2024年04月19日 22:13
「広島0−0巨人」(19日、マツダスタジアム) 今季2度目の引き分けに終わった巨人・阿部慎之助監督は「今日は勝ったね。勝ちました」と語った。 投手陣が懸命にバトンをつないだ。バルドナードをベンチ外とし、前夜サヨナラ負けを喫した大勢は温存。「バルちゃんはあげてたから。連投してたし。明日のことも考えて大勢を残しておきたかった。きょうはピッチャー陣が頑張ってくれた。それに尽きると思います」とたたえた。 打線は不振の坂本を2番で起用。「ちょっと楽なところでねと思って。考えたのは僕なので。それでも点が入らなかったので僕のせいです。すみません」と明かし、状態については「今が一番悪いから。経験もあるし。今より悪くなることはないし、開き直ってやってくれれば」と語った。
2024年05月03日 10:00
巨人・萩尾匡也とヤクルト・村上宗隆は同郷の熊本県出身で、萩尾にとって村上は1学年先輩。
萩尾が文徳高校、村上が九州学院高で2017年夏の熊本県大会準決勝で対戦したことがある。文徳高1点ビハインドで迎えた9回二死で、打席に入った4番の萩尾は、当時捕手として出場していた村上に“お前、絶対打たせないからな”とマスク越しに言われたことを今でも覚えているという。その後、萩尾は打ち取られ、文徳高は準決勝で敗退した。
あの夏から7年が経った。村上は22年に三冠王に輝くなど球界を代表スラッガーとなり、萩尾は高校卒業後に慶応大に進み、22年ドラフト2位で巨人に入団。萩尾は今季、開幕から一軍のレギュラーを目指し奮闘中だ。
同郷村上と実際に今シーズン、同じ舞台で、プレーしていることについて、どう感じているのだろうかーー。
「高校の時はいち熊本の高校のライバルという感覚でした。そこから、僕が大学にいる間に、坂本勇人さんのようなそういう感じのスター選手になられていたので。今振り返ってみたら同じ地区でやっていた事が不思議というか。自分がプロの舞台に来られたんだなと改めて感じることはできますけど。でも正直、嬉しいですね」。
「そこはやはり熊本の人たちが凄く期待していた部分でしたし。同じ舞台でやることは、目標にしていたので嬉しいんですけど、別にだからといって負けたくない、というのはないですね。それこそ、おこがましいというか。自分と村上さんを一緒にしてしまうのは申し訳ないです(笑)」。
プロに入ってからは「去年1軍に上がった時に挨拶に行けていなくて。それで、今年の鹿児島での試合前(4月9日)に挨拶させていただいて。その時に村上さんの方から『この舞台で一緒にやれて嬉しいね。』と声を掛けてもらって、それは鮮明に残っていますし、嬉しかったですね」と明かした。
「今は与えられた打席、全力でやるしかないです。タイトルや数字を求めている様な感じではないので、目の前の事を全力でやる方が大事かなと思います。」。村上のようなチームを、そして球界を代表するプレーヤーを目指し、目の前に集中していく。
取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗
2024年05月03日 09:50
黒色のジャケットは「特に僕が選んでいないです」
ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、ドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に出席した。今年2月に結婚を発表した真美子夫人とともに、左手薬指に指輪をつけて登場。家族の存在についても言及した。
黒色のジャケットに髪をセンターで分けてブルーカーペットに現れた大谷。真美子夫人や愛犬デコピンの存在について聞かれると「まだシーズン始まって間もないので本当にきつくなるのはこれからと思いますけど、生活のリズムとか徐々に徐々にできてると思うのでもっともっと慣れてくればまたやりやすかったりするのかなと思います」と話した。
またこの日のファッションのポイントを聞かれると「ボスのものなので特に僕が選んでいないです」と苦笑い。シーズン中ながら球団イベントが行われるのは昨季まではなかった光景だが「伝統的にやっているみたいなので楽しみにして来ました」とリフレッシュしている様子だった。(Full-Count編集部)
2024年05月03日 09:33
イベントは今年で8回目…エド・シーランさんのライブも
ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、ドジャースタジアムで行われた「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に出席。ブランドアンバサダーを務める「BOSS」の黒いジャケットで今年2月に結婚を発表した真美子夫人とともにブルーカーペットに登場した。
「ロサンゼルス・ドジャース基金」主催のチャリティイベントで今年で8回目。ドジャースナインはそれぞれの家族とともに登場した。グラミー賞を4度受賞している歌手のエド・シーランさんがライブを行う予定となっている。
真美子夫人と大谷がそろって公の場に姿を見せるのは、今年3月の韓国・ソウルでの開幕戦以来となる。2人とも左手薬指には指輪をはめていた。取材に応じ「伝統的にやっているみたいなので楽しみにして来ました」と話していた。
大谷は1日(同2日)の敵地9連戦最終日のダイヤモンドバックス戦で今季初欠場。本拠地に戻り、翌3日(同4日)からブレーブス、マーリンズとの6連戦となっている。数少ないオフでも球団イベントに参加し、チームメートたちと親交を深めた。(Full-Count編集部)
2024年05月03日 09:03
ド軍は「木下グループ」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースは2日(日本時間3日)、ハウスメーカーなどの複合企業「木下グループ」と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表した。
2024年05月03日 09:00
2日に放送された『ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』にショウアップナイター解説者の真中満氏が出演し、ヤクルト・丸山和郁について言及した。
この日の番組のテーマは“あなたの推し選手”。“推し選手”にヤクルト・丸山和郁を挙げたリスナーから『左投げ左打ちで俊足巧打タイプ。真中さんに似ていますね』と紹介されると、真中氏は「僕だったらすぐ超えちゃうんじゃないですか。丸山はめちゃめちゃ足が速いですし、守備もいい。打つ方だけですから」とコメント。
丸山は途中出場から結果を残し、4月23日の広島戦から8試合連続でスタメン出場中。1日の巨人戦では今季初の猛打賞を達成し、打率は驚異の.452。真中氏は「このままレギュラーとらないとね。こういう時にね」と話した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月03日 08:36
「去年よりは遥かに成長していると自分でもちょっとは思うので、このままやっていきたいと思います」。
ロッテの育成3年目・永島田輝斗は今、自信を深めている。
昨季までは制球に苦しむケースが多く、昨季は9試合・7イニングを投げて与四球は16個だったが、今季は8試合・8イニングを投げ与四球は5つに減少している。
柿沼友哉捕手は「別人くらい良い球を投げる。ゾーンに強い球というイメージで自分の感覚があっているから、良い球が続けられていると思いますね」と評価。
柿沼は永島田の球を受けていて、具体的に何が一番変わったと感じるのだろうかーー。
「一番は再現性。良いフォームで投げている時は良かったんですけど、それが続かない。毎球違う投げ方になっちゃうから、コントロールできない感じなんですけど、ある程度同じ投げ方でずっと投げられている。良いボールも続いている感じに見えますね」。
永島田自身も“再現性”について「そうですね、やっとフォームも安定してきて力強い球を投げ込めているなと思います」と自己分析した。
制球が安定してきた要因に「トレーニングのところもそうですし、フォームがまず安定したというところで、ある程度、ゾーンの中で勝負できているのかなと思います」と説明。
どういったトレーニングで制球力が飛躍的に向上したのだろうかーー。
「ハンドボールで体を使って前に投げるトレーニングを毎日続けていて、そのトレーニングのおかげで下半身と上半身を連動させるとか、リリースの叩くタイミングをそれで掴んできた。それが試合で発揮できているのかなと思います」。
ストレートの球速も上がり、コンスタントに150キロ台を計測するようになった。ZOZOマリンスタジアム初登板となった5月2日の日本ハム二軍戦では、自己最速となる154キロのストレートで有薗直輝を空振り三振に仕留めた。(※155キロを計測した試合もあったが4月30日取材で「前回の試合で155キロ1球でたんですけど、本当に出たのかわからないので、153キロが最速です」とコメント)
