2024年04月26日 00:00
U23アジアカップ開幕戦で日本代表と対戦したことで話題になった中国。サッカーではなかなか世界的な舞台に足を踏み入れられずにいるが、そのポテンシャルはいつも評価されている。 今回はそのサッカーの歴史の中から「歴代最高の中国人選手」を6名選んでみた。孫継海(ソン・チーハイ) 生年月日:1977年9月30日 所属したクラブ:大連万達、クリスタル・パレス、マンチェスター・シティ、シェフィールド・ユナイテッド、貴州人和など 中国代表成績:80試合1ゴール イングランドで長くプレーした唯一の中国人選手。1998年にクリスタル・パレスへと移籍した際には馴染めずに帰国したが、2002年に再び2部のマンチェスター・シティへと加入した。 それから6シーズン半もの間クラブの重要な選手として存在感を示し、怪我をするまではプレミアリーグでも安定したプレーを見せるサイドバックとして高く評価されていた。 中国代表では負傷や退場、出場停止なども多かったため80試合のプレーに留まっているが、国内と国外の両方で力を発揮した数少ない中国人選手の1人だ。 引退後はエンターテインメントやスポーツテクノロジー、データビジネスの会社を立ち上げ、ビジネスマンとして成功している。賈秀全(ジャ・シュチュアン) 生年月日:1963年11月9日 所属したクラブ:八一隊、パルチザン・ベオグラード、ロイヤル・ポリス、ガンバ大阪 中国代表成績:136試合14ゴール 人民解放軍のサッカークラブである八一隊で長くプレーし、中国代表でも長く中心的な存在として君臨し続けた伝説的なセンターバック。Jリーグでは「か・しゅうぜん」という訓読みの名前で知られた。 1988年には中国人として初めてとなるヨーロッパでの大会出場を成し遂げ、パルチザン・ベオグラードでUEFAカップを戦った。 それからマレーシアのロイヤル・ポリスを経て1992年には創設間もないJリーグのガンバ大阪へと移籍し、その激しいプレーで初期のクラブを2年間支えた。范志毅(ファン・ツィーイー) 生年月日: 1969年11月6日 所属したクラブ:上海申花、クリスタル・パレス、ダンディーFC、カーディフ・シティなど 中国代表成績:109試合17ゴール 上海申花で若くしてブレイクしたディフェンダー。1998年に孫継海とともにイングランドへと渡り、クリスタル・パレスで3シーズンに渡ってプレーし、2001年にはクラブの年間最優秀選手にも選ばれている。 その後2002年に給与問題でクラブと揉めたことからダンディーFCへと移籍し、さらに日韓ワールドカップを終えたあとはカーディフ・シティへと加入。ただイングランド2部であまり出番が得られず、2003年にヨーロッパでのキャリアを終えた。 その後は香港リーグのピュラー・レンジャーズでもプレーしながら指導者ライセンスを取得し、2006年に現役引退。それからいくつかのクラブでフロントや指導者を務めた。 現在はテレビドラマや映画、バラエティ番組にも出演しているそう。鄭智(チェン・チー) 生年月日: 1980年8月20日 所属したクラブ:深圳建力宝、山東魯能、チャールトン・アスレティック、セルティック、広州恒大など 中国代表成績:108試合15ゴール 黄金期の広州恒大を支えた名ミッドフィルダー。もともとはディフェンダーであったが、深圳時代にボランチへとコンバートされ、山東魯能時代にはより攻撃的な役割を任されてゴールを量産する活躍も見せた。 2006年にはプレミアリーグのチャールトン・アスレティックへと移籍し、2007-08シーズンには2部でレギュラーとして活躍。2009-10シーズンはセルティックでもプレーし、その後広州恒大へと加入した。 それから10シーズンに渡って中心選手として活躍を見せ、キャプテンとして300試合以上に出場。中国超級リーグ8回の優勝を果たし、AFCチャンピオンズリーグも2回制覇した。郝海東(ハオ・ハイドン) 生年月日:1970年5月9日 所属したクラブ:八一振邦、大連実徳、シェフィールド・ユナイテッド 中国代表成績:115試合41ゴール 中国代表115試合出場41ゴールという記録を持っている伝説的なストライカー。2003年にはAFCチャンピオンズリーグの得点王にも輝いている。 1997年、1998年、そして2001年には中国リーグで得点王となり、リーグ優勝も6回経験。「中国のアラン・シアラー」とも呼ばれる存在であった。