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2024年04月25日 21:08
今シーズン限りでのアスレティック・ビルバオ退団を発表した主将MFイケル・ムニアイン。ワン・クラブ・マンとして引退するかと思われてきた“王様”の気になる新天地は、欧州の外になる可能性があるようだ。24日、スペイン複数メディアが報じている。 「(国王杯優勝の)パレードのときに歌った歌の一節を思い出して欲しい。『この人生で、あなたこそが最高だった。だけど今、愛おしい人よ、さよならのときが来たんだ』」と、ムニアインは12歳から過ごしたアスレティック・ビルバオを去ることを決断した。ワン・クラブ・マンとしてここまで公式戦通算557試合に出場し、これはクラブ歴代2位の記録。今月6日には悲願のコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を成し遂げ、2015年と2021年に獲得したスーペルコパ・デ・エスパーニャに次ぐ、3つ目のトロフィーを抱きしめた。 そんなムニアインの次なる旅は、“新大陸”から始まるかもしれない。『マルカ』は「アスレティックと公式戦で対戦するつもりがないから、他リーグでキャリアを続けることになる」と、『アス』も「彼の考えは、スペインを離れて異なる体験に没頭することだ」と指摘した上で、具体的にはかつてファンであることを公言したリーベル・プレート、アンドニ・イラオラ(ボーンマス監督)やアヘル・アケチェ(エイバル)、アシエル・イジャラメンディ(FCダラス)らが挑戦したメジャーリーグ・サッカー(MLS)を見据えているという。さらに今後、メキシコやブラジルといった第3の候補が登場する可能性があるとしつつも、新興勢力のサウジアラビアやUAE、スペイン以外の欧州リーグといった道も排除はできないと伝えている。 なお、アスレティック・ビルバオ、さらにはスペインフットボール界に偉大な足跡を残した同選手に対しては、多くの賛辞や感謝が送られている。副主将のDFオスカル・デ・マルコスは選手の前でスピーチを行い、「この15年間だけでなく、あなたは模範であり続けるだろう。僕たちは皆、今年の彼の振る舞いを覚えておく必要がある。常日頃からどのように行動し、お手本を示したかをだ。(今シーズンは出場機会が激減)置かれた状況にも関わらず、チームがあらゆるスポーツ面での成功を収められるように、サポートしてくてた。本当にありがとう」と熱弁。また、2009年7月に当時16歳のムニアインをトップチームデビューさせたホアキン・カパロス氏は「ラ・リーガや多くのクラブで指揮を取り、タイトルが懸かった決勝戦も何度か経験してきた。ただ、ムニアイン、セルヒオ・ラモス、ヘスス・ナバスのように、自分が育てた才能ある少年たちが、フットボール界のトップに上り詰めるという素晴らしい“タイトル”に勝るものはないんだ」と出演したラジオで語っている。 その他、FWイニャキ・ウィリアムズは「君はワン・クラブ・マンになることを夢見ていたけど、運命はそれを望まなかった。すべてが思い通りにいくわけではないみたいだ。でもね、君は王者アスレティックのリーダーとして去っていく」と、かつての同僚であるミケル・サン・ホセ氏は「この旅を分かち合えたのは贅沢なこと。君がいてくれて、僕らはなんてラッキーだったんだろう!」とそれぞれの公式SNSに綴った。さらに、ライバル関係にあるレアル・ソシエダも「賛辞を、あなたのキャリアに。多くのダービーで対戦できたことを嬉しく思う」と惜別のメッセージを発信している。 アスレティック・ビルバオでの“ラストダンス”は、あと6試合。ムニアインの勇姿を目に焼き付けたいところだ。 【動画】ムニアイン退団を受けたデ・マルコスがスピーチ ❤🩹 De capitán a capitán. "Todos deberíamos darnos cuenta de lo que @IkerMuniain10 ha hecho este año, de cómo se ha comportado" "Ha sido un ejemplo para todos durante toda su trayectoria, siempre nos ha ayudado desde la situación en la que haya estado" 🫂 Eskerrik asko,… pic.twitter.com/wVg3zOVs9i— Athletic Club (@AthleticClub) April 24, 2024
