2024年04月27日 11:55
「ブーイングも嫌ではないです」 ■ドジャース 12ー2 ブルージェイズ(日本時間27日・トロント) ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し初回の第1打席で7号ソロを放った。敵地から特大ブーイングを浴びた中での一発。「僕がブルージェイズのファンだったら、普通にブーイングすると思いますし、野球、スポーツの一環かなと思います」と理解を示した。 初回1死の第1打席でバシットの3球目を捉えた。内角へのスライダーを引っ張り、右翼スタンド一直線。打球速度96.1マイル(約154.7キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、角度37度だった。 昨オフには一部米メディアによって、大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと報じられた。誤報だったが敵地のファンからブーイングも飛ぶ、異様な雰囲気のなかで放ったアーチだった。これが移籍後、7本目の本塁打で沖縄生まれのロバーツ監督が持つ、球団の日本生まれの選手最多記録に並んだ。 試合後、取材に応じた大谷は「結果的に僕はブルージェイズにノーと言っている立場なので。ファンの方はブルージェイズが大好きだと思いますし、ブルージェイズはブルージェイズを応援するのが筋じゃないかなと」話した。「ブーイングも嫌ではないです」とコメントした。(Full-Count編集部)
2024年05月08日 21:31
「DeNA2−6ヤクルト」(8日、横浜スタジアム)
高津ヤクルトが連敗を「2」でストップ。最下位脱出へ、5位・中日と並んだ。史上最年少200号へ王手をかけていた村上にメモリアルアーチは出なかったが、チームとして2桁安打を放つなど打線が活発に得点を続けた。
初回からヤクルト打線がつながった。DeNA先発・石田健の立ち上がりを攻めて、塩見、丸山和、オスナの3連打で先制点を奪取。さらに村上も適時打で続き、長岡にも適時打が飛び出した。5本の集中打で3得点を奪うなど、強打の打線が先制攻撃に成功した。
大きな援護をもらった先発・吉村だったが、二回は京田に、三回は牧に適時打を浴びた。筒香フィーバーにわく敵地&さらに強力になったNEW打線を警戒していたが、ストライクとボールがはっきりするほど制球に苦しんで5回に115球を要する内容。苦しみながらも2失点にまとめ、中継ぎ陣に託した。
六回は山本がピンチを背負いながらも無失点。七回は6日の同戦で筒香に決勝3ランを被弾するなど乱調だったエスパーダが三者凡退に抑えた。
2024年05月08日 21:26
● 阪神 1 − 3 広島 ○
<7回戦・甲子園>
2試合連続で広島との接戦を落とした阪神は2連敗。2カード連続の負け越しで最大6あった貯金は3となった。
先発の大竹は3回、8番・中村健に先制ソロを浴びるも6回4安打1失点と安定。4勝目とはならなかったものの、昨季6勝を挙げた広島との今季初対戦で再び好投した。
同点の7回は2番手・桐敷がゼロを刻んだものの、8回を託されたゲラが誤算。二死二塁から4番・小園、5番・末包に2者連続となる適時打を浴び、2/3回2失点で今季2敗目(5セーブ)を喫した。
攻撃陣は1点を先制された直後の3回裏、2番・中野の右前適時打で追いつくも、立ち上がり不安定だった広島先発・大瀬良を捕らえ切れず。5回以降は広島投手陣にノーヒットに抑え込まれ、計4安打1得点に終わった。
2024年05月08日 21:24
「阪神1−3広島」(8日、甲子園球場)
2カード連続の負け越しとなった阪神・岡田彰布監督は3番・ノイジーから6番・森下まで無安打に終わった打線に嘆き節だ。「点入らんわ」「こんなんで勝つのは無理やわ、はっきり言うて」と厳しい言葉を発し、打開策としてミーティングで高めのストレート攻略をテーマにしていることを明かしたが、なかなか上向かない状態に苦言を呈した。
以下、岡田監督との一問一答。
−序盤でもっと点が欲しかった。
「そら、真ん中でヒットでえへんのやから。お前、そら1点って入らへんやん」
−大瀬良は中盤以降立ち直った。
「おお、ちょっとよおなったけどな。最初ちょっとボール多かったしな、そんなええことなかったやろうな」
−3度目の対戦で組み立ても変えてきた。
「そんなん変えへんよ。そんな変わってないと思うよ」
−打者の問題。
「ずっというてるよ。そんな低めに来ないってな。みんな高めやろ、打ちとってるの。もう複数回言うてるよ。ミーティングでも」
−相手チームは去年を見て。
「そうそうそうそう、いやだから開幕前から言うてるよ。そら、攻め方を変えてくるって。でも力負けやで、高めのまっすぐを。力負けのストレート空振りやで。いやほんまそうやで」
−1人、2人状態いいバッターが出てくれば。
「状態ええってええことないんやからしゃあないやん。毎日そないして上がるようにやってるけど、上がらへんのはしゃあないわ、これは」
−高めのまっすぐを対応するのに必要なことは?
