2024年04月24日 05:54
日本代表DFの冨安健洋が所属する首位のアーセナルは現地時間4月23日、プレミアリーグ第34節で9位のチェルシーとホームで対戦した。 このロンドンダービーで、前節のウルブス戦(2−0)では、打撲によりメンバー外となっていた冨安は左サイドバックに入り、公式戦2試合ぶりの先発出場を果たした。 アーセナルは、開始5分にいきなり先制する。中盤でのテンポの良い崩しから、ライスがドリブルでゴール前に持ち上がりラストパス。これをもらったトロサールが左足でネットを揺らした。 15分にはショートコーナーの流れから、ウーデゴーのピンポイントクロスに反応した冨安が頭で合わせるも、ゴールの上に外れる。さらに23分、冨安が鋭い出足でインターセプトして、そのまま前線に上がる。ウーデゴーからパスを受けて際どいクロスを供給するも、サカにはわずかに合わなかった。 44分には、冨安がマドゥエケに突破を許してクロスを上げられたが、GKラジャがキャッチした。このままスコアレスで前半を終える。 【動画】中盤での見事な連係からトロサールが先制弾! 後半に入り49分、ショートカウンターからライスが右足のシュートを放つも、GKペトロビッチにセーブされる。その2分後には、ウーデゴーの絶妙なスルーパスに抜け出したハバーツがダイレクトで狙うも、決め切れなかった。 しかし52分、CKの流れからサカのパスを受けたライスがダイレクトで狙う。そのこぼれ球をライスが押し込んで追加点を奪った。 5分後には、ウーデゴーの見事なパスをもらったハバーツが左足のシュートを叩き込んで、リードを3点に広げる。さらに65分にも、ハバーツがネットを揺らした。 攻撃の手を緩めないホームチームは70分にも、ウーデゴーの浮き球パスをホワイトがダイレクトで決めた。 このまま5−0で終了し、快勝したアーセナルはプレミア2連勝。次節は28日に敵地でトッテナムとのノースロンドンダービーを迎える。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月04日 12:30
アーセナルのGKダビド・ラジャは、シーズン最多クリーンシートを達成したGKとなった。
これにより、今季のゴールデングローブ賞がラジャに贈られる。ラジャは今季これまでに、14回のクリーンシートを達成している。エヴァートンGKジョーダン・ピックフォードは12回でこれを追っていたが、ルートン・タウン戦で被弾したことで、ラジャを超える可能性が消滅。残り2試合でラジャに追いつくことは可能だが、超えることはできなくなった。
アーセナルは今年に入ってからペースを上げ、9回のクリーンシートを達成。失点28はリーグ最少であり、ほとんど相手に攻撃の機会を与えぬまま終わる試合もあった。シュートストップの精度以上に、アーセナルが攻められる時間が少なかったことが成績に直結したと言っていいだろう。アーセナルの選手の受賞は、15-16シーズンのペトル・チェフ以来となる。
今季ローンでアーセナルに加入したラジャは、加入当初こそアーロン・ラムズデールにスタメンを譲っていたが、第5節エヴァートン戦から先発を奪取。すっかりチームに欠かせないメンバーとなり、来季は買い取りオプションが行使されることは確実と見られている。
2024年05月04日 12:30
シーズン佳境を迎えている欧州各国リーグ。
昨年にはハンブルガーSVのサポーターたちが最終節で昇格をぬか喜びしてしまったことが大きな話題になった。
残り1節となったオランダ2部リーグでも同じような出来事が起きた。
2位のローダJCは3日に行われた第37節カンブール戦に2-0で勝利。3位フローニンゲンはテルスター相手に0-1でリードを許して敗戦濃厚だったため、ローダサポーターたちはピッチ上になだれ込んだ。
だがしかし…。フローニンゲンは後半アディショルタイム5分に同点ゴールを決めて、1-1の引き分けに持ち込んだ。この結果、3位フローニンゲンと勝点差3の2位ローダは昇格がお預けに…。
『ESPN』によれば、ローダのスタジアムDJが誤報を流すという早とちりをしてしまったとか。2-1でテルスターが勝ったとアナウンスしてしまったスタジアムDJはこう釈明していたそう。
「(フローニンゲン戦は)95分に1-1になったと示された。ある時点で誰もが歓声を上げ、ジャンプをして、ピッチ上に入ってきた。選手たちもピッチに戻ってきた。
