2024年04月26日 22:45
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場) 高津ヤクルトが、相手のミスにつけ込むなど12安打8得点で快勝。上半身のコンディション不良から復帰したエース・小川が、今季初先発で初勝利を挙げた。 試合後の高津監督は小川の力投を、「もうちょっとバタバタするかと思ったんですけど、さすがのマイペースぶりでね」と笑みを交えて評価。勝利に導いた要因について、「1、2番を一度も出さなかったというところは、非常によくできたピッチングだったと思いますね」と振り返った。 1番・近本&2番・中野の俊足コンビには、これまでも幾度となくやられてきたヤクルト投手陣。だが、この日の小川は四球などで塁に出すことなく、完璧に封じ込めたことが阪神打線を最少失点に抑え込んだ要因になった。 またこの日は勝利の方程式を担ってきた清水が再調整で抹消となった。昨季守護神を務めた田口と合わせて、八&九回の男が不在の中で戦うことを余儀なくされている中で、小川が見せた7回までの力投。高津監督は「彼もそれなりに責任は感じているでしょうしね。これから200イニング目指して頑張ると思います」と饒舌だった。
2024年05月07日 22:55
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は守備面でミスが絡んだ失点を喫し、攻撃面では終盤の好機を生かせずに敗れた。その中で、元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏が、7回5安打2失点自責0で敗れた村上投手について「もし僕が村上投手であれば、悔しいのは床田投手に打たれた場面かな」と振り返った。
それは1点ビハインドの五回のこと。1死から中野の失策で堂林に出塁され、1死を挟んで2死一塁で投手の床田を迎えた場面だ。力強い直球を交え、厳しく内角も攻めながらも6球粘られて、7球目の緩いカーブを右前に運ばれて一、二塁とされると、続く秋山に適時打を許した。
「配球としては、カーブという選択もあったので、そこを責めるのは結果論になるかなと。もちろん、強いボールで押し切っても良かったかもしれないですが、それを打たれた可能性もあるので。そこまで粘られていたので、球種を変えてという考えは間違ってなかったと思います。だから自分が村上投手であれば、カーブを打たれたということではなく、投手に打たれた結果、そしてそれが失点につながった結果が悔しいかなと思いますね」
試合としては、初回にも中野の失策が絡んで失点していた。「もちろん、エラーが出た後だから抑えたいというのも、投手心理としてはあったと思いますが」。失策のあとのピンチは初回に続いて、五回が2度目。そういった意味でも、防ぎたかった状況であり、その上で、そこで投手につながれたことへの悔しさがあるというのが、井川氏の考えだ。
「ただ、負けはしましたが村上投手のボール自体は良かったと思います。ボールの走りも良くて、コントロールも良かった。切り替えて次の登板に向かっていけばいいと思います」と次の登板に期待を寄せた。
2024年05月07日 22:53
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
広島が首位・阪神に完勝。勝率5割復帰に王手をかけ、敵地・甲子園では3連勝となった。
昨季からCSを含め5連敗中、今季2戦2敗の天敵・村上攻略へ攻撃陣が奮起した。初回は先頭・秋山の二塁打を皮切りに、プロ入り初めて4番に入った小園の中犠飛で先制した。五回は2死一、二塁から秋山の適時打が飛び出し、貴重な追加点をもぎ取った。
投げては村上と今季3度目の投げ合いとなった先発・床田が7回1/3を無失点の力投で3勝目。昨季から村上との投げ合いでは3連敗中だったが、“4度目の正直”で投げ勝った。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。
−床田が流れを引き寄せた。
「素晴らしいピッチングだったと思います」
−球数は七回終了時で104球だった中、八回も続投。
「(八回、阪神の攻撃が)1番から始まるということで、球数がちょっといってたんだけど、1番から始まるっていうことで、行ってもらいました。でも、もし佐藤輝選手まで回るようなことがあったら、そこではもう変えようっていう風に決めてたんで」
−八回1死満塁で登板した島内が、見事な火消し。
「いや、本当ね、もうすごい場面で、すごいピッチングをしてくれたと思います。ナイスピッチングでした」
