2024年04月19日 17:10
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71) 前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、1ボギーの4アンダー、67で回り、首位でホールアウトした。ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝に向けて絶好のスタートを切った。 1番パー4。スタート前の選手紹介で「先週に初優勝した竹田麗央」とアナウンスされた。「こういう感じなのか」と気分よくコースに出ると、2番から4連続バーディー。8番でもバーディーを重ねて、前半の9ホール(パー35)は30をマークした。後半はバーディーなしの1ボギーでスコアを落としたが、4アンダーで首位に立った。難関の17番パー3では第1打をグリーン右の崖下に落としたが、第2打を約3メートルに寄せてパーパットをねじ込んだ。 「前半はいいリズムで回れました。後半は風の判断ミスがありましたけど、4アンダーは良かったと思います」。竹田は笑顔で18ホールを振り返った。 1993、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美プロは、今大会でも2勝を挙げている(1990年、2000年)。この日、テレビ中継の解説を務めた叔母には「17番はナイスパーだったね。しっかり休んで、また、明日、頑張って」と激励を受けた。 先週に地元で、うれしい初優勝。「祝福の連絡は100件以上、いただきました」と笑顔で話す一方で「次に気持ちは切り替えています」と冷静さを保っている。今季、先週までの平均ストロークは、唯一の60台(69・9487)でランク首位。飛距離ランクは3位(254・55ヤード)。確かな実力と勢いを備える21歳がツアー史上4人目の初Vからの2戦連続優勝の快挙を成し遂げる可能性は十分にある。 ◇日本女子ツアーの初優勝からの2戦連続優勝(1988年のツアー制施行後) ▽西田智慧子(1990年10月、宝インビテーショナル〜富士通レディース) ▽表純子(2005年7月、シャトレーゼクイーンズカップ〜スタンレーレディス) ▽岩井千怜(2022年8月、NEC軽井沢72〜CATレディース)
2024年05月02日 13:37
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
勝みなみ(明治安田)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73でホールアウトした。午前組がプレーを終えた時点で暫定48位。
10番から連続ボギー発進とつまずき、後半2番のボギーで4オーバーまでスコアを落としながらのカムバック。「今日は安定しないゴルフなのかなと、ちょっと心配しながらのスタートだった。後半2つ伸ばせて最終的には1オーバーだったので、後半は明日につながらゴルフができた」と振り返った。
3番の第1打をグリーン右に外し、7メートルのパーパットが残った。「『入んないから、いいや。とりあえず次のホール』と思って打ったら入った」。ねじ込んで4、5番の連続バーディーにつなげた。
米ツアーで習得したカットショットが、この日はさえた。「風がけっこう強かったので。カットに打って距離を少し落として、スピンをかけるっていうショットが今日は良かった」と手応えを口にした。
大勢のファンが見守る中でのプレー。「かっこよくアンダーで回っている姿を見ていただきたいので、明日は安定したプレーをして、アンダーで回れるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。
2024年05月02日 12:46
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第1日(2日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
2010年大会最終日で世界主要ツアー最小の58をマークして優勝した石川遼(CASIO)が、5バーディー、1ボギーの4アンダー、66で回り、石川がホールアウトした時点で堂々の首位に立った。
石川は、先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝した桂川有人(国際スポーツ振興協会)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦している22歳の杉浦悠太(フリー)と一緒の注目組で10番からスタート。12番パー4でバーディーを先行させると、難しい18番パー4でもバーディーを奪い、前半を2アンダーで折り返した。
後半は4番パー3でボギーをたたき、一歩後退したが、すぐに5番パー4でバーディーを奪い、取り返した。さらに6番パー4でもバーディー。最終9番パー4では左3メートルの微妙な距離のバーディーパットを最後のひと転がりできっちり沈めた。「9番はジャストタッチで狙ってジャストタッチで入りました」と会心のパットを笑顔で振り返った。
