2024年04月19日 12:03
初代タイガーマスクの展覧会「僕たちが愛したスーパーヒーロー『初代タイガーマスク』展―ゴールデンタイム伝説―」が14日から東京・秋葉原の書泉ブックタワー9階で開催されている。 フェアでは、マスク職人・中村ユキヒロ氏制作のマスク展示、販売など初代タイガーマスクの魅力を感じる内容となっている。 さらに書泉限定販売の写真集「初代タイガーマスク写真集 1981―1983」(税込3300円)がこのほど発売。60頁に及ぶ写真集は、未公開秘蔵写真が多数発掘された貴重な一冊となっている。他にもストロングスタイルプロレスと書泉がコラボした限定の缶バッジのガチャなどオリジナル商品が販売されている。 展覧会は開幕から多くのファンが訪れる盛況となっているが、展示品の中に今回、初めて公開された貴重写真があった。 これは、初代タイガーマスクがデビューした1981年4月23日、蔵前国技館でのダイナマイト・キッド戦での控室での一枚だ。 この時、初代タイガーは、新日本プロレス、外国人選手とはまったく別の控室が用意された。初代虎の佐山聡が当時を振り返り「物置のような部屋で1人ぽつんと押し込まれました」と苦笑いするように、この写真を見ると初代虎がポーズを取りながら座るパイプ椅子の下には、ゴミ袋のようなものが置かれており、確かに蔵前国技館の中にある「物置のような」部屋であったことが確認できる。 これまで、この写真はモノクロで公開されていたが今回の展覧会を前にカラー写真が発掘。ストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表は「モノクロはこれまでもファンの方は目にしたことがあると思いますが、カラー写真は初めてです。私も初めてカラーでこの写真を拝見させていただき感動しました」と涙をにじませた。 このデビュー戦の控室での写真が試合前なのか後なのかは定かではない。ただ、カラーで見るとタイガーマスクへ変身した43年前の緊張感がよりリアルに伝わってくる。 貴重写真が初公開の展覧会は26日まで開催される。
2024年05月02日 13:53
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が臨む初防衛戦(6日、東京ドーム)のファイトマネーは10億円超になりそうだ。
英メディア「サン」によると、井上は2023年7月にWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチで王者のスティーブン・フルトン(米国)にTKO勝利し4階級制覇を果たした試合で「800万ドル(約12億6000万円)のうち、500万ドル(約7億9000万円)を手に入れた」という。
また、23年12月の世界スーパーバンタム級4団体統一戦で、マーロン・タパレス(フィリピン)にKO勝利した井上のファイトマネーについて、米専門メディア「NYFIGHT」は「ある報告によると、380万ドル(約6億円)と言われている」と指摘していた。
今回は4団体統一王者として初の防衛戦を迎える。大会場(東京ドーム)ということもあり、前2戦よりも報酬が上がるのは間違いない。井上の共同プロモーターを務めるトップランク社のエバン・コーン氏も自身のX(旧ツイッター)を更新し、興行規模について「2000万ドル(約31億6000万円)プラス」と投稿。日本では過去最大級のイベントで井上戦以外にも多くの世界タイトルマッチが行われるものの、モンスターがもっとも多くのギャラを手にするはずだ。
米メディア「SportsSTER」は「PPVやスポンサーからも収入を得ており、全体の利益を押し上げている」という。それらの収益も合わせれば、軽量級としては破格の10億円超の金額を得るのは確実とみられている。
2024年05月02日 13:16
米AEWで活躍する元新日本プロレスのオカダ・カズチカ(36)の妻で声優の三森すずこが2日、Xで今夏からのアメリカ移住を発表した。
三森はこの日の午前中にXを更新し「ファンの皆様にご報告があります。今夏から米国に生活の拠点を移すことになりました」と報告。
続けて「声優のお仕事に関しては全て今まで通りという訳にはいかないかもしれませんが、自分の演じているキャラクターたちを大切に、これからも最大限続けていきたいと思っています。アーティスト活動も終わらせる気は全くありません」と活動は継続していくことを明かし「物理的な距離は遠くなってしまいますが、SNSなどを通じて、いつでも皆様がすぐ近くに私を感じられるようにしていきたいと思いますし、日本に帰る時には、また皆様にお会いしたいと思ってます」と心境を明かした。
オカダと三森は2019年4月に結婚を発表。22年8月には第1子が誕生している。
今年1月にはオカダが新日本プロレスを退団し、3月から米AEWと3年総額20億円(推定)の大型契約を結んでいる。すでに米国での単身生活をスタートさせているオカダは、今夏から家族のサポートも受け、リング内外で更なる充実が見込まれる。
