2024年04月19日 18:41
ドイツサッカー連盟(DFB)は19日、同国代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督と新契約を締結したことを発表した。新たな契約期間は2026年に北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26終了までとなっている。 36歳の青年監督が次回のFIFAワールドカップまでドイツ代表を率いることが決まった。当初の契約が今夏のEURO2024終了までとなっていたことから、その去就に大きな注目が集まっていたナーゲルスマン監督。『ビルト』をはじめとした国内有力メディアは、2021年夏から昨年3月まで指揮を執ったバイエルンへの再就任の可能性を報じていたが、最終的にはDFBとの契約を約2年延長した形となった。 ナーゲルスマン監督は1987年7月23日生まれ。2016年2月にブンデスリーガ史上最年少となる28歳でホッフェンハイムの指揮官に就任すると、降格圏に沈んでいたチームを立て直し、2年目にはチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。その後、ライプツィヒでも2年連続でCL決勝トーナメントに進出するなど優れた手腕を発揮し、2021年夏にバイエルンの監督に就任。初年度の2021−22シーズンはチームをブンデスリーガ10連覇に導いたものの、昨シーズンは随所で不安定さを露呈し、昨年3月末に解任の憂き目に遭った。 昨年9月にはハンジ・フリック前監督の後任として、大不振に陥っていたドイツ代表の指揮官に就任。就任後の4試合は1勝1分2敗と黒星が先行したものの、先月のインターナショナルウィークではフランス代表(2−0○)とオランダ代表(2−1○)相手に連勝を飾っている。 契約延長が発表されたナーゲルスマン監督は、DFBの公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。 「これは私の決断だ。代表チームを率い、国内最高の選手たちと協力できることは非常に光栄なことだよ。情熱的なパフォーマンスを見せることで、国全体を鼓舞するチャンスがあると思っている。3月のフランス戦とオランダ戦の2つの勝利ではそれを味わうことができたし、本当に感動したよ。ホームでのEUROで成功を収めたいと思っているし、コーチングチームと共にワールドカップへ挑戦することを楽しみにしているよ」
2024年05月02日 07:30
先月29日に行なわれたU23アジアカップの準決勝でイラクに2-0と勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。
グループステージでは西尾隆矢が退場したり、第3節ではいいところなく韓国に敗れるという苦難を経験したものの、それを乗り越えて決勝にまで駒を進めてきた。
今回、日本代表の裏側を撮影した動画を配信している『Team Cam』では、そのイラク戦での選手の模様を公開した。
その動画の中で、試合前日に準備を進めている小久保玲央ブライアンがインタビューで以下のように語っていた。
「親や友達が試合を夜遅くまで見てくれたりするんですけど、ちょっとでも『次の日の仕事を頑張りたい』とか、オレのプレーを見て『明日も頑張ろう』と思ってもらえることがすごくプラスになる。
日本国民の皆さんにもそう感じてもらえたら嬉しいと思ってプレーしています。だから勝ちたいんですよ、いつも。
最高のことですよ。こんなにいい仕事はないですよ。
この23人の選手とスタッフが、まるで自分一人である感じにも捉えられている。誰かのミスでも、誰かの得点でも、自分のことのように感じる。そんなチームになってきている。
みんなも同じことを言っていて、だからどんどんレベルアップしているなと感じますね」
「大岩監督は2年前のドバイカップからずっとパリ五輪という言葉を伝えてくれていた。それが明日の試合で決まるというのは『あっという間だったな』というところはあります。
その中で色々な遠征があって、色々な試合があって、そこに自分の悔しさや嬉しさが詰まっている。
チームにはまだ試合に出てないヤマ(山田大樹)もいる。自分が彼の立場だったら、絶対にキツいと思う。
でもそのヤマが自分の背中を押し出して、練習が終わったりすれ違ったときにはハイタッチをしてくれたりする。そういう一つ一つのアクションが自分にとってプラスのことになっている。
大志(野澤大志ブランドン)もすごくいい奴だし、練習の雰囲気も本当にいい。このキーパーチームでどんどん上がっていきたいし、すごくプレーしやすい。
影で支えてくれる人がいるからこそ今の自分たちが成り立っていると思いますし、恩返しと言うよりはその人達も巻き込んで全員で勝ちに行く。
全員が違う役割ですけど、スタッフを含めた全員を巻き込んでパリ五輪への切符をつかみ取りたい」
衝撃の予選敗退…パリ五輪に出ないブラジルの「世界的ヤングスター」10名
試合には一人しか出られないゴールキーパーチームの雰囲気も非常によく、選手だけでなく全員を巻き込んで勝利したいと語っていた小久保玲央ブライアン。
イラク戦ではその通り2-0の勝利に大きく貢献。日本に『明日も頑張ろう』という元気を与えてくれた。
2024年05月02日 07:30
横浜F・マリノスは5月1日、公式Xでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグを告知。ホームでUAEのアル・アインを迎え撃つ。
クラブ史上初めてファイナルに進出した横浜は、準決勝までのハイライトが収められた動画を公開。決戦への想いが込められたメッセージも。
「横浜F・マリノスに関わる、すべての人々で挑む――アジアの頂点をかけた闘い。数多の激戦を超えて――ついに、ファイナルへ。獲るぞ。アジアの頂点を」
【動画】「獲るぞ。アジアの頂点を」マリノスがACLファイナル第1レグを告知!