2024年05月05日 06:02
現地5月4日に開催されたリーグ・アンの第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦。4−1で圧勝を飾った。
このゴ―ルラッシュの口火を切ったのが南野だった。
16分、ペナルティエリアの外でボールを収めると、右足を一振り。見事なコントロールショットをゴール右上に突き刺してみせた。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
日本代表アタッカーの今シーズンの9点目となるゴラッソに、ファンからは次のような声が上がった。
「うますぎ」
「落ち着き凄い」
「神コース」
「落ち着いて打った!素晴らしい、スーパーゴールです。綺麗なシュートです」
「時間止まったぐらい綺麗なコントロールシュートやった」
「これぞモナ王」
「やばすぎる」
「スーパーゴール」
このゴール後も、1アシストを含む全4得点に絡んだ南野。文字通り圧巻のパフォーマンスだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:00
サンフレッチェ広島の満田誠にインタビューする前、練習後の囲み取材で同期の大迫敬介に「満田選手の小ネタはないですか」と訊くと、次の答が返ってきた。
「彼はお腹が緩いのか、試合3時間前くらいにみんながおにぎりとかうどんとか食べている中、ゼリーだけで済ませるんですよ」
それを満田本人にぶつけると、彼は「お腹が弱い」と告白。
「試合前とか後に食べるとお腹が痛くなっちゃう。絶対にそうなるわけではないですが、その可能性を減らすために試合前は食べないです」
それなのに試合になると走りまくる。大迫も「食べてないのにあんなに走れるのが不思議」と言っていた。
満田自身は苦笑いを浮かべながら「関係あるんですかね」と回答。いずれにしても、満田の意外な一面を知れるエピソードである。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?
2024年05月05日 05:55
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、首位のレアル・マドリーはホームでカディスと対戦。3−0で快勝を収めた。 この後に行なわれた試合で、2位のバルセロナが3位のジローナに2−4で敗北。この結果により、勝点87(27勝6分け1敗)を積み上げ、残り4試合で、2位浮上のジローナに13ポイント差をつけたマドリーが、2シーズンぶり36回目の優勝を決めた。 昨季王者の宿敵バルサに勝点13差をつけての独走優勝に、ファンからは次のような声が上がっている。【動画】優勝決定に歓喜するマドリーの選手たち
「開幕どうなるかと思ったけど、一致団結しての優勝さすが」「優勝おめでとう!あとはCL!」「マドリー優勝で最高のGWになったわ」「今季のマドリーはスーパー過ぎた笑。強すぎ。確かに落ちたシーズンはあったけど、全部忘れるくらい強かったわ」「怪我人出るなか独走優勝は素晴らしい」「本当にすごいクラブ」「マドリー優勝よりバルサ負けの方が衝撃的なんだけど」「マドリーのMVPはベリンガムと見せかけてルニンやろ」「CLも優勝して文句なしのシーズンにしよう!」 2冠を目ざすマドリーは現地8日、バイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に挑む。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:43
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、5月4日に開催されたラ・リーガの第34節でラス・パルマスとホームで対戦。
2024年05月05日 05:30
5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節で、1試合消化が少ないマンチェスター・シティと勝点1差で首位に立つアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。3−0で快勝し、4連勝を果たした。
確実に序列を高めている冨安健洋はこの日も左SBで先発し、前節のトッテナム戦(3−2)に続いてフル出場。前への推進力を見せ、攻守で存在感を放った。
そんな日本代表DFに対し、現地メディアは採点記事で揃って高水準の7点を付与。それぞれ次のように綴っている。
