2024年04月24日 12:52
横浜FCでコーチを務める中村俊輔が、リバプールの遠藤航について語った。『WOWOWサッカー』の公式YouTubeチャンネルがインタビュー動画を公開。稀代のファンタジスタは、プレミアリーグのビッグクラブで躍動する31歳ボランチの“強み”に関して、「一番はゲームを読む眼」と考えている。 「特に中盤って、360度ありますし、自分の周りにたくさん(選手が)いるポジション。だから、よく首をひねっていますし、今、自分がどこにいて、相手がどこにいて、ボールがどこだから、次の次に何が起きるかという予測の能力が高いと思います」 そのスキルがあるからこそ、自慢の“デュエル”でボールを刈り取ることもできる。 「でなければ、あの取り方はできないと思う。どうしても、人に行っちゃうんですよ。だけど、(遠藤は相手を)泳がしておいて、ボールを出させて、反転した次を狙う。見えないところから入ってくる。そういうボールの取り方をするので。よくサッカーを知っているなって」 【動画】「よくサッカーを知っているなって」中村俊輔が遠藤航を語る 俊輔は「ドイツでの経験も大きいと思う」とし、「全部が積み重なって、30(歳)を超えて、ビッグクラブでプレーできるのって、本当に素晴らしい」と称賛する。 「それを自分も経験したかった。ビッグクラブにもし行けていたら、もっと自分のプレーができたのかな。感じてみたかった」と自身のキャリアを振り返りつつ、「周りの選手が良いと、自分のプレーに専念できるじゃないですか。自分の得意なプレーかな」との見解も示す。 イングランドの超名門クラブでプレーする遠藤が、まさにそうした環境に身を置いているだけに、俊輔は「スムーズに今、いっているのかなという気がします」と述べた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 14:59
1978年のサッカーW杯(1978 World Cup)でアルゼンチン代表を初優勝に導き、「最大級の喜び」と表される偉業を達成した指導者のセサール・ルイス・メノッティ(Cesar Luis Menotti)氏が、85歳で死去した。アルゼンチンサッカー協会(AFA)が5日に発表した。
メノッティ氏は37年に及ぶ指導者キャリアで11クラブの監督を務め、中には2回以上率いたクラブもある。代表ではアルゼンチンとメキシコを指揮した。
人々の記憶に最も残っているのは、母国開催となった1978年のW杯アルゼンチン大会優勝で、当時は抑圧的な軍事政権に支配されていた同国にトロフィーをもたらした。
決勝では延長戦の末に3-1でオランダを撃破。W杯出場を拒否したヨハン・クライフ(Johan Cruyff)を欠くオランダに対し、大会最優秀選手(MVP)に輝いたマリオ・ケンペス(Mario Kempes)が2ゴールを挙げた。一方でメノッティ氏は、前年に代表デビューを果たしていた当時17歳のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)をメンバーに選出しなかった。
メノッティ氏死去の知らせを受け、アルゼンチンのハビエル・ミレイ(Javier Milei)大統領はX(旧ツイッター)に「わが国最大級の喜びをもたらしたチームリーダーの旅立ちは痛恨だ」と書き込んだ。
メノッティ氏は、メキシコでも好意的に記憶されている。代表は1991年から1992年、クラブチームは2006年から2007年にかけてECプエブラ(El Club Puebla)とテコス(El Tecos FC)を率い、これが監督としての最後の仕事になった。
スペイン1部リーグの強豪FCバルセロナ(FC Barcelona)も1983年から1984年に指揮し、国王杯(Copa del Rey)とスーパーカップ(Spanish Super Cup)のタイトルを獲得した。
バルセロナもメノッティ氏の死を悼み、「当クラブの元監督であるセサール・ルイス・メノッティの死を受け、哀悼の意を示したい。安らかに」と記した。
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2024年05月06日 14:59
FC東京に所属するU-23日本代表MF荒木遼太郎が5月6日、自身のインスタグラムで帰国を報告した。
荒木は、現地3日に行なわれたU-23アジアカップの決勝・ウズベキスタン戦(1−0)で、62分から途中出場。76分にはアクシデント。相手GKと激しく激突し、顔面を地面に強く打ちつけてしまう。
それでもプレーを再開し、90+1分には山田楓喜の決勝点をアシスト。だが90+13分にピッチに倒れ込み、担架で運び出されていた。試合後の表彰式も欠席していた。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
状態が心配されるなか、日本サッカー協会は荒木が症状の改善を確認後に帰国したと発表していた。
大事に至らなかった荒木は、自身のインスタグラムのストーリーで、「無事着きました。元気です」と綴り、山田大樹との2ショットを公開した。
同大会で5試合に出場し、1得点を挙げるなど、アジア制覇と8大会連続のオリンピック出場に貢献したアタッカーが無事を伝えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 14:12
東京ヴェルディは5月6日、J1第12節でジュビロ磐田と対戦。前半を2−0で終えた。
35分に染野唯月のPKで先制すると、41分には左CKに染野がヘッドで合わせ、これは相手GK川島永嗣に止められたが、こぼれ球を木村勇大が素早く押し込んだ。
【動画】染野のPK&木村のプッシュ!
