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2024年04月25日 05:00
現在の女子プロレス界で最も注目を集めているのがお騒がせ女ことジュリア(30)だ。3月いっぱいで「スターダム」を退団し、新天地に選んだのは元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」。先日はかねてラブコールを送られている世界最大のプロレス団体米「WWE」を視察した。米国マット進出の可能性が浮上する中、なぜ新団体だったのか。本人を直撃した。 ――マリーゴールドを選んだ理由は ジュリア 去年の早い段階で「次の契約更改で区切りかな」って心の中で決めてた。その後、小川さんが新団体をやるみたいな話を耳にして、直接「やるんだったら乗っかりたいです」って言った。やっぱりロッシー小川は面白いから、ついていきたいと思った。 ――小川氏も「ジュリアとは一蓮托生」と ジュリア プロレス界は昭和を終わらせようとしてるみたい。でも、昔からプロレスが好きな人と話すと「昭和はなんでもありでぶっ飛んでいてよかったんだよ」って本当によく聞くし、自分もそう思う。プロレスが本当に盛り上がっていた時代。プロレスを終わらせちゃいけないって思ってたし、小川さんも記者会見で「昭和は終わらせませんよ」って(笑い)。歴史を大事にしてるところが好きですね。 ――15日の設立会見ではアクトレスガールズを退団した6人が加入した ジュリア 引き抜かれたわけじゃなくて、自分の意思で来たんでしょ? 正直、事情は私もわかんないよ。 ――2019年にアイスリボンからスターダムに移ったジュリア選手は電撃移籍の先輩だ ジュリア それ、みんなに言われるんだよ…。あの日のX(旧ツイッター)見たらトレンドに「ジュリア」「ロッシー」「引き抜き」って3つが並んでた(笑い)。私の時も契約書がなかったから動けた。あの時は決断するまでに本当に悩んだよ。だからこそアクトレスの子たちの現状を変えるために動く覚悟は認めてやりたいと思った。一生懸命頑張れば、必ずいい結果につながると思うから。ただ間違いなくイバラの道だから、大事なのはここからだよね。世間からはマイナスなイメージを持たれてのスタートだから、今の悔しい思いを糧に、しっかり戦いを見せていってほしい。 ――今月上旬はWWEの祭典「レッスルマニア40」(米フィラデルフィア)を観戦。名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」セレモニーも視察した ジュリア バックステージで(殿堂入りした)ブル(中野)さんとお会いして圧倒されたよ。控室中にあらゆるスーパースターのオーラがこもってて、部屋が爆発しそうなくらいだった。こんな世界があるんだって思ったし、これを見てしまうと、やっぱり現状じゃ絶対に満足できなくなる。ただここでやっていくには、半端な気持ちで行っちゃいけない場所だとも思った。 ――イヨ・スカイのWWE女子王座戦(対ベイリー)も観戦 ジュリア 7万人の大歓声の中、花道を歩いて入場するイヨさんを見て涙があふれた。そこには米国に来てからだけじゃなくて、スターダムや日本にいた時代からのものすごい苦労や努力が詰まってる気がして。きっといろんな紆余曲折があって世界の頂点にたどり着いたイヨさん、カイリ(セイン)さん、アスカさん、そしてスピーチをしていたブルさんは、日本のレスラーやレスラーを目指してる子に夢を与えていると思った。 ――米メディアでは7月にWWEの第3ブランド「NXT」でタイトルに挑戦すると報じられた ジュリア 全く聞いてないし、何も知らない。だからみんな、うわさはうわさ程度で止めておいてほしい。本人の口からか、公式が発表したものが真実だから。ちょっと待っててくれよ。 ――WWE視察の収穫は大きかったか ジュリア ものすごく刺激的だったよ。やっぱやるからには、いくところまでいくべきだって思った。それがレスラーのさがじゃない? でも今はマリーゴールドの旗揚げ(5月20日、後楽園ホール)に向けて選手を含めてみんなでバンバン意見を出し合って動いてる最中。もちろんスターダムという大きな会社で、生き残るために努力ができたのもいい経験だったけど、団体を一からつくり上げていくっていう今の経験も貴重。今後選ぶ道すべてが自分のため、そして日本の女子プロレスの未来のためにつながっていけばいいなって。だからこれからも自分を信じて進んでいきたい。
