2024年04月26日 09:33
○ カブス 3−1 アストロズ ● <現地時間4月25日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが逆転勝利でアストロズをスイープ。2年目の有望株ピート・クロー・アームストロング外野手(22)が決勝2ランを放った。 1点先制を許したカブスは初回、無死満塁の絶好機を作るも、4番マイケル・ブッシュ、5番ダンズビー・スワンソンが連続三振。さらに6番ニック・マドリガルが中直に倒れ、チャンスを逃すと、以降も得点を挙げることが出来ず、5回を終えた。 しかし6回裏、同点に追いつき、なおも一死一塁という状況で8番クロー・アームストロングが右翼スタンドへMLB初安打となる決勝2ラン。デビューイヤーの昨季を14打数無安打で終わっていた有望株の“7か月越し”のキャリア初安打がチームに勝利をもたらした。 カブスは現在、鈴木誠也とコディ・ベリンジャーという主力打者2人が負傷者リストに入っている状況。クロー・アームストロングはベリンジャーと入れ替わりで昇格し、この試合が今季初のスタメン出場。起用に応える大仕事を果たした。 カブスは3連勝で地区首位ブリュワーズまで0.5ゲーム差。次カードは敵地で吉田正尚擁するレッドソックスとの日本人対決となり、日本時間4月27日の初戦には今永昇太が先発登板する。
2024年05月05日 18:37
● オリックス 3 − 6 日本ハム ○
<9回戦・京セラD大阪>
日本ハムは1点を追う8回に一挙4得点。このカードを2勝1敗で勝ち越し、貯金は今季最多タイの「5」となった。
1点を追う8回、オリックス3番手・宇田川を攻め一死二、三塁の好機を作ると、代打・石井の二ゴロが宜保の本塁悪送球を誘い同点。なおも一死一、三塁で7番・松本剛がセーフティスクイズを決め逆転に成功した。さらに二死一、二塁で9番・水野が、右中間を破る2点適時三塁打を放ち6−3。敵失に小技を絡めながら一気に4点を奪った。
先発の伊藤は2回表に2点の援護を受けるも、その裏に制球を乱し一挙3失点。その後は粘り強くゼロを重ね7回途中8安打3失点で降板した。3点リードに変わった8回以降は河野と田中正が1イニングずつ無失点。田中正は今季7セーブ目(1勝)をマークし、7回裏に二死三塁で好リリーフを見せた2番手・杉浦が今季初白星を手にした。
敵地での接戦を制し、首位・ソフトバンクとの2.5ゲーム差をキープ。6日からはそのソフトバンクとの首位攻防3連戦(みずほPayPay)に臨む。
2024年05月05日 18:26
チャリティイベントに参加したテイラー夫妻
ドジャースの選手たちは2日(日本時間3日)、ドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。クリス・テイラー外野手は、ドレス姿の妻のマリーさんと登場。「美しいカップルだ!」「モデルさんみたい」と2ショットが好評だ。
イベントには、大谷翔平投手は妻・真美子さんと登場するなど、夫妻やカップルで出席する選手がほとんど。妻のマリーさんはハワイ出身で、テイラーが2021年末にプロポーズ。2023年12月には息子の誕生を報告していた。
今回はテイラーはシックなブラックのスーツ。マリーさんはエメラルドグリーンの鮮やかなドレスで登場した。マリーさんはインスタグラムで夫妻の2ショットを公開。ファンからは「素敵だ」「奥さん美人すぎんか!」「本当にゴージャス」といったコメントが寄せられたいた。
テイラー夫妻は、小児がん患者を支援する慈善団体を立ち上げており、2月にはドジャースの選手らと寒い海に飛び込むチャリティイベントを行っていた。(Full-Count編集部)
2024年05月05日 18:11
「ウエスタン、阪神7−4くふうハヤテ」(5日、甲子園球場)
阪神は先発の西純が7回4安打無失点9奪三振と圧巻の投球を見せた。打線は二回に爆発。相手の四球も絡んで打者一巡し、6安打一挙7得点とした。
