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2024年04月19日 13:45
今から11か月前、高井幸大(川崎)はアルゼンチンの地で奈落の底に突き落とされた。 若き日本代表の一員としてU-20ワールドカップに臨み、右SBで全3試合に出場。高さとフィジカル対策で、冨樫剛一監督(現・横浜ユース監督)から本職ではないポジションを任された。しかし――。 グループステージ突破が懸かったイスラエル戦。1−0でリードしていたが、残り15分を切ってから2失点し、ノックアウトステージ行きを目前にして日本はその権利を手放した。 アディショナルタイムの逆転ゴールは高井の目の前で奪われた。もう一歩だけ前にいればオフサイドが取れていたかもしれなかった。試合翌日に話を聞けば「自分のせいだと思っている。ラインのところはボールを見すぎた」と自責の念に駆られていた高井。だが、その経験は今思えば無駄ではなかった。 4月16日に行なわれたU-23アジアカップのグループステージ初戦。中国との一戦で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、開始8分にMF松木玖生(FC東京)のゴールで先制。だが、17分にCB西尾隆矢(C大阪)が相手に肘打ちを見舞ってしまい、一発退場に。 まさかのアクシデントで、日本は数的不利での戦いを余儀なくされる。そこで存在感を示したのが、スタメンで起用されていた高井だ。 チーム最年少の19歳は、192センチの高さを活かした空中戦の強さと身体を張った守りで、中国攻撃陣を封殺。押し込まれる時間帯が長くなり、得意のビルドアップはあまり見せられなかったが、MOM級の活躍を見せたGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)とともに奮闘。1−0の完封勝利に大きく貢献した。 かつての高井であれば、雰囲気に飲まれて、冷静さを欠くプレーが見られたかもしれない。しかし、この日はそんな姿は微塵も見せず、“ディフェンスリーダーは俺だ!”と言わんばかりのパフォーマンスだった。なぜ、高井は安定感が増したのだろうか。 まず、着実に実績を詰めていることが大きい。昨季はU-20代表でアジアと世界の舞台で戦い、ひとつのミスが敗戦に直結する怖さを知った。その経験をクラブに持ち帰り、J1で14試合に出場。今季は開幕から先発に名を連ね、ここまで5試合で出番を得た。しかも、得意としている右ではなく、左CBでの起用。プレーの幅を広げる要因になった。 【PHOTO】U-23日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評。無失点に貢献の小久保、高井を高評価 さらに、思考力が高まった点も見逃せない。高井は言う。 「あまり自分のプレーに満足していないし、そうなった時に自チームでどれだけやれるかがキーだなと思って、去年も今年も考えながらやってきた。そこが良いサイクルになっている。ダメな試合もあれば、良い試合もある。そのなかで考えたことがたくさんあるし、それを続けられたことが良かった」 日々のプレーを振り返り、トライ&エラーを繰り返してきた。もちろん、今までも考えていなかったわけではないが、より高いレベルで戦うために、向上心を持って常に自分に矢印を向けてきた。その結果、一つの答えとして辿り着いたのが、コーチングの部分だったという。 「集中する際の声かけをすごく意識するようになった。声を出すことで集中するし、周りも見えるので自分にとって良いこと」 集中力の維持は課題のひとつだった。ふとした時に切れてしまう癖があり、それがプレーの不安定さに繋がっていた。だが、自ら発信することが集中力のキープにつながり、パフォーマンスが大幅に改善された。自信も深まったことで、国際舞台でも堂々と戦えるようになった。 顔つきが変わり、精悍さが増したように思える。それを高井に伝えると、「本当ですか? じゃあ、良かったです」と笑顔を見せた。その表情からは充実感が見て取れる。 19日のUAE戦はグループステージ突破を左右する大事な一戦。西尾不在の最終ラインを取りまとめ、守備陣の要として日本を勝利に導く使者となる準備は整った。 取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年05月02日 11:50
1日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグで、パリ・サンジェルマンを1-0と撃破したボルシア・ドルトムント。