この投稿には、以下のような声が上がった。
「全力で応援行かせてもらう」
「マリサポじゃない方も来ましょ!」
「『マリノスに関わる全ての人々で挑む』という表現に心震えたカッコいいティザームービーでした」
「あと一つ!」
「普通に泣いた。絶対てっぺん獲ろう」
「獲るぞ。まじで」
「悲願達成まであと少し。マリノスファミリーの力で最後も乗り越えよう」
「この前の準決勝の分も映像が追加されててじーんとくる...」
「現地でもたくさん泣いたのに映像観ても泣ける」
「何度見てもカッコいい」
悲願のACL初制覇へ。まずは横浜国際総合競技場で先勝したい。試合は11日の19時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 07:01
U-23アジアカップの決勝、ウズベキスタン戦に向けてU-23日本代表の佐藤恵允が意気込みを語った。
日本は4月29日の準決勝でイラクに2−0で快勝。今大会の3位以上が確定し、パリ五輪の出場権を獲得した。ただ、まだ終わったわけではなく、5月3日には優勝をかけて決勝でウズベキスタンと対戦する。
「ずっと狙っていたことなので、ここまできたら優勝したい」
そう力強く語った背番号10は、決勝の相手、ウズベキスタンをこう分析した。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
「ウズベキスタンは自分が思うに、今まで戦ってきたどのチームよりも一番戦ってくる相手だという印象がある。個人の能力も高いですし、サウジアラビアとの試合を見ても、すごく切り替えの速い、締まったゲームだったので、そういう意味では、一番レベルの高いチームだと思っています」
今大会、ここまで無得点の佐藤は、現状に悔しさを露わにしつつも、「もうちょっとゴールに直結したプレー、ゴールに向かうような、ボールを持った動きもそうですし、ボールを持たないところの動き、ゴールから逆算した動きを増やしていけば、得点に繋がる」とプレーの改善と、ゴールへの意欲を示した。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 07:00
3日に行なわれるU23アジアカップの決勝戦で、日本代表と対戦するウズベキスタン。
2024年05月02日 07:00
J1初挑戦ながら旋風を巻き起こしているのが、FC町田ゼルビアだ。開幕5試合で4勝1分とスタートダッシュに成功。10節終了時点で、首位のセレッソ大阪と勝点19で並び、得失点差で2位につけている。
躍進するチームを攻守で支えているのが、左サイドバックの林幸多郎だ。明治大を卒業後の2023年に横浜FCでプロキャリアをスタートさせた林は、ルーキーイヤーから29試合・2得点の活躍。今季、町田に完全移籍した。
新天地では開幕からスタメンに定着。持ち前のハードワークを武器に、対人の強さを活かしたタイトな守備、左右両足で繰り出す正確なパスなどで存在感を発揮。ここまでフルタイム出場を果たしている。
そんな23歳に今回、インタビューを実施。新チームへの順応、今シーズンの自身のパフォーマンス、プレーで意識している点について訊いた。
――◆――◆――
――町田への加入直後に、まず心がけた点を教えてください。
黒田剛監督やチームから求められていることを理解して表現するのを、キャンプの時からすごく意識してやりました。このチームでは球際やハードワーク、そういう“際”の部分をすごく大事にしています。そこは、僕は明治大でしっかりやってきましたし、去年在籍した横浜FCでも、そういう部分を強みにしてやってきたので、スムーズに入ることができたと思います。
【PHOTO】最後まで逆転を信じ、全力で応援したFC町田ゼルビアサポーター
――チームには早く馴染めたようですね。
まずは、チームのことやここの常識を理解するのが大事だと思っていたので、既存の選手たちにいろいろと聞きました。また、スタッフの方たちが言っていることにしっかりと耳を傾けて理解するのを、強く意識しましたね。人の話に入っていくのは、あまり好きではないんですけど、人が言っていることを理解したり、何を求めているのかを考えながら動くのはすごく得意なので。そういったところは、上手くできたのではないかと思います。
――チームの雰囲気はどう感じられましたか?