−打線は、秋山が突破口を切り開いた。
「ね、本当にアキらしいというか、貴重な追加点だったし、あのタイムリーもでしょ。追加点がほしいって思ってるとこでね、ほんとに貴重な、タイムリーを打ってくれた。初回の小園の犠牲フライもね、しっかりと捉えた当たりだったんで」
−小園を4番に配置したタイミングは。
「きょう4番にしようと思ったんじゃなしに、そういう(要素)も持ってたんで色々考えて、やっぱりこう、得点圏で強いっていうのもあるし。いろいろ打順の並び、座りを考えた時に、4番に入ってもらいました」
−今後も十分可能性はある。
「もちろん。それもいろいろ、こっちも考えながらやっていきたいなと思います」
2024年05月07日 22:47
広島・末包昇大外野手(27)が8日・阪神戦(甲子園)で今季初めて1軍昇格することが決まった。7日の同戦後、新井貴浩監督(47)が「あした(8日)来ます」と明言した。
末包は2月のキャンプ前に左膝の内側半月板損傷で戦線を離脱。リハビリを重ねてその後は順調に歩みを進めてきた。この日はウエスタン・阪神戦(由宇)で待望の今季1号ソロ。茨木の変化球をバックスクリーン左へ突き刺した本人は「下(2軍)で苦しんだ分、上(1軍)でしっかり結果を残したい。昨年の悔しい思いがいっぱいあるので晴らせたら」と闘志を燃やした。
代わって田村俊介外野手(20)が2軍合流となる見込み。新井監督は「開幕してここまで、すごくいい経験をしていると思う。ただ、他の選手も頑張っているので、なかなかスタメン機会が減ってきていた。彼はまだ若いこれからの選手。彼と話をして『これからなんだから、しっかり野球をしてきなさい』というふうに言いました」と語った。
2024年05月07日 22:46
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが延長十二回に無死満塁の絶好機を作り、代打・周東佑京外野手の左犠飛で今季4度目のサヨナラ勝ちを果たした。
2024年05月07日 22:45
ソフトバンク2―1日本ハム(パ・リーグ=7日)――ソフトバンクがサヨナラ勝ちで3連勝。
延長十二回、代打・周東が犠飛で、試合を決めた。ヘルナンデスは、来日初勝利。日本ハムは六回以降、無安打に終わった。
◇
ロッテ6―1西武(パ・リーグ=7日)――ロッテが4連勝。1点差とされた六回に、山口、藤岡らの適時打で突き放した。序盤の好機を逃した西武は、中村剛のソロだけに終わり、今季はロッテに6連敗。
2024年05月07日 22:23
巨人2−0中日(セ・リーグ=7日)――巨人が投手戦を制した。
七回、門脇の適時打で均衡を破り、押し出し四球で1点を追加した。山崎伊は、今季初完封。中日は、中盤の好機を逃したのが痛かった。
◇
広島2−0阪神(セ・リーグ=7日)――広島が競り勝った。小園の犠飛で先制し、五回は秋山の適時打で加点。床田が八回途中まで好投し、救援陣も踏ん張った。阪神は、終盤の好機を生かせなかった。
2024年05月07日 22:20
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムは十二回、痛恨のサヨナラ負け。首位攻防で2連敗となり、ソフトバンクとのゲーム差は4・5に広がった。
十二回は6番手・矢沢が決勝点を奪われた。無死満塁のピンチを招き、代打・周東の犠飛で試合終了。本塁のタイミングは完全にセーフも新庄監督は権利が残っていたリクエストを敢行。さらに、三塁走者のスタートを巡りアピールプレーもしようと最後まで執念をみせた。
新庄監督は「今日は精いっぱい戦いました。誰も責められない」と振り返り、矢沢についても「いい経験したと思いますよ。いいピッチャーになると思うんでね」とうなずいた。
敵地での首位攻防で大熱戦を演じた。「今日はどっちもどっち。またオーダーを考えて」と、8日の第3戦に視線を向けた。
2024年05月07日 22:05
「ロッテ6−1西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
西武が完敗で3連敗。
2024年05月07日 21:50
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
日本ハムは十二回、痛恨のサヨナラ負け。首位攻防で2連敗となり、ソフトバンクとのゲーム差は4・5に広がった。
先発の山崎が7回5安打1失点の好投。四回に山川に同点ソロを被弾したが、粘り強く最少失点に抑えた。