「前で打ったらええやん。簡単なことや。当たり前やんか。遅れているから空振りするんやろ。ファウルにもならんやろ?バットの軌道が合うてないんやろな、下から出てな」
−大竹は相変わらず向こうは嫌そう。
「まあ球数もな、ちょっと、とらえかけたけどな、何とかな、1点で抑えたけど、五回、六回ぐらいはなあ。まああそこまで投げたら先発としては十分やけどなあ」
−石井は。
「久しぶりに投げさせたけどな、ファームでもよかったから。そら、石井のこと言うてもしゃあないやろ」
−ゲラは広島にまた。嫌なイメージがあるか。
「どうかな。今日はボールいってなかったやろ、コントロール悪かったしな。あそこ打たせたらいいバッターやのにな、それがフォアボールなるんやからな。コントロール悪かったし、今日はボール走ってないなと思っていたよ」
−今日も新井監督は粘り強く。
「そら知らんけど、新井のことを俺が言うのもあれやけど。でも、あそこまで投げさせるやろ。向こうも2枚おるわけやから、7回まで投げたらいける、それは当たり前やから。1イニング減らしたら誰かが投げなアカンわけやから」
−クリーンアップに奮起してほしい。
「え? クリーンアップっていうか、4人やんか。真ん中の4人がノーヒットか。そら点入らんわな。ヒットが出るとかよりも内容が悪すぎるよな、打ち取られ方のな。そら点入らんわ。こんなんで勝つのは無理やわ、ハッキリ言うて」
2024年05月08日 21:22
● 中日 1 − 4 巨人 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏が、中日の8回の失点した場面について言及した。
2024年05月08日 21:19
「楽天4−1オリックス」(8日、こまちスタジアム)
楽天が逆転勝ちで連敗を3で止めた。1点を先制された直後の二回に追いつくと、三回は村林、浅村、島内の3連打で死死満塁とし辰己が押し出し四球を選んで勝ち越した。四、七回にも1点ずつを追加した。
先発の藤井は5回を6安打1失点で今季2勝目。
2024年05月08日 21:18
「楽天4−1オリックス」(8日、こまちスタジアム)
オリックスは楽天に敗れ、カード勝ち越しとはならなかった。
先発の宮城は今季最短の4回9安打3失点(自責1)で降板し、自身4敗目となった。
初回は1死一塁から浅村を空振り三振に仕留めた後、島内の打球が宮城を襲ってグラブ付近に当たったが、うまくカバーしてアウトとしていた。
ただ、二回以降は不運な当たりや味方の拙守もありながら失点を重ねていく。特に1点ビハインドの三回は3連打を許した後に2死を奪ったところまでは良かったが、辰己に押し出しの四球をを与えるなどらしくない投球だった。
四回は平良にセーフティーバントでの内野安打を許した後。トレーナーがマウンドへかけつけるシーンもあった。被安打9は今季ワースト。86球での交代となった。
2点ビハインドの七回から吉田ががい旋登板。2軍戦を含めると3年連続地元・秋田での登板となった右腕は、1回2安打1失点だった。
先頭の村林には左前打を許したが、続く浅村は中飛。雨脚が少しずつ強くなる中、続く島内を四球、鈴木に左前打で満塁のピンチを招いた。
次打者・茂木の二ゴロの間に三走が本塁に生還し、失点。辰己は空振り三振に仕留めたが、快投を演じることはできなかった。
打線はセデーニョがまたも楽天相手に一発をかました。二回1死走者なし。左腕の藤井から左中間へ先制の7号ソロ。7本中5本が楽天と打ちに打ちまくっている。ただ、三回以降はチャンスを演出しながらも得点できない展開が続いた。
2024年05月08日 21:13
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏は、同日に一軍登録抹消された巨人・大城卓三について言及した。
山本氏は「監督が代われば、使う選手が代わるというのはあるんですけど、今年は小林捕手、岸田捕手が使われることが多い。守り勝つ、先制点を取る、すごく阿部監督に代わってから堅い野球をやっているイメージが強いんですよ。その辺で1点を守り勝つ野球というところでリード面、送球面、色々加味してのことかもしれませんね」と自身の見解を述べた。
大城は昨季134試合に出場して打率.281、16本塁打、55打点をマークするなど、“打てる捕手”として活躍していたが、今季はここまで23試合に出場して打率.188。阿部慎之助新監督となった今季、小林誠司、岸田行倫がスタメンマスクをかぶり、ベンチスタートという試合が増えていた。