パリ世代の若き2トップが、歴戦の名手が守るゴールをこじ開けてみせた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 13:53
ガンバ大阪は5月6日、J1第12節でセレッソ大阪とホームで対戦。
2024年05月06日 13:44
チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが快挙を達成した。
パルマーは5日に行われたプレミアリーグ第36節のウェストハム戦に先発出場を果たすと、0−0で迎えた15分にこぼれ球に反応して左足を振り抜いて先制点を挙げ、5−0での大勝に大きく貢献を果たした。
この試合の得点により、パルマーは22歳の誕生日を迎える1日前に、今シーズンのリーグ戦31試合出場で21ゴール9アシストに到達。データサイト『OPTA』によると、21歳以下の選手がプレミアリーグの1シーズンで30得点以上に関与したのは、元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏(1994−95&1995−96)、同代表FWクリス・サットン氏(1993−94)以来、史上3人目になったという。
また、昨夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入したパルマーは2000−01シーズンの元オランダ代表FWジミー・フロイド・ハッセルバインク氏以来、デビューシーズンでリーグ戦30得点以上に関与したチェルシーでは史上2人目の選手になった。
さらに、パルマーはここまで本拠地『スタンフォード・ブリッジ』ではリーグ戦16ゴールを挙げており、2006−07シーズンの元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏、2009−10シーズンの元イングランド代表MFフランク・ランパード氏が記録したクラブ最多記録に並ぶことにも成功している。
未消化試合も含めて今季は残り3戦となっているチェルシー。加入1年目ながら、結果を残し続けているパルマーがさらに得点に関与していけるかには注目が集まっている。
【ハイライト動画】チェルシーvsウェストハム
2024年05月06日 13:15
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのポルトガルリーグ優勝が決まった。
スポルティングが第32節に勝利した翌日に2位ベンフィカが敗戦。残り2試合で勝点差8ポイントとなったことで、スポルティングの2020-21シーズン以来20度目の優勝が決定した。
優勝が決まった後、市中心部には熱狂的スポルティングファンが集結。優勝パレードは大きな盛り上がりを見せていた。
守田は愛妻である藤阪れいなさんと一緒にパレードを満喫する映像をInstagramのストーリーに投稿!仲睦まじい様子が伝わってくる2ショットだった。
かわいい!Jリーガーと結婚した美しすぎる奥さん5人
『Record』によれば、雨のために優勝セレモニーが中止になる恐れもあったというが、数千人が集結するなど熱狂的なお祝いになったとのこと。
2024年05月06日 13:02
オランダリーグで4位のAZは現地5月5日、3位のトゥベンテに2−1で競り勝ち、その差を勝点2に詰めた。AZは残り2節に来季のCL(予備戦)出場権を懸ける。
立ち上がり5分に早くもトゥベンテに先制点を許したこともあり、AZの右SB菅原由勢は攻撃志向のポジション取りでプレー。43分にはチームメイトが左サイドで幾重ものショートコンビネーションから作ったビッグチャンスを、菅原が仕留めようとしたがシュートはゴールの枠を捉えきれなかった。
そんな菅原が本領を発揮したのが、CFパブリディスのシュートで2−1と逆転した66分から。前掛かりになって反撃しようとしたトゥベンテの戦意を削ぐように、菅原は右サイドに広がるスペースに味方を走らせたり、相手SBが処理しづらそうなロングボールをシンプルに蹴ったりすることを徹底した。
