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2024年04月24日 17:00
「DeNA−阪神」(24日、横浜スタジアム) 阪神は今季初の7連勝と首位キープに向け、DeNAとの対戦。23日は投手戦の末に、1−1の引き分けで終わった。2位の巨人とは0・5ゲーム差。雨が降る中ではあるが、勝利したい。 相手先発の浜口には3日の対戦で大山が適時打を放ち、森下が逆転2ランを打っている。阪神先発の伊藤将は同日に投げ合い、今季初勝利を手にした。 打線は5番にノイジーが4月9日以来に座り、6番が佐藤輝。DeNAは8番に石上が入り、1番から7番は23日と変わっていない。 試合開始は17時30分の予定。両チームのスタメンは以下の通り。 【阪神】 1番・中堅 近本 2番・二塁 中野 3番・右翼 森下 4番・一塁 大山 5番・左翼 ノイジー 6番・三塁 佐藤輝 7番・捕手 梅野 8番・遊撃 木浪 9番・投手 伊藤将 【DeNA】 1番・右翼 度会 2番・中堅 関根 3番・一塁 佐野 4番・二塁 牧 5番・三塁 宮崎 6番・左翼 楠本 7番・捕手 山本 8番・遊撃 石上 9番・投手 浜口
2024年05月06日 09:00
3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人の捕手陣について言及した。
昨季は125試合で大城卓三が先発マスクを被ったが、今季は大城が14試合、小林誠司が11試合、岸田行倫が7試合で先発マスクを被るなど、ここまでは併用の形をとっている。
江本氏は「キャッチャーはやっぱり固定できれば一番良いんですよ」と自身の見解を述べた。「大城であっても小林、岸田でもいいですよ。でもね、結果的になんで起用されるかというと、基準はバッティングですよ。結局は。昔のキャッチャーは打率が低かったですけど、リードは大事。固定していたほうが安定しますよね」と話していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月06日 08:46
今季初のマルチ本塁打…9号&10号でメジャートップに並んだ
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で2発を含む今季初の1試合4安打をマークした。両リーグトップに並ぶ10号などでチームの4連勝に貢献し、貯金は今季最多の10。衝撃の躍動ぶりに、米メディアからも賛辞が止まらなかった。
大谷は初回無死一塁からバックスクリーンへ先制の9号2ラン。第2打席は左前打、第3打席は見逃せばボールという外角スライダーをうまく拾って中前へ運んだ。
さらに4-1で迎えた8回無死の第4打席。ミンターの初球のフォーシームを完璧に捉えてバックスクリーン左に運んだ。メジャートップに並ぶ一発で、飛距離464フィート(約141.4メートル)は自身今季最長弾だった。
MLB公式のブレント・マグワイア記者は「今日は2本塁打に単打2本。とんでもない活躍」と驚愕。ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」は「彼の今季初の1試合4安打、そして今季初の1試合2HR。たった1スイングで。みなさん、ショウへイ・オオタニはホンモノですよ」と伝えた。
また地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラスは「ショウヘイは、バカげてる。信じられない」と呆然だった。(Full-Count編集部)
2024年05月06日 08:32
リーグトップタイ10号…逆方向弾に「いいサインかなと思います」
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で2発を含む今季初の1試合4安打をマークした。メジャートップに並ぶ10号などでチームの4連勝に貢献し、貯金は今季最多の10となった。試合後の一問一答は以下の通り。
――調子の良さは要因は。
「バッティング自体も状態いいですし、試合運び自体が全体として素晴らしいと。ディフェンスも含めて。なので、自分の打席もいいリズムで入っていけていると思っています」
――逆方向への本塁打はいい時の兆しか。
「そうですね、よくいい動きで入れているのもそうですし、あそこにホームランが打てるという自信があれば、もっと他の球種に対しても自信をもってアプローチをできるんじゃないかと思うので、いいサインかなと思います」
――460フィート打てる人はあまりいない。大谷選手がそれを表現するなら。