2024年05月04日 21:50
ノアの清宮海斗(27)が、約1年2か月ぶりにGHCヘビー王者に返り咲いた。
先月22日の新宿大会でジェイク・リーとの次期挑戦者決定戦を制し、「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)で同王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)に挑戦。この日動画配信サービス「レッスルユニバース」のゲスト解説で来場していた武藤敬司が見守る中、清宮は大奮闘した。
武藤から伝授された足4の字固めでワグナーの体力を削ると、中盤には雪崩式フランケンシュタイナーで投げ飛ばした。しかし、15分過ぎに得意のタイガースープレックスホールドで仕留めにかかるも失敗。ワグナーにドラゴンスクリューからの閃光魔術弾を浴び、自身が武藤から伝授された技を奪われる屈辱を味わった。
それでも立ち上がった清宮は、三角飛び式閃光魔術弾を発射しペースを奪取。最後はプロレスLOVEポーズを決めると、変型閃光魔術弾で24分45秒の激闘を制した。
試合後、武藤がリングに登場。武藤からベルトを渡され、ベルトを腰にした清宮は「俺がノアをもう一度、プロレス界のトップに持って行きます」と宣言。昨年3月にジェイクに王座を奪われて以来、約1年2か月ぶりに王座を手にしたベルトを見つめ「ノアって不器用な団体なんです。みんなの期待になかなか追いつかないと言われる。それが悔しくて、それを変えるためにこの団体に入団しました。俺がプロレス界の顔になるので、これから全部変えていくので、新しいノアをつくっていきましょう!」と呼びかけた。
バックステージでは宿敵である拳王から「おい清宮、めちゃくちゃいい考えじゃねえか」と声をかけられた清宮は「拳王、ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸してください」と握手を求めた。清宮の熱い思いに拳王も「俺はお前の考えに乗る。そして俺とお前でノアを変えていくぞ。そして、お前が言ったプロレス界のトップに俺たちで連れて行こうぜ」と握手を交わした。
長年のライバルと心が通じ合い笑顔を見せた王者は、最後に「これからは拳王とともにプロレス界を変えていく。そして必ず俺がこのノアをプロレス界のトップに引っ張っていきます」と改めて決意を表明した。
若き王者が方舟マットを業界の中心に導く。
2024年05月04日 21:45
WWE女子タッグ王者の「カブキ・ウォリアーズ」ことアスカ&カイリ・セインが、PLE「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)の防衛戦へ向けて、前哨戦で完敗を喫した。
「バックラッシュ」では、因縁深いビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルの挑戦を受ける。3日(日本時間4日)のスマックダウンは決戦地のフランス・リヨンで開催。アスカ&カイリはダコタ、ティファニー・ストラットンと組み、ビアンカ&ジェイド&ベイリー&ナオミとの前哨8人タッグ戦に出撃した。PLE決戦ではWWE女子王者ベイリー vs ナオミ vs ティファニーのトリプルスレット王座戦も行われるだけに、ダブル前哨戦となった。
試合開始早々、観衆がサッカー会場ばりに歌い出す独特の雰囲気の中、先発したカイリはエルボーでナオミを吹っ飛ばす。だが、すぐに反撃にあい、コーナーで串刺しドロップキックを浴びた。続けてPLEの挑戦者ビアンカからその場跳びのムーンサルト弾をくらい、強烈なブレーンバスターで叩きつけられた。
慌ててアスカがリングに入ってカイリを援護するが、ビアンカから場外に放り投げられた。ここでカイリが得意の裏拳を放って逆転。過去に因縁のあるビアンカとベイリーが交代をめぐってモメた隙に、アスカはビアンカを場外に引きずり倒した。リングに戻ってはダメージCTRLの元リーダーで、アスカ&カイリがユニットを追放したベイリーに猛攻撃。大ブーイングを浴びながらアスカのエルボー、カイリのフォアアーム、アスカのスライディングキックの波状攻撃を見せた。