誰かが言ったんだ。『見ろよ、2-1になったぞ』ってね。だが、そうではなかった。もっと確認したほうがよかったが、ここのインターネットは最悪。
周りに誰もいなかった。サポーターたちは私の周りで飛び跳ねていた。だから、その人のところに行ったが、しばらくしてこう言われた。『いや、あの得点は認められずに終わった』と。
私はすでにアナウンスしてしまったので、何も変えられない(笑)私にできることは何もない。隣では泣いている人がいた。みんな完全に有頂天だった。それなら、あんなことも起こり得る」
彼は25年のベテランだったそうで、元選手のハンス・カーイは「彼のことは知っている。素晴らしい人だ。でも、自分ならアナウンスする前に確認するよ」と話していたそう。
「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」
なお、オランダ2部は上位2チームが自動昇格し、3位〜8位は昇格プレーオフ行き。すでに1位のヴィレムIIは昇格が決定している。
2024年05月04日 12:01
U-23日本代表は現地5月3日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップ決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦。1−0で勝利し、アジア王者に輝いた。
日本にとっては苦しい一戦となった。前半から相手に主導権を握られ、放ったシュートは1本のみ。それでも後半、徐々に攻勢を強めると、90+1分に山田楓喜のゴールでついに先制する。その後、PKを献上もGK小久保玲央ブライアンがスーパーセーブで止め、1点のリードを守り切った。
試合後、取材エリアにいたウズベキスタンの記者に直撃。対戦した日本の印象をたずねると、快く答えてくれた。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
「今のアジアのサッカーは、ウズベキスタンやタイなど、どの国も日々向上していますが、日本は常にそのトップに立っている。彼らはアジアのチャンピオンにふさわしい」
日本は2年前のU-23アジア杯の準決勝でウズベキスタンに敗れているが、そのことにも触れ、次のように語った。
「2年前、私たちは日本と対峙して勝利した。そして今日、日本に敗れた。日本はこの2年間で大きな進歩を遂げていることを証明した」
同記者は「日本はレベルアップしている」と強調していた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月04日 12:00
日本代表で10番を背負う堂安律。
2024年05月04日 11:58
ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、自身の去就について語った。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。
現在44歳のデ・ゼルビ監督は、チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター前監督の後任として、2022年9月からブライトンの監督に就任。就任直後は苦戦したものの、チームに戦術が浸透すると勝ち星を積み重ね、6位でシーズンを終えてクラブ史上初の欧州大会出場権獲得に導いた。
2年目の今季は、ヨーロッパリーグ(EL)との“二足の草鞋”を履くなかで主力にケガ人が続出し、直近の公式戦12試合では2勝3分7敗と苦戦している。ELでの冒険はベスト16で終わり、プレミアリーグでは34試合を終えた時点で勝ち点「44」の12位に位置している。
デ・ゼルビ監督とブライトンの契約は2026年6月30日まで残っているものの、同監督の手腕は欧州のビッグクラブから注目を集めている。リヴァプールやミラン、バイエルンなどの新監督候補に名前が挙がっており、来季の去就は不透明な状況だ。
そんななか、『スカイスポーツ』の取材に応じたデ・ゼルビ監督は、「ブライトンに残りたいと思っている。なぜなら、私は選手たち、この街、このクラブ、ファンを愛している」と残留希望を明言。「ファンとのミーティングでも言ったんだ。『もし私が幸せなら、どのクラブも私の心を変えることはできないが、常に私の情熱は保ち続けたい』とね」と言葉を続けた。