八回には育成新外国人のベタンセスが甲子園“デビュー”し、3安打2四死球2失点と悔しさが残る結果でマウンドを降りた。九回に登板した湯浅は3日・くふうハヤテ戦(甲子園)に続く快投で1回無安打無失点1奪三振だった。
甲子園での3連戦を通して和田2軍監督は「昨日も言ったけど、もう一回ここで野球をやるんだっていう気持ちを持って明日以降もしっかりやろう」と選手らに伝えた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
−西純は球が走っていた。
「うんうん、今日は立ち上がりから純也らしいというか。強い球がいってたよね。で、向こうがちょっと早打ちというかファーストストライクからどんどん打ってきたということもあって非常に球数も少ない中で、七回までそんなにピンチもなく、純也らしい投球ができたね」
−追い込んでからしっかり三振も奪える。
「今日はフォークも落ちてたし、スライダーもコントロールできてた中で基本の真っすぐっていうところが力強さが出てたんで、よかったんじゃないかな」
−だいぶバッターと勝負できるようになってきた。
「いやいやいや、ずっと悪いことはなかったけど、悪いことないで止まっとったら1軍が見えてこないんでね。もうほんとに状態良くして、順番を待つぐらいの気持ちじゃないといけないんで。今日ぐらいの投球を続けていかないといけないよね」
−二回に集中して攻め立てられた。
「まあね、そういう集中力が出た二回だったけど、その後だよね。チャンスらしいチャンスもね、作れなかったんで、そこがね。次の1点というところ。取れなくても、やっぱり得点圏に走者を進めてチャンスを作るっていうね。それがないとこういう苦しい試合にね、勝っても苦しくなるんでね。そこら辺は、これはもう1軍もファームもないんでね。やっぱ試合の流れっていうものがあるんで。そこはちょっと、今日できなかったかな」
−野口は復帰後初打点。昨日から守備に。
「野口の持ち味はバッティングなんで。ちょっと休んでたっていうかね。ゲームから離れてた期間があったんで、やっぱり実践ね、どれだけ打席に立ってっていうところで昨日初めて守備にも就いて、もうこれで何の制約もなくプレーできるんでね。今は、今日もヒットは出たけど、まだ野口のバッティング、スイングからしたらまだまだ物足りないというか。もっともっとできる選手だと思うんでね。ただ、その中でバッティングだけの選手には絶対なってほしくないんで守備、走塁というところもね。しっかり勉強っていうか実践しながら3拍子に近づけるぐらいの選手になってほしいね」
−七回から百崎が初守備。
「うん、そうだね。百崎の方ももうほんとに徐々にっていうか、120%じゃないかもしれないけど、それに近いところまでは来てるんで。まあまあいろんな条件が重なってのポジションだったけどね、今日はね。守れるようになると、打席数も増えてくると思うんで。もうこれからじゃないかな。明日からの遠征は置いていくけど、帰った辺りにはね。打って、守って、走ってっていうところがね。そこに近づいてくると思うんでね。3日間、しっかり守備をやって、スローイングは修正して、打ち込んでっていうね、有意義に使ってほしいな」
−甲子園3日間が終了。選手に何か伝えた。
「ここでね、甲子園球場で試合ができて気持ちも入ってたと思うし、これだけのファンの皆さんの前でプレーできるっていうね、その喜びも味わったと思うし。ちょっと昨日も言ったけど、もう一回ここで野球をやるんだっていう気持ちを持って明日以降もしっかりやろうと。そういう話はしたけどね」
−最後に湯浅が登板したのもその意味を込めて。
「うん、そういうシチュエーションっていうか、展開になったっていうのはあるんだけどね。一昨日も投げてるけど、甲子園のマウンドっていうところでね、やっぱり気持ちも違うと思うし。もう今、徐々にではあるけど投げるたびに球も良くなって、変化球のキレも出てきてるんでね。もう一息じゃないかな」
2024年05月05日 18:00
「広島0−5DeNA」(5日、マツダスタジアム)
広島の羽月隆太郎内野手が今季初スタメン出場を果たした。
2024年05月05日 17:55