満員のサポーターに埋め尽くされた本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでニコラス・フュルクルクが先制点を叩き込み、そのリードを守りきって勝利をものにした。
そしてこの試合ではマンチェスター・ユナイテッドから冬に期限付き移籍してきたジェイドン・サンチョが鮮烈な活躍を見せ、サイドから数多くのチャンスを作り出していた。
『CBS』でそんなジェイドン・サンチョに試合後のインタビューを行ったのが、ピーター・シュマイケルとジェイミー・キャラガー。
しかし、そのジェイミー・キャラガーはどうやらこの時点でかなり酒を飲んでいたとのこと…。ドルトムントのファンが集まるゴール裏「イエローウォール」でかなりビールを煽っていたようだ。
司会者のケイト・アブドから「ジェイミー、インタビューができるほどシラフですか?」と聞かれると、キャラガーは以下のように答えていた。
「ほとんど食事はしていない。チーズバーガーを半分食べたくらいだ。そしてイエローウォールで8パイント飲んだから、呂律が回っていない理由も分かってくれるだろう。
しかし私には新しい家族、友人ができた。我々はみんなお互いに気に掛け合っていたよ」Sit back, relax, and enjoy @Sanchooo10's postgame interview with @Carra23 and @Pschmeichel1 🤣 🖤💛 pic.twitter.com/51ofqzbDOW
— CBS Sports Golazo ⚽️ (@CBSSportsGolazo) May 1, 2024.@Carra23 is having the time of his life in the Yellow Wall 💛 pic.twitter.com/Uu2rUMmkGR
— CBS Sports Golazo ⚽️ (@CBSSportsGolazo) May 1, 2024
2024年「冬の移籍で大成功しそうな9名」
その後キャラガーはジェイドン・サンチョを見つけて呼び寄せ、肩を抱きながら「ドルトムントが決勝進出したら何パイントでも飲めるな?」と絡み、サンチョは「僕は酒は飲まないんだ…」と返していたよう。
ちなみに1パイントは液体量の単位で、イギリスではおよそ560ミリリットルにあたる。キャラガーはほとんど食事をせずに4リットルほどビールを飲んでいたようだ。
2024年05月02日 11:49
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航に、加入1年での退団の可能性を指摘する向きがあるようだ。
遠藤は、昨年8月にシュトゥットガルトからリヴァプールへと完全移籍。加入当初こそ新天地での適応に苦労した感もあったが、次第に出場機会を増やしていった。今ではリヴァプールのアンカーポジションの筆頭格となり、遠藤は中盤からチームを支える必要不可欠な存在となっている。
だが、リヴァプール専門メディア『Rousing the Kop』は1日、「わずか1シーズンで『アンフィールド』を去る可能性」と題した記事を掲載し、今夏に遠藤がリヴァプールを退団する可能性に言及した。同メディアは「チームにはいくつか改善が必要なポジションがあるが、そのうちの一つは守備的MFだ」と中盤のテコ入れの必要性を指摘。「昨夏に驚きの1,600万ポンド(約31億円)で加入して以来、ワタル・エンドウは素晴らしい仕事をしてきたが、最近はその“限界”があまりにも明白になってきた」と、現在31歳の遠藤が長くチームにとどまる可能性が低いと分析した。
また、イギリス人ジャーナリストのグレアム・ベイリー記者は「日本代表キャプテンが“レッズ”をわずか1年で退団することになっても驚きはない」と語り、リヴァプールが遠藤の後任選手獲得に動くこともあり得ると予想。「もしもエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きな衝撃ではないと思う」と続けた。
「エンドウは加入して一つ仕事を終えたんだ。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がいずれブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている。彼は大金を受け取っているわけではないし、クラブが彼のために大金を支払ったわけでもないのだからね」
リヴァプールでは、2015年以来リヴァプールを率いてきたユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任が確定している。新指揮官としてフェイエノールトのアルネ・スロット監督の就任が濃厚と目されているなか、今夏にチーム再編の動きがあるかもしれない。ベイリー記者が語るとおり、今季大活躍の遠藤ですらリヴァプールでの未来が“安泰”とは言えないようだ。
