2024年04月26日 22:03
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場) 首位の阪神は今季初の4失策が響き、2分けを挟んだ連勝が7でストップした。木浪の3失策、大山の1失策が全て失点につながった。先発・青柳は味方のミスに耐えきれず四回途中5失点で2敗目となった。岡田監督の一問一答は以下。 −青柳はブルペンの報告もよくなかった 「いやいや、きょうは聞いてない」 −制球に苦しんだ 「初回、スッといったからなあ」 −直球を捉えられていたが、球は走ってなかった 「走ってないんやろなあ。それは。まあ、やっぱアレや。左で、ちょこちょこ当ててくるようなな。いうたけど、あんなもう、インコース、ストレートいきすぎよ。はっきりいうて」 −守りも珍しく 「えぇ、ホンマ、出たら一気に出るなあ。あんななあ、武岡とかあの打球でゲッツー取れへんよ、はっきり言うて。そんなん慌てる必要ないねん、一つでええねん。そら相手の足とか考えたらなあ。慌てる必要あれへん、次ピッチャーやのに」 −木浪は精神的に追い込まれたのか。 「知らん、それは本人に聞いてくれよ。分かれへんやんか、それは」 −五回のバントが決まってたら違う流れになったか。 「だから、あんなんも高めのクソボールやろ。ランナースタートきれんて。自分だけのバントじゃないんやからなあ。それやったら完璧のバントせなあかんわ。ボール球するんやったら。バントいうたらストライクバントやからな。セカンドなんかやったらなあ、そらお前、だってあんな高いボールやったらやれへんと思うやんか、普通は。野手の感性から行くとなあ。見送ると思うよなあ。やっぱりスタート遅れるよな、そら。ストライクバントやバントはお前。スクイズちゃうんやからさ。なあ、バントエンドランでもないし、バントやから」 −糸原の代打 「いやはよ点欲しかったからなあ、もう1点、2点とって、3点差、2点差やったら全然分からへんから」 −漆原もビハインドの展開でしっかり抑えている 「いやいや、そら抑えてるよ、なあ」 −漆原の評価は上がっている 「評価上がるって、評価もくそも、1軍のブルペンにおるんやから。そら、ああいう使い方多いけどな。でも、そこでもやっぱり、あれやんか。追加点をやらんければいけるという、そういうあれやからさ。あの場面で投げるとしたらな。そら全員が全員2回から準備できへんのやから、そら順番があるやんか。8人もブルペン入ってるんやから」
2024年05月07日 23:06
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムが延長十二回サヨナラ負けで今季3度目の2連敗。貯金も4月28日以来の3に減った。新庄監督は「精いっぱい戦いました。ああいう結果になりましたけど、誰も責められないし、いい戦いでした」と総括した。
延長十二回は6番手として2年目の矢沢が登板。先頭の近藤に外角低めのボール気味の直球を左翼線に運ばれる技ありの二塁打とされた。代打野村勇に申告敬遠、続くリチャードにはバットをへし折りながら中前に落とされ無死満塁。最後は代打周東のサヨナラ左犠飛で、プロ初黒星を喫した。
矢沢は「ランナー出てからは、より丁寧にっていう感じでいったんですけど。うまくヒットを打たれましたし、しっかり犠牲フライもあそこまで飛ばされたので、もっと厳しいボール、いけたかなと思います」と反省の言葉を並べた。
新庄監督は「いい経験をしたと思いますよ」と話し、近藤の二塁打については「打った方がうまかったです」と言う。緊迫した場面での起用。経験させたかったかと問われ「もちろんもちろん、はい。いいピッチャーになると思うのでね」と期待を込めて送り出したことを明かした。
矢沢は「きょう連投になりましたけど、連投をやらせてもらえるってのはすごくありがたいことだと思ってますし、1軍に行って投げなきゃ意味ないと思うので」と言う。土壇場での登板。結果はついてこなかったが「ここで投げられたっていうことは、すごいありがたいことだと思うので、これを生かしていきたい」と苦い経験を成長の糧にする思いだ。
2024年05月07日 22:55