さらにカイリはエプロンに座り込み、カメラ目線でVサインをしながら「アハハハッ!」と高笑い。アスカは奇声を上げながら、コーナーに上がると後ろ向きでヒップを突き出した。そのアスカの尻に、カイリがベイリーの顔面を叩きつけるという珍しい攻撃だ。名コンビらしいさすがの連係。続けてまたもビアンカとベイリーがモメ出したが、元AEWの大物ジェイドのリングインで状況は一変する。
アスカが高角度のチョークスラムで叩きつけられると、カイリには変型背骨折りの大暴れ。アスカはジェイドにミサイルキックを放って意地を見せるが、ナオミの羽交い締めの体勢から叩きつけられて場外に転落。最後はダコタがビアンカのKODで沈み、カブキ・ウォリアースは前哨戦を白星で飾れなかった。
決戦直前の前哨戦で強力チームに完敗。カブキ・ウォリアースは「ダメージCTRL」とともに、ロウ移籍が決まっている。果たして、虎の子タイトルの行方は――。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月04日 21:23
「ボクシング・日本ウエルター級タイトルマッチ」(4日、後楽園ホール)
メインイベントで王者の坂井祥紀(33)=横浜光=が1位の豊嶋亮太(28)=帝拳=の挑戦を受けて、3度目の防衛戦を行った。
坂井は2021年12月、豊嶋に判定負けしており、今回が再戦。豊嶋が前に出て、接近戦で激しく打ち合い、双方ヒットはするものの決定的な場面は作れないという「根比べ」(豊嶋)の展開が最終10回まで続く。判定は2−1で豊嶋。豊嶋がリベンジを許さず、WBOアジアパシフィック、東洋太平洋に続き、地域3冠目となる日本タイトルを手にした。
豊嶋は「やれることに比べて、やっていることが全くできなかった。殴り合いとしては面白い感じになりましたけど、ボクシングテクニックをもう少し出したかった」と反省しきり。「後半にボディーが効いてきて(坂井の)行動が減って、やりやすくなった。体の力とハンドスピードで総合的にまさった感じになりました」と勝因を説明した。
初の日本タイトルには「うれしいですねえ。ボクシング漫画では登竜門を越えた先の日本チャンピオン。僕が王道を通って来なかったので、今回、指名挑戦者という王道を通ってチャンピオンになれたのは一生ものの財産だと思います。家にある2本と並べてみようかな」と笑顔。今後については「言いたい気持ちはいろいろありますが、今の僕は一回下山して登り始めている途中。一つ一つ積み重ねですかねえ」と話すにとどめた。
セミファイナルでは日本ライトフライ級タイトルマッチが行われ、王者・川満俊輝(28)=三迫=が1位の安藤教祐(31)=KG大和=の挑戦を退けて初防衛に成功した。
川満は安藤と21年2月に対戦し46秒、右フックでTKO勝ちしている。リベンジを目指す安藤に対し、左ボディー、精度の高い連打で主導権を握るが、安藤も怒濤(どとう)の反撃を見せ、何度も連打で川満の動きを止めてみせる。6回、川満の強烈な左フックが安藤の顔面をとらえ、安藤がよろめいたところでレフェリーが試合をストップし、2分29秒、川満がTKO勝ちした。
川満は「(安藤が)強い覚悟を持ってくると思ったので、相当の気持ちを要して挑まないと勝てないと思った。勝ってホッとしています」と安堵の表情。「なんとも言えない内容だったので、また(三迫貴志)会長や横井(龍一)トレーナーの厳しい指導が待っていると思う。もっと上のレベルに行けるよう頑張ります」と、さらなる向上を誓っていた。
2024年05月04日 21:12
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)に電撃登場した新日本プロレスの「天コジ」(天山広吉&小島聡)が、GHCタッグ王座取りに失敗した。
2024年05月04日 21:00
新日本プロレス4日福岡国際センター大会で行われたIWGP GLOBALヘビー級選手権は、挑戦者のデビッド・フィンレー(30)がニック・ネメス(43)を撃破し、第3代王者に輝いた。
今年2月札幌大会でネメスにベルトを奪われたフィンレーは、前日の3日福岡大会で棚橋弘至を下しV1に成功した直後の王者を襲撃。ネメスにとっては2夜連続の王座戦が急きょ決定した。
フィンレー自身も3日大会では辻陽太とのシングルマッチを行っており、肉体的なダメージは五分。INTO OBLIVIONをカウント2で返されると、フェイマサー、101で反撃を許してしまう。