それでは、ブライトンがデ・ゼルビ監督にもたらせる幸福とは何か? その問いに対しイタリア人指揮官は、「選手、チーム、プレースタイルなど、私自身の潜在的なポテンシャルをすべて発揮して毎試合戦いたい」と、ハイレベルの競争が自身の原動力になることを明かした。
「今季、特にここ3〜4カ月はそれができていなかった。私が思うに、今季の序盤は十分な競争ができていた。選手をローテーションすることができていたら、シーズンの重要な局面は違った景色になっていただろう。主力の数名は何カ月も出ずっぱりだったから、3月、4月辺りにコンディションが落ちるのは当然だ」
さらに44歳の知将は、「自分たちがブライトンだということを忘れてはいけない。私たちはトップチームではない。ブライトンでの仕事を愛しているからこそ、クラブの方針を受け入れなければならないが、より高いレベルで戦えるのであれば、問題なく戦わなければならない」ともコメント。難しいやりくりが求められるブライトンでも、さらなる高みを目指せると意気込みを示している。
「始める前に気持ちで負けるのは好きではない。意欲と野心を高く保ち続けなければならない。そして、私たちに何ができるのか見てみようじゃないか」
2024年05月04日 11:30
スポルティングCP指揮官ルベン・アモリムの身辺が騒がしい。一時はユルゲン・クロップの後任としてリヴァプールの新指揮官になるのではないかとの話が英国をかけめぐり、先日まではウェストハムの新指揮官になるのではと騒がれた。しかし、ウェストハムはどうやらフレン・ロペテギと話をまとめつつあるようで、アモリムの将来はまたも不透明となった。
アモリム自身もウェストハムと話をするためにロンドンを訪れたことを認めており、タイミングが悪かったとスポルティングに謝罪のコメントも残している。しかし英『Mirror』は、実はウェストハムだけでなく、チェルシーの幹部と話をすることもロンドン行きの目的の1つだったのではと報じている。
同紙によると、アモリムはチェルシーでマウリシオ・ポチェッティーノの後任となる可能性について問われると、「語るべきことはすべて語られている。あなた(質問した記者)は自分の理論を作り上げている。私にはなんの問題もない。あなたは自分のアイデアに固執している」と語ったが、チェルシー指揮官就任を具体的に否定するものではなかった。
また、ヴィトーリアのアルバロ・パチェコ監督がブラジルのクイアバと会談したことを例に挙げ「私は正直に話すように努めているが、他のクラブに自分を差し出すというメロドラマが作られることもある。実際、それを見るのは面白いことだ」とも語っている。
ポチェッティーノ率いるチェルシーは現在リーグ8位。今季も大幅な成績の改善が見られず、国内カップ戦も落とし無冠が決定している。ポチェッティーノ解任の噂もあとを絶たない状況で、新指揮官を求めているとしても不思議ではない。
2024年05月04日 11:30
日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールは5日のトッテナムと対戦する。
『Guardian』によれば、今季のリヴァプールは現地土曜12時半にキックオフされる試合が最も多いそう。ユルゲン・クロップ監督は試合日程に対する苦言を呈していた。
「プレミアリーグは世界最高のリーグだ。過大評価ではなく、選手たちは酷使されている。誰かが彼らを助ける必要がある。
(来季はカラバオカップ準決勝を1試合開催に変更するが)1試合をカットしても、トップチームはチャンピオンズリーグの試合が3つ増える。
先日、もう2度と見ないであろうお気に入りのテレビ局であるTNTの人間と話した。彼らはいつもこう言う。彼らが金を払っている、サッカーのためにと。それは逆だ。サッカーが彼らに金を払っている。彼らは放送や配信をしているが、TNTやSkyが本当にうまくいっていて、全員にお金を払えるわけではない。ただ搾取するだけでなく、もう一度サッカーのパートナーになる必要がある。
これは去りゆく老人からのちょっとしたアドバイスだ。私はサッカーを多く見ているが、すべてではない。試合がなくても人は生きていける。
マンチェスター・シティとアーセナルはCL準々決勝で敗退したが、クオリティを反映したものではない。他の国にもいいチームはあるがね。これは兆候だ。我々はアプローチを変えなければならない。
これを話題にすると、我々が最後の試合に負けたのは状況のせいだと思われるが、一般的な問題だ。木曜、日曜、水曜、土曜の12時半をあえて与えるのは犯罪だ!