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は守備面でミスが絡んだ失点を喫し、攻撃面では終盤の好機を生かせずに敗れた。その中で、元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏が、7回5安打2失点自責0で敗れた村上投手について「もし僕が村上投手であれば、悔しいのは床田投手に打たれた場面かな」と振り返った。
それは1点ビハインドの五回のこと。1死から中野の失策で堂林に出塁され、1死を挟んで2死一塁で投手の床田を迎えた場面だ。力強い直球を交え、厳しく内角も攻めながらも6球粘られて、7球目の緩いカーブを右前に運ばれて一、二塁とされると、続く秋山に適時打を許した。
「配球としては、カーブという選択もあったので、そこを責めるのは結果論になるかなと。もちろん、強いボールで押し切っても良かったかもしれないですが、それを打たれた可能性もあるので。そこまで粘られていたので、球種を変えてという考えは間違ってなかったと思います。だから自分が村上投手であれば、カーブを打たれたということではなく、投手に打たれた結果、そしてそれが失点につながった結果が悔しいかなと思いますね」
試合としては、初回にも中野の失策が絡んで失点していた。「もちろん、エラーが出た後だから抑えたいというのも、投手心理としてはあったと思いますが」。失策のあとのピンチは初回に続いて、五回が2度目。そういった意味でも、防ぎたかった状況であり、その上で、そこで投手につながれたことへの悔しさがあるというのが、井川氏の考えだ。
「ただ、負けはしましたが村上投手のボール自体は良かったと思います。ボールの走りも良くて、コントロールも良かった。切り替えて次の登板に向かっていけばいいと思います」と次の登板に期待を寄せた。
2024年05月07日 22:53
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
広島が首位・阪神に完勝。勝率5割復帰に王手をかけ、敵地・甲子園では3連勝となった。
昨季からCSを含め5連敗中、今季2戦2敗の天敵・村上攻略へ攻撃陣が奮起した。初回は先頭・秋山の二塁打を皮切りに、プロ入り初めて4番に入った小園の中犠飛で先制した。五回は2死一、二塁から秋山の適時打が飛び出し、貴重な追加点をもぎ取った。
投げては村上と今季3度目の投げ合いとなった先発・床田が7回1/3を無失点の力投で3勝目。昨季から村上との投げ合いでは3連敗中だったが、“4度目の正直”で投げ勝った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
−床田が流れを引き寄せた。
「素晴らしいピッチングだったと思います」
−球数は七回終了時で104球だった中、八回も続投。
「(八回、阪神の攻撃が)1番から始まるということで、球数がちょっといってたんだけど、1番から始まるっていうことで、行ってもらいました。でも、もし佐藤輝選手まで回るようなことがあったら、そこではもう変えようっていう風に決めてたんで」
−八回1死満塁で登板した島内が、見事な火消し。
「いや、本当ね、もうすごい場面で、すごいピッチングをしてくれたと思います。ナイスピッチングでした」
−打線は、秋山が突破口を切り開いた。
「ね、本当にアキらしいというか、貴重な追加点だったし、あのタイムリーもでしょ。追加点がほしいって思ってるとこでね、ほんとに貴重な、タイムリーを打ってくれた。初回の小園の犠牲フライもね、しっかりと捉えた当たりだったんで」
−小園を4番に配置したタイミングは。
「きょう4番にしようと思ったんじゃなしに、そういう(要素)も持ってたんで色々考えて、やっぱりこう、得点圏で強いっていうのもあるし。いろいろ打順の並び、座りを考えた時に、4番に入ってもらいました」
−今後も十分可能性はある。
「もちろん。それもいろいろ、こっちも考えながらやっていきたいなと思います」
2024年05月07日 22:47
広島・末包昇大外野手(27)が8日・阪神戦(甲子園)で今季初めて1軍昇格することが決まった。
2024年05月07日 22:46
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが延長十二回に無死満塁の絶好機を作り、代打・周東佑京外野手の左犠飛で今季4度目のサヨナラ勝ちを果たした。
