2024年04月25日 06:20
◆ 攻撃陣は9試合連続2得点以下… 巨人は中日との接戦を2−3で落とし連勝ならず。失策で決勝点を与えてしまった。 2−2の同点で迎えた7回表、巨人は今季初勝利を目指す先発・赤星優志が一死三塁のピンチを招き、代打・大島洋平を打席に迎えた。赤星は2ボール1ストライクから内角低めに食い込むカットボールで空振りを奪ったが、直後にバッテリーを組んだ岸田行倫の三塁牽制が三走・尾田剛樹の足を直撃。跳ね返ったボールが二塁ベース付近まで転がる間に、尾田に決勝点となる生還を許した。 赤星は7回8安打3失点(自責点2)と力投したが、今季初勝利とはならず開幕2連敗。攻撃陣は3回以降得点を奪えず、これで9試合連続2得点以下となった。 24日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、決勝点となった岸田の送球エラーについて議論。映像では尾田が飛び出した距離は判別できなかったものの、状況的に“ギャンブルスタート”だったと推測し、現役時代に名捕手として鳴らした解説の達川光男氏はまず「(尾田の)あのリードでサード送球をできないキャッチャーはプロ野球を辞めた方がいい」と、岸田の反応と三塁送球は“当たり前”と指摘した。 その上で「もうちょっと中に投げないといけなかっただけ。これは技術的な問題。ギャンブルスタートでものすごく出てきてる。(三塁の)坂本ももう少し、中に入って走者と重ならないように(ジェスチャーできていれば)」と注文をつけた。 結果的に勝敗を決める痛い失策となったが、達川氏は「しょうがない、これは」と岸田のプレーを擁護。「技術的なものだから、明日からまた(練習を)頑張ってください」と、今季はスタメンマスクの機会を増やしている27歳捕手にエールを送った。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年05月04日 19:01
パーティーで大谷翔平が真美子夫人を引き寄せ、背中をポンポン
ドジャース・大谷翔平投手と夫人の真美子さんは2日(日本時間3日)、本拠地で開催された球団チャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。パーティーの席では大谷が真美子さんを引き寄せる場面も。ファンは「尊い」「なんか素敵な瞬間」と声を寄せている。
大谷と真美子さんはともに黒色の服でコーディネート。2ショットの写真撮影に笑顔で応じたり、プライベート・コンサートを行ったグラミー賞歌手のエド・シーランと交流したり、リラックスした時間を過ごしたようだ。
パーティーでは大谷は通訳のウィル・アイアトン氏を通じて誰かと言葉を交わしている。すると、隣にいた真美子さんを左手でグッと引き寄せて、この人物に紹介しているようだ。この時に左手で真美子さんの背中をポンポンしているのも印象的だ。
何気ない仕草から伝わる2人の絆。SNSには「引き寄せる翔平さん」「奥ちゃまの腕を…」「背中ポンポンしてる」「愛が伝わりますね」「自然でさりげない」「羨ましい」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 18:35
米ピープル誌…大谷夫妻が「珍しく公の場に登場する」
ドジャース大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地で開催された球団チャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に、夫人の真美子さんを伴って参加した。2人が揃って公の場に現れたのは3月20、21日の韓国での開幕シリーズ以来だった。米誌は「より私生活を明かしている」と伝えている。
米雑誌「ピープル」はイベントに出席した大谷夫妻について「ショウヘイ・オオタニと妻のマミコがドジャース・ガラで珍しく公の場に登場する」として伝えた。記事は、球団イベントに夫婦で参加し「ショウヘイ・オオタニは世間に対して、ゆっくりとではあるが、より私生活を明かしている」と述べている。