選手もスタッフも多くて、一人ひとりがモチベーションが高く、雰囲気良くやれている印象でした。
――新加入で即スタメンに定着。ここまでフルタイム出場ですね。
求められていることを、ちゃんとできているというか、やろうとしているところは評価されたのではないかと思います。
――ご自身のパフォーマンスについてはどうですか?
ここまで試合に出させてもらってはいますけど、何一つ満足しているところはなくて、もっともっとできると思います。アシストやゴールという結果も、まだ出せていません。そういう部分にもこだわって、プラスアルファをどんどん出していきたいです。もちろん、やれることを精一杯やっていますけど、何か物足りないなと、常々感じていますね。
――サイドバックとして守備で一番重視されている点を教えてください。
1対1で負けないことですかね。僕のところで抜かれれば、局面がガラッと変わりますし、サッカーにならないと思うので。また、このチームのカラー的に、守備がすごく重視されています。そこに対する責任やプレッシャーは、すごくあります。
――攻撃の際に意識されていることは?
このクラブにはすごく良いアタッカーがいるので、その選手たちをいかに上手く使うかが僕の仕事になってきます。同じサイドのサイドハーフと組む時は、一人ひとりのキャラクター、足が速いとか、ドリブルが上手いといった特性がある。それぞれに合わせたコンビネーションは意識しています。
――ポジショニングの良さも目を引きます。
僕のプレースタイル的に、良くも悪くもあまり目立ったプレーはしないので。周りの選手を上手く活かすような、潤滑油になるようなプレーをいつも意識しているのですけど。味方をよく見て、「どこにポジションを取ったら助かるだろう」というポジションを、常に取り続けるのは意識しています。ポジショニングは強みだと思っています。
――さて、次戦は3日の柏戦です。相手の印象は?
今年は特に守備の規律がすごくしっかりしていて、4−4−2でコンパクトに全員で守っている。そして、しっかりみんなでカウンターを仕掛けるサッカーのイメージがあります。そこをいかに崩すかが、肝になるのではないかと思います。
――入念な対策もされているかと思います。
単独よりもコンビネーションによる攻撃の方が多いイメージがあります。周りとの連係は、しっかり意識したいです。
――最後に、ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。
ホームの試合で連敗中ですし、やっぱりホームで勝ちたいと思っているので、そこに対するみんなの熱量を、全員で表現したいです。個人的には最後まで「一人だけ走っているなあ」というのを見せられたらと思います。
毎回、たくさんのサポーターの方に来ていただいているので、選手みんなが感謝していますし、今回はホームゲームイベントとして「まちだ感謝祭」も行なわれます。勝利で恩返しして、サポーターの皆さんと喜びを分かち合いたいので、今回も皆さんに応援しに来てもらいたいです。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 06:50
月曜日に行なわれたU23アジアカップの準決勝で、インドネシアを撃破して勝利を収めたウズベキスタン代表。
この大会に入ってからグループステージで三連勝し、さらにサウジアラビアとインドネシアを撃破。無傷の全勝に加えて無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せている。
🏆AFC U23 #アジアカップ カタール2024
✨準決勝
📋試合結果
🇮🇩#インドネシア 0-2 #ウズベキスタン🇺🇿
🎥試合ハイライト#AFCU23 #IDNvUZBpic.twitter.com/xjdC2trs6u— #アジアカップ 公式 (@afcasiancup_jp) April 29, 2024
『thepeninsulaqatar』によれば、ウズベキスタンを率いているティムル・カパーゼ監督は試合について以下のように語っていたとのこと。
「この勝利をウズベキスタンの大統領、ウズベキスタンの国民、ウズベキスタンのサポーターに捧げるよ。
試合はとても厳しいものだったが、勝利することができた。ただあと1試合残っているので、それに向けてしっかり準備をしなければならない。
パリ五輪への出場権を獲得するという第一目標は達成できたが、次はカップを持ち帰るという第二の目標を目指さなければいけないからね。それによって本当に満足できる大会になるだろう」
ウズベキスタン戦で日本代表での運命が決まるかもしれない4名