それでもデンジャーゾーンだけは阻止すると、投げ捨て式のパワーボムを連発して再び攻勢に。最後はオーバーキルをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。ベルト奪回に成功したフィンレーは「俺にはとても小さな傷が残っている。その傷はSANADAだ。お前が俺の最初の相手だ」とV1戦の相手にSANADAを指名した。
一方でネメスはぼう然自失で「自分の全てを捧げるという言葉通り、全てを出し尽くした。ここのレスラーに必要なことは全て伝えた。あのグローバル王座は俺のキャリアの第2章だった。可能であれば、いつの日かフルタイムのメンバーになりたかった」と意味深長な言葉を並べた。
WWEでドルフ・ジグラーのリングネームで活躍し、今年1月から新日本で活躍したスーパースターは「俺は後悔していない。全てに感謝する。君たちのために全てを残したことを知っておいてくれ」と、悲しげな表情で撤退を示唆した。
2024年05月04日 20:55
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
メインイベントのGHCヘビー級選手権は王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗が対戦。両者が惜しみなく必殺技を出しまくった白熱の攻防は、清宮が変型シャイニングウィザードで王者を沈め、3度目の王座奪還に成功した。王者は2度目の防衛に失敗。
解説に訪れた武藤敬司氏からベルトを贈呈され腰に巻かれた清宮はマイクを持ち「今のノアに何が必要だと思いますか?何が足りないと思いますか?」と客席に語りかけた。そして「俺がノアをもう一度プロレス界のトップに持って行きます」と約束した。
さらに「リング上は熱い戦い、お客様に対しては優しい対応、それがノアのレスラーだと思ってます。不器用な団体なんです。だからこそ俺はノアを変えるためにこの団体に入団しました。俺がプロレス界の顔になるんで全部かえていくんで新しいノアをつくっていきましょう」と呼びかけた。
バックステージで清宮は「プロレスリング・ノア、プロレス界のトップに引っ張っていきます」と宣言。さらに「ノアの歴史に新たな時代の変化も受け入れて、反抗心も受け入れていきます」と切り出し「ノア、レベリオン宣言だ!」と叫んだ。
そこへ拳王が登場し「清宮、むちゃくちゃいい考え言っているな。お前も大人になったな」と語りかけると、絶縁を通告していた清宮は「ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸して下さい」と共闘を呼びかけた。
拳王は「もちろんだよ」と受け入れ「俺とお前でノアを変えていくぞ!俺とお前でプロレス界のトップに連れて行こうぜ」と固い握手をかわした。
◆5・4両国全成績
▼GHCヘビー級選手権
〇挑戦者・清宮海斗(24分25秒、変型シャイニングウィザード→エビ固め)王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.●
▼GHCタッグ選手権
王者組・〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(14分05秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)天山広吉、小島聡●
▼GHCジュニアヘビー級選手権
〇王者・ダガ(11分39秒、ディアブロウイングス→片エビ固め)挑戦者・アレハンドロ●
▼タッグマッチ
ジェイク・リー、〇TAJIRI(10分40秒、バズソーキック→片エビ固め)丸藤正道、大原はじめ●
▼超女両国列伝
〇ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(18分17秒、ノーザンライトボム→片エビ固め)野崎渚●、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
▼タッグマッチ(GHCマーシャルアーツルール)
〇佐々木憂流迦、桜庭和志(11分13秒、TKO)佐藤光留、谷口周平●
▼シングルマッチ
〇拳王(15分50秒、P.F.S→片エビ固め)YAMATO●