この時点で、まだスタート前の選手もいたが、石川がホールアウトした時点で首位に浮上。平日にもかかわらず、グリーンを取り囲んだ大ギャラリーから大歓声が沸き起こった。
「きょうは祝日ですか? 大歓声はうれしいです。感謝しかありません。(今大会は)今年で64回目ということで東海地区のファンに浸透していると思います。僕もこの時期になると『今年も中日クラウンズの季節になったな』と思いますから」。日本男子ツアーの第一人者は、大観衆と大会関係者に感謝した。
2010年大会では最終日に58をマークして、6打差から大逆転優勝を果たした。大会前日の1日には「それから14年、もうそんなにたったか、という感じです。いい思い出を更新したい」と笑顔で話していた。第2日から最終日までは祝日が続く。さらに大観衆が詰めかけることが予想される中「石川劇場」の再現が期待される。
2024年05月02日 12:28
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
今季米女子ツアーでネリー・コルダ(25)=米国=が、ツアー最多に並ぶ出場5戦連続優勝中と歴史的快進撃を演じて、女子ゴルフ界の注目を一身に集めている。身長178センチでトップモデルのような容姿を持ち、異次元の強さを見せて、米女子ツアーの人気も再燃気配だ。2021年東京五輪金メダリストでもある世界ランク1位の衝撃的な強さの秘密を今大会に出場する、パリ五輪日本代表入りを目指す4人に聞いた。初回は、同じ1998年度生まれの勝みなみ(25)=明治安田=。
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日本ツアー通算8勝で、2023年から米ツアーを主戦場とする勝は、昨年からまだコルダと同組でのラウンドはないという。準々決勝で敗退した今年4月のTモバイル・マッチプレーでは、準決勝まで勝ち進めばコルダと対戦するはずだった。「勝てば(同組で初めて一緒に)回れたので、絶対勝ちたいと思ってたんですけど、負けちゃったので回る機会を失ってしまって。どんなゴルフするかすごい気になるので、今度もし回れたら回りたいと思います」と笑った。
今年4月のメジャー初戦、シェブロン選手権でコルダは米女子ツアー最多記録に並ぶ出場5連勝を飾った。1月の今季初戦だったヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズは16位。その後、出場した1月のドライブオン選手権(米フロリダ州)、3月の朴セリ選手権(米カリフォルニア州)、フォード選手権(米アリゾナ州)、4月のTモバイル・マッチプレー(米ネバダ州)、シェブロン選手権(米テキサス州)と破竹の5連勝。1978年のナンシー・ロペス(米国)、2005年のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に並ぶツアー3人目の快挙だ。世界ランク1位を不動のものとし、8月のパリ五輪では五輪競技初となる連覇も射程に入る。
今季のスタッツはパーオン率ツアー1位の75・85%、パーオンしたホールの平均パット1・72で同2位。平均スコア69・22でツアートップと各部門別で圧倒的な数字を残している。同じ米女子ツアーを主戦場とする勝は「(今のコルダは)パターがめちゃめちゃ入っているって、聞きました。ショットもマッチプレーで後ろ(の組を)振り返ったら(フェアウェーの)真ん中にしかいなくて、誰だろうと思ったら、ずっとネリーだった。やっぱり調子いいんだなと思って。ゴルフは最終的にはパターが入れば上位にいけるし、優勝もできるんだなと思いました」と、目の当たりにした世界トップに君臨する強さの一端を語った。
実は、勝と同じ1998年7月生まれ。コルダの父・ペトルさんは1998年全豪オープン男子シングルスを制したテニスの名選手。母も88年ソウル五輪に出場したテニス選手、6歳上の姉ジェシカも米ツアー6勝のプロゴルファーと、アスリート一家でもある。異国の「黄金世代」のスーパースターについて勝は「私もっと年上なのかと思ってびっくりしたんですけど、すごい刺激になるので自分も頑張ります」とうなずいた。
現在、日本女子12番手の世界ランク76位。現状、日本勢の出場枠は世界ランク上位2人までで、逆転での五輪代表入りにはポイント配分の大きい今大会、5月30日開幕の全米女子オープン、6月の全米女子プロ選手権での上位進出が鍵となる。勝も今季米ツアーでは直近2試合連続でトップ10入りを果たすなど好調だ。「イメージ通り打てる球が増えたことが成績につながっている。自信はついている」と話す。今大会会場の茨城GCは17年のプロテスト合格後から、オフに練習している慣れ親しんだコース。今オフも3〜4回東Cを回り、大会に備えてきた。「グリーンにアンジュレーションもあったり、色んな技を使って攻めていきたい」。まずは21、22年日本女子オープンに続く国内メジャー3勝目を挙げ、パリ五輪舞台での日米黄金世代対決実現へと歩みを進める。