2024年05月02日 12:51
米AEWに移籍した元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が、1日(日本時間2日)の「AEW DYNAMITE」(カナダ)でケニー・オメガ(40)との再会を果たした。
この日の大会では昨年から憩室炎で無期限欠場中だったケニーが待望の来場を果たした。するとここに姿を現したのが、今年1月に新日本を退団し、現在はAEWマットで新生「ジ・エリート」として暴れまわるオカダだ。
オカダとケニーは新日本プロレス時代の2017年1月4日東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座戦をはじめ数々の大激闘を繰り広げた。シングルでの通算戦績はオカダの1勝2敗1分け。いずれの試合もベストバウト級の内容で、世界中にそのライバル関係が知れわたっている。
オカダのAEW移籍にともない「ジ・エリート」から追放されているケニーは「オー、ヒサシブリダナ、カズチカ」と日本語であいさつすると「レインメーカーとベストバウトマシンは、新日本プロレスではライバルだったよな? あと2、3か月くれないか。AEWのリングで決着をつけよう」と宣戦布告。するとオカダは「アイムソーリー、ケニー。アイム・ザ・ベストバウトマシン・ナウ(今は俺がベストバウトマシンなんだ)」と不敵に言い放った。
その直後、ジ・エリートのジャックペリーが背後からケニーを襲撃。ケニーはドラゴンスープレックスでペリーを投げ捨てるが、オカダはVトリガーを妨害してペリーの反撃をアシストする。さらにケニーと窮地のヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)もリングい上がり、EVPトリガーでケニーをノックアウトしてみせた。
ジ・エリートの蛮行は終わらない。甚大なダメージを負ったケニーがストレッチャーで救急車に乗せられそうになると、オカダらが再び襲撃。オカダは「FTR」のダックス・ハーウッドをエルボーで排除すると、ヤングバックスはケニーを非情にもストレッチャーから突き落とすなどやりたい放題だった。
ケニーの復帰にはまだ時間がかかると見られるが、オカダとの因縁再燃により新たなストーリーが動き始めた。2010年代のプロレス界における最高のライバル抗争がAEWマットで再び実現すれば、世界中のプロレスファンの注目を集めそうだ。
2024年05月02日 12:22
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラーのアントニオ猪木さん(享年79)の肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は2日、今月3、4日に東京・水道橋の「闘魂 SHOP」でアントニオ猪木語録と読売ジャイアンツ、阪神タイガースとのコラボレーションタオル販売会を実施することを発表した。
2024年05月02日 12:05
1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手で、“キング・オブ・アウトサイダー”啓之輔が4月25日に公開された人気野球YouTube「トクサンTV」に登場。野球センスを披露した。
キャッチボールから美しい投球フォームを披露した啓之輔。野球歴については「中学校までですよ。小学校、中学校までです。巨人が好きだったから」と明かし、「高校はやってないです。作新学院にはいったっすけど」と、作新OBであることを告白した。高校で野球をやらなかった理由を聞かれると「バイクに走っちゃいましたね」と明かした。
その後、BD人気選手の10人ニキも登場。「唯一、今日だったら啓ちゃん倒せると思って」と、啓之輔に対戦を挑み、啓之輔が投手、10人ニキが打者で対決。啓之輔は切れ味鋭いカット気味のボールで10人ニキを三振に打ち取り、「話になんなかった。何で呼んだんすか」と、サラリと言ってのけた。
さらに打者と投手を交代して対戦したが、10人ニキはいきなり頭上を通過するボールを投げ込み、一触即発のムードに。そして痛恨の死球を与えると、お約束の乱闘に。啓之輔は「このやろう、お前」と、逃げる10人ニキを猛然と追いかけてチョークを決めて、一本勝ち。10人ニキは「負けたんすか、俺。競技変わってないっすか」と、呆然と語った。
コメント欄では啓之輔の野球センスに「投げ方めちゃくちゃ綺麗だな」、「コントロール良くて草」、「まさかすぎるコラボ」、「啓之輔の落ちる球良すぎて草」、「岩隈というか河原というか木佐貫というかとりあえず足のあげ方が綺麗」と、驚きの声が上がっていた。
2024年05月02日 09:45
体重超過しながら王者ヘイニー撃破で物議
ボクシングのWBC世界スーパーライト級タイトルマッチで勝利した挑戦者ライアン・ガルシア(米国)が、ドーピング検査で陽性反応を示したと米記者は報じた。前日計量でリミット140ポンド(63.50キロ)を3.2ポンド(約1.45キロ)も上回る体重超過を犯していたが、4月20日(日本時間21日)に王者デビン・ヘイニー(米国)に判定勝ち。度重なる問題を露呈し、物議を呼んでいた。