57分から対峙したトゥベンテのウインガー、ミッチェル・ファン・ベルヘンとの1対1に菅原が全勝したことも大きかった。菅原は「交代選手(ファン・ベルヘン)の特徴を見たら、前半、ウイングバックみたいに高い位置を取った僕の背後のスペースを使いたかったんだと思う」と敵の采配意図を汲み取っていた。
「『僕が(サイドの攻防で)負けたらチームが負ける』という責任感を持ちながらやりました。AZがボールを持っても、僕はちょっと上がりづらくなった。そこは相手も考えていたのかもしれない。だけど、相手の戦術を個人戦術で機能させないことができると思っていた。相手のツボにハマらず対策できて、そこで優位に立てたのは大きかった」
ファン・ベルヘンがピッチに入るまでプレーしていたナシ・ウヌバルは、選択肢の一つにドリブルがあるタイプ。一方、ファン・ベルヘンは第一の選択肢がドリブルで仕掛けるというタイプ。菅原はファン・ベルヘンのようなドリブラーに対して滅法強い。
「相手は僕に対して1対1で勝負を仕掛けようと思っていたようなので、『負けるわけねえ』という感じでした(笑)。
相手に自由を与えず選択肢を削っていって、クロスを上げるしかない状況にすることを意識していた。今まで素晴らしい対戦相手の選手とやり合ってきたし、今日の選手(ファン・ベルヘン)も寄せないとやられてしまうスピードがあった。僕のレベルを上げてくれたのは、そういう素晴らしい選手たちとの1対1。そのことは間違いないから、本当に楽しめてます」
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
AZはアヤックス(現在5位)に連勝していることもあり意外だったが、今季のAZはトゥベンテに勝利するまで上位3チーム(PSV、フェイエノールト、トゥベンテ)に対して5戦全敗だった。
「AZが今の順位(4位)にいる理由はそこ。トゥベンテが安定した良いシーズンを送っているのは間違いない。僕らはそれ以上に不安定なシーズンを送っている。勝点をしっかり取っておけば、自ずともっと高い順位にいたはずです。AZには安定性が足りなかったと思います」
これまで何度も菅原が魅せてきた『試合終盤の炎のプレー』が今日も出た。今回は、自身の背後に蹴り込まれたロングボールを、身体を崩しながら懸命にヘッドに当てたバックパスが正確にGKに届いたシーンだった。
この瞬間、サイドライン際に座っていたAZファンが一斉に席を立って喝采を送った。そしてAZの勝利を告げるタイムアップの笛。3位トゥベンテにプレッシャーをかける大きな勝点3だ。
「正直、トゥベンテのことは気にしてない。AZは一つ一つ勝つだけでしか(3位への)可能性を広げられないので、自分たちに集中するだけだと思います」
過酷な戦いを強いられることで有名なゴー・アヘッド・イーグルスとのアウェーゲーム、名将ロン・ヤンス率いる好調ユトレヒトとの試合に、AZと菅原は人事を尽くして天命を待つ。
取材・文●中田 徹
2024年05月06日 13:01
23-24イングランド・プレミアリーグは5日、第36節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)が4-2でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に勝利。
2024年05月06日 13:00
リーグ連覇に向けてシーズンラストの戦いに臨んでいるセルティック。
3-0で勝利した4日のハーツ戦では、今季絶望とされた前田大然が怪我から戻ってきた。後半27分に岩田智輝とともにピッチに投入された際、ホームのセルティック・パークから大喝采が送られている。Daizen Maeda’s return against Hearts 👌 pic.twitter.com/OIjMyZPQ6Y
— CeltsAreHere (@HereCelts) May 4, 2024
これは熱い!