(提供:東海ラジオ ガッツナイター)
2024年05月08日 21:11
● 中日 1 − 4 巨人 ○
<9回戦・バンテリンドーム>
東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏が、巨人・坂本勇人の初回の先制犠飛について言及した。
2024年05月08日 21:09
「中日1−4巨人」(8日、バンテリンドーム)
中日が連敗で今季ワーストタイの借金「2」となった。好投していた小笠原を見殺しにしてしまった形だ。
打線が巨人・堀田を打ちあぐねた。序盤二回まで打者6人で抑え込まれると、三回2死二塁の好機では大島が凡退し無得点。四回以降、毎回安打が飛び出す展開も決定打が放てず、スコアボードにはゼロが並んだ。九回に1点を奪ったが、反撃もそこまでだった。
先発の小笠原は初回に1死満塁から犠飛で先制点を許すも、以降は粘りの投球。巨人打線を二回から七回まで無得点に封じ込めた。7回5安打1失点と先発の責任を果たしたが、2番手の藤嶋が八回に炎上。2死満塁から長野に右中間を真っ二つに破られる3点二塁打を許して本拠地は静まりかえった。
これで中日はカード負け越しとなり、6カード連続で勝ち越しがない状態。今季ワーストタイの借金2とふくらんだ。
2024年05月08日 21:08
「中日1−4巨人」(8日、バンテリンドーム)
巨人が連勝で貯金2とし、首位・阪神に0・5ゲーム差と迫った。先発の堀田が5回2/3を投げ、6安打無失点の好投で今季2勝目。22年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来、642日ぶりの先発勝利となった。初回、坂本が放った先制犠飛が決勝打。終盤の八回、長野が3点三塁打を放ち、ダメ押しした。
初回、丸が中前打で出塁すると、1死を挟んで吉川が左前打で一、二塁。4番の岡本和は四球を選び、満塁とチャンスを広げた。ここで打席に立った坂本は1ストライクから2球続いた直球にコンタクト。きっちりと中堅後方にフライを打ち上げ、三塁から丸が悠々と先制のホームを踏んだ。
「(堀田)賢慎が先発なので、なんとか援護をしたいと思っていました。先制点に繋がり良かったです」
初回から援護を受けた堀田は、直球とフォークを軸に強気の投球。三回以降、毎回のように得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球で得点を許さなかった。六回、2死一塁で2番手・船迫にバトン。石川昂を空振り三振に仕留め、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
「序盤はストレートが良く、要所で制球良く投げられていたと思います。前回同様、2巡目以降でピンチを背負うケースが多かったのでそこは反省し、次の課題にして今後取り組んでいきたいと思います」
最少リードを守って終盤を迎えると、八回に2死満塁の好機で長野が走者一掃の3点三塁打。坂本、長野とベテランのバットで連勝を導いた。阿部監督は「いやもう素晴らしい」と堀田を絶賛し、長野のスタメン起用には「困ったときのベテランだと思うし、明日休みだしね」と語った。
2024年05月08日 20:59
● 阪神 1 − 3 広島 ○
<7回戦・甲子園>
2試合連続で接戦を制した広島は勝率5割に復帰。首位・阪神とのゲーム差は1.5に縮まった。
広島打線は3回、8番・中村健が今季初安打となる1号ソロを左翼席へ運び先制。1−1の同点で迎えた8回は2番・二俣の四球などで二死二塁とし、4番に入った小園の右前適時打で勝ち越した。なおも二死二塁と好機は続き、5番・末包の左前適時打で3点目。今季初出場となった末包は4打数2安打1打点と存在感を示した。
先発の大瀬良は3回に1点を失うも、尻上がりの内容で7回106球、4安打1失点の力投。6回は阪神・佐藤輝からフォークで空振り三振を奪い、NPB史上157人目となる通算1000奪三振を達成した。
8回は島内、9回は守護神・栗林が9セーブ目(1敗)で締め、7回1失点の大瀬良は今季初勝利。阪神戦の白星は実に3年ぶりとなった。
2024年05月08日 20:57
「ソフトバンク3−1日本ハム」(8日、みずほペイペイドーム)