周東はパ・リーグ2位の打率・315をマークするなど欠かせない戦力だが、6日の同戦から2試合連続でスタメンを外れていた。小久保監督は「事情があって、出したいところで出さずに我慢をしていた。(スタメン外について)ちょっと言えないところ」と詳細は伏せたが、「最後のいい場面で出せるもんだなと思って見ていました」と劇勝に目を細めた。
周東はコンディション不良だと思われるが、試合後には「打席に立てる状態だから立っている。(試合前の)練習もしているし」と話した。また、「ノーアウト満塁だった。三振はいい。本塁ゲッツーは最悪。外野フライを打とうと思っていました」とサヨナラの場面を振り返った。
ソフトバンクは3連勝。2位の日本ハムとのゲーム差を4・5に広げた。
2024年05月07日 22:45
ソフトバンク2―1日本ハム(パ・リーグ=7日)――ソフトバンクがサヨナラ勝ちで3連勝。
延長十二回、代打・周東が犠飛で、試合を決めた。ヘルナンデスは、来日初勝利。日本ハムは六回以降、無安打に終わった。
◇
ロッテ6―1西武(パ・リーグ=7日)――ロッテが4連勝。1点差とされた六回に、山口、藤岡らの適時打で突き放した。序盤の好機を逃した西武は、中村剛のソロだけに終わり、今季はロッテに6連敗。
2024年05月07日 22:23
巨人2−0中日(セ・リーグ=7日)――巨人が投手戦を制した。
七回、門脇の適時打で均衡を破り、押し出し四球で1点を追加した。山崎伊は、今季初完封。中日は、中盤の好機を逃したのが痛かった。
◇
広島2−0阪神(セ・リーグ=7日)――広島が競り勝った。小園の犠飛で先制し、五回は秋山の適時打で加点。床田が八回途中まで好投し、救援陣も踏ん張った。阪神は、終盤の好機を生かせなかった。
2024年05月07日 22:20
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムは十二回、痛恨のサヨナラ負け。
2024年05月07日 22:05
「ロッテ6−1西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
西武が完敗で3連敗。今季ロッテ戦は6戦全敗となった。
初回1死一、二塁で中村剛が三ゴロ併殺に倒れ、三回1死二、三塁でも外崎が三ゴロ、中村剛が遊ゴロに打ち取られた。逆に五回に2点を先制されると、六回に中村剛のソロで1点を返した直後に4点を追加された。
この3連敗はすべて相手に先制点を許す形。松井監督は「選手もなんとかしたいという思いはもちろんある。力も入っているでしょうし。かといって(力を抜いて)楽にというのも難しい。そういう中でいかに先制点を取れるか。こちらのサポートも含めてやっていく」と話した。
2024年05月07日 21:50
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムは十二回、痛恨のサヨナラ負け。首位攻防で2連敗となり、ソフトバンクとのゲーム差は4・5に広がった。
先発の山崎が7回5安打1失点の好投。四回に山川に同点ソロを被弾したが、粘り強く最少失点に抑えた。
だが、打線が援護できず。ソフトバンク・有原を攻略できず、十二回に矢沢が無死満塁から代打・周東の犠飛で決勝点を献上した。
タイミングは完全にセーフだったが、新庄監督はわずかな望みにかけてリクエスト。判定は変わらず試合終了となった。
場内が暗転し、ソフトバンク選手、ファンが歓喜にわく中、日本ハム内野陣はイチかバチか、三走のスタートを巡りアピールプレーを敢行しようとしたが認められず。すでに引き上げていた審判が戻って新庄監督に説明すると、納得した様子で引き下がった。
2024年05月07日 21:49
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが十二回、代打・周東の犠飛で劇的サヨナラ勝ち。2位・日本ハムに連勝し、ゲーム差を4・5に広げた。
打線は四回、山川が2戦連発の同点9号ソロ。先発の有原は8回を投げ、5安打1失点の好投。九回以降はオスナらリリーフ陣が無失点に抑え、3連勝を呼び込んだ。
2024年05月07日 21:45
○ ロッテ 6 − 1 西武 ●