2024年05月02日 11:39
元日本代表DFの内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、驚きのボーナスについて明かした。
番組内で「変わった契約」や重要な試合での「臨時勝利給」の話題になると、内田氏はシャルケ時代のこんなエピソードを明かした。
「ダービーでいったら、ドルトムントに勝ったら、会長が入ってきてひとりいくら、あげるよって。それが何十万とかじゃなくて、何百万(円)単位で。一人に。『ダンケシェーン(ありがとうございます)』って言って」
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日本が誇る右SBが活躍したシャルケの永遠のライバルが、香川真司(現セレッソ大阪)もプレーしたドルトムントだ。その宿敵とのルールダービー(レフィアダービー)はドイツの中でも熱いダービーと言われている。
それにしても、勝てば「何百万」というのは桁違い。それほど、“負けられない一戦”だったのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 11:25
アルゼンチンのコリエンテス州で行なわれていた地域リーグの試合で、ピッチの脇にある壁に衝突した選手が死亡したという。
2024年05月02日 11:20
アル・イテハドは1日、負傷した元フランス代表FWカリム・ベンゼマが古巣レアル・マドリードで診察を受けることを明らかにした。
現在36歳のベンゼマは昨年夏に約14年間を過ごしたレアル・マドリードを退団し、2022−23シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)を制覇したアル・イテハドに完全移籍で加入した。一時はマルセロ・ガジャルド監督との確執が報じられていたものの、ここまで公式戦通算29試合に出場し、13ゴール8アシストを記録している。
そんなベンゼマは筋肉系の負傷でサウジ国王杯準決勝のアル・ヒラル戦(●1−2)を欠場することを余儀なくされていたが、この問題を最善に解決するためにどのような方法で回復すべきかを確認するために、古巣レアル・マドリードと協議した結果、昨年同選手を治療した医師のもとでさらなる検査を受けることで合意したことを明らかにした。
なお、すでにベンゼマはスペインへ出発し、レアル・マドリードのクリニックで検査を受けており、来週にも帰国する予定であることも伝えられている。
2024年05月02日 11:20
レアル・ソシエダは1日、MFマルティン・スビメンディのメディカルレポートを報告した。
今回の発表によると、スビメンディは4月30日のトレーニング中に左大腿二頭筋を痛めたとのことだ。現在は理学療法による治療を開始しており、復帰時期は負傷箇所の経過次第で前後することを明らかにした。
幸いにも、スペイン紙『アス』は、同選手のケガについて「ひりひりとした痛みを感じたため、検査を受けることになった」とした上で、「それほど深刻ではない」と指摘。4日のラ・リーガ第34節ラス・パルマス戦の欠場は確実としつつも、次々節にあたる13日のバルセロナ戦には間に合う可能性があるという。ただ、今後違和感が増す場合もあることを留意しなければならないと見解を示した。
また、復帰に最大限の注意を払い、16日の第36節バレンシア戦に照準を合わせる選択肢もあるようだ。同試合はヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を占う大一番になる様相を呈しており、お互いに絶対に譲れない一戦となるため、前述したバルセロナ戦を見送る可能性もある模様。何よりも、今夏にはEURO2024を控えていることから、慎重さが求められると併せて伝えている。
ここまでレアル・ソシエダのフィールドプレーヤーとして最多プレータイムを記録するスビメンディ。この“羅針盤”が不在となるラス・パルマス戦では、ピボーテの位置にベニャト・トゥリエンテスが入ることになりそうだ。
2024年05月02日 10:00
アトレティコ・マドリードは今夏、来シーズンを見据えたチームの改革が行われるだろうとされている。そして、噂になっているポジションのひとつがGKのポジションだと『AS』は伝えている。ヤン・オブラクはこれまでチームのゴールを守る守護神としてアトレティコで戦ってきた。しかしながら、現在のオブラクは代えの利かない選手としての地位を失っていると『AS』は指摘しており、アトレティコはオブラクの獲得に向けた、どんなオファーにも耳を傾けるだろうと見られている。