米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者はXで「ESPNが入手したVADAの文書によると、ガルシアはヘイニーに番狂わせで勝利した日とその前日の検査でPEDオスタリン陽性と判定された」と報道。「ガルシアはBサンプルを検査してもらうよう要請できる期間が10日間ある。Aサンプルは19-ノルアンドロステロンも陽性と検査されたが、未確認だ」と速報した。
ガルシアは報道を受け、Xに「悪かったよ、これを摂取するべきじゃなかった」とストレス緩和のサプリメントの容器画像を投稿している。
元WBC世界ライト級暫定王者のガルシアは3度のダウンを奪うなど勇猛果敢にヘイニーと打ち合った。マイク・タイソンらが駆け付けた会場は熱狂の超激戦に。12ラウンドで決着はつかず、判定となったが、112-112、114-110、115-109で勝利していた。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月02日 06:28
新日本プロレスは2日までに元IWGP世界王者のSANADAが体調不良のため、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(6日、日本武道館大会)を欠場することを発表した。
SANADAは体調不良で4・27広島大会から欠場しているがこのほど、帰京して病院で検査を受けることとなったため現在の「レスリングどんたく 2024」シリーズを全休。さらに「ALL TOGETHER」も欠場が決まった。
「ALL TOGETHER」は、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟」(UJPW)の設立を記念した大会。今大会には新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダムが参戦する。能登半島の復興を支援するチャリティ大会として行われ興行収益の一部を石川県へ寄付する。
5・6日本武道館でSANADAは第6試合でKAIと組んでザック・セイバーJr.、クリス・ブルックスと対戦予定だったが代わりにタイチが出場することになった。
5・6武道館の全対戦カードは以下の通り。
▼第1試合 30分1本勝負
丸藤正道、高木三四郎、棚橋弘至 vs 高橋裕二郎、成田蓮、“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼第2試合 30分1本勝負
拳王 vs 藤田晃生
▼第3試合 30分1本勝負
なつぽい、スターライト・キッド vs 天咲光由、AZM
▼第4試合 20分1本勝負
関本大介、石井智宏 vs マサ北宮、ジェフ・コブ
▼第5試合 30分1本勝負
箕浦康太、MAO、ニンジャ・マック、HAYATA、エル・デスペラード vs YAMATO、遠藤哲哉、アルファ・ウルフ、ドラゴン・ベイン、高橋ヒロム
▼第6試合 30分1本勝負
KAI、タイチ vs クリス・ブルックス、ザック・セイバーJr.
▼第7試合 30分1本勝負
辻陽太、鷹木信悟、内藤哲也 vs ゲイブ・キッド、デビッド・フィンレー、ジェイク・リー
▼第8試合 30分1本勝負
上野勇希、清宮海斗、海野 翔太 vs シュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也
2024年05月02日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、スターライト・キッド救出の真相を明かした。
2024年05月02日 05:00
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
大相撲の大関霧島(27)=音羽山=が1日、新天地で本格始動した。陸奥親方(元大関霧島)の定年による部屋閉鎖に伴って4月2日に転籍した、東京都墨田区の音羽山部屋で初めて全体稽古に参加。ぶつかり稽古で胸を出すなどし「新しい雰囲気で、これから一緒にみんなで頑張っていきたいという気持ちになる」と明るい表情を見せた。
首を痛めていた春場所は5勝10敗と負け越し。体重も5キロほど減ってしまったという。現在は148キロに回復。「初優勝した時が147キロで、2回目が148キロだった」と“Vボディー”を取り戻した。夏場所は2度目のかど番となるが「初めての時は緊張したけど、ちょっと慣れた。そういうのを考えず、15日間ケガせずに相撲を取るのが目標」と冷静に場所を見据えた。
2024年05月02日 05:00
