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2024年04月20日 03:28
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦でUAEと対戦。2−0で快勝し、韓国との最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。 3日前の中国戦(1−0)から先発7人を入れ替えた日本が、先制点を奪ったのは27分。CKの流れから、山本理仁が上げた正確なクロスに、木村誠二が打点の高いヘッドで合わせた。 その後も押し込むなか、66分に左サイドをオーバーラップした大畑歩夢のクロスから、今度は川粼颯太が巧みなヘッドで合わせ、追加点を挙げた。 試合後には、攻守で奮闘したCB、木村がインタビューに対応。まず「2試合連続の無失点。守備で意識した部分は?」と問われ、こう答えた。 「今日も相手のフォワードがヘディングが強いので、常に1人チャレンジ、1人カバーとセンターバックの(鈴木)海音と一緒に共有していましたし、サイドバックのセキ(関根大輝)と(大畑)歩夢もよくやってくれたと思います」 【動画】ヘッド2発!日本がUAEから奪ったゴールをチェック! 186センチの長身を活かした自身の得点に関しては、アシストの山本を称えた。 「本当に理仁から良いボールが来て、当てればゴールに入るボールだったので、あれはほとんど理仁の点だと思います」 一方で反省も忘れない。「もうちょっと突き詰めれば直せる点はたくさんある。そこを直した時にもう一個上のレベルに行けると思うので、練習からまたみんなで声を掛け合いながら、上手く修正していければ」と改善を誓う。 「今日、少し攻撃の部分で相手のプレスに苦しんで簡単に前に蹴っちゃったり、上手く下からビルドアップできなかった部分があったり、守備でも全然良かったわけではないです。僕のところも守備の方で言ったら、ヘディングはほとんど前で触れてないですし」 首位通過を懸けた韓国戦では、より完璧なパフォーマンスを見せ、グループステージ3連勝を飾れるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月03日 05:48
アーセナルに所属する冨安健洋の1対1の強さは、やはり際立っているようだ。
英メディア『THE BOOT ROOM』は5月2日、「ガブリエウ・ジェズス、1700万ポンドのアーセナル選手とトレーニングで対戦するのはまさに悪夢だと語る」と題した記事を掲載。次のように伝えた。
「アーセナルでストライカーとして練習するのは、時には苦痛に違いない。アーセナルがプレミアリーグで最高の守備成績を誇るのには理由がある。ガナーズには、2人の素晴らしいゴールキーパーがいるのと同様に、非常に多くの素晴らしいディフェンダーが登録されている」
【動画】冨安がトッテナム戦でオウンゴールを誘発
そして、アーセナル公式によるインタビューで、「トレーニングで対戦するのが最も難しいのは誰か?」と質問を受けたブラジル代表のG・ジェズスがこう答えたと報じている。
「ガブリエウ(・マガリャンイス)か、トミヤスかな。どちらも一瞬の余裕も与えてくれないんだ!」
記事は「アーセナルのトレーニングは大変だろう。ジェズスを決して羨ましく思わない」と綴っている。
同僚も絶賛した日本代表DFは、残り3試合でもそのディフェンス力で暫定首位に立つチームを救えるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月03日 05:42
現地時間5月3日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の決勝で、ウズベキスタンは大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦する。
この一戦を前に、ウズベキスタンのティムール・カパゼ監督が記者会見に出席。ウズベキスタンメディア『Gazeta.uz』によると、日本戦に向けて「ウズベキスタンと日本はお互いのことをよく知っている。我々は彼らの試合を分析している。決勝に向けたプランを準備しており、それに基づいてプレーするだろう」と意気込みを語った。
ウズベキスタンは、パリ五輪の出場権を獲得した準決勝のインドネシア戦(2−0)後に主力3人が離脱。この選手たちは、今大会における代表での活動は五輪出場が決まるまでと、それぞれの所属クラブとウズベキスタンサッカー協会(UFA)との間で取り決められていたようだ。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