その一方で1994年には乱闘事件で半年間、1998年には審判への唾吐きで1年間の出場停止処分を受けるなどトラブルも多かった。 2005年にはキャリアの最後にイングランドへと移籍。ただこれは商業的な理由が大きく、移籍金はなんと1ポンドだけだった。 なお、2020年には動画で天安門事件やコロナ対応について中国共産党を批判するコメントを発表し、その後政府からSNSなどあらゆる存在を抹消された。現在はスペイン在住。武磊(ウー・レイ) 生年月日:1991年11月19日 所属したクラブ:上海海港、エスパニョール 中国代表成績:94試合32ゴール Jリーグから世界へ!韓国代表の「歴代最高レジェンド」トップ6 中国で近年唯一ヨーロッパで実績を残した選手といえるウー・レイ。上海上港(当時)のアカデミーからトップに昇格し、14歳で中国リーグにデビューして最年少記録を更新した。 さらに6年連続となる中国超級リーグでの自国人得点王を達成し、2019年にはラ・リーガのエスパニョールへと移籍。バジャドリー戦では中国人として初のリーガ得点者となるゴールを決めた。 ヨーロッパでは3年半プレーしたのみで大きな活躍はできなかったが、2022年に復帰した上海上港では再びエースとして君臨している。
2024年05月05日 08:06
苦しんだ末の栄冠だ。
5月3日にカタールで行なわれたU-23アジアカップ決勝で、日本代表はウズベキスタン代表に1−0で勝利し、4大会ぶり2回目の優勝を飾った。
日本は後半アディショナルタイム、高井幸大がセンターサークルでボールを奪うと、藤田譲瑠チマ、荒木遼太郎とつなぎ、山田楓喜がペナルティエリアの外から左足のミドルシュートで先制点を奪う。
終了間際には、ビデオアシスタントレフェリーの介入で、関根大輝のハンドによるPKを献上。だが、このピンチを小久保玲央ブライアンのファインセーブでしのぎ、パリ五輪出場権獲得に続く快挙を成し遂げた。
米スポーツチャンネル『ESPN』は、この一戦を「約30年にわたってアジアサッカーのスタンダードとなってきた伝統的強豪の日本と、14得点無失点の5連勝で決勝に進んだ今大会好調のウズベキスタンの間には、確かに違いがあった」と評している。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
同メディアは「ウズベキスタン陣営は絶望していたが、彼らは胸を張ってカタールを去るべきだ」と、日本を苦しめたウズベキスタンを称賛。そのうえで、「2回目の優勝を祝ったのは、落ち着いて品格のある日本だった」と、日本の“格”をたたえている。
ESPNは日本の得点シーンを「トランジションのスピードからアシスト、そしてフィニッシュまで、ほぼすべてが日本らしさとされる品格を表していた」と評価。「間違いなくこの2週間はベストからほど遠かったが、それでも優勝する道を見つけた」と報じた。
「初の2回目の優勝を飾った日本は、一時的な調子とは別に永続的な格を示した」
日本はパリ五輪のグループDでパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 07:43
アーセナルは4日のプレミアリーグ第36節ボーンマス戦に3-0で勝利し、暫定ながら首位をキープした。
日本代表DF冨安健洋は左サイドバックとしてフル出場している。
『Football London』では「左SBとしてまたも非常にソリッドなプレーを見せた。残りシーズンにポジションを確保できるフィットネスがあるようだ」、『90min』でも「ソリッドで規律正しい。相手のビルドアップを壊した」として、それぞれ7点の評価を与えていた。
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残り2試合の首位アーセナルと残り3試合の2位マンチェスター・シティとの勝点差はわずか1ポイント。
シティはこの日のウルヴス戦に5-1で勝利しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「得失点差はありえないし、引き分けも許されない。アーセナルの戦い方は非常にいいし、安定している。3試合だ。2試合に勝って、自分たちの運命を自ら掴んで3試合目に到達したい」と話していた。
2024年05月05日 07:23
レアル・ソシエダは4日のラ・リーガ第34節ラス・パルマス戦に2-0で勝利した。
久保建英はベンチスタートになり、後半44分から出場。代わりに右サイドで先発起用されたスリナム代表シェラルド・ベッカーは2点目のゴールを決めるなど活躍した。