私はアムネスティインターナショナル(国際人権NGO)が彼らのもとに行くのを待っていた。誰かが『リヴァプールは12時半』と言うと、部屋全体が笑いに包まれる、そんな会議に私も参加したいね。
全世界で最も早いターンアラウンド…リヴァプール!正気の沙汰とは思えない。それでも彼らは喜んでいる。彼らは契約者が好きなんだ。そのリストから私を外してもらって構わない」
試合を放送するテレビ局に対して不満を露わにしていたようだ。
遠藤航も!リヴァプールが補強した「最強お買い得選手」6名
先月末にOptaが紹介したデータによれば、今季のリヴァプールは欧州で最も試合間隔が短いチームだそう(次の試合までの平均時間が116時間18分)。
2024年05月04日 11:16
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、今夏の移籍市場でチームに“変革”をもたらすことを望んでいると明かした。
2024年05月04日 11:00
現在プレミアリーグ6位と、成績が振るわないマンチェスター・ユナイテッド。昨季の3位という成績を受け、開幕前は優勝候補に推す声もあがっていたが、期待はずれのシーズンとなってしまった。
今季、株式の一部を取得し新共同オーナーとなったイネオス社のサー・ジム・ラトクリフ氏は、かつての威光を取り戻すべく積極的なクラブの改革に乗り出している。本拠地オールド・トラッフォードには大規模な改修計画があり、チームは一部の若手を除いて、大多数のメンバーに入れ替えの可能性があるという。
ユナイテッドのさまざまな部門を見て回ったラトクリフ氏は、他にもクラブ内部に改善の余地を感じているようだ。英『Mirror』などが伝えたところによると、それはキャリントン練習場とIT部門だという。
「いくつかの施設を楽しく見学させていただいた。残念ながら、私は多くの場所で乱雑な状態を目にした。特にIT部門は率直に言って恥ずべき状態であり、U-18やU-23のドレッシングルームもそれほど良いと感じなかった」
「これらの基準は、イネオスが期待するものには及ばない。当社は化学の会社で、マンチェスター・ユナイテッドはエリートスポーツ組織だ。これらは多くの点では小さなことだが、組織が基準と規律を持たない限り、成功はやってこない」
ラトクリフ氏はメールで、スタッフにこのように伝えたという。『The Athletic』はラトクリフ氏がユナイテッドの在宅勤務文化に終止符を打ち、オフィスへ戻ることを要請したと報じたが、同氏はIT部門の勤務形態にも疑問を持ったようだ。また、練習場の乱雑さには落胆したようで、「今後、あらゆる場所で適切な清掃基準が作られれば嬉しい」と同氏は語っている。
あらゆる面で変革を促す新オーナー。来季は生まれ変わったユナイテッドの姿を見ることになるのだろうか。
2024年05月04日 11:00
ベルギー1部のシント=トロイデンでプレーする伊藤涼太郎。3日のウェステルロー戦で1ゴール1アシストの活躍を見せた。
前半8分に先制ゴールを突き刺すと、後半24分には同点ゴールをアシストしている(動画40秒から)。
ドライブ気味のシュートで相手GKの手を弾き飛ばしてゴールを奪うと、鋭いキラーパスで味方の得点をアシストしてみせた(動画5分20秒から)。
試合は2-2の引き分けで終了したが、『Sporza』は伊藤をマンオブザマッチに選出。「レーザーシュートで先制点」、「(アシストは)相手DF全員が見送るしかないスマートで鋭いボールを供給」と賞賛していた。『HBvL』によれば、伊藤は「自分史上最も美しいゴールかも」と自画自賛していたとか。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
また、伊藤はU23アジアカップ優勝を果たしたばかりのシント=トロイデンのチームメイトである藤田譲瑠チマと山本理仁については、「おめでたいですし、彼らなら必ず優勝してくれると思って送り出した」と語っていた。