3月の大相撲春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を果たした尊富士(伊勢ケ浜)の凱旋パレードが1日、出身地の青森県五所川原市で行われ、地元・金木地区と市中心部の2カ所で計約5万5千人の市民らが大歓声で快挙を祝った。尊富士は「応援のおかげで場所を乗り切ることができた。皆さんの夢や希望になれるように励み、強くなってまた青森に帰ってきたい」と笑顔であいさつ。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)とオープンカーで行進し、沿道からの熱狂的な声援や拍手に手を振って応じた。
パレードに先立ち五所川原市は、新設した市民栄誉賞を市役所で授与した。尊富士は「市民の皆さんのおかげ。光栄でうれしい。相撲は緊張しないが(今日は)恥ずかしい」と苦笑い。青森県も同日、県褒賞を授与した。
2024年05月01日 22:23
鉄人小橋建太(57)が1日、自身のX公式アカウントでライブ配信を実施。プロデュース興行第9弾「Fortune Dream 9」(6月12日、後楽園ホール)に、女子プロレス界のレジェンド・長与千種が来場し、「橋本千紘&優宇VS彩羽匠&里村明衣子」の立会人と特別解説人を務めると明かした。
この一戦は、「INHERITANCE DREAM 長与千種を継ぐ者たち」というサブタイトルが付けられている。小橋は「長与さんに来てほしいと言ったら、快く『行きます』と言ってくれた」と笑顔。長与について「本当にかっこいい、男気のある人。四天王が試合をする時『ジャイアント馬場を継ぐ者』と言われるのと同じ。引退した今も女子プロレスといえば長与千種さんです」と称賛した。
小橋は長与と長らく接点がなく、交流が始まったのは昨年の米国遠征から。「全日本女子の選手と付き合いがなかったので、まったく。あ、豊田真奈美さんとウワサにはなったんですよ。付き合ってるって。でもあの時(2017年のFDのトークバトルで)初めてお話ししたんです。そういう噂があったのは、豊田さんもご存じでした」とエピソードを披露。
また「接点といえば、僕の同期の菊地毅さんが、大学生の時にクラッシュギャルズのファンクラブに入っていた。『どちらのファンなのですか』と聞いたら、照れながら『長与さんです』と話していましたね」と裏話を公開していた。
2024年05月01日 20:57
「プロレス・ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜」(6日、日本武道館)
新日本の棚橋弘至社長、石川県の馳浩知事、昨年引退した武藤敬司氏が開催前のスペシャル対談を行い、1日、YouTubeで公開された。
2024年05月01日 19:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」を率いるロッシー小川代表(67)が1日、決起集会を開いた。
同団体は4月30日の会見でスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を退団し、参戦を表明していた青野未来、皇希改め天麗皇希(あまれい・こうき)、澄川菜摘改め翔月なつみ、松井珠紗、後藤智香、CHIAKIの入団を発表。翌日、小川氏は元アクトレスの選手やスターダムを退団したジュリア、林下詩美ら所属選手13人の他にスタッフ、練習生を都内の飲食店に招集し決起集会を行った。
小川代表から指名されたビクトリア弓月が音頭を取り乾杯。和気あいあいとした雰囲気で各選手が交流を深めた。小川代表は「今まで元スターダム、元アクトレスとか元○○の集まりで、練習はしているけれど、知らない部分もあったと思うので、今回こういった会を開きました。これを第一歩としてそれぞれが知り合っていけばいい試合につながると思う。また節目節目で開催できたらいいなと思いますね」と笑顔を見せた。
会の途中では、この日誕生日を迎えた小川代表に選手からお祝いのケーキが贈られる場面も。小川代表は「みんなに祝ってもらえてうれしかったですよ」と語り「私自身も初めて面と向かって話をする選手もいたので、それぞれの素顔が垣間見えて少しずつ人となりがわかりました。これからこの材料をどう料理しようか。ワクワクしてますね」と胸を躍らせていた。
2024年05月01日 18:24
WWEで米プロフットボールNFLの超スーパースターが、まさかの介入を果たし、話題を集めている。
ミズーリ州カンザスシティーで開催された29日(日本時間30日)のロウには、地元のNFLチーム・チーフスのQBパトリック・マホームズ(28)が登場。NFL優勝決定戦「スーパーボウル」でチーフスを2019、22、23年シーズンで3度優勝に導いたスーパースターだ。今年2月のスーパーボウルでも、獅子奮迅の大活躍。話題こそ同僚のトラビス・ケルシーと交際中で応援に訪れた米超人気歌手テイラー・スウィフトに奪われたが、文句なしで3度目のスーパーボウルMVPに選ばれた。
「ABEMA」にて放送されたロウでは冒頭で、なぜか米人気ユーチューバーでUS王者のローガン・ポールと、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」のメンバーとともに連れ立って会場入りした。会場ではスペシャルゲストとして紹介され、観客席最前列でチーフスの仲間と観戦した。
