間違いではないのですが、フェースがスライドしているとこのような現象が起こります。
よくある物理の例えになぞらえて、鉄橋の上を走る列車からボールを落としたときのことを考えてみましょう。落した当人から見ればボールは真下に落ちているように見えますが、ボールも列車に乗っているので鉄橋の脇から見ている観察者からは、ボールには横方向移動が加わり放物線を描くように落下して見えるはずです(イラスト/放物線)。
これはゴルフのインパクトでもまったく一緒で、真うしろから打った場合以外は、なにかしらの横方向のスライドが入り、短時間とはいえボールは潰され変形し、フェース面に留まり横移動が与えらます。このときスライドの速度と量に依存して、スライドした向きに斜めに打ち出されることになるのです。
当然、このようなスライドによる出球のかたよりは、テニスのトップスピンやスライス(逆回転)を打つ際にも生じていて、たとえばトップスピンでは、上方スライドの影響で持ち上げられて弾道が意図したものより高くなるのですが、これを考慮してフェースの仰角をわずかに抑えることをほぼ無意識で行なって、求める弾道を打っています。こういった経験に基づいた無意識の出球方向の調整は、自然に行なわれているものなので、打っている当人は「ボールはフェースの方向に打ち出されている」と考えているところはあると思います。 新飛球法則によって やっと正された挙動解釈
さて、テニスのそれとは異なり、ゴルフではボールはスイング軌道方向に打ち出されるものだとされていて、レッスン本などでイラストのような図を1度は目にしたことがあると思います。ゴルフの弾道は「プル・ストレート・プッシュ」の3種類、出球方向はそれぞれの弾道に対して「フック・ストレート・スライス」の3種類、計9パターンがあるとされ、9弾道法則(9 Ball Flight Laws)と呼ばれています。
ここでの弾道法則というのは「ボールはスイング軌道の方向に打ち出されるものである」。そして「ボールの曲がりはフェースの向きによって決まる(フェースの方向には打ち出されない)」となっています。前号で触れた一般的なインテンショナルスライスもこれを前提としていて、ターゲットの左方向にスタンスを向け、フェースだけをターゲットに向けることで、スタンス方向に打ち出されたボールにスライスがかかり、曲がって戻ってくるとされています。ところが、ハイスピードカメラや計測機器の進歩によってフェースとボールの挙動があきらかになり、最近になって9弾道法則が完全否定されるようになりました。スイング軌道方向にボールが打ち出されるというのは、じつは正しくなく、ボールはフェースの法線方向に打ち出されていたのです。そこで修正を加えて登場するのが新飛球法則(New Ball Flight Laws)なる ものです。9つの弾道パターンはそのままですが、基本法則が見直されていて「球はフェースの方向に打ち出される」「球の曲りはフェースの向きとクラブ軌道の角度差で決まる」という基本原理が適用されます。
そもそも9弾道法則は、フェースがコントロールできないビギナーのための指針という印象なのであまり興味はなかったのですが、新飛球法則になると本連載で繰り返し説明してきたインパクトの三要素「フェースの方向にボールは打ち出される」「スライド方向とスライド量でスピン方向と強度が決まる」と同じことをいっているのがわかりました。ただ「スピンはフェースの向きとクラブ軌道の角度差で決まる」という部分は観念的でわかりにくいので、やはり「スピンはスライド方向、スライド量で決まる」と言い換えたほうがシンプルで理解しやすいと思います。なお、巷ではこの新飛球法則が出てきたことで、これまでの前提が変わりゴルフレッスンに大きな影響を与えるという人もいますが、新飛球法則が示していることはテニスでは常識であり、私にとっては何を今さら、というところはあります。しかし、これを機にまかりとおってきた机上論が一気に訂正され、ゴルフの理論や上達法がさらに洗練されたのは、非常にプラスになったと思います。
さて、今回はインテンショナルスライスでは飛球線より左側に、インテンショナルフックで飛球線の右側に実際は打ち出されていることを確認しました。スポーツ、ゴルフも物理学ではあるので、正しい挙動の理解というのは極めて重要なのです。
いかがでしたか?ぜひサンドラー博士の解説を参考に、クラブとボールの挙動を理解しゴルフの上達に繋げてみてください。
イラスト・文 = サンドラー博士