驚異的回復で復帰した前田も「ピッチに入った瞬間の歓声に感動しました。ファン、サポーターの皆さん、ありがとう!次の試合への準備はできています!」との英語メッセージをXに綴っていた。
「近年頭髪を補強した選手たち」10名
セルティック・パークの熱量は欧州屈指として知られており、あのリオネル・メッシも「ヨーロッパでも最高の雰囲気」と語っているほど。ちなみに、この日の観客数は59,038人だった。
2024年05月06日 12:57
元日本代表MFの前園真聖氏が、フジテレビ系列の「ワイドナショー」に出演。U-23日本代表のメンバー選考について語った。
大岩剛監督が率いる若きサムライは、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップで優勝。アジア王者としてパリ五輪に出場する。
本大会では24歳以上の選手も出場できるオーバーエイジ(OA)枠が用意されている。果たして、日本はOAを活用するのか。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
前園氏は、選手の所属クラブの許可が必要な点や、連係を一から構築する難しさなどのデメリットにも触れつつ、「たぶん3人は選ぶと思う」と予想。守備陣の強化を図るという話が出ていると紹介する。
また、今年6月に23歳を迎える“パリ世代”の久保建英についても言及。所属先のレアル・ソシエダから他クラブへ移籍する可能性があり、「本人は出たいかもしれないけど、クラブや周りとしては、あまり出したい気持ちはないんじゃないか」と見解を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月06日 12:30
大詰めを迎えている欧州主要リーグだが、プレミアリーグは最後まで目が離せない熾烈な優勝争いが続いている。
首位は勝点83のアーセナル、2位は同82のマンチェスター・シティ、3位は同78のリヴァプール。ただ、4連覇を狙うシティは消化試合数がひとつ少なく有利な立場にある。
元日本代表DF槙野智章は、シティ優勝の確率が高いと見ているようだ。
『ABEMAスポーツタイム』でお笑いコンビ「鬼越トマホーク」の金ちゃんから「アーセナルが優勝する可能性は何%くらいですか」と聞かれると「いや〜!期待はしています、優勝して欲しい気持ちはあります。ただ、難しいんですよね。20%くらいじゃないですか」と回答。
そのうえで、「パーセンテージは低いんですが、アーセナルっていうチームは、そういう逆境だったりを経験しているので。ドラマチックなのがいいじゃないですか。確かにシティのほうが有利と言われてます。そこからどういう風にアーセナルがひっくり返すのかを見てみたいですね。(逆転優勝となれば)ドラマチックですよ」とも話していた。
アーセナルは昨季も優勝に近づいたが、最終的にはシティに奪われた。DF冨安健洋は「今季は落ち着きがある」と語っているが、槙野は「ものすごいプレーの連続」と最近の冨安が見せているパフォーマンスを絶賛している。
プレミアリーグで「あまりに給料が低すぎる」驚きの選手たち
なお、アーセナルの残り2試合でマンチェスター・ユナイテッド、エヴァートンと対戦。一方、シティはフラム、トッテナム、ウェストハムとの対戦になる。
2024年05月06日 12:06
リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、プレミアリーグ史上初の快挙を達成した。
2024年05月06日 12:00
57歳になったカズこと三浦知良もプレーするポルトガル2部リーグ。
5日に行われたヴィラヴェルデンセ対トレンセ戦で45歳の新人がデビューしたことが現地で話題になっている。
ヴィラヴェルデンセの背番号78をつけたコートニー・リームは後半41分から途中出場した。彼は1978年生まれの45歳。A estreia de Courtney Reum 🙌#sporttvportugal #LIGAnaSPORTTV #LigaPortugalSabseg #LankVilaverdense #CourtneyReum pic.twitter.com/VVpuQUP38f
— sport tv (@sporttvportugal) May 5, 2024
リーム氏はあのパリス・ヒルトンの夫であるカーター・リームの兄であり、アメリカ人投資家でもある。
『Record』によれば、彼はヴィラヴェルデンセにも投資していることから、プロデビューの機会を得たという。ヴィラヴェルデンセは2部最下位に沈んでおり、すでに来季の3部降格が決まっている。43歳のセルジオ・マシャド監督はこう話していたそう。
