2024年04月25日 14:35
DeNAの元ヘッドコーチ、高木豊氏が24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。7連勝と急浮上してきた阪神が、勢いに乗った分岐点について語った。 開幕後、4番・大山らの状態が低調。だが、高木氏はチーム全体が上向きとなった試合に触れ、「おれはジャイアンツ戦で、サトテルがサヨナラ打った。あれで、勝ちゲームに対して喜びが表現できた。なんかスッキリしたって」と18日に2−1でサヨナラ勝ちした一戦を振り返った。 巨人の守護神大勢を攻め、鬱憤(うっぷん)を晴らすような勝ち方に「今まではなんか陰にこもる勝ち方だった。だから今日も2点かな、みたいな。あの大勢からサトテルが打った。うわーってやった瞬間から流れが変わったな。さびついていたものが喜びを表現することで、全部落ちた」と、チームの沈滞ムードを吹き飛ばした1勝だったとした。 その後、中日3連戦で計25得点で3連勝。24日のDeNA戦は九回に4点を挙げて逆転勝ちした。 高木氏は「クリーンナップ、ここが機能しないとなというところで、集中力も高くなってきた」と評価。21日の中日戦で六回裏に3点を入れてコールド勝ちした試合についても、「コンディションが悪い中、サトテルの集中力が高かった。これは勢いがついてきた証拠。ピッチャーがずっと頑張って来て、やっと歯車が合ってきた。これからはなかなか落ちることがないと思う」と語った。 今季の優勝に阪神を挙げている高木氏。「村上も安定感でてきた。あとは西勇に勝たせないと。ずっといいピッチングしている」と、付け加えた。
2024年05月04日 13:11
● ガーディアンス 0 − 6 エンゼルス ○
<現地時間5月3日 プログレッシブ・フィールド>
敵地で快勝したエンゼルスは連敗を「2」でストップ。「2番・二塁」でフル出場したルイス・レンヒーフォ内野手(27)は5打数2安打で3試合連続マルチ安打をマークした。
エンゼルスは3回、1番・シャヌエルの3号ソロで先制。4回は8番・モニアクの2号3ランなどで5−0とリードを広げた。5回はレンヒーフォの遊撃内野安打などで無死二、三塁とし、3番・ウォードの左犠飛で6点目。シャヌエルとレンヒーフォの1・2番コンビで計5安打を記録した。投げては先発のソリアーノが6回無失点の好投で待望の今季初勝利(4敗)。敵地で連敗を止め、今季の通算成績は12勝20敗となった。
トラウトとレンドンが離脱し今季も苦戦しているエンゼルスだが、チームの元気印であるレンヒーフォは打撃好調。今季も開幕直後は内野のバックアップ要員という立ち位置だったが、二塁手・ドゥルーリーの不調や“毎年恒例”になりつつある三塁手・レンドンの故障離脱もあり、4月中旬以降はスタメン出場がメインとなっている。
4月30日(日本時間5月1日)のフィリーズ戦では一時逆転となる2号3ランを放つなど、今季初の3安打&3打点を記録。次戦以降も2試合連続マルチ安打をマークし、今季ここまで打率.330、OPS.840と主力を欠く打線を牽引している。
2024年05月04日 12:45
「東京六大学野球、慶大2−0立大」(4日、神宮球場)
慶大・清原正吾内野手(4年・慶応)が先制決勝打を放った。
0−0のまま迎えた九回1死二塁。「ずっと真っすぐを打とうとタイミングを合わせていました」と外角高めに浮いた直球を捉え、左翼フェンス直撃の先制二塁打を放った。「当たった瞬間はどこまでも飛んでってくれと言う願いを込めて全力で走りました」。二塁に到達すると、両手でガッツポーズをつくってほえた。
開幕から4番を任されてきた中で、この日は3安打1打点の活躍。「4番というのは僕にとって特別な打順ですし、やっと4番らしい仕事ができたのかなと思います」と安堵(あんど)。試合には連日、西武、巨人などで活躍した父・和博氏が訪れているが、「清原という名字で野球をやる以上、ありがたいことに注目もしてもらっていますが、プレッシャーを追い風に変えて、こうやって結果が出て良かった。清原ジュニアじゃなくて、清原正吾として名を響かせたい」と力強く語った。
父・和博氏は「九回のいい場面でチームの勝利に結びつく、いいバッティングでした。きょうは最初の打席から積極的に振れていると思っていました。これからもチームのために全力で頑張ってほしいですね」と語った。