◆女子ゴルフのパリ五輪への道 6月24日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉同ランク15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。大会は8月7日から4日間、フランス「ル・ゴルフナショナル」で72ホールストロークプレーの個人戦で争う。21年東京五輪は畑岡奈紗と稲見萌寧が出場し、稲見が日本ゴルフ界初の表彰台となる銀メダル、畑岡は9位だった。
◆ネリー・コルダ 1998年7月28日、米フロリダ州生まれ。25歳。16年にプロ転向し、18年のスウィンギングスカート台湾選手権で米ツアー初優勝。21年全米女子プロ選手権などメジャー2勝を含む通算13勝。21年東京五輪は姉とともに米国代表で出場して金メダル。22年に鎖骨下静脈の血栓の手術をし、4か月間戦線離脱した。178センチ。家族は両親と姉。
2024年05月02日 12:08
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
大会最終日が「母の日」と重なることが多いシーズン最初のメジャー。
2024年05月02日 11:31
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
「セクシー・クイーン」ことアン・シネ(韓国)が第1ラウンドを72で終えた。10番から出て5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー、72で回り、トップと2打差の暫定10位でホールアウトした。この日は午前7時のトップスタート。青空の下、全身白色のウェアで統一し、パンツ、長袖姿に、白バイザー、白リボンを身につけてラウンドした。
アン・シネは今季、2019年シーズン以来の日本ツアー復帰。今季出場資格を争う昨年末の予選会で16位となり、前半戦の出場権を獲得した。開幕後は前週まで7試合に出場し、予選落ち4度。アクサレディス宮崎の10位が最高位となっている。メルセデス・ランクは57位。6月中旬の第1回リランキング(出場優先順位組み直し)へ、ポイント加算を狙う。
ワールドレディスサロンパスカップは17年に日本ツアー初出場となった大会(41位)。当時、初日には膝上30センチの黒のミニスカートを着用し、ギャラリーの視線をくぎ付けにして話題となった。
2024年05月02日 09:52
◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第1日(2日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)
先週のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで優勝した桂川有人(国際スポーツ振興協会)、2010年大会最終日で58をマークして優勝した32歳の石川遼(CASIO)、昨年のダンロップフェニックスで史上7人目のアマ優勝を果たして今季からプロとしてツアーに本格参戦している22歳の杉浦悠太(フリー)の注目組が前半の9ホールを終了した。
10番からスタートし、石川が12番パー4で、杉浦が13番パー3で、桂川が14番パー4で、それぞれバーディーを先行させた。
石川は難しい18番パー4でもバーディーを奪い、前半を2アンダーで折り返した。石川らの組がハーフターンした時点で、首位と1打差の2位と好スタートを切った。
杉浦は前半1アンダーで5位。桂川は18番でボギーをたたき、前半をイーブンパーで13位で折り返した。
首位は5ホール消化時点で3アンダーまで伸ばした小木曽喬(フロンティアの介護)。
今大会の賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円。1960年に第1回大会が行われた伝統のトーナメントは、今年も名古屋で最も格式が高いとされているコースで争われている。
2024年05月02日 09:00
ゴルフウエアは機能性だけではなく、ファッションとして楽しみたい方も多いのではないでしょうか。スイング良し・スコア良し・オシャレに決められる自分良し!と気分も上がります。
今回は、「パーリーゲイツ」から登場したゴルフウエアを紹介しましょう。 PGG ダンボール千鳥 フルジップブルゾン ●素材/ポリエステル100%●サイズ/4、5、6 ●価格/4 万8400 円
今年で35年目を迎える老舗ゴルフウエアブランド、パーリーゲイツ。多くの支持を集める同ブランドが2020年に発表したコレクションがPGGだ。ゴルフなどのスポーツシーンだけでなく、タウンユースにも映えるアイテムを多数展開している。
そんなPGGの今シーズンのテーマは"DIAMOND"。モノトーンを基調にしたモダンなラインナップで、今月紹介するのは、今シーズンを象徴するダイヤモンドパターンを全面にプリントしたブルゾン。リフレクター(反射材)のライン使いがスポーティーな印象を与える一方で、生地の組織を千鳥格子にすることで、立体感を生み、高級感を出している。
素材には高伸縮機能糸・TEXBRIDを採用。ストレッチ性が高く、軽量でしわになりにくいため、スポーツウエアとしての性能も申し分ない。さまざまなアイテムとの組み合わせで春まで使える汎用性の高いウエアだ。
いかがでしたか? ファッション性や機能性を備えた、パーリーゲイツのゴルフウエアを手に取ってみてください!