『90min』
「日本代表が疲れ知らずのプレー。左サイドを縦横無尽に駆け回った」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
『Evening Standard』
「3試合連続の先発出場。彼はシーズン終了までポジションをキープするはず。信頼できる堅実な選手だ」
『football.london』
「トミヤスが左サイドバックでまたしても実に堅実なプレーを見せた。フィットネスは良く、このポジションは残りのシーズン、彼のものだろう」
残るはマンチェスター・ユナイテッド、エバートンとの2試合。上り調子の冨安はさらなる活躍を見せ、リーグ制覇に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:02
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダは、11位のラス・パルマスとホームで対戦。33分にオウンゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにシェラルド・ベッカーが追加点を挙げ、2−0で快勝を飾った。 そのベッカーに右ウイングのスタメンの座を奪われ、まさかのベンチスタートとなった久保は、なかなかお呼びが掛からず、5枚目の交代カードでようやく投入。83分あたりから準備をしていたが、プレーが中断せず、結局ピッチに立ったのは89分だった。 絶妙のトラップやPK奪取かとも思われた仕掛けを披露したが、あまりに出場時間が短かった。【動画】たった5分で久保が魅せる!ラス・パルマス戦で絶妙トラップ
予想外に短いプレータイムに、ファンからは次のような声が上がった。「移籍濃厚なんかなー」「移籍絡みで出場時間が少ない気がする」「こういう出場の仕方は明らかに移籍交渉が始まってると見た」「短い時間で、最後見せ場を作った久保はさすが」「ソシエダ久保使わんのならパリ五輪よろしくな」「久保は移籍しないなら五輪でれるな、ソシエダ使う気ないんだから」「takeは次節バルサ戦のための温存だろう」「ソシエダはベッカーとバレネで来季頑張ってくれ」「バチバチにキレてましたね。やはりコンディションの問題でベンチだったとは考え難い...」「頼む、、本当にこんなチーム移籍してくれ、、ソシエダはもう見たくないよ」 取り沙汰される移籍の影響を疑ったり、納得ができないファンが少なくなかったようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:00
サンフレッチェ広島で在任3年目のミヒャエル・スキッベ監督の下、満田誠はどんな成長を実感したのか。
「プレーの幅が広がったことですかね。ボランチ、シャドー、サイドでそれぞれ求められる役割、プレーの選択が違います。ボランチを数試合やったあと、シャドーに戻るとそれなりの難しさは感じるので、そうした経験を積むことでいろんなものを吸収できていると思います」
スキッベ体制3年目、広島はここまで好調をキープ。上位に食い込んでいる要因を訊くと、満田は次のように答えた。
「最大のそれはキーパーを含めた守備陣の安定感。だからこそ前の選手が多少入れ替わっても崩れない。後ろの選手があれだけ頑張ってくれているので、僕たちも前からプレスに行けます」
MFの川村拓夢も「後ろがしっかりと守ってくれる」と証言しているように、広島のディフェンスは強固だ。満田は語る。
「基本的に1対1の状態で90分間守れる守備陣は国内でもいないと思います」
では、守備陣の負担を減らす意味で、満田がハイプレスに行く際に心がけているのは何か?
「プレスに行って剥がされた時に戻るのが一番きつい。ただ、自分は『剥がされてもすぐに戻ればいい』という意識でやっています。それこそ、剥がされたところから相手を追うだけでもプレッシャーになるので。もちろん行けばいいってわけじゃなくて、自陣でプレスをかける時はやり方を変えますけど、基本的に前線からのプレスは剥がされてもいいマインドでやっています」
複数のポジションをこなしているからこそ、そういうマインドになるのだろう。スキッベ監督の指導により、万能戦士に進化しつつある満田の成長はなんとも頼もしい。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「スピード、重さに加え、駆け引きも入ってくる」「GKとしては対応が難しい」広島の大迫敬介がそう絶賛した選手は?