「これから言うことのせいで今週は難しかった。決断は難しかったが、やらなければならなかった。私は監督であり、このような局面を経験するのは難しかった…。
様々なことが頭をよぎったが、私にとって子ども同然である選手たちを危険にさらすわけにはいかなかった。自分の原則に反するような決断もしなければならなかった」
監督としては苦渋の決断だったようだ。
残念ながら「ピークを過ぎた」世界的スター5名
『USA TODAY』によれば、リーム氏は幼い頃からサッカーをプレーしており、全米選手権を制したイリノイ州のクラブチームから名門コロンビア大学のサッカー部に進学するも大怪我のために2年次にキャリアを断念したという。
その後、ゴールドマン・サックスが選ぶ「最も魅力的な起業家100人」に選ばれるほどになり、現在はアメリカサッカー連盟の理事を務めているほか、リーズ・ユナイテッドとNFLサンフランシスコ・フォーティナイナーズの経営にも関わっているそう。
2024年05月06日 11:33
23‐24ポルトガル1部リーグは5日、第32節の試合が行われ、首位に立つスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)は、2位ベンフィカ(Benfica)がこの日敗れたため、20‐21シーズン以来となる通算20回目の優勝が決まった。
日本代表MF守田英正(Hidemasa Morita)が所属するスポルティングが、前日の試合でポルティモネンセ(Portimonense SC)に3‐0で勝利する中、昨季王者のベンフィカはFCファマリカン(FC Famalicao)に0‐2で敗戦。この結果、今季32試合でリーグ最多92ゴールを挙げていたスポルティングは、残り2節となる中でベンフィカとの勝ち点差を8に広げた。
スポルティングは今月26日にはFCポルト(FC Porto)とのポルトガル杯(Portuguese Cup 2023-24)決勝を控えており、2冠達成の可能性を残している。
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2024年05月06日 11:30
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップが閉幕した。
今大会で4強に勝ち進んだのは、日本、ウズベキスタン、イラク、インドネシア。中国は日本と同組となったグループステージで1勝2敗の3位となり、決勝トーナメントに進めずに敗退している。また、中国フル代表も今年のアジアカップで1得点も奪えずにグループステージ敗退に終わった。
『ZAKER』によれば、中国国内ではこのままならワールドカップ出場は厳しいという危機感があるようだ。シュー・ツーシン記者がWeiboにこのような持論を綴っていたという。
「(日本に0-1で負けた)決勝戦でウズベキスタンは本当に不運だった。しかし、2位という結果は多くのアジア諸国をうらやませるのに十分だ。
U-23中国代表はこの大会でグループステージに進出したことすらない。今回も9位。 ここ数年のウズベキスタンユース代表の成績を見れば、ワールドカップ出場は時間の問題だろう。
いまや中国ユース代表は相手のテールライトさえ見えない。ウズベキスタンは昨年のU20アジアカップでも優勝していることを忘れてはいけない。そのグループが2年後のU23アジアカップでプレーするとき、依然として有力な優勝候補になる。現在、ウズベキスタンには欧州5大リーグでプレーする選手が2名いる。
ワールドカップは今や拡大した。私は悲観的に考えているが、中国代表にもっと帰化選手が増えなければ、その枠はウズベキスタンなどのチームに“提供”される可能性が高いだろう」
中国は2013年から始まったU23アジアカップでグループステージを突破したことが一度もない(前回大会は不参加)。
一方、オリンピック初出場を決めたウズベキスタンは、2018年U23アジアカップや2023年U20アジアカップで優勝するなどユース年代が力をつけてきた。
2026年のFIFAワールドカップカップではアジア枠が4.5から8.5に増えるが、若手育成がうまくいっていない中国は帰化選手に頼るしかないという危機感があるようだ。
反則レベル!?中国代表が「帰化させた一流外国人助っ人」たち
その中国は2026年ワールドカップアジア二次予選でグループCの2位につけているが、残り2試合でタイと韓国と対戦する。一方、ウズベキスタンはグループEでイランとともに三次予選進出をすでに決めている。