カルロス・ブセロ(フットボールディレクター)とアンドレア・ベルタ(スポーツディレクター)のスポーツ・マネジメントの考えは、アトレティコを経済的に可能な限りチームを一新する中で、チームの高い給料を取り除くところから始まるようだ。そして、オブラクは現在のチームの高給取りの一人となっていることがネックになっているという。また、契約は2028年まで残っており、市場価値はおよそ3000万ユーロほどで、契約解除条項は1億2000万ユーロである。
オブラクはアトレティコで9シーズン在籍し、441試合に出場している。その中で、リーグ優勝1回、 スーペルコパ優勝1回、UEFAスーパーカップ優勝1回、ヨーロッパリーグ優勝1回を果たし、クラブの歴史的な選手の一人となった。ラ・リーガでは、5度のサモラ賞(1シーズンで1試合当たり最少平均失点のGKに与えられる賞)を受賞しており、これは、アントニ・ラマレッツやビクトル・バルデスといった歴史的なGKと並んで最多である。
何年もの間、オブラクはプレミアリーグのビッグクラブの間で注目の的として見られていたのは周知の事実だ。しかし、アトレティコはオブラクの放出を断固拒否し続けてきた。 そして今、アトレティコはこのGKのオファーに耳を傾けようとしている。オブラクは現在31歳とGKとしてまだまだ脂の乗っている年齢だ。獲得に興味を示すビッグクラブも少なくないだろう。
また、オブラクの代役としてアトレティコが獲得を望んでいるのが、バレンシアのGKギオルギ・ママルダシュビリだという。ママルダシュビリの市場価値は3500万ユーロで、バレンシアは2500万ユーロ程度を要求するだろうと見られている。
アトレティコ以外のクラブからも注目を集めるママルダシュビリの評判は高く、バレンシアはより高い値段での売却を望んでいるものの、財政難により選手を放出しなければならないことが知られている。ママルダシュビリは現在23歳と若いGKだが、今季はリーグ戦全試合先発出場とすでに経験を積んでいる。
今後のアトレティコはどのような改革を遂行していくのか、またオブラクの移籍は実現するのだろうか、注目を集めるところだろう。
2024年05月02日 09:15
1日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のファーストレグで、ボルシア・ドルトムントがパリ・サンジェルマンをホームで1-0と撃破した。
2024年05月02日 09:03
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は1日、準決勝第1戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund、ドイツ)はニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)が決勝ゴールを決め、1‐0でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG、フランス)に先勝した。
2012‐13シーズン以来の決勝を目指すドルトムントは、粘り強く断固たるプレーを披露し、有利とみられていたPSGを抑え込んだ。
31歳にしてチャンピオンズリーグ初シーズンを迎えたフュルクルクは36分、DFニコ・シュロッターベック(Nico Schlotterbeck)のフィードを受けると、低い弾道のシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。
キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を擁するPSGは、後半開始早々立て続けにシュートがポストに阻まれるなど、得点を奪いきれなかった。
グループステージでドルトムントはPSGと1分け1敗としていたものの、11年ぶりとなる大会決勝への夢を見続けることができる。一方でPSGは昨年9月のホーム戦ではドルトムントに快勝を収めており、劣勢をひっくり返す自信は手にしたままだ。
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2024年05月02日 08:30
先月29日に行なわれたU23アジアカップの準決勝でイラクに2-0と勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。
グループステージでは西尾隆矢が退場したり、第3節ではいいところなく韓国に敗れるという苦難を経験したものの、それを乗り越えて決勝にまで駒を進めてきた。