「なんですかね……長打が持ち味だと思っているので、そこを極力試合の中で表現できたらいいと思っていますし、チームのバランスとしてあそこで長打をしっかり打てるというのも大事なことだと思うので、自信を持っていきたいと思います」
――雰囲気。
「素晴らしいチームですし、みんな気合いも入っていたんじゃないかなと思うので。素晴らしい打線を相手にまず、投手陣が素晴らしいピッチングをしていたのが印象的だったと思います」「良くても悪くても毎日チェックと改善はするもの」
――1本目の感触は。
「1本目はちょっと詰まり気味というか、遅い球に対してちょっとポイントが後ろ気味だったかなと思いますけどギリギリ入ってくれればいいかなという感じでした」
――詰まった当たりが飛ぶ、打球速度も本塁打にしては速くないが入るという進化は。
「今日はデーゲーム特有の風もあったので。打感的にはどうかなというくらいですが、比較的しっかり入っていたのでデーゲームの力もあったのかなと思います」
――休養日挟んでから本塁打が出ている。
「休養日も休前日だったので結果的に2日休んでフレッシュな状態で打席には立てているかなと思います」
――アリゾナでの2試合からここまでの技術的な修正点は。
「良くても悪くても毎日チェックと改善はするものなので、そこが分岐点になったとは思っていないですけど、毎日毎日、今日よかったかといって明日いいかもわからないので、また明日は明日でいつも通りの調整をしたいと思います」
――試合後にロバーツ監督から声を掛けられていた。
「ナイスジョブだ、というだけでした」
――2本目は自身でも過去3番目に大きな本塁打。
「2本目はもう完璧でしたね。比較的真ん中らへんの球をいいタイミングで打てていたかなと」相手先発は「やはり素晴らしい投手だなという印象です」
――フリードと対戦して。
「ビデオも見ましたし初めての対戦だったので、素晴らしい投手だなという印象は変わっていないですし、打ったからと言って何か変わるわけではないですけど、入れどころと抜きどころち、メリハリをつけてトータルでしっかり最少失点には抑えていた印象なのでやはり素晴らしい投手だなという印象です」
――中前打のとき一塁ベース上で打撃フォームを確認する作業があった。
「あれはあれでよかったんじゃないかと。基本的にはボールは見送るべきなので、結構プレートからも離れていましたし待てれば一番よかったですけど、追い込まれていたので色んなボールをケアしながら、あのコースに対しての最大限のアプローチはできたかなと思います」
――オズナも打ったが周りの選手の数字は気になるか。
「周りは特には気にはなっていないです。自分自身の数字も今年はほぼ見てはないですし、今までのシーズンの中で一番、まあ別に、どのくらい打っているかもそうですし、あまり見ることは少ないかなと思います」
――その理由は。
「ほかにやることがたくさんある。まずチームの打線、今2番打っていますけどその流れを理解して打線になれるということが一番やるべきこと。打った打たないにかかわらず、そのアプローチの仕方を一番に考えています」
――開幕から内角高めを攻められているが対応している。
「内角高めの数字は昨年もすごくよかったのであまり攻められることもなかったですし、今年に関してもいいアプローチはできているのかなと思う」
――逆方向へ打てる自信があればああいう打球がいくというのは構えかスイング軌道か。
「単純にあそこに本塁打がしっかり入る打球が打てるという確認がとれるということが、ほかの球に対するアプローチが変わってくるので、あれが1本出るかどうかというのが気持ち的にもアプローチ的にも大事。練習でも打てればいいが基本的には試合で打てるのが大事かなと思います」(Full-Count編集部)
2024年05月06日 08:26
2本塁打の大谷翔平は35試合を終えた時点で25長打とした
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2戦連発となる9号2ランを放った。
2024年05月06日 08:22
● カージナルス 1−5 ホワイトソックス ○
<現地時間5月5日 ブッシュ・スタジアム>
セントルイス・カージナルスが痛恨のカード負け越し。ラーズ・ヌートバー外野手(26)は「9番・右翼手」でフル出場し、3試合ぶりとなる安打を放った。
急遽ブルペンデーとなったカージナルスだったが先発マシュー・リベラトーレと2番手カイル・リーヒが合わせて6回1失点と好投。4回裏にウィルソン・コントレラスの6号ソロで追いつき、同点で試合終盤へと入った。