ストレートの強さについて永島田は「自分の持ち味は真っ直ぐだと思うので、いかに速い球、バッターの空振りを取る、ファウルを取れるボールを投げないと、上のレベルに行けないと思う。そういうところは高めてやっていきたいと思っています」と2日の日本ハム二軍戦でも、先頭の有薗をストレートで3球三振、続く進藤勇也も全球150キロ台のストレートで左飛、最後は阪口樂を151キロのストレートで見逃し三振で試合を締めた。実に16球中14球がストレートのパワーピッチングだった。
「真っ直ぐを中心に投げていると思うんですけど、真っ直ぐでカウントを取ることができますし、ファウル、空振りを取ることが少しずつできてきているので、そういうところは成長していると思います」。
昨年から大きく成長した姿を見せる永島田。「今8回、9回で投げさせてもらっているので、そのチャンスを掴んで支配下登録に少しでも近づけたらなと思っています」。力強いストレートを磨き、支配下選手登録を勝ち取ってみせる。
取材・文=岩下雄太
2024年05月03日 08:35
2日は試合なし…3日から本拠地6連戦に挑む
ドジャースの大谷翔平投手は移籍1年目の今季、32試合に出場して打率.336、7本塁打、19打点、1.017という好スタートを切っている。成績を支える努力が見える“強打者の証”に、ファンは「まさにプロの手」「勲章だね」と驚きの声を上げている。
公開されたのは、仲間たちとベンチから戦況を見守る大谷の様子。何かに驚いたように右手をあげているが、その手のひらにはマメが……。バットを振り込んでいることがうかがえる。
SNS上ではマメに注目するファンも多く、「頑張ってる手」「努力の証」「それだけ、バットの振りに頑張っているんでしょうね」といった反応があった。
大谷は1日(日本時間2日)のダイヤモンドバックス戦を今季初めて欠場。デーブ・ロバーツ監督は休養であることを説明した。2日(同3日)は試合がなく、万全で3日(同4日)からブレーブス、マーリンズとの本拠地6連戦に挑む。(Full-Count編集部)
2024年05月03日 08:00
1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた若松勉氏が、セ・リーグについて言及した。
2024年05月03日 08:00
広島のファームで奮闘する若手選手に焦点を当てた新企画「跳ねろ!若鯉」がスタート。第1回はドラフト3位・滝田一希(22)=星槎道都大=を取り上げる。ここまでウエスタンでプロ初勝利を挙げるなど、順調な成長を見せている。キャンプ、オープン戦の大半を1軍で過ごし、多くのヒントを得た。試行錯誤を続ける左腕の現在地に迫った。
期待の左腕が鍛錬の日々を過ごしている。滝田は「納得はずっとしていない。成長したいと思っている。いろんなアドバイス聞きながらやっているところです」と現状を分析した。
ウエスタンではここまで4試合に登板し、1勝0敗、防御率2・00。4月30日のソフトバンク戦(筑後)では1点リードの八回にマウンドに上がり、1回1失点も直後に味方が勝ち越しに成功。プロ初勝利を手にした。適性を見極めるためにも、先発とロングリリーフの両にらみで調整している。
忘れられない登板がある。3月13日に地元・北海道のエスコンフィールドで行われた日本ハムとのオープン戦。八回から“凱旋登板”を果たしたが1回1/3を投げ、4四死球で1失点(自責点0)。「緊張であまり覚えていないんですけど、悔しかったことだけは覚えています」。その後、2月のキャンプから帯同していた1軍を離れ、2軍に合流した。
しかし、確かな収穫と自信も手にした。オープン戦では制球を乱す場面が目立ち、走者を背負うことも多かったが、4試合に登板し、防御率は0・00。威力ある直球を評価した首脳陣から「いい球を持っているんだから、ど真ん中でいいから勝負しなさい。打たれ始めたらそこから考えればいい」とアドバイスをもらい、その言葉を胸に刻んでいる。
現在は「自分のボールをコース内に投げ込める確率を高くする」ことを目指し、試行錯誤中。その一環として、フォームを微調整している。セットポジション時に開いていた右足の位置を、クロス気味に変更。「足を上げた時のブレが少なくなって、制球が安定してきた」という。また、走者を背負った際にも「ホームに投げる時と、けん制する時でのフォームの差が埋まりつつある」と前向きに取り組んでいる。