今回、日本代表の裏側を撮影した動画を配信している『Team Cam』では、そのイラク戦での選手の模様を公開した。
開幕戦の前半で退場処分を受けて3試合出場停止となった西尾隆矢は、このイラク戦でついに復帰。途中からピッチに立ち、2-0の勝利に貢献。
試合後のロッカールームで大岩剛監督から「隆矢、一言あるか」と促されると、以下のように話していた。
「ここにいる一人ひとりとスタッフの皆さん、全員のおかげでこうしてピッチに戻ることができたと思います。伝えたいことといえば…感謝と、そしてここにいる全員が最高のメンバーだということです。本当にありがとうございました。
また全員で笑って終わりたいから。勝って、笑顔で日本に帰りましょう」
また、その後のインタビューでも西尾隆矢は以下のように語っていた。
「自分はこの数日間いろいろあって、こうやってピッチに立てることは当たり前じゃない。チーム一人ひとりの仲間とスタッフの皆さんのおかげだと思って、感謝の気持ちを持って、今日はピッチに立ちました。
より一層みんなには感謝しないといけないと思いましたし、本当に恵まれているメンバーの中でサッカーができていたと改めて感じました。
このメンバーでパリ五輪出場権を獲得できたのもすごく嬉しかったですね。優勝して、全員で笑って日本に帰りたいなと思います」
なんとまだ無敗!日本代表の「アジアカップでレッドカードを受けた5名の選手」
軽率な行為によって大会初戦を難しいものにしてしまった西尾隆矢。にもかかわらず準決勝まで繋いでくれたチームメイトに大きな感謝を抱いているようだ。
「笑って終わりたい」という決勝のウズベキスタン戦は5月3日に行なわれる予定となっている。
2024年05月02日 08:25
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、イラクは日本に0−2で完敗。オリンピック出場権を懸けて、現地5月2日にインドネシアとの3位決定戦に挑む。
イラクメディア『IRAQIFOOTBALLGALLERY』によれば、そのインドネシア戦の前日会見に出席したラディ・シェナイシル監督は、大岩ジャパンに敗戦後、チームや自身に誹謗中傷を受けている件に言及。こうコメントした。
「誰がどのように批判しているのか、その批判が建設的かどうかがわからないため、我々は選手をソーシャルメディアから遠ざけている。私はすべての人を尊重し、建設的に批判する人たちに感謝する」
【動画】大岩ジャパンの挨拶に敗れたイラクサポが拍手
ただ、このニュースを伝えたXの投稿にも、「失敗した監督と実績のない選手」「お前が何のアイデアも持っていないと確信した」「史上最悪の監督」「恐れているのは、君たちが真のオリンピックチームを結成できていないということだ」「お前はイラクサッカー史上最悪の監督だ、インドネシアにも負けるだろう!」といった厳しい声が寄せられている。
インドネシアを破り、汚名返上なるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 08:00
先月30日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝バイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーの試合は、2-2の引き分けという結果になった。
2024年05月02日 07:40
公式戦30ゴール10アシストの昨季の大活躍と打って変わって今季は物足りない活躍のマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード。チームへの低い貢献度やピッチ外での行動を問題視され、今季終了後の移籍の噂が度々報道されている。さらに29日の報道によるとユナイテッドは今夏、イングランド代表MFコビー・メイヌー、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの3人以外の全選手のオファーを検討する方針で、過去に例をみない改革を実行しようとしている。
そんななか、英メディア『90 MIN』はラッシュフォードが移籍する可能性がある9つのクラブをランキング形式で伝えている。
このランキングで1位になったクラブは前々から噂のあったパリ・サンジェルマンだ。今季終了後、同クラブのエース、フランス代表FWキリアン・ムバッペがレアル・マドリードに移籍することが濃厚で、その後釜としてラッシュフォードの獲得に挑戦する構えだ。また、ラッシュフォードの獲得には、高額な報酬や移籍金を支払う資金力は不可欠だが、同クラブは潤沢な資金力があり、同選手の獲得も問題ないだろう。