このイベントに、大谷は黒のスーツで登場。真美子さんも袖がシースルーになった黒のジャケットにパンツ姿だった。同一色でコーディネートした2人はブルーカーペットに登場すると、写真撮影に柔和な表情で応じた。「2月にこの日本人の天才は結婚を発表した。彼は当時、妻の素性を明かしていなかった。その数週間後、(韓国へと向かう際に)マミコとともに写真用のポーズをとった。それによりファンは彼女の存在を推測した」と報じている。
日本時間2月29日に結婚を発表し、日本のみならず世界を仰天させた。韓国遠征出発の際には真美子さんらと撮影した写真をSNSに投稿。韓国の空港では真美子さんを伴って歩いた。そして今回は笑顔でメディアの写真撮影に応じた。韓国シリーズでの観戦を始め、本拠地ドジャースタジアムの試合にも愛犬デコピンを連れて大谷の雄姿を見守る姿が目撃されている。
米メディア「TMZ」は「オオタニと妻のマミコが、揃って珍しく世間の前に登場した。彼らはファンシーな服を身に着けてイベントに出席した」と伝えている。デコピンを含め、徐々にプライベートを明かし始めている大谷。今後も“露出”は増えていくのか、注目される。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 18:31
「ヤクルト−中日」(4日、神宮球場)
3連敗中の中日が初回、かみ合わない攻撃となった。
先頭の大島が左前打。続く村松も左前打を放って無死一、二塁の先制機を整えたが、3番の細川が空振り三振。4番の中田が右飛。続く5番の石川昂もフルカウントから右飛に打ち取られた。
無死一、二塁の絶好機で先制点を奪うどころか、ひとつ先の塁にも進めることができず。重苦しい立ち上がりになってしまった。
その裏、先発の柳が2死無走者からオスナ、村上に連続四球を与えると、なんと三塁側ベンチから立浪監督が飛び出してマウンドに向かい、時折、白い歯をこぼしながら柔らかい表情で右腕の心をほぐした。ベンチに戻る際には小走りでベンチに向かっていった。続くサンタナの打球は中堅後方に飛んだが、岡林がフェンスにぶつかりながら好捕して無得点でしのいだ。
2024年05月04日 18:18
「巨人−阪神」(4日、東京ドーム)
阪神・小幡が自慢の強肩で西勇を救った。
2024年05月04日 17:58
「オリックス3−1日本ハム」(4日、京セラドーム大阪)
日本ハムが敗れ、新庄政権最多の貯金6を逃した。
昨季のドラフト1位で投打二刀流の矢沢が今季初昇格初登板。七回に2番手としてマウンドに上がり、1安打無失点に抑えた。「ファームにいた時から観客が何人もいると思って投げていたので、いつも通りの緊張感でした。ただめちゃくちゃ力みました」と振り返った。
この日は打撃練習に入らず、ブルペン要員として調整して試合に臨んだ。直球は最速151キロを計時。先頭のゴンザレスを遊ゴロ。紅林には左前打を浴びたが、広岡を右飛に打ち取った。続く福田の打席で紅林の盗塁を伏見が刺してスコアボードに0を刻んだ。
「昨年はだましだまし投げていたので、それとは全然比べものにならないくらい投球フォームの躍動感も出てきましたし、力強いボールの数も増えてきたので昨年より全然いいと思います」と手応え十分の投球だった。
建山投手コーチは「大きな戦力になると思います。ボールに対して力の伝え方とかしっかり取り組んで、いいストレート投げられるようになり、その分変化球ももちろん良くなっている。まあ楽しみですね」と評価した。
新庄監督も「低めにもたれずに伸びていくような感じのボールを投げていた。ちょっと久々のマウンドであたふたしているような感じはしましたけど、自分で落ち着き直していいボールを放っていましたね」と目を細めた。
矢沢は昨年11月に右有鉤骨鉤骨折と診断され手術。今春のキャンプは2軍で調整してきた。今季はイースタンで7試合に登板、防御率1・04の好成績。打率は・200だった。
2024年05月04日 17:58
「オリックス3−1日本ハム」(4日、京セラドーム大阪)
日本ハムが決定打を欠き敗戦。新庄政権初の貯金6を逃した。
八回に3番手として斎藤友が登板。最速154キロの直球を武器に福田から空振り三振、宗を見逃し三振、西川を二ゴロに打ち取り、上位打線を三者凡退に仕留めた。
移籍初の1軍登板となった1日の西武戦(ベルーナ)ではサヨナラ弾を浴びたが、この日は圧巻の投球。「ゼロで抑えるだけ、気持ちは打者に攻めていくだけ」と話し「(小1の)息子が自分が点を取られると“何で”ってなるんで。負けたくないです」と決意を語った。