『AS』や『Marca』によれば、ソシエダのイマノル監督は久保とベッカーの起用についてこう説明していたそう。
「その理由は目にしたはずだ。今日は、ダメージを与えられるのは誰か、相手を安心させないプレッシャーを与えられるのは誰かがを明確に考えていた。ただ、彼がこれまでよりも輝いていたのなら、周りもよかったからだ。
すでに言ってきたことだが、全員が好調だ。先発を保証された選手はひとりもいない。技術的判断だった」
久保は2月以降得点から遠ざかっており、コンディションではなく技術的判断で控えになったようだ。
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ソシエダは残り4試合でシーズンを終えるが、13日の次節はバルセロナとの対戦になる。
2024年05月05日 07:19
現地時間5月4日に開催されたセリエAの第35節で、鎌田大地が所属するラツィオはモンツァと対戦。
2024年05月05日 07:05
セルティックの古橋亨梧が、日本人対決にもなった4日のハーツ戦で2ゴールの活躍を見せた。
前半4分、旗手怜央のパスを頭で押し込み先制点を奪取。前半21分にはマット・オライリーのロングフィードをダイレクトで叩き込んだ(動画32秒から)。
どちらもワンタッチで決める古橋らしいゴール。試合はセルティックが3-1で勝利している。
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は「1点目はとても生き生きとしていた。素晴らしいヘッドで決めた。2点目は信じられないフィニッシュ。オライリーのパスも素晴らしかった。これが亨梧の強み、最終ラインでプレーする」と古橋を賞賛していた。
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なお、セルティックの前田大然と岩田智輝、ハーツの小田裕太郎と田川亨介も途中出場しており、日本人6人がこの試合に出場している。
2024年05月05日 06:45
モナコの南野拓実が4日のリーグアン第32節クレルモン戦で圧巻のゴールを決めた。
前半16分に決めた先制ゴールがこちら(動画45秒から)。
ゴールまでこぼれを拾うとトップコーナーに完璧なシュートを叩き込んでみせた。GKも動けない文句なしの一発だ。
南野の今季9得点目などでモナコが最下位相手に4-1の勝利を飾っている。
クラブ公式によれば、南野は「ボールが足元に来て、周りにスペースがあったから時間をかけた。そして、ボールをコントロールし、シュートはトップコーナーに決まった。本当に嬉しい。素晴らしいゴールだった」と試合後に話していたそう。
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『Maxifoot』でも「左サイドで並外れた試合をした。20メートルからシュートを叩き込み、最高のスタートを切った。アシストを含めて他の3点にも絡んだ」として8.5点の高評価を与えていた。
なお、2位モナコは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を確定させている。
2024年05月05日 06:32
ここにきてリバプール退団の可能性が取り沙汰されているのが遠藤航だ。
だが、イングランドではほぼ無名の存在だったにもかかわらず、シーズン途中からアンカーのポジションを掴み、プレミアリーグ屈指の名門で奮闘をしてきた事実に疑いはなく、高く評価する声も少なくない。
このほど、フットボール・リーグ2(イングランド4部)からフットボール・リーグ1(同3部)へ昇格したレクサムのエグゼクティブ・ディレクターを務めるハンフリー・カー氏もそのひとりだ。現地メディア『SPORTbible』で、「クラブにとっての夢の契約選手は誰か」と尋ねられると、こう回答している。
「私のお気に入りの選手の一人で、レクサムのユニホームを着てプレーする姿を見たいのは誰か? 今のところ、エンドウに本当にハマってるんだ。リバプールがカイセドとラビアを取り逃がし、すべてが絶望的で憂鬱な惨事となった夏の怒りを完璧に体現しているような選手だ」