2024年05月05日 04:23
プレミアリーグ第36節が4日に行われ、マンチェスター・シティとウルヴァーハンプトン(ウルブス)が対戦した。
2024年05月05日 03:31
レアル・マドリードが2023−24シーズンのラ・リーガ優勝を決めた。
レアル・マドリードは4日、ラ・リーガ第34節で降格圏の18位に沈むカディスをホームに迎えた。翌週に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのバイエルン戦を見据えて、ジュード・ベリンガム、トニ・クロース、ヴィニシウス・ジュニオールらをベンチスタートとした影響もあってか、前半は主導権を握りながらもスコアレスで折り返す。だが、後半に入るとブラヒム・ディアスが右足で圧巻の“ゴラッソ”を叩き込んで先制に成功。68分には登場したばかりのベリンガムが、B・ディアスの折り返しから追加点を決めると、後半アディショナルタイムには見事なカウンターアタックでホセルがダメ押し弾。終わってみれば3−0で勝利し、ラ・リーガ7連勝を飾っていた。
この勝利により、首位を走るレアル・マドリードは2位につけるバルセロナとの勝ち点差を「14」まで広げた。残り試合数が「4」、かつ勝ち点が並んだ場合は直接対決の成績が最優先されることから、今季ラ・リーガのエル・クラシコで2連勝で飾っていたレアル・マドリードは、カディス戦のキックオフから2時間15分後に行われるジローナとバルセロナの一戦が、バルセロナから見て引き分け以下の成績で終われば、4試合を残して優勝を決められる状況だった。
このような状況でキックオフを迎えたジローナvsバルセロナは、前半終了時点でバルセロナが2−1でリードしていたものの、後半に入るとポルトゥのゴールで試合を振り出しに戻し、さらにその後ジローナが2点を追加。最終的には4−2のスコアでジローナが勝利したため、この時点でレアル・マドリードの優勝が決まった。
今シーズンのレアル・マドリードは、ドルトムントからベリンガムを加えたことで、ヴィニシウス、ロドリゴとともに破壊力抜群の強烈な攻撃陣を形成。開幕5連勝と好スタートを切ると、第6節ではアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”に1−3で敗れたものの、以降は無敗を継続してきた。前記のとおり、エル・クラシコでも2連勝。終盤戦に入ると首位を独走していたが、4試合を残してトロフィーを掲げることが決まった。
【ゴール動画】カディス戦ではブラヒム・ディアスが1ゴール1アシスト!
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ブライム ディアスのゴラッソ!
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相手に囲まれながらもターンからの
右足を振り完璧なコースへ撃ち抜き
マドリーが先制点を獲得!
🏆ラ・リーガ第34節
🆚レアル・マドリード×カディス
📺 #DAZN 見逃し配信 pic.twitter.com/7sL7kgiYSp— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 4, 2024
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途中出場でもすぐに結果を出す男!💪
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途中出場のベリンガムが自ら起点となり
ブライム ディアスの折り返しから最後は
自分で押し込み決めた!
🏆ラ・リーガ第34節
🆚レアル・マドリード×カディス
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2024年05月05日 03:03
セリエA第35節が4日に行われ、ラツィオは敵地でモンツァと対戦した。
現在はセリエAで3連勝を飾り、上昇気流の中にいるラツィオ。ここまで17勝4分13敗の成績で勝ち点「55」を積み上げている。5位のローマとは勝ち点が「4」離れているが、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場枠が5チームに広がったことで、この調子を維持すれば2シーズン連続でのCL出場も狙える状況だ。
今節は11勝11分12敗の成績で勝ち点「44」を獲得し、現在11位につけるモンツァをホームに迎える。ラツィオに所属する鎌田大地は、リーグ戦に限定すると6試合連続のスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は序盤の11分に動く。ラツィオはマテオ・ゲンドゥージ、パトリックと繋いで、敵陣右サイド高い位置を取ったアダム・マルシッチへボールを届ける。マルシッチがダイレクトでグラウンダーのボールを送ると、ニアサイドへ飛び込んだルイス・アルベルトはスルーしたものの、味方とは合わずクリアされる。だが、こぼれ球に反応していた鎌田が右足一閃。強烈なミドルシュートは相手に当たって若干コースが変わりながらも、GKミケーレ・ディ・グレゴーリオの横っ飛びセーブに阻まれる。それでも、GK、さらにはクロスバーに当たって跳ね返ったセカンドボールをチーロ・インモービレが押し込み、ラツィオが先手を取った。
1点ビハインドとなったモンツァは22分、右サイドから仕掛けたアンドレア・コルパニが縦へ突破し、クロスボールを送ると、これが中央へ飛び込んだマッテオ・ペッシーナの頭にドンピシャリ。フリーでヘディングシュートを放ったが、ここは枠を捉えきれない。35分にもペッシーナがボックス手前中央から左足でミドルシュートを狙うも、GKクリストス・マンダスに阻まれ、前半はこのままラツィオの1点リードで終了した。