新庄監督も「ボールがいいし、あんなコントロール良かったっけ?」と冗談交じりに笑う。阪神から移籍初年度の昨季はキャンプ初日に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重症を負い、手術。ほぼ1年をリハビリに費やした。遠回りしたが、と問われて「けがで近道ですよ。近道と考えられるボールを放っているし。本人も『あっという間の1年』と言っていたので。あっという間に感じるということは充実したトレーニングを送れているし。そうでないと、リハビリって長いじゃないですか。次も楽しみです」と期待を込めた。
2024年05月04日 17:48
4月29日の西武戦で「“新”よかよかダンス」がお披露目された
昨年からソフトバンクの主催試合で、4回表終了後を盛り上げている「よかよかダンス」。球場で「よかよかダンス」を踊る、ホークスオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」メンバーの「もっとたくさんの方に一緒に踊ってもらいたい」という思いから、振り付けがリニューアル。4月29日の西武戦で「“新”よかよかダンス」がお披露目された。
新たな振り付けは、「ハニーズ」のメンバーと、楽曲を歌う九州を拠点に活動するアイドルグループ「ばってん少女隊」のメンバーで共作。ソフトバンクのパフォーマンスチーム担当・渡邊涼太さんは「よかよかダンスの本家である、ばってん少女隊のメンバーは『もっとホークスの選手を応援し、ハニーズの皆さんと、ファンの皆さんと一緒に試合を盛り上げていきたいです』と共作を快諾してくれました」と明かす。
新たな振り付けは、「もっとファンの方と一緒に踊れる振り付けにしたい」「座ってでも踊れるダンスにしたい」という意見で一致。特に思いを込めた振り付けは「今シーズンのスローガン『VIVA』ポーズが入っているところ」だという。
4月29日の西武戦での「“新”よかよかダンス」初お披露目には、ばってん少女隊も登場。メンバーの蒼井りるあさん、上田りこさん、「ハニーズ」のSHOKOさん、MEIさんがコメントしている。「みんなで踊って球場全体でホークスの勝利を後押しできたら」
○ばってん少女隊の蒼井りるあさん、上田りこさん
「踊っている時にグラウンドから客席を見て、一緒に『VIVA』ポーズをしてくれている方たちを見ることができました! 今後この新しい振り付けでホークスファンはもちろん、他球団ファンもついつい踊りたくなっちゃうと思っていただけたらうれしいです!」
○ハニーズのSHOKOさん
「緊張しましたが、ばってん少女隊の皆さんも一緒に踊れたので楽しかったです。とてもかわいく、繰り返しも多くマネしやすい振り付けなので、より多くのファンの方と一緒に踊っていけたらと思います!」
○ハニーズのMEIさん
「ファンの方も楽しんでくださっているのが伝わったので、これはより多くの方が一緒に踊ってくれるんじゃないかなとワクワクしています。みんなで踊って球場全体でホークスの勝利を後押しできたらと思います」
「よかよかダンス」はソフトバンク主催試合の4回表終了後で、座席に座ったままでもOK。ハニーズの動きに合わせて、一緒に踊ってみてはどうだろうか。(「パ・リーグ インサイト」池田紗里)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2024年05月04日 17:36
ストーリーズ以外の投稿に真美子夫人が登場したのは初
ドジャースの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、自身のインスタグラムを更新し、真美子夫人との“腕組みショット”をアップするなど、2日(同3日)に参加したチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」を振り返った。
2024年05月04日 17:26
「巨人−阪神」(4日、東京ドーム)
首位・阪神は先発オーダーを組み替えた。岡田監督は不調の佐藤輝を外して糸原を今季初の「5番・三塁」、木浪に代えて小幡を「8番・遊撃」で先発起用。ここまで防御率1・03と安定した投球を続けている巨人の先発・菅野攻略を目指す。