「巨人2−4阪神」(5日、東京ドーム)
阪神は打線の組み替えが的中し、2位・巨人に1ゲーム差に迫られていた中、接戦を制した。岡田監督の一問一答は以下。
−前回苦しんだ高橋相手に打線を組み換え(3番・佐藤輝、5番・前川を起用)、左打者が結果を出した。
「もうね、前のね、左で点を取ろうかなと思って。まあ、高橋用っていうか、ね。前回も梅野の一本かな。1安打だったんで。まあね、ちょっとつながりもなかったけど、左打線にかけましたけど。きょうはね」
−近本の2ランのあとの佐藤輝のタイムリーも大きかった
「ここだから、一点でもね、多いほうがいいんだけど。中野のときも、うまく2塁までいったんでね。佐藤もね、1打席目も、2打席目も反対方向打ってたし、あの1点も大きかったですね」
−佐藤輝は久々のタイムリー
「普通に打てばね、ヒットは出ると思うんだけど。これはね、きょうなんか、けっこうボールも選んでたしね」
−追加点がないなか、前川のタイムリーも大きかった
「あぁ、引っ張れと思ってたんだけどね。追い込まれたからね、難しいボールだったけど。ほんと、食らいついていくというかね。そういう姿勢がああいうヒットになったんじゃないかな。やっぱりね」
−結果的に成功しなかったが3バントも。
「いやあ、もう代打も行くつもりだったんで、だからこの3連戦なかなかバントが一発で決まらない場面が多かったんですけどね。あそこも一、二塁で難しいんだけど、本当は一発で1球で決めてほしかったですね」
−打線のつながりの手応えは。
「まだそんなつながってないでしょ。まあだからこれも波があるんで、何とかね、みんながヒットでて、うまく点を取るとかね、甲子園帰っても、そんなにホームランとかそんなにあまり打てないんで、もう一度本拠地に帰ってから、一回やってみたいですね。そういう形でね、つながりという意味で」
−守備でもリードをよく守った。
「ああそうですねえ。まあでもピッチャーも才木はちょっと球数多かったですけどね。ボールももったいないボールもあったけど、きのうのきょうなんで、きょうは何とか勝たないといけないと思ってたんで、早めの継投になったですけど」
−甲子園に向けて
「いやいや、自分たちの野球するだけで、負けてるとどうしてもね、点取るのも硬くなるみたいだけど、今日ね、一つね、白星なったんで、明日からはまたゆっくり本拠地でできると思いますね」
【ペン囲み】
−前回も苦しんだ高橋だったが
「いやいや、なかなかやっぱりな、特殊なピッチャー言うたらおかしいけど、右はしんどいかなと思ったからな、だから上位に左集めて、そこで点取ろうかな思って」
−木浪も含めて左が打った
「そうそうそう、まあ左しかヒット出えへんやん」
−特殊な投げ方には左
「そらもう左や。右は全然タイミングおうてへんやん、最初、大山にしても森下にしろ。打てそうな感じじゃない」
−佐藤輝3番、前川5番は前回の対戦も踏まえて
「いやいや全然、前回どっちも打ってないから。いやいやまあ、いろいろなあ、試してみて。まあ、それが機能したからいいやんか。そういうことやろ。おーん。そこで点な、2点入ったわけやから、そこでな。佐藤前川のところでな、追加点がな」
−リリーフも今日はある程度早めにと
「あそこもね、最低もう1回ね、次、岡本やし全然合ってないからな。でもまあやっぱり打順回ってきて、スコアリングポジションいったらやっぱり1点取りに行く姿勢を見せんとな。まだまだそら、ここで1点差で1点守り切るのはなかなかそら無理よ。やっぱりこっちがピッチャー変えても1点ずつでも捕っていく姿勢を見せないとな」
−終盤2点差にしたのは大きい
「そら大きい、大きい。そらあ昨日の今日やから。ゲラにしても岩崎、桐敷にしろ、2点になると全然違うわな、やっぱりな」
−リリーフ陣も四球出さずしっかり
「そらあおまえ、昨日の今日でフォアボール出したらあかんやろ。そんなん一番分かっているやん、リリーフ陣が」
−近本は今日に限らずいいところで長打が。調子はどう見ている
「そんな良くないんちゃう、調子は。はっきり言うて。でも接戦になるとな、どうしても左ピッチャー当てられることが多いからな、やっぱりな。あそこ並ぶからな。そらもうしょうがないけど」