そのウズベキスタンと決勝で対戦するのは、イラクを相手に勝利を収めた日本代表。2年前の大会では準決勝で同じカードが行なわれ、その際にはウズベキスタンが2-0で勝利を収めている。
ウズベキスタンも日本もその際はU-21のチームで大会に臨んでおり、今大会の多くのメンバーがそれを経験している。日本にとってはまさに「借りを返すリベンジマッチ」となる。
2024年05月02日 06:30
4月29日に行なわれたラツィオの練習を欠席したため、その状態が心配されていた日本代表MF鎌田大地。
しかし今回『laziopress』が伝えたところによれば、週末に行われるモンツァ戦には出場が可能な状況であるという。
鎌田大地は火曜日の練習で顔を見せなかったが、それについてはふくらはぎの張りがあったための予防的な休息であったという。
モンツァ戦までにはトレーニングセッションに戻ることができるとのことで、週末には先発出場することが可能になるかもしれないそうだ。
一時期は怪我人の続出に悩まされていたラツィオであるが、まだピッチに戻れていないのがマリオ・ヒラのみという状況にまで回復しているという。
重度の足首捻挫で離脱していたイヴァン・プロヴェデルも復帰しており、これからコンディションを整えていく段階にあるそうだ。
ラツィオは現在イタリア・セリエAで7位となっており、シーズンの残りは4試合。
ワクワクした!「日本人選手、最高の大出世移籍」10名
ヨーロッパリーグ出場権内である5位までは4ポイント差、チャンピオンズリーグ出場権内の4位までは8ポイント差となっており、現実的には5位ローマを上回ることが目標となる。
5月4日にはモンツァとのアウェイゲームを戦い、その後12日にエンポリ戦、19日にインテル戦、そして26日に最終節のサッスオーロ戦に臨む予定だ。
2024年05月02日 06:27
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年05月02日 06:09
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)で決勝に進出。8大会連続のオリンピック出場を決めた。
本大会に向けて、オーバーエイジの話題が活発になるなか、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『FOOTBALLIST』は、「羨ましい日本! オリンピックに久保+冨安+板倉など超豪華ヨーロッパ組招集の意志が固い」と見出しを打った記事を掲載している。
同メディアは、日本の報道として、パリ五輪のオーバーエイジ3枠の候補として冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、遠藤航(リバプール)などが挙がっていると紹介。こう綴っている。
「このように守備にオーバーエイジを集中させるのは、23歳以下のアタッカー陣の競争力は十分だという自信のためだと見られる。日本最高のスターの一人であるレアル・ソシエダの久保建英が招集対象だ。久保は大会参加意思が強いことが分かった」
【PHOTO】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを特集!
同メディアは「さらに今シーズン、デンマークのブレンビーに移籍し、ヨーロッパ進出を成し遂げた23歳のアタッカー鈴木唯人にも期待が大きい。今シーズン8ゴール・5アシストを記録。ゴールの中で華やかなドリブルからのシーンが多く、ほとんどが最近に集中しており、上昇傾向が際立つ選手だ」と、U-23アジアカップでは不参加となった選手にも言及。こう続けている。
「このように豪華なメンバーがいるだけに、日本特有の大きな期待も受ける。目標はメダルだ。日本は1968年のメキシコシティ五輪で銅メダルを獲得し、アジア諸国の中で最初のメダルを獲得したが、その後56年間、偉業を再現できなかった。最近では2012年と2020年でベスト4に勝ち上がったが、銅メダル決定戦で敗北して4位に留まっている」
戦力の充実ぶりを羨望の眼差しで見ているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 05:46
リバプールの遠藤航に退団の可能性があるという報は、英国でも小さくない反響を呼んでいる。
現在はフェイエノールトを率いるアルネ・スロットがユルゲン・クロップの後任としてレッズの新指揮官に就任するのが濃厚になったのを受け、グレアム・ベイリー記者がリバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』の取材に対し、こう発言したのだ。
「もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではない。彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている。彼は大金をもらっているわけではないし、彼らも彼に大金を払ったわけではない」
この報道を受けて、リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』は「ファンのお気に入りが、衝撃的にリバプールをわずか1シーズンで退団する可能性」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じた。
「クロップ監督がシーズン終了後にリバプールを去り、フェイエノールトのスロット監督が彼の後任となる可能性が高いため、夏には選手たちの再編が行われるのは間違いない。しかし、エンドウの退団はほとんどの人が予想していなかったであろう」
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
同メディアは、今季の遠藤の活躍について、「シュツットガルトから1600万ポンドで加入した日本代表キャプテンは主力選手となり、全公式戦で41試合に出場し、1ゴールを決めた」と紹介。こう続けている。
「レッズがトップターゲットだったモイセス・カイセドとロメオ・ラビアをチェルシーに取られた後、彼の加入は失望の要素を持っていたにもかかわらず、彼はファンのお気に入りのような存在になった。今シーズンの遠藤はクロップにとって非常に貴重な存在だ。それでもベイリー記者は、31歳の遠藤の退団がカードにあるかもしれないと信じている」
記事は「同じベテランのチアゴ・アルカンタラとジョエル・マティプは契約満了に伴って退団がほぼ確実となっている一方、エンドウ移籍の根拠はそれほど有力ではない」とし、こう主張している。
「スロットの加入はほぼ確実であり、明らかにエンドウが中盤のホールディングの役割に対する長期的な解決策ではない。とはいえ、特に経験の重要性が無視できない過渡期においては、年齢だけを理由に選手を排除するのはおそらくほとんど意味がないだろう」
遠藤は必要な存在――。そう訴えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 05:04
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。練習後には、前日の4月30日に21歳の誕生日を迎えた松木玖生へ、選手からサプライズが行なわれた。
練習後、テレビの取材を受ける松木のもとに、高井幸大がハッピーバースデーを歌いながらケーキを持ってサプライズで登場。その直後に平河悠も現れ、2人で祝福した。
松木は最初、驚いた表情を見せるも、徐々に笑顔に。2人からの「おめでとう」の言葉に満面の笑みを浮かべながら「ありがとうございます!」と返していた。
【PHOTO】U-23アジアカップ準決勝イラク戦に集結したU-23日本代表サポーター!
27日の練習後に、大畑歩夢が同じく誕生日のサプライズを受けた際には、顔面にケーキを押し付けられていたが、高井は「顔面禁止らしいんで笑」と告白。松木は「え、俺顔面禁止なの?」と驚いていたが、結局、受けることに。
高井が「自分でいく?」と言うと、松木は「いや、なんで自分でいくの!」とツッコミ。高井の「じゃあ一緒にいこうか」との合図で、平河とともに顔面に押し付け、ケーキまみれになった松木は「ありがとうございます!」と大爆笑だった。
21歳となった松木は、1年の抱負を訊かれ、「見られ方もまた変わってくると思うので、しっかりと個人でも結果を残していけるように頑張ります」と意気込んだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月02日 04:57
U-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は5月1日、カタール・ドーハでトレーニングを実施。
2024年05月02日 04:48
韓国Kリーグの名門である水原FCのチアチームに新たなメンバーとして招聘されたのが、台湾でトップチアとして活躍してきたチュアン・チュアン(壮壮)さんだ。Kリーグクラブで他のアジア出身チアが誕生するのは初とあって、韓国国内で小さくない注目を集めている。
【PHOTO】台湾の超人気チア、チュアン・チュアンの艶やか“美的ショット”を厳選でお届け!