糸原は4月28日・ヤクルト戦(甲子園)以来、今季2度目のスタメンとなる。前回は3安打を放って勝利に貢献。3日・巨人戦(東京ドーム)でも六回に代打で適時二塁打を放ち、現在5試合連続安打と好調だ。
佐藤輝は今季2度目のスタメン落ち。3日まで打率・187で両リーグワーストの40三振を喫していた。
小幡は4月28日・ヤクルト戦(甲子園)以来、今季4度目のスタメンとなった。
先発投手は西勇。今季4度目の登板で初めて坂本とコンビを組み、今季初勝利を目指す。
今回は4月18日・巨人戦(甲子園)以来、中15日での登板となる。前回に続いて菅野との投げ合いで、前回は自身が8回1失点、菅野が7回1/3を1失点。ともに勝ち負けはつかなかった。
2ゲーム差で阪神を追う2位・巨人は吉川、岡本和、坂本のクリーンアップでカード勝ち越しを狙う。
【先攻・阪神】
1番・中堅 近本
2番・二塁 中野
3番・右翼 森下
4番・一塁 大山
5番・三塁 糸原
6番・左翼 ノイジー
7番・捕手 坂本
8番・遊撃 小幡
9番・投手 西勇
【後攻・巨人】
1番・左翼 丸
2番・中堅 佐々木
3番・二塁 吉川
4番・一塁 岡本和
5番・三塁 坂本
6番・右翼 梶谷
7番・捕手 小林
8番・遊撃 門脇
9番・投手 菅野
2024年05月04日 17:25
元中日の投手で、イチゴ農家に転身した三ツ間卓也氏が4日、自身のXを更新。「同業者からのイジメが発覚しました。水道弁が切られていました」と、つづった。
その後も「GWの1日目にやるところが計画的。運営者だと、顔バレするのでおそらくその、身近な方でしょう。一部苗が枯れているの見て気付きました」と綴り、「悔しいけど、明日も明後日も営業があるんで最善の策を施す作業を今から行います。もっと突き抜けて手が届かないレベルまで行けば、妬みなんて抱かないと思う!もっともっと、進まないとダメだな!と実感しました!」と、前を向いた。
コメント欄ではファンから「酷い」、「ありえないですね」、「それは立派な犯罪。しっかり届けをして、然るべき処置を行った方が」と、心配の声が寄せられていた。
三ツ間氏は16年に育成ドラフト3位で中日に入団。17年に支配下登録され、主に中継ぎとして通算77試合に登板。4勝3敗15ホールドの成績を残した。21年オフに戦力外通告を受けて、その後、現役を引退。23年に新規認定就農者資格を取得し、24年1月にイチゴ農園をオープンした。
2024年05月04日 17:19
◆ 「髭」がテーマに
オリックスは4日、5月31日(金)〜6月2日(日)の中日戦にて、ワイルドでたくましい選手にスポットを当てる「オリ髭デー」を開催することを発表した。
今年の「Bsオリ達デー2024」は、髭が似合うワイルドなバファローズ選手「オリ髭」が主役。その名も「オリ髭デー」。「オリ姫デー」とは打って変わって、「髭」をテーマにイベント演出やグッズ、グルメの展開を予定している。6月1日(土)、2日(日)の週末は、ファンの皆さんも髭顔になれる「なりきり髭」を先着配布予定。詳細は後日、球団公式HPで発表となる。
また、5月4日(土)より、髭が似合う選手・髭顔が見てみたい選手を決める「オリ髭投票」を開催。球団公式LINEから投票できる。
2024年05月04日 17:10
「西武5−4ソフトバンク」(4日、ベルーナドーム)
西武・外崎が同点の延長十回2死満塁、中前へサヨナラタイムリーを放った。
2024年05月04日 17:07
○ 広島 4 − 1 DeNA ●
<7回戦・マツダスタジアム>
DeNAは逆転負けで連勝は「3」でストップ。勝率5割復帰とはならず再び借金「2」となった。
DeNA打線は2回、広島野手陣の連続失策などで一死三塁とし、6番・大和の左犠飛で先制。ノーヒットで試合の主導権を握ったものの、広島先発・森下に6回まで無安打に抑え込まれた。7回は二死から5番・宮粼、続く大和の連打で一、二塁としたが7番・山本は遊ゴロ。次の1点がなかなか奪えなかった。
先発のケイは立ち上がりからピンチの連続。それでも要所を締め6回までゼロを並べた。しかし続投した7回、一死から相手先発の9番・森下に猛打賞となる左前打を許すと、続く秋山には左前打、菊池には四球を与え降板。一死満塁でリリーフした徳山は3番・野間を二ゴロに仕留めたが、これが併殺崩れとなる間に同点に追いつかれた。