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組〇YO―HEY、タダスケ(12分43秒、ジャックナイフ式エビ固め)挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ●
※残りは、近藤修司、”brother”YASSHI組
▼6人タッグマッチ
Eita、HAYATA、〇AKIRA(9分24秒、ムササビプレス→片エビ固め)大和田侑●、宮脇純太、熊野準
▼シングルマッチ
〇マサ北宮(9分57秒、ダイビングセントーン→片エビ固め)杉浦貴●
▼タッグマッチ
タイタス・アレクサンダー、〇スターボーイ・チャーリー(6分35秒、450°スプラッシュ→片エビ固め)稲葉大樹●、大岩陵平
▼GHCハードコア選手権
〇挑戦者・石川修司(10分05秒、スプラッシュマウンテン→体固め)王者・ニンジャ・マック●
2024年05月04日 20:45
プロレスラーで大阪府和泉市議会議員のスペル・デルフィンが4日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミコン2024」(5日まで)で行われた「WRESTLING PARTY 2024 in大阪コミコン」に出演し、大阪府が先月発表した「日本国際博覧会子ども招待事業」について言及した。
大阪府は、学校の遠足として大阪の子供たちを万博会場へ招待すると発表しており、4月には追加で万博の入場券「チケットID」を1枚配付すると発表していた。
議員の顔を持つデルフィンは「怒ってるんですよ!」と切り出した。その理由は「大阪府が学校の遠足として子供たちを万博に連れて行くと言っていたが、先日、2回目は大阪府下の各市がチケットを購入して子供たちに渡せという指定があったんです。飲み込まないといけないので、決済はおりてますが…。1回で十分じゃないですか? 大人はどうすんねん!」と憤まんやるかたないといった様子。
子供の付き添いとして両親や祖父母にチケットを買わせようという、万博サイドの魂胆が透けてみえる。デルフィンは「怒ってますよ。姑息なことをなんでするんだ!」と叫んだ。
怒りを闘志に変え挑んだ試合では、道頓堀プロレス所属のプロレスラー・枚方兄さんと2point5女子プロレス所属のプロレスラー・フライングペンギンに敗れてしまったが、その雄姿で多くの観客を沸かせていた。
2024年05月04日 20:35
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が旗揚げした女子プロレス新団体「マリーゴールド」が、初陣を飾った。
2024年05月04日 20:14
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
セミファイナルのGHCタッグ選手権は王者組のジャック・モリス アンソニー・グリーンが「オープンチャレンジ」と題した謎の挑戦者と対戦。入場テーマソングまで相手が分からないタイトルマッチは、新日本プロレスの天山広吉と小島聡の「テンコジ」が登場した。
過去に新日本プロレスのIWGPタッグを6度戴冠した「テンコジ」は絶妙な連係で王者を追い込んだ。しかし若さと地力で勝る王者は形勢を逆転。モリスのタイガードライバーをカウント2で小島は返したが最後はシューティングスタープレスで沈んだ。
試合後、天山は「リング上がったらやるだけのことやんないと。あのベルト欲しかった」と唇をかみしめた。小島は「今、2024年の5月にテンコジがそろってこの両国のリングに立っている。それが何を意味するのか?それをいろんな人に知ってもらいたい」と訴え「まだやってんのか!って上等だよ。この現実にテンコジが生きている。リングに上がって俺たちが戦っている。それが俺と天山が生きているすべてのことです」と叫んでいた。
2024年05月04日 19:50
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)
挑戦者の西田が王者ロドリゲスに3−0の判定勝ち。9戦目で世界タイトルをつかんだ。西田はリング上のインタビューで「妻に本当に感謝したい。『沙捺、取ったで!』」とリングサイドで観戦した沙捺(さな)夫人に感謝の言葉を述べた。リングサイドで見届けた沙捺さんも「めっちゃかっこよかった」とうれし涙をぬぐった。