首位との3連戦に3連敗した日本ハム・新庄監督は「結果こうなったけど、まだシーズンは長いしね。
2024年05月08日 20:55
「阪神1−3広島」(8日、甲子園球場)
広島が接戦を制して阪神に連勝。3カードぶりの勝ち越しで勝率5割に復帰し、昨季から苦手にしていた甲子園で4連勝を飾った。
打線は三回1死で中村健が大竹から2年ぶりの一発となる今季1号となる先制ソロ。昨季、チームが7試合で0勝6敗だった天敵左腕から突破口を切り開いた。
同点の八回は相手3番手・ゲラを攻めて2死二塁とし、4番・小園が勝ち越しの右前適時打。さらにこの日1軍昇格即スタメンの末包が左前適時打を放って、大きな2点を奪った。
先発・大瀬良は7回4安打1失点の好投。1点リードの三回は中野の適時打で試合を振り出しに戻されたが、以降は落ち着いた投球を披露した。序盤はボール先行が目立ったものの、中盤からはカーブを織り交ぜて投球にアクセントを加え、五回から七回まで阪神打線を無安打に封じた。
六回は2死で佐藤輝を空振り三振に斬って通算1000奪三振を達成。六回2死三塁の好機では新井監督が代打を送らず、続投。七回をぴしゃりと抑えて八回の勝ち越しを呼び、今季5試合目で初勝利をつかんだ。
ヒーローインタビューでは「何とか粘り強くと思って」とコメント。昨オフの右肘手術を乗り越え「支えてくれたみなさんに感謝したい」と語った。続投の場面は「正直、代わるのかなと思った」と本音を吐露も「いいリズムでいけばチャンスはくる」と気迫で腕を振った。
守備では同点に追いつかれた直後、菊池のスーパープレーでノイジーを併殺に仕留めたことも、流れを呼ぶ一因となった。
2024年05月08日 20:54
「阪神1−3広島」(8日、甲子園球場)
阪神は広島に連敗し、2カード連続の負け越しを喫した。振り返れば2位・巨人が0・5ゲーム差に迫ってきた。
先発の大竹は初回、二回は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。三回は8番・中村健に左翼への先制ソロを許したが、五回までを3安打に抑えてゲームメークした。同点の六回には2死二、三塁と一打勝ち越しの危機を招くも、末包を左飛に打ち取ってピンチを脱出。昨季6勝挙げた“お得意様”相手に好投し、6回4安打1失点でマウンドを降りた。
誤算だったのは八回から3番手でマウンドに上がったゲラ。1死から四球で走者を出して迎えた2死二塁。4番・小園に勝ち越しの右前適時打を許した。続く2死二塁でも末包に左前適時打を浴びて追加点。0回2/3で降板となった。
打線は相手先発の大瀬良に苦戦。昨夜得点に絡む2失策を犯した中野が、1点を追う三回2死二塁で同点の右前適時打をマーク。直後、ノイジーの三ゴロで二塁・菊池がスーパープレーを見せて併殺に仕留められた。打線の火が消し止められたのが響いた。
岡田監督は「そら(打線の)真ん中でヒットがでえへんから」と中軸の不振をなげいた。高めの真っすぐに抑え込まれる場面が目立ち「前で打つ事よ」と語り、ミーティングでも口酸っぱく言っていることを試合後の会見で明かした。
六、七回も三者凡退。八回は先頭の代打・糸原が四球で出塁して2死二塁の好機を作ったが、ノイジーが見逃し三振に倒れて無得点に終わった。最終的に3番・ノイジーから6番・森下までノーヒット。指揮官は「こんなんで勝つのは無理やわ」と嘆いた。
前日7日・広島戦(甲子園)も完封負け。首位を走る猛虎打線に火が付かない。
2024年05月08日 20:52
「楽天−オリックス」(8日、こまちスタジアム)
オリックス・吉田輝星投手(23)が2点ビハインドの七回からがい旋登板。地元・秋田のマウンドで、右腕は1回2安打1失点だった。
先頭の村林には左前打を許したが、続く浅村は中飛。雨脚が少しずつ強くなる中、続く島内を四球、鈴木に左前打で満塁のピンチを招いた。
次打者・茂木の二ゴロの間に三走が本塁に生還し、失点。辰己は空振り三振に仕留めたが、快投を演じることはできなかった。
オリックスが秋田で試合をするのは2016年5月の楽天戦以来だが、吉田にとっては日本ハム時代の22年6月の楽天戦以来の秋田でのマウンド。前回登板時は先発で4回1/3を投げ、2失点で敗戦投手になっていた。
2軍戦も含めれば3年連続の地元登板へ、試合前は「なかなかない機会だと思うので、いつも以上に気持ちを入れて自分らしい投球ができれば」と決意をにじませていた。