後半に入るとモンツァの時間が続き、73分には試合を振り出しに戻す。直前に途中出場していたジュリオ・ドナーティが、自陣でボールを奪ったところから右サイドを駆け上がり、コルパニからのパスを受けてクロスボールを送る。ボックス中央でフリーになったペッシーナがヘディングシュートを放つと、GKマンダスに弾き出されたものの、こぼれ球をミラン・ジュリッチが押し込む。1度はオフサイドと判定されたものの、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て判定が覆り、モンツァが同点に追いついた。
ラツィオは後半に入って難しい時間が続いていたものの、83分にモンツァが見せた一瞬の隙を見逃さない。モンツァは自陣でボールを繋いで反撃の隙を探ると、右からドナーティが下げたバックパスが中途半端な位置へ向かう。狙っていたマティアス・ベシーノが、飛び出してきたGKディ・グレゴーリオの位置を見て冷静に流し込み、終盤でラツィオが再び前へ出た。
だが、モンツァもホームの大声援を背に、後半アディショナルタイムに入っても攻撃をやめない。そんな姿勢が結実したのは90+2分、モンツァは左サイドから仕掛けたダニー・モタが時間を作ってマイナスへ落とすと、ペッシーナが得意の左足でクロスボールを送り、中央で競り勝ったジュリッチがヘディングシュートを叩き込んだ。
試合はこのままタイムアップ。ラツィオの連勝は「3」でストップし、今後のCL出場権獲得へ向けて手痛いドローとなった。鎌田は65分に交代している。一方、モンツァは前節のレッチェ戦(1−1)に続いて後半アディショナルタイムに同点ゴールを記録し、劇的な形で敗北を逃れた。
次節、ラツィオは12日にホームでエンポリと、モンツァは13日に敵地でフィオレンティーナと、それぞれ対戦する。
【スコア】
モンツァ 2−2 ラツィオ
【得点者】
0−1 11分 チーロ・インモービレ(ラツィオ)
1−1 73分 ミラン・ジュリッチ(モンツァ)
1−2 84分 マティアス・ベシーノ(ラツィオ)
2−2 90+2分 ミラン・ジュリッチ(モンツァ)
2024年05月05日 02:02
リーグ・アン第32節が4日に行われ、モナコとクレルモンが対戦した。
ここまで17勝7分7敗の勝ち点「58」で2位につけるモナコ。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ王手をかけたなか、今節はここまで5勝10分16敗の勝ち点「25」で最下位に沈むクレルモンをホームに迎える。モナコに所属する南野拓実はスターティングメンバーに名を連ねた。
試合の均衡が破れたのは16分、モナコの最終ラインから持ち出したウィルフリード・シンゴが右サイドからアーリークロスを送るも、ここは相手のブロックに阻まれる。それでも、ペナルティエリア手前の位置でセカンドボールを拾った南野が右足一閃。狙い澄ましたコントロールショットでゴールネットを揺らした。
これで南野は今季のリーグ・アン通算9得点目を記録。2016−17シーズン、当時在籍していたザルツブルクで達成して以来の、国内リーグでの2桁ゴール達成へ王手をかけた。
南野の得点で幸先良くモナコが先手を取ったが、33分にはピッチ中央でモハメド・カマラがマゲネス・アクリウシェとのワンツーを狙った場面で、うまく繋がらずにボールロスト。ここからクレルモンがカウンターへ出ると、右サイドでボールを受けたアラン・ビルジニアスが縦への突破から中央へ折り返し、最後はムハメド・チャムが押し込んだ。クレルモンが奪ってからの速攻で1点を返した。
だが、1−1の時間は長くは続かない。モナコは37分、敵陣中央でユスフ・フォファナが縦パスを差し込むと、ウィサム・ベン・イェデルが南野とのパス交換から前を向き、スルーパスを送る。最後は抜け出したブリール・エンボロが冷静に流し込んだ。エンボロはケガによる長期離脱からの復帰後初ゴールとなり、モナコが勝ち越しに成功した。
前半アディショナルタイムにはペナルティエリア手前中央の位置でカマラからのパスを引き出した南野が、前を向いて思い切り良く右足を振り抜くも、枠を捉えたミドルシュートはGKモリー・ディアウに阻まれる。点差を広げる1点こそ決まらなかったが、モナコが1点をリードして前半を終えた。
後半へ入るとモナコは57分、エンボロのポストプレーからカマラが持ち運び、左の南野へ繋ぐ。南野は左足でグラウンダーのボールを入れると、先に相手に触られたものの、処理が中途半端になったボールをベン・イェデルが見逃さない。左足で冷静にゴールネットを揺らし、3点目を記録した。
止まらないモナコは87分、敵陣左でアクリウシェからのパスを受けた南野が、相手を引き付けて横へ渡すと、並走していたベン・イェデルがこの日2点目をゲット。試合はこのまま4−1でタイムアップを迎えた。モナコは2試合ぶりの白星を飾り、南野は試合終了間際の90分にピッチを後にしている。
次節は12日に行われ、モナコは敵地でモンペリエと、クレルモンはホームでリヨンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
モナコ 4−1 クレルモン
【得点者】
1−0 16分 南野拓実(モナコ)
1−1 34分 ムハメド・チャム(クレルモン)
2−1 37分 ブリール・エンボロ(モナコ)
3−1 57分 ウィサム・ベン・イェデル(モナコ)
4−1 87分 ウィサム・ベン・イェデル(モナコ)
【ゴール動画】南野の右足ミドルでモナコが先制!