2024年05月04日 12:37
昨年巨人の開幕投手を務めたビーディがDFAに
ガーディアンズは3日(日本時間4日)、タイラー・ビーディ投手をDFA(事実上の戦力外)としたと発表した。今季はガーディアンズをマイナー契約を結び、キャンプ招待選手を経てメジャーに昇格。ここまで13試合に登板していた。
昨季は巨人でプレーし、球団史上初となる来日1年目で開幕投手を務めるなど、30試合に登板(6先発)して0勝6敗1セーブ、防御率3.99。1年限りで退団となっていた。
今季は中継ぎとして初登板から5試合連続無失点の好投を見せるも、その後は失点が続き、2日(同3日)のアストロズ戦では1アウトしか取れず3安打5失点で、防御率は8.36に膨らんでいた。
米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、奪三振の割合は26.5%とするも、与四球の割合が13.2%、95マイル(約152.9キロ)以上の打球を許した割合が44.7%だったため、奪三振の能力が「影を薄めた」と指摘している。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 12:26
西武・佐藤龍世内は昨季キャリアハイの成績を残し、ブレークを予感させた
2018年に富士大からドラフト7位で西武に入団した27歳の佐藤龍世内野手。
2024年05月04日 12:01
○ ツインズ 5 − 2 レッドソックス ●
<現地時間5月3日 ターゲット・フィールド>
レッドソックスの上沢直之投手(30)が3日(日本時間4日)、敵地でのツインズ戦で2試合連続となる救援登板。2回2安打1失点の内容でメジャー初失点を喫した。
2回無失点で上々のメジャーデビューとなった2日(同3日)のジャイアンツ戦から2連投。6回まで1失点と好投していた先発・ホウクが7回、先頭からの連打などで2点目を失い、なおも無死一、二塁のピンチでマウンドに上がった。
最初に対峙したミランダには制球が定まらず四球。無死満塁となり、続くキリロフは高めに浮いたスプリットで二ゴロに仕留め、本塁封殺で1つ目のアウトを奪った。一死満塁で続くフリエンには3ボール1ストライクとなり、5球目を投じる前にピッチクロック違反を取られ四球。これが押し出しとなり三塁走者の生還を許した。
続くジェファーズにもボール球が先行し、フルカウント後のカットボールを左中間に弾き返され2者が生還。これがメジャー初失点となり、試合は0−5となった。
それでも、なおも一死二、三塁のピンチで後続を封じ、イニングをまたいで登板した8回は危なげなく無失点。メジャー2戦目は2回43球、2安打1失点、2奪三振2四球の内容で防御率は2.25となった。
2024年05月04日 12:00
阪神の門別啓人投手(19)が4日、鳴尾浜での2軍残留練習に合流した。3日の巨人戦(東京ドーム)では3回を投げ1本塁打を浴びるなど、6安打で6失点(自責点4)でKO。再昇格へ向けて再出発した。
「コースにしっかり投げるコントロールだったり、変化球のキレだったりとか。もう一回見直すのもそうですけど、周りがしっかり見れていなかった。1点、2点でもしょうがないと考えて、その後をしっかり抑えるのか。そこで一杯一杯になって周りが見れずに、落ち込んで。自分一人で野球をしている感じだった」
今季初先発のマウンド。初回、2死から吉川に二塁打を浴びると、岡本和には四球を与えた。続く坂本に先制適時打を献上し、そこから巨人打線を止められず。長野、小林、門脇と4者連続適時打で一挙4点を失った。
二回には、味方の失策も絡み、岡本和にプロ初被弾となる2ランを浴びた。三回は無失点に抑えたが、ここで降板となった。
今後はファームで登板し、再び1軍のマウンドを目指す。「課題が全部出たので。なるべく全部解決できるようにやっていきたい。ここからは上がっていくしかない」と前を向く。まだ19歳。経験を糧にさらなる成長を遂げる。
2024年05月04日 11:47
「西武−ソフトバンク」(4日、ベルーナドーム)
ソフトバンクの山川穂高内野手が練習開始前に、西武の平良海馬投手ら古巣の選手たちと談笑した。