−(五回、無死一、三塁で門脇が)セーフティースクイズで一点を返しにくるなど巨人の戦いは
「いや別にまあ、ゲッツー嫌やったんやろ。そういうことやろうな。まあ本当なら、あそこ1点で抑えとったら良かったけど、また次長野に不用意に1球目いったからなあ。まあ、ああなったら1点はもうしょうがないよ。だけどカウント悪くするからなあ、2ストライクから2ー2とか、エンドランとかそういう場面になるから。それで本人も球数多なる、相手のカウントも良くなる。そうやろ。才木にも言うたんやけどな、カウントを整えてもうたらアカンわ、逆に。2ストライクから2ー2までいくやろ。先に勝負してもうたらええやんな、そしたら向こうは何もできへんやん。自分の球数も増える一方やわな。で、向こうもエンドランとか色んなことできるカウントになってしまうから、その辺やろな」
−佐藤輝が珍しくセーフティーを狙った
「勝手にやったんや。出すか、そんなん」
2024年05月05日 17:51
タティスJr.への執拗な内角攻めが物議
■パドレス 7ー1 Dバックス(日本時間4日・フェニックス)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手への“攻め”に、指揮官はお怒りのようだ。3日(日本時間4日)のダイヤモンドバックス戦では、顔付近へのボールを登板したばかりの投手に投げられ、マイク・シルト監督は「もういい加減にしてくれ」と話した。
同戦の9回、元ヤクルトの助っ人スコット・マクガフ投手がマウンドに上がると、タティスJr.に対していきなり内角高めへ。4球目のインハイへの94マイル(約151キロ)の直球は顔付近に投じられ、打席内で転倒してヘルメットが脱げた。その場では一息ついて落ち着いていたが、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、タティスJr.がイラついていたと伝えている。
試合後、シルト監督は「タティスに対する内角高めの球があまりにも多すぎる。本当にもう十分だ」と不満をあらわにした。「内角に投げたいならそれは問題ない。ただ私としては、内角高めに投げることで何を成し遂げようとしているのかがわからない。人をイラつかせているだけだ。(内角高めへの危険な投球が)頻繁に起きすぎている。これ以上は我慢できることではない」と話した。
球界を代表するスーパースターとして人気を集めるタティスは、薬物問題を経て、今季が復帰2年目。同戦では4回に先制7号2ランを放っていた。(Full-Count編集部)
2024年05月05日 17:49
「広島0−5DeNA」(5日、マツダスタジアム)
広島が今季6度目の完封負け。新井貴浩監督は左打者8人を並べたスタメンについて、「左ありきではない。ウチは左バッターに良いバッターが多いから、そういう兼ね合い」と強調した。
本拠地を満員に埋めたファンに白星を届けられず、「悔しい」と渋い顔を見せた。以下、新井監督の主な一問一答。
◇
−初回の2死満塁を生かせず
「うん、うん。まあまあ。そこは今日出ている若いタムかな。うん。それをまた糧にして成長していってほしい」
−大貫は球種が多彩。的を絞りきれず
「コントロールもよかったね。うん。低めにコントロールされていたし、いいピッチングをされましたね」
−左打者8人をスタメンに並べて試合に臨んだ
「左ありきではない。被打率的にもそんなに変わらないし、左でいくぞっていう感じで左バッターを並べてるわけじゃないからね。ウチは左バッターに良いバッターが多いから。休養させる選手、ピッチャーは今日は誰がマスクをかぶるのか、そういう兼ね合いで結果的に左になっているというだけ」
−九里は粘りながらも6回4失点
「そうよね。前回も前々回もいいピッチングで。いいピッチングをしてくれているんで、なかなか勝ちを付けてあげられないっていうのはこっちもすごく思っているし、また次の登板に向けて備えてほしいなと思います。うん」
−こどもの日に勝利を届けられず