移籍の噂を伝えるニュースが増えてきたラッシュフォードは本当に移籍するのだろうか。続報を待ちたい。
なお、2位以下に名を連ねたクラブは以下の通りだ。
2位アーセナル
3位チェルシー
4位バイエルン・ミュンヘン
5位ニューカッスル
6位トッテナム
7位ACミラン
8位レアル・マドリード
9位バルセロナ
2024年05月02日 07:30
先月29日に行なわれたU23アジアカップの準決勝でイラクに2-0と勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。
グループステージでは西尾隆矢が退場したり、第3節ではいいところなく韓国に敗れるという苦難を経験したものの、それを乗り越えて決勝にまで駒を進めてきた。
今回、日本代表の裏側を撮影した動画を配信している『Team Cam』では、そのイラク戦での選手の模様を公開した。
その動画の中で、試合前日に準備を進めている小久保玲央ブライアンがインタビューで以下のように語っていた。
「親や友達が試合を夜遅くまで見てくれたりするんですけど、ちょっとでも『次の日の仕事を頑張りたい』とか、オレのプレーを見て『明日も頑張ろう』と思ってもらえることがすごくプラスになる。
日本国民の皆さんにもそう感じてもらえたら嬉しいと思ってプレーしています。だから勝ちたいんですよ、いつも。
最高のことですよ。こんなにいい仕事はないですよ。
この23人の選手とスタッフが、まるで自分一人である感じにも捉えられている。誰かのミスでも、誰かの得点でも、自分のことのように感じる。そんなチームになってきている。
みんなも同じことを言っていて、だからどんどんレベルアップしているなと感じますね」
「大岩監督は2年前のドバイカップからずっとパリ五輪という言葉を伝えてくれていた。それが明日の試合で決まるというのは『あっという間だったな』というところはあります。
その中で色々な遠征があって、色々な試合があって、そこに自分の悔しさや嬉しさが詰まっている。
チームにはまだ試合に出てないヤマ(山田大樹)もいる。自分が彼の立場だったら、絶対にキツいと思う。
でもそのヤマが自分の背中を押し出して、練習が終わったりすれ違ったときにはハイタッチをしてくれたりする。そういう一つ一つのアクションが自分にとってプラスのことになっている。
大志(野澤大志ブランドン)もすごくいい奴だし、練習の雰囲気も本当にいい。このキーパーチームでどんどん上がっていきたいし、すごくプレーしやすい。
影で支えてくれる人がいるからこそ今の自分たちが成り立っていると思いますし、恩返しと言うよりはその人達も巻き込んで全員で勝ちに行く。
全員が違う役割ですけど、スタッフを含めた全員を巻き込んでパリ五輪への切符をつかみ取りたい」
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
試合には一人しか出られないゴールキーパーチームの雰囲気も非常によく、選手だけでなく全員を巻き込んで勝利したいと語っていた小久保玲央ブライアン。
イラク戦ではその通り2-0の勝利に大きく貢献。日本に『明日も頑張ろう』という元気を与えてくれた。
2024年05月02日 07:30
横浜F・マリノスは5月1日、公式Xでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグを告知。ホームでUAEのアル・アインを迎え撃つ。
クラブ史上初めてファイナルに進出した横浜は、準決勝までのハイライトが収められた動画を公開。決戦への想いが込められたメッセージも。
「横浜F・マリノスに関わる、すべての人々で挑む――アジアの頂点をかけた闘い。数多の激戦を超えて――ついに、ファイナルへ。獲るぞ。アジアの頂点を」
【動画】「獲るぞ。アジアの頂点を」マリノスがACLファイナル第1レグを告知!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「全力で応援行かせてもらう」
「マリサポじゃない方も来ましょ!」
「『マリノスに関わる全ての人々で挑む』という表現に心震えたカッコいいティザームービーでした」
「あと一つ!」
「普通に泣いた。絶対てっぺん獲ろう」
「獲るぞ。まじで」
「悲願達成まであと少し。マリノスファミリーの力で最後も乗り越えよう」
「この前の準決勝の分も映像が追加されててじーんとくる...」
「現地でもたくさん泣いたのに映像観ても泣ける」
「何度見てもカッコいい」
悲願のACL初制覇へ。まずは横浜国際総合競技場で先勝したい。試合は11日の19時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部