日本戦では主力を欠いての戦いを強いられるが、指揮官は前向きだ。
「我々は23人の選手たちとともにカタールを訪れた。3選手がいなくなってもそこまで大きな影響はない。これまでの試合では、彼らの代わりになれる選手がいることを示してきた」
日本対ウズベキスタンのファイナルは、日本時間で4日の0時30分にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月03日 05:40
カタール・ドーハで行なわれているU-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月2日、決勝・ウズベキスタン戦の前日練習を実施。トレーニング後、同日に23歳の誕生日を迎えたFW藤尾翔太へ、サプライズが行なわれた。
今大会で恒例となっているこのサプライズは、4月30日に21歳の誕生日を迎えた松木玖生、4月27日に22歳となった大畑歩夢に続き、今回で3人目。練習後にテレビの取材を受ける藤尾のもとに、関根大輝と鈴木海音がハッピーバースデーを歌いながらケーキを持って登場した。
3人で記念撮影をした後、2人からお祝いのメッセージ。関根は「いつもすごく優しくしてもらっているので、本当におめでとうございます」、鈴木は「僕もいつも本当にお世話になっていて、今回、すごく祝いたいなと思っていたので、このような機会を作っていただいてありがたいです」とコメントした。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
その直後、関根が「ちょっとかじってもらいたいですね」と言うと、藤尾は何かを察したのか、「肌荒れる、肌荒れる。お前本当にちょっとだけな!やらんな?」と嫌がりながらもケーキに顔を近づけると、やはり顔面はクリームまみれに。
これで終わりかと思いきや、藤尾が「嬉しいです。でもやっぱり3人で味わいたい」と言い出し、2人の表情が曇る。結局、3人全員が顔面ケーキを受けた。
近くを通ったGK小久保玲央ブライアンも「ブライアンも来て!」と3人のターゲットになるも、小久保は「取材があるからいい!」と全力の抵抗。大盛り上がりでサプライズは終了した。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月03日 05:27
プレミアリーグ第26節延期分が2日に行われ、チェルシーとトテナムが対戦した。
2024年05月03日 05:00
U-23日本代表は現地4月3日、U-23アジアカップの決勝でU-23ウズベキスタン代表と相まみえる。
グループステージを2勝1敗の2位で通過した大岩ジャパンは、決勝トーナメント初戦で開催国カタールに4−2で勝利し、準決勝のイラク戦は2−0で快勝。この時点でパリ五輪の出場権を獲得し、2016年以来、4大会ぶりのアジア制覇へ王手をかけた。
ここまで5試合を戦ってきたなか、最重要目標であった五輪出場を決めたうえで挑むファイナル。どれだけ選手の疲労を考慮し、メンバーを構成するのかの予想は難しいポイントだ。
システムは今までと同じ4−3−3で、イラク戦から8人を入れ替えると予想。GKは小久保玲央ブライアンか。今大会で唯一、試合出場がない山田大樹を起用する選択肢もあるが、選手や監督のコメントからも五輪出場は最低条件で、優勝への思いを強く感じるため、正守護神がゴールマウスを守ると予測した。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
右サイドバックは、ここまで5試合中4試合で先発している関根大輝を休ませ、半田陸が登場か。韓国戦でのプレーは決して良いものではなく、今大会では本来の力を出し切れていないが、最後のチャンスでアピールしたいところだ。
センターバックの一角は鈴木海音。決勝2日前の練習でもキレがり、コンディション的にも十分に先発可能だろう。その相棒は西尾隆矢か。出場停止処分が明けた前回のイラク戦は90+1分からの途中出場。肩慣らしもできたので、ついにここでスタメンに名を連ねると予想した。ここまで3試合連続で先発している高井幸大は、さすがに疲労を考慮するか。
左サイドバックはキャプテンシーもある内野貴史。決勝2日前に自主練で唯一、ダッシュを何本も繰り返していたが、これがウズベキスタン戦に照準を合わせ、身体を作っているように見えた。
中盤の底は藤田譲瑠チマで確実か。緊張感のある決勝の舞台で彼のリーダーシップは必要不可欠。前回のイラク戦では2アシストと乗りに乗っている。