沙捺さんは近大の同級生で西田とともにボクシング部に所属した経験から、減量中の食事を「私も減量で苦労した経験があるので、減量を感じさせないようなメニューに」と工夫。前日は計量後の雑炊を作り、試合までの練習期間も「ロドリゲス選手の右ストレートに気を付けたほうがいい」などとアドバイスするなど、内助の功が実った。
最終ラウンドまで持ち込まれた激闘に「本人が頑張っていたので勝ってほしいのはもちろんあったが、普通(無事)に終わってくれたらいいなと思っていた」と胸をなで下ろした。3月に長女を出産したばかりだが、この日だけは夫の応援を優先。ボクサー目線で「ボディーをめっちゃもらっていたので、ガードをしっかりしてと声を出していた」と懸命に声援し「序盤は右ストレートも結構外して、ボディーも作戦通りにいけたのでよかった」と分析していた。
2024年05月04日 19:40
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)
1位の挑戦者・西田凌佑(27)=六島=が、王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=に3−0の判定で勝ち、具志堅用高らに並ぶ9戦目での世界王座奪取に成功した。
西田は1回から右ジャブで距離を取りながら、左ストレートを相手の顔面にヒット。序盤でペースをつかんだ。4回はボディーを攻め、左ボディーでダウンを奪った。
しかし、5、6回は相手のいきなりの右ストレートに手を焼くなど、ジャッジが3者とも2ラウンド連続でロドリゲスのポイントに。西田自身も「その後は見えやすいボディーばかりだったので、効かなかった。ちょっと変に力んでしまったかな」と振り返った。
それでも「ずっと足を使うのも無理だと分かってたんで、無駄に下がらないようにと意識した」と接近戦に活路。打ち合いで一歩も引かなかった。7回以降は再びポイントを積み重ね、1人が117−110、2人が115−112の3−0で文句なしの判定勝ちを収めた。
2024年05月04日 19:21
新日本プロレス4日福岡国際センター大会で、IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)が成田蓮(26)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。
2024年05月04日 19:11
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合は大会前に明らかになったが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
5・20後楽園で旗揚げ戦に挑む「マリーゴールド」のジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣は第8試合に登場した。
試合前のリング上でロッシー小川社長、所属選手と共にリングインしたジュリアは「マリーゴールドの宣伝に来ましたよ!」と叫び客席へ「盛り上がる準備はできんのか!」とあおると「超女両国列伝の始まりだ!」とぶち上げ、野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠との8人タッグへ突入した。
めまぐるしく攻防が入れ替わる展開は終盤、ジュリアは孤立し苦境に追い込まれたが最後は、咲夜の毒霧が野崎の顔面に誤噴射しジュリアが一気にノーザンライトボムで野崎を沈め初陣を飾った。勝利のリング上でマイクを持った桜井は「寄せ集めの庶民レスラーを征伐してさしあげました」と高らかに叫ぶと館内はブーイングが起こった。続いてジュリアがマイクを持ち「続きがある。楽しみにしておけ。またな」と旗揚げ戦でのサプライズを予告した。
バックステージではジュリアら4人がコメントすると、顔面が緑に染まった野崎が乱入し、ジュリアの髪の毛をつかんでマリーゴールドのリングでの対戦を要求した。そこへ桜井が「私がお相手する」と割って入ると両者は大乱闘に発展した。大混乱のバックステージにジュリアは「よく分かんないけどさ、盛り上がっているからいいじゃん」と歓迎し「野崎渚、いつでも待ってるよ」と5・20後楽園参戦を呼びかけていた。
2024年05月04日 19:04
「ボクシング・四大世界タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