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カー氏は「彼らは遠藤と契約したんだけど、『えー、この男は誰だ?』って感じだった。彼のことは聞いたことがなかった。彼はわずか1600万ポンドで、なんてプレーをしているんだ? 今シーズン最高の補強選手の一人となった」と続けている。
「そこには、華やかさ、見栄え、そして高額な値札という点で、我々全員にとって良い教訓があると思う。リバプールはセントラルMFに1億ポンドも使わずに何をした? 1億ドルを費やす必要はない、お金を賢く使う必要がある、最高の選手を見つけて特定する必要がある、といった感じだ」
そして、「エンドウを知らないが、素晴らしいキャラクターを持っているのは分かる。彼は素晴らしい仕事の倫理を持っていて、やり取りや光景、他の選手たちを見ても分かるように、明らかに全員が彼のことを本当に気に入っており、彼はそこで信じられないほどの仕事をしてきた」と絶賛。こう締め括っている。
「そう、お金が問題ではなく、選手が北ウェールズに移動するのを特に気にしないのであれば(獲得したい)ね。私は彼の大ファンなんだ」
日本代表のキャプテンにぞっこん惚れているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:30
セルティックに所属している古橋亨梧が、4日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第35節ハーツ戦で2ゴールを決めた。
2024年05月05日 06:30
日本人選手もプレーするイングランド2部リーグのレギュラーシーズン最終節が4日に一斉開催された。
三好康児が所属するバーミンガムは22位、中山雄太が所属するハダーズフィールドは23位で3部降格が決まってしまった(最下位24位はロザラム)。
バーミンガムは最終節に勝利したものの、残留圏まで勝点1届かず…。1995年以来、ほぼ30年ぶりの3部降格となった。
今季のバーミンガムはウェイン・ルーニーを監督に招聘したが、15試合で2勝4分9敗と大失速したため、80日ほどで解任。結局、残留は果たせなかった。
「凄い選手がいたのに降格の悲劇を味わった10のチーム」
『Birmingham Mail』によれば、「(会長)トム・ワグナーの考えが知りたい。選手とオーナーは謝罪声明を出すべき。完全な恥辱」というファンからの声もあるという。
2024年05月05日 06:15
欧州主要リーグは佳境を迎えており、ラ・リーガではレアル・マドリーが優勝を決めた。
レアルは守護神ティボー・クルトワが復帰した4日の第34節カディス戦に3-0で勝利。一方、2位だったバルセロナは3位ジローナに2-4で敗れた。
この結果、ジローナがバルサを抜いて2位に浮上したが、首位レアルとの勝点差は13ポイントあるため、4試合を残して優勝が決定した。
バルサは「レアル・マドリーのリーガ優勝を祝福する」とのメッセージをSNSに投稿している。
レアル・マドリー対バルセロナ、「最悪の合体ワーストイレブン」
ジローナはこれで来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場が確定。彼らは第16節でもバルサを4-2で撃破している。Optaによれば、1シーズンで2度バルサから4点を奪ったのは史上6チーム目だそう。
2024年05月05日 06:02
現地5月4日に開催されたリーグ・アンの第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦。4−1で圧勝を飾った。
このゴ―ルラッシュの口火を切ったのが南野だった。
16分、ペナルティエリアの外でボールを収めると、右足を一振り。見事なコントロールショットをゴール右上に突き刺してみせた。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
日本代表アタッカーの今シーズンの9点目となるゴラッソに、ファンからは次のような声が上がった。
「うますぎ」
「落ち着き凄い」
「神コース」
「落ち着いて打った!素晴らしい、スーパーゴールです。綺麗なシュートです」
「時間止まったぐらい綺麗なコントロールシュートやった」
「これぞモナ王」
「やばすぎる」
「スーパーゴール」
このゴール後も、1アシストを含む全4得点に絡んだ南野。文字通り圧巻のパフォーマンスだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 06:00