2024年05月04日 10:33
チームを絶体絶命のピンチから守護神が救った。
U-23日本代表は現地5月3日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップ決勝でU-23ウズベキスタン代表と対戦。1−0で勝利し、アジア制覇を果たした。
90+1分の山田楓喜のゴールで先制した日本は90+5分、相手のクロスのシーンで、ウズベキスタンの選手たちは競り合った際にペナルティエリア内でボールが関根大輝の手に当たっていたと主張。その後、VARが介入し、主審は映像を確認したうえでハンドをとり、相手にPKが与えられた。
関根は試合後、この時の心境をこう語った。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
「やっちゃったなというか、何かが当たった感覚はあったんですけど、どういうふうに当たったかは分からなかった。でもVARで(審判に映像を)見に行かれちゃって、そういう部分ではしょうがないのかなと」
しかし、そのPKをGK小久保玲央ブライアンが神セーブでストップ。守護神に救われた関根は、感謝を口にする。
「この大会の最後の最後で助けてもらった。本当にほっとしたというか、いろんなプレッシャーや日本を代表している選手としての責任を感じていたなかで、玲央くんに今日救ってもらえて、本当に良かった。本当に助けられたなという感じです」
試合終了後、チームが歓喜に沸くなかで、ピッチ上で多くの選手にいじられたと明かす。
「『本当に良かったなお前』『あれ決められていたら終わってたぞ』と言われました(笑)。これも玲央くんが止めてくれたから、笑い話にできる。今日の試合前、このメンバーでサッカーをするのは最後という話もしていましたけど、本当にすごく良いチームだったなと思います」
関根は笑顔でスタジアムを後にした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年05月04日 10:11
ガンバ大阪は4日、元日本代表DF三浦弦太の負傷についてクラブ公式サイトで発表した。
2024年05月04日 10:00
デンマーク1部のブレンビーで活躍を続ける鈴木唯人。
4月には3ゴール4アシストと大暴れを見せた彼は、リーグ月間MVPに選出された。
チームメイトからトロフィーを贈られた鈴木は「歌!?ノーだよ(笑)みんな、ありがとう。とても嬉しいけれど、次の試合に集中しなければいけない。やり続けるよ」と英語で挨拶をしていた。Suzuki fik overrakt prisen som Månedens Spiller til træningen tidligere i dag 🏆#Brøndby pic.twitter.com/1KJHMs04wa
— Brøndby IF (@BrondbyIF) May 3, 2024
チームメイトたちは鈴木に拍手を送るとハグでも祝福!殊勝なコメントをしていた鈴木だが、最後にはおどけてダンスも披露していた。
U-23日本代表、U23アジア杯に招集できなかった逸材12名
残り6試合のブレンビーは現在チャンピオンシップラウンドで首位に立っている。
2024年05月04日 09:53
ジュピラー・プロ・リーグ プレーオフ2第7節が3日に行われ、ウェステルローとシント・トロイデン(STVV)が対戦した。
STVVでは、日本代表GK鈴木彩艶と同MF伊藤涼太郎が先発。DF小川諒也は58分から途中出場した。なお、MF藤田譲瑠チマとMF山本理仁は、同日に行われたU−23アジアカップ決勝に出場したため不在。元日本代表FW岡崎慎司は負傷欠場した。
8分、伊藤がSTVVに先制点をもたらす。ペナルティエリア手前でパスを受けると、右足を振り抜いて鋭いシュートを放つ。相手GKはボールに触ったものの止めることができず、ボールはゴールに吸い込まれた。