インサイドハーフは山本理仁と川粼颯太。これまでの相手よりもボールを保持してきそうなウズベキスタンに対し、守備時には川粼の球際の強さ、鋭いインターセプトが効果的だろう。山本のゲームメイカーとしての働きにも期待だ。また2試合連続で先発中の松木玖生は、途中出場でアクセントとなるか。
ウイングは右に藤尾翔太、左に佐藤恵允。ともに今大会無得点で、何としてでも結果が欲しいはず。どちらもイラク戦は70分以降からの出場で、中3日なのでコンディションも問題なさそう。そして1トップは細谷真大。2戦連発と勢いに乗るエースは、決勝でもヒーローとなれるか。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月03日 04:24
カタール・ドーハで行なわれているU-23アジアカップに参戦中のU-23日本代表は現地5月2日、決勝・ウズベキスタン戦の前日練習を実施。冒頭の15分が公開された。
この日は日本サッカー協会の宮本恒靖会長が視察。トレーニング前には選手たちに向け、何やら話をする一幕もあった。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
気温は28度、風もあって涼しさを感じるなかで行なわれた練習には23人全員が参加。ストレッチや体幹メニュー、ダッシュなどをした後は流動的に動き回りながらのパス回し。ここまでがメディアに公開された。
そのなかで藤田譲瑠チマは、人一倍、周囲の選手たちを鼓舞。キャプテンの甲高い声がグラウンドに響き渡っていた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月03日 04:11
今季から韓国Kリーグ・水原FCのチアチームに籍を置き、さっそく人気沸騰中のチュアン・チュアン(壮壮)さんが公式インスタグラムを更新。まさかのランジェリー姿を公開してファンの度肝を抜いている。
【PHOTO】台湾の超人気チア、チュアン・チュアンの艶やか“美的ショット”を厳選でお届け!
32歳の実力派チアは今回、下着メーカーとのタイアップ企画で複数の画像を投稿。数種類のランジェリーをカジュアルに着こなす様子を伝え、自慢のスレンダーにして引き締まったボディを惜しげもなく披露した。
これには台湾と韓国のフォロワーから賛辞が続々。「惚れてしまう!」「めちゃくちゃ綺麗です」「なんかカッコイイ」「女神でしかない」「非の打ちどころがない美女」「ただただ美しい」「マジで色っぽいな」「スパイシーボディだ!」などなど、コメント欄は活況を呈している。
チアリーダーだけでなく、台湾では歌手やモデル、TVタレントとしても活躍するチュアン・チュアンさん。インスタグラム89万、フェイスブック78万のフォロワー数を誇り、水原FC加入後はさらにその数をグッと伸ばしているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月03日 03:15
現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦で、準決勝で日本に敗れたイラクとインドネシアが対戦した。
2024年05月03日 00:00
イングランド・プレミアリーグも35節を消化し、シーズンもクライマックスを迎えた。7月からは移籍マーケットもスタートし、各クラブが来季に向けた動きを見せる。
今回はメディアが「リヴァプールを今季限りで退団する可能性が高い』と伝えている5名の選手をご紹介。モハメド・サラー
移籍先候補:サウジアラビアのクラブ
リヴァプールファンにとって心配なことは、今季限りでモハメド・サラーが退団する可能性が示唆されていることだ。
クラブで7シーズンを過ごしてきたエジプト代表ストライカーは、今季限りでイングランドでのキャリアを終え、サウジアラビアのリーグへ移籍するのではないかと伝えられている。
かつてイングランド・プレミアリーグでプレーしたエジプト代表FWミドは、SNSで「彼はすでにサウジアラビアのクラブと契約している」と書いており、もはや退団は決まっているとも。
先日のウエストハム戦ではユルゲン・クロップ監督と激しい口論をしているところも目撃されており、それは現在の状況が不安定であることが示されているとも。ルイス・ディアス
移籍先候補:バルセロナ、PSG
2022年にFCポルトから加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスは、3トップの一角として貴重な働きを見せてきた選手だ。