●ゴルフ好きの研究者 。ゴルフの専門家ではないが、ゴルフ理論は「教える側」という「外側からの視点で組み立てられているから難しい」ということに気づいてからは、「それをどう解決するか」の研究に没頭。出た答えを多くのアマチュアに伝えたく、毎月レポートする。
2024年05月02日 06:10
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2021年覇者の西村優菜(23)=スターツ=が、プロアマ戦で憧れの宮里藍さん(38)との人生初ラウンドをかなえた。
2024年05月02日 06:00
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップは2日から4日間、茨城・茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で行われる。1日は出場選手がプロアマ戦などで最終調整。大詰めの今夏パリ五輪代表争いの場ともなる大会で、通算8勝の米ツアー3年目・古江彩佳(23)=富士通=が、自身初となる五輪出場への足がかりにする決意を示した。
パリ五輪の女子の日本代表枠は現状「2」だ。古江は今大会でライバルたちとの激しい代表争いに挑む。
4月29日時点の世界ランクで五輪代表圏内の日本勢2番手の23位。獲得ポイントの大きい国内のメジャーは稼ぎ時だ。今大会でつばぜり合いの相手になるのが、28位の4番手で2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=になる。しかも山下とは予選2日間で同組。「ライバルより上にいくことで差もついていく」と“直接対決”に闘志をたぎらせた。
今季初の日本ツアーだ。当然、ビッグタイトル獲得にも燃える。帰国は4月30日の午前5時頃。そのままコースへ向かい、18ホールの練習ラウンドに臨み、この日は雨の中でプロアマ戦を回った。時差ボケや疲労の色も見せず、ラウンド中は笑顔。「楽しみながら自分のゴルフができるように集中して、優勝を目指したいので」と説明した。
21年東京五輪の代表争いは畑岡奈紗が1番手で代表入り。残る1枠の争いで古江は2番手につけていたが、直前で稲見萌寧に逆転されて落選。世界ランクで稲見が27位で古江が29位と僅差(きんさ)だった。その稲見は日本人初の銀メダル。悔し涙を流しただけに、五輪への思いは人一倍強い。古江は「本当に出たいと思っている。優勝すればジャンプアップもできる。(代表決定の)6月(24日)までに優勝を1つでもしたい」と意気込んだ。
主戦場の米ツアーでは今季全10試合に出場。3位が最高で4度のトップ10入りをし、米ツアーのポイントランクも日本人最上位の6位。「パターで苦しんでいる」と言うが「ストロークができていなかったりするので、しっかり打っていきたい」と恐れはない。
サロンパスカップは21年以来の出場でコースは前回と同じ東Cだ。「今年もハヤカタ(速くて硬い)グリーンかなと思う。マネジメントを使ってパーセーブしていきたい」と古江。花の都パリにグッと近づく大会にしてみせる。
(富張 萌黄)
◆女子ゴルフのパリ五輪への道 6月24日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉同ランク15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。大会は8月7日から4日間、フランス「ル・ゴルフナショナル」で72ホールストロークプレーの個人戦で争う。21年東京五輪は畑岡奈紗と稲見萌寧が出場し、稲見が日本初のメダル獲得となる銀、畑岡が9位だった。
◆古江 彩佳(ふるえ・あやか)2000年5月27日、神戸市生まれ。23歳。兵庫・滝川二高を卒業後、19年10月の富士通レディースでツアー7人目のアマチュア優勝を果たしてプロ転向。日本ツアー通算8勝。20―21年統合シーズンの賞金ランク2位。米ツアーでは本格参戦1年目の22年7月スコットランド・オープンで1勝。憧れは歌手の浜崎あゆみ。153センチ、54キロ。家族は両親。
2024年05月02日 06:00
インパクトがぶ厚くなる、球筋をコントロールできるなど〝ボールがフェースに乗る〞アイアンショットの利点は多い。その打ち方をレッスンする前に、フェースに「乗る」と「乗らない」スイングを比較し、違いとポイントを紹介。「乗る」打ち方には、4つポイントがある!