記者会見が4日、横浜市内で開かれ、4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)、WBO世界バンタム級王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)、挑戦者の武居由樹(大橋)、WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)、挑戦者の石田匠(井岡)、WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、挑戦者の桑原宅(大橋)、米トップランクCEOのボブ・アラム氏、大橋ジムの大橋秀行会長が出席した。
世界的なプロモーターであるアラム氏は興行の意義を「日本ボクシング史上、象徴的で、最大で、最も重要なイベントだと思う。6日は世界のボクシング業界が東京に集中してこの試合を見ることになる」と強調。大橋氏は「歴史に残る試合を繰り広げてほしい」と8選手にハッパをかけた。
四大世界戦の先陣を切る阿久井は「4週間、東京でスパーリング合宿してたんですけど、まばたきしたら4週間が終わってたというくらい、すごくいい練習ができました」と自信を漂わせた。
2021年の日本フライ級タイトルマッチでは阿久井が桑原をKOしており、阿久井は「その相手に挑む桑原選手は本当にすごいと思うし、その気持ちをしっかり受け止めて勝ちたい」と返り討ちを宣言。桑原は「桑原「2人だけのこれまでのストーリーとかもあると思うので、そういうところも含めて試合を楽しみにしていただきたい」とドラマを盛り上げた。
今年2月の前戦で鮮やかなKO勝ちを決めて殻を破った井上拓真は「前回のように熱い感動を与えられるような試合内容にしていきたい。今後の統一戦に向けて必ず勝ちたい。(石田の)コンディションはすごい良さそうなので、当日はバチバチの試合になると思います」と、熱い試合を続けることを約束。
石田は日本人同士ですし、熱い試合して、最後は自分がKOして勝ちたい。お互い状態はいいので、バチバチの試合したい。明後日、自分が(ベルトを)巻く姿が想像できます」と、KO戴冠を宣言した。
モロニーは「個人的にも今、非常に盛り上がっていて、この大きなイベントでいいパフォーマンスをしたい。印象に残る試合をしたい」と、ビッグイベントが待ちきれない様子。武居は「大きい舞台ですし、一番目立つぐらいの試合を見せたい。バチッと倒して勝ちたい」とKO宣言した。
2024年05月04日 19:00
新日本プロレス4日福岡国際センター大会で、NEVER無差別級王者の鷹木信悟(41)がゲイブ・キッド(27)の挑戦を退け、初防衛に成功した。
「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」の中でも特に好戦的なゲイブとの激突は、壮絶な肉弾戦となった。互いに引かない両雄は、激しいラリアート合戦からヘッドバットの応酬を展開。ゲイブのレッグトラップ・パイルドライバーでマットに突き刺された鷹木だったが、即座に立ち上がり、スライディングエルボーを見舞っていく。
その後も鷹木とゲイブは無数の打撃を繰り出し合う。強烈な張り手からヘッドバットを浴びた鷹木は2発目のレッグトラップ・パイルドライバーを浴びてしまうが、ゲイブも大ダメージでカバーに行けず、九死に一生を得る。強烈なパンピングボンバーからタカギドライバー98でマットに突き刺し、形勢逆転に成功。なおも唾を吐きかけ抵抗するゲイブを、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈め激闘に終止符を打った。
文字通り魂の一戦を制した鷹木は「お前みたいに性格の悪いクソガキは大嫌いだけど、ありがとよ。気持ちのいいプロレスができたよ。とんでもねえヤツにターゲットにされたな」とゲイブを称えた。しかし、王者に休息は訪れない。バックステージにはKOPW保持者の上村優也が登場し、挑戦を表明された。
「NEW JAPAN CUP」1回戦で下している上村からは「どうだ、リベンジ」と要求された。鷹木は「どうだ、リベンジ? 俺が言うならともかくお前が言うのか…?」と困惑しつつも「やってやるよ。ゲイブだろうが誰だろうが、出る杭は叩き潰すのみだ」と受諾。KOPWの特性上、ダブルタイトル戦ではなく、NEVERをかけての再戦が決定的となった。