「今日も満員のお客さんに来ていただいたんだけど、点を取って盛り上げさせてあげられなかったのは悔しいですね」
2024年05月05日 17:41
● 巨人 2 − 4 阪神 ○
<9回戦・東京ドーム>
巨人は首位・阪神に競り負け連勝は「2」でストップ。
2024年05月05日 17:37
「巨人2−4阪神」(5日、東京ドーム)
打線を組み替えた阪神が接戦を制し、今季初の3連敗を阻止した。巨人、オリックスで活躍した谷佳知氏がデイリースポーツの解説を務め、3−2で迎えた八回無死二塁でリードを広げる貴重な左前適時打を放った前川について、「追い込まれた後、低めのフォークをうまく拾った。前川のしぶとさ、対応力の高さが出た」と称賛した。
巨人先発の高橋礼対策として、「5番・左翼」でスタメン出場した前川。第3打席まで無安打だったが、八回、先頭の大山が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁した無死二塁の場面で、第4打席が巡った。
「1点差で終盤の八回、無死二塁。バントも考えられる場面ではあったが、阪神ベンチは前川の打撃に託した」と谷氏。4番手の京本に対し、初球のフォークを見送り、2球目のフォークをファウル。2球で簡単に追い込まれた。
「追い込まれてしまったし、バッターとしてはなんとか一、二塁間に引っ張ってゴロを打ち、最低でも走者を三塁に進めることを考える。前川も当然、それは頭にあったと思う」と指摘しつつ、「5球目の外角低めのフォークに食らい付いて、左前に運んだ。無理に引っ張ってゴロを打つのではなく、反応で逆方向に打った。前川のしぶとさ、対応力の高さが出た打席だった」とたたえた。
「ベンチも『最低でも進塁打』、と考えていたであろう場面で、最高の適時打。試合展開から見ても、大きな、価値ある追加点だった」と谷氏。20歳の若武者が持ち前の粘り強い打撃で、連敗ストップに貢献した。
2024年05月05日 17:37
3人のMVPら、強打者揃うドジャース
■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦に11-2で勝利してカード勝ち越しを決めた。大谷翔平投手が8号ソロを放つなど、16安打を放って大勝。チームには20打点以上をマークする打者がすでに6人もおり、これはMLB30球団の中で唯一だ。
この日、特筆すべき活躍を見せたのはマックス・マンシー内野手で、1試合3本塁打をマーク。今季の打点を22とした。ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」は、「ドジャースには打点が少なくとも20に達している選手が6人いる。そこまで多く記録しているメジャーで唯一のチームだ」と紹介した。
マンシーに加え、大谷、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手のMVPトリオ、4番のウィル・スミス捕手や、他チームであれば4番でもおかしくないテオスカー・ヘルナンデス外野手らがすでにシーズン20打点以上をマークしている。
強打者が打線にズラリと並ぶ超強力打線で、地区首位を快走中。チーム単位の成績として、打率.275、出塁率.357、長打率.450、OPS.807、打点186は堂々の両リーグトップで、このまま進めば記録的な1年となりそうだ。(Full-Count編集部)
2024年05月05日 17:35
「オリックス3−6日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)
日本ハムが終盤に逆転。このカードを勝ち越した。6カード連続で負け越しがなく、貯金は新庄政権最多タイの5に戻した。新庄監督は取材対応せず「この流れであしたも行きまーす」と話して足早に移動の車に乗り込んだ。
球団幹部は6日からのソフトバンク(ペイペイ)との首位攻防3連戦で、野村、今川を昇格させることを示唆。清宮、奈良間が2軍降格する。