2024年05月02日 05:00
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」(2日開幕、茨城GC東C=パー72)
女子ゴルフで今季国内メジャー初戦のワールド・サロンパス・カップは2日、茨城県つくばみらい市の茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕する。開幕前日の1日はプロアマ戦が行われ、米女子ツアー本格参戦2年目で西村優菜(23)=スターツ=が最終調整を行った。憧れの存在である宮里藍さんと同じ組でのプレーは初めてで、ラウンド間には積極的に交流した。2021年大会の覇者は、3年ぶりの大会2勝目を狙う。
冷たい雨が降りしきる中でのラウンドでも、西村の表情は明るかった。かつて世界ランキング1位に上り詰めた女子ゴルフ界のレジェンドと、待望の初ラウンドが実現。「夢のような時間でした」と満面の笑みを浮かべた。
憧れの存在を前にして「朝は右手と右足が一緒に出るくらい緊張してたんですけど(笑)」と体はガチガチだった。それでも、2年目の米女子ツアーでさらなる活躍を狙う西村にとっては、米国での豊富な経験を持つ藍さんとのラウンドは「こんな機会はない」。米国での生活やゴルフのことなどを積極的に聞いた。
この日行われた会見では、藍さんとの会話の内容を「秘密です」としながらも、その一端を明かした。米国のグリーンの硬さは2人の共通認識で、グリーンを狙うショットで藍さんから助言があったそう。「どこかに(球を止められる)“隙間”はあるから、その“隙間”探しだね」と、米女子ツアーで10年以上プレーした大先輩からのありがたい言葉だった。
視線は今季国内初戦のメジャーへ。21年大会は難しいセッティングにも果敢に攻めて優勝。「怖いもの知らずでイケイケどんどんだった」と振り返る。3年のキャリアを積み重ねた今では、このコースの怖さも分かるようになった。それでも「難しく感じてしまうけど、いろいろ考えながらやっている証拠。そんなにネガティブな感じはない」と、ひと味違うゴルフで大会2勝目をつかみ取る。
2024年05月01日 22:49
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は1日、公式X(旧ツイッター)を更新。
2024年05月01日 20:10
人気女子ゴルファーの吉田優利が1日、インスタグラムを更新。「Bye−bye LA」と、滞在中だったロサンゼルスの思い出写真を公開した。
今季から米ツアーに挑戦している吉田。八村塁選手が所属しているレイカーズ戦を観戦している様子や、可愛らしい緑のワンピース姿のオフショットなども投稿した。
22日には、大谷翔平選手のドジャース戦の試合を観戦したことも報告している。
2024年05月01日 17:52
女子ゴルフの3月の「PLAY OF THE MONTH」に小祝さくらの「ワンバウンドでカップインするスゴ技アプローチ」が選ばれた。
Vポイント×ENEOS(3月15〜17日、鹿児島高牧CC)の第2ラウンド。小祝は17番パー3でグリーン右手前からカップが見えない打ち上げのアプローチでチップインバーディーを決めた。「まさか選ばれると思ってなかったので。今年初めてということでうれしい。あのアプローチで賞を取れるとはビックリ」
第1打をグリーン右手前に外したが、2打目地点からは意外とイメージはよかったといい「頑張れば寄せられる」とアプローチしたという。しかし、打った瞬間に「あ、強い」と感じるミスショットで「結構突っついちゃったんですけど、たまたま入ってくれて」と振り返った。
砲台グリーンなど、打ち上げでカップが見えないアプローチでは「何ヤードに落とすのかっていうのとイメージだけでやるしかない。自分の打つ高さだったりと意識している」という。大会前には第1打を今回の位置に外す想定で練習しており「思ったようには打てなかったけど、ナイスバーディーという感じでした」と話した。
年末には年間ベストプレーもある。「あのアプローチが今年1位になるとはちょっと思えない」と謙遜して笑い「でも、またこれ以上の良いプレーを出せるように頑張りたい」と話した。
「PLAY OF THE MONTH」は女子ツアーで飛び出したスーパープレーの中からファンと選手による投票で選出し、毎月表彰。各月の受賞プレーから年間ベストプレーも選出し「BEST PLAY OF 2024」としてJLPGAアワード2024で表彰する。
2024年05月01日 16:57
男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは2日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝し、今季から3季分の欧州ツアー出場権を獲得した桂川有人(国際スポーツ振興協会)は1日、しばらくは日本ツアー参戦を続ける考えを明かした。「来週も再来週もたぶん、出ます」と話し、9〜12日のフォーザプレーヤーズバイザプレーヤーズ(群馬・ザクラブゴルフヴィレッジ)、16〜19日の関西オープン(滋賀・名神八日市CC)、さらに23〜26日のミズノオープン(岡山・JFE瀬戸内海GC)にも出場予定。伸び盛りの25歳は「選択肢が多くなり、何がベストか、考え中です」と慎重に話した。
愛知・清須市出身。地元のトーナメントで、期待と注目度が高まっている。「先週、優勝して期待されています。期待に応えられるように、2週連続優勝を成し遂げてみたいですね」と桂川は爽やかに話した。
2024年05月01日 16:24
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