現地4月30日に行なわれたFCソウルとのホームゲームでさっそく本拠地デビュー。その様子を複数の動画と画像で紹介した32歳のパイオニアは「緊張しっぱなしでしたが思い出に残る素晴らしいデビューでした」と綴り、「もっと早くいろんなことを学ばなきゃ。水原のサポーターのみなさんの優しさに感謝です」と続けた。
投稿をチェックしたフォロワーからは漢字だけでなくハングルでの賛辞も殺到。「女神じゃないか!」「水原へようこそ」「笑顔に癒されるね」「やっぱりオーラがある」「もうファンになっちゃいました」などなどコメント欄は大盛況だ。水原FCチアチームのエース格で、国内で絶大な人気を誇るアン・ジヒョンさんとの初共演も果たした。
チュアン・チュアンさんはチアリーダーだけでなく、台湾では歌手やタレントとしても活躍する有名人。中国語と英語に加えて、日本語もたしなむというバイリンガルだ。インスタグラム84万、フェイスブック78万のフォロワー数を誇る。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 00:53
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、VAR (ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関する意見を語った。1日、イギリスメディアの『スカイ・スポーツ』などが報じた。
VARを巡っては4月下旬に、スウェーデン1部リーグが導入を拒否する方針を発表。以前からVARに批判的な意見を表明していたポステコグルー監督は、2日に行われるプレミアリーグのチェルシー戦の前日記者会見で、その件について質問を受けると、「スウェーデンに引っ越すよ」とジョークを飛ばしつつ、あらためてVAR無しのサッカーを好む立場を示した。
その後、ポステコグルー監督は今後プレミアリーグでVARが中止される可能性に関して意見を求められると、「VARが取り除かれる可能性はないだろう」と話し、「VARは導入当初に想定しなかった方向にサッカーを変えてしまったと思う」とコメントした。
そして、28日に行われたアーセナルとの“ノースロンドンダービー“の判定にも言及し、「私は週末(アーセナル戦)にPKを得るべき場面があったと思ったが、他の人たちはPKがないと考えた。ミッキー・ファン・デ・フェンのオフサイドについてはよく分からなかったが、他の人たちはオフサイドだと言っている」とコメント。
ただ、VARに批判的な立場をとりつつも、「試合に影響を及ぼさない最善の意思決定プロセスが何なのかは、彼ら(プロ審判協会/PGMOL)が見つけ出すことだ。監督とは何の関係もないこと。私はチームをマネジメントしている」と冷静に語っていた。
【ハイライト】トッテナムvsアーセナル
2024年05月02日 00:00
今シーズンのイングランド・プレミアリーグも大詰め。今回は『Football Faithful』から「今季のプレミアで最もペナルティキックを決めた選手ランキング」をご紹介する。アーリング・ハーランド、ブルーノ・フェルナンデス、カールトン・モリス、ジョアン・ペドロ、ドウグラス・ルイス
ペナルティキックでのゴール数:4回
4位はあまりにも多い5名。今シーズンのプレミアリーグで4回のペナルティキックを決めた選手はこれだけいる。
アーリング・ハーランドをはじめとして数多くの選手がこれを得点につなげている。特にジョアン・ペドロはこれまでのキャリアでペナルティキックを奪うことも決めることも得意としている選手であり、13回のシュートをすべて決めており、1度も失敗したことがない。
ちなみにアーリング・ハーランドはこれまで47本のペナルティキックを担当して42回成功、5回失敗という成績であるが、なんと「彼がPKを失敗した試合は一度も負けていない」というとても珍しい記録を持っている。
またドウグラス・ルイスは今季になるまでペナルティキックをほとんど担当しておらず、2019年のブラジル代表でのアイルランド戦で失敗してから実に4年ほど蹴っていなかった。今季はUEFAカンファレンスリーグも含めて5本を担当し、成功率は100%だ。モハメド・サラー、ブカヨ・サカ、アレクサンデル・イサク
ペナルティキックでのゴール数:5回
同率2位となったのはリヴァプールのモハメド・サラー、そしてアーセナルのブカヨ・サカ、そしてニューカッスルで大ブレイク中のアレクサンデル・イサクだ。
モハメド・サラーは今季ボーンマス戦とニューカッスル戦でペナルティキックを失敗しており、あまり成功率は高くなかったが、その中でも5ゴールを決めてきた。
ブカヨ・サカは100%の成功率を持っているものの、アーセナルはマルティン・ウーデゴール、ファビオ・ヴィエイラ、ジョルジーニョ、カイ・ハヴァーツもキッカーを務めたため、彼が蹴る機会はそれほど多くはなかった。
イサクは先週末のシェフィールド・ユナイテッド戦でPKを決めて滑り込み。ウィレムIIでプレーしていた2018-19シーズンにはPKだけでハットトリックを決めたこともある。コール・パーマー
ペナルティキックでのゴール数:9回
今覚えておくべき!「プレミアのアカデミーから出てきた超新星」10名
今季のプレミアリーグで最もペナルティキックでの得点数が多い選手はコール・パーマーだ。任された回数もトップである。
エンソ・フェルナンデスが8月のウェストハム戦で失敗したあと、10月にコール・パーマーがバーンリー戦で初挑戦。それからはパルマーが1番手、2番手がエンソという立場になった。
21歳という若さであるがその冷静さは驚異的なものであり、古巣マンチェスター・シティとの試合でもアディショナルタイムにペナルティキックを成功させた。
またマンチェスター・ユナイテッド戦でのハットトリックのうち2ゴールがペナルティキックによるものであった。これまでのプロキャリアで9回PKを蹴って全部成功させている。