そうした中で、リング上ではローガンと、次回PPV「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)で闇落ち軍の世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストに挑戦するジェイ・ウーソがモメ始めた。闇落ち軍のフィン・ベイラーとJDマグダナも加わってジェイを暴行。するとマイクを持ったローガンは「いいこと思いついた! カンザスシティーのみんなが好きなものを見せよう」と言うと、観客席のマホームズに近づき、指輪を受け取った。
これは何と、スーパーボウル優勝チームのメンバーだけに贈られる「スーパボウル・リング」。高価なダイヤモンドが散りばめられた優勝記念の指輪は、NFLのプレーヤーにとっては最高の栄誉とされる。マホームズは自身の3度の優勝で獲得した3つのリングをローガンに渡すと、お騒がせユーチューバーは自分の指にはめてリングに上がったのだ。
NFL選手なら誰もが憧れる指輪を、凶器のブラスナックル代わりにしたローガンは、その拳でジェイを殴打。ところがジェイにかわされ、パンチはマグダナに誤爆した。哀れマグダナは、右顔面が紫色に変色するダメージを負ってしまった…。さらにジェイの助っ人で、ケガから復帰したブラウン・ストローマンがリングに駆け込んでローガンらを蹴散らすと、介入してきたマホームズにまで文句を言い始めた。
NFLスーパースターも立ち上がってストローマンと対峙し、一触即発のムード。ここはジェイが間に入って場を収めたが、まさかのシーンの連続に会場は騒然となった。超大物アスリートが引き起こした騒ぎを、米ニュースサイト「TMZスポーツ」は「宝石の指輪はレプリカだった可能性が高い。チーフスは、2月に優勝した際の指輪をまだ受け取っていないからだ。それでも、クールな出来事だった」と報じている。
2024年05月01日 17:00
女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドとなつぽいが、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(6日、東京・日本武道館)に向けて異例の合同特訓を敢行した。
ハイスピード王座の戴冠歴があり、スピーディーな攻防を得意とする2人は同大会でAZM&天咲光由と激突する。4月27日横浜大会で極悪ユニット「大江戸隊」を追放され、失意のキッドはなつぽいに呼び出され、しぶしぶ都内の道場に現れた。
当然「今日、全然練習する気分じゃないんだけど。何なの?」と気分が晴れない様子。するとキッドのTシャツを着用したなつぽいは「ほら口角上げて! 今日はキッちゃんに言われてたタッグ名、考えてきたの。前に(雑誌)月刊ブシロードで『スターダムの中で彼女にするなら誰がいい?』っていう質問に、私たちお互いの名前を挙げてたの。だからうちらはチーム両思い! あとね、キッちゃんにプレゼントがある」と一方的に話し、なつぽいTシャツをプレゼントした。
難色を示しながらも着替えた黒虎は、今度はウオーミングアップとして四股を提案される。これまた嫌がりながら四股を踏み始めると、次第にやる気が出てきたのか、ノリノリになった。その後、ロープワークで体をほぐした2人は合体技を考えることに。「側転しようよ!」と言うなつぽいに、キッドは「何でそんなにノープランなの? 人任せじゃん」と文句を言いながら次々と合体技を編み出した。
1つ目は2人で同時にロンダートを決め相手を翻ろうし、ダブルのドロップキックを決める連係技だ。さらにキッドのその場跳びムーンサルトと、なつぽいのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を変型させた「その場フェアリアル」(側転からのボディープレス)を2人が同時に仕掛ける連係も考案した。
これで勢いづいたキッドは「やれるかはわからないけど、お互いの技を進化させるのはどう?」と主張。キッドが得意とする不知火を派生させ、コーナーを駆け上がるようになつぽいの足裏を踏み台にして炸裂させる変型不知火を開発した。さらになつぽいが武器とするスープレックスホールドを進化させ、互いの手をつないだ状態で決める合体スープレックスまで編み出した。
4種類の合体技を完成させると、なつぽいは「完璧じゃん! うちら、やっぱり合うね!」と大はしゃぎ。キッドも「意味もなく組まれたカードだったから嫌だったけど。今日、練習に誘ってくれて5・6に向けて気分は戻ってきたかな…」と少しだけ笑顔を見せた。
同大会では女子唯一の試合を任されている。最後にキッドが「SLK(キッド)ファンも楽しみにしてると思う。この連係を決めつつ、入場もいい感じに決めたいね」と呼びかけるや、なつぽいも「そうだね! 5・6みんな楽しみにしててね!」。注目のタッグチームになりそうだ。