左腕と同じく2軍で鍛錬を積んでいるドラ1・常広や同2位・高ら、ライバルたちの存在も大きい。「(彼らが)すごいボール投げているので、危機感感じてます。いい刺激です」と滝田。目標は今季中の1軍デビュー。一つずつハードルを越え、近い将来必ずチームの戦力に加わってみせる。
2024年05月03日 07:44
8回から5番手で登板、2イニングを無安打無失点1奪三振に抑えた
■ジャイアンツ 3ー1 Rソックス(日本時間3日・ボストン)
レッドソックスの上沢直之投手が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦でメジャー初登板を果たした。2回を完璧救援というデビュー戦だったが、この快投は日本人投手史上初&球団では66年ぶり2人目の快挙となった。
1-3の8回から5番手でマウンドへ。先頭のソレアを三邪飛、フローレスを三飛に仕留めると、コンフォートからメジャー初奪三振をマークした。9回も続投し、ベイリーを遊ゴロ、チャップマンを二ゴロ、エストラーダを遊ゴロで1人の走者も許さなかった。19球中14球がストライクという安定ぶりだった。
レッドソックスは「MLBデビュー戦で2回以上投げた日本人投手で、1人の走者を出さなかったのは史上初」「レッドソックスの選手で(MLBデビュー戦で2回以上投げ1人の走者を出さなかった)のは、1958年4月20日(同21日)にマークしたアル・シュロルに続いて2人目」であることを発表。歴史に残る初登板となった。(Full-Count編集部)
2024年05月03日 07:30
阪神の岡田彰布監督は2日、広島から東京に向けて移動。3日からの敵地での巨人3連戦に備えた。初戦にプロ初先発の門別を投入するが、勝てば「ひと皮むけるどころちゃうやろ(笑)」と語り、過去の新戦力とは違う起用法であることを明言。第一次政権で上園が新人王を獲得した際には、あえて楽な楽天戦にぶつけたが、門別に関しては「楽なとこで1つ勝ったらぐっと行くかなあっていう感覚じゃないわな、今回はな」と説明した。
以下、岡田監督との一問一答。
−あすから三巡目。巨人も2カードやってある程度のイメージは。
「また一緒のピッチャーくるやろ、今度な。一回当たったピッチャーやもんな、おーん。もう普通や、普通通りにやるだけよ。だいたいな、戦力もわかったし」
−相手打線もそこまで開幕のときと変わっていない。
「なあ。おーん。まあ、そんなに、あんまりええことないみたいやな。おーん。きのうも完封されとったもんな」
−今年の巨人は投手のチーム。
「おーん。そうやな。ピッチャーの方がええかな。まあ、でも先発やな、でもな。おーん。先発が頑張ってるよな、ピッチャーは。おーん」
−阪神も同じように先発がゲームを作るのが基本。1点でも多くリードしてというところが大事になってくるか。
「まあ、でも、東京ドームやからな。分からんで、何が起こるか。はっきり言うて。その計算できへん球場やからな、おーん。まあ、あんまりセーフティーリードってないわな。開幕のときもずっとゼロゼロでそういう展開になるからな。やっぱり」
−あすは開幕戦と同じ戸郷。開幕戦は森下の打球が抜けていればどうなるかわからなかった。
「まあな。あのときはファインプレーばっかりでたからな。なんか。まあ、あのときの雰囲気とまた今度は違うわ、だいぶ。あのときはそら、緊張感というかな、そら両方やけど、開幕戦いうのはな、あったけど、まあ、いまの方が落ち着いてな、おーん。あのときよりは地に足着くやろ、いまの方が」
−1ヶ月ぐらい戦って、選手たちもそういう去年のような普通の戦い方っていうのをできるように。
「うーん、だいぶできるようになってるよ。おーん。どっかでいいな、ヒット1本とかな、そないして出ればええけど、それはなかなかな、相手もおるからな。なかなかうまいこといかんけど、お前、うん。でもな、開幕ちょっとの間に比べたら、それはもう全然、今の方が全然違う。それは、おーん」
−去年4月を終えて貯金3。今年は出だし少しつまづきながら貯金6。
「そういうの全然気にしてなかったけど、いつの間にか、な、増えとったよな。うん。別にそんなん全然気にせんと、途中でな、点取れん時期があったからな、2点ばっかりで、2点以下ばっかりで。だから、貯金とかそういうの全然意識してなかったよな。まあ打つ方の立て直しの方が、な、そればっかりで、どないしたら点取れる、みたいな、な。そういう感じで過ぎていったけどな。あの時はもう、今のは全然そんな、な。こう、繋がりとか、いろんな面ではな、全然違うと思うし。そう意味では、今のは、な、普通にね、ゲームできると思うよ、それは」
−門別には期待はかけすぎず?