だが、打線が援護できず。ソフトバンク・有原を攻略できず、十二回に矢沢が無死満塁から代打・周東の犠飛で決勝点を献上した。
タイミングは完全にセーフだったが、新庄監督はわずかな望みにかけてリクエスト。判定は変わらず試合終了となった。
場内が暗転し、ソフトバンク選手、ファンが歓喜にわく中、日本ハム内野陣はイチかバチか、三走のスタートを巡りアピールプレーを敢行しようとしたが認められず。すでに引き上げていた審判が戻って新庄監督に説明すると、納得した様子で引き下がった。
2024年05月07日 21:49
「ソフトバンク2−1日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが十二回、代打・周東の犠飛で劇的サヨナラ勝ち。2位・日本ハムに連勝し、ゲーム差を4・5に広げた。
打線は四回、山川が2戦連発の同点9号ソロ。先発の有原は8回を投げ、5安打1失点の好投。九回以降はオスナらリリーフ陣が無失点に抑え、3連勝を呼び込んだ。
2024年05月07日 21:45
○ ロッテ 6 − 1 西武 ●
<6回戦・ZOZOマリンスタジアム>
ロッテのダイクストラが7日、西武戦に先発し5回無失点の好投で来日初勝利を手にした。ヒーローインタビューに上がったダイクストラは日本語で「ありがとうございます」と第一声。
ダイクストラは初のZOZOマリンスタジアムでのマウンドに「本当にこんなに素晴らしいファンの方に応援されて、しっかりとした投球ができて非常に嬉しく思います。バックも守ってくれて、佐藤都志也もいいリードをしてくれて、最高の気分です」と振り返った。
マリーンズファンの大声援を受けての登板となったダイクストラは、「こんなに強い風が吹くとは思っていなかったんですけど、何とかストライクゾーンにしっかりとした投球をして打者を打ち取ろうという気持ちでマウンドでは臨んでいました」と、初回から毎回走者を背負う投球も粘りの投球で、5回までスコアボードに0を入れた。
「本当に任された試合はしっかりした投球をしたいと思いますし、ファンの皆さんに喜んでもらえるような投球をしますので、これからもご声援よろしくお願いします」と、マリーンズファンに今後も安定した投球することを誓った。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
2024年05月07日 21:31
「阪神0−2広島」(7日、甲子園球場)
阪神は最下位の広島に敗れ、好投の先発・村上を見殺しにする形となった。
2024年05月07日 21:25
「ロッテ6−1西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが快勝し4連勝で貯金1とした。今季の西武戦は無傷の6連勝となった。
打線は0−0の五回2死一、二塁からソトが、ボー・タカハシから右翼への適時三塁打を放った。助っ人がDeNA時代の2021年以来、3年ぶり、NPB2本目となる三塁打で2点の先制点をもたらした。2−1の六回には1死満塁から藤岡の右中間適時二塁打などで4点を奪って突き放した。
先発したダイクストラは毎回、得点圏に走者を置きながらも粘り、5回を5安打無失点と好投。3度目の登板で来日初勝利を挙げた。
2024年05月07日 21:22
「ソフトバンク−日本ハム」(7日、みずほペイペイドーム)
白熱した延長十一回に珍プレーが起こった。
日本ハムは1死二塁の好機を作り、打席には上川畑。カウント2−2からボール球を見送ると、防具を外しながら一塁へ歩き出した。
四球ではなく、フルカウント。一塁に向かった上川畑は当然、打席に戻される。ボールボーイにいったん渡した防具一式とバットを再び手渡され、肘、そしてスネに装着。打席に立った。そんなシーンに三塁側ベンチからは思わず笑みを漏らす選手も。
上川畑は結局三振に倒れた。
2024年05月07日 21:18
「中日0−2巨人」(7日、バンテリンドーム)
巨人が完封勝ちで連敗を2で止めた。山崎伊がチーム初の先発完封で3勝目を飾った。
先発の山崎伊は序盤から粘りの投球でナインを鼓舞。六回、1死一、二塁のピンチを背負ったが、4番・細川を空振り三振に斬ると、続く中田も遊飛に抑えて脱した。
阿部監督も右腕の力投を絶賛。「それに尽きます。最後振り絞って頑張ってくれた。素晴らしい完封だった」と絶賛。投球内容を振り返り、「バロメーターのフォークが今日は良かった。まだいけるなと思って最後までいかせました。広いし、気持ち楽に投げられたんじゃないかなと」とうなずいた。