山川は移籍後2度目となる古巣本拠地でのゲーム。前回は13日の試合でグランドスラムを含む2発を放ち、ベンチ前でどすこいポーズを披露した。するとそこまで冷静に見つめていた西武ファンから大ブーイングがわき起こり、異様な雰囲気となった。
ソフトバンクは現在2連敗中も、貯金10を抱えて首位を快走中。山川は6本塁打をマークしてリーグトップに立っており、この日も中軸として打線をけん引していくことが期待される。
2024年05月04日 11:36
NYポストは大谷&真美子夫人の2ショットを掲載し、イベントの様子を報じた
ドジャース・大谷翔平投手と夫人の真美子さんは2日(日本時間3日)、本拠地で開催された球団チャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。
2024年05月04日 11:33
阪神の石井大智投手(26)と富田蓮投手(22)が4日、1軍昇格することとなった。3日の巨人戦(東京ド)では門別が今季初先発し、3回6失点、加治屋が八回に登板し、1回2失点し、岡田監督は2人の2軍再調整を明言していた。
代わって昇格することとなった石井は3月30日の巨人戦(東京ド)で1回2失点し、4月3日に出場選手登録を抹消。ウエスタンでは9試合に登板し、防御率1・00と状態を上げていた。富田は開幕を2軍で迎え、ウエスタンで5試合に登板し、4試合で先発。2勝3敗、防御率2・12を記録しており、今季初昇格となる。
2024年05月04日 11:32
元プロ野球・近鉄投手の佐野慈紀氏(56)が4日、自身のブログを更新。「ひと笑い」として1日に受けた右腕切断手術直前の新人看護師とのやりとりを明かした。
前日の4月30日に、ブログで手術を受けると明かしていたこともあり、担当看護師と「ネットが凄い沸いてる笑」「そりゃそうでしょ笑」と会話したのだという。
それを聞いていた初対面の新人看護師が「え?本物の佐野さん?」と仰天。当日朝、ネットニュースを見て別に同姓同名の人がいるのだと勘違いしていたといい、「おもわず『初めまして、本物の佐野慈紀です』と挨拶してみんなで爆笑しました。」と振り返った。
野球の世界で戦ってきた大切な右腕を失う直前に「緊張を和らげるほっこりしたひと笑いで スムーズに手術室にむかえましたとさ笑」と佐野氏。「今日も健康第一で!みんなかがや毛〜!」といつも通りに締めくくった。
2024年05月04日 11:08
ピッチクロック違反で押し出し四球、さらに2点二塁打を許した
■ツインズ ー Rソックス(日本時間4日・ミネソタ)
レッドソックスの上沢直之投手が3日(日本時間4日)、敵地・ツインズ戦の7回途中に2番手で登板。2イニングを2安打2奪三振2四球で1失点。2度目登板でメジャー初失点を喫した。
右腕は2点ビハインドの無死一、二塁で登板。ミランダに四球を与えて満塁とし、1死後にフリエンに対してカウント3-1からピッチクロック違反を犯した。ボールが追加されて、押し出し四球で1点を献上した。さらに、続くジェファーズに左中間へ2点二塁打を許して、メジャー初失点を喫した。
なおも1死二、三塁のピンチを背負ったが、ケプラーを二飛、コレアを見逃し三振に抑えた。8回もマウンドに上がり、2死からカストロに中前打を許したが、後続を断った。メジャー2登板で4イニングを投げて自責1。防御率2.25となった。
上沢は2日(同3日)の本拠地・ジャイアンツ戦でメジャー初登板。2イニングを1人の走者も出さず抑えていた。連投となったこの日は走者を2人背負った状態での登板。ピッチクロック違反という“メジャーの洗礼”を浴びた。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 11:00
◆ いつでもみんなのプロ野球!実況アナルーム5月のテーマは“私の選手との交流”
「ニッポン放送ショウアップナイター」のアナウンサー陣11名が週替わりで登場する月替わりの『統一テーマ』について語ってもらう“実況アナルーム”。
2024年05月04日 10:45
米大リーグ機構(MLB)と同国スポーツ用品大手ナイキ(Nike)社は3日、選手からズボンが透けるなどの苦情が出ていることを受け、来シーズンに向けて全球団のユニホームの改良を行うと発表した。
今季から新しくなったMLBのユニホームをめぐっては、3月のプレシーズン中から生地の透けや汗じみ、破れやすいなどの問題が選手から指摘されていた。