「まぁ今まではなぁ。新しい新人というか、新人みたいなもんやけど。まあその、使い方もな、どっちか言うと楽な場面でな、一つ勝たせたったらこれずっといくんちゃうかなという、そういう方が多かったけどな、おーん。でもまあ、その逆もな、そういう大舞台、大舞台って言うかな、そういう経験も、別にな、勝ち負け意識せんとな、思い切って今の力をな、出したらええと思うよ、俺は、別に」
−長嶋茂雄デーで相手も戸郷。こういう試合で結果を出せばひと皮むける。
「いやいやそらお前、ひと皮どころちゃうやろ(笑)今までな、新しいピッチャーっていうのはなるべく楽な方で投げさとったけどな、相手見たりしてな、おーん」
−6連戦のアタマ。
「まあそれはちょっとお前、月曜に(試合)なったから、たまたまやん、それは、おーん。火曜日からの6連戦ちゃうからちな、今度ょっとな、日程はアレなったからな。今までは月曜日投げてないピッチャーがおったからな、それはだから、雨によってうまいこといったかも分からんな。西を飛ばしたいうのもあったし、大竹を広島にいけるっていうのもあるし。ローテーション的には良かったんちゃうかな、それは、おーん」
−門別は楽なところより大きな舞台を経験させてあげたい。
「いやそら、そういうことやん、おーん。だから、楽なとこで1つ勝ったらぐっと行くかなあっていう感覚じゃないわな、今回はな。もう、なあ、やっぱり経験とかいろんな意味も含めて、ここでいいピッチングしたらな、そら当然自信なるやろうしなあ」
−今まで最初から行かせたことは。
「あんまりないない、おーん。だから前回で、前回の時はアレやなあ、新人王とった上園やなあ。前回はお前、楽天ができたばっかりで一番弱かったからなあ。で、楽天に行ったんや。なんとか勝たしたろうと思って。打線もある程度点取れるって言う流れで、楽天で勝って新人王とったんかな、8勝して。そういう使い方もあるし、なあ。今回はちょっと逆やな、ほんま」
−昨年の村上みたいに一気にという可能性も。
「いやそらもうピッチング次第よそら。外せんようなるかも分からへんしお前、おーん。そらもう投げてみな分からへん明日」
−大きな舞台与えるのは門別の器の大きさを評価して。
「うん。まあなあ、キャンプから見ててなあ、オープン戦もどっかで使いたいなあいうのがあったからなあ。それがたまたまこの舞台になったいうことやで、おーん」
−今持っているものを出せば十分やってくれそう。
「うん、なあ、そら当然緊張もするやろうし、なんかいろんなセレモニーもあるみたいやんか、明日(笑)。だからそれは、セレモニーやってる時ブルペンおるからあんまり関係ないと思うけど。でもいざプレーボールかかったらもう、自分の力を出すだけやん、そんなんは。それでどういう結果になろうとそんなんは全然構へんよ」
−昨日ブルペンを見ていたがどうだった。
「おーん、昨日見た。いやいや、おーん、普通通り投げてたよ、おーん。梅野もちょっと受けさせたから、おーん」
−監督から声をかけたりは。
「いや、俺は見とっただけや。余計緊張しよるやないか。もう自分の力をどれだけ出せるかだけや、明日な」
−出番がここまで遅れた。他の先発陣も与えなかった。
「そうなんよ、行くとこなかったからな。だから青柳がちょっと左にあれやったから、ちょうど巨人で左くるから、それでうまいこと一回青柳飛ばしていけるかなって。まあ、いつまでもブルペンに置いててウズウズしてるんじゃなしに、どっかで、それこそ爆発させたらななあ」
−門別の存在が他の先発にも緊張感を。
「そらあると思うで。いつでも待ってるような状況やったからな。ファームでも、ビーズリーもええからな。ほとんどいけるような状態やからな、ビーズリーも。ええ意味で、そら先発も頑張ってるいう感じやわな」
2024年05月03日 07:20
5月は通算6年で打率.248、27本塁打、出塁率.343、長打率.489、OPS.831
ドジャースの大谷翔平投手が、鬼門の5月に突入する。
2024年05月03日 07:15
ANA、TOYO TIREなど…4月から7社目の日系企業