ただ『Express』によればそのためいくつかのクラブに関心を持たれている状況にあるとのことで、バルセロナやパリ・サンジェルマンが獲得に動いているとのこと。
『Sport』では「ルイス・ディアスはバルセロナへの加入を希望している」という報道もあり、チャビ・エルナンデス監督も彼のことを非常に気に入っていたとか。
ただバルセロナはそれほど経済面で余裕がある状態ではないため、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノは「高額のオファーをリヴァプールに送るのは難しいだろう」とも話していた。クィービーン・ケレハー
移籍先候補:ノッティンガム・フォレスト、セルティック
今季アリソンが負傷していた時期にゴールを守り、素晴らしい活躍を見せたクィービーン・ケレハー。そのプレーは高く評価されていたが、ライバルの復帰後は再びベンチに下がっている。
当然ながら彼のことを欲しがるクラブは数多く、ノッティンガム・フォレストやセルティックなどが関心を持っていると伝えられている。
リヴァプール側も「ケレハーが出場機会を求めて退団するのであれば仕方がない状況だ」と理解しているそうで、後釜としてサンダーランドのアンソニー・パターソンをリストアップしているという。ジョエル・マティプ
移籍先候補:ラツィオ、ローマ、フェネルバフチェ
今季前十字靭帯断裂によって長期離脱しているジョエル・マティプ。ピッチに復帰できるのは来季に入ってからになるため、リヴァプールではほとんどプレーしていない。
不運にも彼の契約は今季限りとなっており、今夏フリーエージェントとなる。まだリヴァプールから新契約のオファーが来る可能性はあるが、彼にはラツィオやローマから誘いがあるとも。
またマティプの代理人はトルコの強豪フェネルバフチェに売り込みをかけているとも言われており、退団に向けた準備が進められているようだ。ティアゴ・アルカンタラ
移籍先候補:サウジアラビアのクラブ
遠藤航に続け?リヴァプールの守備を「刷新できる5名のタレント」
バイエルン・ミュンヘンからリヴァプールへとやってきてからも、度重なる怪我に苦しめられているティアゴ・アルカンタラ。ピッチでボールを触ったときのクオリティは明らかだが、あまりにもプレーできる時間が少ない。
今季は筋肉の継続的な負傷を抱えていることからまだ1試合しか出場できておらず、契約も今季限りであるため、退団の可能性は濃厚だ。
スペインやイタリアのクラブも関心を持っているそうだが、移籍先の候補はサウジアラビアが有力だと言われており、暖かい気候とスローペースの試合の中でキャリアを再開させたいと考えているという。
2024年05月02日 23:30
現在、プレミアリーグで暫定首位にあるアーセナル。最後にリーグタイトルを獲るにしろ、2位で終わるにしろ、チームに競争力が戻ってきたということを示すには十分なシーズンだ。7季ぶりのCLでベスト8までコマを進め、リーグ戦もここまでマンチェスター・シティと張り合えることを示した。来季は、CLも含む複数コンペティションで競争力を示し続けるということがひとつの課題となるはずだ。
アーセナルにマンチェスター・シティやレアル・マドリードほどの選手層があるかと言われれば確かに疑問で、より選手層を充実させることが複数のタイトルを狙うことにつながっていくはずだ。しかしFFPの規定内で補強を行うためには選手の売却が避けられず、現行戦力をどこまで維持し、どこを切るのかの判断をクラブは迫られることになる。
英『football.london』は、来夏にアーセナルを去る可能性が高い11人をピックアップしている。まずはローン移籍組だが、DFヌーノ・タヴァレス、DFキーラン・ティアニーは残念ながら売却の可能性が高そうだ。左サイドバックは復帰間近といわれるユリエン・ティンバーもこなせるポジションで、さらに冨安健洋やオレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルと熾烈なポジション争いが繰り広げられていて、いささか人員過多だ。MFアルベール・サンビ・ロコンガも挙げられているが、彼はローン先のルートン・タウンで印象的なプレイを見せていて、来季は改めてチームに組み込まれるのではとの期待もある。
ウインガーのリース・ネルソンは先週のノースロンドンダービーでベンチを外れており、エディ・エンケティアも最近は結果を残せない。アカデミー育ちのこの2名も放出候補とされる。もうひとりヘイルエンド育ちのエミール・スミス・ロウもいるが、チームは彼の最適な使い方を見つけられていないと指摘されている。ケガもあり、コンディションがなかなか安定しないこの生え抜きの10番をどうするかは悩ましいところだろう。