しかし7回表、この回から登板した3番手ジョバンニ・ガエゴスが誤算。ソロ本塁打と2本の二塁打の3連打を浴び、1アウトも取れずに降板。この回4点のリードを許し、以降は打線が僅か1安打に封じられた。この敗戦により、3連戦開始前でMLB全体の最低勝率だったホワイトソックスに対し、カード負け越し。同日の試合でパイレーツが勝利したため、地区最下位へ再転落となった。
ヌートバーは第1打席で三塁手強襲の内野安打を放ち、3打数1安打。3試合、11打席ぶりの安打を記録したが、打率.169、OPS.537と依然として苦しいシーズンになっている。
2024年05月06日 08:12
今季初の1試合2発で両リーグトップタイ…ロバーツ監督も称賛
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で今季初の1試合2本塁打を放った。初回に先制9号2ランを放つと、8回に10号ソロ。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「彼は我々が今までに見たことのない活躍をし続けている」と最敬礼だった。
初回無死一塁、初対戦のフリードのカーブをバックスクリーンに運ぶ先制の9号2ラン。2試合連発となるアーチで幸先よいスタートを切ると、第2打席は左前打、第3打席は技ありの中前打を放った。ロバーツ監督は「ショウヘイの2ランは、ゾーンの高めに来たカーブを捉えた。それが流れを作った」と先制の一発に感謝した。
さらに4-1で迎えた8回無死の第4打席。ミンターの初球のフォーシームを完璧に捉えてバックスクリーン左に運んだ。再び両リーグトップに並ぶ一発。飛距離464フィート(約141.4メートル)は今季最長となった。「それは大きなあたりになる。あそこにボールを飛ばす人はいない。右打ちでも左打ちでも。デーゲームでもナイトゲームでも。ショウへイの打席の質の高さが見て取れる」と賛辞を止めなかった。
今季初の1試合4安打で打率はフィリーズのボームに並び両リーグトップの.364。OPSは1.111で両リーグ単独トップとなった。チームはブレーブス相手にスイープを決め、貯金は今季最多となる10に。「以前にも言ったが、まだ彼は余力があると思う」とロバーツ監督もご満悦だった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月06日 08:10
モデルや女優として活躍する細川愛倫さんが西武-ソフトバンクで始球式
■ソフトバンク 4ー0 西武(5日・ベルーナドーム)
西武、ソフトバンクなどで捕手として活躍した細川亨氏の長女で、モデルや女優として活躍する細川愛倫さんが5日にベルーナドームで始球式を務めた。父が現役時代に背負った背番号「27」のユニホームに、白いショートパンツ姿での投球に、ファンも「えげつないかわいさ」「美人すぎる」「こんなかわいい娘は羨ましい……」「最強すぎる」などとメロメロになっている。
父が現役時代に背負った背番号「27」の西武ユニと白いショートパンツ姿でマウンドへ。元々1人で登板する予定だったが、サプライズで父・亨氏も登場し、捕手役を務めた。
愛倫さんがセットポジションから投球すると、ボールは山なりで大きく三塁側へ飛び、“あちゃー”と言わんばかりの苦笑い。父・亨氏は何とかミットに当てたが後逸。それでも、ボールを拾って愛倫さんに渡すと、笑顔でハイタッチを交わした。
球場全体がほっこりした始球式にSNS上のファンも大喜び。「細川パパお元気そうで」「微笑ましいですね」「よく見たら目元とか似てる」「親子で始球式なんて思い出になりますね」「素敵すぎる」とのコメントが相次いでいた。(Full-Count編集部)
2024年05月06日 08:07
今季初マルチHR…オズナと並びリーグトップ10号も「周り気になっていない」
■ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたブレーブス戦で2発を含む今季初の1試合4安打でチームの4連勝に貢献した。
2024年05月06日 08:00
「巨人2−4阪神」(5日、東京ドーム)
阪神は打線の組み替えが的中し、2位・巨人に1ゲーム差に迫られていた中で接戦を制して3連敗を阻止した。打線は三回、相手先発の高橋礼から近本が先制の4号2ランを放つと、3番で出場した佐藤輝の左前適時打で1点を追加。3−2の八回には前川が貴重な左前適時打を放った。近本は守備でも四回2死三塁でセンター前への飛球をダイビングキャッチ。デイリースポーツ評論家の谷佳知氏は「試合の流れを変える、流れを相手に渡さないプレー」と絶賛した。
◇ ◇
巨人に対してカード3連敗は絶対に避けたかった中で、近本の攻守が光った。