しかし、32分にジョーダン・ボスの強烈な一撃でウェステルローに追いつかれると、STVVは後半開始早々に逆転を許してしまう。それでも69分、STVVが試合を振り出しに戻す。伊藤が敵陣中央から針の穴を通すような縦パスを供給。これを受け取ったアドリアーノ・ベルタッチーニは飛び出してきた相手GKをかわし、右足でゴールへ流し込んだ。
後半アディショナルタイムの終盤、小川にアクシデントが発生。空中でヘディングした後に着地を失敗して右手首を負傷し、STVVは残り時間を10人で戦うことになった。試合は2−2のまま終了し、STVVは直近5試合で3分2敗と勝利から遠ざかっている。
次節は12日に行われ、STVVはメヘレンと対戦する。
【試合ハイライト動画】伊藤涼太郎が1G1A ウェステルロー 2−2 シント・トロイデン
2024年05月04日 09:42
ブンデスリーガ2部第32節の2試合が3日に行われた。
ドイツ北部の大都市を二分する“ハンブルガー・シュタットダービー”が開催。6年ぶりの1部復帰に希望をつなぎたい4位ハンブルガーSV(HSV)と、勝てば14年ぶりの1部復帰が確定する首位ザンクト・パウリが激突した。
お互いにチャンスを生かせずにスコアレスのまま試合終盤を迎えると、85分にコーナーキックの流れからロベルト・グラッツェルが押し込んでHSVが先制に成功する。アウクスブルクからHSVに期限付き移籍中のMF奥川雅也は86分からピッチに立つと、後半アディショナルタイム5分に相手のレッドカード誘発とPKを獲得する大仕事。しかし、PKキッカーを務めたルドヴィト・ライスのシュートは相手GKにコースを読まれて止められた。それでも、1点を守り切ったHSVが勝利し、1部2部入れ替え戦に出場できる3位フィニッシュの可能性を保つとともに、宿敵が目の前で自動昇格を決めることを阻止した。
自動昇格の可能性を残す3位デュッセルドルフは、ニュルンベルクとホームで対戦。デュッセルドルフの日本代表MF田中碧とMFアペルカンプ真大はフル出場し、ニュルンベルクの日本代表MF奥抜侃志は途中出場した。デュッセルドルフはフィンチェント・フェルメイのドッペルパック(1試合2ゴール)で前半に2点を奪うと、56分に1点を返されたものの、72分に再びリードを広げ、3−1で勝利した。2位ホルシュタイン・キールとの暫定勝ち点差を「2」に縮めるとともに、4位HSVとの勝ち点差「4」を維持し、3位以上でのフィニッシュに王手をかけた。
FW町野修斗が所属する2位キールは、5日にヴェーエン・ヴィースバーデンと敵地で対戦する。キールは勝てば首位に浮上する。
そして、次節はキールとデュッセルドルフが直接対決。ザンクト・パウリはホームでオスナブリュックと対戦し、勝てば自力での昇格が決まる。HSVは敵地でパーダーボルンと対戦する。
ブンデスリーガ2部の暫定順位表と今後の対戦カードは以下の通り。
■ブンデスリーガ2部 上位暫定順位表
1位 ザンクト・パウリ(63/+23)
2位 ホルシュタイン・キール(61/+24)※1試合未消化
─────自動昇格圏─────
3位 デュッセルドルフ(59/+31)
────入れ替え戦出場圏────
4位 ハンブルガーSV(55/+18)
※()内は勝ち点/得失点差
※勝ち点で並んだ場合、(1)得失点差、(2)総得点、(3)当該チーム同士の対戦成績の順に最終順位を決定
■ブンデスリーガ2部 今後の主な対戦カード
【第32節】
▼5月5日(日)
ヴィースバーデン vs キール
【第33節】
▼5月10日(金)
パーダーボルン vs HSV
▼5月11日(土)
キール vs デュッセルドルフ
▼5月12日(日)
ザンクト・パウリ vs オスナブリュック
【最終節】
▼5月19日(日)
HSV vs ニュルンベルク
デュッセルドルフ vs マクデブルク
ハノーファー vs キール
ヴィースバーデン vs ザンクト・パウリ
【試合ハイライト動画】熱狂の一戦はHSVに軍配! ハンブルガーSV 1−0 ザンクト・パウリ