もうひとり悩ましいのがMFトーマス・パルティで、直近2試合の戦いぶりを見ればやはり欠かせない戦力だ。しかし今季もケガでシーズンの大半を棒に振っており、残り1年となる契約をどうするのか判断を迫られる。新しいMFをトーマスの代わりに置くこともクラブは考えているはずだ。
また、ミケル・アルテタがシティのコーチだった時代からともに戦ってきたガブリエウ・ジェズスとジンチェンコとの別れも思ったより早いかもしれない。ジェズスのリーグ戦4ゴールはとうてい期待されていた数字ではなく、カイ・ハフェルツの台頭によって存在価値に疑問符がついてきた。ジンチェンコもティンバーが稼働できるなら出場機会が減少すると思われる。今季の開幕戦の先発左SBがティンバーだったことを考えると、アルテタ監督はもともとティンバーを主軸に考えていたと推測できる。
さらに今季も限定的な出場にとどまったMFファビオ・ビエイラ、そしてGKアーロン・ラムズデールが挙げられている。ラムズデールに関しては結局序列がここまで逆転していないことを考えると、移籍するしかなさそうだ。
問題はどこを優先し誰を残すかで、トーマスのように出場すれば無双のパフォーマンスを見せてくれる選手もいるだけに判断が難しい。とはいえ血の入れ替えは欧州の真のエリートに返り咲くためには必要で、フロントには今夏も繊細なマネジメントが求められることになる。
2024年05月02日 23:00
今シーズン限りで指揮官のユルゲン・クロップが退任するリヴァプール。後任監督はフェイエノールトのアルネ・スロット氏の就任が濃厚と考えられている。
新監督が就任し、新チームを編成するリヴァプールは今夏の移籍市場での動きが注目されており、何人かの主力選手の去就が大きな話題となっている。英『The Athletic』は「スロットの下で勝者と敗者になり得るのは誰か?」というタイトルで現在のリヴァプールのメンバーについて触れており、日本代表MF遠藤航の将来についても分析している。
昨夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤は加入当初こそ苦戦を強いられたが、着実にチームにフィットし、定位置を確保した。怪我人が続出している中でのカラバオカップ優勝にも貢献し、加入当初からの評価を180度変えた。しかし最近はチームの状況も影響しているが、パフォーマンスに波もあり、批判されることも少なくはない。そんな遠藤の将来について同メディアは「不確定」と綴り、このように続けた。
「アレクサンダー・アーノルドの将来は、遠藤の将来に大きな影響を与えるかもしれない。今シーズン、彼は周囲を驚かせ、12月から1月にかけてリヴァプールの中盤のオプションが負傷で減った時期には、極めて重要な役割を果たした。しかし、リヴァプールのビルドアップでのプレイは、必ずしも快適とは言えない」
「特にクリスタル・パレスは彼を標的にし、ターンオーバーを許してきた。ボールを前進させるのに必要な中盤は彼だけではないため、ダブルピボットでプレイすることが助けになるはずだ。中盤の一番深い位置からのゲームの読みとアグレッシブさは印象的だった。しかし、スロットがアップグレードできると感じている部分かもしれない」
同メディアは遠藤の去就にはスロットがA・アーノルドを中盤にコンバートさせるかどうかも影響するかもしれないと考えており、遠藤の今夏の去就が不透明だと考えているようだ。モハメド・サラーやダルウィン・ヌニェス、カーティス・ジョーンズらも同メディアでは将来について「不確定」という評価を下している。
2024年05月02日 22:00
マンチェスター・ユナイテッドは今夏に大改革を行うため、ほぼ全員のオファーに耳を傾ける準備があるようであり、キャプテンのブルーノ・フェルナンデスもその対象に含まれているという。
2024年05月02日 21:41
ラ・リーガは2日、年間ベストメンバーにあたるチーム・オブ・ザ・シーズン(TOTS)を選出する特設サイトをオープンし、候補者50名を掲出した。候補者の中には、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英もノミネートされた。
ラ・リーガとパートナーシップを締結するエレクトロニック・アーツ株式会社(EA SPORTS)は、シーズンにおいて最も活躍したGK1人、DF4人、MF3人、FW3人、そして次に多くの票を獲得した4人の計15人を選出し、今シーズンの最優秀チームを決定している。