先発・高橋礼の立ち上がり、大山ら右打者は真っすぐに差し込まれ気味で、攻略するならば左打者だろう、と見ていた。三回1死二塁。近本は甘く高めに入ってきたスライダーを逃さずに仕留めた。前夜に延長十回サヨナラ負けを喫し、チームの空気も少し重たかったと思うが、それを一振りで払いのけた形だ。
四回2死三塁でのダイビングキャッチも含め、近本は勝負どころで試合の流れを変える、流れを相手に渡さないプレーができる。改めて、その存在感の高さを実感した。
試合展開から見れば、八回に前川が放った左前適時打が大きかった。
無死二塁。京本に対して2球で簡単に追い込まれた。引っ張って一、二塁間にゴロを転がし、最低でも走者を三塁に進めたいところで、本人も当然それが頭にあっただろうが、5球目の低めのフォークに反応し、うまく拾って逆方向に運んだ。
打席の中での対応力、彼の持ち味であるしぶとさが詰まった一打だったと思う。
2024年05月06日 08:00
「広島0−5DeNA」(5日、マツダスタジアム)
鯉のぼりが舞う「こどもの日」、広島はDeNAに完封負けを喫し、再び最下位に転落した。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(79)は、今後6度目の先発でも勝てなかった九里に一層の奮起を求めるとともに、なかなか調子が上がってこない打線に対しても、走者を進める打撃の必要性を説いた。
◇ ◇
先発・九里は三回まで素晴らしい投球を見せていたが、四回からストライクとボールがはっきりし始めた。ストレートも含めて全体的に甘くなっていた。佐野への先制2ランは失投だが、打った佐野をたたえるべき。六回の牧の2ランも決して甘い球ではなかったが、結論から言うと“一番打たれてはいけない2人”に痛打されてしまった。
試合前時点で九里は開幕戦から5試合続けて勝ち星がない状況。今までの九里なら粘れていたと思う。その中で中盤に追加点を献上。そこに今年まだ勝てていない焦りが見えた。早く追い込みたいという投手心理を狙い打ちされたかな、という印象だ。
五回は先頭・度会を右前打で出塁させると、7番・山本から3者連続で初球ボール。DeNAの機動力を過度に警戒した可能性もあるが、本塁さえ踏ませなければいいという考え方を求めたい。
これで開幕から6戦未勝利。毎試合、気合を入れて先発登板を迎えているに違いないが、マウンドでの姿が元気がないように映る。彼の良さは気合満点のピッチング。闘志を前面に押し出し、打者に向かっていく彼本来のスタイルを今一度、期待したいと思う。
打線は4日の一戦に続いて初回に2死満塁のチャンスをつくりながら無得点。七回の好機で内容の悪い凡打が目立ち、何とか走者を進める打撃ができていない。今は我慢の時と言い聞かせ、各自が状態を上げていくしかない。
2024年05月06日 08:00
4月27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』で巨人・佐々木俊輔のインタビューが放送された。
開幕してから1カ月。佐々木は「開幕1番で使ってもらえるとは思っていなかったので、自分の中で想像していたものと違いましたし、そういった中で結果が出なかったりしましたけど、使っていただいている部分はある。そういった意味では、自分の中では思っている以上に評価していただいているんだなと思っています」と振り返る。
また、阿部慎之助監督からは「打撃でオープン戦の時に多少なりとも打っていたので、その時に比べると緊張から体が動いていない、地蔵みたいだぞと言っていただいているので、もっと体を動かせとアドバイスはいただいています」と助言をもらったそうだ。
佐々木は開幕から30試合試合に出場して、打率.264、5打点、2盗塁をマークしている。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年05月06日 07:40
プエルトリコ出身のヘルナンデス、音楽に乗ってノリノリで絡みついた
ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス外野手が、ノリノリで楽しむ一幕が話題になっている。
2024年05月06日 07:39
ロッテの種市篤暉が14時から行われる西武戦に先発する。
種市は球団を通じて「自分の投球をすることだけを考えて、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込んだ。
種市は今季ここまで5試合・27回1/3を投げ、1勝3敗、26奪三振、防御率5.27。前回登板の楽天戦では5回1/3を投げ5失点で敗戦投手となっている。西武戦の先発は今季初となる。