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🇯🇵南野拓実のスーパーゴールが炸裂!🔥
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セカンドボールを拾った南野拓実の狙い澄ました
コントロールシュートで今シーズン9ゴール目と
チームに先制点をもたらした!👏
🇫🇷リーグアン第32節
🆚モナコ×クレルモン
📺 #DAZN ライブ配信中 pic.twitter.com/G8CcvuhMo6— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 4, 2024
2024年05月05日 01:19
ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。
2024年05月05日 00:54
ブンデスリーガ第32節が4日に行われ、シュトゥットガルトとバイエルンが対戦した。
ここまで20勝4分7敗の成績を残し、勝ち点「64」で3位につけるシュトゥットガルト。ブンデスリーガからのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が5枠に拡大したことを受け、既に5位以内を確定させているシュトゥットガルトは、2009−10シーズン以来、15年ぶりに“欧州最高峰の戦い”へ帰還することが決まった。
前節は既に優勝を決めたレヴァークーゼン相手に、後半アディショナルタイムの劇的ゴールでドローに持ち込まれた。これで直近2試合未勝利に。今節は3試合ぶりの白星を狙うなか、勝ち点が「5」離れているバイエルンをホームに迎える。
今季、バイエルンはブンデスリーガ12連覇を逃す苦しいシーズンとなったものの、CLでは準決勝へ進出。4月30日には、レアル・マドリードとの準決勝ファーストレグを2−2のドローで終えた。ブンデスリーガでは3連勝中と好調のなか、来週に控えたセカンドレグへ弾みをつける一戦としたい。
シュトゥットガルトに所属する伊藤洋輝は先発に名を連ね、原口元気とチェイス・アンリはベンチからのスタートとなった。一方、バイエルンはジョシュア・キミッヒ、セルジュ・ニャブリ、ハリー・ケインらがスターティングメンバーに並んでいる。CLを見据え、ダヨ・ウパメカノ、コンラート・ライマー、 レロイ・サネらはベンチスタートとなった。
試合はホームチームが勢いのある入りを見せ、最前線のセール・ギラシを起点としながらゴールを脅かす。10分にはゴール前でセカンドボールを拾い続け、最後はクリス・ヒューリッヒが強烈なミドルシュートを放つも、ここはGKマヌエル・ノイアーがセービング。27分には伊左サイド内側のスペースを駆け上がり、ペナルティエリア左の位置でスルーパスを引き出した伊藤が中央へ折り返すと、最後はギラシが右足を振ったものの、シュートはエリック・ダイアーのゴールカバーに阻まれた。
すると29分、良い入りを見せたホームチームが先手を取る。敵陣右サイドでのスローインから反撃の隙を探ると、デニズ・ウンダヴとのパス交換でボックス右のスペースへ飛び出したレオニダス・ステルギウが、浮き球のパスをダイレクトで押し込んだ。バイエルンとしてはダイアーが治療のためピッチを離れており、10人の時間帯に失点を喫してしまった。
バイエルンはなかなかチャンスの数が限られていたが、個人のクオリティの部分で違いを見せる。35分、自陣左サイドからアルフォンソ・デイヴィスがスピードを上げてボールを持ち上がると、パスを受けたニャブリがカットインからシュートを狙う。1度は阻まれたものの、セカンドボールを拾ったアレクサンダル・パブロビッチが再びニャブリにつけると、巧みなファーストタッチで相手のファウルを誘い、PKを獲得。このPKをケインが冷静にゴール右下へ沈め、試合を振り出しに戻してハーフタイムを迎えた。
後半へ入るとバイエルンが流れを取り戻し、チャンスの数を増やしていく。48分にはケインのポストプレーから、抜け出したエリック・マキシム・チュポ・モティングがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ゴール左下を狙ったシュートはわずかに枠の外へ。