昨年と同様であれば、5日まで実施されるファン・サポーターの一般投票と有識者によって、最終的な15人が決められる予定となっている。
久保建英は今季のラ・リーガで26試合に出場し、7ゴール3アシストを記録。9月には日本人初のラ・リーガ月間最優秀選手に選出されていた。なお、最多選出クラブは、アンドリー・ルニンやヴィニシウス・ジュニオールらが選出された首位レアル・マドリードで8人。次いでバルセロナとジローナが6人ずつとなった。
2023-24シーズンのラ・リーガTOTSに選出されたメンバーは下記の通り。
▼GK
ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)
アンドリー・ルニン(レアル・マドリード)
アルバロ・バジェス(ラス・パルマス)
▼DF
アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリード)
ヘルマン・ペッセージャ(レアル・べティス)
ダニ・ヴィヴィアン(アスレティック・ビルバオ)
ミゲル・グティエレス(ジローナ)
セルジ・カルドナ(ラス・パルマス)
ディエゴ・リコ(ヘタフェ)
セルヒオ・ラモス(セビージャ)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)
ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)
デイリー・ブリント(ジローナ)
ジョアン・カンセロ(バルセロナ)
オスカル・ミンゲサ(セルタ)
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)
ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
ミカ・マルモル(ラス・パルマス)
ヤン・コウト(ジローナ)
▼MF
キリアン・ロドリゲス(ラス・パルマス)
フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
ジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
イスコ(べティス)
アレックス・バエナ(ビジャレアル)
ペペル(バレンシア)
イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ(アスレティック・ビルバオ)
イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)
トニ・クロース(レアル・マドリード)
アレイクス・ガルシア(ジローナ)
マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
▼FW
ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
イニャキ・ウィリアムス(アスレティック・ビルバオ)
ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)
ジェラール・モレノ(ビジャレアル)
久保建英(レアル・ソシエダ)
メイソン・グリーンウッド(ヘタフェ)
サヴィオ・モレイラ(ジローナ)
アルテム・ドフビク(ジローナ)
ニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)
ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
サムエウ・リーノ(アトレティコ・マドリード)
ボルハ・マジョラル(ヘタフェ)
アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
ラミン・ヤマル(バルセロナ)
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
ルイス・リオハ(アラベス)
アンテ・ブディミル(オサスナ)
ロドリゴ(レアル・マドリード)
2024年05月02日 21:30
現在勝ち点「80」でプレミアリーグ暫定首位に立つアーセナル。しかし勝ち点「79」で2位のマンチェスター・シティは1試合消化が少ないため、アーセナルは残り全勝がノルマとなっている。
そんななか、今季開幕戦で負傷離脱したDFユリエン・ティンバーが、次節ボーンマス戦でベンチ入りする見通しであると『football.london』が報じた。