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは2日(日本時間3日)、ハウスメーカーなどの複合企業「木下グループ」と複数年のパートナーシップ契約を結んだことを発表した。球団と日系企業の契約は4月から7社目となった。
ドジャースはこれまでに航空会社のANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、医薬品メーカーの興和、100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管材センター」、化粧品メーカー「コーセー」と複数年契約を発表していた。
ドジャースのロン・ローゼンCMO(チーフマーケティングオフィサー)は球団を通じて「ドジャースは木下グループをパートナーファミリーとして温かく歓迎します。このような複合企業の認知度を高めることになり光栄です。私たちをパートナーとして受け入れてくれた木下グループに感謝を申し上げます」とコメントした。
今後は本拠地・ドジャースタジアムのホームベース裏に設置された回転式の看板、LEDのリボンボードに広告が掲示される。昨オフに大谷、山本が加入して以降、球団と日系企業の“契約ラッシュ”となっている。(Full-Count編集部)
2024年05月03日 06:00
広島の新井貴浩監督(47)が2日、不振にあえぐ坂倉将吾捕手(25)の復調に太鼓判を押した。前日の1日・阪神戦の試合前練習ではマンツーマン指導も敢行。この日も休日返上で打ち込みを行った背番号31に変わらぬ信頼を寄せた。3日からはDeNA3連戦。地元での大声援を背にコイが上位へ上っていく。
悩める正捕手の背中を指揮官が強く押した。必死に振り込み、汗を流す−。そのひたむきな姿に、新井監督は「まだ5月に入ったばかりだし、このまま終わるような選手じゃないというのはもちろん分かっている。間違いなく上がってきますよ」と断言した。
坂倉に対しては前日の1日・阪神戦(マツダ)の試合前練習中にも、マシン打撃を行いながらマンツーマンでの指導を行った。授けたのはシンプルなタイミングの取り方。「スイング自体はよくなっている」と評価しつつ、「タイミングを取ることに苦労しているように見えた。相手も坂倉は怖い。1打席で何球も甘いボールが来ないから、もっとシンプルに、簡単にタイミングを取ってもいいんじゃない?」と助言した。
今季の坂倉は22試合の出場で打率・176、2本塁打7打点で不振に苦しんでいる。1日・阪神戦ではスタメン落ちし、この日はマツダスタジアムを訪れて休日返上で打ち込みを行った。「結果がついてこないと、状態が良いのか悪いのか分からない。とても悪いっていう感じでもないですけど良いって感じでもない」。暗中模索の思いを吐露しながらも、打開しようという強い意志はひしひしと伝わってくる。
そんな中で3日からは本拠地でDeNAとの3連戦を迎える。初戦の相手先発は開幕戦でも相まみえた左腕・東。昨季から直近8戦で黒星をつけることができていない難敵を撃破することができれば、自ずとチームに勢いは生まれるだろう。
まずは上位進出への足がかりをつくりたいGW後半の戦い。坂倉は「チームとして1つでも多く勝って、貯金を増やせるようにやるだけかなと思う」と足元を見つめた。
扇の要としての重責を担いながら、もがき、あがいた先に広がる景色は−。新井監督からの不変の信頼も受け止め、不振から這い上がってみせる。
2024年05月03日 05:00
阪神の才木浩人投手(25)が2日、同じ高卒出身投手として3日の巨人戦(東京ド)で今季初先発する門別に自分らしい投球を期待した。「普通に“らしく”いけばいいと思います」。実力を認めているからこそ、力みはいらないと説いた。
「チームの勝ち負けとかを背負う年齢でもないし、自分が納得できるように投げたらいい」。自身も高卒2年目の18年5月27日・巨人戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げたが、勝ち負けは運の要素もある。気持ちが楽になる言葉を送った。
右腕は5日のこどもの日に先発予定。「元気をあげられるように、そういう投球ができたら」。前回登板の4月28日・ヤクルト戦(甲子園)は5回3失点と悔いも残っただけに、修正した姿を披露する。