通算16勝の上田桃子(ZOZO)がプロアマ戦で最終調整した。
2024年05月01日 16:23
男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは2日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で行われる。2010年大会最終日で58をマークして優勝した石川遼(CASIO)は1日、プロアマ戦終了後「あの時はまだ10代(18歳)でした。それから14年、もうそんなにたったか、という感じですね。いい思い出を更新したい」と笑顔を見せながら話した。
石川は今大会と相性がいい。一昨年は第3日の7番で、昨年は第3日に4番でホールインワンを達成している。「ホールインワンは技術があっも入らない。運に恵まれています」と率直に話す。同一大会で3年連続ホールインワンを達成すればツアー史上(詳細な記録が残る1985年以降)初の快挙となる。
今季、石川は開幕戦の東建ホームメートカップが41位。先週の先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントは137位で予選落ちを喫した。予選ラウンド(2日、3日)は、先週に優勝し25歳のた桂川有人(国際スポーツ振興協会)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦して8位、7位と好調の22歳の杉浦悠太(フリー)と勢いのある若手と同組で回る。「明日(2日)は焦らずに、アグレッシブにプレーしたい」。衝撃的な優勝から14年が過ぎ、32歳となった石川は冷静、かつ、意欲的に話した。
2024年05月01日 16:17
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
今季2勝でメルセデス・ランク1位の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が雨の中で行われたプロアマ戦で最終調整後、公式会見に臨んだ。2度目の出場となる今大会へ「体調も良くて、ゴルフの調子も悪くない。今年初のメジャーで、優勝したい気持ちもある。自分のプレーに4日間集中して、優勝争いしたい」と言葉に力を込めた。
竹田は4月のKKT杯バンテリンレディス、フジサンケイレディスで2週連続優勝を飾り、前週のパナソニックオープンでも最終日に65をマークして5位と好調をキープする。ツアー優勝する前と後での心境の違いについて「優勝する前は、初優勝のことばかり考えていた。2週連続で勝てたので、次はメジャーで優勝したい気持ちです」ときっぱりと言った。
今季の主要部門スタッツでも、平均ストローク1位(69・3267)、パーオン率1位(77・78%)、平均飛距離3位(258・56ヤード)、平均パット数4位(1・7521)と充実ぶりが表れている。今季の活躍ぶりを自身では「ショートアイアンがいいので、バーディーチャンスに付いている。パッティングもいいので、バーディーが取れていると思う」と分析した。
東コースでは田仁智(韓国、15年)、レキシー・トンプソン(米国、16年)、渋野日向子(19年)ら飛距離のある選手が歴代覇者に名を連ねる。ツアー屈指の飛ばし屋である21歳は「18番などロング(パー5)で2オンを狙えるホールが多いので、飛距離を生かせる」と見据えた。難コース攻略に向け「セカンドショットも(ピンを)デッド(に狙う)というより手前から。グリーンに止められるようにイメージして打ちたい」と話した。
2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」では川崎春花、神谷そらに続く3人目のメジャー制覇を目指す。予選ラウンドは米ツアーから帰国参戦する古江彩佳、22年大会覇者の山下美夢有(みゆう)と同じ注目組で回る。
2024年05月01日 15:04
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2021年大会覇者で、日本ツアー今季初戦の西村優菜(スターツ)が会見に応じ、「すごく楽しみにしている大会。2021年は今思うと若かった。怖いもの知らずで、いけいけどんどんだった。今年ここに来てみると、コースがすごく難しくて3年前とは違う印象」と語った。
この日のプロアマ戦で、憧れの宮里藍さんとの人生初ラウンドがかなった。「ジュニアのときから見てきた選手で、藍さんに憧れてプロになりたいと思った。朝は右手と右足が一緒に出るくらい緊張していた。すごく優しい方で、いろいろお話をしながら。特別な一日。こうして一緒にプレーできて夢のよう」。プロを目指すきっかけとなった人と過ごしたコースでの5時間は宝物になった。
米国に主戦場を移して2年目を迎えた。米ツアー9勝の大先輩との18ホールは、冷たい雨を忘れるくらいに心を熱くした。海外での生活やメンタル面について言葉を交わした。米国のグリーンが硬くて止められないと相談。「藍さんもそこで苦戦したと。でもどこかに隙間はあるからと。その隙間探しだねって言ってもらった」と明かした。「全部すごくて。飛距離も私と同じか、ちょっと前くらいまで飛んでいた」と目を見開かせつつ、グリーン回りのアプローチを目に焼き付けた。「いい意味で力が入っていない。すごく参考になった」。
「全般的にグリーンが硬く仕上がっている。東コースは手前の花道を使えないので、どうショットを合わせていくかが大事」と攻略法を挙げた。「米国に行ってグリーン周りは鍛えた。そこは3年前から成長していると思う。久々に大ギャラリーの中でプレーできるので、その幸せを感じながらプレーしたい」。この日蓄えた「藍の力」で、メジャー2勝目へ向かう。