バイエルンはサネ、ブライアン・サラゴサ、ヌサイル・マズラウィらを送り出し、逆転を狙って交代カードを切ったが、次の1点を奪ったのはホームチームだった。敵陣右サイドでボールをキープしたチョン・ウヨンがマイナス方向へ繋ぐと、前を向いたマフムド・ダフードが逆サイドへ展開。ボックス左の位置でパスを受けたサイラス・カトンパ・ムブンパが右足でクロスボールを送ると、ファーサイドへ飛び込んだチョン・ウヨンがヘディングでねじ込む。カトンパ・ムブンパ、チョン・ウヨンと2名の交代選手が結果を残し、シュトゥットガルトが勝ち越しに成功した。
勝てば今節終了時点で2位を確定できるバイエルンは、ここから反撃へ出たものの、ゴールネットを揺らすことはできない。すると後半アディショナルタイム、ダフードのスルーパスに反応したギラシが中央で粘り、左へ繋ぐと、最後はカトンパ・ムブンパが右足で流し込む。シュトゥットガルトがカウンターアタックを完結させ、勝利を決定付けた。
試合はこのままタイムアップ。シュトゥットガルトが2位と3位の直接対決を制し、バイエルンとの勝ち点差を「2」まで縮めた。伊藤はフル出場を果たし、原口とチェイス・アンリに出番はなかった。
次節、シュトゥットガルトは10日に敵地でアウクスブルクと対戦する。一方、バイエルンは8日にCL・準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦を挟み、12日には次節のブンデスリーガでヴォルフスブルクをホームに迎える。
【スコア】
シュトゥットガルト 3−1 バイエルン
【得点者】
1−1 29分 レオニダス・ステルギウ(シュトゥットガルト)
1−0 35分 ハリー・ケイン(PK/バイエルン)
2−1 83分 チョン・ウヨン(シュトゥットガルト)
3−1 90+3分 サイラス・カトンパ・ムブンパ(シュトゥットガルト)
2024年05月05日 00:54
5月4日に開催されたスコットランドリーグ第35節で、古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希を擁する首位のセルティックは、小田裕太郎と田川亨介が所属する3位のハーツとホームで対戦した。
王者がスコアを動かしたのは、開始わずか4分。CKの流れから旗手が送り込んだクロスに古橋がフリーで反応し、ヘッドで叩き込んだ。
勢いづくエースはさらに21分、オライリーのロングボールに絶妙なボレーで合わせ、この日2点目をゲット。今季の得点は18点、リーグ戦では13点となった。
ハットトリックが期待されるなか、古橋は45分にペナルティエリア内から鋭いシュートを放つが、GKの好守に阻まれる。
【動画】旗手の強烈右足弾&古橋のドンピシャヘッド弾をプレイバック
後半に入って72分には3枚替えを敢行。古橋、旗手、キューンに代え、怪我で今季絶望の可能性が指摘されるも驚異的な回復を果たした前田、岩田、アイダを一気に送り込む。
一方、ハーツも同じタイミングで小田らを投入。さらに82分には田川もピッチに入る。
セルティックはその後、87分にオライリーがPKでもう1点を追加し、3−0でハーツを撃破。ベンチ外の小林友希を除き、日本人計6選手が出場した一戦を危なげなく制した。
次節は2位につける宿敵、レンジャーズとの直接対決だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 00:31
現地5月4日開催のリーグ・アン第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦している。
この一戦で、度肝を抜く先制ゴールを決めたのが南野だ。
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スコアレスで迎えた16分、ペナルティエリアの外から右足を一閃。鮮やかなコントロールショットでネットを揺らしてみせた。
日本代表アタッカーは、このゴラッソが今シーズンの9点目。二桁得点にリーチをかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部