ティンバーはチームのフルトレーニングに復帰しており、ボーンマス戦に向けてのトレーニングセッションにも参加していたことがわかっている。同メディアは「アーセナルがチェリーズと対戦する際にはティンバーが関わる可能性が高い」と綴り、負傷中もミケル・アルテタ監督が行う戦術会議に常に出席していたオランダ人DFの長いリカバリー期間はまもなく終わるだろうと見ている。
先発させる可能性は低いと思われるが、リーグ最終盤においてDF陣のウィリアム・サリバ、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイスらの勤続疲労が心配される。チームがリードを得た段階で、試運転も兼ねて終盤に出場するなど限定的な使い方にはなるだろうが、主力を休ませることができれば大きいかもしれない。ティンバーは開幕戦で左サイドバックとして出場したほか、アヤックスではCB、右SBとしてのプレイを見せており、冨安健洋と同じく守備のユーティリティとしての働きが期待される。
ただし、ティンバーをベンチに入れるということは、誰かを外さなければならない。ケガ人が戻ってきたことでアーセナルのベンチもかなり豪華な面々となっており、前節トッテナム戦ではリース・ネルソン、セドリック・ソアレスがベンチから外れていたが、もう1人外れるとしたら誰になるのか。来季に向けての序列を見るという意味でもティンバーの復帰は興味深いものとなるだろう。
2024年05月02日 21:20
日本代表の中村敬斗、伊東純也が所属するスタッド・ランスは2日、ウィリアム・スティル監督と来季の契約を延長しないことで合意し、同日付けで退任することを公式サイトで発表した。
現在31歳のスティル監督は、10代後半から指導者として活動し、シント・トロイデンやスタンダール・リエージュなど、母国ベルギーのクラブでアナリスト、スカウト、コーチなどを務めた。2021年にはベルギー1部リーグ史上最年少となる28歳でベールスホット(現2部)の監督に就任した経歴を持つ。
2021シーズンからスタッド・ランスのアシスタントコーチに就任し、シーズン途中のスタンダール・リエージュへの移籍を経て、2022シーズンからスタッド・ランスのアシスタントコーチに復帰。同年10月にオスカル・ガルシア監督が成績不振で解任されたことに伴い、暫定監督を経て監督へ昇格した。
当時のチームは開幕10試合で1勝5分4敗と低迷しており、難しい舵取りを求められたが、残りのシーズンで11勝10分7敗と立て直し、11位でのフィニッシュに貢献。就任当初、スティル監督はリーグ・アンで指揮を執るためのUEFAプロライセンスを持っていなかったが、クラブは指揮官を信じて毎試合罰金を払って試合を行い、監督をサポートし続けた。就任2年目となる今シーズンも、昨季と同じようなペースで勝ち点を積み上げ、ここまで12勝7分13敗のリーグ11位に位置していた。
そんな中、スタッド・ランスは2日に公式サイトで声明を発表。ジャン・ピエール・カイヨ会長、マチュー・ラクールGM、スティル監督との会談の末、来シーズンの契約を延長しないことで合意したことを明かし、来シーズンに向けてクラブが準備するため、同日付けでスティル監督と弟のニコラ・スティルアシスタントコーチがクラブを離れることを発表した。
ジャン・ピエール・カイヨ会長は「ウィルとニコラへの投資と、共に経験したすべての美しい感情に感謝したい」と公式サイトに声明を掲載し、「ユニークなクラブのプロジェクトの中心で、自分の信念を貫く方法を知っている監督・コーチの出現に貢献できたことを誇りに思う。(中略)特にロッカールームの国際化という文脈において、スタッド・ランスが新たな一歩を踏み出すことを可能にしてくれた。ウィル、ニコ、我々スタッド・ランスファミリーはあなたに感謝し、あなたの残りのキャリアが最高のものになることを祈っています」と感謝を語った。
一方、スティル監督も「このユニークな機会を与えてくれて、私をサポートしてくれたスタッド・ランス、カイヨ会長、そして、マチュー・ラクールGMに感謝します。私はスタッド・ランス、クラブに直接的でも間接的でも関わったすべての人々に永遠に感謝するでしょう。特に、一緒に仕事をすることができた選手全員、スタッフたち、そして何よりもこの素晴らしいクラブのサポーターに感謝したいと思います」とコメント。
つづけて、「昨シーズンの公式戦19試合連続無敗記録とスタッド・オーギュスト・ドローヌ(本拠地)での素晴らしい試合は、私にとって特別な瞬間であり続けるでしょう。ドローヌとシャンパーニュ地方は、私の人生において常に特別な場所であり、私はこれからも一番のサポーターであり続けます」と、感謝のコメントを残している。
【ハイライト】スティル監督のラストマッチとなったニース戦