清宮は打率・083、奈良間も5試合連続無安打と不振。野村は2軍で打率・388、3本塁打と好調をキープ。今川も3日の2軍楽天戦(鎌ケ谷)で逆転サヨナラ満塁弾を放つなど、打率・333、3本塁打の成績を残している。
2024年05月05日 17:29
「巨人2−4阪神」(5日、東京ドーム)
阪神は打線の組み替えが的中し、2位・巨人に1ゲーム差に迫られていた中、接戦を制した。
2024年05月05日 17:13
● 巨人 2 − 4 阪神 ○
<9回戦・東京ドーム>
接戦を制した阪神は連敗を「2」でストップ。2位・巨人に再び2ゲーム差をつけ首位をキープした。
巨人先発の右下手投げ・高橋礼に対し、1番・近本、2番・中野、3番・佐藤輝、5番・前川と上位に左打者を並べた。すると3回、8番・木浪の左前打などで一死二塁の好機を作り、近本が4号2ランを右翼席へ運び先制。さらに中野の中前打などで再び一死二塁とし、続く佐藤輝の左前適時打で3点目を奪った。高橋礼から6安打を放ったのはすべて左打者。巨人に新加入したサブマリンに移籍後初黒星をつけた。
先発の才木は、バックの好守にも助けられ4回まで無失点。3点リードの5回に4安打を集中され2点を失ったが、同点打は許さず5回7安打2失点でマウンドを降りた。
救援陣は6回から、岡留、桐敷、ゲラ、岩崎が1イニングずつ無失点。逃げ切り勝利で連敗を止め、才木は自身3連勝(1敗)、岩崎は5セーブ目(1勝)をマークした。
2024年05月05日 17:02
「楽天1−4ロッテ」(5日、楽天モバイルパーク)
楽天は打線に元気がなく連敗で5位転落となった。今江敏晃監督は「いい投球をされましたし、力がないチームとして、もう少し攻め方を考えていかないといけないと勉強になりました。この後に生かしていきたい」と語った。
一気にたたみかけたい場面で、一本が出なかった。2点を追う三回、石原のソロで1点を返すと、なおも1死三塁のチャンスを迎えた。しかし、小深田が左邪飛に倒れるなど、1点止まり。結局その後は、得点を奪うことができず、リードを広げられた。指揮官は「たらればになるけど、あそこで(仕かけを)やっておけばよかったなとか、普通に打って勝てるメンバーが今のところ厳しいので、何とか取れるときに取っておかないと、こうなるなと感じました」と三回の攻撃が分岐点だったと振り返った。
2024年05月05日 16:59
ガーディアンズのクワンが打率.353、3本塁打、OPS.903でリーグ首位打者
ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手が、ア・リーグの打率トップを走っている。32試合に出場して打率.353、3本塁打、出塁率.407、OPS.903の好成績。日系の母を持ち、昨年3月に行われたWBCには野球日本代表「侍ジャパン」としての出場を熱望していた26歳が、さらなる進化のときを迎えている。
2018年ドラフト5巡目(全体163位)で入団すると、2022年に鮮烈なメジャー1年目を飾った。卓越したバットコントロールで、デビューから116球連続で空振りなし。1901年以降の近代野球では最多となるデビュー4試合15出塁と驚異的な記録を作った。ゴールドグラブ賞を受賞し、新人王争いでも3位に入った。
昨季は158試合に出場して打率.268、5本塁打、21盗塁、OPS.710とやや苦しんだが、3年目の今季は打棒が止まらない。打率.353はリーグ2位のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)の.339を大きくリード。安打数でも、最多安打の常連として有名なホセ・アルトゥーベ(アストロズ)を上回る47で単独トップだ。
中国系の父と日系の母を持ち、母方の祖父母が第2次世界大戦後に山形からカリフォルニアに移住。米メディア「ニチベイ」によると、「MLBから出場資格がないと見なされた。何か解決策がないか期待しているのだけど、今のところチャンスはないみたい。かなりガッカリしてるよ」とWBCの出場資格を得られなかった無念を明かしていた。(Full-Count編集部)