MLBのロブ・マンフレッド(Rob Manfred)コミッショナーは、必要な変更を決めるために選手や球団、用具担当者との話し合いを行ったと明かし、「選手やクラブハウスからのフィードバックは、われわれにとって非常に重要だ」「ナイキ社とともに、選手たちに耳を傾けた結果、彼らの懸念に対処することになった」と述べた。
来季に向けては、ユニホームの背中の文字が従来の大きなものに戻されるほか、選手全員が個々のパンツをカスタマイズできるようになる。またナイキは、一部球団のグレーのロード用ユニホームが上下で色が違っていたり、汗で変色したりする問題にも取り組んでいるという。
特に汗でズボンが透けてしまう問題の解決策が見つかれば、早ければ今季後半にも新しいユニホームが導入される見通しだと説明された。
MLBとナイキ社は、2019年に10億ドル(約1530億円)でユニホームのサプライヤー契約を結んだ。
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2024年05月04日 10:40
交換相手には今季がメジャー1年目のコ・ウソクも含まれている
マーリンズのルイス・アラエス内野手のトレードによるパドレス入りが迫っていると、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じた。2年連続で首位打者に輝いている安打製造機で、大谷翔平投手らが所属するドジャースにとっては、ライバル球団に手強い選手が加わることになる。
メディカルチェックが終わり次第、正式に発表されるという。4-1のトレードで、マーリンズの地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクレイグ・ミッシュ記者によると、マーリンズはディラン・ヘッド外野手、コ・ウソク投手、ネイサン・マルトレラ内野手、ジェイコブ・マーシー外野手を獲得する。
コ・ウソクは、ポスティングシステムを利用して今季からメジャーに挑戦。しかし韓国での開幕戦直前に傘下マイナーに降格していた。
27歳のアラエスは昨季、6月下旬まで打率4割をキープする驚異的な活躍を見せた。終盤まではキープできなかったものの、キャリアハイの打率.354でシーズンを終えた。今季はここまで打率.299、0本塁打5打点。2日(同3日)の試合まで6試合連続安打を放っていたが、3日(同4日)の試合はスタメンから外れている。
アラエスを獲得したパドレスは、2日(同3日)の試合を終えてドジャースと4.5ゲーム差の2位につけている。同じ二塁には2022年12月に11年2億8000万ドル(約428億円)の契約を結んだザンダー・ボガーツ内野手がいるが、今季は打率.217、2本11打点、OPS.571と苦しんでいる。(Full-Count編集部)
2024年05月04日 10:40
○ ナショナルズ 9 − 3 ブルージェイズ ●
<現地時間5月3日 ナショナルズ・パーク>
ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が3日(日本時間4日)、敵地でのナショナルズ戦に先発登板。6回6安打1失点の好投で勝利投手の権利を持って降板したが、後続投手が逆転を許し今季3勝目はお預けとなった。
初回は二死から四球を与えるも無失点スタート。3点の援護をもらった2回は一死から単打と二塁打で二、三塁のピンチを招いたが、7番・アダムズを空振り三振、続くリップスコームは三ゴロに仕留めゼロを刻んだ。
3回は先頭から連打を浴び1点を返されたものの、なおも一死一、三塁のピンチで5番・ルイーズを遊ゴロ併殺に仕留め最少失点。4回以降は5者連続三振をマークするなど尻上がりの内容で勝利投手の権利を得た。
今季7戦目は6回100球、6安打1失点、7奪三振1四球の内容。今季4度目のクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率は2.72となった。
ブルージェイズは2点リードの7回から継投に入ったが、2番手右腕のスワンソンが痛恨の逆転3ラン被弾。これで菊池の白星権利は消滅した。その後もリリーフ陣は失点を重ね、7回と8回の2イニングで計8失点。逆転負けで3連敗となり、借金3でレイズと並びア・リーグ東地区最下位に後退した。