問 PGG ☎ 03-5771-9070
2024年05月02日 07:00
ゴルフはスポーツのなかでも、とくに意図した動きができないといわれる。
2024年05月02日 06:10
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
2021年覇者の西村優菜(23)=スターツ=が、プロアマ戦で憧れの宮里藍さん(38)との人生初ラウンドをかなえた。プロを志すきっかけとなった人との18ホールを終え「朝は右手と右足が一緒に出るくらい緊張していた。特別な一日。一緒にプレーできて夢のよう」。冷たい雨を忘れるくらいに、心は熱く高鳴った。
米国に主戦場を移して2年目。米ツアー9勝の先輩から海外での生活やメンタル面、米国の硬いグリーンへの対処法などについて助言をもらった。間近で見た藍さんのゴルフは「全部すごかった」の一言。「飛距離も私と同じか、前まで飛んでいた。アプローチも、いい意味で力が入っていない。すごく参考になった」と興奮しつつ卓越したショートゲームを目に焼き付けた。
グリーンが硬くて速いと選手が声をそろえる今年のセッティングも、望むところだ。「米国に行ってグリーン周りは鍛えた。そこは3年前から成長していると思う」。今季初参戦の日本ツアー。開幕前日に蓄えた“藍の力”で、3年ぶりのメジャータイトルを勝ち取る。
(高木 恵)
2024年05月02日 06:00
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)
女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップは2日から4日間、茨城・茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で行われる。1日は出場選手がプロアマ戦などで最終調整。大詰めの今夏パリ五輪代表争いの場ともなる大会で、通算8勝の米ツアー3年目・古江彩佳(23)=富士通=が、自身初となる五輪出場への足がかりにする決意を示した。
パリ五輪の女子の日本代表枠は現状「2」だ。古江は今大会でライバルたちとの激しい代表争いに挑む。
4月29日時点の世界ランクで五輪代表圏内の日本勢2番手の23位。獲得ポイントの大きい国内のメジャーは稼ぎ時だ。今大会でつばぜり合いの相手になるのが、28位の4番手で2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、22)=加賀電子=になる。しかも山下とは予選2日間で同組。「ライバルより上にいくことで差もついていく」と“直接対決”に闘志をたぎらせた。
今季初の日本ツアーだ。当然、ビッグタイトル獲得にも燃える。帰国は4月30日の午前5時頃。そのままコースへ向かい、18ホールの練習ラウンドに臨み、この日は雨の中でプロアマ戦を回った。時差ボケや疲労の色も見せず、ラウンド中は笑顔。「楽しみながら自分のゴルフができるように集中して、優勝を目指したいので」と説明した。
21年東京五輪の代表争いは畑岡奈紗が1番手で代表入り。残る1枠の争いで古江は2番手につけていたが、直前で稲見萌寧に逆転されて落選。世界ランクで稲見が27位で古江が29位と僅差(きんさ)だった。その稲見は日本人初の銀メダル。悔し涙を流しただけに、五輪への思いは人一倍強い。古江は「本当に出たいと思っている。優勝すればジャンプアップもできる。(代表決定の)6月(24日)までに優勝を1つでもしたい」と意気込んだ。
主戦場の米ツアーでは今季全10試合に出場。3位が最高で4度のトップ10入りをし、米ツアーのポイントランクも日本人最上位の6位。「パターで苦しんでいる」と言うが「ストロークができていなかったりするので、しっかり打っていきたい」と恐れはない。
サロンパスカップは21年以来の出場でコースは前回と同じ東Cだ。「今年もハヤカタ(速くて硬い)グリーンかなと思う。マネジメントを使ってパーセーブしていきたい」と古江。花の都パリにグッと近づく大会にしてみせる。
(富張 萌黄)
◆女子ゴルフのパリ五輪への道 6月24日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉同ランク15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含めて最大2人が出られる。大会は8月7日から4日間、フランス「ル・ゴルフナショナル」で72ホールストロークプレーの個人戦で争う。21年東京五輪は畑岡奈紗と稲見萌寧が出場し、稲見が日本初のメダル獲得となる銀、畑岡が9位だった。
◆古江 彩佳(ふるえ・あやか)2000年5月27日、神戸市生まれ。23歳。兵庫・滝川二高を卒業後、19年10月の富士通レディースでツアー7人目のアマチュア優勝を果たしてプロ転向。日本ツアー通算8勝。20―21年統合シーズンの賞金ランク2位。米ツアーでは本格参戦1年目の22年7月スコットランド・オープンで1勝。憧れは歌手の浜崎あゆみ。153センチ、54キロ。家族は両親。
2024年05月02日 06:00
インパクトがぶ厚くなる、球筋をコントロールできるなど〝ボールがフェースに乗る〞アイアンショットの利点は多い。その打ち方をレッスンする前に、フェースに「乗る」と「乗らない」スイングを比較し、違いとポイントを紹介。「乗る」打ち方には、4つポイントがある!