サンフレッチェ広島の満田誠にインタビューする前、練習後の囲み取材で同期の大迫敬介に「満田選手の小ネタはないですか」と訊くと、次の答が返ってきた。
2024年05月05日 05:55
5月4日に開催されたラ・リーガの第34節で、首位のレアル・マドリーはホームでカディスと対戦。3−0で快勝を収めた。 この後に行なわれた試合で、2位のバルセロナが3位のジローナに2−4で敗北。この結果により、勝点87(27勝6分け1敗)を積み上げ、残り4試合で、2位浮上のジローナに13ポイント差をつけたマドリーが、2シーズンぶり36回目の優勝を決めた。 昨季王者の宿敵バルサに勝点13差をつけての独走優勝に、ファンからは次のような声が上がっている。【動画】優勝決定に歓喜するマドリーの選手たち
「開幕どうなるかと思ったけど、一致団結しての優勝さすが」「優勝おめでとう!あとはCL!」「マドリー優勝で最高のGWになったわ」「今季のマドリーはスーパー過ぎた笑。強すぎ。確かに落ちたシーズンはあったけど、全部忘れるくらい強かったわ」「怪我人出るなか独走優勝は素晴らしい」「本当にすごいクラブ」「マドリー優勝よりバルサ負けの方が衝撃的なんだけど」「マドリーのMVPはベリンガムと見せかけてルニンやろ」「CLも優勝して文句なしのシーズンにしよう!」 2冠を目ざすマドリーは現地8日、バイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に挑む。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:43
久保建英が所属するレアル・ソシエダは、5月4日に開催されたラ・リーガの第34節でラス・パルマスとホームで対戦。33分にオウンゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにもシェラルド・ベッカーが強烈なシュートを突き刺し、2−0で快勝を飾った。 この一戦で、スタメンが予想された久保はベッカーにその座を譲ってベンチスタート。最後の交代カードで89分にピッチに立つに留まった。 試合後、ベッカーやアンドレ・シウバをサプライズ起用した理由について質問を受けたソシエダのアルグアシル監督は、次のように回答した。スペイン紙『Mundo Deportivo』が伝えている。【動画】たった5分で久保が魅せる!ラス・パルマス戦で絶妙トラップ
「私は決断するためにここにいる。正しい時もあれば、そうでない時もある。今日は誰がダメージを与えられるか、誰が大きなプレッシャーをかけることになるかは明らかだった。誰もレギュラーを保証されていない。いい練習した者には最後にご褒美がある」 スペイン人指揮官は「全員が絶好調だが、時間を与えられながら、それを活用できなかった選手は次の選手に移る。今日の決定は純粋に技術的なものだ」と続けている。 コンディションなどの問題ではなく、あくまで戦術的な理由だと強調した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 05:30
5月4日に開催されたプレミアリーグ第36節で、1試合消化が少ないマンチェスター・シティと勝点1差で首位に立つアーセナルは、10位のボーンマスとホームで対戦。3−0で快勝し、4連勝を果たした。
確実に序列を高めている冨安健洋はこの日も左SBで先発し、前節のトッテナム戦(3−2)に続いてフル出場。前への推進力を見せ、攻守で存在感を放った。
そんな日本代表DFに対し、現地メディアは採点記事で揃って高水準の7点を付与。それぞれ次のように綴っている。
『90min』
「日本代表が疲れ知らずのプレー。左サイドを縦横無尽に駆け回った」
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
『Evening Standard』
「3試合連続の先発出場。彼はシーズン終了までポジションをキープするはず。信頼できる堅実な選手だ」
『football.london』
「トミヤスが左サイドバックでまたしても実に堅実なプレーを見せた。フィットネスは良く、このポジションは残りのシーズン、彼のものだろう」
残るはマンチェスター・ユナイテッド、エバートンとの2試合。上り調子の冨安はさらなる活躍を見せ、リーグ制覇に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部