<6回戦・ZOZOマリンスタジアム>
ロッテのダイクストラが7日、西武戦に先発し5回無失点の好投で来日初勝利を手にした。
2024年05月07日 21:31
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は最下位の広島に敗れ、好投の先発・村上を見殺しにする形となった。終盤の満塁機で得点できなかったが、岡田彰布監督(66)は、八回1死満塁での佐藤輝の見逃し三振ついて「あれ、ストライクか。なんか、ちょっと広かったなあ」と首をかしげながらも、「選球眼のええバッターやったら、審判も人間やから、ボール言うかも分からん。そういう意味では味方に付けなあかんわ、審判も」と説いた。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−先発の村上に勝ちをつけたかったか。
「まあ、自責ゼロやからなあ」
−村上は粘り強く投げていた。
「いやいや、だからまだいかせたんよ。あそこな。そら、お前勝ち投手な、(自責)ゼロで負けたらな」
−六回に代打を出さなかったのは続投の方が試合に勝つ確率も高いと考えた。
「いや、確率やなしに、そんなん代えられへんよ、あんなところで。(打席が)回ってきても代えてないよ、そんなん。誰も用意してないよ」
−七回、八回はチャンスだった。
「あれ、ストライクか。なんか、ちょっと広かったなあ。近本のも簡単に見送ったやつもなんか」
−今日は球審の判定か。
「判定ていうか、そらボールばっかり振ってるバッターやからな。そらそうやで、選球眼のええバッターやったら、審判も人間やから、ボール言うかも分からんで」
−そう思われてる。
「そうやんか、ボール振るバッターやから、そら人間やから審判も思いよるよ。こいつは絶対ボール振れへんてなればボールなるよ。機械じゃないんやから。そういう意味では味方に付けなあかんわ、審判も」
−八回もなんとかしたかった。
「そんなん当たり前やんか、なんとかしたいのは。まあでも、2球ファウルでも甘い球やからな結局な、あれファウルにしとったらなあ、あかんわなやっぱりな。あれで仕留めとかなあかんわのう」
−カウント1−3の5球目とか。
「のう。真っすぐも1、2、3で行けるようなカウントやしなあ。そういう意味では1球で仕留める、そういう場面やから。何球も粘って粘ってのあれじゃない場面やもんな。ああいうチャンスは一発で仕留めんとなあ、1スイングで」
−2点差で桐敷を投入したのも勝ちにいくため。
「いやそら分からんから。打順的にもなあ、一番点入る打順やったしなあ」
−広島・床田ももう負けられないと投げてきた。
「でもよう投げさしたなあ。頭から変わると思ったけどなあ、八回は」
−続投してきた時はしめたと思ったか。
「そら思うよ」
−中野も2失策とは珍しい。
「いや、シートかぶせた後は気いつけなあかんねん」
2024年05月07日 21:25
「ロッテ6−1西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが快勝し4連勝で貯金1とした。今季の西武戦は無傷の6連勝となった。
打線は0−0の五回2死一、二塁からソトが、ボー・タカハシから右翼への適時三塁打を放った。助っ人がDeNA時代の2021年以来、3年ぶり、NPB2本目となる三塁打で2点の先制点をもたらした。2−1の六回には1死満塁から藤岡の右中間適時二塁打などで4点を奪って突き放した。
先発したダイクストラは毎回、得点圏に走者を置きながらも粘り、5回を5安打無失点と好投。3度目の登板で来日初勝利を挙げた。
2024年05月07日 21:22
「ソフトバンク−日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
白熱した延長十一回に珍プレーが起こった。
日本ハムは1死二塁の好機を作り、打席には上川畑。カウント2−2からボール球を見送ると、防具を外しながら一塁へ歩き出した。
四球ではなく、フルカウント。一塁に向かった上川畑は当然、打席に戻される。ボールボーイにいったん渡した防具一式とバットを再び手渡され、肘、そしてスネに装着。打席に立った。そんなシーンに三塁側ベンチからは思わず笑みを漏らす選手も。
上川畑は結局三振に倒れた。