2024年05月02日 05:00
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ」(2日開幕、茨城GC東C=パー72)
女子ゴルフで今季国内メジャー初戦のワールド・サロンパス・カップは2日、茨城県つくばみらい市の茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕する。
2024年05月01日 22:49
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は1日、公式X(旧ツイッター)を更新。「名刺つくりました」として、ブライトナー4選手の写真を投稿した。
「女子プロゴルフの未来をもっと鮮やかに、もっと美しく輝かせるために活動中のJLPGA Brightener(ブライトナー) このたび名刺ができました!今後どこかでもらえるチャンスがあるかも…?」とつづった。
ツアーの代表としてSNSでのブランディング活動や、イベントに参加する広報的活動を担う今季のブライトナーのうち、原英莉花、青木瀬令奈、蛭田みな美、菅沼菜々がそれぞれの名刺を手に持った。
フォロワーからは「瀬玲奈プロの欲しい」「超欲しいです。」「英莉花姫のが欲しい…」「いいなぁ、欲しいです。いや、名刺交換して欲しいです。」「よーし、リコーカップでもらうぞーっ!」と反応があった。
2024年05月01日 20:10
人気女子ゴルファーの吉田優利が1日、インスタグラムを更新。「Bye−bye LA」と、滞在中だったロサンゼルスの思い出写真を公開した。
今季から米ツアーに挑戦している吉田。八村塁選手が所属しているレイカーズ戦を観戦している様子や、可愛らしい緑のワンピース姿のオフショットなども投稿した。
22日には、大谷翔平選手のドジャース戦の試合を観戦したことも報告している。
2024年05月01日 17:52
女子ゴルフの3月の「PLAY OF THE MONTH」に小祝さくらの「ワンバウンドでカップインするスゴ技アプローチ」が選ばれた。
Vポイント×ENEOS(3月15〜17日、鹿児島高牧CC)の第2ラウンド。小祝は17番パー3でグリーン右手前からカップが見えない打ち上げのアプローチでチップインバーディーを決めた。「まさか選ばれると思ってなかったので。今年初めてということでうれしい。あのアプローチで賞を取れるとはビックリ」
第1打をグリーン右手前に外したが、2打目地点からは意外とイメージはよかったといい「頑張れば寄せられる」とアプローチしたという。しかし、打った瞬間に「あ、強い」と感じるミスショットで「結構突っついちゃったんですけど、たまたま入ってくれて」と振り返った。
砲台グリーンなど、打ち上げでカップが見えないアプローチでは「何ヤードに落とすのかっていうのとイメージだけでやるしかない。自分の打つ高さだったりと意識している」という。大会前には第1打を今回の位置に外す想定で練習しており「思ったようには打てなかったけど、ナイスバーディーという感じでした」と話した。
年末には年間ベストプレーもある。「あのアプローチが今年1位になるとはちょっと思えない」と謙遜して笑い「でも、またこれ以上の良いプレーを出せるように頑張りたい」と話した。
「PLAY OF THE MONTH」は女子ツアーで飛び出したスーパープレーの中からファンと選手による投票で選出し、毎月表彰。各月の受賞プレーから年間ベストプレーも選出し「BEST PLAY OF 2024」としてJLPGAアワード2024で表彰する。