2024年05月06日 07:34
◆ 1番の打順で意識すること
ロッテの岡大海はここまでチーム最多の14試合で“1番”の打順で先発出場する。
『1番・中堅』でスタメン出場した5日の楽天戦では、初回の第1打席、先発・岸孝之が2ボール2ストライクから投じた142キロのストレートをレフトへ二塁打を放つと、角中勝也のレフトへの犠牲フライで先制のホームを踏んだ。
3−1の7回二死走者なしの第4打席は、岸が3ボール1ストライクから投じた5球目の低めのストレートを見極め四球を選び出塁。続く藤岡裕大の初球に今季6個目となる盗塁を決め、藤岡のセンター前のあたりで二塁からヘッドスライディングでホームインした。
岡は1番で出場した時は「後ろにポランコ、ソトと長打力があるバッターが多いので、とにかく塁に出ようというのは意識としてあります」と話していたが、その言葉通り、5日の楽天戦では1安打1四球2得点と“1番打者”の役割を果たした。
◆ チームトップの6盗塁
今季はここまで6盗塁を決めているが、失敗が0。4月13日の楽天戦では0−0の初回無死一塁で友杉篤輝の1ボール1ストライクからの3球目、松田啄磨の投球モーションを完全に盗み二塁盗塁成功を決めるなど、投球モーションを完全に盗んだ盗塁が多い。
「盗塁に関してはしっかり映像見ながら準備をしています。思い切って行くところもそうですし、そういう部分はやっていると思います」。
これまで盗塁する際、意識していることについてピッチャーとの駆け引き、タイミングが大事と話してきた。そこにプラス今季は何かを加えたりしているのだろうかーー。
「特別ないですし、試合前に映像なり、しっかり準備して塁上で確認しながらというのはあります」。
映像でのチェックポイントについては「いろいろたくさんあるので、はい」と多くを語らなかったが、岡の中で重点に置いている部分があるようだ。
◆ センターの守備で意識すること
守備面では昨季はレフトで56試合、センターで43試合、ライトで40試合の出場だったが、今季はレフトで8試合、センターで24試合、ライトで7試合とセンターを守ることが増えた。(試合途中にポジション変更も出場に含んでの計算)
4月23日のソフトバンク戦では山川穂高が左中間に放った打球をスライディングキャッチすれば、4月27日の楽天戦では村林一輝のセンター前に落ちる打球でスタートの遅れた一塁走者・小郷裕哉を二塁で刺した。
両翼に比べて、センターのポジションで意識することはあるのだろうかーー。
「センターが(外野の)中心になるので、しっかり声がけもそうですし、自分の捕れる球を積極的に捕りにいこうというのがセンターだと思います。そういうのはあります」。
昨季はシーズン途中からスタメンで出場する機会が増えたが、今季は開幕からスタメンで出場する。「走攻守全てにおいてアピールしていかないといけないですし、そのほかにも若い子が多いので、しっかり声掛けをしていきたいと思います」。“打って”、“走って”、“守って”、チームの勝利に貢献していく。
取材・文=岩下雄太
2024年05月06日 07:30
◆ 「高橋礼に前回やられてるっていうのはあるので」
阪神が巨人に逃げ切り勝ち。昨日までの連敗を止め、首位の座をキープした。
この日は3月31日にやられた高橋礼に対し左打者を並べて挑んだ岡田采配がズバリハマった。3回には近本光司の2ランに、この日3番に入った佐藤輝明のタイムリーが生まれ3点を先制。5回まで6安打2四球は全て左バッターと、打線の組み換えが功を奏した格好となった。
岡田監督も「上位に左を集めて点を取ろうと思った」との思惑通りに進んだゲームに、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した齊藤明雄氏は「岡田監督も言われたように、左でこう攻略したいっていうことでね。高橋礼に前回やられてるっていうのはあるので、その高めに浮いてくる球をバッターはしっかりと捉えられたんじゃないかなっていう感じしますよね」とサブマリン対策が効果的だったと指摘。
もう一人の解説者・坂口智隆氏は5番に抜擢された前川右京らに対し「アピールの場でもありますからね。ここで結果を出して、そして右ピッチャーの時もスタメンを勝ち取るっていう。若い選手は特にそういう意気込みでやってると思いますけどね」とチーム内の競争での相乗効果にも注目した。
新顔のアンダースローに土を付けた岡田阪神。作戦もハマった王者の野球は今年も健在だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』