なおも二死一、三塁とピンチは続き、代打・松山に痛恨の3ラン被弾。カウント1−1後の内角直球を右翼席に叩き込まれ1−4と逆転された。
反撃したい打線だったが、8回と9回はいずれも3者凡退。終わって見ればわずか2安打に封じられ、7回途中9安打3失点のケイは3敗目(1勝)となった。
2024年05月04日 17:05
1点を追う10回に同点適時打…塁上で感情露わに
■ドジャース 4ー3 ブレーブス(日本時間4日・ロサンゼルス)
チャンスに弱いと言われ続けた屈辱を晴らし、塁上で感情を露わにした。ドジャース・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・ブレーブス戦で、1点を追う延長10回に貴重な同点打を放った。一塁上では三塁ベンチに向かって両手を上げて絶叫。チームメートを鼓舞し、11回のサヨナラ勝ちをもたらした。
無安打で迎えた10回1死二塁の第5打席。追い込まれてから、エンゼルス時代の同僚、イグレシアスの外角低めに外れたチェンジアップに食らいついた。体勢を崩されながらも、中前へ抜ける同点打。試合を振り出しに戻し、チームは11回にパヘスのサヨナラ打で2連勝を収めた。
試合前の時点で得点圏では38打数7安打で打率.184、ノーアーチ。ここまで打率.336、7本塁打、OPS.1.017という好成績を残しながらも「大谷はチャンスで打てない」と言われ続けた。昨オフに10年7億ドル(約1071億円)という北米スポーツ史上最高額で契約。どんなに活躍しても、ファンやメディアは厳しい見方をしていた。
そんなファン、そしてメディアの声を一掃する一打。デーブ・ロバーツ監督は試合後、自ら大谷の名前を出し「ショウヘイが10回に重要な安打を打ってくれた」と感謝。続けて「あの感情表現をみんなが見た」と評価した。昨年3月のWBCを彷彿させる塁上での“Come on!”。大谷のリーダーシップの表れでもあった。
WBCで野球日本代表「侍ジャパン」を取材していたMLB公式サイトのマイケル・クレア記者は、同大会で「彼がチームリーダーになれることを私たちに証明した」と話していた。エンゼルス時代とは違い、後払い分も含めればドジャースの最高年俸選手。同記者は「その役割をドジャースでも発揮してくれるはず」と期待していた。
史上最高額の契約は自らの結果だけが良ければ、良いわけではない。それは一番大谷自身がわかっているだろう。ドジャース移籍後に増えた取材対応や今回の感情表現。ベッツ、フリーマンらスター揃いの銀河系軍団の中で、自分が引っ張っていく覚悟がにじみ出ていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年05月04日 17:02
「ウエスタン、阪神8−0くふうハヤテ」(4日、甲子園球場)
8773人のファンが集まった甲子園で阪神が快勝した。先発は復帰後3試合目の高橋で、1回1安打無失点。2番手で二回から調整登板となった青柳も、3回無安打無失点ときっちり抑えた。
打線は二回1死一、二塁から、戸井の適時二塁打で先制。ミエセスは三回2死三塁で適時二塁打、六回1死二、三塁でも2点適時打を放って2安打3打点の活躍を見せた。「4番・一塁」でスタメンの井上も3安打2打点で勝利に貢献した。
以下、和田2軍監督の一問一答。
−高橋が甲子園で。
「しっかりと投げ込めている。2アウト取ってから四球があったけど。ああいうところから1軍の試合になるとピンチを招くことがあるので、そこは反省点。故障前の遥人の球を見ているからね。そこに近づきつつあるけど、イニング数、球数を増やしたときにスタミナとかね。まだまだ課題はあるので。着実に一歩一歩進んで生かせようと思ってます」
−青柳はさすがの投球。
「球数も少なかったし、本人も、もう1イニングということで。やっぱりさすがだなと見せてくれた」
−テーマを掲げていたが、話す機会は。
「鳴尾浜のブルペンでは話をしたけどね。球自体は、去年の今頃も見たんだけど、その時と比べたら数段違う。直球なんか本当に走っているんでね。本人はスライダーの曲がりが気になるということで、そこは課題を持ってやっていたので。今日は良かったよね」
−九回の森木も無失点で良かった。
「良かったねえ、久しぶりに。これをどんな点差でもやってくれたら言うことない。しっかり腕を振れたし、ストライクを取れたし、今日くらいの真っすぐを投げてくれたら」